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【2023年最新】文系の就職を徹底解説!-人気企業ランキングも紹介-

文系の就職を徹底解説!-最新情報や人気企業ランキングも紹介-

文系就職は理系よりも厳しい」と考えられがちです。しかし、文系の学生の能力を求める企業も多く、毎年、大手や有名企業へ文系の学生が就職していることからも「文系が就活に不利である」とは一概には言えないでしょう。この記事では、文系の就職の特徴や就職に向いている業界、文系学生の人気企業ランキング、文系の学生が就職活動ですべき対策やポイントなど、文系の学生が就活をするうえで知っておいたほうがよい知識を解説します。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

【最新データあり】文系就職の現状

【最新データあり】文系就職の現状

文系の就職内定率や、文系学生の人気企業ランキングをご紹介します。文系の就職が現在どのような状況になっているのか、まずは知りましょう。

【2024卒】文系学生の就職内定率

リクルートキャリアの「就活みらい研究所」の就職プロセス調査 (2024年卒)2023年9月1日時点 内定状況」によると、文系の学生の就職内定率は90.9%です。理系は92.9%となっています。

引用:リクルートキャリア 就活みらい研究所就職プロセス調査 (2024年卒)2023年9月1日時点 内定状況」

7月1日時点では文系81.5%・理系87.4%、8月1日時点では文系85.0%・理系90.3%と、理系の内定率の方が、概ね5ポイントほど上回ってきましたが、9月1日時点では、その差は縮まっています。理系の方が早く内定が出やすい傾向があったのかもしれませんが、ここにきて文系も追いつき始めたというところでしょうか。

【2024卒】文系学生の人気企業ランキング

マイナビキャリアリサーチLabの「マイナビ・日経 2024年卒大学生就職企業人気ランキング」によると、2024年卒の文系の学生の人気企業ランキングは、以下となっています。

文系学生の人気企業ランキング

1位 ニトリ

2位 東京海上日動火災保険

3位 JTBグループ

4位 ファーストリテイリング(ユニクロ・ジーユー・プラステ・セオリー)

5位 伊藤忠商事

6位 三菱UFJ銀行

7位 味の素

8位 日本生命保険

9位 ソニーミュージックグループ

10位 Plan・Do・See

マイナビキャリアリサーチLabの「マイナビ・日経 2024年卒大学生就職企業人気ランキング」の記事によれば、旅行業界の人気回復によって「JTBグループ」が、また、初任給引き上げで話題になった「ファーストリテイリング」が、前年から大きく票を伸ばしているとのことです。

給料の高い文系の仕事は、以下の記事でもご紹介しています。

【2020年最新】文系で給料の高い仕事7選と平均年収を解説!

給料の高い文系の職業について知りたい就活生は、ぜひ参考にしてみてください。

文系就職を徹底攻略!-文系学生が企業に内定をもらうために-

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文系就職を成功させるためのポイントや文系の学生の就職活動におけるメリット・デメリット、文系と理系の就職活動の違いについて知りましょう。

文系就職を成功させるためのポイント

文系就職を成功させるために、以下のポイントを意識して就活に取り組みましょう。

大学で学んだ知識をアピールする

文系の学部で学んだ知識を、就職活動で企業にアピールできるケースもあります。たとえば、文系の学部で心理学や社会学を選考していた場合、以下のような要素を伝えることが可能です。

  • 心理学:仕事相手の心理を分析できるため、信頼関係を上手く築けることなどをアピールできます。信頼関係を構築することで、企業の売上に貢献できると主張することもできるでしょう。
  • 社会学:幅広い分野に対する知識を仕事に反映できること、特に経済や経営に関する知識は、幅広い職種でアピールできます。

上手に伝えなければ、せっかく大学で勉強してきたことであってもさほど評価の対象にならないこともありますが、企業が求めている人物像に合わせて伝え方を変えるなどの工夫をすると、高い評価を受けられる確率は高くなります。

計画的に取り組む

文系が就職活動をするときには、計画的に準備することを意識しましょう。理系と比べると内定が出るのに時間がかかることがあるため、本格的な選考が始まってから準備するのは遅いといえます。大学3年生の秋には、就活の準備を始めておきましょう。時間的余裕や計画性を持って進めると、自己分析や企業研究などの対策に時間をじっくりかけて取り組むことができます。

特に、自己分析には時間がかかる可能性があります。過去を振り返って自分のやりたいことを見つける時間がないと、焦って就活に失敗することもあるため、そうならないように、余裕を持って取り組むことが大切です。やりたいことを早めに見つけて、それが実現できそうな業界や企業の研究をすれば、自分に合った職場に就職できる確率は上がるでしょう。

付加価値をつける

文系の場合、理系と比較したときに、実務に役立つような専門分野や知識などではどうしても負けてしまうことがあるかもしれません。また、技術面などで理系に劣ることもあるでしょう。

しかし、たとえばビジネスレベルの英語力や難関資格などを持っていれば、付加価値につながり企業から評価を受けやすくなります。仕事で活用できる要素を持っていると、有用な人材として認識されることが多いといえます。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

就職活動における文系のメリット・デメリット

文系の就職活動で、理系と比べたメリット・デメリットについてご紹介します。

メリット:時間がある

理系の学生は専門の研究などに多くの時間を割かなければならず就職活動の時間が取りにくいことがありますが、文系の学部は比較的時間に余裕があることが多いため、就職活動にかける期間を長く取ることができます。面接の準備や企業研究などにも、時間をかけることが可能になるでしょう。

メリット:ポテンシャルが評価されやすい

文系の新卒者は企業からポテンシャルを重視されることも多いため、意欲のアピールで内定につながることもあります。卒業時点ではなく、企業に入ったあとに成長するポテンシャルを見込んで、期待して文系の学生を採用する企業も少なくありません。意欲や将来性を評価され、内定をもらいやすいことは文系学生のメリットです。

メリット:就職のチャンスが多い

理系学生の多くは、学業を通して専門知識やスキルを身につけ、限定された業界や企業に入社することが多いといえます。一方で文系学生が担う仕事は、入社後にはじめて知識やスキルを身につけていくものも多く、ある意味、就活の時点では誰にでも門戸が開かれているといえます。文系の就職は多くの選択肢から選ぶことができ、チャンスもたくさんあるといえます。

デメリット:専門的なスキルを持たない

専門職に就くことが多い理系学生と比べ、文系学生の場合は、学校で学んだ知識が仕事にそのまま役に立つかというと決してそうではありません。そのため、自分にとっての適職が何か見定めづらく、就活の面接において、自分をどのようにアピールするべきか迷う場面も多くなりがちです。

デメリット:大学院進学が有利になりにくい

就活では学歴が関係することが多くありますが、「院卒」の意味は、文系学生と理系学生において大きく違います。一般的に理系学生にとって院卒であることは就活に有利に働くことが多く(技術職や研究職の採用は「院卒のみ」としている会社も多いです)、逆に文系大学院生の就活は、就活に有利になることはそこまで多くありません。

理由としては、院卒の就活生の一番の強みは専門的で深い知識であるにもかかわらず、文系の大学院生がその専門的な知識を活かせる企業が少ないためです。年齢がほかの新卒に比べて高く、初任給も高い文系の院卒生は、企業によってはかえって敬遠されてしまうケースもゼロではないでしょう。

デメリット:ライバルが多くなる

文系学生の就活の大半は、自分で企業にエントリーをして内定を勝ち取る就活スタイルとなります。誰もがエントリーできる反面、知名度の高い人気企業を目指す場合は全国から応募が殺到することになり、厳しい戦いを強いられやすくなるでしょう。高倍率の高い企業ほど、内定までに長い選考ステップが用意されていることも多く、内定を勝ち取るのは決して簡単なことではありません。

参考:文系と理系の就職活動の違い

文系と理系の就職活動の違いについて、参考までに知っておきましょう。

文系の就職活動:選択肢が幅広い

文系の就職活動の特徴として、理系よりも学部や専門分野を重要視されないことがあります。そのため、職種の選択肢が幅広いといえます。応募条件に専門分野が記載されていることは少なく、いろいろな企業に応募することも可能です。文系の就職活動では専門分野ではなく、人柄や企業へのアピールなどの要素が重視されるという特徴もあります。

文系の就職活動:推薦が少ない/就活に時間がかかる

文系の就職活動の特徴は、推薦が少ないことです。理系では、推薦制度で企業を紹介されるケースも少なくありません。しかし、文系では自分で応募するのが基本です。書類選考から始まるため、内定が出るまでの期間は長くなりがちであるといえます。理系の方が早い時期に内定をもらう傾向があり、その点でも「文系の就職は難しい」というイメージで捉えられることがあるのです。

理系の就職活動:理系専用の選考方法もある

理系の就活では、通常の面接ではなく、技術面接となる場合があります。「○○の法則について説明してください」というものであったり、大学での研究内容について発表を求められたりするものです。面接官は技術系社員が担当していることが多く、面接の中では、技術的な知識や能力が備わっているかどうかが重視されます。

理系の就職活動:推薦も多い

理系の場合、優秀な学生であれば、教授推薦や学校推薦などを使って就職活動をすることもできます。これは、文系にはほとんどないでしょう。注意点としては、推薦で受けられる企業が限られる点、学校推薦などであっても、必ずしも就職できるわけではないという点です。

文系の就職は早めに方向性を決めよう!

文系の就職は、早めの就活準備が大切です。業界・業界研究、どのような仕事があるのかなどについては早い段階で調べることをおすすめします。文系の強みである幅広い職種から、自分に向いている業界や企業を選ぶようにしましょう。自己分析などを徹底することで、自分に向いている仕事を見つけやすくなります。また、就職に役立つ資格を取得するなどの準備もおすすめです。文系の学生は計画的に就活をして、就職を納得できるものにしましょう。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)