「学業以外で力を注いだこと」を就活の面接で質問されたら!?

「学業以外で力を注いだこと」を就活の面接で質問されたら!?

就活面接の場で頻出するのが「学業以外で力を注いだことは何ですか」という質問です。企業はあなたの学生時代のエピソードを通して、何を知りたいと考えているのでしょうか。この質問が自己アピールのチャンスとなるように、質問についての解説や回答のコツを例とともに紹介します。

学業以外で力を注いだことは何のために聞かれるの?

学業以外で力を注いだことは何のために聞かれるの?

どうして就職のための面接であるにも関わらず、学業以外で力を注いだことを尋ねるのでしょうか。その理由は大きく分けて三つあります。

それは、学業以外にどのような経験をしてきたかを確認することで、その人の「人間性」や持っている「スキル」、そして「コミュニケーションの取り方」について理解することができるからです。企業が学生を採用する上で、重要だと考えている情報をまとめて知ることができる質問であることから、学業に関することだけではなく、学業以外で力を注いだことについても質問をする企業がたくさんあります。以下、具体的に確認していきましょう。

人間性・性格

企業の採用担当者は、学業以外の経験や、その時にどのように考えたのか、その経験から何を感じ取ったのかといった情報から、個人の人間性について見ています。人事のプロはこういった情報からも、個人の人間性や性格をある程度分析することが可能です。人間性や性格に関する部分は、企業との相性という面でも大切ですし、個人の成長にも大きくかかわってくるため重要視されています。

人間性や性格を伝えるためのコツとしては、まずできるだけエピソードを詳細に語り、面接官にその時の情景をイメージさせることを心がけましょう。具体的に経験を語ることによって、相手の共感を呼び込み、人間性を理解してもらいやすくなります。また、物事への取り組み方も性格を判断する大切な情報ですので、具体的に情報を提供しましょう。不用意なエピソードは、自信がないと思われたり、プレゼンテーション能力が不足していると判断されたりすることも多く、大きなマイナス評価となる可能性がありますので注意しましょう。

また、具体性を出すためには数字をうまく活用するのがコツです。「たくさんの人のリーダー」よりも「100人のリーダー」と表現した方が、はっきりとした数字がある分、イメージがリアルになります。そして、その数字や規模を通して実力や状況が伝わることで、エピソードも伝わりやすくなるのでおすすめです。

スキル

学業以外でどのようなことをしてきたかを聞くことで、企業の採用担当者は学校の専攻とは別のスキルを知ることができます。社会人になって使うスキルは、学校で習ったものばかりとは限りません。学業以外の場で身につけたスキルが仕事での役立つケースも多いのです。

たとえば趣味がゲームで、それを通してパソコンのスキルがあるなら、業務で非常に役立つでしょう。最近はスマートフォンやタブレットを活用する人が多くなり、パソコンのブラインドタッチができないという人も多いです。ブラインドタッチが自由自在にできるだけでも事務職なら即戦力化の見込みが立ちます。

また英会話サークルで英語を身につけたという人もいます。英会話を学んできた人であれば、企業は英語を通してのコミュニケーション能力に期待するものです。学校の英語では読み書きができることが基本的に重視されますが、英会話ならヒアリングとスピーキングに強い人だと注目されるでしょう。また、外国人がいる英会話サークルであれば国際性のある人だと考えることができ、外国人の多い部署への配属なども見込んだ評価が行われるでしょう。

コミュニケーション力

企業が学生に対して期待している能力の一つがコミュニケーション力です。「自分は学業一本で頑張ってきました」と答えることは何も問題はありません。しかし、もし一人でずっと学問だけに一生懸命取り組んできたとなると、人事としてはコミュニケーションや協調性の部分で心配するものです。そのため、どのような友人関係があるのか、どのような人たちとコミュニケーションをしてきたのか、という内容について追加の質問が行われることもあります。

就職して社会人になれば、会社の内外で様々な人とコミュニケーションをとらなければなりません。そのため企業側は、学生同士のように近い年齢・立場だけでなく、学外の活動を通し、どのような人と人間関係を築いてきたかを知りたいと考えています。

回答の中では、学外の活動を通し、どのような人たちと、どのような人間関係の中で活動してきたのかを明確に語り、コミュニケーション力をアピールするのがよいでしょう。

学業以外に力を注いだことに関する質問に対するテーマの例

学業以外に力を注いだことに関する質問に対するテーマの例

学業以外に力を注いだことに関する質問に対し、何を話せばいいのか困ってしまう人も多いものです。ここではこの質問の回答におすすめのテーマと、その理由について解説します。

アルバイト

学業以外の活動でアピールに使いやすいのが「アルバイト」です。アルバイトも実際に社会の中で働きますので、そのエピソードからは社会人としての人間性やスキル、コミュニケーション能力を伺うことができます。

特にアルバイトでは、長く働いたアルバイトなら継続力のアピールにつながります。継続力のある人は、環境への適応力や忍耐力があると評価されるでしょう。また、珍しいアルバイトであればそれだけで面接官の興味を引くことができるため印象に残る可能性も高いです。

アルバイトでアピールする場合は、自分がアルバイトを通して何を得たのかを明確にしてアピールに活用しましょう。仕事が面白い、給料がいい、バイトリーダーになれた、といったことはアピールすべき内容ではありません。こうした経験を通し、自分が何を学んだのか、どう感じたのかを表現することで、人事の知りたい情報を提供しましょう。

アルバイト中に、何か仕事上の問題解決につながるようなエピソードがあれば絶好のアピールになります。自分がその時どう考え、どう行動し、そしてそれがどんな成果につながったのかを丁寧に伝えましょう。このような情報から、個人の行動力や問題の把握力、解決能力などが見えてきます。これらの能力は社会人として活躍する上で必要不可欠で、高い評価につながりやすいです。

部活・サークル

「部活」や「サークル」をテーマとしてアピールする人も多いです。部活やサークルをアピールする場合、結果や実績をアピールすることにはほとんど意味がない点に注意してください。大事なのは成果や実績に至るまでの自分が実践したプロセスであり、どのような努力や貢献をしたのかです。

部活やサークルをアピールする時は、自分がアピールする内容について明確に考えておきましょう。ぼんやりしていると、いざ話してみるとアピール内容が実績や成果ばかりで、自分のアピールというより部活やサークルのアピールに終わってしまいがちです。たとえ全国大会で優勝できたとしても、本人が主力選手だったか、活躍したのかはわかりません。全国大会に優勝したなら、その中で応募者がどのようにチームに関与し、どんな貢献を行ったのかを企業は知りたいと思っています。企業側の知りたい情報をうまく伝えることができる構成を心がけましょう。

趣味

学外の活動では「趣味」も有効なアピールになることが多いです。趣味のアピールは遊んでいるように思えてしまい、就活の場でのアピールにふさわしくないと考える人もいますが、趣味をアピールしてもマイナスになることはありません。むしろ趣味を通してたくさんの能力が身につくことも多く、また趣味の話はユニークな話も多く面白いため、企業の採用担当者たちも注目しているのです。

しかし、趣味の話題では、軽く楽しんだ程度の趣味だと、かえってマイナス評価になってしまう可能性がある点に注意しなくてはなりません。たとえば、「月に1回程度カラオケに行く」という程度なら、あまり評価にはつながりません。「毎週カラオケに行って採点しながら、高得点を出すための歌い方を研究している」というくらいでこそ、話題としても盛り上がり評価にもつながります。実際に趣味として研究を続けているうちに、平均点が10点20点上がったというエピソードなら、企業もその努力と研究の実力に感心して評価するでしょう。

趣味というのは、個人が好きで行うものです。趣味への取り組みに対する本気度が低ければ、本業である学業や仕事への本気度も疑うしかありません。だからこそ、「学業以外」と指定してその頑張った話を聞くことで、企業は本気で仕事に打ち込んでくれそうな人かどうかを判断しているのです。

学業以外に関する質問に対して回答すべき内容

学業以外に関する質問に対して回答すべき内容

学業以外に関する質問に対してどのように、何を回答すべきか悩む人も多いものです。以下、この質問に対する回答のコツを説明していきます。

なぜその活動に力を注いだのか

「なぜその活動に力を注いだのか」という動機の部分は非常に大切です。モチベーションの源泉がどこにあったかを説明することで、個人の人間性がより具体的に見えてきます。また、その活動においてどんな役割をすることが多かったのかも企業が気にする点です。人事は過去のエピソードから、個人の人間性や適性を評価し、企業での配置を具体的に考えて採用しています。そのため、自分の役割や得意分野はしっかりと示すようにしましょう。

また、なぜその活動に力を注いだのかをわかりやすく、説得力をもって説明できるかどうかは、応募者の論理的思考能力や表現力のものさしになります。こういったプレゼンテーション能力を評価する企業も多いため、意識して準備しアピールしましょう。

自分自身ならではのエピソード

就職活動では自身の人間性をアピールすることが大切です。自分のアピールには、他の人の話ではなく、自分自身ならではのオリジナルのエピソードを用いましょう。自分の経験を、自分自身の言葉で語ることによって、自分の人間性を正しく伝えることができます。

インターネットにあるようなエピソードはたとえ素晴らしいものでも、自分の話でないなら、何の面白味もないアピールになりかねません。また、面接官からエピソードについて質問をされても具体的に答えられないため、マイナス評価の原因になるので使用を避けた方が無難です。

その活動を通じて学んだこと

学業以外で頑張ったことについてのアピールは、その活動を通して、何を学んだのかをしっかり伝えることを意識しましょう。どんなに素晴らしいエピソードだったとしても、得たものがなければ、ただの自慢話に過ぎません。学んだことが企業への貢献につながりそうだと期待できるアピールが理想的です。学ぶ力のある応募者は、企業に入ってからの大きな成長が期待できるので企業側は採用しやすいことを覚えておきましょう。

履歴書に書く場合はどうすればいい?

学業以外で頑張ったことは、面接で聞かれるだけでなく履歴書やエントリーシートなどの書類上に書かなければならない場合も多いです。このときはどのように書けばよいのか、具体的な書き進め方を紹介します。

結論から書く

履歴書にかかわらず、結論を先に述べることがビジネスでのマナーです。結論から書くことによって、何をアピールしたいのかを明確にできます。また、聞く相手にとってもわかりやすいです。人事担当者は1日に何人もの人と面接を行い、応募書類も1日に何十通何百通と読まなければなりません。そのため、出だしで興味を引けなければ、その後の文章を読んでもらえない可能性もありますので注意して書きましょう。

成果までのプロセスを中心に書く

質問に対しては、「何に力を注いだか」だけではなく「どのように成果を出したのか」を明確に書きましょう。たいした成果でないとアピールしにくく感じる場合もありますが、本人の努力や得たものを中心にしたアピールにするとよいでしょう。自信をもってアピールできるものにしておかないと、面接のときに質問されて困ってしまうこともあります。また、最後に「何を学んだのか」についてはっきりと書いてアピールしましょう。

学業以外に頑張った経験が思い当たらなかったら?

学業以外に頑張ったことを問われても、学業以外に特に頑張ったことが思い当たらない人も少なくありません。しかし、こうした人の多くは、頑張ったことをすごく高いレベルで考えてしまっているものです。たとえ日常レベルの活動であっても、一生懸命頑張り、継続してきたものなら十分に評価されます。

逆に、噓や事実を誇張した内容でアピールすることは絶対に避けてください。企業はそれに気づくと、信頼できない人だと評価します。たとえ特別な話題ではなくとも、自分が実際に行っていることを誠実に伝えることで、誠実な人間性をアピールした方が好印象です。日常的なことだとしても、書き方や論点を置くポイントを工夫することで十分に面白いアピールにすることができます。

改めて自分の大学生活を振り返ってみよう

学業以外に頑張ったことを聞かれると、何かすごいことを言わなければならない気がして萎縮してしまいますが、すごい話を求めているわけではありません。大学生活を振り返り、しっかりと自分と向き合っていけば、必ずアピールするべきことが見つかります。どんなことについて努力をしたのか、その中で何を得たのかについて、しっかり考えてアピールしていきましょう

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