
35歳以降もフリーターを続けると、正社員就職が一段と難しくなり、経済的な苦しさも増していきます。
ただし、35歳で社会人経験がなくても応募できる求人はありますし、実際に30代後半から正社員として再スタートを切る人も珍しくありません。
この記事では、35歳を過ぎてもフリーター生活を続ける6つのリスクを解説します。正社員就職を実現するコツも紹介しますので、「もう手遅れかも…」と感じている方はぜひ参考にしてみてください。


この記事の目次
35歳フリーターは人生終了?就職は手遅れ?
30代を過ぎてから正社員として働き始める人は多いため、35歳フリーターは“人生終了”でもなければ手遅れな状態でもありません。
日本は人手不足が深刻なため、正社員未経験者やブランクのある人なども対象に、多くの企業が「経歴不問」で採用を行っています。
20代や30代前半に比べると就職難易度は上がりますが、「正社員就職が不可能になる」というわけではありません。「どうせ自分には無理だ…」と決めつけず、まずは勇気を出して就職活動を始めてみましょう。
では、35歳フリーターの就職事情について具体的に解説します。
1. 30代後半のフリーターでも正社員就職を実現できる
30代後半を過ぎても正社員として再出発している人はいるため、「自分はアルバイトでしか生活できない」「人生終了だ…」と悲観的になる必要はありません。
一見すると、30代後半という年齢からの正社員就職は難しいように感じるかもしれません。
「この年までフリーター生活を続けているのは、何か問題があるのでは?」とマイナス評価を受ける心配もあるかと思いますが、実際には企業から前向きに評価される要素も多くあります。
たとえば、この年代からの正社員就職は「最後のキャリアチェンジにしたい」という強い覚悟の表れと受け取られることもあり、若い世代よりも“意欲が高い人材”として期待する企業も少なくありません。
また、アルバイトを長く続ける中で培ったコミュニケーション力や協調性、顧客対応力は、正社員として働くうえでも大きな強みとなります。
このような背景もあり、30代後半のフリーターでも正社員就職を実現している人は多いのです。
2. 35歳職歴なし・未経験でも応募できる求人がある
35歳職歴なし・未経験であっても、人手不足な業界では、年齢や経験、資格にかかわらず積極的に採用を行っています。
具体的には、以下のような業界・職種があります。
- 製造スタッフ
- 施工管理(建設業)
- 介護職
- 配送ドライバー
- バスドライバー
- タクシードライバー
- 中型・大型ドライバー
以上のような、人手不足傾向の強い業界や職種では、35歳で正社員になることが可能です。


【対策あり】35歳フリーターが就活で直面する厳しい現実
35歳フリーターが就活で直面する厳しい現実としては、書類選考になかなか通らない、フリーター期間が続くと正社員就職が難しくなる、そして30代前半に比べて仕事の選択肢が狭まるといった点が挙げられます。
正社員就職のハードルが高いことはたしかですが、対策はいくつもあります。たとえば「書類選考なし」の求人を意識的に探したり、派遣から正社員を目指したりするのもおすすめです。
職歴がなくても採用されやすい仕事を知りたい方は、厚生労働省が「job tag」の中で紹介している「未経験でも比較的入りやすい職業」のページをチェックしてみましょう。
厳しい現実1. 書類通過率がかなり低い
35歳フリーターが書類選考を通過できる確率は、11〜14%ほどと考えられます。
これは「10社応募して、面接に呼ばれるのは1社あるかないか」という非常に厳しい現実を示しています。
マイナビの2024年の調査を見ると、30代正社員の書類通過率は男性47.9%・女性43.4%です(※1)。
別の調査では、フリーター期間が5年を超えると、正社員になれる確率が32.3%までダウンするという結果も出ています(※2)。
これらを踏まえると、フリーター経験が長い35歳の書類通過率は11〜14%と試算でき、面接にたどり着くことすら難しいことが分かります。
※1 出典:株式会社マイナビ「転職活動における行動特性調査 2024年版(2024年調査)|求人応募件数・書類選考通過数・内定獲得数など」p.112
※2 出典:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」p.128
対策:最低でも15社以上に応募する
35歳フリーターの書類通過率が「1割ほど」と仮定した場合、応募数が10社未満だと、そもそも面接に呼ばれない可能性があります。そのため、まずは15社以上を目標に応募しましょう。
1〜2社の書類選考に落ちたからといって、「正社員になるのはやっぱり無理だ」と落ち込む必要はありません。それは単に、応募数が足りていないだけかもしれないからです。
35歳からの就職は、“量”を意識することが成功への近道です。少しでも気になる求人があれば積極的に応募してみましょう。
対策:「書類選考なし」の求人に応募する
自分の経歴に自信が持てない方は、「書類選考なし」の求人を狙うのも一つの方法です。
- 求人サイトやハローワークインターネットサービスを使う際に、「書類選考なし」にチェックを入れて求人を検索する
- 転職エージェントに「書類選考なしの求人」を紹介してもらう
35歳フリーターの就活は「職歴がない」というだけで判断されてしまい、あなたの良さが伝わる前に書類で不採用になるケースが少なくありません。
自分の強みや就職への熱意を直接アピールする機会を増やすためにも、「書類選考なし」の求人への応募も検討してみましょう。
対策:応募職種とアルバイト経験を結びつける
仕事への適性をアピールできるため、履歴書や職務経歴書の自己PR欄には「応募する仕事にどう役立つことができるか」という視点でアルバイト経験を書くことがポイントです。
▼自己PR例(コンビニバイトの経験者が事務職に応募する場合)
| △ NG | レジ打ちや発注業務を通じて、お客様に喜んでもらえるように頑張りました。 |
| ◎ OK | 接客に加え、発注や公共料金の支払いなど、いくつかの業務を同時に担当していました。こ の経験で培った「優先順位を考え、正確に処理する力」は、多くの作業に並行して取り組むことが求められる事務職の仕事に活かせると考えています。 |
NG例のように業務内容をただ並べるだけだと、「事務職でどう活躍してくれそうか」を採用担当者がイメージできません。
一方でOK例のように、多くの業務を担当してきたことを「優先順位を考える力」や「正確に処理する力」と言い換えて伝えることで、事務職としての適性をアピールできます。
自己PRを書くときは「何をしていたか」を伝えるだけでなく、「その経験が入社後の仕事でどう活かせるか」までしっかり書きましょう。
厳しい現実[2]フリーター期間が続くと正社員就職が難しくなる
フリーター期間が長くなると「正社員として働く意欲が低いのでは?」「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」といった不安を企業から持たれやすく、就職のハードルが上がります。
労働政策研究・研修機構の調査報告書を見ても、「正社員を目指した人のうち、実際に正社員になれた人の割合」は、フリーター期間が長くなるほど右肩下がりに落ちています。

画像引用:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」p.128
マイナビの2025年の調査(※)では、35歳〜44歳のいわゆる“中年フリーター”のうち、約4割が「正社員になりたくてもなれない」と回答しています。
これらのデータを踏まえると、35歳以降もアルバイト生活を続けると企業からの評価がこれまで以上に厳しくなり、正社員就職がさらに難しくなることが分かるでしょう。
※出典:株式会社マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2025年)」p.7 調査時期:2025年2月17日~2月25日
対策:職歴の「空白」に納得感のある理由を添える
「35歳になるまで、なんとなくアルバイトを続けていたのでは?」と思われると、正社員就職への意欲を企業から疑われてしまいます。
そこで「空白期間(正社員として働いていない期間)」について質問されたときは、就職に向けた資格取得や情報収集など、企業側が“納得しやすい理由”を添えて伝えることがポイントです。
- これまでの過ごし方を、正直に短く伝える
- 正社員を目指そうと思った「きっかけ」を話す
- 納得感のある理由(就職に向けて取り組んでいることなど)を伝える
正直に申し上げますと、これまでは将来を深く考えず、目の前のアルバイトをこなす毎日を送っていました。
しかし、35歳という節目を迎え、責任を持って働く同世代の姿を見る中で「このままではいけない」と強く感じ、正社員として働くことを決意しました。
現在はコンビニでの接客経験を活かせるホテル業界を志望しており、マナー講座を受講するなど、いち早く即戦力となれるように準備を進めています。
対策:非正規雇用からの正社員就業を検討する
まずは非正規(派遣など)からスタートし、段階を踏んで正社員を目指すという方法を選ぶと、35歳フリーターでも比較的スムーズに就職が決まることがあります。
実際に働きながら「この人なら任せられる」と信頼を得るほうが、結果的に正社員への近道になるケースが多いからです。
社風や仕事内容との相性を確かめてから正社員として働き始められるので、入社後のミスマッチを防ぎたい方にもおすすめできる方法といえるでしょう。
▼段階的に正社員を目指す「3つの方法」
| 特徴 | |
|---|---|
| 紹介予定派遣 | まずは派遣社員として働き、一定期間後に双方の合意があれば正社員や契約社員へ切り替わる仕組み |
| アルバイト先の「正社員登用制度」 | 社内選考などを経て、非正規雇用から正社員へと雇用形態が切り替わる制度 |
| トライアル雇用 | 職務経験が少ない人を対象に、原則3ヶ月ほどの試用期間を経て正社員採用を目指せる制度 |
参考:厚生労働省「トライアル雇用」
対策:資格取得や専門スキル習得に目を向ける
未経験の仕事に挑戦する場合、その仕事に関連する資格や専門スキルがあると企業から高く評価されます。「すぐに活躍してくれるかもしれない」という期待から、採用を前向きに考えてくれる企業が多いからです。
- 介護職員初任者研修
- 宅地建物取引士(宅建)
- 日商簿記2級・1級
「資格勉強をしたいけれど、お金に余裕がない…」という方は、公的な支援制度を活用してみましょう。
たとえば、アルバイト先で雇用保険に加入していない方は「求職者支援制度」の利用がおすすめです。
- 月10万円の給付金を受けながら勉強に専念できる(一定の条件あり)
- 介護や経理など、就職に直結する資格講座
- スキルアップ講座をほぼ無料で受講できる
参考:厚生労働省「求職者支援制度」
厳しい現実[3] 30代前半よりも仕事の選択肢が狭まる
30代後半を過ぎると「すぐに活躍できる実力があるか」という点が選考で厳しくチェックされます。そのため30代前半までと比べ、35歳フリーターが応募できる求人は大きく減ってしまうのです。
実際、35歳以上のミドル人材の転職者に「採用企業が求めるスキル」として、次の3つが上位にランクインしています(※)。
- 高いレベルでの業務遂行力
- 目標や課題を自ら設定し、解決策を考える能力
- 業界に適応できる高い専門性
この結果から分かるのは、35歳以上には「自ら動いて成果を出せる力」を期待する企業が多いということです。逆に言うと、35歳を過ぎると「全くの未経験」から手厚い教育を受けて入社するのは難しくなり、選べる選択肢がかなり狭まってしまうことを意味しています。

※出典・画像引用:エン・ジャパン株式会社「転職コンサルタント200人に聞いた「2025年ミドルの求人動向」調査ー『ミドルの転職』コンサルタントアンケートー|【図19】」
対策:未経験でも就職しやすい業種に応募する
応募できる仕事の選択肢を少しでも増やしたい方は、厚生労働省の「未経験でも比較的入りやすい職業」のページを見てみましょう。
このページには、実務経験や訓練期間が「特に必要ない」または「1ヶ月未満」の割合が高い職業が100個以上掲載されています。
専門スキルや社会人経験がなくても採用されやすく、35歳フリーターからでも正社員就職を目指せる仕事ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
- 検針員
- コールセンターオペレーター
- フロント(ホテル・旅館)
- デパート店員
- 施設警備員
- 障害者グループホーム世話人
- 自動車組立
- 建設
- 土木作業員
- ルート配送ドライバー
- ハウスクリーニング
参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「未経験でも比較的入りやすい職業」
対策:「掛け算」をもとに応募職種を考える
求人の少なさを感じている35歳フリーターの方は、アルバイト経験を掛け合わせる中で「自分の強み」を見つけるのもおすすめです。
たとえば「コンビニ」と「倉庫」で働いた経験がある場合、物流センターの「管理運営スタッフ」として働ける可能性があります。
| コンビニバイトの経験 | 発注、在庫チェック、レジでの正確な処理 |
| 倉庫バイトの経験 | 荷物の仕分け、梱包、効率的な作業の流れの理解 |
| ⇒ 掛け合わせた結果 「物流センターの管理運営スタッフ」 | 「店舗側がどう発注し、どう届けてほしいか」という視点を持っているため、現場をまとめるリーダー候補として採用される可能性がある |
こうして経験を組み合わせることで、自分でも思ってもみなかった仕事で働く道が開けることは多いのです。
35歳を過ぎてもフリーターを続ける5つのリスク
35歳を過ぎてもフリーター生活を続けると、経済的な面や社会的な信用、そして体力面において様々なリスクを抱えることになります。
フリーターは月給・年収の大幅アップが見込みにくく、将来的に受け取れる年金も少なめです。病気やケガで働けなくなった場合、収入が一気に途絶えてしまう恐れもあります。
社会的信用が落ちることで、住宅ローンやクレジットカードの審査に通りにくくなる可能性もあります。
40代に近づくにつれて体力的な衰えを感じやすくなり、業務中にケガをするリスクが高まることも注意点として押さえておきましょう。
リスク1. 経済的な苦しさが増す
35歳を過ぎてもフリーターを続けると、収入がほとんど上がらない一方、介護保険料などの社会保険料や税金の負担は増えるため、経済的な余裕はますます減っていくでしょう。
マイナビ発表の「フリーターの意識・就労実態調査(2025年)」によると、35〜44歳の中年フリーターのうち、約8割が「経済的なゆとりがない」と回答しています。
また3人に1人以上が「全くゆとりがない」と答えており、お金の面で苦労するフリーターが多いことが伺えます。
このように経済的な不安が強まる点も、35歳以降にフリーターを続ける大きなリスクといえるのです。

画像引用:株式会社マイナビ「フリーターの意識・就労実態調査(2025年)」p.10 調査時期:2025年2月17日~2月25日
月給
35歳以降もフリーター生活を続ける場合、男女ともに大幅な給料アップは期待できません。
厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査の概況」によると、正社員の平均月給は30代後半以降も上昇する一方で、正社員以外(フリーターなど)は男女ともにほぼ横ばいの状態が続いています。
男性の場合、正社員以外の35歳の平均月給は約20万円で、50代の約25万円がピークです。
これに対し、正社員の男性は35歳で約33万円、50代では約45万円と上昇しています。
女性の場合、正社員以外の35歳の平均月給は約20万円で、これをピークに緩やかに減少することが特徴です。一方、正社員女性の平均月給は35歳以降も上昇傾向が見られます。
このように、35歳以降もフリーター生活を続けると毎月の給与が増えず、経済的に苦しい状態が続く可能性があるのです。

画像引用:出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査の概況|第6図 雇用形態、性、年齢階級別賃金(令和2年)」p.7
生涯年収
35歳以降もフリーターを続けた場合、正社員として働いた場合と比べ、生涯年収で約1億円の差が生まれる可能性があります。
「ユースフル労働統計2024」によると、学歴や性別にかかわらず、正社員と非正社員(フリーターなど)には大きな収入差があることが分かります。
たとえば大卒の男性の場合、非正社員と正社員の生涯年収の差は1億3千万円です。
つまり、学校卒業後から35歳までフリーターとして働き続け、その後もアルバイト生活を続けた場合、正社員として働いた人と比べて1億円以上の差が生まれるかもしれないのです。
このような理由から、正社員と比べて経済的に苦しむフリーターが多いことも理解しておきましょう。
▼生涯年収の比較(退職金を含まない)
| 男性 | 非正社員 (フリーターなど)※1 | 正社員 ※2 | (差) |
|---|---|---|---|
| 大卒 | 1億5千万円 | 2億8千万円 | 1億3千万円 |
| 高卒 | 1億3千万円 | 2億5千万円 | 1億2千万円 |
| 女性 | 非正社員 (フリーターなど)※1 | 正社員 ※2 | (差) |
|---|---|---|---|
| 大卒 | 1億2千万円 | 2億3千万円 | 1億1千万円 |
| 高卒 | 1億1千万円 | 1億9千万円 | 8千万円 |
出典:労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2024|21 生涯賃金など生涯に関する指標」p.303-304,p.318-319
※1 学校卒業後フルタイムの非正社員となり、そのままフルタイムの非正社員を続けた場合の 60歳までの生涯賃金(退職金を含めない)
※2 同じ企業で、60歳で退職するまでフルタイムの正社員で勤め続ける職業生涯(退職金を含めない)
介護保険料
40歳を過ぎると「介護保険料」の支払いが始まるため、経済的な負担がさらに増します。
- 公的介護保険制度を維持・運営するための財源の一つ
- 原則として40歳以上の国民全員に支払いが義務付けられている
所得に応じて金額は変わりますが、フリーターのように収入が不安定な人でも毎月の保険料が発生します。
アルバイト先で社会保険に加入している場合、介護保険料は給与から天引きされ、本人と事業主が半分ずつ負担します(労使折半)。
一方、社会保険に加入していない人や、国民健康保険に加入している人の場合、介護保険料は原則として“全額自己負担”となる点に注意が必要です。
いずれにせよ、この先もフリーターを続けると社会保険料の負担が増え、生活費や貯金に回せるお金が減る可能性があることは理解しておきましょう。
リスク2. 将来受け取れる年金が減る
このままフリーターを続けると、35歳以降に正社員として働いた場合と比べ、将来受け取れる年金が少なくなる点に注意が必要です。
後ほど紹介するシミュレーションでは、35歳で正社員になった人の年金受給額は、フリーターのままの人より約1.5倍多いという結果が出ています。
フリーターは正社員よりも給与が低く、国民年金のみの加入となるケースも多いため、老後に受け取る年金の額がどうしても限られてしまいます。
アルバイト生活を通して十分な貯蓄ができていないと、年金だけでは生活費や医療費をまかなえない可能性もあるのです。
【シミュレーション】フリーターを続けた場合の年金受給額
以下の条件をもとに、35歳以降もフリーターを続けた場合と、35歳で正社員に就職した場合の「老後の年金受給額」を比較してみましょう。
<シミュレーション条件>
| 35歳以降もフリーターを継続 | 35歳で正社員として就職 | |
|---|---|---|
| 加入年金 | 国民年金のみ | 34歳まで:国民年金のみ 35歳以降:厚生年金 |
| 平均年収 | 120万円 | 34歳まで:120万円 35歳以降:350万円 |
| 年金加入期間 | 40年間(20歳~60歳) | |
| 受給期間 | 65歳~85歳(20年間) | |
| 想定 | 年収は各期間で固定、全期間で保険料納付済み | |
あくまで概算ですが、35歳以降もフリーターを続けた場合の年間受給額は約83万円です。
一方、35歳で正社員になった場合の年間受給額は約130万円となり、年間で約47万円の差が生まれます。
その差は生涯で約955万円にもなることから、35歳で正社員に就職するかどうかで老後の生活水準に大きな違いが出ることが分かるでしょう。
▼シミュレーション結果(概算)
| 35歳以降もフリーターを継続 | 35歳で正社員として就職 | (差) | |
|---|---|---|---|
| 毎月の受給額 | 約6.9万円 | 約10.9万円 | 約4万円 |
| 年間受給額 | 約83.1万円 | 約130.8万円 | 約47.7万円 |
| 受給総額 | 約1,663万円 | 約2,618万円 | 約955万円 |
※上記のシミュレーションは2025年時点の制度と試算に基づいた概算であり、将来の年金額を保証するものではありません
※老齢基礎年金は、2025年度の満額(83万1,696円)で計算しています
※厚生年金の「報酬比例部分」は、標準報酬月額や賞与額、加入期間によって増減します
リスク3. 収入が一気に途絶える可能性がある
社会保険(健康保険)の「傷病手当金」を受けられない場合、35歳以降もフリーターを続けている人は収入が一気に減るリスクがあります。
正社員であれば、業務外で体調を崩して休んだ場合でも「傷病手当金」が支給され、最長1年6か月のあいだ、給与の約3分の2を受け取れます(受給条件あり)。
アルバイトやパートでも「週20時間以上勤務」などの条件を満たして社会保険に加入していれば、傷病手当金の支給を受けられます。ただし、加入条件を満たしていない場合は傷病手当金の対象外となり、業務外の理由で働けなくなった場合の収入補償を受けられないのです。
傷病手当金
アルバイト先で社会保険に加入していない場合、病気やケガで働けなくなったときに「傷病手当金」を受け取れず、収入が一気に途絶えるリスクがあります。
傷病手当金とは、社会保険(健康保険)の加入者を対象に、最長1年6か月のあいだ、給与の約3分の2が支給される制度です。
アルバイトでも以下の条件を満たせば社会保険に加入でき、傷病手当金の対象となります。
一方、勤務時間や収入などが基準に満たない場合は加入できず、業務外の病気やケガで休んだときに収入の補償を受けられません。
▼社会保険の主な加入条件
| 週の所定労働時間 | 20時間以上 |
| 月額賃金(※) | 8.8万円以上 |
| 勤務先の従業員数(※) | 51人以上 |
| 雇用見込み | 2ヶ月を超える見込みがある |
| 対象 | 学生ではない |
参考:厚生労働省「社会保険適用拡大サイト」(2025年11月時点)
※月額賃金・従業員数の要件は段階的に緩和される予定
休業補償(労災)
アルバイト中のケガや病気によって働けなくなった場合は「労災」の適用を受けられるため、給与の補償を受けられます。
労災はアルバイトやパートも対象で、休業4日目以降、直近3か月の平均賃金のおよそ8割が支給されることが特徴です。
あくまで「業務中や通勤中のトラブル」に限られますが、こうした“もしものときの備え”があることを知っておくと安心でしょう。
ただし、私生活のケガや病気は労災の対象外です。この場合、社会保険(健康保険)に加入していれば「傷病手当金」で収入を補えますが、未加入だと傷病手当金を受けられません。
このように、人によっては「業務外の病気やケガによって収入がゼロになる」というリスクを抱えている点には注意が必要です。
リスク4. 社会的信用がさらに落ちる
社会的信用は、一般に「正社員としての勤続年数」や「安定した収入」をもとに評価されるため、35歳を過ぎてもフリーター生活が続くと社会的信用がこれまで以上に下がります。
たとえばローンの審査がさらに厳しくなり、住宅ローンを組む際に必要な「団体信用生命保険(団信)」への加入が難しくなる場合もあります。
30代後半以降もフリーターのままでいると、社会的信用が大きく下がります。
正社員としての安定収入がないことで、ローンの利用や大きな買い物が制限されるなど、生活面で不便を感じる場面が増える可能性があることは理解しておきましょう。
リスク5. 体力的に肉体労働が厳しくなる
30代後半を過ぎると体力の衰えを感じやすくなり、特に肉体労働の仕事を続けるのが難しくなっていきます。
たとえば建設業や運送業、工場勤務などは未経験者の採用も多く、アルバイト経験しかなくても正社員として採用されるチャンスがあります。しかし、こうした仕事は長時間の立ち作業や重い荷物を運搬することも多く、体への負担は決して小さくありません。
30代後半以降になると腰や関節を痛める人も増え、ケガや体調不良で働けなくなるリスクも高まります。
このように肉体労働が厳しくなる点も、35歳を過ぎてもフリーターを続けるデメリットといえるでしょう。
35歳フリーターがすぐに就職活動を始めるべき理由
35歳フリーターがすぐに就職活動を始めるべき理由は、正社員就職が有利になり、収入も上がりやすく、長く安定して働けるようになるからです。
労働政策研究・研修機構の調査によると、フリーター期間が短いほど正社員就職の成功率が高いことが明らかになっています(※)。
正社員として働けば、35歳を過ぎてからも年に数千円〜数万円の昇給を期待できます。
正社員は「無期雇用」のため、契約満了による“雇止め”の心配がほぼない点も大きなメリットの一つです。
※労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」
理由1. フリーター期間は短い方が就職に有利
フリーター期間が長い人は「仕事のモチベーションが低いのでは」と思われやすい一方、短い人は「社会復帰への意欲が高い」と評価されやすい傾向にあります。
フリーター期間は短いほど有利なので、正社員就職を目指す場合は早めに就活を始めることが大切です。
労働政策研究・研修機構の調査をみても、フリーター期間が「1年以内」の人は68.8%が正社員として就職できているのに対し、「2〜3年」だと56.6%、「5年以上」になると32.3%まで落ち込みます。
35歳の今からでも遅くはありません。できるだけ早めに行動を起こし、就職活動をスタートさせましょう。

画像引用:労働政策研究・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容-「第5回 若者のワークスタイル調査」から|図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合」p.128
理由2. 正社員になることで収入が上がる
正社員として働くと、勤務年数に応じて「昇給」があり、30代後半以降も年に数千円から数万円ほど月給が上がるケースが一般的です。そのため経済的な不安を感じている35歳フリーターの方は、できるだけ早く正社員就職を目指すことをおすすめします。
厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」をみても、男性は35歳以降も平均賃金が右肩上がりで上昇し、女性も緩やかに増えていくことが分かります(※)。
正社員就職において、35歳は決して手遅れの年齢ではありません。
正社員として働くことで大幅な収入アップを期待できるので、ぜひ就活に取り組んでみてください。
出典:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査の概況|第6図 雇用形態、性、年齢階級別賃金(令和2年)」p.7
理由3. 雇用が安定する
正社員は「無期雇用」の働き方のため、フリーターに多い「有期雇用」と比べ、契約満了による“雇止め”のリスクがほぼない点が大きな特徴です。
| 無期雇用 | 契約期間の定めがなく、“雇止め”(※1)の不安がほぼない |
| 有期雇用 | 契約期間が満了すると「契約終了」となる可能性がある(※2) |
※1 雇止め:企業と労働者が結んだ有期雇用契約が、契約期間の満了をもって更新されずに終了すること
※2 同じ職場で5年以上働くと、労働者の申し出により「無期雇用」に転換可能
雇用が安定すると、収入が途切れにくくなるだけでなく、将来の生活設計や貯金計画を立てやすくなります。
「この先の生活が不安」「いつ契約が切れるか分からない」と不安な35歳フリーターの方こそ、長期的に安心して働ける正社員就職を目指す価値は大きいでしょう。

今なら就職はまだ間に合う!
以上のように、フリーター期間が長ければ長いほど就職が難しくなり、就職先の選択肢も狭まっていきます。しかし、30代ならまだ未経験で就職できる可能性があります!
弊社ジェイックでも、30代でフリーターから資格なしで未経験から就職できた実績が多数あります!
30代男性の就職体験談
・大学中退・正社員経験無しから不動産業界に内定した34歳男性の話【ジェイック】
・大学卒業後フリーター生活6年から正社員就職した30代男性の話【ジェイック】
35歳でフリーターから就職するコツ
35歳フリーターが正社員を目指す場合、「意欲をしっかり伝える」「応募先で活かせる経験やスキルをアピールする」「就職エージェントを活用する」といった点を特に意識しましょう。
フリーターは「働く意欲が低いのでは?」と思われがちなため、面接では前向きな姿勢を伝えることが欠かせません。
「入社後に活躍できる人材」であることをアピールするためにも、アルバイトで身につけたスキルや経験を仕事にどう活かせるか?についても明確に説明する必要があります。
選考対策を無料で受けられるので、就職エージェントもぜひ利用してみてください。
1. 意欲を伝える
企業の採用担当者は、35歳でフリーターをしている方に対して、「働く意欲が低いのではないか」と懸念します。
企業は、入社後に定着し、活躍してくれる人材を求めているため、意欲の高い人を採用します。そのため、就職を決意したきっかけやフリーター期間を経て考え方が変わったことなどを伝えることで、正社員として働く意欲が高いことを伝えましょう。
例えば、「夢を追ってフリーターをしていたけれど、35歳になり周りで家庭を持つ友達が増え、安定した生活を求めるようになった」というように、具体的なエピソードとセットで伝えると、正社員として働くことに前向きになったことが伝わりやすくなります。
2. 応募先の仕事に活かせる経験やスキルをアピールする
35歳のフリーターの就職を成功させるコツの2つ目は、応募先の仕事に活かせる経験やスキルをアピールすることです。
企業の採用担当者は、「入社後に活躍できそうか」を選考で重視しています。
そのため、アルバイトなどで得たスキルの中で、応募先の仕事に活かせる経験やスキルをアピールすることで、入社後に活躍できるイメージを伝えることがポイントとなります。
例えば、接客業で得た傾聴力や提案力を営業力に活かすことができる、バイトリーダーでメンバーをまとめた経験から、リーダーシップを活かすことができるなど、即戦力となれる強みをアピールしましょう。
3. 就職エージェントを活用する
35歳のフリーターの就職を成功させるためには、履歴書や職務経歴書、面接で入社後に活かせる経験やスキルをアピールすることが重要です。
しかし、就職活動に慣れていないと、気づかないうちにマイナスの印象を与える発言をしてしまっていたりします。
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35歳・正社員経験なしでもOK! 狙い目の職種7選
正社員経験がない35歳フリーターでも内定をもらいやすい職種としては、組立・加工スタッフ、一般事務、ルート配送ドライバーが挙げられます。その他、施設警備員や、建設・土木現場作業員、ビル清掃、ハウスクリーニングも狙い目の職種です。
これら7つは、厚生労働省が紹介している「未経験でも比較的入りやすい職業」において、以下の条件をすべて満たす職種の中からピックアップしています。
- 就業前の実務経験:「特に必要ない」~「1ヶ月未満」が50%以上(※1)
- 就業前の訓練期間:「特に必要ない」~「1ヶ月未満」が50%以上(※2)
※1 この職業で実際に働いている人が必要と考える、入職前の訓練などの期間(学歴を除く)
※2 この職業で実際に働いている人が必要と考える、入職前の実務経験の期間
1. 組立・加工スタッフ
組立・加工スタッフは未経験から始めやすいため、正社員就職を目指す35歳フリーターにおすすめです。
主な仕事は、工場内での部品の組立や加工、検品です。作業手順はマニュアルで明確に決まっているため、初心者でも迷わず、スムーズに仕事を覚えられます。
製造業は慢性的な人手不足のため、経歴や年齢よりも「安定して長く働いてくれるか」「真面目に仕事に取り組んでくれるか」といった点が重視される傾向にあります。そのため、35歳でも正社員として採用されるチャンスがあるのです。
特に「自動車組立」の仕事は待遇が良く、実務経験もほぼ求められません。経済的に安定したい方は、まずは「自動車組立」の求人をチェックしてみましょう。
| 平均年収 | 563.2万円 |
| 就業前の実務経験(期間) | 特に必要ない:58.5% 1ヶ月以下:14.6% 1ヶ月超~6ヶ月以下:7.3% |
| 仕事に就くには? | ・メーカーの「未経験歓迎」の正社員求人に応募する ・期間工や紹介予定派遣からスタートし、正社員登用を目指す(※) |
出典:厚生労働省「自動車組立 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
※期間工:メーカーと直接契約を結び、数ヶ月から数年の期間を定めて働く契約社員
※紹介予定派遣:派遣社員として一定期間働き、本人と企業の両方が合意すれば「正社員(または契約社員)」として雇用される仕組み
2. 一般事務職
一般事務職は、採用時に専門スキルをほぼ求められないため、正社員就職を目指す35歳フリーターにおすすめです。
職場によって業務内容は多少異なりますが、データ入力や書類作成、電話・来客対応などを任されることが一般的です。
「エクセルで関数を扱える」「パワーポイントで資料を作れる」といったパソコンスキルが必要なケースは多いですが、これらは実務を通じて身につけることも可能です。
一方で、パソコンに全く触れたことがない人は就職が難しいでしょう。こうした方は、まずは「MOS(※)」の資格取得を目指す、あるいは「職業訓練(オフィスワーク科)」に参加する中で、パソコンの基礎スキルを身につけることを検討しましょう。
※ MOS:ワード、エクセル、パワーポイントなどの「Microsoft Office製品」の操作スキルを証明する、世界共通の国際資格
参考:厚生労働省「ハロートレーニング(職業訓練)」
| 平均年収 | 529.6万円 |
| 就業前の実務経験(期間) | 特に必要ない:56.3% 1ヶ月以下:6.3% 1ヶ月超~6ヶ月以下:4.2% |
| 仕事に就くには? | ・ハローワークや転職サイトで「未経験歓迎」の正社員求人を探す ・紹介予定派遣からスタートし、正社員登用を目指す |
出典:厚生労働省「一般事務職 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
3. ルート配送ドライバー
ルート配送ドライバーは未経験者の採用が活発なため、正社員就職を目指す35歳フリーターにおすすめです。
主な仕事は、担当エリア内の企業や店舗への荷物の配送です。配送ルートは固定のため、一度道を覚えれば未経験からでも即戦力として活躍できます。
物流業界は人手不足が続いており、特にドライバー不足が顕著です。運転免許があれば“書類選考なし”で面接に進める企業も多く、「年齢不問」の記載がある求人も少なくありません。
人手不足ということは、裏を返すと“仕事がなくなる可能性が低い”とも言えます。安定して長く働ける仕事に就きたい方は、ルート配送ドライバーも検討してみましょう。
| 平均年収 | 394.5万円 |
| 就業前の実務経験(期間) | 特に必要ない:72.7% 1ヶ月以下:6.8% 1ヶ月超~6ヶ月以下:4.5% 6ヶ月超~1年以下:2.3% |
| 仕事に就くには? | ・運転免許がない場合は、教習所で「普通自動車免許」や「準中型免許」を取得する ・運送会社・物流会社の「未経験歓迎」の正社員求人に応募する |
出典:厚生労働省「ルート配送ドライバー – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
4. 施設警備員
施設警備員は未経験でも挑戦しやすいため、正社員就職を目指す35歳フリーターにおすすめです。
オフィスビルや商業施設などの建物に常駐し、館内の見回り(巡回)や入館者の受付、モニターの監視などを行います。
警備業法という法律に基づき、未経験者には20時間以上の「研修(新任教育)」を受けさせることが義務づけられています。この研修では警備員としての基本動作をしっかり学べるため、警備の仕事がはじめての方でも安心です。
警備業界は慢性的な人手不足が続いており、「未経験歓迎」や「年齢不問」の求人も多くあります。実際、30代・40代から未経験で正社員として働いている人も多いので、35歳フリーターでも就職しやすい仕事といえるでしょう。
| 平均年収 | 353.8万円 |
| 就業前の実務経験(期間) | 特に必要ない:69.6% 1ヶ月以下:15.2% 1ヶ月超~6ヶ月以下:2.2% |
| 仕事に就くには? | ・警備会社の「未経験歓迎」の正社員求人に応募する ・入職後、20時間以上の法定研修(新任教育)を受ける |
出典:厚生労働省「施設警備員 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」。




5. 建設・土木現場作業員
建設・土木現場作業員は30代未経験者でも採用されやすいため、正社員就職を目指す35歳フリーターにおすすめです。
主な仕事は、建設現場での資材の運搬、基礎工事の補助、道路や外構(がいこう)の整備などです。
建設業界は深刻な高齢化に悩まされており、20代・30代の働き手を常に求めています。実際、建設業就業者のうち55歳以上が約37%であるのに対し、29歳以下が約12%と、若手の作業員が圧倒的に足りていません(※)。
一般に35歳は「中堅」に分類されますが、建設業界では「若手」の部類に入ります。手厚い研修・教育制度を設け、未経験の30代も一からしっかり育てようと考える企業が多いので、建設現場で働いたことがない方でも安心して仕事を始められるでしょう。
※出典:一般社団法人 日本建設業連合会「建設業の現状|4. 建設労働(2024年)」
| 平均年収 | 415.1万円 |
| 就業前の実務経験(期間) | 特に必要ない:68.8% 1ヶ月以下:2.1% 1ヶ月超~6ヶ月以下:14.6% |
| 仕事に就くには? | ・建設会社や土木会社の「未経験歓迎」の正社員求人に応募する ・「正社員登用あり」の職場でアルバイトとして働く |
出典:厚生労働省「建設・土木作業員 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
6.ビル清掃
ビル清掃は、就職前に特別な経験やスキルがほぼ求められないため、正社員就職を目指す35歳フリーターにおすすめです。
主な仕事は、オフィスビルや商業施設の共用部・トイレ・廊下の清掃、ゴミの回収などです。作業手順はマニュアル化されている場合が多く、未経験からでも短期間で技術を習得できます。
細かな拭き上げや、隅々まで清潔さを保つには「人の手」が欠かせず、この先も“なくならない仕事”と言われています。ビルが密集する首都圏を中心に常に求人があり、働き口に困らないこともメリットです。
基本的には1人で行う作業が多いので、人間関係を築けるか不安な方や、チーム作業に苦手意識を感じている方にもおすすめです。
| 平均年収 | 286.3万円 |
| 就業前の実務経験(期間) | 特に必要ない:77.2% 1ヶ月以下:8.8% 1ヶ月超~6ヶ月以下:1.8% |
| 仕事に就くには? | ・ビルメンテナンス会社や清掃会社の「未経験歓迎」の正社員求人に応募する ・「正社員登用あり」の職場でアルバイトとして働く |
出典:厚生労働省「ビル清掃 – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
7. ハウスクリーニング
ハウスクリーニングは未経験でも始めやすいため、正社員就職を目指す35歳フリーターにおすすめです。
主な仕事は、一般家庭や空室物件での水回りの清掃、エアコン洗浄などです。
ハウスクリーニングは特別な資格や実務経験がなくても始めることができ、丁寧な研修制度を整えている会社も多くあります。年代問わず多くの人が未経験からスタートしているため、35歳フリーターでも採用されるチャンスは十分にあるでしょう。
洗剤の種類や、汚れの落とし方などの専門知識、エアコンの分解洗浄といった専門スキルが身につくのもメリットの一つです。手に職をつけたい方は、ハウスクリーニングの求人もぜひチェックしてみてください。
| 平均年収 | 399.8万円 |
| 就業前の実務経験(期間) | 特に必要ない:66.0% 1ヶ月以下:17.0% 6ヶ月超~1年以下:4.3% |
| 仕事に就くには? | ・ハウスクリーニング専門会社や、家事代行サービスの「未経験歓迎」の正社員求人に応募する ・「正社員登用あり」の職場でアルバイトとして働く |
出典:厚生労働省「ハウスクリーニング – 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)」
34歳までにフリーターを卒業するように就活するのがオススメ
30代を超えてもフリーターであり続けることは、正社員とのさまざまな格差が広がり、35歳を超えると、求人の選択肢も急速に狭まることをお伝えしてきました。
人生のスパンで考えた時に、目的を持たずにフリーターであることに、メリットはありません。
正社員への就職は、不安も伴いますし、パワーもかかることですが、後回しにすればするほど年齢が上がってしまい、状況は悪くなっていきます。
あなたが20代の場合は、まだチャンスが多くあります。
30代になる前に自分のやりたいことや、向いてることを見定め、就職活動を開始しましょう。
もしあなたが30代になっているのであれば、もう残された時間はありません。
今すぐにでも行動し、正社員就職を実現させましょう。
ヤバイと気づいた日が、人生の中で一番若い日なのです。
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「35歳 フリーター」によくある質問
35歳で就職できる仕事は限られてる?
実際に、35歳フリーターは正社員に比べて厳しい立場であることは間違いありません。
ですが、35歳フリーターでも就職を出来る可能性のある仕事があります。
本記事では、35歳フリーターでも出来る可能性のある仕事を解説しております。
30代のフリーターで就職を目指すのであれば、フリーターに強い支援サービスを利用すべきでしょう。
本記事では、ジェイックの支援内容などを解説しております。是非参考にしてみてください。
35歳以上のフリーターでも、営業職や事務職などであれば未経験でも就職できる可能性があるため、スーツを着る仕事に就くことは可能です。
世の中の仕事は、「ホワイトカラー(営業職・事務職などのオフィスワーク)」と「ブルーカラー(製造・運送・建設などの現場作業)」に分けられます。
このうちホワイトカラーの仕事はスーツを着る場面が多く、特に営業や事務系の仕事は「未経験可」の求人も一部見つかるため、35歳を過ぎてもスーツを着て働ける可能性があります。




当社の就職に関するコンテンツの中から、フリーターから正社員への就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。




































