文系の就職について徹底解説!向いている業界や知っておきたいポイントを紹介します

文系の就職について徹底解説!向いている業界や知っておきたいポイントを紹介します

文系の大学生が就職活動をするときには、理系と比べて厳しいと考えられがちです。

ただ、文系も色々な企業から求められているので、文系が不利だとは一概には言えないでしょう。

また、文系は就職できる範囲が広いのも特徴です。ここでは実際の文系の就職はどうなのか、特徴や就職に向いている業界、就職活動ですべき対策、ポイントなどを紹介していきます。

文系就職と理系就職の違い

文系の就職活動にはどのような特徴があるのか

文系と理系の大きな違いは、スキルがあるかどうかです。

もちろんスキルがあるのは理系の方になりますが、文系はスキルがなくても業界を選ばず就活が出来るというメリットがあります。

文系の就職活動の特徴

文系の方の就職活動においては、「人柄」や「コミュニケーション能力」といった曖昧なものをアピールし、活躍するためのポテンシャルを評価してもらう必要があります。

文系と理系、どちらが良い悪いではありませんが、文系の方は、まずはご自身の就活の特徴を知っておきましょう。

選択肢が幅広い

文系が行う就職活動の特徴として、理系よりも学部や専門分野を重要視されないことです。そのため、職種の選択肢が幅広いという特徴があるのです。

応募条件に専門分野が記載されていることは少なく、色々な企業に応募することが可能になっています。文系の就職活動では専門分野ではなく、人柄や企業へのアピールなどの要素が重視されるという特徴もあります。

さらにコミュニケーション能力や社交性なども、採用の重要なポイントです。

推薦が少ない

他にある文系の特徴は推薦が少ないことです。理系では推薦制度で企業を紹介されるケースが少なくありません。しかし、文系では自分で応募するのが基本です。

書類選考から始まるため、就職するまでの期間は長くなります。面接が多くなれば数ヵ月かかることもあるでしょう。また、理系の方が早い時期に内定をもらう傾向があるので、文系の就職は難しいと捉えられがちです。

しかし、就職率に関して、文系と理系では大きな差はありません。早い時期に決まる理系の方が優位だと思われがちですが、最終的な就職率は変わらないのです。

理系の就職活動の特徴

理系の場合は文系とは異なり、大学で学んだことが仕事に直結することが多いです。それは専門的なスキルがあるからです。ここからは理系の方の就職活動の特徴を解説していきます。

理系専用の選考方法がある

理系の就活においては、面接がただの面接ではなく、技術面接という場合があります。「○○の法則について説明してください」であったり、大学での研究内容について発表を求められたりするものです。面接官は技術系社員が担当していることが多く、面接の中で重視されているのは、技術的な知識や能力が備わっているかです。

推薦が多い

これは文系の逆ですね。理系の場合は研究室に求人票や推薦が届くので、研究成果などで教授の認められれば、推薦を使うことが出来ます。ただ、推薦と言っても、内定が出るというよりは面接やグループディスカッションが免除されるイメージです(教授の力が強い場合や、研究で目立った実績を残した場合は“内定”が出るケースもあるそうですが)。

文系就職は不利なのか

株式会社リクルートキャリア「未来研究所」の「19卒向けの就職プロセス調査」によると、以下の数字のような文理それぞれの就職状況になっています。

文系と理系の違い(4月)

これは大学4年に進学直後の4月時点での内定率です。いわゆる就活解禁の直後であるため、まだまだ内定率は全体的に低いですが、それでも理系の内定率は文系よりも約8ポイントほど高くなっています。

これだけ見ると、「やっぱり理系の方が有利か、、」と思われるかもしれませんが、次にこちらのグラフをご覧ください。

文系と理系の違い(卒業時)

このグラフは、文部科学省と厚生労働省が発表している「文理別就職率」ですが、2019年度卒業の方々の最終的な就職率(2019年4月1日時点)です。就職率にさほど差がないのがわかりますよね。

つまり、理系は早い時期に内定を得ることが出来るだけで、就職に有利ということではないのです。

文系の就職にオススメの職種や業界は?

文系の就職に向いている職種や業界は?

向いている仕事と人気な仕事は少し違います。例えば人気な仕事であれば、「安定している」であったり「給料が高い」といった要素が含まれますが、向いてる仕事においては必ずしもそうではありません。ここでは2つに分けてご紹介しますので、皆さんの方向性に合わせてご確認ください。

文系に向いている職種

文系は理系と比べると専門性にやや欠けるため、向いている職種を探すことに苦労するかもしれません。以下に紹介する業界はほんの一例ですが、参考にしてみてください。

文系に向いている職種1:公務員

文系が就職するのに向いている職種は公務員です。国家公務員や地方公務員などがあり、求められる職種も様々ですので、文系に向いているのです。

公務員には専門分野が必要になる職種もありますが、文系はほとんどの職種に応募することができます。

文系に向いている職種2:記者

文系が持っている国語力を活かした記者も向いているでしょう。記者は文章を書くことが仕事です。文章を書き慣れている文系の方が、理系よりも向いている職種なのです。

文系に向いている職種3:営業職

かなり大きなくくりにはなってしまいますが、文系の方は営業職に向いている場合が多いです。営業職はコミュニケーション能力などの総合的な能力を求められるため、理系よりも文系に向いているといわれているからです。

また、営業職には社交性、細やかな気遣い、クレーム処理能力などの様々な能力が必要です。そのような能力の素質があって、人と接することが得意な人は営業職で活躍できる可能性は高いです。

文系に向いている職種4:事務職

事務職も文系に向いている職種でしょう。事務職にはデスクワークだけではなく、人事や総務などの部署もあるため文系に向いています。

ただし、文系の中でも法学部であれば法律関連の部署、文学部であれば教育関連など、学部によって向いている業界もあります。大学で学んだことと関連のある業界であれば、大学で培った知識を生かすことができるでしょう。

文系に向いている職種5:教員

教員資格を活かすことができる教員でしょう。公務員で安定した収入が得られるため、志望する人は少なくありません。

ただし、このように人気がある職種は競争率も高いです。競争率が高い職種では、準備や対策を入念にして臨む必要があるでしょう。面接などでライバルよりもアピールすることが必須なのです。

文系に向いている職種6:経営企画

文系の広い視野、またコミュニケーション能力を活かせるのが経営企画です。経営に関する課題や各事業部門の課題を抽出し、解決策を導き出し会社の経営陣をサポートするのが経営企画の主な仕事です。

会社全体の方向性を探り、時に大胆な改革も提案します。会社の上層部の右腕となって働くため、大変ながらもやりがいのある仕事でしょう。

文系に向いている職種7:マーケティング

マーケティングとは、世の中が求めているものを探り、ニーズを満たす商品やサービスを効率的に提供するための活動の総称です。

新商品や新サービスを企画したり、企画のための市場調査、販売に向けて営業戦略やプロモーション手法の検討など、活動の守備範囲は多岐にわたります。文系ならではの世の中に対する好奇心や幅広い知識が武器となる仕事です。

文系に向いている職種8:広報・宣伝

広報は社会と自社の接点をつくる重要な役目を担っています。消費者や社員、メディアなど様々な人とコミュニケーションをとる機会が多いため、人当たりの良さやプレゼンスキルが重要となるでしょう。

また、近年では、企業SNSの運用や企業HPのコンテンツ企画、またネット検索からのサイトへの流入を増やすための施策の提案なども広報業務の一環となっており、新しい知識をどんどん取り入れ実践していくフットワークの軽さも広報・宣伝担当者に求められています。

文系に向いている職種9:接客・サービス

近年訪日外国人観光客が増えるにしたがって、インバウンド業界においての外国語を話せる人材の不足が問題になっています。

そこで語学の習得に力を入れ、また海外の文化にも理解がある就活生に注目してほしいのが、インバウンド業界における接客・サービス業です。ホテルスタッフ、アパレル販売、化粧品販売、など数ある中から自分に向いている仕事を探してみましょう。

文系に向いている職種10:経理

会社のお金に関する業務に携わる経理は会社にとって大変重要な役割を担います。支出と収入の管理、経費の計算、税金の申告、書類の整理などが主な日常業務となります。

経理の仕事は会社によってそれほど大きな違いはないため、仕事を通じて得た専門スキルは転職の場面でも有利となります。経理に必須の資格はありませんが、帳簿記入や決算期の情報開示資料の作成といった業務には日商簿記の資格が役立ちます。

商学部や経済学部で簿記の資格を取得している就活生に特におすすめの仕事といえるでしょう。

文系におすすめの業界

どんな業界を受けようか迷っている方はまず、人気のある業界から見てみましょう。人気な業界は必ず理由がありますので、自分の興味と一致するようであれば、エントリーしてみるのもよいでしょう。

おすすめの業界1:総合商社

20卒の文系大学生が選ぶ企業のトップ10のうち、4社が総合商社です。トップ4の総合商社の平均年収はいずれも1300万円前後であることが人気をけん引しているのでしょう。

また、こうした総合商社がのきなみトップ10にはいっているのは、近年の「売り手市場」を象徴しているともいわれています。学生に「狭き門であっても挑戦してみよう」という気持ちを後押ししているのだと考えられます。

商社について詳しく知りたい就活生は以下の記事を参考にしてましょう。

商社といっても様々です。自分に合った仕事が出来るように就活生は企業や業界分析を進めましょう。

おすすめの業界2:メディア業界

他にはマスコミなどのメディア業界です。マスコミに憧れを持つ人が多くて、常に人気が高い業界です。学生時代からマスコミに入るために、準備をしている人もいます。また、旅行業界は語学や文化についての能力を発揮できるので、文系に人気があります。

特に、語学を高いレベルで習得している人は優遇されやすい傾向にあり、語学力が高い人は志望することが多いです。

より詳しく、文系の仕事について知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

おすすめの業界3:金融業界

銀行や保険、証券などを金融に関する専門的な業務を行う金融業界は、一般的に社会的信用が高く、また大手の有名企業が多いことからいつの時代も人気があります。

また昔ながらの年功序列・終身雇用制を維持している会社も多いため、定年まで一つの会社で腰を据えて働きたいと考える就活生は、一度は志望することを考えるのではないでしょうか。

おすすめの業界4:インバウンド業界

語学や海外への興味を活かしたい文系の就活生におすすめなのが今伸び盛りのインバウンド業界です。インバウンド(inbound)とは、英語で「内側の」という意味の形容詞です。

近年、訪日外国人観光客の数が増加するにつれ、観光業界を中心に「訪日外国人観光客」という意味で使われるようになり、外国人を相手にするビジネスを行うインバウンド業界が注目を集めるようになりました。昔から飲食やアパレル、ホテルや旅館、旅行会社などを「インバウンド」という視点で研究してみると新たな志望企業が見つかるかもしれません。

おすすめ業界5:不動産業界

土地や家、マンションのみならず商業ビルや街づくりまでを対象とする不動産業界も、文系の学生が活躍できる業界です。不動産業界の事業領域は幅広いため、会社によって社風も注力する分野もさまざまです。

規模の大きい仕事ができ、また高給与であるという点から三菱地所や三井不動産といった大手ディベロッパーが就活生の人気を集めています。

上記の記事に、文系の仕事について詳しく紹介してます。就活生は、より自分の就職したい企業や仕事を見つけてから就職活動を動いていきましょう。

文系大学生が選ぶ人気企業ランキング【2021年度版】

次に、文系大学生が選ぶ人気の企業ランキングを紹介します。就活生自身が選んでいる企業になるので、倍率が高い業界になりますが、就職したい学生が多い企業が以下のような企業になります。

1位 JTBグループ

2位 全日本空輸(ANA)

3位 東京海上日動火災保険

4位 ソニー

5位 日本航空(JAL)

6位 味の素

7位 伊藤忠商事

8位 コナミグループ

9位 ソニーミュージックグループ

10位 アサヒビール

          ※就職情報サイト「マイナビ2020」より

これまで志望企業の上位に常連であったメガバンクと呼ばれるような、大手銀行グループは昨年に引き続きランクインしていません。しかし、近年の訪日外国人の増加やビジネス需要の増大などの、国内外を問わない旅行人気が航空業界の人気をけん引し、引き続きランクインを果たしています。

このように、ここにランクインしている企業は「ただネームバリューがあるから」というわけではなく、全て何らかの学生が入社したいと思えるポイントがあることが共通点です。逆に、メガバンクのように、有名であるにも関わらずランクインをしていない(特に、順位を大きく落としてる)企業は、入りたくないポイントがどこかにあるわけです。

もしあなたの気になる企業がこの中にある場合は、その理由も合わせて調べてみましょう。

文系の就職のポイント

文系が内定を得るために知っておきたいこと!

まずは大学のOB・OGやキャリアセンターを利用してみましょう。就職についての経験談や方法を聞いておくと役立つことが多いからです。ここでは友達と差をつけるためのポイントを紹介していきます。

インターンに参加する

企業のインターンに応募して参加することも大事でしょう。実際の仕事を経験する中で、向き不向きについて判断することができるからです。

企業のインターンは希望している企業であれば、就職に有利となる可能性もあります。また、文系の就職では集めた情報の中から、正しいものを選んでいくことが大切です。

資格を取得する

他のポイントは、簿記2級などの資格を取得しておくことです。経理などの事務職への就職に有利になるだけではなく、企業のお金の流れについての知識が得られます。

お金の流れが分かることで、企業の経営分析に役立つのです。

さらに、トレンドの情報など多くの情報を収集し、分析する能力を身に付けておくこともポイントでしょう。分析できれば、間違った情報などを信用することがなくなります。

文系の知識を就職活動に役立てる

文系の学部で学んだ知識は、就職活動でアピールできるケースもあります。

  • 心理学:仕事相手の心理を分析できるため、信頼関係を上手く築けることをアピールできます。信頼関係を構築することで、企業の売上に貢献できると主張することも可能でしょう。
  • 社会学:幅広い分野に対する知識を仕事に反映できると言えます。さらに、経済や経営に関する知識は、情報に対する的確な分析ができるとアピールできるのです。

このような知識があれば、マーケティングなどで能力を発揮できると強調できます。このような知識は会社の役に立つものだと上手く伝えることが大事です。具体的例を出して採用担当者に分かりやすく伝えると、理解してもらえます。

上手く伝わらないと、評価の対象にはならないでしょう。企業が求めている人物像に合わせて伝える内容を変えると、高い評価を受けられる確率は高くなります。

文系が内定を得るために知っておきたいこと!

文系が内定を得るために知っておきべきことは、

"気持ちの余裕が内定を呼ぶ"  ということです。

気持ちに余裕がある方が有利になります。気持ちに余裕があると、焦ってミスをすることが少なくなります。そのために、内定を1つ得ておくことが大切です。1つでも内定があると心に余裕を持てます。

内定を1つ取るためには、企業の合同説明会へ積極的に参加することが重要です。合同説明会では色々な企業が参加するので、内定をもらえる企業に巡り会えるかもしれません。

例えば、以下のような説明会に参加し、自分に合っている仕事を探すことをおすすめします。

内定直結型の説明会:採用の権限を持つ企業の上層部が出席するので、内定が決まりやすいです。

合同説明会:企業の採用担当者と話す機会ができます。採用担当者と直接話して良い印象を与えることができると、内定に繋がりやすいでしょう。

上記の説明会に参加するにつれて、自分が働きたい職種や仕事が見えてくると思います。仕事が明確になれば、その仕事ができる企業の説明会を参加するようにしましょう。

文系の就職活動ですべき対策

文系の就職活動ですべき対策

後でも触れますが、文系の学生は理系の学生と比べると時間があるといえます。文系だからこそ出来る対策がありますので、文系の皆さんはしっかり確認しておきましょう。

対策その1:計画性を重視する

文系が就職活動をするときに、おすすめの対策は計画的に準備することです。本格的な選考が始まってから準備するのは遅いです。大学3年生の秋には準備を始めておきましょう。時間的余裕や計画性を持って進めると、自己分析や企業研究などの対策に時間をじっくりかけて取り組むことができるのです。

特に自己分析には時間がかかる可能性があります。自分の天職を探すことは難しいからです。過去を振り返って自分のやりたいことを見つけるときに、時間がなくて焦っていると失敗することもあるでしょう。

そうならないように、時間をかけてゆっくり取り組むことが大事です。やりたいことが見つかれば、それが実現できる企業を探します。その企業に対して研究すれば、就職できる確率は上がるでしょう。

対策その2:経験を重視する

他の対策としては、学生時代の経験をまとめておくことです。学生時代の経験は大きなアピールポイントになります。充実した学生生活を送ることが就職につながりやすいポイントになるのです。

そのような経験は具体的なエピソードとして、アピールできるようにまとめておきます。面接のときに聞かれてすぐに答えられるように準備しておくのです。上手く答えられないと説得力がなくなるので、まとめておくことが大事です。

対策その3:付加価値を付ける

文系の就職活動ですべき対策として、付加価値をつけておくことです。理系と比較したときに、専門分野では負けるかもしれません。特化して積み重ねることができる「技術」面では劣ることもあるでしょう。

しかし、付加価値があると就職しやすくなるのです。IT化が進みオフィスワークが減っていくことを予想すると、自分にしかできない付加価値を付けておくことが大事になります。例えば、ビジネスに使えるレベルまで英語の能力を高めておくと、グローバル化が進む社会での付加価値になるでしょう。

他には、資格なども付加価値につながります。仕事で活用できる資格を持っていると、有用な人材として認識されることが多いです。将来的に転職する場合でも、特にスキルがなければ企業から選ばれにくいでしょう。付加価値を持っていることは、将来的にも役に立つことなのです。

就職活動における文系のメリットとデメリット

就職活動における文系のメリットとデメリット

理系の就活にくらべて文系は不利だときいたことはありませんか?本当にそうでしょうか。気になる就職活動における文系のメリットとデメリットを比べてみましょう。

就活における文系のメリット

文系学生の就職のメリットについて紹介します。以下のようなメリットを最大限に就活生は利用して就職活動を行いましょう。

時間がある

就職活動で文系のメリットは時間があることでしょう。理系の学部は、専門の研究などに多くの時間を割かなければいけません。そのため、就職活動に時間をかけることができないのです。

しかし、文系の学部は比較的時間に余裕があるので、就職活動にかける期間を長く取ることができます。時間があるので面接の準備や企業研究などに、時間をかけることが可能でしょう。

仕事に関して深く考えたことがなかった人は、適職を探すところから始められます。そのための時間は多くあった方が有益なのです。

知識の幅が広い

他のメリットは文系は学んだ知識の幅が広いため、幅広い職種から就職先を選ぶことができることです。文系は特定分野だけが就職先にはなりません。

営業から事務職まで幅広い職種が就職先になるのです。また、文系はポテンシャルを重視されることも多いので、意欲のアピールで内定につながることもあります。

卒業をしたときの力ではなく、企業に入ったあとに成長するポテンシャルを見込んで採用する企業も少なくありません。意欲や将来性を認めてもらえることで、就職できることはメリットでしょう。

業界や職種を絞らずに就活できるためチャンスが多い

理系学生の多くは、学業を通して専門知識やスキルを身につけ、限定された業界や企業に入社することが多いです。一方文系学生が担う仕事は、入社後にはじめて知識やスキルを身につけていくものが多く、ある意味誰にでも門戸が開かれている仕事だといえます。多くの選択肢から選ぶことができる、つまり就活のチャンスが多いことが、就活における文系の最大のメリットといえるでしょう。

就活における文系のデメリット

文系における就職のデメリットを紹介します。文系学生は以下のようなデメリットがある状態で就職活動を行うことになります

専門的なスキルを持たない

専門職になりやすい実学指向の理系学生と比べ、文系学生の場合は学校で学んだ知識が仕事にそのまま役に立つかというと決してそうではありません。専門スキルを持たず客観的な指標もないため、自分にとっての適職が何か見定めづらく、また就活面接において自分をどのようにアピールするべきか迷う場面も多くなりがちです。

大学院へ進学すると就活に不利になる?

就活では学歴が関係することが多くありますが、「院卒」の意味は文系学生と理系学生において大きく違います。

たとえば文部科学省の学校基本調査によると、平成29年の修士卒の「卒業者に占める就職者の割合」78.2%のうち人文系は49.7%(正規・非正規を含む/以下同)、工学系は90.1%となっており、人文系の院卒の就職率の低さが目立ちます。

一般的に理系学生にとって院卒であることは就活に有利に働くことが多く(技術職や研究職の採用は「院卒のみ」としている会社も多いです)、逆に文系大学院生の就活は、就活に不利と言われています。

なぜなら院卒の就活生の一番の強みは専門的で深い知識であるにも関わらず、文系の大学院生がその専門的な知識を活かせる企業が圧倒的に少ないのです。ですから年齢が他の新卒に比べて高く、その分初任給も高い院卒生は、日本の多くの企業に敬遠される現状があります。

人気企業に応募が集中し、ライバルが多くなる

平成29年度の文部科学省の『学校基本調査』を調べると、理系学生と文系学生の割合はだいたい7:3とわかります。

人数が少なく指導教官の目が届きやすい理系学生の特権として、学校・教授推薦型と言う理系特有の就活スタイルがあります。学校・教授推薦型の場合、書類選考が免除されたり選考の回数が減らされることもあるため、非常に効率的に就活を進めることが可能です。

一方で文系学生の就活の大半は、自由応募型と呼ばれる従来の幾度も面接を経て内定を勝ち取る就活スタイルとなります。誰もがエントリーできる反面、知名度の高い人気企業に応募が殺到し、高倍率の厳しい戦いを強いられます。

また、高倍率の高い企業ほど、内定までに長い選考ステップが用意されていることが多く、精神的にも肉体的にも辛い状況に追い込まれることが多いでしょう。

文系はシステムエンジニアとしても就職できる

文系はシステムエンジニアとしても就職できる

意外に思われるかもしれませんが、文系であってもシステムエンジニア職に採用されるケースは多くあります。ここでは、その理由を解説しますので、是非視野に入れてみましょう。

理由その1:人材不足

IT業界は人材不足になっていて、文系からシステムエンジニアを採用する企業も増えています。文系であっても、システムエンジニアとして就職できるのです。

理由その2:コミュニケーション能力を活かせる

ステムエンジニアの仕事は、コンピュータのプログラミングだけではないです。

仕事内容によっては文系に向いている仕事もあります。例えば、案件の企画段階では取引先との意思の疎通が欠かせません。そのようなときに、コミュニケーション能力が高い文系が向いているのです。

また、多くの人が関わるプロジェクトでは、人間関係が重要になるケースもあります。文系のエンジニアはプロジェクトを完成させるために、人間関係を上手く構築できる可能性が高いです。

そのため、企業側は文系を採用しているのです。そのように働くシステムエンジニアといっても、働き方は企業によって違います。働き方改革が進みつつあるので、企業に働く環境を確認しましょう。

システムエンジニアには様々な仕事内容がありますので、働く環境もかなり違うのです。特に、働く時間などを確認しておくと、就職したあとのトラブル防止につながります。

理由その3:企業の研修体制が整っている

企業も文系と理系の学生数の割合を理解しています。少ない数の理系学生を採用するにも他社に取られてしまうケースもあるので、文系学生から研修・教育を行いシステムエンジニアになってもらおうとする企業もあります。

システムエンジニアという仕事は、プログラミングなどの専門的なスキルだけでなく、コミュニケーションも重要となる仕事です。しかも、上記で紹介した通り、ITの専門的なスキルを持った人の人手不足という現状です。

なので、自前で育てようとする企業も近年多くなってきたことも文系の仕事にシステムエンジニアが人気になりつつある理由でもあります。

文系でIT系に就職しようと考えている就活生は以下の記事も確認しましょう。

ITと言っても、コミュニケーションが重要になるポジションもあれば、スキルが重要になってくる仕事もあります。文系としての強みを活かせる企業へ就職しましょう。

文系の就職は早めに方向性を決めよう!

文系の就職は早めに方向性を決めよう!

文系の就職は早めの準備開始が大切です。準備をしておけば、就職できる可能性が高くなります。また、文系の強みである幅広い職種から自分に向いている業界を選びましょう。

自己分析などをすることで、向いている業界などを探すことができます。さらに、資格を取得するなどの準備をすると、就職しやすくなります。就職活動の準備として、資格取得などはおすすめです。

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