OB訪問での質問内容やマナーを知ろう!目的やすすめかたも徹底解説

OB訪問での質問内容やマナーを知ろう!目的やすすめかたも徹底解説

OB訪問は、企業で社会人として働く自分の大学の卒業生を訪問することです。就活の一環として、OB訪問をする就活生も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、OB訪問の目的や時期、質問内容、お礼メールの書き方などのマナーなども含めた実際のすすめかたを解説します。

OB訪問とは

OB訪問とは

OB訪問やOG訪問が必要かどうかを考えるときには、そもそもどのようなものかや目的について知っておく必要があります。

OB訪問(OG訪問)とは

OB訪問やOG訪問は、主に大学生が企業で働く卒業生を訪問する行為です。自分が在籍している大学のOB、OGを訪問することから、このような名称で呼ばれています。

訪問は就職活動の情報収集の一環として行われており、多くの就活生がトライしています。ちなみに、OBはold boy、OGはold girlの略称です。訪問する相手が男性であればOB訪問、女性の場合はOG訪問となります。

セミナーの一環として行う企業もある

OB訪問やOG訪問は、企業側がセミナーの一環として実施しているケースも多々あります。学生に社員を訪問する機会を与えることで、自社についてより深く知ってもらうことが、こういったセミナーのひとつの狙いです。

OB訪問、OG訪問のレポートなどをその後の採用活動に活かす企業も多く、応募してきた学生を選考するうえでもOB訪問、OG訪問が活用されています。

OB訪問はいつから始めるべきか

OB訪問は、就職活動のスケジュールに合わせてスタートする必要があります。就活生は、遅れをとらないようにしっかりとスケジュールを確認しておきましょう。

OB訪問は遅くとも選考開始の2、3カ月前に始める

OB訪問は、採用活動が本格的に始まる2、3カ月前には始めたいところです。2021年卒の人の場合、企業の面接が解禁されるのは2020年の6月です。採用活動が本格的に始まる6月から2、3カ月を逆算すると、2020年の3月から4月にかけてがOB訪問のピークと考えられます。この時期には、ほかの就活生も一気にOBに訪問の予約を入れる可能性があります。

ライバルに一歩でも差をつけるには、ピークとなる時期の前にOBに連絡をして、予約を入れておくのがベストです。

採用時期を早める企業もある

2020年に卒業した学生の就職活動では、6月に入る前に本格的に選考をスタートする企業も一部見られました。2021年卒の学生も、このようなイレギュラーな対応をする企業の動向に目を配っておきましょう。

公式のスケジュールは、あくまでも目安にしたほうがよいかもしれません。公式のスケジュールにしたがって動いてしまうと、ほかの就活生に遅れをとってしまうことが考えられます。OB訪問の予約は、早いに越したことはありません。

OB訪問を行う目的

OB訪問を行う目的はいろいろありますが、とくに大きいのが次の3つです。

  • より深い企業研究ができる
  • 採用のミスマッチが防げる
  • 選考に有利になる

以下では、それぞれの目的について詳しく説明をしていきます。

より深い企業研究ができる

OB訪問の目的のひとつは、企業についてより深く研究することです。このような訪問をすることで、パンフレットではわからないような企業の一面が見えてくるケースが多くあります。

自分に合っている会社かどうかを知ることができる

企業研究は、一般的に自身の志向にマッチするような企業を探して、本当に自分に合っているかどうかをチェックするために行われます。企業への理解を深めることで、自分との相性を見極めることが企業研究の目標です。企業で働くOBからじかに会社についての話が聞ければ、自分とその企業との相性も見えてくるかもしれません。

より詳しい企業情報が得られる

内部の社員から話を聞くと、その企業の特徴や業界での位置づけ、他社との違いなどがイメージできることがあります。このような内容は、企業のホームページでも一部紹介されていますが、すべての内容が公開されているとは限りません。OB訪問をすれば、現場の社員の生の声が聞けるため、実態が把握できます。

企業研究の結果は志望動機にも活用できる

実際にOBと言葉を交わすことで、社外からはわからないその企業や事業、職種の仕事内容についても具体的なイメージが持てるようになるかもしれません。こういった情報が得られれば、説得力のある志望動機を書いたり、企業が求める人材像を意識して自己PRができたりする可能性があります。

採用のミスマッチが防げる

OB訪問をすると、採用のミスマッチが防げる可能性があります。たとえば、OB訪問では次のような内容がわかることが多くあります。

  • 会社の雰囲気
  • 社員のパーソナリティ
  • 会社のネガティブな面

会社の雰囲気は、パンフレットやホームページからはなかなかわからないことがあります。同業種であっても企業にはそれぞれ特色があり、そこで働く社員にも独特のカラーがあるケースが少なくありません。

訪問をすると、OBのパーソナリティなどもある程度つかめるため、採用された場合に自分が無理なく働いていけるかどうかも判断しやすくなります。カジュアルな雰囲気で行われることが多いOB訪問では、その会社のネガティブな面についても何等かの情報が得られるかもしれません。会社の悪い面を知っていれば、入社してからいきなりギャップに悩む危険性は少なくなるでしょう。

OBとコミュニケーションをすることは、自分が魅力を感じている部分と魅力を感じていない部分を仕分けするのにも役立ってくれます。それぞれの内容をもとに自己分析をして、自分について理解を深めてから応募を決めれば、入社後のミスマッチが防げます。

選考に有利になる

OB訪問を行った場合には、選考で有利になるケースもあるようです。このような事情を意識して、OB訪問をしている就活生もたくさんいます。

訪問後は魅力的な自己PRがしやすくなる

OB訪問をして自分についてしっかりと理解が深まっていると、エントリーシートや面接の志望動機、自己PRの内容も深くなることが多いです。根拠をもとに明確な志望動機や自己PRが伝えられると、採用担当者の興味を引く可能性も高くなります。

OB訪問が加点材料になる企業もある

企業によっては、OB訪問での評価を面接の判断材料にしています。たとえば、訪問を受けた社員が学生に高い評価をつけている場合は、通常よりも得点を増やして選考を進めるケースがあります。OB訪問の評価が高くない学生には、最初から内定を出さない企業もなかにはあるようです。

相手の興味を引くための手がかりが得られる

OB訪問は、学生にとって社会人と接する初めての機会になるかもしれません。このような機会は「どのような視点でどう話せば、相手の興味が引けるか」を知る貴重なチャンスです。

友達の学生には興味を持ってもらえた話でも、社会人のOBにはまったく興味を示してもらえないかもしれません。OB訪問を通じて相手にどのような話が効果的かがイメージできるようになれば、面接試験などで役立つ可能性があります。

OB訪問のすすめかた

OB訪問のすすめかた

OB訪問を就活生がはじめる前にやっておくべきことや、実際のOB訪問・OG訪問のすすめかた・マナーについて解説します。

OB訪問に行く前に心得ておくべきこと

OB訪問は、実際にその企業で働いている社員と話ができる貴重なチャンスです。絶好の機会を最大限に活用するために、心得ておきたいのが次の3つのポイントです。

  • 内定をもらえそうな志望動機や自己PRの仮説を立てる
  • 業界の全体像や企業の特徴を理解する
  • 質問したいことを事前にメールでOBに伝える

自分で「これなら内定がもらえそう」と思う仮説を立てて志望動機や自己PRを考えておくと、訪問当日の時間を有効に活用できるかもしれません。仮説を立ててOBと話をすれば、相手の反応から手ごたえをチェックすることができます。

仮設が間違っていると感じたときは、修正して本番の試験や面接に臨めます。企業が属する業界や特徴を十分に理解しておくことも大切です。限られた訪問の時間で企業研究をするには、ある程度の知識が必要になってきます。

OBに事前連絡ができる状況であれば、メールなどで質問したいことを伝えてから面談に行くと、当日の話がスムーズに進むかもしれません。このようにすれば、重要なことをうっかり聞き忘れてしまう心配もないでしょう。

OB訪問で質問すべき内容

OB訪問の際には、資本金や設立年のようなホームページ、パンフレットからわかる内容は質問しないのが大前提です。質問すべき内容には、以下のようなものがあります。

  • 企業の強みや事業内容
  • どのような人材が求められるか・活躍できるか
  • 働く環境

働く環境には、福利厚生や「女性が働きやすいか」なども含まれます。それぞれの質問内容について、ここでは説明してみましょう。

企業の強み・事業内容

OBに聞いておきたいのが、「企業の強み・事業内容」です。ホームページやパンフレットを見て、事業内容などにわからない点があったときは、OB訪問の際に質問してみましょう。自分が感じている疑問なども、この機会に聞いてみるとよいかもしれません。

会社の事業展開に対して、部署がどのように動いているかは社内の人間でないと明確に答えられないケースが多いです。社員の視点から見た各部署の動きを教えてもらえば、仕事のイメージが湧きやすくなるでしょう。入社してから任された業務内容や1日、1週間のタイムスケジュールも、聞いておくと役立ちます。

企業の強みを聞くときは、OBのスタンスを確認しておくことも重要です。その企業にウィークポイントあるかどうかも、チェックしておきましょう。

どのような人材が求められるか・活躍できるか

「どのような人材が求められるか・活躍できるか」も、OBにぜひ聞いておきたい内容です。いろいろな内容を細かく聞いてみて、どのような人材が求められているかを探るのが、このような質問の目的です。

たとえば、「社内で活躍している人にどのような特徴があるか」などは、比較的聞きやすいかもしれません。活躍する人材の共通点がわかれば、自己PRなどに活かせる可能性があります。活躍するのに必要なスキル、能力なども聞いておくと役立ちます。

適性がある人材像や「社員にどういった人が多いか」なども、役立つ情報が得られそうな質問です。ホームページなどで調べた企業が求める人材像をより掘り下げてみて、現場の社員から見た好ましい人材像を聞いておくとよいかもしれません。

働く環境

OB訪問では、「働く環境」についての質問もしておきましょう。このような質問は、現実にその企業で働くうえでも重要です。年間休日などのホームページでわかる内容でなく、より踏み込んだ内容を聞くのがポイントです。

たとえば、有給休暇のとりやすさなどはさり気なく確認しておきたいところです。女性のOGの場合は「産休や育休のとりやすさ」を聞いておきましょう。こういった内容は、女性の社員でないとなかなか実態がわからないこともあります。子供が熱を出したときや授業参観、運動会などのイベントで休みがとれるかどうかも、確認しておきたい点です。

社内の女性管理職の割合や、総合職の転勤の頻度なども忘れずにチェックしておきましょう。OBやOGの福利厚生への満足感がわかる質問をするのがポイントです。

OB訪問を行うための手順と注意点

OB訪問をするときには、次のような手順や注意点を意識しておく必要があります。忙しい時間を割いてくれるOBやOGに迷惑をかけないためにも、マナーを守って対応をしていきましょう。ここでは、以下の内容についてそれぞれ説明をしていきます。

  • OB・OGを探す
  • アポをとる
  • 事前準備をする
  • 訪問に行く
  • お礼をする

OB・OGを探す

OB訪問をするにあたって、最初に行っておきたいのがOBやOGを探すことです。OBやOGの探し方には、次のような方法があります。

  • 大学のキャリアセンターに問い合わせる
  • ゼミや研究室、サークルなどの卒業生から探す
  • 家族や友人に紹介してもらう
  • サイトのサービスやSNSを活用する
  • 企業に直接問い合わせる

実際にOB、OG訪問をしている人は、大学の就職課でOB、OGを紹介してもらったり、ゼミや研究室、部活、サークルといった所属している組織から卒業生を探したりするケースが多いです。

また、家族や友人、知人などの人脈を活用して、興味がある企業や業界にいる先輩を探すパターンも多いようです。ウェブサイトやSNSを活用する人、企業の人事課に直接問い合わせをする人なども見られます。

アポをとる

OB訪問のアポは、次のような方法でとることができます。

  • 大学のキャリアセンターを通じてアポの依頼をする
  • メールでアポのお願いをする
  • 家族や先輩、知人を通じて連絡をとる
  • ウェブサービスでアポをとる

大学のキャリアセンターでは、OBやOG訪問の取次なども行っていることがあります。可能なときは、興味を持っている企業に所属しているOBやOGを調べて、電話で先方に取り次いでもらえるように依頼します。

OBやOGとコンタクトがとれたら、訪問の時間をとってもらえないかをお願いしてみましょう。大学のキャリアセンターでOBやOGのメールアドレスを調べて、アポを依頼するメールを送ることもできます。家族や先輩、知人などに紹介してもらう場合は、連絡先を聞いて電話をかけたり、メールでコンタクトをとったりしてアポをお願いできるでしょう。

OBやOG訪問をサポートするウェブサイトを利用すると、オンライン上でアポをとることも可能です。アポをとるときに少し気を付けたいのが、マナーです。年齢が比較的近いとはいっても、相手は社会人です。正しい作法や内容で電話、メールでアポをお願いすることが大切になってきます。多忙な相手のスケジュールを考えた場合、平日の12時から13時のランチタイムにアポの時間を設定するのが無難です。

事前準備をする

訪問のアポがとれたら、当日までの間に事前準備を済ませておきましょう。訪問の当日に企業や業界について「何も知らない」状態では、具体的な話ができないまま面談が終わってしまう可能性が高いです。

自分で可能な範囲で、企業や業界の研究を済ませておくことが大切です。業界の全体像や企業の特徴の確認、志望動機、自己PRの仮設の見直しも、重要な準備のひとつです。OBやOGのフィードバックが得られるような質問も、具体的に考えておきましょう。志望動機や自己PR、聞いてみたいことなどは、先方に早めにメールで送っておいたほうが、当日の面談が有意義になる可能性があります。

訪問に行く

OB訪問の際にやるべきことや注意点には、次のようなものがあります。

  • 時間を厳守する
  • お礼の言葉を伝える
  • マナーを守って名刺を受け取る
  • 自分の仮説にフィードバックがもらえる質問をする

約束の時間を守ることは、OB訪問をするうえで守らなければならないマナーです。相手は、忙しいなかを面談に出向いてくれている可能性があります。時間がない状況でわざわざ来てくれていることに対して、「本日はお忙しいところありがとうございます」などの言葉で、感謝の意を伝えましょう。

名刺を渡されたときには「頂戴します」や「ありがとうございます」などの言葉を添えて丁寧に受け取ります。名刺は、しばらくテーブルの右側に置いておくとスマートです。受け取ってすぐに名刺をしまうのはマナー違反になるため、避けましょう。

手で触れたり、インクがついたりして汚してしまう可能性があることから、正面に置くのは避けたほうが無難です。訪問の際には、自身が用意した仮説が正しいかを検証することも大切になってきます。OBにメールで送付しておいた仮説や用意した質問は、当日に印刷して持っていくと便利です。このようにすると、面談の場でフィードバックをもらいながら書き込みなどができます。

OBから食事を提供されたときは、素直にご馳走になったほうが自然かもしれません。ただ、相手が年上でも、自分の財布を出したり代金を尋ねたりして、支払う意思があることを示すことは必要です。

お礼をする

訪問が終わった後も、やるべきことはあります。次のような対応は、OB訪問で行っておきたいことのひとつです。

  • 別れる際に感謝を伝える
  • 帰宅する前にお礼のメールを送る

OBと別れるときには、「本日はお忙しいところありがとうございました」とあらためて感謝を伝えることが大切です。相手と別れた後は、家に帰るまでの間に感謝の気持ちを記したメールを送ります。このようなメールは、できるだけ早く送るのがポイントです。

電車やバスに乗った後にすぐに送るようにすれば、タイミングを逃さずに済むでしょう。メールの文面は、感謝の内容が具体的にわかるように記載します。 以後もお世話になりたいことを書き添えておくと、丁寧な印象になります。

OB訪問で就活を有利に進めよう

OB訪問は、しっかりと目的を理解して行うことが必要です。「企業研究」や「採用のミスマッチを防ぐ」「公開されている情報の深い意図がわかる」などは、OB訪問のメリットのひとつです。

OB訪問は「OBを探す」「アポをとる」「事前準備をする」などの手順を踏むことも大切になってきます。解散した後の対応も忘れずに行って、就職活動を有利な展開にしていきましょう。

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