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人の役に立つ仕事の探し方!人の役に立ち自分も幸せになる方法

人の役に立つ仕事の探し方を解説-人の役に立ち、自分も幸せになる方法-
仕事選びFV

人の役に立つ仕事へ就職/転職したいけれど、どのような仕事が自分に向いているのかわからないと思っていませんか?この記事では人の役に立つ仕事についてや、その仕事へ就く時に資格は必要なのか、どのようにして自分に合った人の役に立つ仕事を探せばよいのかについてご紹介します。

記事のPoint
  • 人の役に立つ仕事とは何か?代表的な3つの要素を紹介します
  • 3つの要素ごとに、具体的な職業例・仕事内容・必要な資格の有無について解説
  • 人の役に立つ仕事は、達成感・満足感・自信が得られる傾向にある

人の役に立つ仕事とは-どのような仕事が人の役に立つと言えるのか-

人の役に立つ仕事とは-どのような仕事が人の役に立つと言えるのか-

そもそも人の役に立つ仕事とは、具体的にどのような要素を持つ仕事なのでしょうか。代表的なものを3つご紹介しますので、まずは「仕事で人の役に立つことはどういったことなのか」について理解を深めましょう。

人の心に寄り添う仕事

内閣府「国民生活に関する世論調査」によると「物質的にある程度豊かになったので、これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」か、「まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい」という問いに対する回答は、以下のような結果となっています。

人の役に立つ仕事とは-どのような仕事が人の役に立つといえるのか-
出典:内閣府「国民生活に関する世論調査」

1980年代から2000年代にかけて、「ものの豊かさ」を求める人が減り「心の豊かさ」を大切に考える人が増えてきたことがわかります。たとえば高級車や新築の一戸建てなどを持つことこそがステータスだと感じたり、身体を酷使し続けてまで高収入を目指そうとしたりする人は、昔と比べれば減ってきていそうです。

たとえば私たちのなかに、以下のような考え方が生まれてきているかもしれません。

  • 自分が「幸せだ」と思えることを重視して過ごしていきたい
  • 大切な人たちとの時間を楽しみたい
  • いますでにあるものに感謝して生きていきたい

「自分自身の人生を満足いくものにするためにどうするか」を重視する人は、これからも増えるでしょう。そしてそれに必要なことは、年齢やそのときどきの環境によっても変わっていくことが考えられます。

人々が安定した穏やかな気持ちで生活していくために必要なサポートをしたり、人の感情を丁寧にケアしたり、その人に合った対応や解決策を見出したりできるような仕事が人の心に寄り添う仕事であり、今後もより求められていくことが考えられます。

苦しんでいる人を助ける仕事

生きていれば誰もが、以下のようなことに遭遇することがあります。

  • 病気やけがをする
  • 人間関係のトラブルに遭う
  • 仕事や家を失う
  • お金に困る
  • 事件・事故に巻き込まれる

人生において苦しい状況を経験する可能性は誰にでもありますが、その苦しみは、身体的なものだけとは限りません。たとえば金銭的に厳しくなったり、大きなトラブルやアクシデントに遭遇した結果、精神的に参ってしまったりするケースもあります。

苦しいことに直面したとき、自分ひとりだけで解決できることばかりではありません。場合によっては、がんばってもどうしようもできないこともあるでしょう。その場合は人やサービスなどの助けを借りることでその苦しみを解決できたり、ヒントをもらえたりすることも少なくないのです。

これらの状況に陥った人に対して適切な治療をしたり、苦しみをやわらげるべくケアしたり、解決策を示したりするのが、苦しんでいる人を助ける仕事です。また、少しでも苦しむ人が減るように、その根本原因である問題解決のために活動することも含まれます。これらは、どんな時代にも必要とされる仕事といえます。

人を幸せにする仕事

カルチュア・コンビニエンス・クラブ「幸せに関するアンケート調査」によると、幸せのために必要なことという問いに対する回答の上位10位のうち「収入」が73.2%、「健康」が71.4%、「精神的なゆとり」が67%という結果です。

しっかりとお金を稼げるようにすること、健やかな身体をキープできること、人々のプライベートの楽しみにつながることに関する仕事は、すべて人を幸せにする仕事だといえます。たとえば以下のことはすべて、人を幸せにすることにつながっているといえます。

  • よい商品やサービスをつくる・それらを提供する
  • 人や社会によい影響を与える
  • 人を楽しませる・元気づける

人を幸せにする仕事は、必ずしも大げさなことばかりではありません。人にささやかな喜びを与えたり小さな悩みを解決したり、「元気が出た」「機嫌が直った」と感じてもらうなど、ほんの少しでも相手をよい気分にさせることができれば、それは幸せを与えていることになるのです。

たとえば接客の仕事で親切な対応をしたとして、そのことでお客さんがよい気分で買い物ができたとすれば、それはすでに仕事で相手を幸せにしています。逆に、たとえ高級品を売ったとしてもやる気のない接客をすれば、その商品はともかく、自分の仕事で相手を幸せにはできていないでしょう。

その仕事を通じた先にいる相手を一人でも笑顔にできていれば、すべて人を幸せにする仕事といえるのです。

人の役に立つ仕事を紹介!-資格取得についても解説-

人の役に立つ仕事を紹介!-資格取得についても解説-

「人の役に立つ仕事」は、決して特別な仕事だけではないということが理解できてきたでしょうか。ここでは先ほどご紹介した要素を参考に、それぞれの人の役に立つ具体的な職業の例とその内容、必要な資格の有無について見ていきます。

人の心に寄り添う仕事

人の心に寄り添う仕事の例としては、以下があります。

  • ソーシャルワーカー
  • ケアマネジャー
  • 心理カウンセラー

ソーシャルワーカーは「生活相談員」とも呼ばれます。福祉や教育などのジャンルで困りごとを抱える人やその家族に、提案や支援をする仕事です。専門家としてサポートや支援をするためには、国家資格である社会福祉士資格の取得が必要です。

ケアマネジャーは「介護支援専門員」と呼ばれます。介護が必要になった本人や家族と相談し、その人に必要な介護を把握したうえでケアプラン(介護サービス計画書)を作成し、調整する仕事です。ケアマネジャーになるには、介護支援専門員実務研修受講試験への合格が必要です。特定の国家資格保有・または所定の実務経験があれば受験できます。

心理カウンセラーは、心の悩みに関する助言やケアなどをする仕事です。カウンセリングサロンやメンタルクリニック以外に、学校や会社などにも活躍の場があります。資格がなくてもなることは可能ですが、臨床心理士・メンタルケア心理士・認定カウンセラーなどの民間資格を取る、国家資格である公認心理師資格を取る方法があります。

苦しんでいる人を助ける仕事

苦しんでいる人を助ける仕事の例としては、以下があります。

  • 医師・看護師
  • 公務員(警察官、消防士など)
  • ソーシャルセクターの仕事(NPO、NGO、ソーシャルベンチャーなど)

まず考えられるのが医師・看護師です。総合病院や個人病院、また担当する科などはそれぞれ異なりますが「病気やけがに苦しむ人々を救う」という点では共通しています。医師は医師免許、看護師は看護師資格と、ともに国家資格の取得が必要です。

町の安全や人の命を守る警察官や消防士は、事件や火事などに巻き込まれて大変な思いをしてしまった人を直接助けたり被害を最小限に抑えたりする仕事です。いずれも公務員の仕事のひとつで、採用試験に合格する必要があります。民間企業から転身する人なども、なかにはいます。

ソーシャルセクターの仕事とはひとことで言うと「社会課題を解決する仕事」です。たとえば虐待、貧困、失業、ホームレス、発展途上国の問題など、社会のなかで弱い立場に置かれている人たちのための支援をする団体での仕事が多くあります。資格は必要なく、その団体に就職すれば仕事をすることができます。学生時代から、インターンなどで体験できるものもあります。

人を幸せにする仕事

人を幸せにする仕事としては、以下があります。

  • パーソナルトレーナー
  • コンサルタント
  • 料理人・パティシエ

パーソナルトレーナーは、基本的には一対一でトレーニングやエクササイズなどの指導をする仕事です。適切な身体づくりやボディメンテナンスなどの方法を教えることで、幸せに暮らすために欠かせない「健康」につなげることができます。必要な資格はありませんが、たとえば全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会などの認定団体で、協会の資格を取得する方法はあります。

コンサルタントは、個人や企業などの課題をあきらかにしたうえでアドバイスなどをする仕事です。相手の仕事を拡大させたり認知度を上げたりする方法を考えて助言するため、最終的には人や企業の売上・収入アップにつながるような仕事です。必要な資格はありませんが、経営コンサルタントの場合、中小企業診断士などの資格が役立つことがあります。

料理人・パティシエは、いずれも「食」というものを通じて人に幸せを与える仕事です。調理師、製菓衛生士、菓子製造技能士などの資格があり、必須ではないものの、持っておくと就職などには有利になることもあるといわれるものです。自分で店を独立開業する場合、食品衛生管理者の資格は必ず必要です。

「人の役に立つ仕事」の探し方

「人の役に立つ仕事」の探し方

人の役に立つ仕事の例が把握できたでしょうか。ただし、上記でご紹介した職業はほんの一例で、これ以外の仕事が人の役に立たないわけではないということは知っておくべきです。世の中に、人の役に立っていない仕事はありません。その理由や人の役に立つ仕事から得られるもの、資格の必要性についても知っておきましょう。

全ての仕事が「人の役に立つ仕事」と言える

人の役に立つ仕事に就きたいと考えたときにまず理解しておくべきなのは「世の中の仕事は全て誰かの役に立っている」「役に立たない仕事は存在しない」ということです。

世の中には数えきれないほどの仕事が存在しますが、どの仕事も、そのサービスや商品を必要とする人がいるから成り立っています。世界的な大企業での仕事であっても、一人でやっている小さなお店での仕事であっても同じです。

また、どんな仕事も「必要だから」存在しています。たとえばあなたがある企業に勤めていて、顧客へ「サービスの契約更新時期が来たことを伝える」電話の業務を頼まれたとします。ただ電話をかけるだけと思うかもしれませんが、あなたがその仕事をすることで助かる人は、必ずいます。

また、日常に当たり前のようにある職業の場合も、私たちに以下のように役立っています。

  • コンビニ店員→ほしい商品を好きな時間に買える/必要なときにいつでも利用できる
  • 施設の清掃員→気持ちよくその場所を使える/施設の老朽化を防げる
  • ゴミ収集員→きれいな街を保つことができる/ゴミを出すことで家の中が片付く
  • 荷物の配達員→自宅にいながらほしいものが手に入る/重い荷物を持ち帰らずに済む

いかがでしょうか。もし世の中にこのような仕事が存在してなければ日常生活に支障が出たり、不便に感じたり、大変な思いをしたりする人が大勢出てくるはずです。

人の役に立つ仕事で得られるもの

どんな仕事でも誰かの役には立っているものですが、人の役に立つ仕事をすることで、以下のことが得られます。

  • 困りごとを解決できたという達成感
  • 「自分でも人の役に立てるんだ」という自信
  • お礼を言われたり感謝されたりしたことへの嬉しさ
  • 「これからもがんばろう」というモチベーション
  • 人の生活や人生によい影響を与えられているという満足感

人は誰しも、少なからず「誰かの役に立ちたい」「人を喜ばせたい」という気持ちを持っています。直接「人の役に立っている」ことをダイレクトに感じられる仕事であればあるほど、これらの気持ちを持つ機会は多くなるでしょう。

人の役に立つ仕事をすることで、収入以外にも多くのことを得ることができます。「もっと人の役に立てるようになりたい」と仕事により前向きに取り組むことで、さらに人や社会に貢献できて感謝されることが増えて自分も嬉しくなり、仕事のスキルも上がるという好循環にもなっていくでしょう。

人の役に立つ仕事は資格がなくてもできる

人の役に立つ仕事は、資格がなければできないわけではありません。たとえば医師・看護師などは資格が必須ですが、上述の通り、人の役に立つ仕事のなかには、資格を取得しなくてもできる仕事もたくさんあるのです。

注意したいのが「資格を取るのが目的になってしまうこと」です。世の中には数多くの資格があり、通信講座などでも学べるような民間資格もあります。資格が必須の仕事以外は、資格を持っていてマイナスになることはないものの、あまり難易度の高くない資格の場合、就職などの際に特別有利にはならないというケースも考えられます。

大切なのは資格を取ることそのものよりも、まずはどのような仕事が自分に合っているのかを見極めることです。自分はどんな風に人の役に立てたら嬉しいのか、具体的に考えてみるのもよいでしょう。

そのうえで、自分がやりたい仕事をするための就職・転職において必要な資格があるのであれば、そこから資格取得を目指すようにすることをおすすめします。

【まとめ】「人の役に立つ仕事」の中で、どのように役に立ちたいか

今回ご紹介した通り、実は、世の中には「人の役に立つ仕事」しか存在していません。人の役に立たない仕事があるのではなく「自分の仕事は何の役にも立っていないのではないか」と感じる人がいるだけです。どんな仕事にもそれぞれ価値があり、それによって助けられている人が必ずいます。「人の役に立つ仕事がしたいが、自分ひとりの力で仕事探しをするのはむずかしい」という方もいるかもしれません。ジェイックでは、専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリングを実施していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

人の役に立つ仕事に関するよくある質問

人の役に立つ仕事ってどんな仕事?

人の役に立つ仕事とは、人の心に寄り添う仕事、苦しんでいる人を助ける仕事、人を幸せにする仕事です。

人の役に立つ仕事を探すうえで大切なことは?

すべての仕事は、必要だから存在しています。つまり、どのような仕事であっても、人の役に立つ仕事であるということです。

人の役に立つ仕事に就職したい

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古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等