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通信業界を研究して就活を成功させよう!事業や仕事を紹介

通信業界を研究して就活を成功させよう!事業や仕事を紹介

通信業界に就職したい」と考えている人もいるでしょう。通信業界はNTTやソフトバンクなどをはじめ、大手企業も少なくありません。文系・理系いずれも活躍の場があり、世の中からのニーズも高いため、通信業界に関心のある就活生も少なくないのではないでしょうか。この記事では、通信業界の職種や通信業界で働くメリット・デメリットについてご紹介します。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

通信業界について

通信業界について

通信業界の概要や、どのような要素で構成されているのかについてご紹介します。

通信業界とは

通信業界は、基本的には通信業と放送業を合わせた業界を指すことが多い傾向にあります。現代では大多数の人がスマホなどの携帯電話を利用していますが、そのサービスを提供しているのが通信業で、通信電波のサービスを提供したり、通信インフラを整備したりする事業を行っています。

一方、通信電波を利用しテレビやラジオなど様々な媒体を通して情報提供やエンターテイメントなどの放送を行うのが放送業です。重要な情報源となるテレビやラジオは国民の生活に欠かせないものとなり、さらに携帯電話が普及したことで、通信業は大きな進展を遂げています。

国民の生活に定着している通信業ですが、どんどん新しい技術が生まれ常に変革を求められる業界ということもあり、課題も抱えています。

通信業界の構成要素

通信業界は、主に以下の要素で構成されています。

固定通信

通信業界を構成する重要な要素となっているのが「固定通信」です。自宅で利用している固定電話や、有線のインターネットなどが固定回線に該当します。

簡単に言えば、自宅や会社など特定の場所から利用する通信サービスが固定通信です。固定通信は、電柱や電線などを介して通信が行われています。そのため、自宅まで回線を引き込み、電話やパソコンなどをケーブルで繋ぐ必要があります。

主流となっているのは光回線で、光ファイバーケーブルを用いることで高速回線のネット通信を利用することが可能です。他にも、ケーブルテレビの回線を使用した「CATV」回線や、電話回線を使用した「ADSL回線」など様々な種類の固定通信サービスがあります。

移動体通信

「移動体通信」も通信業界の構成要素の1つです。固定通信とは違い、特定の場所だけではなく移動しながら様々な場所で通信回線を利用できるという特徴があります。スマートフォンや携帯電話、タブレット端末などで利用される通信サービスが移動体通信の1つで、モバイル通信とも呼ばれています。

スマホなどで利用される「LTE」や「4G」などが、代表的な移動体通信のサービスです。Wi-Fi回線に接続して利用するものや、Wi-Fi回線と携帯端末の仲介役となるモバイルルーターなど、固定回線を介さず無線でネット通信を行うものも移動体通信の1つです。

ISP

「ISP」はInternet Services Provider(インターネットサービスプロバイダ)の略で、これも通信業界の構成要素の1つです。ネットを利用する時プロバイダと契約することになりますが、一般的にプロバイダと呼ばれているのがISPです。

インターネットに接続するためには通信拠点施設が必要にありますが、この拠点をISPが運営しています。また、拠点からインターネット回線を契約している企業や個人に対して、接続サービスを行うのもISPの重要な業務です。

他にも、ISPは衛星通信や海外と通信を行うために必要になる海底ケーブルの設置、運営などもしています。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

通信業界の職種【文理別】

通信業界の職種【文理別】

通信業界の職種について、文系、理系それぞれに分けてご紹介します。

文系の場合

通信業界の文系の仕事としては、以下があります。

営業職

通信業界では、文系の人が営業職を担当することも多くあります。営業職といっても、法人向けの仕事と個人ユーザー向けの仕事があります。

まず法人向けの営業は、主にコンサルティング営業の仕事を行います。何か問題を抱えている企業や自治体に対して、情報技術を用いた解決策を提案します。既存のサービスや技術を利用するだけではなく、場合によっては新しい技術を用いた解決策の提案を行うなど、様々な技術を組み合わせて顧客のニーズに応えます。

次に、個人ユーザー向けの営業は、主に携帯電話を利用する人への営業、通信事業者との回線契約などを行います。その他に、代理販売を行う事業者と交渉したり、販売促進のアドバイスを行ったりすることもあります。

商品やサービスの企画職

通信業界で事業を行う企業は、通信以外でも収益を生み出す必要があります。そのために様々な施策を練り、商品やサービスの企画を立てる仕事をしている人も多いです。こういった企画職は文系の人が担当することが多く、自社の可能性を広げるための重要な役割を果たしています。

カスタマーサービス

文系の人が、通信業界でカスタマーサービスの仕事をすることもあります。カスタマーサービスは、顧客の満足度を向上させるために必要な職種です。電話やメールの対応はもちろん、SNSなどを窓口としてユーザーのサポートを行います。

理系の場合

通信業界の理系の仕事としては、以下があります。

システムエンジニア

通信業界には情報システムを構築し事業を行う企業が多くありますが、そのシステムの構築を行っているのがシステムエンジニアです。

企業がどういった問題を抱えているのか把握し要望を聞いた上で、それを解決するためのシステムを構築しなければなりません。また、システムを構築した後も運用から保守までの過程をシステムエンジニアが担うことになります。

プログラミングなどの幅広い知識はもちろん、コミュニケーション能力も必要になる仕事です。なお、場合によっては文系出身者でもシステムエンジニアになれる可能性があります。

研究開発職

通信技術の研究開発には理系の知識が必要になるため、理系出身者が研究開発職に就くことも多いです。研究開発職で働く人達は通信技術の研究と開発を行い、ユーザーがより快適に通信環境を利用できるようにしています。

通信技術の開発だけではなく、ユーザーのニーズに合わせて、企画部門と連携をとりながら新しいサービスや商品の開発を行うこともあります。

設備建設

ネットワークインフラを設置するために欠かせないのが、設備建設です。新しくネットワークを構築したいというユーザーの要望に応えて、現場まで足を運び回線の敷設等を行います。また、新規格に移行する時に更新作業を行うのも、設備建設を行う人達の重要な仕事です。

システムの保守・運用

ユーザーのもとにシステムを届けた後、その保守や運用を行う仕事です。また、全国各地に敷設された固定回線の保守や運用も行います。通信回線は災害などによって障害が起きてしまうこともあるため、いつでも対応できるように24時間体制で管理しなければなりません。

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通信業界で働くメリット・デメリット

通信業界で働くメリット・デメリット

通信業界で働くメリットとデメリットについて、それぞれご紹介します。

通信業界で働くメリット

通信業界で働くメリットとしては、以下があります。

給料が安定している

通信業界の大きなメリットが、給料が安定しているということです。通信業は大手の企業も多く、また中小企業であっても成長が著しい業界ということで、経営状態は比較的安定しているところが少なくありません。

業務が非常に多岐にわたるため忙しさはありますが、その分給与水準が高いという魅力があります。さらに、通信業ではお客様と年間契約などができれば、給与に反映されることが少なくありません。

なかには年収1000万円を超える大手企業もあるため、給与水準の高さを求める人にも向いた業界といえるでしょう。

最新情報が早く手に入る

通信業界で働いていると、最新の情報をいち早く手に入れることができます。お客様に最新の情報を提供するためには、自分自身が最新情報を知っている必要があります。モバイル通信やネット通信など、通信に関する情報を誰よりも早く入手できるのは大きなメリットになるでしょう。

また、社員はスマホやタブレットなどの事前予約も可能となっている企業もあるため、最新機器に興味がある人にとってはメリットです。

最新情報は、商品を販売するだけの目的で共有されるものではありません。企画・開発の分野では、メンテナンスを行う際に最新情報が必須となります。業種によって変わりますが、それぞれの分野で必要になる最新情報を手に入れることができるというわけです。

コミュニケーションの機会が多い

通信業界は社内だけでも様々な職種の人達が働いているため、社内で一緒に仕事をしたり交流したりする中で、刺激を受けることもあるでしょう。

また、社外の人達と触れ合う機会が多いのも通信業界の特徴の1つです。システムやサービスを提供するお客様はもちろん、仕事を通して様々な分野の専門家と知り合うことができます。

関係性の築き方次第では、人脈を増やすこともできます。社外の人から知見を得たり、転職した場合も付き合いが続いたりする可能性もあるでしょう。

通信業界のデメリット

通信業界で働くデメリットとしては、以下が考えられます。

忙しくなりがち

スマホやパソコンが普及し、モバイル通信や光回線などの固定回線を利用する人はかなり多くなっています。通信業界は人々が日常的に使うものを提供する仕事ということで、何かトラブルが起こってしまうと多くの人達に迷惑がかかってしまいます。

ちょっとしたトラブルが多大な影響を与えてしまうことも多いため、職種によっては、24時間体制でシステムの運用や保守を行わなければならない仕事もあります。

顧客対応の場合、お客様のスマホの電波が繋がらなくなった時、通信障害が起こっていれば復旧作業が必要になりますし、使用方法に問題があればお客様に対応の仕方を説明しなければなりません。修理が必要になれば、その依頼をするのも業務の1つです。

通信業界で働くということは、お客様が当たり前の生活を送れるように日々仕事をするということです。企業や職種にもよるものの、通信業界で働こうと考えているならば、ある程度忙しくなることは理解しておく必要があるでしょう。

情報の更新が激しい

通信業界は日々新しい技術が生み出されているため、最新情報の入れ替わりが激しい業界です。最新情報をいち早く知ることができるのが通信業界で働くメリットの1つですが、逆を言えば常に新しい情報を仕入れようとする意識が必要になるということです。

情報の入れ替わりの激しさについていけなくなると、すぐに周りから置いて行かれてしまいます。半年前には通用していた知識が、今では通用しなくなっている場合もあります。

例えば、スマホやタブレットなどの販売を行う時、最新機種の機能や使い方などの機種情報を詳しく知っておかなければお客様におすすめできないでしょう。機種の機能や使い方を説明できるようにしておかなければ、仕事にならないということです。

したがって通信業界で働くには、最新情報を見逃さないように常にアンテナを張っておくことが大切になります。情報は毎日のように入れ替わっているため、最新情報を手に入れ続けるにはかなりの努力が必要になることを知っておきましょう。

希望する仕事内容でないこともある

インフラ整備関係の業務に就く場合にあるのが「自分の好きな仕事ができないことがある」というものです。例えば、プログラミングが得意な人が情報通信業を行う企業に入社したとします。新しいプログラムを組むのが好きで、プログラミングスキルを十分に持っている人でも、実際にはプログラムのバグを修正する業務を任されるケースも少なくありません。

「自分の持っている能力を活かして活躍したい」と思っている人にとって、このように発揮できる可能性が低いのはデメリットといえるでしょう。

やりがいを求めるなら通信業界!

スマホやパソコンなどが普及し、人々の生活に快適な通信環境は欠かせないものとなっています。その通信環境の構築や運用などを行う通信業界は、社会への影響力が大きいため非常にやりがいのある仕事です。自分のスキルを多くの人の役に立てたい、たくさんの人に影響を与えるような仕事をしたいといった人に、おすすめの業界といえます。通信業界で働こうと考えているならば、しっかりと業界を知り自分に合った職種を見つけましょう。

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)