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高卒の人におすすめな資格を紹介【資格選びで失敗しない方法】

高卒の人におすすめな資格を紹介【資格選びで失敗しない方法】

高卒の就職や転職に有利な資格を知りたいと思っている方も多いかもしれません。この記事では、高卒の方におすすめな資格や、あなたに合う資格の選び方などについてまとめました。まずは、将来どうなりたいかから考えてみましょう。

高卒就職時にあると有利になりやすい資格

高卒就職時にあると有利になりやすい資格

高卒の方が就職の際に持っていると、有利になる資格を4つご紹介します。すべて高校に通いながら、独学で勉強しても合格可能な資格です。

簿記

簿記の資格は、さまざまな企業の経理業務に活かすことができる資格です。就職に有利な理由は、経理の仕事はすべての企業で必ず存在するからです。民間企業は営利団体のため、必ずお金のやりとりが発生します。簿記の資格を持っていると、このお金の流れが詳しく把握できるのです。

簿記の資格(日商簿記)は1〜3級まで存在し、それぞれの知識レベルは以下になります。

  • 3級:商店や小規模企業の経理が分かる
  • 2級:中小企業から大企業までの、財政状態と経営成績が財務諸表から理解できる
  • 1級:様々な企業の経営分析を行い、コンサルティング業務に活かせる

高卒時点で2級まで取得できていると、就職において有利になりやすい傾向があります。

MOS

MOSとはマイクロソフトオフィススペシャリストの略称で、Office(WordExcelPowerPoint)のスキルを証明できる資格です。MOSが就職に有利な理由は、Officeを使っている企業がほとんどだからです。

受験資格も特にないため、高校生でも受験ができます。ただし未成年の人が受験する場合は、保護者の同意が必要です。レベルはスペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)に分かれており、高卒時点ではスペシャリストレベルまで取得できていれば十分です。

ITパスポート

ITパスポートは、ITの基礎を習得しているとみなされる資格です。ITパスポートが就職に有利な理由は、多くの仕事でIT知識技術が必要とされるからです。さまざまな職種に活かせるITの基礎が学べるため、IT企業への就職はもちろん、事務職においても役立つ資格といえるでしょう。

ITパスポートの試験内容は大きく、以下の3分野に分かれています。

  • ストラテジ系(経営戦略やマーケティング)
  • マネジメント系(システムやソフトウェアの管理)
  • テクノロジ系(セキリュティ、ネットワーク、データベースなどのIT技術)

受験資格も特になく、高校に通いながらでも独学で勉強を進めることが可能です。

危険物取扱者(乙種4類)

危険物取扱者とは、消防法に定められた「火災の危険性が高い物質」を取り扱える資格です。危険物取扱者には甲種、乙種、丙種の3種類があり、そこからさらに1〜6類の全6種類に分かれています。

高卒時に持っていると就職で有利なのは「乙種4類」です。なぜなら乙種4類は、幅広い実務で役立つ資格だからです。主にガソリンスタンドで取り扱う引火性液体(ガソリン、灯油、軽油、重油など)が対象ですが、石油メーカーや化学メーカーに就職する際も有利になります。

高卒で転職する際に有利になりやすい資格

高卒で転職する際に有利になりやすい資格

「高卒で一度は就職したが、転職したい」という方向けに、高卒で転職する際に有利になりやすい資格を5つ紹介します。やや難易度は高いですが、勉強次第で十分合格を目指せる資格です。

基本情報技術者

基本情報技術者は「IT技術の基礎レベルを証明する資格」で、ITエンジニアへの転職を考える人は取っておきたい資格です。なぜならIT企業への転職が有利になるからです。面接の際は、ITエンジニアとしての基礎知識を習得していることをアピールできます。たとえば以下の仕事などで幅広く活かせる資格になるため、取得しておいて損はないでしょう。

  • プログラマー
  • システムエンジニア
  • Webデザイナー

独学でもきちんと学習すれば、十分合格の可能性がある資格です。

宅地建物取引士(宅建士)

宅地建物取引士(以下「宅建士」と記載)は、不動産会社では必要不可欠とされる資格です。なぜなら、宅建士でないとできない仕事が多数あるからです。具体的には、以下の業務が該当します。

  • 不動産契約前に行う重要事項の説明
  • 重要事項説明書面への記名押印
  • 契約内容を記載した書面への記名押印

宅建士は不動産業界への就職や転職を視野に入れるならば、ぜひ取得しておきたい資格です。面接の際には、即戦力で活躍できることを伝えられます。

行政書士

行政書士は法律系の国家資格で、許認可申請や会計業務などの幅広い業務に携わります。行政書士が作成できる許認可書類は10000種類以上もあるため、需要が大きいです。

士業の資格には受験資格が定められているものも多いですが、行政書士は受験資格に学歴条件がありません。高卒であっても十分な勉強をすれば合格できます。

近年の行政書士には、コンサルティング力の高さが求められます。面接では行政書士の資格を持っていることに加えて、対人スキルをセットでアピールできると効果的です。

電気工事士

電気工事士はその名の通り、電気工事の従事者に必要な資格です。電気工事は欠陥があると感電事故や漏電火災などのリスクを伴うため、工事の取り扱いには資格が必要とされています。 電気は誰もが使うため、今後しばらくは、需要がなくなることは考えにくいです。

近年IT業界の成長が著しいですが、パソコン、スマートフォンをはじめとする通信機器、AIなどは電気がなければ使えません。こうした伸びている産業に関連づいていることも電気工事士の強みです。面接では「一つひとつの仕事を丁寧にこなす姿勢」をアピールできると効果的です。

電気工事士の資格は「第1種」「第2種」に分かれており、違いは以下の通りです。

  • 第1種:高圧電力を必要とする電気設備の工事ができる(ビルや工場など)
  • 第2種:600ボルト以下で受電する電気設備の工事ができる(一般住宅一般店舗)

ただし第1種の取得には実務経験が必要なため、高卒で未経験の人は、まず第2種の資格を目指すのが一般的です。

中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営コンサルタントの資格です。中小企業診断士が就職に有利な理由は、近年経営に問題を抱えている中小企業は多く、さまざまな経営課題を解決できる人材は重宝されるからです。

  • 経済学
  • 財務
  • 経営理論
  • 運営管理
  • 法務
  • 情報システム

中小企業診断士の試験勉強をすることで上記の分野が幅広く学べ、経営資源を横断的に見ることができ、面接の際は「経営全般の高度な知識があること」をアピールできます。またあなた自身が転職をする際にも、優良企業を見極められるようになるでしょう。

高卒女性が取っておくとよい資格

高卒女性が取っておくとよい資格

高卒の方のなかでも、女性が取っておくとよい資格を紹介します。子育てをしながら働きやすい、一度仕事から離れても復職しやすい資格を4つまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

保育士

保育士資格を取っておくと、ひとまず就職先に困ることはありません。保育士は人材不足に悩んでいる職場が多いからです。また、女性が多い仕事のため、再就職のために活用できる支援制度が多数用意されています。具体的には以下のものです。

  • 保育士就職準備金貸付
  • 潜在保育士向けの研修
  • 保育士・保育所支援センター
  • 保育士専門のキャリアアドバイザー

高卒で保育士資格を目指す場合、通信講座などで勉強し受験することもできますが、現在はまだ大学、短大、専門学校を卒業して保育士になるルートが一般的です。

医療事務

医療事務も女性に人気の資格です。医療事務の仕事をするにあたって資格は必須ではありませんが、資格を持っていることで就職が有利になります。医療事務の資格としては主に以下の4種類です。目指す働き方に合わせて、受験する資格を検討してみましょう。

  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
  • 医療事務管理士技能認定試験
  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 医療事務認定実務者

最近ではさらなる高齢化の加速により、医療業界は年々忙しくなっています。そのため、医療事務の求人数も増えています。

女性が多い職業のひとつで、一定期間家庭に入っていたなどのブランクがある人が再就職に選ぶケースもあります。働いているのは女性が大半となるため、産育休後の復職にも理解がある職場も多く、その点では働きやすいといえるでしょう。

登録販売者

登録販売者は、薬局などで医薬品を販売できる資格です。これまでは薬剤師でないと販売できなかったものでも、登録販売者の資格を持った人が取り扱えるようになりました。そのため現在では、多くの薬局から重宝される資格です。

元々は学歴や実務経験などの条件がありましたが、2015年以降は制限が撤廃されて誰でも受験ができるようになりました。また登録販売者の通信講座や資格スクールも多数存在するため、未経験の人でも無理なく合格を目指せる資格です。

キャリア継続のための研修など、産育休後の復職に向けた制度も用意されています。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、就職や転職の希望者に対して、職業選択や能力開発の相談に乗るキャリア形成の専門家です。近年転職をする人が増えて、職業の幅も昔に比べて広がったことから、需要が大きく上がった資格です。就職においても、幅広い職種で活かせる資格となっており、具体的には以下の環境で力を発揮できます。

  • 企業内の人事部
  • 企業の管理職
  • 人材紹介/人材派遣会社
  • 就職支援をする公的機関(ハローワークなど)
  • 各種教育事業(塾やスクールなど)

このようにキャリアコンサルタントは、今後も活躍できる環境が増え、就職に有利な資格となっています。自身が復職に関する知識をもっているため、子どもが産まれた後のキャリアなどについてもビジョンを立てやすいでしょう。

資格を取る際のポイント

資格を取る際のポイント

資格を取る際は「資格を取ること」が目的にならないようにしてください。資格を取っても、仕事自体が合わなければ意味がないからです。

具体的には、下記の順序で考えるとよいでしょう。

  1. まずは将来どうなりたいか考える
  2. 理想の将来に近づける仕事を調べる
  3. その仕事に資格が必要であれば取得する

理想とする将来によっては、資格を取らなくてもよい可能性もあります。資格を取ることが目的になるとミスマッチなど思わぬ展開になることもあるため、まずは将来どうなりたいかを考えましょう。

資格が必要な例

資格が必要なのは、下記のようなケースです。

  • 将来どうなりたいか:手に職をつけて安定して暮らしていきたい
  • 理想の将来に近づける仕事:ITエンジニア
  • ITエンジニアに必要な資格:ITパスポート、基本情報技術者

将来どうなりたいかから逆算していき、資格が必要なら取得するという考え方でOKです。

資格で失敗する例

ただ資格を取得すると、ミスマッチなど失敗する人も多いので注意しましょう。例として医療事務の資格を取得した女性の失敗ケースをご紹介しますので、参考にしてみてください。

医療事務の資格を取得した女性のケース

「資格があれば安心だから」という理由で医療事務の資格を取得。しかし.いざ医療事務の仕事に就いてみたら業務に興味を持てず、仕事にも身が入らず、すぐに辞めることを考えはじめた。子育てと両立しやすい仕事であるとは感じたものの、やりがいを感じない仕事を続けることに疑問を感じ、結局は早期離職し、まったく別分野の仕事を探すことにした。

もちろん、一生懸命勉強して資格を取得したこと自体は意義のあることです。しかしその資格を活かす仕事をしない場合、せっかく資格の勉強にかけた労力や時間がもったいないといえます。

「将来どうなりたいか」「自分に向いているのか」などを考えたうえで資格を取らないと、上記のような失敗をしがちです。まずは自分が将来どうしたいのかや、適性などから考えてみてください。

【まとめ】資格取得が目的ではない!-資格を取る目的に立ち返ろう-

資格はその道の専門性を持っていることを客観的に伝えることができ、就職にも活かせます。しかしあくまでも「資格を取ることは1つの手段」ということを忘れないようにしましょう。あなたの望む働き方を考えたときに、資格が必要ならば取得に向けて勉強をすればいいのですし、不要ならば、何も資格にばかりこだわる必要はありません。

「自分ひとりでは資格を取得すべきか判断がつかない」という方は、就職/転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。プロのキャリアカウンセラーが客観的なアドバイスをくれるため、自分に合った今後のキャリアを考えていくことができます。私たちジェイックもそういったキャリア相談に対応していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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