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プライベートと仕事は分けて考えるべき?【切り替えのコツも】

プライベートと仕事は分けて考えるべき?【切り替えのコツも】
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プライベート仕事を分けて仕事をしたい」と思っていませんか?この記事では、プライベートと仕事を切り替えるコツと共に、プライベートが仕事にもたらす影響などについてもお伝えします。最後まで読んで、プライベートと仕事の両立を実現させましょう。

プライベートと仕事は切り替えるべきか

プライベートと仕事は切り替えるべきか

プライベートと仕事を切り替えるべきかは、その人の状況によって異なります。詳しくは後ほど紹介しますが、たとえばプライベートの時間を大切にしたい人は、私生活にまで仕事が持ち込まれることはストレス以外の何ものでもないでしょう。

一方で仕事が好きな人であれば、休みの日に仕事をしたところで、それが「仕事」とは思わないかもしれません。ただし、どちらかといえば「両者を明確に分けたい」と思う人が多いかもしれません。

そこで、「プライベートと仕事を分けて働きたい。でもうまくいかない……」と悩んでいるのであれば、以下の3つに取り組んでみることをおすすめします。

  1. スケジュールを詳細に立てる
  2. 切り替えの「スイッチ」をつくる
  3. オフのときは会社のメールを見ない

では、それぞれについて見ていきましょう。

スケジュールを詳細に立てる

まずおすすめなのが、スケジュールを詳細に立てることです。プライベートと仕事をうまく切り替えられない人は、ズルズルと仕事をしてしまう傾向があります。

その日に振ってきた仕事を、「とりあえず今日終わらせとくか」と何となく残業をしてしまう人も多いのではないでしょうか。しかしこれでは、仕事とプライベートの境界線がはっきりしません。

そこで意識したいのが、仕事終わりの予定、また先の予定まで詳しく決めておくことです。予定を決めておくと、「いつまでにこれを終わらそう」「この仕事は明日に回そうかな」といったことが考えられるようになります。

結果として、プライベートと仕事の境界線をうまく引けるようになるのです。

切り替えの「スイッチ」をつくる

切り替えの「スイッチ」をつくることもおすすめです。たとえば、仕事終わりに自宅近くのコンビニに立ち寄ったら、頭を「仕事モード」から切り替える、といったこともひとつの手です。

仕事のことをどうしても考えてしまう人は、家に帰ってお風呂に浸かっているときに「仕事のことは忘れよう」と心のなかで唱えることでも良いでしょう。大切なのは、オンとオフの切り替えを自分のなかで習慣化させることです。

その点、切り替えの「スイッチ」を自分のなかで用意しておくと、普段の生活のなかで仕事とプライベートの切り替えが自然とできるようになります。

オフのときは会社のメールを見ない

オフのときは会社のメールを見ないことも、大切なポイントのひとつです。たとえば有給を取っている日であっても、何となく会社のことが気になって、会社用携帯を覗いてしまっていませんか?

しかし会社のメールを見ることは、自分のプライベートの時間に、自分で仕事を持ち込んでしまっていることを意味します。これでは、自分の時間をゆっくりと楽しむことはできません。

そこで「オフの日は会社用携帯を触らない」など、会社から距離を置くことを意識してみてください。ちなみに私用のスマホの電源を切り、触らないようにする、いわゆる「デジタルデトックス」も、オフの時間をストレスなく過ごすためにおすすめの方法のひとつです。

プライベートと仕事を切り替えた方がよい人

プライベートと仕事を切り替えた方がよい人には、いくつかの特徴があります。

特に以下の2つに当てはまる人は、仕事と自分の時間をいま以上に明確に区切ることを意識しましょう。

  • 健康に不安を抱えている人
  • 将来に何となく不安を感じている人

では、それぞれの特徴について解説します。

健康に不安を抱えている人

健康に不安を抱えている人は、仕事とプライベートの時間をしっかり区切って働くことを強く意識してください。特に、仕事上のストレスで体調に異変を感じていたり、仕事のことが気になって寝つきが悪かったりする人は要注意です。

これは、自分の時間の多くを仕事が占めている状態です。これでは、身体と頭をゆっくりと休めることはできません。

そのため、もしも仕事のことで不安を感じ、それが自分の健康にまで影響を与えている場合には、思い切って休みを取る、または残業が少ない会社に転職するといった行動をすぐに取りましょう。

将来に何となく不安を感じている人

「今の仕事のままで、この先大丈夫なのかな」といったように、将来について何となく不安を感じている場合も、仕事とプライベートを明確に区切る働き方を心がけましょう。

今の仕事に追われる毎日を過ごしていたら、先のことにまで頭が回らないです。つまり、仕事とプライベートの時間に境界線を設けていないと、将来についてゆっくりと考える時間を持てないのです。

そのため、まずは自分だけの時間を確保することに専念しましょう。落ち着いて自分自身に向き合える時間をつくれれば、将来の不安に対し、自分のなかに明確な答えが出てくることもあるでしょう。

プライベートと仕事を切り替えない方がよい人

「プライベートと仕事は分けて考えるべき」という主張は根強いですが、この主張はすべての人に当てはまるわけではありません。

特に以下の2つに当てはまる人は、プライベートと仕事を分けない方が日々の生活が充実したものとなるでしょう。

  • 今の仕事でステップアップしたい人
  • 本業を生かした「副業」に取り組む人

では、それぞれについて解説します。

今の仕事でステップアップしたい人

今の仕事でステップアップしていきたい人は、プライベートと仕事の時間を明確に区切ることをそこまで強く意識しなくて良いでしょう。なぜなら、自分のプライベートの時間に、仕事のことを考える時間がどうしても入ってきてしまうからです。

たとえば、本業に生かせる資格を休みの日に勉強したり、人脈を広げるため、オフの日に異業種交流会などのセミナーに参加したりすることもあるかもしれません。このように、今の仕事でより成長していくためには、仕事以外の時間を「仕事につながる時間」とすることが必要となる場面が少なからずあるのです。

しかし、「仕事で活躍すること」を目標に日々を送っている本人にとっては、プライベートの時間に仕事のことを考えても、特にストレスを感じることはないかもしれません。

むしろ、「オフの日は仕事のことを考えない」と自分自身に課してしまうこと自体がストレスに感じてしまうこともあるでしょう。

本業を生かした「副業」に取り組む人

本業を生かした「副業」に取り組む人も、プライベートと仕事を明確に区切る働き方は不向きかもしれません。たとえば、本業でSEとして働いてる人が、副業としてプログラミングの案件を請け負っていたとします。

このとき、本業で身につけたプログラミングスキルが副業に生きることが必ずあるはずです。

逆に、副業で身につけたコミュニケーションスキルや計画力が、本業の仕事に生きることもあるでしょう。このように本業を生かした副業を行う場合、それぞれを区切って働くことはほぼ不可能。

むしろ、相互に影響を与え合うことが「普通」といえるのです。そのため、本業に関わりのある副業を行う人は、プライベートと仕事を明確に区切って働くことを特に意識する必要がないのです。

プライベートが仕事にもたらす影響

プライベートが仕事にもたらす影響は少なくありません。プライベートが充実していれば仕事にもイキイキと向き合えるものですが、一方でプライベートに問題を抱えていると仕事に前向きに臨めないこともあります。

1日の多くを仕事が占める以上、できるだけ前向きに仕事に取り組みたいです。事実、プライベートを充実させることで、仕事に対して以下のような良い影響が生まれることがあります。

  • 集中力が高まる
  • 人間関係が良好になる
  • 新たな目標が生まれやすくなる

では、それぞれの影響についてお伝えします。

集中力が高まる

ひとつ目のメリットが、集中力が高まることです。

プライベートの時間が充実すると、日頃のストレス軽減につながります。すると頭がスッキリし、仕事に対しても高い集中力をもって臨めるようになるのです。

また、プライベートと仕事のメリハリがつくと、プライベートにも良い影響があります。たとえば趣味の時間を大切にしたい人であれば、仕事は仕事と割り切ることで、自分の好きな時間に没頭できるようになることもあります。

このようにプライベートの充実が、仕事、そして自分の時間をさらに充実させることにもつながっていくのです。

人間関係が良好になる

プライベートを充実させると、職場の人間関係が良くなることも期待できます。日々の仕事に追われ、オフの時間も仕事のことを考える毎日を送っていれば、ストレスはどんどん積み重なっていくでしょう。

なかには、「会社に行きたくない」「会社の人と顔を合わせたくもない」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、仕事はさまざまな人と一緒に進めていくことが基本です。

人間関係は、イヤでも意識しなくてはいけません。暗い心のまま周りの人と接していても、うまくコミュニケーションが図れず、仕事もうまくいかなくなる……といった悪循環に陥ってしまうことも少なくないでしょう。

一方、プライベートの時間を充実させることができれば、気持ちに余裕が生まれます。すると、より前向きに社内の人とコミュニケーションを取れるようになることもあります。人間関係が良好になることで、仕事へのモチベーションが今まで以上に湧いてくることも期待できるでしょう。

新たな目標が生まれやすくなる

新たな目標が生まれやすくなることも、プライベートを充実させるメリットといえます。仕事のことで頭が一杯だと、これから挑戦してみたいこと、達成してみたいことなど、「人生の目標」を考えることができなくなります。

しかし目標は、自分の人生を前向きに、そして豊かにするためには欠かせないものです。目標がない、考える時間を持てないということは、「人生の充実」を自分自身で奪ってしまっているといっても過言ではないのです。

そこで、これといった目標がない人は、まずは自分自身の将来のビジョンをクリアにするためにも、プライベートと仕事を明確に区切って働くことを意識してみてください。

将来について少しでも希望が持てるようになると、モチベーションアップにつながるため、今の生活もより充実したものとなることでしょう。

プライベートと仕事の切り替えを意識しよう

プライベートと仕事の切り替えを意識すべきかは、その人の置かれた状況、また考えによって異なります。しかし、ただ何となくプライベートにまで仕事のことを持ち込むのは避けましょう。知らず知らずのうちに、自分の大切な時間に仕事のストレスを持ち込んでしまっている可能性があるからです。

一方で、本業の知識を副業でも生かしたい、といった明確な目的がある人は問題ありません。なぜなら、仕事とプライベートを、それぞれ別のものとして捉えているからです。

そして両者を生かし合うことで、より自分自身の生活の向上を目指せるからです。プライベートと仕事は、切っても切り離せない関係です。

しかし、両者をゴチャ混ぜにしてしまうと、常に余裕のない毎日を送ることになります。まずは、プライベートと仕事をそれぞれ別のものとして意識することから始めてみてください。

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古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等