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履歴書の特技欄の書き方【例文5選】ポイントやない場合の対処法も解説

履歴書の特技欄の書き方は?例文やアピールポイントも紹介!

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

履歴書特技欄は、面接でアイスブレイクとして詳しく深ぼられることもあります。 「履歴書の特技欄の書き方がわからない」「特技がない場合どうしたらいいの」と悩んでいる就活生もいるでしょう。

この記事では、履歴書に特技の書き方、履歴書に書く特技の例文や特技がない場合の人の対処法について解説します。 特技について、履歴書に何を書いたらいいか悩んでいる就活生は、この記事を読んで、特技の欄を充実できるようにしてみてください。

履歴書の特技欄は特別なことでなくてもOK

履歴書の特技欄には、多くの就活生が人よりも秀でた特技ではないとアピールできないと感じていると思います。

実際のところ、特技として書けるかの基準は「多少できることであれば書いて良い」です。履歴書に特技欄が設けられているのは、面接官があなたの人柄を知りたいと感じているためです。

趣味や特技の回答が直接的に採用の合否に関わることは、ほとんどないと考えて問題ありません。

ただし、面接中に話を深ぼられること場合もあります。本当はできないことを記載するのは、避けておきましょう。

履歴書の特技の書き方Q&A

履歴書の特技の書き方Q&A

履歴書の特技の書き方について、就活生が気になることをQ&A形式で見ていきましょう。

Q:履歴書に書く特技は箇条書き? 文章?

履歴書の特技欄に特技を書く場合、箇条書きで特技だけを書くのか、文章形式にするのか、どちらのほうがよいのでしょうか。

A.どちらでもOK。箇条書きに補足する形も可能

履歴書の特技欄に特技を書くときは、箇条書きでも文章でもどちらでも問題はありません。たとえば特技がダンスの場合「特技:ダンス」「私の特技はダンスです。」のいずれも大丈夫です。

ただし就活の履歴書に書く場合、少し補足しておくことをおすすめします。「特技:ダンス(高校時代のダンス部県大会で3位入賞経験あり)」「私の特技はダンスです。高校時代はダンス部に所属し、県大会3位の結果を残しました。」などと書くとよいでしょう。

Q:趣味と特技は変えたほうがいい?

履歴書に趣味と特技の両方を書く必要がある場合、内容は変えたほうがよいのでしょうか。

A.できれば変えたほうがよい

趣味も特技も自分が好きなことや興味のあることには変わりないため、趣味と特技が同じという人もいるかもしれません。しかし、できれば趣味と特技は別のものを書いたほうがよいでしょう。

履歴書に書くときは、趣味は「自分が純粋に楽しんでいること」、特技は「人よりもうまくできること」、という基準で考えることをおすすめします。

Q:特技について長文で書いたほうがいい?

履歴書の特技の欄には、特技に関するエピソードや内容などをくわしく書いたほうがよいでしょうか。

A.履歴書の特技欄は簡潔に。30〜50文字程度が目安

履歴書の特技は、できるだけ簡潔に書くようにしましょう。履歴書の特技欄は小さいことも多く、そのマスの中に無理やり小さな文字で特技に関する記載を細かく書くと、かえってマイナスの印象になってしまうことがあります。

基本的には特技の内容と、あれば受賞歴や大会出場歴、何年くらい続けているかなど、具体的な数字や実績を書くとよいでしょう。「なぜそれが特技になったのか」「どこがおもしろいと思っているか」までは書かなくて問題ありません。

企業側が履歴書を読み、応募者の特技に興味を持った場合は面接で聞かれる可能性が高いため、質問されたときにくわしく話せば問題ありません。履歴書の特技欄は30〜50文字程度で書き、読む人が見やすいことを意識しましょう。

Q:企業ごとに特技の内容は変えるべき?

特技の内容は、企業の社風や求める人物像などに合いそうなものを書いたほうがよいのでしょうか。

A.複数の特技を持っていればそれでもよい。ただし、そこまで重視されていない

特技がいくつかある人の場合、エントリーする企業によって履歴書に書く特技の内容を変えるのはアリです。たとえば英語を使う可能性のある企業ならば英会話、体育会系の企業であればスポーツ、などです。

場合によっては、企業のカラーに合う人材だと思ってもらえるかもしれません。しかし、特技よりも志望動機や自己PR、ガクチカなどのほうが重視されることが少なくないため、特技を書き分けることが必ずしも書類選考の突破につながるとはいえないでしょう。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

履歴書に書く特技の例文とアピールポイント

履歴書に書く特技の例文とアピールポイント

履歴書の特技欄を書くときの例文について、箇条書きと文章形式の書き方を、30〜50文字程度を目安にそれぞれご紹介します。

例文1:スポーツ系

スポーツの特技について履歴書に書く場合、以下のように記載します。

  • テニス(中学校から現在まで10年間継続。高校時代は全国大会に出場)
  • 私の特技はテニスです。中学校から現在まで10年間続けており、高校時代は全国大会の出場経験があります。

スポーツに関する特技を履歴書に書く予定がある就活生は、参考にしてみてください。

アピールポイント

スポーツを継続していることで、体力があることや、持続力のある人材であることをアピールすることができます。

たとえば、野球やサッカーのようにチームプレーが重要になるスポーツが特技という場合には、協調性や積極性もアピールできます。

協調性や積極性、体力、継続性は、どの企業でも重要視している要素といえます。スポーツを特技に書く場合、これらのいずれかを持った人材であることを伝えられるでしょう。

例文2:ハンドメイド系

ハンドメイド系の特技について履歴書に書く場合、以下のように記載します。

  • 手芸(手作りのポーチをインターネット上で販売し、50個以上売り上げた経験あり)
  • 私の特技は手芸です。手作りのポーチをインターネット上で販売し、50個以上売り上げたことがあります。

手芸が特技で履歴書に書こうと考えている就活生は、参考にしてみてください。

アピールポイント

手芸などハンドメイド系の趣味がある場合、実際に作品を販売した経験などがある場合は書いたほうがよいでしょう。「手先が器用」「ビジネスセンスがある」などと評価してもらえることがあります。

そのようなレベルではなくとも「花や鳥などのモチーフの刺繍が得意」など、具体例を入れるのもおすすめです。そうすることで、具体的にイメージしてもらうことができます。細かい作業を最後まで完成させる粘り強さがある、アイデアが豊富、などのイメージも持ってもらいやすいでしょう。

例文3:音楽系

音楽系の特技について履歴書に書く場合、以下のように記載します。

  • パーカッション(大学のブラスバンド部では東京都大会で5位入賞)
  • 私の特技はパーカッションです。大学ではブラスバンド部に所属し、東京都大会での5位入賞経験があります。

音楽系の特技を履歴書に書きたいと考えている就活生は、参考にしてみてください。

アピールポイント

音楽系の趣味の場合、たとえばブラスバンドなどのように集団で取り組むものも多いため、チームワークや協調性のある人物だと思ってもらえる可能性があります。

また、バンドをやっていて自分で作詞作曲ができるという場合「合計○曲の作詞作曲に取り組み、大学の文化祭では3年連続披露」などのように具体的に書くと、独創性や行動力をアピールできます。

例文4:仕事系

ユニーク系の特技について履歴書に書く場合、以下のように記載します。

  • プログラミング(高校在学中から現在まで5年間経験。Web開発やデータ解析に携わり、独学でPythonやJavaScriptを習得)
  • 私の得意分野はプログラミングです。高校在学中から現在まで5年間、主にWeb開発やデータ解析に関わってきました。PythonやJavaScriptなど、独学で習得しました。

仕事系の特技を履歴書に書きたいと考えている就活生は、参考にしてみてください。

アピールポイント

プログラミングの経験は、論理的思考や問題解決能力の高さをアピールすることができます。 特に、独学で言語を習得した経験は、自己学習能力の高さと同時に、柔軟性や新しい技術への適応力もアピールできます。 また、プログラミングはチームでのプロジェクトでも必要とされるスキルであり、コミュニケーション能力や協調性を必要とするスキルでもあります。 面接官からは、プログラミングスキルだけでなく、人間性や再現性のある学習能力の高さが好印象となるでしょう。

例文5:ユニーク系

ユニーク系の特技について履歴書に書く場合、以下のように記載します。

  • 小説の執筆(趣味として小説執筆を始めて3年。オンラインコンテストで優秀賞を受賞)
  • 私のユニークな特技は小説の執筆です。趣味として小説執筆を始めてから既に3年が経ち、その中でオンラインコンテストで優秀賞を受賞した経験があります。

自分にしかない珍しい特技を履歴書に書きたいと思っている方は参考にしてみてください。

アピールポイント

小説の執筆経験は、想像力や表現力の豊かさをアピールする要素となります。小説執筆は単なる趣味だけでなく、独自の視点や感性を持っていることを一発で相手に伝えられます。

特に、オンラインコンテストでの優秀賞受賞は、他者と競り合いながらも自分のアイディアが評価されたこと意味しています。独創性や競争性においても優れた個性を持っていることをアピールできます。

また、自ら行動して執筆活動を続けている姿勢は、目標に向かって努力する意欲的な人物であることをアピールできます。どんな仕事においても、このような前向きな姿勢は評価されやす場合が多いです。

履歴書の特技欄での注意点

履歴書の特技欄に特技を書く際は、以下のことに注意しましょう。

短文でも下書きをする

たとえ30〜50文字程度であっても、履歴書に書く前に下書きはしましょう。下書きをパソコンのWordファイルなどに打ち込めば、文字数の確認もできます。文章がおかしくないか、誤字脱字がないかなども見たうえで、履歴書に書くのがおすすめです。

字はきれいにはっきりと書く

履歴書の特技欄は小さめに設けられていることが少なくないため、手書きの履歴書の場合、書き方によっては読みづらくなってしまうことがあります。履歴書に書く特技の文章量は少ないため、多少文字を大きめに書いても問題ありません。誰にでもはっきりと読めるレベルで書きましょう。

面接のときのことをシミュレーションしてから書く

同じ特技であっても、伝え方で印象が変わったり、アピールになったりします。履歴書に特技を書くときは、面接でどう話すか、話せそうかを自分のなかでシミュレーションしてから書くことをおすすめします。場合によっては特技の種類を再考したり、面接で聞かれたときの回答内容をある程度考えてから記入してもよいでしょう。

履歴書に書ける特技が「ない」場合の対処法

履歴書に書ける特技が「ない」と感じている就活生におすすめの方法は、周囲の人に自分について聞いてみることです。自分では気づかなかったあなたの得意分野を見つけ出してもらえる可能性があります。

また、日常生活や過去の経験を振り返ってみるのも効果的です。意識せずともルーティーンか敷いている習慣が思い浮かんだら、特技に当てはまってくると思います。「人がやらないことを率先して行動できる」なども立派な特技です。主体性の高さを感じられるため、面接官に好印象を与えられるでしょう。

周囲の人の意見や、今までの経験を思い出して、自分の特技が何なのかを見つめ直してみましょう。

履歴書の特技の書き方は悩みすぎなくてOK!

履歴書に書く特技欄は、そこまでレベルの高い特技の記入を要求されることはありません。一方で、履歴書に記入する特技は、自分の人間性や長所のアピールにつながることもあります。履歴書に特技を記入する際にはあまり身構える必要なく、限られた文字数のなかで効果的に自分をアピールできるよう心がけましょう。

特技に関する記事は、以下でもご紹介しています。

就活の特技はどうする?履歴書や面接にも役立つ特技の記事を紹介!

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)