主体性がない自分に向いてる仕事はどんなものがあるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか?世の中には数多くの仕事がありますので、しっかり吟味すれば主体性がなくても活躍できる仕事は見つけることが可能です。
この記事では、主体性がなく受け身な姿勢の人に向いてる仕事を15選にしてご紹介します。合わせて、主体性がない人が今の仕事を続けるコツについても解説していますので参考にしてみてください。
- 主体性がない人には、作業的な業務や、誰かの問い合わせを受けて行う仕事などが向いている
- 主体性がない人に向いている仕事は、事務職、飲食スタッフ、Webデザイナーなど
- 主体性のない人が就活で成功するためには、自己分析と企業研究が大切!
この記事の目次
主体性がない人に向いてる仕事や職場の特徴
主体性がない人は、消極的で常に受け身の姿勢ながらも、誰かを思いやる気持ちや指示されたことに正確に対応するなどの強みがあります。
そうした性格を鑑み、まずは主体性がない人に向いてる仕事や職場の特徴について解説します。
作業的な業務が多い仕事
主体性がない人は、同じことを繰り返し行うような作業的な業務が得意な傾向にあります。代表的な仕事としては、工場のライン作業や物流管理業務、事務職などが挙げられます。
いわゆる単純作業の業務が多い仕事は自らの創意工夫を活かせない業務となりますので、主体性がある人には続かない仕事と言えます。また、行動力があったりコミュニケーション能力が高かったりする人にとっても、向かない仕事と言えるでしょう。
つまり、主体性がない人だからこそ、主体性を発揮することなく黙々と作業できる仕事が向いてると言えます。
誰かの問い合わせを受けて行う仕事
主体性がないと人は、自分から行動を起こして何かを変えるということに苦手意識を持ちがちです。裏を返せば、誰かの相談を受けて行動するということは問題なくできると考えられます。
そのため、誰かの問い合わせを受けて行う仕事は、主体性がない人に向いてる仕事と言えるでしょう。コールセンターやヘルプデスク、受付などは全て誰かから問い合わせを受けることで自分の業務が始まる仕事となっています。
常に業務の起点が自分にない仕事であれば、「何か自分がしなくてはならない状況」に置かれる状況にはならないので、勤務時間中にストレスを感じるようなことはないでしょう。
上司の判断が強いトップダウンな職場
自ら判断して行動するような仕事は主体性がない人にはあまり向かないので、上司からの指示に従って行動することが中心の職場は自分らしく働ける環境にあると言えます。
特に上司や役員陣の意思決定判断が強い職場は、主体性がない人に向いてる環境だと言えます。トップダウンな組織は比較的中小企業に多く、従業員が少なければ少ないほど上の役職者の発言力が強い傾向にあります。
求人を探す際に企業の従業員規模を参考にすることで、トップダウンで働ける会社かどうかをある程度見極めることが可能です。
主体性がない人が避けるべき仕事や職場の特徴
主体性がないことは、働く上で致命的な短所になる場合もあります。
特に、以下のような特徴を持つ仕事や職場の場合、主体性がないことで仕事が全く進められないということもあり得ます。
今やりたい仕事がないという人は、以下のいずれかの特徴を持つような仕事や職場の求人に応募するのは避けた方が良いでしょう。
クリエイティブな仕事全般
クリエイティブな仕事は、案件に応じて設定されているターゲットや目的を読み解き、自らのセンスや知見を活かして画像や動画などのクリエイティブを作り、顧客にプレゼンをする必要があります。
そのため、会社勤めとしてクリエイティブな仕事をするためには、主体性が非常に強く求められるといった特徴があります。
主体性がない人であれば、自ら作ったクリエイティブを他の人に見せることそのものに心理的ハードルを感じやすいですし、顧客へのプレゼンテーションも苦手意識を強く持つと考えられます。
自分から行動を仕掛ける必要のある仕事
主体性とは、自らの意思と責任で判断して行動する能力のことを指しますので、主体性がない人は自分から行動を仕掛けるということに強い苦手意識を持っています。
営業職やコンサルティング職などでは、自分から顧客に連絡してアポイントを取り、商材やサービスの提案をするといった業務が発生しますが、主体性のない人からすれば全て苦手な分野と言えます。
場合によっては業務そのものができず、メンタルが傷ついてしまい休職するといったことも考えられます。主体性がない人の就職先としては、非常に向いてない仕事と言えるでしょう。
平均年齢が若く活気溢れる職場
基本的に会社は同じような考え方や性質を持った人を採用する傾向にあります。その方が組織としての統率もしやすく、同じ目標に向かって業績を伸ばし続けやすいためです。
従って、平均年齢が若く活気に溢れているような職場は、従業員の多くが高い主体性を持っている傾向があると考えられます。そんな職場の中に主体性がない人が入社すれば、周りとの価値観の違いにイライラとストレスを感じることになるでしょう。
働く上では、仕事の業務内容ももちろん大切ですが、それと同じくらい大事になってくるのが職場環境です。
職場環境さえ良ければ仕事はなんとか続けることができるものの、そうでなければ毎日働くことが早々に嫌になってしまうはずです。主体性がない人は、まずは平均年齢が若い会社はできるだけ避けた方がいいかもしれません。
主体性がない人に向いてる仕事15選
ここからは、主体性がない人に向いてる仕事を具体的に15個ご紹介していきます。
仕事内容だけでなく、平均年収や向いてるポイントについても解説しますので、これから仕事探しをしようとしている人は参考にしてみてください。
事務職[主体性がない人に向いてる仕事 1/15]
事務職は会社の事務作業を行う仕事です。経理や総務、労務など様々な職種に分かれますが、共通してマニュアル通りの業務が求められるため、主体性を発揮しなくても業務が行えます。
また、業務自体も会社の誰かが行ったことに対して事務作業をするというものになりますので、何をすればいいか自分で判断する必要がないのもポイントです。
未経験から挑戦できる求人が多いですが、応募が集まりやすい仕事でもあるため、選考に進む際は念入りに準備するようにしてください。
向いてるポイント | ・ルーティン業務が大半 ・主体性を発揮しなくても業務ができる |
平均年収 | 336万円 |
購買管理[主体性がない人に向いてる仕事 2/15]
購買管理とは、会社の購買活動を管理する仕事です。材料の仕入れ先の選定や、どの材料をどれくらいいくらで仕入れるのかなどの管理を行うのが主な業務となります。
管理業務がメインとなりますので、基本的には上司の指示に従って仕事を進めれば問題ありません。
また、仕入れ先選定など自分で判断する仕事は経験を積んだあと任されることのある仕事ですので、就職して数年は主体性がなくても仕事ができるでしょう。
向いてるポイント | ・管理する仕事のため主体性が不要 ・間違いがないかの点検業務が多い |
平均年収 | 432万円 |
販売職[主体性がない人に向いてる仕事 3/15]
販売職は、アパレルショップや本屋などの店舗において、レジ打ちや品出しなどの販売業務を行う仕事です。
勤務時間中は接客がメインになりますが、基本的に来店客の質問や会話に対して適切にコミュニケーションを取ればいいだけなので、主体性がなくても仕事が成り立ちます。
仕事に慣れてきたら、店舗運営業務など主体性が発揮できる業務にも挑戦できますので、幅広い経験を積める仕事と言えるでしょう。
向いてるポイント | ・顧客からの要望を受けて業務が発生する ・勤務時間中は基本的に待ちのスタイル |
平均年収 | 325万円 |
飲食スタッフ[主体性がない人に向いてる仕事 4/15]
飲食スタッフは、レストランや居酒屋などのキッチンやホール業務を行う仕事です。来店客のオーダーに従って決められた業務を行うだけでいいので、主体性がなくても問題ありません。
ただ、正社員として飲食スタッフで入社すると、店長候補となりますので店舗運営業務などの主体性が求められる仕事に挑戦しなければならない可能性もあります。
どのようなキャリアを歩むのかについては、応募前に企業ホームページなどで確認しておきましょう。
向いてるポイント | ・オーダーが来てから業務が発生する ・決められたマニュアル通りの仕事をすればいい |
平均年収 | 325万円 |
受付[主体性がない人に向いてる仕事 5/15]
受付は、会社や商業施設、オフィスビルなどの受付に座り、来訪者の問い合わせに対して回答をするのが主な仕事です。
業務中は常に座っていることが求められますし、自ら勝手に何かをするということはむしろしてはいけない仕事ですので、主体性のなさが全くデメリットになりません。
問い合わせに瞬時に回答することが大切になってくるため、記憶力がいいと受付の仕事がより快適になるでしょう。
向いてるポイント | ・来客の質問に適切に答えるのが主な業務 ・主体性はむしろ出さない方が円滑に業務が進む |
平均年収 | 324万円 |
コールセンター[主体性がない人に向いてる仕事 6/15]
コールセンターは、主に個人の問い合わせに対して適切な回答をする仕事です。電話が主となりますが、会社によってはチャット対応しているケースもありますので、求人票でしっかりチェックしておきましょう。
業務の特性上、回答は常に均一なものが求められますので、マニュアルが完備されているのも主体性がない人にとって嬉しいポイントです。ただ、クレームが入る可能性がなくはないので、ある程度強いメンタルが必要になる点は注意が必要です。
向いてるポイント | ・顧客からの問い合わせに答える仕事 ・均一な対応が求められるため主体性が不要 |
平均年収 | 308万円 |
プログラマー[主体性がない人に向いてる仕事 7/15]
プログラマーはシステムエンジニアが作った要件書に従い、プログラミングによってシステム開発を行う仕事です。
要件書通りの作業をすればいいので、主体性を発揮する必要はありません。
また、プログラマーは技術職になるため、主体性よりも技術力が重宝される業界です。従って、技術力をしっかり身につければ、それ以外のスキルは多少低くても出世することも見込めます。
プログラマーはおとなしい人が多い傾向にあることから、人間関係に悩むことも少ないと考えられます。
向いてるポイント | ・要件書通りに作業対応すればいい ・主体性よりも技術力が重視される |
平均年収 | 413万円 |
インフラエンジニア[主体性がない人に向いてる仕事 8/15]
インフラエンジニアは、ITインフラの開発や運用保守を行う仕事です。プログラマーと同じく技術職になりますので’、主体性がなくても技術力があれば十分仕事で活躍できます。
また、ITインフラは止まってはいけないものになるため必然的に保守的な感覚が重要になります。主体性のない人は保守的な考えを持つ人が多い傾向にあるため、性格的にも業務内容にマッチしている仕事と言えるでしょう。
向いてるポイント | ・守りの仕事のため保守的な感覚が重要 ・技術力があれば主体性のなさは業務に影響しない |
平均年収 | 403万円 |
デバッガー[主体性がない人に向いてる仕事 9/15]
デバッガーは、開発されたシステムにバグがないかをチェックする仕事です。基本的にはどの部分のバグ検証を行えばいいか指示が入りますので、それに従って業務を行えば問題ありません。
バグが見つかった時は第三者に報告する必要が出てきますが、起きたことを分かりやすくレポートにまとめればいいので、特に主体性がなくてもこなせる範囲の業務です。
向いてるポイント | ・やるべきことが全て指示される ・起きたことだけを報告すればいいので主体性が不要 |
平均年収 | 376万円 |
Webデザイナー[主体性がない人に向いてる仕事 10/15]
Webデザイナーは、画像やサイトデザイン、ロゴなどWebサイトに掲載されるクリエイティブを作成する仕事です。
クリエイティブ職の一つにはなりますが、指示は全てディレクターから行われますので、指示に合ったクリエイティブを作ることになり、主体性はそこまでいらないのが特徴です。
また、クリエイティブ職なので自身のセンスが大切になる仕事でもあります。デザインスキルがあれば主体性がなくても仕事で成果を上げられるため、年収を上げていくことも十分可能です。
実績を出せれば独立できるというのも魅力的なポイントの一つです。
向いてるポイント | ・ディレクターの指示に従って業務を行う ・スキルがあれば主体性のなさをカバーできる |
平均年収 | 361万円 |
アフィリエイター[主体性がない人に向いてる仕事 11/15]
アフィリエイターは、ブログなどを運営して商品やサービスの宣伝を行い、そのアフィリエイト(広告)報酬を稼ぐ仕事です。
基本的に業務は常に一人で進めていくことになりますので、他人が関わらないという意味で主体性がなくても仕事ができます。
多くは個人事業主として取り組むケースが見られるため、正社員として働ける求人は少ないといった注意点があります。自分で稼げるようになるまでは、本業の傍らで副業として取り組むことがおすすめです。
向いてるポイント | ・自分一人で仕事を進められる ・自分から営業をしかけるようなことが発生しない |
平均年収 | ピンキリ |
社内SE(ヘルプデスク)[主体性がない人に向いてる仕事 12/15]
社内SEは、会社のIT部門を統括する仕事で、細かい業務内容は多岐に渡ります。中でもヘルプデスク的な仕事であれば、主体性がない人に向いてる仕事と言えます。
ヘルプデスクでは、社員のIT関係の問い合わせについて適切に対応することが求められます。裏を返せば、問い合わせが来るまでは特に仕事が発生しないということです。
加えて、対応方法についてはマニュアルが用意されている職場が大半のため、専門的な知識がなくても業務がこなせる点も嬉しいポイントです。
向いてるポイント | ・問い合わせに答える仕事で主体性が不要 ・マニュアルが用意されていることも多く取っ付きやすい |
平均年収 | 515万円 |
工場スタッフ[主体性がない人に向いてる仕事 13/15]
工場スタッフは、機械や電子機器の製造を行う工場に勤務し、決められた工程で決められた作業を行う仕事です。作る製品によって肉体への負担は変わりますが、業務中はミスを起こさないことだけを考えればいいので、主体性はいりません。
勤務時間中はどのスタッフも作業に黙々と集中することが求められるため、無駄なコミュニケーションが発生しないのも特徴です。
人間関係においても主体性を発揮する必要がないので、働きやすいと感じられる仕事と言えます。
向いてるポイント | ・決められた作業を繰り返し行う仕事 ・均一な作業が求められるので主体性が不要 |
平均年収 | 365万円 |
ドライバー[主体性がない人に向いてる仕事 14/15]
ドライバーは、車を運転して人やものを指示された場所に運ぶ仕事です。自分から行き先を提案することはありませんので、主体性を発揮するタイミングがないのが特徴です。
特に長距離ドライバーになると、休憩時間を自由に決められたり、車内で好きなように過ごすことができますので、一人の時間を気楽に過ごせるといったメリットもあります。
今後運送業界は人手不足が加速すると言われていますので、今のうちからスキルを積んでおき、職に困らないようなキャリアを築いておくのもいい選択でしょう。
向いてるポイント | ・乗客などの指示に従って運転すればいい ・主体性を発揮する瞬間がほぼない |
平均年収 | 372万円 |
清掃職[主体性がない人に向いてる仕事 15/15]
清掃職は、ビルやテナント、オフィスの清掃を担う仕事です。清掃する場所や時間、方法は全て決められていますので、主体性を発揮する瞬間はありません。
また、仕事中は常に一人で行動することになるため、同僚と会話をする必要がないのも特徴です。加えて、業務上残業が発生することもほぼなく、ワークライフバランスを重視して働けるのも魅力的なポイントと言えます。
主体性がない人に向いてる仕事は他にも数多くあります。他の仕事も知りたいという人は、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
向いてるポイント | ・決められた作業だけを毎日すればいい ・自分で判断して行動するという瞬間がない |
平均年収 | 317万円 |
主体性がない人に向かない仕事3選
主体性がないことは、仕事によっては致命的な短所になる可能性があります。
特に、ここでご紹介する3つの仕事は主体性がない人に向かないため、応募することはおすすめできません。
営業職
営業職は、会社や個人に対して商品やサービスを提案し、契約してもらう仕事です。販売職と同じイメージを持ってしまうかもしれませんが、営業職は自分から顧客を探してアポイントを取らないといけないという点で大きな違いがあります。
主な営業手法としては、電話によるアポイントだけでなく、いきなり自宅やオフィスに訪問する飛び込み営業、問い合わせを受けて商談する反響営業などがありますが、基本的に自分から行動して顧客に接点を取りに行くため、高い主体性が求められます。
加えて、ノルマ達成志向が強く求められるので、主体性が発揮できていないと上司から厳しく指導されることも珍しくありません。
総じて主体性がないと仕事そのものに大きなハンデを背負ってしまうことになるため、営業職として働くことには向かないと言えます。
企画職
企画職は、企業の課題を見つけ、その課題を解決する企画を考えて実行する仕事です。営業企画や商品企画などの職種に分かれますが、総じて自分から課題を発見して企画するという主体性が求められるのが特徴です。
主体性を持っていないと自分の仕事が何もないという状況にもなることがあり、「企画職は社内に対する営業職」などと表現する人もいます。
また、企画を考える上では一定のアイデアスキルも求められるため、主体性がない人が苦手とするクリエイティビティも資質として必須になる仕事です。未経験から応募できる求人はあるものの、企画職で求められるスキルや資質を理解しておくことが重要です。
Webクリエイター
Webクリエイターは、動画や画像などWebで公開する作品を作る仕事です。作品を作るだけでなく公開するまでが仕事ですので、主体性がないと自分の成果物を世に公開すること自体にためらってしまうことでしょう。
Webクリエイターは具体的に以下のような仕事に細分化されますので、合わせて覚えておいてください。
- Webディレクター
- Webライター
- カメラマン
- イラストレーター
- 動画クリエイター
- サウンドクリエイター
もし仕事にする勇気が持てないのであれば、趣味クリエイターとして活動するのがおすすめです。
仕事で主体性を持てない原因は?
仕事で主体性を持てないと感じる原因は、いくつかのパターンが考えられます。
原因をしっかりと認識することで、今の仕事のパフォーマンスを上げることができたり、次の就職先を見つけることに役立てられたりしますので、ぜひ認識しておきましょう。
仕事や人生において向上心が低い人だから
主体性がある人に共通するのは、「自分がやりたいと思っていることを実現したい」という思いを持っているということです。そのため、主体性がない人は、仕事や人生において「今よりももっと○○したい」という向上心が低いと考えられます。
常に向上心を持つということはハードルが高いことではあるものの、毎日やる気がなくダラダラと過ごしているようであれば、主体性を発揮しようと思う瞬間すら生じないでしょう。
このパターンに当てはまる人は、まずどんなことでもいいので「1年後、自分がなりたい姿」を想像してみることから始めてみるのがおすすめです。
真面目でコツコツやることが好きだから
主体性がないことが、良い個性としてはたらいているケースも考えられます。
どんなものごとでも真面目にコツコツこなすことが好きな性格だと、自分に与えられる仕事にのみ集中することになるため、何かを成し遂げたいという気持ちが薄まりやすくなります。
もちろん目の前の仕事に黙々と取り組むことは良いことではあるものの、主体性という観点で見れば向上心が止まってしまっている状態と言えます。
このパターンに当てはまる人は、真面目でコツコツやることそのものが評価される部署に異動願いを出すか、転職して仕事を変えてしまうことが選択肢となります。
自分に向いている仕事内容ではないから
今向き合っている仕事がそもそも自分に向いていない場合、成果が出ずミスも続いている状況が考えられます。仕事が上手くいかないと自己肯定感が下がり、結果的に自分の悪いところにばかり目を向けてしまうことがあります。
そうしてネガティブな精神状態になった結果、仕事で主体性が持てていないと感じている可能性も考えられます。
このパターンに当てはまる人は、まず一旦仕事から少し離れてメンタルの回復を行いましょう。その上で自己分析を行い、自分の長所と短所をもう一度見直してみることがおすすめです。
自分を客観視した結果、やはり主体性がなく今の仕事に向いてないと判断するのであれば、別の仕事に転職することも検討してみてください。
主体性がない人が内定獲得するコツ
主体性がないと、就職活動に苦労することも想定されます。
主体性がない人が内定を獲得するためには、いくつか知っておくべきコツがありますので理解しておきましょう。
自己分析で「自分の本当の強み」を知る
主体性がないといっても、どれくらい主体性を持って行動できないのかを明らかにしておく必要があります。また、主体性のなさをカバーできるような長所が自分にないのかを知っていれば、面接でのアピールポイントを増やすことも可能です。
そのために行っておくべきなのが、自己分析です。
自己分析とは、自分の今までの経験を棚卸しし、長所と短所を明らかにすることで自分自身のことをより深く理解する分析のことを言います。
自己分析の詳しいやり方については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
企業研究で自分らしく働ける職場か調査
主体性がない人に向いてる仕事といっても、勤める会社によって職場の雰囲気や求められる素養は変わってきます。自分らしく働ける職場を見つけ、ミスマッチを防ぐためには企業研究が非常に大切になります。
企業研究とは、応募先企業の求人票や企業ホームページ、口コミサイトやSNSなどの手段を用いて企業を調査することを言います。企業研究を行うことで入社後働いている姿をイメージしやすくなるため、主体性がなくても働けるかどうかを事前に確認することができます。
企業研究の方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、自己分析と合わせて確認しておくようにしてください。
就職エージェントにフルサポートしてもらう
主体性がない人の中には、就職活動自体にやる気を見出せなかったり、やり方が分からずに手が止まってしまったりする人もいます。そういった人であれば、就職支援のプロである就職エージェントにサポートしてもらうのがおすすめです。
就職エージェントを利用することで、自己分析や企業研究のサポートをしてもらえるだけでなく、自分に向いてる仕事の求人を紹介してもらえたり、面接日時の調整までフルサポートしてもらうことが可能です。
登録から利用まですべて無料のため、気軽に利用申し込みできるのもポイントです。気になるサービスを見つけたら、まずは登録してカウンセリングを受けてみてください。
主体性がない人が仕事を続けるコツ
主体性がないことに悩んでいる人であっても、いくつかのコツを知っておけば自分らしく働き続けることは十分に可能です。
就職や転職ではなく、まずは今の職場の仕事にしっかりと向き合いたいという人は、次の2つのコツを試してみてください。
指示の目的や背景を考えてみる
主体性がない人が、いきなり主体性を持つということは難しいかも知れません。そのため、まず最初は受け身で指示をもらいつつも、その指示が出された目的や背景を考えることから始めてみましょう。
どんな仕事も、何らかの目的があって発生しています。その目的や背景を知っておくだけで、自分の仕事に意味づけができますし、仕事の大枠を捉えられるようになります。
コツコツと情報収集をしていくことで、自分がやるべき仕事やまだ指示が出ていなそうな仕事が見えてくるはずです。
その後は「この仕事も必要になると思うのですが、やっておきますか?」などと自発的に業務にあたることを意識すれば、徐々に主体性を持って仕事に向き合えるようになるはずです。
受け身の姿勢であることを個性だと捉え直す
主体性がなく受け身であることは、業務によっては仕事を円滑に進める上で重要な個性と捉えることもできます。
主体性がないからダメということは考えず、今の仕事にどれくらいの主体性が求められているのかを一度冷静に見極めるようにしましょう。
もし受け身の姿勢でも仕事をしっかりこなせているのであれば、主体性がないことに焦る必要はありません。あなたらしく仕事と向き合うよう意識を持ってみてください。
まとめ
主体性がない人は、向いてる仕事と向いてない仕事がはっきりと分かれます。
この記事で紹介した仕事であれば、主体性を発揮せずとも評価される可能性が高いので、仕事選びの参考にしてみてください。
また、もし今の職場とは違う職場で仕事をするのであれば、就職エージェントを活用するのがおすすめです。ジェイックの就職支援は自己分析や企業研究の方法を無料で学べるだけでなく、未経験から挑戦できる求人を募集する企業複数社と一度に面接できる集団面接会に参加可能です。
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