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WEB業界志望の就活生必見!サービスの種類や仕事・IT業界との違いも紹介

WEB業界志望の就活生必見!サービスの種類や仕事・IT業界との違いも紹介


WEB業界には話題の企業や有名なベンチャー企業なども多く、志望している就活生は少なくないでしょう。また、私たちの生活に密接にかかわる業界のひとつでもあります。この記事では、WEB業界の概要とWEBサービスの種類、主な仕事についてご紹介します。

※2018/2/1~7/31の当社面接会参加者の内、当社が把握する就職決定者の割合

WEB業界とは

WEB 業界の概要と、就活生が疑問を持ちやすいIT業界との違いについて知りましょう。

WEBサイトを見る場合、基本的にはブラウザを使って閲覧をします。WEB業界というのは、そのブラウザを通してインターネットを活用し、データ通信を行うサービスを提供している業界のことを指します。

具体的には企業やお店などのホームページを作成するWEB制作や、WEB上で公開するインターネット広告の制作などが、主な仕事内容です。企業向けのサービスと、インターネット通販やブログ、SNSなどの個人向けサービスの2つに分けられます。

1991年に世界で初めてWEBサイトが制作され、その後、一般家庭用コンピュータの登場した1995年に市場として動き始めたため、WEB業界はまだまだ若い業界といえるでしょう。

また、基本的にパソコンがあれば仕事ができるため、在宅やフリーランスといった働き方もしやすいことから、仕事や働き方が多様化しているのもWEB業界の特徴のひとつです。

WEB業界とIT業界との違い

WEB業界とIT業界はともにインターネットに関係している業界ですが、実際はそれぞれに明確な違いがあります。

まず、ITとは「Information Technology」の略で、日本語に直すと情報技術という意味です。一方、WEBは「World Wide Web」の略称になり、蜘蛛の巣や蜘蛛の巣状のものを表す単語で、ネットワークのことを指します。

企業などで使われている、文字や画像、動画などの電子データをやり取りするネットワークが相互に接続し合って、巨大なネットワークを形成したシステムが今のWEBです。

IT業界は情報処理を中心とした技術全般を扱う業界で、一方のWEB業界は様々な電子データをネットワークを通じてやり取りするシステムを扱う業界と考えるのがよいでしょう。

IT業界の情報処理を中心とした技術全般は、「ハードウェア業界」「ソフトウェア業界」「情報処理サービス業界」「WEB業界」の4つに分類できます。そのため、WEB業界はIT業界の一分野ということになります。

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WEB業界における種類と仕事

WEB業界における種類と仕事

WEBサービスの種類と、WEB業界の主な仕事についてそれぞれご紹介します。

WEBサービスの種類

WEBサービスの主な種類は、以下があります。

eコマース

eコマースとは、インターネットを使ってさまざまな商品を売買できる、電子取引サービスの総称です。eコマースは主に企業同士の取引である「BtoB」、ネットショップを始めとした企業と消費者間での取引である「BtoC」、オンラインオークションや、フリマサイトといった消費者同士の取引である「CtoC」の3つに分けられます。

このようなネットを使ったサービスは実店舗を構える必要がなく、家賃や人件費を最小限にできるため、維持コストなどを削減できるメリットがあります。

また、パソコンだけではなくスマートフォンの普及により、自宅はもちろんネットにつながっていればどこでも利用ができるため、多くの人がeコマースを利用するようになりました。

そのうえ、Amazonや楽天などを始めとした巨大なeコマース企業も増えているため、eコマースの分野は、今後もさらに発展していく分野と言えるでしょう。

ポータル

ポータルサイトとは、知りたい情報などを探すときに利用される検索サイトになります。WEB業界での仕事内容はポータルサイトの作成から運営まで、ポータルサイトに関わる仕事全般を扱うのが一般的です。

ポータルサイトとして有名な企業には「Yahoo」や「Google」があります。また、プロバイダーが運営している「BIGLOBE」もポータルサイトです。なお、ポータルサイトにもいくつかのジャンルがあり、例えば様々なジャンルの情報を扱っている、総合ポータルサイトがあります。

「Yahoo」や「BIGLOBE」「nifty」などは、総合ポータルサイトとして有名で、検索システムを中心に多くの情報を扱っているのが特徴といえるでしょう。特定の人に向けて開発されているポータルサイトもあり、不動産情報サイトや求人情報サイトなどがそれに当たります。

総合ポータルサイトは扱う情報量が膨大なため更新作業などの仕事が多く、仕事内容は多岐に渡ります。対して、特定のジャンルに特化しているポータルサイトは、専門分野の知識を活かした運営が必要です。

SNS

SNSとは「ソーシャルネットワーキングサービス」の略で、インターネットを使った無料の情報をシェアするサービスです。趣味や好きなことなどが同じ友人を探して人間関係を構築して多くの人と交流できます。

ネットにつながっていれば誰とでも交流ができるため、世界中の人とつながることが可能です。また、自分が伝えたい内容を発信したり、SNS内の検索システムを使って自分が興味のある分野を調べたりと情報をシェアすることもできます。

それぞれ用途に合わせた便利なサービスと言えるでしょう。代表的なSNSには「Twitter」や「インスタグラム」「Facebook」などがあります。

SNSの利用目的は個人が情報を発信するのがメインでしたが、近年ではSNSを活用してマーケティングを行う企業も増えており、WEB業界でも重要視されている分野です。

ソーシャルゲーム

パソコンやスマートフォンなど、インターネットにつながっていれば不特定多数の人と交流し、遊ぶことができるSNSがプラットフォームのゲームです。

このソーシャルゲームは気軽に遊べて人気があるため、収益力のある分野として注目を集めているWEBサービスのひとつといえるでしょう。また、ソーシャルゲームの開発は様々な専門的知識が必要になり、制作期間もかなりかかります。

そのため、外部会社などの複数の会社と連携をしてソーシャルゲームを構築する場合もあり、多くのWEB業界関係者が関わっているのです。

キュレーション

さまざまなネット媒体のニュースをまとめたWEBサービスが「キュレーションサイト」と呼ばれるものです。代表的なサイトに「グノシー」「SmartNews」などがあります。たとえば、芸能人の結婚に関するニュース記事をひとつにまとめたり、特定の事件に関するニュースを集めたりしています。

キュレーションサイトの便利なところは、気になるニュースがあった場合、各社のネットニュースの情報を、ひとつにまとめて閲覧できることです。各ネットニュースのサイトは、それぞれの取材を元に記事を構成しているため、その媒体でしか公開されていない情報があります。それを一括で管理できるようなサービスは、利用者にとっても便利といえるでしょう。

さらに進化したキュレーションでは、ただ記事をまとめているだけではなくキュレーション内でユーザーが参加して交流ができるため、こういったサービスは盛り上がりを見せています。さまざまな情報を一括して管理し、メジャーなニュースからマイナーなテーマまで、あらゆるジャンルを扱っているのが特徴です。

電子書籍

電子書籍とは、様々な書籍をモバイル端末で読むことができるサービスです。スマートフォンの普及でどこでもネットにつなげるため、通勤や通学、仕事の合間などに漫画や小説などを読むのに向いています。

電子書店などの販売サイトで購入したり、アプリをダウンロードしたりして利用ができます。もともとは2010年から電子書籍のサービスが本格化し、電子書籍元年と呼ばれるようになりました。特に人気なのが、漫画などのコミック関係です。

電子書籍を定額で利用できるサービスもあり、実際の書籍を購入するよりも安く読めるため、電子書籍の分野は今後も成長していくでしょう。紙ベースの書籍も続々と電子書籍化されており、スマートフォンさえあれば閲覧できるので、自宅に収納場所が必要ありません。そういったことも、電子書籍のメリットといえます。

eラーニング

eラーニングとは、主に通信教育などの学習をインターネットを通じて学べるサービスのことを指します。eラーニングを提供する側は、教室などの場所を確保する必要がなく、コストを削減できます。生徒の管理がしやすくなり、教材もデータで作成できるため、改変なども簡単に行えるのがメリットです。

一方の生徒側は、モバイルなどの端末があれば、自宅だけでなく外出先など、場所を問わずに学習ができるようになります。さらに、SNSなどを組み込んで生徒同士のコミュニケーションを活発化させることもできるので、学習意欲を向上させる意味合いで使われている場合もあります。

WEB広告

ホームページなどのWEBサイトに、広告を表示するサービスのことをWEB広告と呼びます。WEB広告にもいくつかの種類があり、例えばネットの検索結果やホームページなどに広告が掲載できる「リスティング広告」「アドネットワーク広告」、「記事広告」などが有名です。

また、SNSを中心に広告を掲載する「SNS広告」や、画像の広告を表示する「バナー広告」などが挙げられます。それぞれのWEB広告には特徴があり、どんな媒体に広告を掲載するのかでそのマーケティング方法が違います。

テキストや画像が一般的だったWEB広告ですが、動画などの動きのある広告が増えてきています。なぜなら、ネットの通信速度が増し、安定して回線を利用できるようになり、動画などの重いデータも問題なく表示できるようになったからです。

加えてスマートフォンなどの液晶が進化し、高画質でWEBサイトを閲覧でき、動きのある動画の方が綺麗で注目されやすいため、動画広告が浸透してきているのです。

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WEB業界の代表的な仕事

WEB業界の主な仕事としては、以下があります。

WEBデザイナー

WEBデザイナーはWEB制作において、レイアウトや配色、フォントの選定など、WEBサイト全体のデザインを担当する仕事です。

一般的にグラフィックソフトなどを使ってデザインをしたらWEBデザイナーの仕事は終わりですが、勤める会社によっては、デザインだけではなくコーティングまで担当をする場合もあります。作成するサイトは、企業や個人事業主はもちろん、コーポレートサイトからECサイトまで、WEBサイトであればどんな種類でも扱います。

ただ作成するだけではなく、視認性や回遊性、使い勝手などのユーザービリティーも考慮しなければいけません。デザインがカッコイイだけでは、完成した後に運営をしてみたところ、思うような収益が出ない可能性もあります。

パソコンなどの大きな画面だけではなく、スマートフォンなどでも扱いやすくて見やすいデザインにするために、レスポンシブデザインが主流となっています。何が流行っているのか、常にトレンドの情報を追いかけてWEBサイト作りに反映することが重要です。

WEBマーケター

WEBマーケターは、企業によってその解釈が異なる場合がありますが、インターネットを活用してプロモーションを行う職種のことを指します。専門的な技術やサービスを使って商品の宣伝や販売を行ったり、集客やブランドの認知向上を測ったりして売り上げに貢献する役割があります。

WEBサイトのアクセスを集めるのに最も手っ取り早いのが、検索エンジンからのアクセスです。検索エンジンは多くの人が利用しているので、特定のキーワードで上位表示ができれば、アクセスを増やして売り上げに貢献できます。

この検索エンジンに上位表示する施策を「SEO対策」と呼びます。検索連動型広告やディスプレイ広告などの有料広告を活用して、アクセスを増やすインターネット広告もあります。

WEBマーケターの分野は、数年前の技術が役に立たないと言われるほど変化の激しい分野なので、最新のマーケティング方法や新しい情報を、常に吸収していくことが重要です。

WEBエンジニア

WEBエンジニアは、WEBサービスに関係するシステム開発や保守を行う仕事です。WEBデザイナーはWEBサイトの見た目を作成するのに対し、WEBエンジニアはそのWEBサイトで稼動するシステムの開発や保守などを行います。

Google ChromeやFirefoxといったブラウザを通じて提供するサービスのシステム動作を扱う職種といえばイメージしやすいでしょう。

WEBエンジニアで扱う言語は多岐に渡り「JavaScript」を使ったフロント開発、「PHP」や「Ruby」を用いたサーバーサイドの開発など、用途に合わせて使い分けていきます。また、案件によっては「HTML」や「CSS」を使ってWEBサイトのデザインコーディングに携わる場合もあります。

WEBサービスはデザインだけではなく、システム開発も含めてのサイト制作になるため、プロジェクトを円滑に進められるように、フロントエンドなどの知識も持っておくと良いでしょう。

WEB業界は今後も成長する業界!

WEB業界は、インターネットの登場と共に発展してきた、まだまだ若い業界です。これから成長していく将来性のある産業のため、将来性を求めていたり、仕事にやりがいを感じたいと思っていたり、時代の変化にも柔軟に対応できたりする人にとっては、WEB業界はおすすめの業界といえるでしょう。

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