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就活では自己分析が合否を分ける!分析する順序やポイントを解説

就活では自己分析が合否を分ける!分析する順序やポイントを解説

就活で正しい自己分析のやり方とはなんだろう?と疑問に思われている方もいませんか?

新卒の就職活動において重要なことは、いかにして自分のことを正確に分析するかということです。この自己分析を正しく行うことで、採用面接において的確に自分の人となりや志望動機などを面接官に伝えることができるようになるためです。この記事では、自己分析を行うに当たっての順序やポイントについて見ていくことにします。

※2022/12/12~2024/5/31の当社相談参加者へのアンケートで相談に満足された方の割合

自己分析とは何かを確認しよう!

自己分析とは何かを確認しよう!

自己分析というのは、文字通り、自らの視点で自分のことを客観的に見て、分析することをいいます。この自己分析を行うことは、人生の節目において自らの進むべきを決める際に有用ですが、就活においてはどう役立つのでしょうか。

自己分析とは仕事選びの重要な指針である

就職活動において自己分析は、仕事をする動機や希望する業種・職種などを考える指針を持つために大切なことです。

また、客観的な目で自らを見ることによって、志望する企業に就職した場合に、将来的にどのような働き方ができるかを想像することもできるため、入社後のキャリア形成のためにも自己分析は不可欠であると言えるでしょう。

自己分析を始めるタイミング

自己分析をいつ頃から始めるかは、人によって様々ですが、じっくりと志望先を選ぶためには、なるべく早めに分析を開始するに越したことはありません。

学生の多くは、本格的に就職活動の準備を始める12月頃から自己分析に取組み始めますが、それでは他者に先んじることができないため、せめて秋口から始めた方がよいでしょう。

よりしっかりと就活準備をしたいということであれば、大学4年生になる春先頃から始めても、決して早すぎるということはありません。

新卒の就職活動で自己分析の目的は?

新卒の就職活動で自己分析の目的は?

自己分析は何のために行うのか、ここではその目的について見ていくことにしましょう。

目的その1:自分の強みやスキルを上手くアピールするため

第一に、自らを客観的に分析することによって、自分がどのような人間であるかということを理解することができ、自身の性格や特徴、強みや弱みを正しく知ることができるということが挙げられます。

採用面接の場においては、自らの強みやスキルをアピールしたり、入社に向けての熱い思いなどを語る機会が多くあるわけですが、自分のことを正しく理解しておかないと効果的に受け答えをすることは容易ではありません。自己分析によって自己への理解を深めることで面接対策を行うことができるのです。

目的その2:面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるような印象を残すため

次に、面接においては、自分の人となりをなるべく面接官に印象付け、一緒に働いていきたいと思ってもらうことが重要なのですが、そのためには、なるべく自分の性格や人柄を具体的に知ってもらうことが必要となります。自分がどのような人間であるかを深く突き詰めて考えないまま面接に臨む場合には、どうしても薄っぺらいPRしかできないことが多いため、そうならないように事前にしっかりと自分のことを分析して理解を深めておくというのが自己分析の第二の目的であると言えます。

目的その3:入社後にどのように貢献できるのかを伝えるため

さらに、企業側からしてみると、応募者の人間性を知って、入社後にどのような貢献をしてくれるのかを面接を通じて知りたいわけですので、分析結果を伝えることで、そのような企業の疑問に答えることができるようになるというのが第三の目的です。

目的その4:志望する企業を絞り込むため

自己分析によって自らが進むべき道を熟考することで、志望する企業を絞り込むということを第四の目的として挙げることができるでしょう。自分の好みやタイプがわからないのに、行きたい会社を選ぶことはできません。自己分析が浅い人は給与などの条件面で企業を選んでしまいがちですが、そういった志望理由は面接ではタブーとされています。

※2022/12/12~2024/5/31の当社相談参加者へのアンケートで相談に満足された方の割合

新卒が行うべき自己分析の方法を紹介!段階を踏んで作成しよう

新卒が行うべき自己分析の方法を紹介!段階を踏んで作成しよう

では、ここからは新卒時の就職活動における自己分析の方法について見ていくことにしましょう。

自分史を作成する

まず自己分析を行う際にお勧めなのは、自らのこれまでを振り返る自分史を作るということです。これまでの学生時代を通じて自分が経験してきたことを、時系列順に箇条書きにすることによって、自身の人生を見える化するというのが具体的な作業になります。

その際、中学、高校、大学というように年代別に分けて一覧化するとよいでしょう。自分史作りにおいて重要なことは、最初の段階では思いついた出来事を取捨選択するのではなく、まずは思いつく限りあらゆるものを書き出すということです。

自分にとっては些細なことであっても、それのことに取り組んだ動機や達成した成果を掘り下げて考えていくうちに、自己PRなどに使いやすい題材になるかもしれないためです。

また、失敗談のようにパッと見て印象が悪く見える出来事であっても、その後の取り組みでそれをリカバーできたような場合には、失敗を挽回できるスキルを備えた人間であるということを示す材料にできるかもしれません。

自分史を作る際には、ちょっとしたことやネガティブな出来事も含めて、できる限り多くのことを書き出すことがポイントとなるのです。

経験を分析する

自分史のパーツとなる出来事を洗い出した後は、それぞれの出来事において経験したことを一つずつ掘り下げていくようにしましょう。それによって、単なる事実の羅列ではなく、経験を通じて自らが得た知識やスキルとともに、なぜそのような出来事に取り組んだのかという動機や自分がいかに成長できたかということを再認識することが可能となるのです。

また、面接において、過去の失敗談や困難を解決に導いたエピソードは頻繁に聞かれるテーマであるわけですが、自分史における各経験を分析することによって、そういった問いに対する答えを用意することにもつながります。

加えて、自分がこれまでどのような困難に打ち勝ってきたかを整理することができるため、同様の困難に見舞われる可能性の高い仕事を選べば、自分の経験を活かすことができるかもしれません。

強みを発見する

自分史を作って分析することの目的は、それによって自分の強みを見つけるということです。過去の様々な経験や出来事を分析することで、それらを通じて自分がどういった強みを身につけていったかを知ることができます。

ただし、ここで留意しなければならないのは、一つの出来事だけから得られたことをもって自身の強みであると思わないことです。面接官を納得させるだけの強みであるというためには、複数の課題や困難に対処してきた経験によって得られたものだけを取り上げるようにするとよいでしょう。

なお、自己の強みについて説明する場合には、それを印象付けられるように短いキャッチフレーズを用意しておくことがお勧めです。

もっとも、あまりに奇抜なフレーズはかえって面接官にネガティブな印象を与えかねませんし、あまりに強みを強調しすぎるとかえって自信過剰な人間であると見做されてしまう恐れもあることから、節度をもってPRすることが大切です。

就職活動に活かす

自分史を作って、これまでの自分の人生を振り返ると、その延長線上に自分が将来どういったことをやりたいかが見えてくることがあります。

また、過去にやりがいを感じた出来事が分かれば、それと同じような経験ができる仕事をしてみたいと思うきっかけにもなるでしょう。やりたいことが分かれば、それができる職種や業種を絞り込むことも容易となります。

このように、志望する職種や業種を決めたうえで、そこで働くうえで役立つ自分の強みや長所を整理し、それらについても具体的なエピソードを交えて面接で話すことによって、説得力のある自己PRを行うことができるというわけです。

新卒の就職活動で自己分析をするメリット!

新卒の就職活動で自己分析をするメリット!

いかがだったでしょうか。ここからは自己PRのメリットについて解説していきますので、一緒に確認していきましょう。

自分に合った企業を絞り込むことが出来る

新卒の就職活動において、自己分析を行うことのメリットの一つは、すでにこれまでに述べたように、自分がどのような人間であるかを改めて認識することによって、自らに適した仕事や就職先を絞り込むことができるということです。

面接で役に立つ

過去の体験や経験などを整理することができるため、それによって志望動機などをより具体的に面接官に伝えることが可能になるというのもメリットであると言えるでしょう。

それ以外にも、自分のことを順序立てて分析することで論理的に自分のことを説明できるようになり、面接においても一貫性をもって面接官の問いかけに答えられるようになることや、自分を知っておくことで入社後のミスマッチをあらかじめ防止する効果が期待できるというのも、自己分析の利点です。

※2022/12/12~2024/5/31の当社相談参加者へのアンケートで相談に満足された方の割合

新卒の就職活動で自己分析を行うときの注意点

新卒の就職活動で自己分析を行うときの注意点

新卒の就職活動において自己分析を行う際には、以下で述べるようないくつかの注意点があります。

思い込みにとらわれない

第一に、自己分析を行う場合には、過度な思い込みは避けなければなりません。まだまだ人生経験の少ない学生にとって、自分には長所がなく短所ばかりであるなどと思い込むことは、将来の可能性を自ら摘んでしまうことになりかねないのです。

短所しか見えなくなってしまうと、自己分析に必要以上に時間が必要となるだけでなく、自己分析の目的の一つである長所探しを妨げることにもなるため、自己分析を行う際には、どのような人であっても必ず長所があるはずという考えをもって臨むことがポイントとなります。

ただし、絶対自分にはこういう強みがあるはずだと決めてかかるのも考え物です。必ず強みの裏付けとなる事実を見つけるようにしましょう。

自己分析を1回だけして終わりにしない

第二に、自己分析は、時間のかかる作業だけに一通り終わるとそれで満足してしまう学生が多くいます。しかし、一回の分析で自分のすべてを洗い出せるとは限りませんので、就職活動が続いている限りは、なるべく複数回にわたって分析を行うことが重要です。

何度も繰り返し自分を見つめなおすことによって、以前に分析した際には気付かなかった強みを見つけ出せる可能性がありますし、より深く自分を知ることで、面接においてさらに説得力のある受け答えができることにもつながります。

特に、何度面接を受けても内定が出ない場合には、自分のことを伝えきれていないことが原因として考えられますので、分析における自分の見かたを少し変えてみたりして様々な観点から自分の強みを説明できるようにしてみるとよいでしょう。

なお、就活中はあまり自己分析に割ける時間はないはずですので、そういった場合には、あまり長時間をかけずに一日で集中して分析を行う方が効率的です。

新卒の自己分析でポイントになるのは?

新卒の自己分析でポイントになるのは?

最後に、新卒の自己分析においてポイントとなる点について見ておくことにします。

他己分析も行う

自己分析を行っていると、ついつい分析結果が独りよがりになりがちです。そこで、両親や友人といった身近な他人に自分を分析してもらうという他己分析を併せて行うことがポイントとなります。

他己分析によって、自己分析の結果に客観性を持たせることが可能となるのです。他己分析のやり方は非常に簡単で、他人に記憶に残っている自分に関するエピソードや、自分の性格をどのように思っているかを聞くだけです。

それによって、他人が思う自分の長所と自分が思う自分の長所が一致していれば、自信をもってそれをPRすることができますし、両者の間に食い違いがある場合には、その理由を考えてみることで自己分析の結果を改善することに繋がります。

また、他人の客観的な目線から得られた分析内容は、面接官に対する説得力のある材料として使えますし、知人だけでなく初対面の人に他己分析をしてもらえば面接対策にもなります。

表現方法も考える

いかに正確に自己分析を行ったとしても、その結果を面接官に的確に伝えることができなければ意味がありません。そのため、自己分析後には、どのようにして分析結果を言葉で表現するかについても考えておくことがポイントとなります。

例えば、自分の強みを話す場合には、具体的なエピソードを交えるようにすることや、面接官により自分の魅力が伝わるように場合によっては印象的な単語を選んで話すこともテクニックの一つです。

場合によっては自分なりのキャッチフレーズを用意したり、話の中にさりげなくその企業の社内用語を取り入れてみるというのもよいでしょう。

話し方が一つ違うだけで、面接官の感じ方はガラッと変わってきますので、自己分析が終わったからといって満足するのではなく、そこからが就活の本番であるということを忘れないようにしましょう。

新卒の就職活動は自己分析がカギ!自分の魅力を伝えよう!

新卒の就職活動は自己分析がカギ!自分の魅力を伝えよう!

以上で見てきたように、新卒の就職活動を成功に導くためには、的確に自己分析を行うことがカギとなります。

自己分析によって自分の強みとそれを裏付ける経験やエピソードを整理して、それを印象に残るように面接官に伝えることができれば、それだけで内定を得られる可能性が飛躍的に高まるはずです。そのため、就活に臨む際には、ぜひ自己分析を行うようにしましょう。

※2022/12/12~2024/5/31の当社相談参加者へのアンケートで相談に満足された方の割合

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ABOUT US
佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)