
家でできる仕事には、資格や経験がなくても気軽に始められるライティングやデータ入力、専門スキルを活かすIT系(プログラミング、システムエンジニアなど)、クリエイティブ系(Webデザイナー、動画編集など)まで、多岐にわたる職種があります。
この記事では、家でできる代表的な仕事37選の詳細に加え、家でできる仕事の平均月収と、安定して稼ぐためのポイントについても詳しく解説しますので、在宅で働きたい方はぜひ参考にしてください。
- 家でできる仕事23選の「おすすめポイント」「注意点」「平均年収」を解説
- 家でできる働き方の形態は「正社員」「個人事業主」「起業」の3種類
- 自宅でできる仕事で稼ぐポイントは「専門スキル」「正社員のコネ」「独立」
この記事の目次
家でできる仕事の種類
家でできる仕事の具体例を紹介する前に、まずは自宅でできる仕事の種類について解説します。代表的な種類と内容は次の通りです。
家でできる仕事にはさまざまな働き方があることを理解しましょう。
- 内職:あくまでも企業から雇用されている被雇用者として業務を行う働き方
- 在宅ワーク:個人事業主として企業と契約し、企業から仕事を請け負う働き方
- テレワーク:本社や本拠地から離れた場所で、ICTを活用して勤務する働き方
- 在宅勤務:本社や本拠地から離れた場所で、ICTを活用して「自宅」で勤務する働き方
家でできる仕事37選
家でできる代表的な仕事を、次の7つのテーマに分けてご紹介します。
- 資格や経験がなくても気軽に始められる仕事
- IT系の仕事
- クリエイティブ系の仕事
- コンサル・講師の仕事
- 店舗・教室系の仕事
- その他の仕事
- 家でできる正社員の仕事
それぞれの仕事の特徴とおすすめポイント、注意点、平均月収についても触れていきますので、興味のある仕事、挑戦してみたい仕事を探してみてください。
資格や経験がなくても気軽に始められる仕事5選
まずは、資格や経験がない人でも在宅でできる仕事を紹介します。
スタート時の報酬は高くありませんが、努力次第で報酬アップが狙えるものもあります。
まずは副業から在宅ワークを始めたい人にもおすすめです。
1. ライティング
ライティングはパソコンで文章を作成できるため、家でできる仕事です。
在宅案件で特に多いのは、インターネット上のWeb記事のライティングです。やり取りはメールやチャットが中心で、対面での会話は少なめです。
未経験であれば、まずはクラウドソーシングで低単価案件を受注し、執筆実績を積みながら専門分野の高単価案件を目指すのがおすすめです。
経験を重ねれば在宅の編集職求人にも挑戦でき、さらなる年収アップも実現できるでしょう。
| 平均年収 | 423万円 |
| おすすめポイント | ・さまざまなジャンルの仕事があるため、自分の趣味や経験を活かせる ・未経験者可の案件も多い ・隙間時間にもできるため、副業にも向いている ・募集が多い ・実績を積めば文字単価を上げられる |
| 注意点 | ・未経験者可の案件は報酬が低いものが多い ・SEOの知識が求められる ・高報酬を狙うには、専門的な資格(弁護士・看護師・栄養士など)が必要 |
| 平均年収 | 200万~400万円 |
| 向いている人 | ・学習意欲が高い人 ・文章を書くのが好きな人 ・一人の作業が苦ではない人 |
出典:求人ボックス 給料ナビ「ライターの仕事の年収・時給・給料」
2. データ入力・文字起こし
データ入力や文字起こしはパソコン作業のため、家でできる仕事です。
主な業務は、エクセルへの数値入力や、会議やインタビュー音声の文字起こしなどです。
発注者とのやり取りはメールやチャットが中心で、作業はほぼ1人で進められます。
未経験でも挑戦しやすく、空いた時間を活用したい主婦や副業希望者にも人気です。
正確さとスピードを磨けば長期契約や安定収入につながり、在宅での正社員求人にも応募しやすくなります。
| 平均年収 | 356.2万円 |
| おすすめポイント | ・未経験者でも始められる ・パソコンさえあれば、専門知識やスキルがなくてもできる ・隙間時間にもできるため、副業にも向いている ・タイピング技術が身につく |
| 注意点 | ・報酬が安い ・タイピングのスピードと正確さが求められる ・正しい日本語を使えること、読解力が求められる ・集中力が必要・社外秘データを扱う場合もある |
| 向いている人 | ・パソコン操作が得意な人 ・コツコツ作業するのが好きな人 ・正確に文字を入力できる人 |
出典:厚生労働省「データ入力 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」


3. 内職系<パソコンがなくてもOK>
内職は、商品の組み立てやシール貼りなど自宅で進められる作業が多いため、家でできる仕事です。
メーカーから届く部材を組み立てたり、梱包したりして、宅配便などで納品する流れが一般的です。商品や封筒にシールを貼る仕事や、おもちゃや説明書をカプセルに詰めていく仕事などがあります。
収入は「出来高制」が多く、月でいうと数千円〜数万円が目安です。単価は低めですが、空き時間を活用して黙々と作業できるため家事の合間にも取り組みやすいでしょう。
| 平均年収 | 45万円 |
| おすすめポイント | ・パソコンがなくてもできる ・知識や経験が必要ない ・隙間時間にできる ・黙々とおこなうことができる |
| 注意点 | ・報酬が安い ・副業として割り切っておこなうのが無難 ・単純作業のため、スキルアップにつながらない ・作業スペース、保管スペースが必要 ・材料や商品を車で取りに行かなければならない場合もある |
| 向いている人 | ・単純作業が苦ではない人 ・細かい作業が好きな人 ・集中して作業できる人 |
出典:厚生労働省「令和5年度家内労働等実態調査の概要1か月の平均工賃月収額(3万7,641円)×12か月」p.3
4. テレマーケティング/テレフォンオペレーター/コールセンター
テレマーケティングは電話とパソコンがあればできるため、家でできる仕事です。
テレマーケティングは、企業の商品やサービスを電話で案内・販売する業務です。コールセンターには「受信業務」と「発信業務」があり、そこで働く人をテレフォンオペレーターと呼びます。
研修やマニュアルが整っている企業が多く、未経験でも始められる在宅仕事を探している人に人気があります。経験を積めば研修担当なども目指すことができ、年収アップも可能です。
| 平均年収 | 393.6万円 |
| おすすめポイント | ・マニュアルが整備されているため未経験でもチャレンジしやすい ・コミュニケーション能力の向上につながる ・仕事を始めるための特別な準備が不要 |
| 注意点 | ・言葉のやり取りだけでわかりやすく説明する必要がある ・クレーム対応でストレスをためるリスクがある ・マニュアルにない状況でも臨機応変に対応しなければならない |
| 向いている人 | ・人と話すことが好きな人 ・電話対応に自信がある人 ・人の役に立つことが好きな人 |
出典:厚生労働省「コールセンターオペレーター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
5. メール・チャットオペレーター
メール・チャットオペレーターは、パソコンとネット環境があれば顧客対応ができるため、家でできる仕事です。
テンプレートをもとに状況に応じた文章を作成し、問い合わせ対応や注文確認、トラブル対応などを行います。
やり取りはテキストのみで、顧客と直接会話する必要はありません。未経験でも研修やマニュアルが充実した企業が多く、正確なタイピングスキルと、分かりやすい文章作成ができれば挑戦できます。
| 平均年収 | 300~500万円 |
| おすすめポイント | ・特別なツールは不要、パソコンが1台あれば仕事ができる ・クレームを直接電話口で聞かずに済む |
| 注意点 | ・素早く返信する必要があるため、ブラインドタッチの習得は必須 ・ある程度の文章力が必要 |
| 向いている人 | ・文章でのやり取りが得意な人 ・丁寧な対応ができる人 ・複数の案件を並行して処理できる人 |
IT系の仕事6選
在宅できる仕事の一つに、IT系の仕事があります。
在宅ワーカーを積極的に採用する企業も多く、フリーランスとして仕事を請け負うことも可能です。IT系の中でも需要の多い仕事を6種類ピックアップしてご紹介します。
6. Webデザイナー
Webデザイナーはパソコンがあれば作業を完結できるため、家でできる仕事です。
依頼内容に沿ってデザインを作成し、専用ソフトで仕上げていきます。打ち合わせはオンラインやチャットが中心なため、対面のやり取りがなくても仕事を進められます。
未経験であればスクールや独学で基礎を学び、ポートフォリオを用意して案件に応募する流れが一般的です。
経験を重ねれば在宅の高単価案件にも挑戦でき、設計やコーディングまで対応できれば報酬が上がります。
| 平均年収 | 483.9万円 |
| おすすめポイント | ・将来性がある ・成果物がたくさんの人の目に触れる ・Webデザインの場合、運営や保守も任されれば、継続的に報酬を得られる ・教材やオンラインセミナーなどスキルを習得する方法が多い ・独学で始める人もいる |
| 注意点 | ・デザインに必要なソフトウェア(「Adobe Dreamweaver」「Adobe Illustrator」「Adobe Photoshop」など)を使いこなすスキルが必要 ・技術やデザインのトレンドを常に勉強し続ける必要がある ・実務経験があったほうが有利 ・総合的なサイト作成ができるほうが報酬は高くなる ・クライアントの要望を引き出す力やコミュニケーション能力も必要 |
| 向いている人 | ・学習意欲が高い人・新しいトレンドに敏感な人・パソコン作業が苦ではない人 |
出典:厚生労働省「Webデザイナー(Web制作会社) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O‑NET))」
7. プログラミング
プログラミングはパソコンとネット環境があれば作業できるため、家でできる仕事です。
仕様書をもとにコードを書き、動作確認や修正を行います。「在宅勤務可」のIT企業も増えており、やり取りはチャットやオンライン会議が中心です。
プログラミング学習サイトやスクールも多く、求人も豊富なため、未経験でも基礎を学べば挑戦できます。経験を積めば、フルリモートの正社員や、高単価案件を受けるフリーランスとしての独立も可能です。
| 平均年収 | 574.1万円 |
| おすすめポイント | ・専門性が高い分平均報酬が高く、伸びしろもある ・人材不足のため仕事が豊富 |
| 注意点 | ・プログラミング言語やデータベース、開発プラットフォームなどに関する専門知識が必須 ・常に新しい情報を勉強し続ける必要がある ・仕事内容によっては緊急時の対応が求められる ・周辺領域(マーケティング、Webデザインなど)の知識があると役立つ |
| 向いている人 | ・ものづくりが好きな人 ・論理的な思考が得意な人 ・コツコツとした作業が得意な人 |
出典:厚生労働省「プログラマー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O‑NET))」
8. システムエンジニア(SE)
システムエンジニアはパソコンとネット環境があれば業務を進められるため、家でできる仕事です。
ITシステムやソフトウェアの設計・開発を担い、要件定義や設計書作成、進行管理といった「上流工程」を担当します。顧客との打ち合わせはWeb会議が多く、自宅だけで完結する案件も増えています。
未経験でも、プログラミング経験やIT資格があれば就職に有利です。経験を積めばITコンサルタントなどへのキャリアアップも可能で、大幅な年収アップも期待できます。
| 平均年収 | 574.1万円 |
| おすすめポイント | ・ひとつの案件に企画から運用まで長く携われる ・専門性が高いため報酬も高め ・人材が不足しており在宅案件も多い ・キャリアパスが豊富で将来の選択肢が広がる |
| 注意点 | ・プログラミングやプロジェクトマネジメントの能力が必須 ・重要な書類を扱うことが多くセキュリティへの配慮が必要 |
| 向いている人 | ・責任感が強い人 ・学習意欲が高い人 ・機械を触るのが好きな人 |
出典:厚生労働省「システムエンジニア(受託開発) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O‑NET))」


9. CADオペレーション
CADオペレーションはパソコンとCADソフトがあれば作業できるため、家でできる仕事です。
建築や機械設計の図面を作成・修正し、トレースなどを行う仕事です。発注先とのやり取りはメールやオンラインが中心で、製図も自宅で完結できます。
未経験でも、専門スクールやオンライン講座でCADソフトの操作スキルを学べば挑戦可能です。正確さと集中力が求められますが、黙々と作業できるため、自宅で集中して働きたい人に適した仕事といえるでしょう。
| 平均年収 | 453.8万円 |
| おすすめポイント | ・仕事が豊富 ・さまざまな業界でスキルを活かせる |
| 注意点 | ・CADのスキルは必須 ・集中力や根気が求められる ・業界に関する知識が求められる ・CADオペレーションだけでなく、事務と兼務の求人も多い ・必須ではないが、資格(「CAD利用技術者試験」、「建築CAD検定試験」など)があると有利 |
| 向いている人 | ・集中力が高い人 ・ものづくりが好きな人 ・建築系の仕事に興味がある人 |
出典:厚生労働省「CADオペレーター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
10. Webエンジニア
Webエンジニアはパソコンとネット環境があれば作業できるため、家でできる仕事です。
Webサイトやアプリの設計・開発を行い、ユーザーから見える部分を担当する「フロントエンド」と、見えない部分を支える「バックエンド」のいずれかを専門とします。
未経験からでも、学習サイトやスクールで基礎を学べば十分に挑戦できます。需要が高く、安定した収入が見込めるため、リモートワークで新しいキャリアを築きたい方にぴったりの仕事です。
| 平均年収 | 574.1万円 |
| おすすめポイント | ・Webサービスの拡大により売り手市場 ・将来性が高い |
| 注意点 | ・常に情報をアップデートし続ける必要がある ・仕事内容に幅があり、デザインなどに関わることもある ・WebディレクターやWebデザイナーと連携することが多い |
| 向いている人 | ・Web構築に興味がある人 ・問題解決が好きな人 ・チームでの開発に抵抗がない人 |
出典:厚生労働省「システムエンジニア(Webサービス開発) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O‑NET))」
11. Webディレクター
Webディレクターは、Webサイト制作の進行管理をオンラインで完結できるため、在宅でできる仕事です。
クライアントの要望を聞き取り、デザイナーやエンジニアなどと連携してプロジェクトを進めることが主な役割です。会議はオンライン、日々のやり取りはチャットやメールが中心で、場所を選ばずに働けます。
未経験でもアシスタントから経験を積めばディレクターへとステップアップでき、実績を積めばフルリモートの正社員として安定して働くことも可能です。
| 平均年収 | 591万円 |
| おすすめポイント | ・将来性が高い ・すべての行程に関わるためやりがいを感じられる ・自分の手腕でチームを育てられる |
| 注意点 | ・マネジメント能力やコミュニケーション能力が重要 ・デザイン、プログラミング、コーディングといったWeb全般に関する知識が求められる |
| 向いている人 | ・進行管理が得意な人 ・企画力がある人 ・トラブルに冷静に対応できる人 |
出典:厚生労働省「Webディレクター(Web制作会社) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O‑NET))」
クリエイティブ系の仕事8選
12. 企画・編集
企画・編集はオンライン上で作業を進められるため、家でできる仕事です。
記事の企画や原稿チェック、校正、ライターへの指示など幅広い業務を担います。コミュニケーションはチャットやオンライン会議が中心で、在宅で働いている人も少なくありません。
出版やWeb業界での経験があれば就職で有利ですが、未経験でもアシスタントから経験を積めば編集者を目指せます。スキルを磨けば「雑誌制作の責任者」など、高収入の役職に就くことも可能です。
| 平均年収 | 680.5万円 |
| おすすめポイント | ・ライティングの経験を活かせる ・得意なジャンルの知識を活かせる ・プロジェクト単位で案件を受注できればまとまった収入が見込める ・実績を積めば案件単価を上げられる |
| 注意点 | ・ライティングの経験が必要 ・正確な日本語力が必要 ・SEOの知識が求められる ・高報酬を狙うには、得意なジャンルを持っておくと有利 ・ライターやクライアントの調整能力が求められ |
| 向いている人 | ・アイデアを考えるのが好きな人 ・文章や構成を整えるのが得意な人 ・情報収集力が高い人 |
出典:厚生労働省「雑誌編集者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O‑NET))」
13. 動画編集
動画編集は撮影データの加工や構成をパソコンで行えるため、家でできる仕事です。
映像素材をカットし、テロップやBGMを加えて見やすい動画に仕上げることが主な役割です。クライアントとのやり取りは基本的にオンラインで済むため、自宅で自分のペースで作業できます。
専門ソフトのスキルは必要ですが、独学やスクールで十分に習得できます。経験を積めば、デザイン会社の在宅正社員として働く道も開けるでしょう。
| 平均年収 | 591万円 |
| おすすめポイント | ・仕事が多い ・オンラインスクールや独学でスキルが学べる ・自分で仕事の量を調整しながら取り組めるため、副業にも向いている ・視聴率を稼げる動画編集ができれば報酬アップが狙える |
| 注意点 | ・簡単な案件は単価が低い ・動画編集ソフト(「Adobe Premiere Pro」など)がスムーズに使える程度のスペックのパソコンが必要 ・扱うデータが重いため、大容量のストレージが必要 ・マーケティングに関する知識があると有利 |
| 向いている人 | ・映像制作に興味がある人 ・編集ソフトの操作に慣れている人 ・集中して作業できる人 |
出典:厚生労働省「動画制作 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
14. DTPデザイナー
DTPデザイナーはパソコンで印刷物のデザインやレイアウトを作成する仕事のため、自宅でも働けます。
主にチラシやパンフレットなど、紙媒体のクリエイティブを支える役割を担います。打ち合わせや確認作業はメールやチャットが中心のため、場所に縛られずに働けるのが魅力です。
専用ソフトのスキルは必要ですが、独学やスクールで基礎を学べば挑戦できます。実績を積めば、完全在宅の正社員求人にも応募できるでしょう。
| 平均年収 | 463.4万円 |
| おすすめポイント | ・1度スキルを身につけてしまえば長く続けやすい |
| 注意点 | ・「Quark XPress」「Adobe InDesign」「Adobe Illustrator」などのソフトウェアを習得する必要がある ・入稿・色校正・文字組みなど印刷に関する知識も大切 ・Web系のデザインやライティングなどの知識があると、仕事の幅が広がる |
| 向いている人 | ・印刷物やレイアウトに興味がある人 ・デザインソフトを使える人 ・色や文字の細部にこだわれる人 |
出典:厚生労働省「製版オペレーター、DTPオペレーター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
15. イラストレーター
イラストレーターは、基本的にはパソコンやペンタブレットがあればどこでも作品を制作できるため、家でできる仕事といえます。
広告や書籍、ゲーム、Webコンテンツなどのイラスト制作を担当し、クライアントとのやり取りはオンラインで完結できます。
未経験から始める場合は、独学や専門スクールでデザインスキルを磨き、SNSなどで作品を発信することで実績を積む流れが一般的です。また、正社員のフルリモート求人が多いことも魅力の一つです。
| 平均年収 | 453万円 |
| おすすめポイント | ・資格が必要ない ・好きなことを仕事にできる |
| 注意点 | ・「Adobe Illustrator」「Adobe Photoshop」などのソフトウェアを使いこなす必要がある ・解像度やファイル形式といった画像に関する基礎知識が必要 ・ファンがつけば報酬が上がりやすい |
| 向いている人 | ・絵を描くことが好きな人 ・デッサン力がある人 ・想像力が豊かな人 |
出典:厚生労働省「イラストレーター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
16. 作曲家
作曲家はパソコンと音楽制作ソフトがあれば自宅で曲を作れるため、家でできる仕事です。
クライアントの要望に合わせて、メロディ作りや編曲、音源編集といったクリエイティブな作業を担います。
未経験でも作曲ソフトの使い方を学び、作品を積極的に発表すれば依頼につながるチャンスがあります。経験を積むと幅広いジャンルの仕事を担当できるようになり、「ストックミュージックサイト」で音楽素材を販売するといった複数の収入源を持つことも可能です。
| 平均年収 | 450万円 |
| おすすめポイント | ・自分のセンスを生かして仕事ができる ・印税収入を得られる可能性がある |
| 注意点 | ・楽器やソフトウェアなど、作曲のための機材が必要 ・スランプを乗り越える精神力も重要 ・場所を選ばずアイデア出しができる |
| 向いている人 | ・音楽制作に対して情熱を持てる人 ・音感やリズム感が優れている人 ・作曲ソフトを使える人 |
出典:スタンバイPlus「作曲家になるには。必要なスキルから働き方まで詳しく解説」
17. ハンドメイド販売
ハンドメイド販売は、自宅で作品を作り、ネットで販売できるため、在宅で完結できる仕事です。
アクセサリーや雑貨などの制作から、ネットショップやフリマアプリでの販売、さらには商品の写真撮影や魅力的な商品説明文の作成まで、こうした一連の作業を自宅で全て行えます。
資格がなくても副業としてスキマ時間を使って始められるため、気軽に挑戦できることも魅力です。人気商品を作るまでが大変ですが、一度ファンを獲得すれば安定収入につながるでしょう。
| 平均年収 | 24~36万円 |
| おすすめポイント | ・自分の好きなことを仕事にできる ・自分のペースで仕事ができる ・スキルアップしやすい |
| 注意点 | ・個人情報の取り扱いが煩雑 ・著作権に注意が必要 ・在庫の管理は必須 |
| 向いている人 | ・手作業が好きな人 ・根気強く制作できる人 ・顧客対応ができる人 |
出典:おけいこタウン「ハンドメイドの副業で売れやすい商品やジャンル10選!失敗しないためのコツや注意点も解説」


18. ブログ運営
ブログ運営はパソコンさえあれば記事の執筆・更新ができるため、自宅でできる仕事です。
テーマ設定から執筆、画像の挿入、広告の設置まで、全て一人で行えます。誰にも縛られず、自分の好きなことや得意なことを発信したい人に適した仕事といえるでしょう。
無料で記事を公開できるプラットフォームも増えており、初期費用を抑えて始められることも魅力です。ただし収入を手にするまでは時間がかかるため、まずは副業として小さく始めるのがおすすめです。
| 平均年収 | 5~30万円 |
| おすすめポイント | ・美容、家電、ダイエットなど自分の得意なテーマを扱える ・時間や場所を選ばない ・さまざまなスキルが身につく |
| 注意点 | ・安定した収入を得るまでに時間がかかる ・読者のニーズに応え続けなくてはいけない ・競合が多い |
| 向いている人 | ・文章を書くのが好きな人 ・情報発信に興味がある人 ・自己管理能力がある人 |
19. SNS運用代行
SNS運用代行はパソコンやスマートフォンがあれば作業ができるため、自宅で働ける仕事です。
SNS運用代行とは、個人や企業に代わってSNSを運用する仕事です。投稿文や画像の作成、コメント対応、アクセス分析などを行います。
普段からSNSを使っている人であれば、未経験からでも始めやすい仕事です。1日3〜4時間から働ける業務委託やアルバイト案件も多いので、隙間時間を活用したい子育て中の方からも人気を集めています。
| 平均年収 | 300~500万円 |
| おすすめポイント | ・時間や場所を選ばずに働くことができる ・案件数が多い ・未経験でも挑戦できる |
| 注意点 | ・ライバルが多い ・常にスキルアップをする必要がある ・収入が安定するまでに時間がかかる |
| 向いている人 | ・SNSのトレンドに敏感な人 ・文章や画像作成が得意な人 ・継続的に発信できる人 |
出典:ファッションカレッジ桜丘|ファッションコラム「SNSマーケティングの仕事内容や年収を紹介!未経験からの転職も可能」
コンサル・講師の仕事3選
在宅でできる仕事の中には、コンサルや講師の仕事もあります。専門性が求められる仕事ですが、これから勉強したいという人にもおすすめです。
スキルや経験を活かして、独立も可能な仕事を3種類ご紹介しましょう。
20. 講師
講師は「オンライン講座」を開けば在宅で働けるため、家でできる仕事です。
語学、音楽、資格対策など、自分の得意なことを活かすことができ、オンラインを通して日本全国、あるいは世界中の受講者を相手にできるのも魅力です。
未経験でも「ストアカ」や「Udemy」といった専門のプラットフォームを活用すれば、手軽に講師としての一歩を踏み出せます。受講者が増え、人気講師になれば、自宅から一歩も出ずに収入を大きく伸ばすことも夢ではありません。
| 平均年収 | 438.4万円 |
| おすすめポイント | ・得意なことや趣味を活かして稼げる ・質が高い授業を提供すればリピーターも獲得できる ・都合のいい時間帯にレッスンを組める |
| 注意点 | ・パソコン、WebカメラとWeb会議システムが必要 ・オンラインで生徒と接する際は身だしなみも重要 ・集客にはある程度のコストや知識が必要 ・SNSを活用できると集客に有利 |
| 向いている人 | ・教えることが好きな人 ・わかりやすく説明できる人 ・人前で話すことに抵抗がない人 |
出典:厚生労働省「音楽教室講師 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
21. コンサルティング
コンサルティングは企業の課題解決をオンラインで支援できるため、在宅でできる仕事です。
経営戦略や業務改善、マーケティング支援など、自分の専門分野を活かして最適な解決策を提案します。顧客とのやり取りはオンラインが主流になっているため、全国の企業を相手にビジネスを展開できるのが魅力です。
高度な専門スキルや業界経験が必要なため、ハードルは高めです。しかし、そのぶん報酬は高いので、在宅で高収入を目指せる仕事を探している方は検討してみましょう。
| 平均年収 | 903.2万円 |
| おすすめポイント | ・働き方次第ではかなり高収入を狙える ・専門知識を活かして働ける ・問題を解決する喜びややりがいがある |
| 注意点 | ・常に結果が求められる ・資格は必要ないが、未経験からの参入が難しい分野もある ・営業力が必要 |
| 向いている人 | ・分析力がある人 ・課題解決が得意な人 ・専門スキルを活かしたい人 |
出典:厚生労働省「経営コンサルタント – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O‑NET))」
22. カウンセリング
カウンセリングはビデオ通話やチャットで相談を受けられるため、家でできる仕事です。
心の悩みや仕事の不安などに耳を傾け、状況に合った助言やサポートを行います。心理カウンセラーやキャリアカウンセラーが代表的です。
資格なし・未経験で応募できる求人も多く、「ココナラ」などのプラットフォームでは“愚痴を聴きます”といった募集も多く見つかります。そのため、カウンセリングスキルがなくても始めやすいことも魅力といえるでしょう。
| 平均年収 | 430.2万円 |
| おすすめポイント | ・自身の経験を活かせる ・悩みを持つ人の力になれる ・パソコンがなくてもスマートフォンだけで仕事ができる ・資格がなくても活動できる ・相談者が増えれば高収入も見込める |
| 注意点 | ・実績がないうちは集客が難しい ・感情移入しすぎると、自身のメンタルケアが必要になる可能性もある ・「公認心理師」や「臨床心理士」などの資格があると有利 ・精神力、忍耐力、洞察力が求められる |
| 向いている人 | ・思いやりをもって相手と関われる人 ・相手と一定の距離を保てる人 ・相手の話を根気強く聞ける人 |
出典:厚生労働省「カウンセラー(医療福祉分野) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
店舗・教室系の仕事3選
自宅の一部を利用することでできる仕事もあります。
資格が必須なケースもありますが、自営業として独立可能な仕事です。
新しいことにチャレンジしてみたいという人に、おすすめしたい3種類の仕事をご紹介します。
23. 飲食店
飲食店の運営は、自宅を「店舗」として活用することで“家でできる仕事”になります。
たとえば、自宅の1階部分を改装したカフェやパン屋などが代表例です。実店舗の運営に加え、テイクアウトや宅配サービス、オンライン販売にも対応すれば収益の柱を増やせます。
初期投資や競合の多さといった課題はありますが、自宅を拠点に「自分の店を持つ」という夢を実現できるのは大きな魅力です。自宅から離れず、自分の好きな「食」を仕事にしたい人は検討してみましょう。
| 平均年収 | 627万円 |
| おすすめポイント | ・店舗経営のノウハウを学べる ・業界的に参入がしやすい ・売上が伸びることで発展性がある |
| 注意点 | ・ライバルが多い ・初期費用がかかるケースもある ・長時間労働になる可能性がある |
| 向いている人 | ・「食」に強い関心がある人 ・体力と忍耐力がある人 ・学習意欲がある人 |
出典:飲食店ドットコム「飲食店経営者の平均年収は600万円台。年収1000万円を超えるために必要な経営のコツ」
24. サロン
サロンは自宅の一室を「施術スペース」として活用できるため、家でできる仕事です。
ネイル、まつ毛エクステ、エステなどが代表的で、開業自体に特別な資格は必要ありませんが、特定の施術には資格が必要な場合もあるため事前の確認が必要です。
自宅サロンであれば予約時間を自由に設定できるため、育児や介護の合間に働けるのも魅力です。平日の夕方や休日など、自分の都合に合わせて副業として働きたい会社員にもぴったりの働き方といえるでしょう。
| 平均年収 | 200~500万円 |
| おすすめポイント | ・開業資金を抑えることができる ・自分の都合を優先できる・家賃の心配がない |
| 注意点 | ・生活感を出さないようにしなければいけない ・家族の協力が必要 ・セキュリティ対策をしっかり行う必要がある |
| 向いている人 | ・美容や施術に興味がある人 ・丁寧な接客ができる人 ・技術の習得に積極的な人 |
25. 教室
教室運営は自宅のスペースを活用できるため、家でできる仕事です。
ピアノ、英会話、書道、料理など、自分の得意分野を生徒に教えます。自宅で開業すれば家賃が不要なため、低コストで始められるのが魅力です。
ただし、集客にハードルの高さを感じる方もいるかもしれません。こうした場合はオンラインスクールで指導経験を積み、実績や口コミの評価を獲得した後に、それらをもとに自宅で教室運営を始めるのもおすすめです。
| 平均年収 | 438.4万円 |
| おすすめポイント | ・費用を抑えて開業できる ・レッスンの時間を自由に設定できる ・家事や育児と両立しやすい |
| 注意点 | ・生徒数が軌道に乗るまでに時間がかかる ・家族の理解が必要 ・月謝未払いなどのトラブルが想定される |
| 向いている人 | ・教えることが好きな人 ・受講者に寄り添える人 ・コミュニケーション力が高い人 |
出典:厚生労働省「音楽教室講師 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
その他の仕事6選
パソコンやスマホなどのツールや通信環境が整っていれば、在宅でできるという仕事は他にもあります。
特別なスキルや経験がなくても始められる仕事も多いので、これから在宅ワークを始めてみたいという人にはおすすめです。
6種類の仕事をピックアップしてご紹介しましょう。
26. 翻訳
翻訳は、書籍やビジネス資料、映画の字幕制作などをオンラインで完結できるため、家でできる仕事です。
クライアントとのやり取りはメールやチャットが中心で、直接会わずに進められることもメリットです。地道な作業が多いため、家で黙々と集中して働きたい人に向いています。
高い語学力に加えて専門分野の知識も求められますが、そのぶん報酬も高めです。語学力を活かしつつ、在宅で稼げる仕事を探している方は検討してみましょう。
| 平均年収 | 680.5万円 |
| おすすめポイント | ・語学力を生かせる ・専門性が高くスキルアップが狙える |
| 注意点 | ・翻訳する対象によっては専門知識が必要 ・扱う言語のバックグラウンド(文化や慣習など)を勉強する姿勢が必要 ・扱う言語によって報酬や案件数がまちまち |
| 向いている人 | ・語学力が高い人 ・専門用語の調査ができる人 ・集中して作業できる人 |
出典:厚生労働省「翻訳者 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
27. 校正・校閲
校正・校閲はパソコンで作業ができるため、自宅でできる仕事です。
ライターが執筆した文章の誤字脱字や変換ミス、表記ゆれなどを確認し、品質を高めることが主な役割です。発注先や上司・同僚とのやり取りもオンラインで済むため、フルリモートの求人も多く見つかります。
ライター経験があれば未経験でも挑戦しやすいですが、初心者の場合は「校正技能検定」の取得がおすすめです。
在宅で黙々と集中して仕事をしたい方は、校正・校閲の求人もチェックしてみましょう。
| 平均年収 | 445万円 |
| おすすめポイント | ・ライティングの案件増加に伴い、校正・校閲の案件も豊富 ・自分の好きな時間に作業を行いやすい ・さまざまな文章に触れられるため勉強になる ・編集者に比べ案件獲得のハードルが低い |
| 注意点 | ・ライティング案件に比べ報酬単価が安めに設定されている ・案件によりチェックにかかる時間が大きく異なる |
| 向いている人 | ・誤字脱字に敏感な人 ・細かい作業が得意な人 ・集中力がある人 |
※1 出典:求人ボックス 給料ナビ「校閲の仕事の年収・時給・給料」
28. アンケートモニター
アンケートモニターはスマホ1台あればできるため、自宅で気軽に始められる仕事です。
企業や調査会社から依頼されたアンケートに答え、ポイントや謝礼を受け取ります。数分で終わる簡単な内容が多く、家事や育児の合間などの隙間時間を有効活用できるのがメリットです。
ただし報酬は1件あたり10〜100円程度と少額なため、本格的な収入源というよりは、お小遣い稼ぎや副業感覚で取り組んでみると良いでしょう。
| 平均年収 | 24~36万円 |
| おすすめポイント | ・特別なスキルは不要、スマホがあれば取り組める ・自分が知らなかった商品やサービスに詳しくなれる |
| 注意点 | ・報酬が現金ではなくポイントでもらえる場合、現金化が面倒 ・単発案件が多いため、小まめに案件を探さなければならない |
| 向いている人 | ・空いた時間を有効活用したい人 ・様々な商品やサービスに興味がある人 ・コツコツとした作業が苦ではない人 |
出典:infoQ「アンケートモニターで月3万円稼ぐ方法|初心者向け完全ガイド」
29. 商品モニター
商品モニターはネットや郵送のやり取りで完結できるため、家でできる仕事といえます。
商品を実際に使い、感想や意見を企業に提供することで報酬を得る仕事です。隙間時間を活用できるため、家事や育児の合間に副業を始めたい主婦の方にもぴったりです。
報酬は1件500〜1,000円程度が一般的で、大きくは稼げません。ただし美容商品や健康食品は3,000〜20,000円の高単価案件も多いため、在宅で効率的に収入を増やしたい方はこれらのジャンルを検討してみましょう。
| 平均年収 | - |
| おすすめポイント | ・スマホ1つで誰でも簡単に取り組める ・美容や健康に関する商品を無料で試せる |
| 注意点 | ・報酬が比較的安く、稼ぐためには継続的な案件獲得が必要 ・1つの案件が終わるまで、数ヶ月程度の時間がかかる |
| 向いている人 | ・新商品に興味がある人 ・使用感を正確に伝えられる人 ・観察力がある人 |
30. せどり
せどりは、ネット上で商品の仕入れから販売まで行えるため、家でできる仕事といえます。
仕入れた商品の価格以上の値段で販売することで利益を得る仕事で、商品のリサーチ、梱包、発送といった作業は全て自宅で完結できます。
成功するには「売れる商品」を見抜く力が必要なため、最初は苦労するかもしれません。しかし経験を積むことでコツを掴み、収入も安定してきます。
コツコツと努力を続けられる方であれば、在宅でも着実に収入を伸ばせるでしょう。
| 平均年収 | 5~30万円 |
| おすすめポイント | ・コツをつかめば大きく稼げる可能性がある ・ショップを立ち上げるのに比べ、費用を抑えられる |
| 注意点 | ・中古品を売る場合は古物商許可が必要 ・商品が売れなければ在庫を抱えるリスクがある |
| 向いている人 | ・仕入れと販売の知識がある人 ・調べることが好きな人 ・根気強く販売を継続できる人 |
出典:PRTIMES「せどり実践者100人に聞いた!どれだけ稼いでいる?何がいくらで売れた?リアルな実態を公開」
31. 写真販売
写真販売は、自分で撮影した画像をネットで販売できるため、在宅でできる仕事といえます。
風景や人物、商品写真などをストックフォトサイト(PIXTAや写真ACなど)に登録し、ダウンロードや購入されるごとに報酬が入ります。撮影は外出が必要な場合もありますが、編集や登録は自宅で可能です。
報酬は無料型で1枚数円〜数百円、有料型で数百円〜数千円程度ですが、人気の写真は継続的に購入されるため「不労所得」につながる可能性もあります。
| 平均年収 | - |
| おすすめポイント | ・写真が好きな人なら楽しみながら稼げる ・人気の写真は半永久的に売れ続ける可能性がある |
| 注意点 | ・本格的に取り組むなら機材の用意が必要 ・稼ぐためには写真撮影に関するスキルの向上も不可欠 |
| 向いている人 | ・写真撮影が好きな人 ・構図や光にこだわれる人 ・編集ソフトを使える人 |
家でできる正社員の仕事6選
完全に自宅で仕事をするのは難しいものの、業界や企業によっては、一部在宅勤務が可能な正社員の仕事も多くあります。そのなかから、代表的な職種を5つ紹介します。
32. 営業、CS
営業やCS(カスタマーサクセス)はオンラインで顧客に対応できるため、家でできる仕事です。
営業が商品やサービスを提案し、CSは顧客がサービスを最大限活用できるよう支援します。近年はビデオ通話で商談やサポートを行う機会が増え、外回りや移動の負担も軽減されています。
営業は成果に応じた「インセンティブ」を導入している会社も多いので、収入アップにつながる在宅仕事を探している方は検討してみましょう。
| 平均年収 | 個人営業:424万円 カスタマーサポート:463万円 |
| おすすめポイント | ・未経験可の求人が多い ・歩合給がある場合、成果次第で高収入を目指せる ・困っている人の助けになる |
| 注意点 | ・コミュニケーション能力が必須 ・相手の要望をくみ取る洞察力が必要 ・顧客との電話対応がある場合、静かに仕事ができるスペースが必要 ・商品知識が必要 |
| 向いている人 | ・人と話すことが好きな人 ・ヒアリング力がある人 ・目標達成意欲が高い人 |
出典:マイナビエージェント「個人営業|職種別平均年収ランキング」
求人ボックス 給料ナビ「カスタマーサポートの年収・時給・給料」
33. マーケティング
マーケティングはパソコンで作業ができるため、家でできる仕事といえます。
マーケティングとは、ユーザーのニーズを分析し、商品やサービスを販売するための戦略を立てる仕事です。基本的にはパソコン1台とネット環境があれば取り組めるため、在宅勤務と相性が良い仕事といえるでしょう。
未経験からでも資格なしで挑戦でき、異業種からの転職も珍しくありません。たとえばWebマーケティングの平均年収は690万円と高く、在宅で高収入を目指せることも魅力です。
| 平均年収 | 690.7万円 |
| おすすめポイント | ・年収の水準が高い ・女性が活躍しやすい職種 ・関わった商品のリリースやイベントが成功した際には達成感を味わえる |
| 注意点 | ・企業規模や扱う商品によって年収に幅がある ・一通りの業務を覚えるまでは年収は標準的 ・トレンドや最新情報の収集が求められる ・分析力、洞察力が必要 |
| 向いている人 | ・分析が好きな人 ・情報収集力がある人 ・企画を実行に移せる人 |
出典:厚生労働省「Webマーケティング(ネット広告・販売促進) – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
34. 制作、ディレクター
制作・ディレクター職は、進行管理や品質管理、制作物の確認をオンラインで行えるため、家でできる仕事です。
広告、テレビ、イベントなど分野は様々ですが、いずれも打ち合わせやスケジュール調整の多くはリモートで完結できます。
ただし、案件によってはクライアント先への訪問や会場視察など、外出が必要な場合もあります。外出の有無や頻度は職場によって異なるため、在宅勤務を希望する場合は事前に面接などで確認しておくと安心です。
| 平均年収 | 589.3万円 |
| おすすめポイント | ・クリエイティブ職のなかで年収が高い ・美術やデザインの知識を活かせる ・プロジェクトが成功した際は達成感を味わえる |
| 注意点 | ・コミュニケーション能力や折衝力が求められる ・発想力が必要 ・リーダーシップが求められる |
| 向いている人 | ・進行管理が得意な人 ・複数の案件を同時に進行できる人 ・調整力がある人 |
出典:厚生労働省「放送ディレクター – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
35. 人事
人事は「パソコン仕事」が多いため、家でできる仕事といえます。
個人情報を扱う部署のためフルリモートの会社は多くありませんが、業務のオンライン化が進んだことで、週に2〜3日ほどの在宅勤務を認めている会社も増えています。
また、労務サポートや面接代行、研修講師といった副業案件も豊富です。これらはパソコンと安定したネット環境があれば自宅でできるため、本業で培った経験を活かして自宅で副収入を得たい方にも適しています。
| 平均年収 | 513.5万円 |
| おすすめポイント | ・経営陣のパートナー的存在として、企業運営の一端を担える ・会社の顔として採用活動に携われる |
| 注意点 | ・人への関心が高く、人と関わり合うのが好きな資質が求められる ・コミュニケーション能力が必要・機密情報を守る必要がある |
| 向いている人 | ・人と関わるのが好きな人 ・人材育成に興味がある人 ・調整力がある人 |
出典:厚生労働省「人事事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
36. バックオフィス、コーポレート系
バックオフィスはパソコンを使った業務が多いので、家でできる仕事です。
総務、経理、財務、法務など、会社や社員を支える仕事が「バックオフィス(コーポレート系職種)」と呼ばれます。
書類作成やデータ管理はオンラインでできますが、たとえば総務であれば郵便物の受け取りや株主総会の運営など、出社が必要な場面もあります。
フルリモートの求人は少ないため、できる限り在宅で働きたい方は、事前に出社頻度や勤務形態を確認しておくことが大切です。
| 平均年収 | 529.6万円 |
| おすすめポイント | ・専門知識を磨ける職種もある ・会社を全体的な視点で見られる職種が多い |
| 注意点 | ・職種によって業務の内容や対応範囲が異なる ・ルーティンワークが多い職種もある |
| 向いている人 | ・正確な作業に自信がある人 ・ルールや手順を守れる人 ・サポートするのが好きな人 |
出典:厚生労働省「一般事務 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
37. 広報
広報は多くの業務をオンラインで進められるため、在宅でできる仕事です。
広報とは、自社の情報発信やメディア対応などを行う仕事です。プレスリリースの作成・配信、取材対応、イベント企画などを通じて企業の情報を世の中に届けます。
社内取材などで出社が必要な場合もありますが、メディア対応や資料作成は自宅で対応可能です。
未経験者の募集は少なめですが、SNS運用の経験やマーケティングスキルがあれば就職・転職で評価されるでしょう。
| 平均年収 | 513.5万円 |
| おすすめポイント | ・会社の顔として多方面で活躍できる ・仕事の反響を肌で感じられる |
| 注意点 | ・自分自身の言動がそのまま企業イメージにつながることも ・不祥事が起こったときに顔を出して対応しなければならないことがある |
| 向いている人 | ・情報発信に興味がある人 ・文章や資料の作成が得意な人 ・調整作業が苦ではない人 |
出典:厚生労働省「広報・PR担当 – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))」
家でできる仕事ランキングTOP5【ジェイックおすすめ】
在宅でできる仕事のうち、ジェイックがおすすめする仕事をランキング形式で紹介します。いずれの仕事も正社員になれる可能性があるため、安定した収入を得たい方は、自分に向いた仕事があるかチェックしてみましょう。
1位 バックオフィス、コーポレート系
バックオフィス、コーポレート系とは、企業活動の根幹を担う部署の総称です。
総務・経理・法務・人事・広報などが該当し、社員が働きやすい環境を整える役割があります。
正社員でも在宅勤務ができるケースが多く、企業の数だけ必要な仕事であるため、求人も豊富に出ています。
過去に希望職種の経験があれば、採用されやすくなるでしょう。
2位 IT系(プログラミング、SE)
プログラミングやSEといったIT系の仕事は、PCがあれば仕事ができるため、正社員採用でも在宅でできるケースが多くなっています。
年収が高い傾向にあることも魅力です。
高収入を目指したい人や、経験を積んで将来的にフリーランスとして独立したいと考える人は、IT系の仕事にチャレンジしてみましょう。
ライバルと差別化するためのスキルや資格があれば、採用担当者に好印象を与えられます。
3位 テレマーケティング
テレマーケティングは電話を使って営業を行う仕事です。
商品・サービスの説明や販促、営業のフォローなどを行います。見込み客のニーズを把握するのもテレマーケティングの仕事です。
電話とPCがあれば仕事ができるため、特別な準備は基本的に不要です。
正社員として募集している求人も多く、安定した収入を得たい方にもおすすめできます。
4位 人事
人事とは社員の採用・教育・配置や評価制度の構築などを行う仕事です。
近年は人事の仕事を在宅で行う企業が増えています。正社員募集の求人が多い点もうれしいポイントです。
人事が在宅で円滑に業務を進めるためには、コミュニケーションツールやWeb会議ツールの準備が必須です。また、社員の勤怠管理も行う必要があるため、勤怠管理ツールの使い方を覚える必要もあるでしょう。
5位 Webデザイナー
Webデザイナーは主にWebサイトのデザインを行う仕事です。PCがあれば業務を行えるため、作業環境を整えれば家でも仕事ができます。
企業によっては正社員として募集しているケースもあります。
Web関連の人材不足が深刻化する中、Webデザイナーの需要は増えており、今後もこの状況は続くでしょう。スキルを磨いて経験を積めば、将来的な独立を目指すことも可能です。
家でできる仕事をする3つの方法
家でできる仕事をする方法は、働き方の形態によって「正社員」「個人事業主」「起業」の3つの種類に分けられます。それぞれの方法について、くわしく解説します。
1. 正社員として自宅でできる仕事をする
在宅勤務可能な会社に就職すれば、正社員として家で仕事ができます。ワークライフバランスを重視する風潮や、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などによって、多くの企業がリモートワークを取り入れるようになりました。その結果、最近では在宅勤務を前提とした社員募集の求人も多くなっています。
就職して正社員として在宅勤務する場合、細かい条件は会社によって異なります。在宅勤務可能な求人に応募する場合、次のような点を確認しましょう。
- フルで在宅勤務可能なのか、週に何日かは出社しなければいけないのか
- 初日から在宅勤務可能なのか、一定期間出社してから在宅勤務可能になるのか
- 自宅で仕事をするのに必要な経費の負担は?
募集要項に在宅勤務可能とあっても、日数が限定されていたり、研修期間は出社が必要な場合もあります。また、自宅での仕事に必要な通信費などは持ち出しの費用でも、パソコンなどのツールは、セキュリティの観点からも支給されることが多くなっています。
2. 個人事業主として家でできる仕事をする
個人事業主になって在宅でできる仕事をする方法もあります。個人事業主とは、株式会社などの法人を設立せずに、個人で独立して事業をおこなう人のことで、フリーランスと呼ばれることもあります。主に業務委託として仕事を受注します。
業務委託は、正社員やアルバイトなど企業に雇用される働き方と違って、案件ごとの契約になります。スポットで働くこともできるので、副業にもおすすめです。ただし収入は、案件によって単価や報酬が異なるため、月給制の正社員と比較すると安定しません。未経験可の案件も多いですが、単価が低いものや単純作業が多くなります。
個人事業主として家で仕事をする場合、次のような業務を、すべて自分でおこなう必要があります。
- 仕事の受注・営業
- 契約
- スケジュール管理
- 請求書の発行
- 帳簿付け・確定申告
- 仕事に必要なツールの用意・管理
仕事を受注して業務委託契約を取り交わすときには、契約書を用意し、しっかり内容を確認することが大切です。特に報酬や納期は重要なポイントです。業務委託契約は基本的に成果報酬となるため、期日までに成果物を納品しなければ報酬が得られません。請求書発行や帳簿付けなども、大切な業務です。また、パソコンなど業務に必要なツールは、基本的に自分で用意する必要があります。
3. 起業して家でできる仕事をする
起業して自宅でできる仕事をするのもひとつの方法です。ただし、独立して自分で会社を立ち上げるにはある程度資金が必要で、立ち上げるビジネスによっては大きなリスクを負わなくてはならない場合もあります。
独立するには、主に3つのパターンがあります。1つ目は、個人事業主としてある程度稼げるようになったら法人化するパターンです。この場合、ある程度ビジネスが軌道に乗ってから起業するため堅実ですが、個人事業主としてビジネスを成功させることが前提になります。
2つ目は、セルフプロデュースで自分を売り出すパターンです。たとえば、次のようなビジネスがあります。
- ブロガー
- YouTuber(ユーチューバー)
- インスタグラマー
- オンラインサロン・講師
少ない資金で始められるものもありますが、成功するにはセンスが問われる分野です。
3つ目は、自宅兼店舗を構えて営業する方法です。
- カフェ
- ピアノ教室
- 英会話教室
- 料理教室
- ネイルサロン
自宅に店舗を構えることで、開業資金をおさえられます。活かせる趣味や特技があれば挑戦しやすいでしょう。
家でできる仕事の平均月収
在宅でできる仕事にはたくさんの種類がありますが、実は生活ができるほど稼ぐことは簡単ではありません。自宅でできる仕事の平均月収と、安定収入を得るための方法を紹介します。
在宅ワークをする約半数は月収9万円以下
厚生労働省が発行する『在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン』によると、在宅ワークをおこなっている人の「過去1年間における在宅ワークの仕事による平均的な月収」は、全体の45.7%を占める人が9万円以下と回答しました。
在宅ワークでも、高度な専門スキルを持っている人ならもっと稼ぐことが可能です。実際に、30万円以上と回答した人は22.3%にのぼり、そのうち8.7%は50万円以上と回答しています。
しかし、多くの人は1ヶ月あたりの手取りが9万円以下で、副業やパート、アルバイトならまだしも、生活するには厳しい金額です。高度な専門スキルを持っていない人が在宅ワークで生計を立てるには、働き方を工夫する必要があることがわかります。
出典:厚生労働省「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」
安定収入を得たいなら正社員がおすすめ
これから在宅ワークを始める人や、専門的なスキルや経験がない人が家でできる仕事をするなら、在宅勤務可能な会社に就職するのがおすすめです。正社員として家で働くことには、次のようなメリットがあります。
- 給与として安定した月収を得られる
- 働きながら専門的な知識やスキルを磨ける
- 副業で別のスキルや経験を積むこともできる
- スキルや経験を活かして将来的に独立を目指せる
正社員として働けば、在宅ワークでも給与として安定した収入を得られます。また、収入を得ながら知識やスキルを習得し、独立や収入アップを目指せます。
個人事業主や起業する場合に比べて、正社員なら在宅ワークでも働くスケジュールが決まっていて、やるべき仕事も限定的です。自己管理に自信がない人やひとつの仕事に集中したい人にもおすすめです。
自宅で仕事をする3つのメリット
自宅で仕事をすることには、時間的にも金銭的にもたくさんのメリットがあります。
1. 通勤をしなくてよい
最大のメリットは何といっても「通勤する必要がない」ということです。首都圏では通勤に片道1時間以上かけている人も多く、旅行サイトの調査によると、働いている人のうち6割以上の人が通勤をストレスに感じています。通勤しないことによりストレスから開放されるだけでなく、次のようなメリットがあります。
- 満員電車に乗らなくていい
- 職場への移動時間がゼロになる
- 交通費(電車代・バス代・駐車代など)がかからない
- 通勤用の服や靴を揃えなくてもいい
- 体力を温存できる
- 女性の場合はメイクを省略できる
さらに、通勤中につい寄り道をして買い物や外食をしてしまう人なら、外出しないことで余計な出費を減らし、外食をやめることで健康にもプラスになるでしょう。
2. 家庭・他の仕事と両立しやすい
「育児」や「介護」など家庭内でやることがある人には、家庭内の用事や家事と仕事を両立しやすいというメリットがあります。また、別の仕事とのかけもちをしたり、副業として収入を得たりすることも可能です。両立の例をみてみましょう。
- 子供が幼稚園に行っている時間を利用して仕事をする
- 農業や観光業など時期によって波がある仕事のオフシーズンに在宅で働く
- 稼業を手伝いながらスキマ時間を活用する
- 劇団やバンド活動と両立しながら空いた時間に働く
自宅での仕事は時間の自由がききやすいため、歌手や声優などの夢を追いかけながら働きたい人や、本業の忙しくない時期だけ別の仕事をしたい人にも向いています。
3. 集中しやすい
自宅での仕事は自分で好きなように環境を整えられるうえ、電話を取ったり来客の応対をしたりすることもありません。同僚に話しかけられることもないので、目の前の作業に集中できます。
- 室温や湿度、BGMなどを自分好みに合わせてコントロールできる
- 好きなタイミングで休憩できるので集中力を維持しやすい
- コピー用紙の補充や備品の発注など、雑用全般をしなくていい
- 早朝や夜間など自分が集中できる時間帯に働ける
仕事内容にもよりますが、自宅で仕事をするなら、働くペースを自由に決められます。集中できる環境や時間帯は人それぞれ。自宅で仕事をすれば、「周囲が静かな深夜のほうが仕事がはかどる」「さわやかな早朝に働きたい」など、自分のタイプに合わせた働き方もでき、集中しやすいのです。
自宅で仕事をする3つのデメリット
自宅で仕事をすることはメリットばかりというわけではなく、デメリットもついて回ります。よくあるデメリットをチェックしておきましょう。
1. 同居人が気になる
自宅に家族や同居人がいて、その人のお世話が必要だったり、ひんぱんに話しかけられたりする場合は、仕事の効率が落ちてしまいがちです。在宅なら子どもの世話をしながら働けますが、「まだ小さくて一人で遊べない」「歩き始めたばかりでずっと見ていないといけない」という状況だと、実際に自宅で育児と仕事を両立させるのはかなり大変。結果的に仕事も育児も中途半端になってしまう、なんていうこともあるでしょう。
- 子供から目が離せない
- 家にいる人に話しかけられて集中力が途切れてしまう
- 来客が多く応対しなくてはならない
- 同居人がテレビやラジオをつけていて音声が気になる
こういったことがデメリットとして考えられます。
また、同居人に問題がなくても、「自宅が繁華街にあり、周囲がにぎやかで集中できない」「外で長期間にわたって工事をしていてうるさい」など、環境がマイナスになることもあります。
2. 誘惑に負けやすい
自宅には上司や同僚がおらず、他人の目がないので、仕事をサボっても誰にも怒られません。そのため誘惑に負けやすく、結果として仕事がおろそかになってしまいがちです。
- 寝坊してしまい予定通りの時間に仕事を始められない
- 何時間も昼寝をしてしまう
- ゲームがなかなかやめられない
- 動画をずっと見てしまう
- SNSに入り浸ってしまう
こんなふうにダラダラと過ごしてしまうと、いつまで経っても仕事が終わりません。誘惑に弱い自覚があるのなら、負けないための工夫も必要です。
- 仕事専用の部屋を作る
- スマホやパソコンをプライベート用と仕事用に分ける
- 誰かに監視を頼む(オンライン会議をつなぎながら作業する)
こういった方法である程度は対策できますが、そのぶんお金や手間もかかるので、ある程度は強い意思を持って誘惑を跳ね返すことも大切です。
3. ツールを揃える必要がある
会社員なら仕事に必要なツールは会社が用意してくれますが、自宅で仕事をするとなると、自分で手配をしなければならない場合があります。
- パソコン
- プリンター
- インターネット回線
- 電話回線(スマートフォン)
- セキュリティ対策のためのソフト
- 椅子や机
- 文房具
どんな仕事をするにしても、このくらいは揃っていないと自宅で仕事をするのは難しいでしょう。ただし、会社で準備してくれる場合もあるので、仕事を始める前に「仕事をするのにどんなツールが必要なのか」「会社はどこまで支給してくれるのか」をしっかりと確認しておいてください。
自宅で仕事をするのに向いている人3選
人によって得意なことや好きなことが違うように、在宅での仕事にも向き不向きがあります。自宅で仕事をするのに向いている人の特徴について解説します。
向いてる人1.自己管理ができる人
自宅で仕事をするのに向いている人は、自分でスケジュールを管理でき、仕事とプライベートの区別をきっちりとつけられる人です。自宅には何かと誘惑が多いので、いかにセルフマネジメントできるかがカギとなります。
- 自主的に毎日規則正しい生活が送れる
- 無理のないスケジュールを立てられる
- 自分が立てたスケジュール通りに仕事を進められる
- イレギュラーなできごとがあっても対応できるような余裕を持てる
こんな人なら自宅で仕事をしても誘惑に負けることなく、きっちりと職務をこなせるでしょう。
また、仕事上のマネジメントだけでなく、健康管理も欠かせません。自宅で仕事をすると出歩く機会が減り、どうしても運動不足になってしまいます。ストレッチや筋トレ、ジョギングなどを取り入れ、食事にも気をつけて過ごすことが大切です。
向いてる人2.専門スキル・知識がある人
自宅での仕事は専門知識が求められるジョブ型のものが多いので、何らかの専門スキルを持っているほうが有利です。デジタルコンテンツに関わるクリエイティブ系やエンジニア系、もしくはコンサルタント系の専門スキルや知識を持っている人なら、明日からでも自宅で仕事を始められるでしょう。
裏を返せば、これといった専門スキルがない人は初心者や未経験者でも可能な仕事からスタートしなくてはならず、最初は報酬が安かったり仕事がなかなか見つからなかったりするかもしれません。とはいえ、その分野で実績を積んでいけば少しずつ仕事の幅は広がっていきます。専門スキルがないうちは、専門性を身につけるためにコツコツとがんばることも大切です。
向いてる人3.主婦・主夫
自宅にいる時間が長い主婦や主夫は、自宅で仕事をするのに向いています。
こんな人は、外で働くよりも、時間の自由がきく自宅での仕事だと都合がいいですよね。実際、在宅可案件を多く取り扱っている主婦専門の求人サイトやサービスは少しずつ増えています。自分の持っているスキルでこなせる仕事や、条件に合った仕事、チャレンジしてみたい仕事を探してみましょう。
- 配偶者が外に働きに出ているので家事全般を担当している
- 子育てや介護があり外で働くのが難しい
- 近くにパート・アルバイトとして働けるようなお店や施設がない
- 配偶者に転勤が多く、勤めに出てもすぐに辞めなければいけない
- 妊活中なので体に負担をかけずに働きたい
自宅で仕事をするのに向いていない人3選
自宅で仕事をするのに向いている人の特徴を把握できたところで、反対に向いていない人の特徴もご紹介します。
向いていない人1.家では休みたい
家はのんびりくつろぐ場所と決めているような、環境によってオンとオフが切り替わる人は、自宅で仕事をするのには向いていません。こういう人は、自宅ではなかなか「仕事モード」に切り替えられないからです。
この場合の解決策として有効なのは、自宅の中で「休む場所」と「仕事をする場所」を決めておくことです。「仕事部屋には仕事に必要なものしか置かない」「リビングには仕事を持ち込まない」など、ルールを明確にしておきましょう。家族や同居人がいる場合は、仕事部屋にいるときは話しかけないように頼むなど、仕事モードを維持できる環境づくりが重要です。
向いていない人2.総合的に色々な仕事をしたい
在宅でできる仕事は専門性が高いものが多く、基本的には毎日同じ業務を続けることになるので、「いろいろな仕事を経験してみたい」と考えている人にはあまり向いていません。「営業もしてみたいし、クリエイティブ部門にも関わってみたい」といった希望があるなら、企業の総合職がおすすめです。
「やりたいことが決まっていない」「自分に合った仕事が何なのか分からない」という場合も、まずは就職してさまざまな業務を経験したほうが自分の可能性が広がります。
向いていない人3.人と会って話すのが好き
自宅での仕事は、基本的にリモートワーク(テレワーク)で、朝から晩まで一人です。とくにジョブ型の仕事では黙々と作業に没頭することになるので、常に周囲とコミュニケーションを取りながら仕事を進めたい人には不向きでしょう。「同僚とのランチが楽しみ」「人と話していたほうがアイデアがひらめく」という人は、作業効率が落ちたり、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまったりすることもあります。
ただ、リモートワークをしているスタッフ同士のコミュニケーションを重視している会社も少なくありません。「一人で作業をするのが苦手だけれど、事情があって自宅で仕事をしたい」という人は、求人を探すときにその点もチェックしてみてください。
家でできる仕事で稼ぐ3つのポイント
自宅でできる仕事で稼ぐためには、スキルを得ること、人脈を築くこと、独立することを意識しましょう。3つのポイントについてくわしく解説します。
1. 専門スキルを身につける
在宅でできる仕事で高収入を得るなら、専門スキルや資格があることは大きな強みになります。専門スキルがないとできない仕事、特定の資格がある人でないとできない仕事は、そのほかの仕事と比較して収入が高いことが特徴です。
例えばライターでも、「金融関係に強い」「法律関係に強い」など、専門分野があると単価が高くなります。さらに、金融関係ならファイナンシャルプランナー、法律関係なら行政書士など、資格や肩書きがあることでより高い報酬をのぞめます。
ただし、仕事によっては、資格や経歴だけでなく、業務での実績が重視される場合もあります。たとえば、プログラミングやデザインの仕事をする場合、学校に行ってスキルを学ぶこともできますが、在宅で仕事を始めるなら、実務経験がある程度必要です。
2. 正社員になってコネをつくる
家でできる仕事の種類や働き方が増え、ネットでもさまざまな仕事を探せるようになりました。しかし、ネットで案件を探す場合、仕事を依頼する側との関係性が構築できていないため、まずはスポットでの依頼になったり、経験者でも比較的安価な報酬でスタートしたりすることが少なくありません。
一方、知人から直接仕事を依頼される場合や紹介案件の場合、あらかじめ仕事を依頼する側との間に信頼関係が築かれているため、安定した仕事の受注や報酬が見込めます。
在宅での仕事に有利になる人脈を獲得するなら、まずは就職するのが近道です。正社員として勤務しながらお得意様を見つけておくことで、退職して個人事業主になった際や自分の会社を立ち上げた際、お得意様からパートナーとして仕事を受けることができます。
3. 独立する
経験やスキルを習得し、仕事につながる人脈を築けても、受託案件では報酬の相場はある程度決まっているため、それ以上報酬を引き上げることは難しくなります。また、仕事の単価が上がっても、一人でできる仕事量には限界があるため、大きく稼ぐには限度があります。
しかし、独立して法人化することで人に業務を依頼する立場になれば、請け負う仕事量を増やせます。起業には資金がいるなどリスクも伴いますが、結果として大きく稼げる可能性があります。
会社を立ち上げなくても、ブロガーやYouTuber(ユーチューバー)などであれば個人で始めることができ、頑張り次第では収入が青天井になる可能性もあります。ただし、安定して稼ぎ続けるのは大変です。
まとめ
家でできる仕事は数多くあります。以前はWebデザイナーなどのクリエイティブ系やプログラマーなど、在宅でできる職種は限定されていました。しかし、IT技術の発達で自宅にいてもスムーズに仕事ができるようになったことや、多様な働き手を活用しようという時流から、営業や人事、講師など、さまざまな仕事が自宅でできるようになりました。
なかには、未経験で気軽に始められるものもあります。しかし、報酬が低い、単純作業でスキルが身につかないなどのデメリットもあるため注意が必要です。
家でできる仕事で安定収入を得たいなら、在宅勤務が可能な会社に就職するのがおすすめです。正社員として在宅で働けば、安定した収入が得られるだけでなく、働きながら専門的なスキルや知識を習得することができます。将来的に、培った人脈を活かして個人事業主になったり、専門性の高い仕事で独立したり、収入アップのチャンスを見込めます。
ジェイックでは、自宅でできる仕事で安定した収入を得たい人に向けて、在宅勤務可能な求人も数多く扱っています。自分に向いている家での仕事を探したい人は、ぜひ相談してください。


「家でできる仕事」に関するよくある質問
「資格や経験がなくても始められる仕事(ライター、データ入力など)」、「経験やスキルを活かせる仕事(企画・編集、デザイン、プログラミングなど)」、「人と接することが多い仕事(講師、コンサルティングなど)」、「自宅でできる正社員の仕事(営業、人事、マーケティングなど)」があげられます。
3つのポイントを意識しましょう。「専門スキルを身につけること」、「正社員になってコネ(人脈)をつくること」、「独立すること」です。
ジェイックの『就職相談』では、「あなたに適した仕事、働き方」を見つけるため「自己分析」のサポートも行っています。あなたの将来的な目標・意向・適性をふまえて、ご一緒に考えてみましょう。








































