
ニート生活は、昼夜逆転・人との関わりの減少・外出頻度の低下といった特徴があり、長期化すると就職への不安や孤独感が強くなりやすい傾向があります。
一方で、生活リズムを整える・少しずつ人と関わる・自分に合った仕事を探すといった手順を踏むことで、ニート生活から抜け出すことは十分可能です。
この記事では、ニート生活の1日の特徴に加えて、ニート生活から抜け出すための具体的な流れ7ステップについて詳しく解説します。
- ニートの生活は、遅めの起床、外出は少ない人が多く、社会から孤立しがち
- ニートになる原因には、病気やケガ、人間関係に対する疲れ、高すぎる理想などがある
- ニート生活から抜け出すために、規則正しく生活、アルバイト、就活アドバイザーへの相談などがおすすめ




この記事の目次
ニート生活に陥る原因
ニートとは、15〜34歳までの就学・就労していない人かつ、職業訓練も受けていない人を指します。
これを英語に訳すと「Not in Education, Employment or Training」となり、それぞれの単語の頭文字をとって「NEET(ニート)」です。
日本国内におけるニートの数は、2019年時点で約56万人です。これは15〜34歳の人全体の2.3%に当たり、昨今では社会問題となっています。
また、ニートは本人が社会的孤立・経済的貧困になる陥るリスクが高いだけでなく、同居する家族のストレスにも関わってくる問題でもあります。
ニート生活に陥ることになる原因は主に、以下の6つが考えられます。
1. 病気やケガ
就職期間中に病気やケガをしてしまい退職を余儀なくされた場合と、入社前に仕事に支障をきたすと判断された病気やケガが発覚し、採用が取り消しになった場合があります。
これらは仕方がないことで、本人が怠けたからニートになったわけではありません。
たとえば「印刷会社に就職が決まっていたが、入社前に行った健康診断で色弱が発覚し、色が判別できないのは仕事に支障をきたすから」といった事例もあります。
このように、いきなり採用が取り消しとなり、その後の就職活動も上手くいかずにニート期間が続いてしまうといったケースもあります。
2. 社会人として仕事をすることに疲れた
ニート生活に陥る人の多くは、社会人として働くことを経験しています。
就職はしたものの仕事での失敗が多かったり仕事ができなかったりして、職場の上司による叱責などによって自信をなくしてしまうパターンです。
そのほか、職場でいじめにあっていた、職場に自分の居場所がなかったという理由で職場内の人間関係に疲れてしまい、離職してニートになるケースもあります。
3. 人間関係のトラブル
こちらはどちらかというと、仕事以外での人間関係がこじれてしまったケースを指しています。たとえば以下のようなきっかけから、ニートになってしまう人もいます。
- 家族から常に厳しい言葉をかけられていた
- 友人に裏切られた
- 社内恋愛をしていたが、別れて会社にいるのが気まずくなった
このように自分に自信をなくしたり、精神的に追い詰められたりするできごとをきっかけに、ニート生活に陥ってしまうケースです。
4. ひたすら夢を追っている
ミュージシャン、漫画家、アイドル活動など、自分の目指すものを追い続けているため働かず、実質ニートになっているパターンです。
自分の夢を追いながらも生活を成り立たせるためのアルバイトを両立させている人はニートではありませんが、バイトもしておらず、単に結果が出ていない状態で夢だけを追っている人は、社会的に見るとニートという扱いになります。
5. 理想が高すぎる
これは特に高学歴の人に起こりがちで、せっかく採用されそうな求人が見つかっても「自分にはもっと合う仕事がある」と高い理想を追い求めてしまうパターンです。
たとえば結婚相手を探していて「身長175cm以上、年収600万円以上、学歴はMARCH以上の男性でなければ結婚は無理」と考えている女性がいるとします。ですが、そのような相手はそう簡単には見つからないことは、多くの方がイメージできるでしょう。
しかし就活の場合には、このように自分がいわゆる「高望み」をしていることに気づいていない人が多くいるのです。
特に1年以上も仕事を探し続けている人は、自分のプライドが邪魔をしていて、就職先が見つかっていない可能性があります。
6. 親に依存している
親が多くの資産を持っていて、働かなくても親の力を頼れば生活が成り立ってしまう人は、ダラダラとニート生活を続けてしまいがちです。
この場合、親が働いているうちはニート生活が成り立つとしても、親の定年退職以降は、経済的に苦しくなっていくことが多いです。
また、親から「もう面倒は見られない」「仕事を見つけて家を出てほしい」などと言われてしまう可能性があります。
ニートになる原因について他にも知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
ニートはどう生活している?1日の様子を解説
ニート生活の1日についてご紹介します。
もちろん生活スタイルは人それぞれですが、ここでは「比較的多くの人がしている生活」といったイメージでご紹介します。
- 起床
- 食事
- 日中の活動
- 人との関わり
- 就寝
これらの5つの項目に分けて、ご紹介していきます。
1. 起床
会社員や学生に比べると遅めの傾向です。
その理由のひとつは「できるだけ家族と顔を合わせたくない」からで、家族全員が家を出た9〜11時あたりに起きる人が多いです。
人によっては完全に昼夜逆転の生活を送っている人もおりいて、14〜15時頃に起きる人もいます。
ニートは朝早く起きる必要がないため、生活リズムは基本後ろ倒しになりがちです。
なかには毎朝決まった時間に家族に起こされる人もいるかもしれませんが、多くの人は昼前〜昼過ぎに起きています。
2. 食事
実家に住んでいる場合は、自分のぶんも一緒に食事を作ってもらっているケースが多いでしょう。
また、冷蔵庫の残り物を使ったり、自分で買い物へ行って自炊する人もいます。
実家暮らしのニートは多少家族に後ろめたい気持ちがあるので、買い物や洗濯など一部の家事を引き受けていることもあるでしょう。
一方、一人暮らしでニートをしている人の食生活は両極端で、時間があるからと自炊をする人と、作らずにインスタント食品で済ませる人にはっきりと分かれます。
日中の活動量が少なくあまりお腹が空くことがないため、1日1〜2食で済ませているニートも多いでしょう。
3. 日中の活動
ニートは基本は家にいることが多く、外出も一人が多いです。
その理由は、以下が考えられます。
- 平日の昼間は仕事をしている人が多く、友達に会いづらいから
- ニートであることを友達に言いづらいから
- フラフラしているところを近所の人に見られたくないから
ニートであることを引け目に感じている人は、外出もしづらくなって引きこもりがちになることもあります。
ニート生活の1日は、ざっくり言うと以下の活動が中心となります。
- 最低限の用事(買い物など)
- 散歩
- 無料の場所で過ごす(図書館など)
- ネットサーフィン
- アニメやドラマ観賞
- ゲーム
「時間はあるがお金はない」という状態のため、ある程度過ごし方は決まっているかもしれません。
4. 人との関わり
一般的に、ニート生活中は人との関わりが減ります。というよりも、自然に人と距離を置いた生活になりがちです。
その一番の理由は、周りの働いている人たちと自分を比較してしまい、劣等感を感じるからです。
それに現代では1人でも楽しめる娯楽が多数あるため、人との関わりが少なくてもニート生活を楽しむことができてしまいます。
よって、ニート期間中は友人と会う約束もする気になれず、ニート期間の長い人は、どんどん社会から孤立していく傾向にあります。
5. 就寝
ニートの就寝時間は、働いている社会人よりも遅めです。
なぜなら仕事がないので、次の日朝早く起きなくてもいいからです。
24時間いつでもネットアニメやドラマゲームができるため、夜更かしへの誘惑もたくさんあります。そのため多くのニートが、深夜2〜5時頃といった深夜~明け方に寝る生活をしています。
仕事をしている人でも、休みの前日はつい夜更かしをしがちではないでしょうか。
ニートの人は毎日が休みということで、気をつけないと徐々に夜型の生活になっていき、生活習慣が夜型に固定されていきがちです。
ニート生活でかかる費用のシミュレーション
ニートであるかどうかにかかわらず、一人暮らしをする場合は家賃や食費などが発生するため、月17〜18万円程度の生活費がかかる傾向があります。
総務省統計局の「家計調査 2025年(令和7年)平均」によると、単身世帯の生活費の平均は以下のとおりです。
| 生活費内訳 | 金額 |
|---|---|
| 食費 | 44,659円 |
| 住居費 | 21,667円 |
| 水道光熱費 | 13,333円 |
| 家具・家事用品 | 5,945円 |
| 被服及び履物 | 4,664円 |
| 保健医療 | 8,690円 |
| 交通・通信 | 19,190円 |
| 教養娯楽 | 20,250円 |
| その他の消費支出 | 34,611円 |
| 合計 | 173,009円 |
参考:総務省統計局「家計調査 2025年(令和7年)平均」
(※「5 年間収入階級別 単身世帯・勤労者世帯」を参照)
数字はあくまでも目安ではありますが、上記の金額が支出として発生することはおさえておきましょう。
一方、実家暮らしの場合は親が食費・家賃・水道光熱費などを負担するケースが多いため、一人暮らしよりも生活費を抑えやすい傾向があります。
ニート生活を続ける3つのリスク
ニート生活を続けると、就職の難易度が上がるだけではなく、社会とのつながりが減ったり、将来的に住む場所や生活費に困ったりするリスクがあります。
特に、実家暮らしの場合は現在の生活を維持できていても、親が高齢になるにつれて将来への不安が大きくなりやすいです。
また、人と関わる機会が減ることで孤独感が強まり、外出や就職活動への意欲が低下してしまうケースもあります。
「まだ大丈夫」と感じていても、ニート期間が長引くほど社会復帰のハードルは上がりやすいため、少しずつでも行動を始めましょう。
1. 就職の難易度が上がる
働いていない期間が長くなるほど企業から長く働けるのかを不安視されやすくなるため、ニート生活を続けると就職の難易度が上がる傾向があります。
実際に、財団法人社会経済生産性本部の資料でも、ニート歴が長くなるほど就業できなかった割合が高くなる傾向が見られました。
| 就業した | 就業できなかった | |
|---|---|---|
| 1年以下 | 44.2% | 30.2% |
| 1年超〜3年以下 | 45.1% | 35.2% |
| 3年超〜5年以下 | 50.7% | 31.9% |
| 5年超 | 42.3% | 42.3% |
参考:財団法人 社会経済生産性本部「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究報告書」p.12~13
また、20代は将来性を重視したポテンシャル採用もありますが、30代以降は即戦力を求められやすくなります。
そのため、できるだけ早めに行動を始めることが重要です。
2. 社会とのつながりが希薄になる
仕事や学校に行かなくなると人と接する機会が減るため、社会とのつながりが希薄になりやすくなります。
特に、日常的に関わる相手が家族やオンライン上の知人だけになると、他人と会話する機会そのものが少なくなりやすいです。
また、以前は仲が良かった友人とも、仕事やキャリアの話についていけず、距離を感じてしまうケースもあります。
SNSで同世代の活躍を見ることで、焦りや劣等感を抱く方も少なくありません。
結果として孤独感が強まり、外出や就職活動への意欲が低下してしまう可能性もあるため、ニート生活が長期化する前に少しずつ人と関わる機会を作ることが大切です。
3. 親がいなくなると住む場所やお金に困る
実家暮らしのニートの場合、親がいなくなると住む場所や生活費に困る可能性があります。
現在は親の収入や持ち家によって生活できていても、将来的に同じ生活を続けられるとは限らないからです。
たとえば、実家を相続する場合は固定資産税や水道光熱費などの維持費の支払いが必要です。
また、相続する資産の額によっては相続税が発生するケースもあるでしょう。
一方、実家を相続しなかった場合でも、新たに賃貸物件を契約しなければなりません。
しかし、ニートのままでは安定収入がないため、入居審査に通りにくい場合もあります。
将来的に困らないためにも、少しずつ収入を得る準備や就職活動を始めておくことが不可欠です。
ニート生活から抜け出すための具体的な流れ7ステップ
ニート生活から抜け出すには、生活リズムを整える・人との関わりを増やす・自分に合った仕事を探すなど、段階的に行動していくことが大切です。
いきなり正社員就職を目指そうとすると負担が大きく、途中で挫折してしまう可能性があります。
まずは生活習慣を改善しながら、ニート生活になった原因を整理してみましょう。
そのうえで、就職活動の流れや応募書類の作成方法、面接でよく聞かれる質問への回答を準備することが重要です。
また、働くことに強い不安がある場合は、アルバイトや在宅ワークなど、負担の少ない働き方から始めるのも選択肢のひとつといえます。
1. 生活リズムを整える
昼夜逆転状態・睡眠不足が続くと気力や体力が低下しやすくなるため、ニート生活から抜け出すには、まず生活リズムを整えましょう。
特に、起床と就寝の時間を一定にするだけでも、生活の安定につながります。
また、食事を1日3回取ることや、散歩・ストレッチなどの軽い運動を始めるのもおすすめです。身体を動かすことで気分転換になり、前向きな気持ちを取り戻しやすくなります。
いきなり完璧な生活を目指す必要はありません。
まずは「朝起きたらカーテンを開ける」「近所を5分歩く」など、小さな行動から始めてみましょう。
2. 家族以外の人と会う時間を作る
家族以外の人と会う時間を作るべきである理由は、関わる人が家族しかいないと社会人としてのコミュニケーションが取れなくなり、ますます社会復帰がしづらくなるからです。
気軽に悩みを話せる友達に会うことが理想ですが、そのような友達がいない場合には、新しいコミュニティを探しましょう。
最近ではニートや引きこもりの人が集まるコミュニティは数多くあり、そのようなコミュニティは、あなたを受け入れてくれる場所になることでしょう。
家族以外の人とも関わりを持ちたい方は、ぜひ一度ネット等でコミュニティを探して参加してみましょう。
3. ニート生活になった原因を明確にする
同じ理由で仕事を辞めたり無職状態を繰り返したりしないためにも、ニート生活になった原因を明確にすることが必要です。
原因を整理しないまま就職すると、再び同じ悩みやストレスを抱えてしまう可能性があります。
たとえば、「人間関係が原因で退職した」「長時間労働がつらかった」など、ニートになったきっかけを振り返ることで、自分に合わない働き方が見えてくるはずです。
反対に、自分に合う職場環境や仕事の特徴を考えるヒントにもなります。
将来的に長く働き続けるためにも、自分の過去や悩みと冷静に向き合う時間を作りましょう。
4. 就職活動の流れを把握する
就職活動の経験が少ない、もしくはまったくないニートの方は、内定獲得までの流れを把握しておく必要があります。
何をすべきかわからない状態だと、「自分には無理かもしれない」と感じて行動できなくなるケースもあるからです。
ニートから就職を目指す場合の一般的な流れを以下にまとめました。
- 自己分析(ニートになった理由を把握する)
- 自分に合った仕事を探す
- 応募書類を作成する
- 面接に向けた準備を進める
- 面接を受ける・内定
就職活動の開始から内定までに1〜3ヶ月程度はかかるので、いつまでに働きたいか決まっている場合はそこから逆算して準備を始めましょう。
5. 自分に合った仕事を探す
無理に合わない仕事を選ぶと再び挫折する可能性があるので、焦らず自分にマッチする仕事を少しずつ探していきましょう。
たとえば、ニート期間が長い方や働いた経験が少ない方は、アルバイトや派遣社員から始めてみるのも選択肢のひとつです。
短時間勤務や比較的負担の少ない仕事から始めることで、働く感覚を取り戻しやすくなります。
また、引きこもり気味で通勤やオフィス勤務に不安がある場合は、プログラマーやシステムエンジニアなど、在宅でも働ける仕事を選ぶのも良い方法です。
自分に合った働き方を選ぶことで、仕事を長く続けやすくなるでしょう。
6. 自己PRの書き方を工夫する
自己PRは応募書類のなかでも企業が最も重視している項目のひとつなので、書き方を工夫して効果的にアピールする必要があります。
職歴がある場合は前職での経験や工夫したことを具体的にアピールしましょう。
一方、働いた経験がまったくない場合でも、ニート期間中に取り組んだことを伝えることで、意欲や継続力を評価してもらえる可能性があります。
経歴の華やかさではなく、今後どのように働きたいかを前向きに伝えることで採用担当者の評価につながるでしょう。
記載例
私の強みは、相手の要望を正確に把握し、丁寧に対応できることです。
前職の営業職では、お客様ごとに異なる要望をヒアリングし、状況に合わせた提案をしていました。また、見積書や報告書の作成など、細かい事務作業にもミスが出ないよう注意して取り組んでいました。
離職後は事務職への転職を見据え、簿記2級の取得に向けて学習に取り組んでいました。
事務職でも、営業経験で培ったコミュニケーション力と正確性を活かし、周囲をサポートできる存在を目指したいと考えています。
私の強みは、分からないことでも継続して学習できることです。ニート期間中は、プログラマーを目指してHTML・CSS・JavaScriptなどの学習に取り組み、毎日少しずつ勉強を続けていました。最初は理解できない部分も多くありましたが、書籍や学習サイトを活用しながら、自分で簡単なWebページを作成できるようになりました。今後も継続的に学習を続けながら、知識と技術を身につけ、プログラマーとして貴社の成長に貢献したいです。
7. ニートがよく聞かれる質問への準備をする
面接で慌てずに受け答えするためにも、ニートがよく聞かれる質問への回答は事前に準備しておきましょう。
準備不足のまま面接を受けると、回答があいまいになったり、自信がなさそうな印象を与えたりする可能性があります。
特に、「なぜニート生活をしていたのですか?」「ニート期間中に取り組んだことは何ですか?」は聞かれやすい質問です。
回答する際は、過去の反省だけで終わらせるのではなく、「現在はどのような行動をしているのか」「今後どう働きたいのか」まで前向きに伝えましょう。
質問1:なぜニート生活をしていたのですか?
ニート生活をしていた理由を聞かれた場合は、反省と現在の行動をセットで伝えることがポイントです。
単に「働きたくなかったから」と答えるだけでは、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
たとえば、人間関係が原因で退職した場合でも、「自分に合う働き方を考える時間が必要だった」と前向きに伝えることで印象は変わるものです。
また、現在は就職に向けて行動していることもあわせて伝えましょう。
前職では人間関係に悩み、精神的に余裕がなくなったことで退職しました。
その後は自分に合う働き方を見直すために時間を使うなかで、事務職に興味を持ち、就職を決意しました。
質問2:ニート期間中に取り組んだことは何ですか?
ニート期間中について質問された場合は、「空白期間をどのように過ごしていたか」を具体的に伝えることが重要です。
何もしていなかったと答えるよりも、小さなことでも継続していた行動を伝えたほうが、意欲や継続力を評価されやすくなります。
たとえば、資格の勉強・プログラミングの学習なども十分アピール材料になります。
成果の大きさではなく、「将来に向けて行動していたこと」を伝えるのを意識しましょう。
働いていなかった期間は、プログラミングの勉強に取り組んでいました。
HTML・CSS・JavaScriptを学習し、簡単なWebページを作成できるようになりました。
現在も毎日継続して学習を続けています。
ニート生活を送っていた方に向いている仕事5選
ニート生活を送っていた方には、事務職・ITエンジニア・コールセンターのように未経験から挑戦しやすく、体力的な負担の少ない仕事がおすすめです。
また、清掃員や警備員のように、一人で作業を進める時間が比較的多い仕事も、人間関係に不安を感じているニートの方に向いています。
いきなり理想の仕事を目指すのではなく、「働き続けられそうか」「生活リズムを整えながら働けるか」といった視点で仕事を探すことが大切です。
1. 事務職
事務職はデスクワーク中心で体力的な負担が比較的少ないため、ニート生活を送っていた方におすすめです。主な仕事内容としては、データ入力や書類作成、電話・メールへの対応が挙げられます。
厳しいノルマを求められるケースが少ないので、コツコツ作業を進めることが得意な方に向いている仕事です。
基本的なパソコン操作ができれば未経験から応募できる求人も多いため、正社員経験が少ない方でも挑戦しやすいでしょう。
さらに、土日休み・残業少なめの求人も比較的多く、生活リズムを整えながら働きやすい点もメリットです。
| 平均年収 | 約541万円 |
| 求められるスキル | ・柔軟な対応力 ・パソコンスキル ・スケジュール管理能力 |
| 向いている人の特徴 | ・気配りができる方 ・細かいミスに気づける方 ・組織を支える役割にやりがいを感じる方 |
| 仕事に就くには? | ・学歴・資格は基本不問 ・一般の求人サイトなどで仕事を探す ・派遣会社や就職エージェントに登録して事務職の求人を紹介してもらう |
参考:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」
2. ITエンジニア
ITエンジニアは学歴や職歴よりもスキル重視で採用されるケースが多いため、ニートにおすすめです。
主な仕事内容としては、システム開発・アプリ制作・Webサイト作成・システム保守などが挙げられます。
未経験歓迎の求人や研修制度が整っている企業も多く、プログラミングを学習していれば実務経験がなくても挑戦しやすい職種です。
また、成果物やスキルで評価される傾向があるため、過去の経歴に自信がない方でも努力次第で活躍できる可能性があります。
さらに、在宅勤務を導入している企業も多いため、通勤や対人関係に不安がある方でも比較的働きやすい点が魅力です。
| 平均年収 | 約578万円 |
| 求められるスキル | ・集中力 ・論理的思考力 ・プログラミングスキル |
| 向いている人の特徴 | ・好奇心が強い方 ・細かいことが気になる方 ・地道な作業を苦にしない方 |
| 仕事に就くには? | ・学歴・資格は基本不問 ・求人サイトで仕事を探して応募する ・就職エージェントに紹介してもらった求人に応募する |
参考:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」
3. コールセンター
コールセンターは未経験歓迎の求人が多く、マニュアルや研修制度も整っているため、ニートにおすすめです。
主な仕事内容としては、問い合わせ対応・予約受付・商品の案内などが挙げられます。
会話の流れがある程度決まっている場合も多いため、コミュニケーションに苦手意識がある方でも挑戦しやすい仕事です。
業務を通じて基本的なビジネスマナーが身につくメリットもあります。
アルバイト・派遣社員から始められる求人も多いので、社会復帰の第一歩としてチャレンジすることも視野に入れてみてください。
| 平均年収 | 約407万円 |
| 求められるスキル | ・傾聴力 ・ストレス耐性 ・臨機応変な対応力 |
| 向いている人の特徴 | ・他人の心情に寄り添える方 ・話を聞くことを苦にしない方 ・すぐに気持ちを切り替えられる方 |
| 仕事に就くには? | ・学歴・資格は基本不問 ・求人サイトで仕事を探して応募する ・派遣会社に登録してコールセンターの求人を紹介してもらう |
参考:厚生労働省「コールセンターオペレーター – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」
4. 清掃員
清掃員は複雑なコミュニケーションを求められる場面が比較的少ないため、ニートにおすすめです。
主な仕事内容としては、オフィスビル・商業施設・ホテルなどの掃除やゴミ回収、備品補充などが挙げられます。
作業内容がシンプルで覚えやすい仕事も多く、未経験からでも始めやすい点が特徴です。
また、一人で黙々と作業を進める時間も多いため、人間関係に強い不安を感じている方でも働きやすいでしょう。
さらに、早朝・夜間勤務など勤務時間の選択肢も比較的多く、自分の生活リズムに合わせて働きやすい点もメリットです。
| 平均年収 | 約297万円 |
| 求められるスキル | ・体力 ・時間管理能力 ・観察力 ・注意力 |
| 向いている人の特徴 | ・黙々と作業するのが好きな方 ・体を動かすことが苦にならない方 ・きれい好きで細かい点に気づける方 |
| 仕事に就くには? | ・学歴・資格は基本不問 ・一般の求人サイトなどで仕事を探す |
参考:厚生労働省「ビル清掃 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」
5. 警備員
警備員は未経験歓迎の求人が多く、特別な資格がなくても始めやすいため、ニートにおすすめです。
主な仕事内容としては、施設内の巡回・出入口の管理・交通誘導・監視業務などが挙げられます。
マニュアルが整っている企業も多いため、スキルに自信がない方でも仕事を覚えやすい点が特徴です。
また、業務中は一人で監視や巡回をする時間もあるため、コミュニケーションが苦手な方でも働きやすいでしょう。
さらに、シフト制を採用している職場も多く、自分の生活スタイルに合わせて働きやすい点もメリットです。
| 平均年収 | 約379万円 |
| 求められるスキル | ・状況判断力 ・危機管理能力 ・観察力 ・注意力 |
| 向いている人の特徴 | ・冷静さを保てる方 ・責任感・使命感が強い方 ・黙々と仕事をこなせる方 |
| 仕事に就くには? | ・学歴・資格は基本不問 ・一般の求人サイトなどで仕事を探す |
参考:厚生労働省「施設警備員 – 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)」
ニート生活を抜け出す際に役立つ支援サービス5つ
ニート生活から抜け出したい方は、サポステ・ジョブカフェ・ハローワーク・就職エージェントなどの支援サービスを活用するのがおすすめです。
一人で就職活動を進めようとすると、不安や焦りから途中で挫折してしまう可能性があります。
また、経済面や生活に困っている場合は、自立相談支援機関を利用して就職に向けた個別の支援プランを作成してもらうのも選択肢のひとつです。
自分に合ったサービスを活用しながら、少しずつ就職への準備を進めてみてください。
1. サポステ
サポステ(地域若者サポートステーション)は、働くことに不安を感じている若者向けの支援を実施しているため、ニートにおすすめです。
主に15〜49歳を対象としており、就職相談・応募書類の添削・面接練習など、就職に向けたサポートを無料で受けられます。
また、いきなり働くのが不安な方に向けて、コミュニケーション講座や職場体験を実施している点が特徴です。
就職活動の進め方が分からない方でも、専門のスタッフと一緒に少しずつ準備を進められます。
一人で就職活動を進めることに不安があるニートの方は、まずサポステに相談してみると良いでしょう。
2. ジョブカフェ
ジョブカフェは若者向けの就職支援サービスを無料で提供しているため、ニートにおすすめです。
香川県を除く各都道府県に設置されており、求人紹介・キャリア相談・応募書類の添削・面接対策など、就職活動を幅広くサポートしてもらえます。
また、セミナーや就職イベントを開催している施設も多く、社会人経験が少ない方でも少しずつ就職活動に慣れていける点が特徴です。名前のとおり、カフェのようにふらっと立ち寄れる場所を目指して設置された施設なので、気軽に相談しやすいメリットもあります。
3. ハローワーク
ハローワークは求人数が多く、職業相談や求人紹介を無料で受けられるため、ニートにおすすめです。
全国に設置されている公的な就職支援機関であり、未経験歓迎の求人や正社員の仕事も数多く取り扱っています。
また、求人紹介だけではなく、応募書類の添削や面接対策などのサポートを受けられる点も特徴です。
担当者に相談しながら仕事探しを進められるため、「どんな仕事に応募すれば良いかわからない」という方でも利用しやすいでしょう。
さらに、職業訓練を利用すれば、パソコンスキルや介護の知識などを学びながら就職を目指すことも可能です。
4. 自立相談支援機関
自立相談支援機関は、就職・住まい・家計など生活全般の悩みを相談できるため、ニートにおすすめです。
生活困窮者自立支援制度の窓口として設置されており、支援員が相談内容に応じて、一人ひとりに合った支援プランを作成してくれます。
また、必要に応じて就労支援・家計改善支援・住居支援などのサービスにつないでもらえる点も特徴です。働くことだけではなく、「生活費が不安」「住む場所に困っている」といった悩みも相談できます。
経済面や生活面に不安を抱えているニートの方は、一人で抱え込まず、自立相談支援機関を活用してみましょう。
5. 就職エージェント
就職エージェントは、求人紹介から面接対策までマンツーマンでサポートしてもらえるため、ニートにおすすめです。
担当のキャリアアドバイザーが希望や適性をヒアリングしたうえで、自分に合った求人を紹介してくれます。
また、応募書類の添削や面接練習を受けられるだけではなく、企業ごとの面接傾向を教えてもらえる点もメリットです。
ニート向けの支援に強いエージェントであれば、社会人経験が少ない方でも応募しやすい求人を紹介してもらえる可能性があります。
効率よく仕事探しをしたい方は、就職エージェントを活用してみてください。
実際にニート生活を抜け出して就職した事例
ここでは、大学中退・ニート生活を経て、正社員就職を実現した土佐さんの事例を紹介します。
土佐さんは希望する研究室に入れなかったことをきっかけに大学を中退し、その後は回転寿司店で約3年半アルバイトを続けていました。
しかし、「将来につながる仕事をしたい」と考えるようになり、就職活動を開始します。
最初は他の人材紹介会社を利用したものの、希望と合わない求人が多く悩んでいました。
それでも諦めず、別の就職エージェントを利用しながら就職活動を進めた結果、最終的には第一志望だった緑化資材メーカーへの就職を実現しています。
現在は先輩に同行しながら知識や営業スキルを学び、前向きに働いているそうです。
参考:就活エピソード「土佐さんの就職成功体験談」
まとめ
ニート生活を続けると、就職の難易度が上がるだけではなく、社会とのつながりが減ったり、将来的に生活に困ったりするリスクがあります。
しかし、生活リズムを整えながら、自分に合った仕事探しや就職活動を少しずつ進めることで、ニート生活から抜け出すことは十分に可能です。
また、事務職・ITエンジニア・コールセンターなど、未経験から挑戦しやすい仕事も数多くあります。
一人で悩まず、サポステ・ハローワーク・就職エージェントなどの支援サービスも活用しながら、自分のペースで行動を始めてみましょう。
「今の生活を変えたい」と感じている方は、まずは小さな一歩から就職に向けて動き出してみてください。






当社の就職に関するコンテンツの中から、ニートの就職活動に不安を感じている方向けに、就活で困りがちなことを解決するための記事をまとめました。




































