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挫折経験は面接でどう伝える?話し方のポイントや聞かれる理由を解説

挫折経験は面接でどう伝える?話し方のポイントや聞かれる理由を解説

「挫折経験」は就職面接の定番質問です。この記事では挫折経験について質問する企業の意図や、面接で過去の挫折について聞かれたときの答え方やエピソードの見つけ方について解説します。挫折経験を聞かれたときに慌てることのないよう、しっかり準備して、面接に挑みましょう。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

挫折経験をなぜ聞くの?企業側の理由を解説!

挫折経験をなぜ聞くの?企業側の理由を解説!

挫折経験をなぜ企業は知りたがるのでしょうか。企業の意図を理解すれば回答がしやすくなります。

理由1:目標に向けて努力できるか確認する

就職活動の面接で挫折体験を聞くケースが多いのは、目標に向けて努力する力が備わっているかどうかを見極めるためです。挫折はただのミスによって経験するものではありません。高い目標を掲げて全力を持って取り組んできた結果として達成できなかったときに辛い気持ちを味わい、断念せざるを得なくなるのが挫折です。そのため、挫折経験について聞いてみると、目標を持って物事に取り組む意識があったかどうかがまずわかります。そして、その目標に向けて努力をしてきたか、その努力が目を見張るほどに素晴らしいものかも見極めることが可能です。

失敗は誰もが経験することですが、挫折は本気で目標に向かって取り組んだことがある人だけが経験するものです。その取り組みがたとえ失敗に終わったとしても学ぶものが多いでしょう。その取り組みのプロセスからチャレンジ精神の高さや創意工夫をする力、目標を立てたらやり通そうとする意志があるかもわかります。このように人材の意欲や目標意識の高さを見抜く上で重要な情報がたくさん手に入ることから、面接でよく挫折経験について聞かれているのです。

理由2:困難の立ち直り方から人間性を知るため

挫折経験が面接で話題になるのは人間性や総合的なポテンシャルの高さを見抜くのに有効だからです。挫折をすると精神的に滅入ってしまいますが、その状況から立ち直らなければ何も行動を起こせなくなってしまうでしょう。挫折から立ち直ろうとするときには莫大なエネルギーが必要になりますが、その際に素の人間性が垣間見えるのが一般的です。挫折からの立ち直りのプロセスでは自分の能力を最大限に発揮しなければなりません。やる気を奮い立たせ、思考力を引き出して次の道を見出すことで立ち直ることができるからです。

挫折経験を聞いているのは人間力を判断するためだとも言い換えられます。挫折経験から立ち直るときにどんな能力を引き出したかを見ると、人としてどのような性質があり、仕事をする上でどんな能力を活用するかがわかります。挫折を乗り越える方法は様々で、問題克服のためにあの手この手を考える人もいれば、周囲のサポートを得る人も、問題をもう見ないと決め込む人もいるでしょう。どのような方法を選んだかによって人間性がわかり、入社後の働き方がイメージできるようになるのです。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

挫折経験の答え方のポイント

挫折経験の答え方のポイント

答え方にはいくつかの気を付けるべきポイントがあります。

ポイント1.挫折を乗り越えた際のプロセスを伝える

面接で挫折経験についての質問を受けたときには何を答えるかをよく考える必要があります。重要なのは挫折を乗り越えたプロセスをできる限り具体的に説明することです。面接官が知りたいのは応募者が挫折した事実やそのときのエピソードではありません。挫折経験の際に何を考えてどんなことを行ってきたかを知ることを通して、応募者の人間力やポテンシャルを想像し、採用するのに適した人材かを見極めることが目的です。そのため、挫折の内容を詳しく伝えるのではなく、乗り越えた道のりを順を追って説明し、個々の瞬間において自分が考えていたことをわかりやすく伝えるのが大切です。

理想的なのは会社に入ってからの問題解決のプロセスに関連性がある挫折経験を選ぶことです。掲げていた目標やチャレンジする上で置かれていた環境によって挫折を乗り越える方策についても考え方の違いが生じるでしょう。できるだけ仕事と同じように何としてでも乗り越えなければならないものがあったシーンを取り上げて話をすると共感を得やすくなります。すると業務で困難があった際にどのようにして対応していくかをイメージするのが容易になるので、採用したら大きな活躍をする人材かどうかを正しく見極めてもらえます。その中で応募先の企業で役に立つ素質をアピールできれば高評価を得られるでしょう。

ポイント2.再現性のある学びを伝える

挫折をしても何も学んでいないのではあまり意味がない失敗経験になってしまいます。挫折経験の質問に回答するときには、挫折を乗り越えたことによって何を学び、自分がどんな成長を遂げられたのかを説明しましょう。仕事でも目標に向かって取り組んだとしても達成できずに苦しみ、工夫を重ねてようやく乗り越えられることがあります。その際に自ら成長できる人材はポテンシャルが高い魅力的な人材として見てもらえます。学びの姿勢があることも明確にアピールできるので、挫折を通して学んだことを具体的なエピソードを交えて伝えるようにしましょう。

学んだ内容を選ぶ上で重要なのが再現性です。応募者が職場で活躍できる力があるかどうかを見るのが面接なので、学んだことを再現して使えるか、仕事を通して困難に当たったときに同じような視点で学ぶことができるかという点で人材を評価しています。最も重要なのは挫折経験を通して学んだことが実際の業務で活かせるという意味での再現性です。この視点が欠けていると面接官は現場で自ら学んで成長していく様子を想像するのが困難です。再現性のある学びを取り上げ、実際の業務との関連性についても言及するとスムーズに素質を理解してくれます。

ポイント3.他の回答との一貫性を意識する

挫折経験について答えるときには他の質問への回答との一貫性を重視しましょう。面接対策では想定される質問に対する回答を用意して臨むのが常套手段となっていますが、もしその回答内容が首尾一貫していなかったら内容の信憑性を疑われることになります。個々の質問に対策するのを重視してしまい、他の質問との一貫性を見落としてしまう就活生も少なくありません。

例えば、自己PRやガクチカ、長所や短所に関する質問への回答が典型的なものです。このようなタイミングは自分の取り柄をアピールする機会です。それぞれで回答した内容が首尾一貫していないと詭弁だと考えられてしまうかもしれません。特に挫折経験で学んだ内容を踏まえて、アピールしている内容に矛盾している部分がないかをよく確認しておくのが大切です。

ポイント4.結論を先に話す

挫折経験を話すときには伝え方もチェックされていると考えて準備を整えましょう。話の展開の仕方はビジネスでの常識的な構成にするのが大切です。まずは結論をはっきりと短い言葉で伝え、具体的な挫折のエピソードとその克服のプロセスを説明していきましょう。そして、その内容について小括をした上で学んだことを伝えるという順番にすると理解してもらいやすくなります。挫折の状況に関する内容は具体性を重視しつつ、簡潔に話すのが重要です。何を把握してもらえれば自分のアピールポイントを説明できるかという観点で、状況の伝え方も工夫しましょう。挫折経験の回答をするときには締めについても考えておくのが大切です。挫折経験を通して学んだことを伝えて終わりにしてしまうよりも、その先に見える展望があると高評価を受けられます。経験を踏まえて社会人としてどのようにしていきたいのか、仕事にどうやって生かしていきたいのかを簡潔に伝えるのが良い方法です。

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挫折体験を答える際によくある失敗

挫折体験を答える際によくある失敗

挫折経験の回答方法については失敗例も知っておくと参考になります。挫折したことを伝えても評価されなかったり、マイナス評価を受けたりするケースもあるので注意しましょう。挫折経験の回答で最も問題になるのは挫折をしただけで問題を乗り越えるのに成功していないケースです。挫折したという事実を伝えるだけに終始してしまうと、面接官としては何も評価できません。また、挫折を乗り越えられたのが外的要因によるもので主体的に解決したわけではない場合も人材の評価が難しく、意図を外した回答になってしまいます。内容的にあまりにも些細だと評価に値しないと思われてしまうでしょう。

挫折経験で話す内容として十分なものかどうかは第三者に確認してもらうのが無難です。自分で自信を持って話せる挫折経験なら問題はないかもしれませんが、取るに足らないような内容ではないか、これで乗り越えたと言っていいのかと不安になることはよくあります。先輩や就活支援サービスのスタッフなどの第三者に話をしてみて意見を聞いてみましょう。するとどんな点を改善したらアピール力があるのかがわかり、もっと面接官が魅力を感じてくれる回答ができるようになります。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

話せる挫折体験がない場合はどうする?

話せる挫折体験がない場合はどうする?

挫折した経験が思い当たらないで困ってしまう人もいます。

挫折体験がない場合1:過去の出来事を細かく洗い出す

過去の出来事を色々な角度から思い出す努力をするのも挫折体験が思い当たらないときの対策です。人生を広い視点で振り返ってみて、過去にどんな体験をしたかを思い出してみましょう。挫折体験の話題はできるだけ近い時期の方が良いと言われているので、大学生としての経験の方が良いのは確かです。しかし、さらに昔に戻って大学受験や高校時代にまで遡ったときに、自分の強みを伝えられるような挫折経験があったのに気付いたらその話題で対応するのも良いでしょう。受験勉強や部活動などの挫折が起こりやすいシーンは高校時代には多いので、過去のことをよく思い出してストーリーとして伝えやすいものを探してみましょう。

このような自己分析は自分自身の能力や素質を再認識する上でも重要になります。過去の出来事を洗い出して自己分析をすると挫折経験を見出せるだけでなく、自己PRなどへの対策も立てやすくなるので積極的に取り組んでみましょう。

挫折体験がない場合2:ガクチカを言い換えれば「挫折体験」に!

学生時代に力を入れてきたことは何かを説明するのも面接ではよくあるパターンです。その対策ができているなら、ガクチカの言い換えを通して挫折体験にしてしまうことも考えましょう。ガクチカで話すエピソードとして選んだ内容には挫折経験が含まれていることもよくあります。ガクチカは課題への取り組みと解決という切り口で話をすることが多いので、内容的にも論理構成としても類似しています。少し内容を入れ替えたり、視点を変えたりすると挫折経験として話せるようになるでしょう。

この際に注意が必要なのがガクチカと挫折経験の両方を質問されたときにどう対応するかを決めておくことです。内容が全く一致してしまっていると機械的に質問に答えているだけで評価は低くなるでしょう。同じエピソードを使用しても問題はありませんが、二つの説明の観点を大きく変えて、違う点をアピールできるように仕上げるのが必須です。リスクを取りたくないなら別のストーリーを作って面接に挑むようにしましょう。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

「挫折経験」をうまく語るには準備が絶対必要!!

「挫折経験」をうまく語るには準備が絶対必要!!

挫折経験の質問への対応は十分に準備しておけばそれほど難しいものではありません。面接官が知りたいのは採用した後に現場で問題を乗り越えて成長していく人材かどうかです。そのポテンシャルがあることをわかりやすく伝えるという視点で準備を整えましょう。目標に向けて困難を乗り越えたプロセスを具体的にまとめて伝え方の構成も考えて回答を用意しておけば高い評価を受けられます。事前準備を行いしっかり面接に臨みましょう。

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