ESの書き方は?就活生が志望企業の内定に近づくためのエントリーシートのコツ

ESの書き方を紹介~就活生はエントリーシートで志望企業の内定に近づこう~

ESの書き方は、就活生が企業から内定を勝ち取るためにかならず知っておきたい要素のひとつです。効果的なESで、企業の担当者に自分をPRしましょう。この記事では、エントリーシートの書き方や作成時のコツ、エントリーシートを企業に送る際のポイントについて解説します。

この記事のまとめ

 1.エントリーシートの書き方を見ながら進めていこう

 2.書き方のコツは「先に要点を絞っておくこと」

 3.エントリーシートを送るまでしっかりと準備しよう

ESの書き方を紹介

ESの書き方を紹介ESの書き方を5つのポイントに分けて紹介していきます。

  • 基本情報や学歴
  • 志望動機
  • 自己PR
  • 短所・長所
  • ガクチカ
  • 10年後のなりたい姿
  • 今の大学を選んだ理由
  • 一番、興味を持って取り組めた授業について
  • 専攻している分野を選んだ理由
  • 研究テーマ
  • 入社したらやってみたいこと
  • 他にエントリーしている企業について
  • 当社の強みと弱みについて
  • 自由記入欄

それぞれについて解説するので参考にしてみてください。

ESの書き方1:基本情報や学歴

ESの場合も、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を書く欄は必ずあります。こういった情報をESに書くときのポイントを、ここではまとめてみました。

ポイント1「建物名や学校名などは正式名称を書く」

ESに住所を書くときは、都道府県名や建物名、部屋番号などを省略しないで記入する必要があります。また、卒業した学校名や在籍している学校名も、履歴書と同様に正式名称を書きましょう。

電話番号を記入する欄には、確実に連絡が取れる番号を書きます。留守番電話対応がある固定電話や携帯電話の番号などを書いておくと、担当者から連絡があったときにすぐに対応ができます。

ポイント2「提出の日付を記入する」

形式を問わず、ESを提出する日付は忘れずに記入するようにします。提出日の日付は、WEB形式の場合はデータを送信する日付、郵送の場合は封書を投函する日の日付です。

ESの場合も提出期限が設けられていることが多いため、日付を書いて提出日を明らかにしておくことは大切です。

ポイント3「学歴は中学校卒業から書く」

とくに指定がない限り、ESの学歴欄には中学校卒業から記入をします。履歴書と合わせてESを提出する場合は、学歴の内容に矛盾点がないかどうかを確認しておくことが必要です。

卒業や入学の年度などは、十分に確認しておきましょう。

ESの書き方2:志望動機

ESの志望動機欄を書き始めるにあたっては、一定の準備が必要です。手書きのESの場合、間違えて書いてしまうと修正が難しいため、ステップを踏んで準備をおこないましょう。

ステップ1「経験をもとに自己分析をする」

説得力のある志望動機を書くには、自分の気持ちを掘り下げて考える自己分析が必要になってきます。自己分析の材料になるのが、自分のこれまでの経験です。

自分が楽しいと思ったことや頑張ったこと、大変だったことなどをピックアップして、そのときの気持ちを振り返りましょう。「なぜ楽しいと思ったのか」や「なぜ頑張れたのか」、「なぜ大変だったのか」などは、理由を掘り下げるときに役立つ問いです。

ステップ2「企業研究をする」

自己分析の次に行っておきたいのが、企業研究です。このステップでは、志望する企業について研究し、事業内容や理念、社風を理解します。自己分析で見えてきた自分の価値観と企業の社風や経営者の価値観などに共通点があれば、志望動機に活かせます。

このような内容を照らし合わせることは、自分がその会社を選んだ理由を把握するうえで必要なアプローチです。企業のどのような点に魅力を感じたのかを考えるのが、コツになるでしょう。

ステップ3「考えがまとまったら、エントリーシートに記入する」

自己分析と企業研究で志望動機の考えがまとまったら、エントリーシートに記入をします。このときには、自分の考えをわかりやすい文章で書くことを心がけましょう。

論理的でわかりやすい内容にするには、最初に「応募先企業のどんなところに魅力を感じているのか」を、一文で記すと効果的です。

その次に魅力を感じている理由を簡単に説明し、入社後に「どのような仕事に取り組みたいのか」や「自分の能力を仕事にどのように活かせるのか」を順に書いていきます。

ESの書き方3:自己PR

ESの自己PR欄を書くときのポイントになるのが、次の3つです。

  • 入社後にどんなことができるかをアピールする
  • 専門診断の結果を参考にするとアピールポイントを見つけやすい
  • 体験談でアピールをする方法もある

自己PR欄では、入社してから自分ができることをアピールするのがポイントです。エントリーシートで企業が見きわめようとしているのは、応募者に「自社が必要とする能力や性質があるか」です。

したがって、「入社後に自分がどんな働きができるか」をアピールすることを意識したほうが、採用担当者の心を動かす可能性があります。

「自分がどれほどその仕事が好きか」や、「どれほど強く入社したいと思っているか」などは、自分が貢献できる可能性を示す内容よりもアピール力が弱くなります。

自分がどんなことができるかを知りたいときは、WEB上の性格診断テストや自己分析ツールなどの診断結果を参考にするのが1つの方法です。

自己分析ツールについては以下の記事を参考に一度行ってみましょう。

こういったツールを活用すると、入社後にどんな仕事で活躍できるかが見えてくることが多く、エントリーシートでのアピールがしやすくなります。これといってアピールポイントが思い浮かばないときは、学校や以前の職場、家庭などで自分が成し遂げたことを記入するのもよいかもしれません。

エピソードの選び方によっては、自分のコミュニケーション能力やリーダーシップなどをアピールすることが可能です。

ESの書き方4:長所・短所

ESの長所・短所を書く場合は、「好奇心が強い」や「我慢強い」、「慎重」などの自分の特徴を洗い出すのが最初のプロセスです。

長所と短所に分類して特徴をピックアップする

自分の特徴をひと通り洗い出したら、長所になりそうなものと短所になりそうなものとに分類します。

一見すると短所に見えることも、ポジティブな見方をすれば長所になる場合もあります。前向きな言葉に言い換えられそうな特徴は、長所としてアピールしてみましょう。

例えば、「飽きっぽい」などの特徴が見つかったときには、「いろいろなことに興味を持つ」などの長所に言い換えることができます。

長所や短所の記入欄は、長所にウェイトを置いて書き、全体的にポジティブな内容になるように意識するのがコツです。

具体的なエピソードで説明すると説得力がでる

長所と短所は、具体的なエピソードを添えると説得力がでます。

例えば、簡潔に長所を示した後に、その長所を生かして成功させた出来事などを書くと、ストーリーとして理解しやすい内容になるでしょう。このようにすると、長所と短所をただ並べるだけよりも、その人のイメージが湧きやすくなります。

ESの書き方5.ガクチカ

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)はエントリーシートはもちろん、面接などでも聞かれやすい質問ですから、自信を持ってアピールできるエピソードを書きましょう。

大きな実績を残したものでなくてもよい

ガクチカを書くときに就活生が悩みがちなのが「学生時代にたいしたことをしていないから書くことがない」「この程度のエピソードを書いていいのか」などです。たとえば、部活動をがんばっていたが大会成績はそれほどではない、などです。

ガクチカで企業側が見ているのは実績や成果そのものよりも、そこにいたるまでのプロセスやあなたの具体的な行動、考え方などです。そこを伝えられるような内容であれば、一見地味に思えるようなエピソードであったとしても問題ありません。

成功体験以外も入れる

ガクチカでは、失敗や挫折経験なども盛り込むようにしましょう。たとえば大学のサークル活動に力を入れていたエピソードを書く場合、うまくいったことだけでなく「メンバー同士の考え方が対立して辞める人が増えた時期がある」などです。

企業側は、うまくいかなかったことや予期せぬアクシデントなどに遭遇した際に、学生がどのように行動しそこから何を学んだのかを知りたいと考えています。そのため、隠さずに書いたほうがよいでしょう。

ESの書き方6.10年後のなりたい姿

「就活の段階で、将来の自分の姿を具体的に思い描くのは難しい」と考える学生もいるかもしれませんが、以下を意識して書くとよいでしょう。

エントリーする企業風土と合っているか

このテーマは、企業側が「自社とマッチした将来設計をしているか」を見るために参考にすることがあります。

たとえば、じっくりと時間をかけて社員を育成する企業のエントリーシートに「10年後は管理職として部下をまとめる立場になっていたい」と書いても、必ずしもその希望が叶わないこともあります。その場合「うちの会社には合わないのではないか」という判断をされる可能性があります。

10年後のなりたい姿を書くときは、エントリーする企業の社風や企業風土を理解したうえで書いたほうがよいでしょう。

実在するOBやOGを参考にしてもよい

エントリーする企業にOBやOGがいる場合、その人のようになりたいと書くのもひとつの方法です。実在する人物を例にあげることで、自分も企業側も将来の姿をイメージしやすくなるためです。

ただし「○○さんのようになりたい」と抽象的に書くのではなく、そのOB・OGの仕事内容や仕事観、キャリアに対する考えかたなども知ったうえで具体的に書く必要があります。憧れているOB・OGがいる就活生は、相手にくわしく話を聞いてから書くようにしましょう。

ESの書き方7.今の大学を選んだ理由

数あるなかから今の大学に通うことになったのには、なんらかの理由があるはずです。説得力のある理由を伝えられるようにしましょう。

企業側が納得できる理由を用意する

大学へ進学するのに明確な理由があった人ばかりではなく「いくつか受けたがそこしか受からなかった」「高校から推薦をもらえたから」など、結果的にその大学へ行くことになった、という就活生もいるかもしれません。

しかし、それを企業にそのまま伝えると「あまりものごとを考えていなそう」という印象を与える可能性があるため、注意しましょう。

「第一志望の大学ではなかったが、進学後は○○について学ぶことができ、研究に打ち込む環境にも恵まれたためよかった」など、進学したことをプラスに変えられる要素を入れれば問題ありません。

実際に大学で取り組んだことを伝える

大学を選んだ理由と一緒に、大学のゼミで研究・発表したことやサークル活動など、大学で自分がおこなった活動を具体的に伝えると効果的です。大学も企業も、ただ入学・入社して終わりというわけではなく、「入ってから何をしたのか」が大切であるためです。

「有名な大学ではないから」「大学在学中にとくにがんばったことはないな」などと思わず、大学生活を振り返り、小さなことでもアピールするようにしましょう。

ESの書き方8.一番、興味を持って取り組めた授業について

大学ではさまざまな授業を受けますが、もっとも興味を持って取り組んだ授業について具体的に伝えましょう。

志望する企業と関連のある授業を選ぶ

たとえばメーカーの商品管理の職種にエントリーしているのに「明治時代の文学に関する授業にもっとも熱心に取り組んだ」などと書くと「その授業とうちの会社の仕事に、どう関係があるのか」と疑問に思われてしまうかもしれません。

できる限り、エントリーする企業や職種に関連のある授業を選びましょう。

仕事にどう活かせるかを書く

たとえば大学で「実際に企業とコラボレーションをして商品のプロモーションをおこなうゼミ」に入っていた場合、マーケティングや宣伝・広報などの仕事にエントリーする際に、そのことをアピールできるでしょう。

具体的な成果を伝えることはもちろん、そこからどんなことを得たのか、実際の仕事にどのように活かせるのかを書くようにしましょう。

ESの書き方9.専攻している分野を選んだ理由

大学で専攻している分野を選んだ理由について、大学を選んだ理由と同様に、説得力のある内容にすることを心がけましょう。

「卒業後を考えて決めた」ことをアピールする

たとえば大学の中国語学科に通っている場合、「人口が多く経済成長もさかんな中国や中国の方を相手にしたビジネスの需要が、将来的に増えると思ったから」などと伝えることで、早い段階で計画的に将来のことを考えていたという印象を持ってもらうことができます。

一方で、たとえば入学前は「将来は福祉の仕事がしたい」と考え社会福祉学科へ進学したものの、入学後にやりたいことが変わり、企業の営業職を受けるという就活生もいるかもしれません。

途中で進路が変わるのは悪いことではありませんが、その場合は「福祉の勉強を専攻するなかで学んだこと」「福祉の勉強が営業の仕事に活かせる部分」などをアピールするとよいでしょう。

そこでしか学べないことを強調する

たとえば「日本でそこしか学べる大学がない」「全国の大学のうち数カ所しかない」専攻の場合、選んだ理由としては説得力を持ちます。

また「その道の権威である○○教授の講義を受けられる」「フィールドワークがさかんで、自分の目や耳で調べながら研究ができる」など、その専攻の特色やメリットを強調してもよ

いでしょう。ただし「そこで学んだ結果、どのようなことを得たのか」は忘れずに書くようにしましょう。

ESの書き方10.研究テーマ

大学で取り組んだ研究テーマは、学生の興味・関心があらわれやすい部分ですから、エントリーシートでも効果的にアピールしましょう。

「なぜそのテーマを選んだのか」を伝える

たとえば「フリマアプリ等における高額転売の現状と解決方法」を研究テーマとして選んだ場合、「不当な高額転売により本当に商品が必要な人に行き渡らなくなるだけでなく、適正価格での購入が難しくなる。その結果、メーカーにも消費者にもマイナスとなる」など、自分なりにその研究テーマを選んだ理由を具体的に書くようにしましょう。

そうすることで、何を考えどういうことに興味を持っている人物なのかが、相手に伝わりやすくなります。

取り組んだことをわかりやすく書く

具体的な研究内容のほか、研究を深めていくためにどのような勉強や行動をしたのかなど、研究のなかでのプロセスについても書くようにしましょう。企業側も、研究そのものの内容だけではなく、その過程についても知りたいと考えています。

ただし「研究はつらかったが根性で乗りきった」など、感情的な内容を書くことは避けましょう。

ESの書き方11.入社したらやってみたいこと

企業にエントリーする際には「入社できたらこんなことをやりたいな」という理想や目標を持つ就活生がほとんどではないでしょうか。自分の展望を、わかりやすく伝えましょう。

非現実的なことを書かない

入社したらやってみたいことは、その企業で実現できる内容であることが前提です。そのため「自分で海外にあたらしい支店を立ち上げ、そこへ支店長として就任する」など、あきらかに実現がむずかしそうなことを書くと「うちの会社について理解できていないな」と思われてしまう可能性があります。

たとえば人事・総務の仕事を希望しているのであれば「業務を通じて会社経営や人材採用・育成のノウハウを学び、人材管理のエキスパートとして活躍し、ゆくゆくは管理職としてマネジメントもできるようになりたい」など、その企業やその職種での仕事に取り組んだ先にある将来像を書くのがおすすめです。

やりたいことを実現させる方法を書く

ただ「あの仕事がしたい」「こういうことをやってみたい」というだけでなく、それを実現させるためにどう行動するかについて書くことをおすすめします。

たとえば営業職を志望してい、いずれは新規の企画提案もおこないたいと考えているのであれば「自社製品だけでなく競合他社との違いも理解し、先輩方の営業に同行したりフィードバックをいただき弱い部分を改善したりして、まずは営業スキルを伸ばすことを徹底したい」などと書くとよいでしょう。

ESの書き方12.他にエントリーしている企業について

就活生にとっては「正直に書いて大丈夫なのだろうか?」と気になる項目ではありますが、心配はありません。以下のことに注意して書くようにしましょう。

ウソを書く必要はない

「他にもエントリーしている企業があると知られたら落とされるかも」と考えて「御社以外にはエントリーしていません」などとウソを書くことは避けましょう。

企業側からしても、エントリーの時点では、当たり前ですがその学生を必ず採用することになるかどうかはわかりません。自分の会社以外にも、学生はの企業に複数エントリーしていることを前提としています。

就活をはじめたばかりで本当にその企業にしか応募していないのであれば問題ありませんが、そうではないのに、他の企業にはエントリーしていないと書くとかえって不自然になってしまうことがあるため、注意しましょう。

自分なりの意図は伝える

この質問は、就活生がどんな企業を受けているのかを参考にしたり、どんな企業・職種に興味があるのかを知ったりするためのもので、直接の合否にかかわることはほとんどありません。しかし、エントリーしている企業に一貫性がないと疑問に思われたり、面接で突っ込まれたりする可能性もゼロではありません。

その場合は「就活を通じて企業や仕事についての理解を深めるという意味で、さまざまな企業にエントリーしている」と書くなど、なぜそれらの企業を受けているのか伝わるようにしましょう。

ESの書き方13.当社の強みと弱みについて

とくに「弱み」の部分をどう書けばいいか迷う就活生も多いでしょう。以下を意識することで、その企業のことをきちんと考え調べていることの証明になります。

両方についてきちんと書く

就活生にとって、その企業のよいところや魅力などはスムーズに書くことができても、企業の課題や足りない部分などを書くのは勇気がいるかもしれません。そのため「弱みはない」「弱みは、実際に入社してから仕事を通じて理解していきたい」などと書きたくなってしまう就活生もいるでしょう。

しかし、短所がない人間がいないのと同じで、弱みのない企業も存在しません。強みと同じように、弱みもきちんと書けるような準備をおこないましょう。その企業と同業他社、業界全体を分析してみて、自分なりに考えた結果を書くとよいでしょう。

表現に注意する

企業の弱みを書くときは、表現に注意しましょう。たとえば、競合とくらべるとまだあまり世の中に知られておらず地味な印象のメーカーのエントリーシートを書く際に「店頭でもあまり御社の製品を見かけないし、周囲に聞いても知らない人が多かった」などと書くのは失礼な印象を与えます。

「製品のクオリティは非常に高いが、プロモーション活動や認知度拡大のためにはまだ改善の余地があると思う」など、書きかたや表現を工夫するようにしましょう。

「若者向けに動画やSNSを使用したプロモーションをおこなったり、サンプル配布やイベントなどのキャンペーンを強化したりすると効果的だと思う」など、企業の弱みを改善するための対策も書くとよいでしょう。

自己PR欄との重複に注意する

長所を書くときは、エントリーシートに記入した自己PR欄と同じ内容になっていないかどうかを確認しておく必要があります。

自己PRの欄でも長所をアピールしている場合は、重複させずに別の長所について書いたほうが自分のいろいろな面がアピールできます。内容に矛盾がないように注意することも大切です。

ESの書き方14.自由記入欄

企業によっては、ESに自由記入欄を設けていることがあります。応募する際には、このような欄も存分に活用したいところです。

自由記入欄でチェックされるのは、次のような点です。

  • 個性
  • アイディアなどの発想力

文章やイラストなどが自由に欠ける自由記入欄では、個性や発想力が注目されることが多いです。

自分の個性を伝える魅力的な文章やイラスト、斬新なアイディアなどは、採用担当者の目に留まる可能性があります。

「面倒だから」や「書くことが思い浮かばない」などの理由で、自由記入欄を空欄にしたりありきたりな内容にしたりすると、評価されないため注意をしましょう。何を書いてもよい場合、自由記入欄に絵や写真、グラフを取り入れる人もいます。

また、文字を色分けして視覚的なアピールをする人も見られます。魅力的な文章を書く自信がない人は、こういったアプローチを検討してみるのも1つの方法です。

どのような方法を取るにせよ、自由記入欄は将来性を感じさせるポジティブな内容にするのがポイントです。

企業は、将来性のある人物を採用したいと考えているケースが多いため、これまでの経歴よりも、思い描いている将来像や目標などにポイントを置いて書くほうが評価されやすいかもしれません。

また、自由記入欄を書く際には、企業の事業内容や理念を念頭に置いておくことが大切です。自由に書いてよいとは言っても、応募先の企業にふさわしくない人物と判断されてしまうと、逆効果になってしまいます。

ESの文章作成のコツ

ESの文章作成のコツエントリーシートは、どの欄を書く場合にもちょっとしたコツがあります。ここで紹介する全体的な文章作成のコツは、押さえておいて損はありません。

コツ1「ポイントを絞って伝えたいことを書く」

エントリーシートの記入欄を書くときは、伝えたいことを余さず盛り込めるように工夫するのがコツです。

要点を押さえながら余分な表現を削るようにすると、言いたいことがより明確に伝えられます。余分な内容がある場合、伝えたいことがシートに書ききれなくなってしまうため気を付けましょう。

企業によっては、エントリーシートで面接前の書類選考をする場合もあります。知りたいことを直接応募者に質問できる面接と違って、採用担当者にとってエントリーシートは書かれている内容が判断材料のすべてです。

文字数が多いほどよい内容というわけではありませんが、具体的な内容が詳細にわかるように書くことは選考に通るためにも大切です。

コツ2「主体性と協調性をバランスよくアピールする」

主体性と協調性の両方を、バランスよくアピールすることもコツの1つです。

主体性やリーダーシップをアピールできるのが、「自分が何をしたいか」や「自分がどんな活躍をしたか」などの内容です。

ただ、こういった内容ばかりでまとめたエントリーシートは、主体性やリーダーシップを持つことは伝わっても、協調性を持っていることは余り伝わりません。

主体性をアピールする内容と合わせて、「他の人とどのように協力して物事に取り組んだか」や「他の人からどんなことを学んだか」といった内容を盛り込めば、バランスがとれた人間であることをアピールできます。

コツ3「論理的に説明する」

エントリーシートを書く場合、論理的に説明していくと客観的な印象を与えられます。

体験エピソードなどを盛り込むときにも、そこから学んだことを論理的に説明するのがコツになるでしょう。

ESとは

ESとは企業の募集要項などで、応募書類の1つにESが挙げられているのを目にしたこともあるでしょう。

この場合のESとは、エントリーシートのことです。エントリーシートは、応募者が企業に提出する書類であり、選考の際の参考書類として用いられます。

ただ、エントリーシートは就職活動に必ず必要なわけではありません。実際、提出を求めない企業もあるため、書く必要があるかどうかはケースバイケースです。

エントリーシートに記入する内容は企業によって変わりますが、次のような内容は大抵含まれています。

  • 志望動機
  • 自己PR

質問事項がだいたい決まっている履歴書と違って、エントリーシートは企業が自由に内容を決められます。

業種や企業の方針などによって、いろいろな質問が盛り込まれるのがエントリーシートの特徴です。

例えば、エントリーシートには、「学生時代に力を入れたこと」や「これから実現したいこと」などの、個人の経験、これからのビジョンなどを詳しく記入する欄が設けられていることがあります。

一見すると企業の業務に関係ないように見えるユニークな質問もあるのが、エントリーシートの特徴です。企業側では、このようなエントリーシートの内容を応募者の人柄を知る材料にしています。

ESの形式

企業のエントリーシートには、以下のような2つのスタイルがあります。

  • WEB上で記入、提出する形式
  • 用紙に手書きで記入して郵送する形式

いずれの方法を取るかは、企業によって異なります。ただ、インターネットやパソコンが普及するようになってからは、WEBの形式を採る企業が多数を占めるようになっています。

WEB上で記入、提出する形式は、コピー・アンド・ペーストなどを用いて効率的に書き進められるのがメリットです。

パソコンで内容を書くスタイルだと、書き間違いの訂正も簡単にできます。書き上げたエントリーシートをオンラインで提出できれば、郵送で送付するときのような手間や時間はかかりません。

一方、手書きのエントリーシートを提出する形式は、直筆で書くことで自分の熱意や丁寧さなどをアピールできるのがメリットと言えます。

実際、「文書で応募者のまじめさや熱意を見たい」という企業は、紙媒体でのエントリーシートの提出を求めるケースが多いです。

絵を描いて自分をアピールするなど、エントリーシートに自由な表現を求める企業も見られます。

ESを送付する際のポイントを紹介

ESを送付する際のポイントを紹介ESを送付する際に「封筒」と「送付状」の2点のポイントで紹介してきます。

ポイント1:ESの封筒の書き方

用紙に記入してエントリーシートを郵送で送るスタイルの場合は、送付のマナーにも気をつける必要があります。

市販されている封筒を使うときは、シートを折らずに入れられる無地の商品を選びましょう。

例えば、A4のエントリーシートの場合は、角型2号の封筒を選ぶと折り目をつけずに送付ができます。

ちなみに、エントリーシートの送付には茶色の封筒より、中身が透けない白色の封筒のほうが適しています。封筒の宛名は縦書きが基本です。企業名や住所などは、省略せずに正式な表記で書くようにしましょう。

封筒の中央には、送り先の名前を一番大きい字で記入します。封筒の文字は、配置やレイアウトのバランスを考えながら、体裁よく書くのがコツです。

送り先の名前には、送付する宛先が担当者などの個人なら「様」、企業や部署なら「御中」を付けます。

封筒の中身がすぐにわかるように、左下に「応募書類在中」と書き入れておくのもポイントです。

ポイント2:ESの送付状の書き方

郵送でエントリーシートを送るときは、送付状も揃えておく必要があります。送付状は、書類を送付する人の氏名や宛先、枚数、あいさつ文などを記した書類のことです。

エントリーシートの場合、送付状の添付は必須ではありませんが、同封したほうがメリットがあります。

例えば、書類の内容を明らかにすることで手続きの間違いを防いだり、「マナーを知っている」というよい印象を与えられたりします。送付状に書くのが、次のような内容です。

  • 送付する日付
  • 応募先企業の宛先
  • 送付者の氏名と連絡先
  • 件名と本文
  • 同封している書類の内容と枚数

送付する日付は、用紙の右上に記入します。日付の下段の左上には企業名などの宛先を入れ、さらに下段の右端には自分の氏名や連絡先を記載しておきます。

本文の上に入れる件名は、「応募書類の送付につきまして」などの書類の内容が一目でわかるものにするのがポイントです。

本文を書くときは、「拝啓」などの頭語の後にあいさつ文を入れましょう。本文では、「何のためにどのような書類を送ったのか」を簡潔にまとめます。最後は「敬具」などの結語で文章を締めくくりましょう。

同封している書類の内容と枚数を書くときは、本文の下の中央に「記」と書いてから、「エントリーシート 1枚」のように同封している書類と枚数を箇条書きで書くのが一般的なスタイルです。

ESの記入前に必ず下書きを!正確で具体的な内容を心がけよう

ESは、WEB上で記入し提出する形式の企業が多いです。ただ、紙で提出する企業もあるため、記入や送付のマナーにも注意が必要です。

志望動機や自己PRの欄を書くときは、論理的でわかりやすい文章を意識しましょう。優れた能力や個性も、抽象的でわかりにくい文章では魅力が伝わりません。

どの欄についても、行きあたりばったりで思いつくままを書くのは避けたいところです。ESは、要点を整理し下書きをしたうえで作成を始めましょう。

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