クリエイティブな仕事を7つ紹介【向いている人の特徴や資格も】

クリエイティブな仕事を7つ紹介【向いている人の特徴や資格も】

「クリエイティブな仕事に就きたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。クリエイティブ業界での仕事は誰にでもできるものではないものの、適性があれば未経験からでも実務を通じてスキルを高めていくことも可能です。この記事では、クリエイティブな仕事を7つ紹介するとともに、向いている人の特徴やおすすめの資格についても解説します。

クリエイティブな仕事の職種を紹介

クリエイティブな仕事の職種を紹介

クリエイティブな仕事とは、一言でいうと「モノを0から生み出す」仕事のことです。たとえば漫画家もクリエイティブな仕事のひとつですが、漫画家が生み出すキャラクターやストーリーは、世の中はにこれまで存在していなかったものです。

もちろん、今あるデザインなどのクオリティを高めていくこと、つまり「1を10にする」仕事をすることもありますが、基本的には「0から生み出していく仕事」が、クリエイティブな仕事といえます。

クリエイティブな仕事のなかでも、今回は以下の7つの職種をご紹介します。

  • Webデザイナー
  • グラフィックデザイナー
  • コピーライター
  • ゲームプランナー
  • 編集者
  • 放送作家
  • 一級建築士

それぞれの仕事について解説します。

Webデザイナー

Webデザイナーとは、インターネット上のWebメディアや、通販サイト、企業のホームページなどのデザインをおこなう仕事です。あらかじめ渡されたワイヤーフレーム(サイト全体の設計書)をもとに、その設計に忠実にデザインを表現していきます。

Webデザイナーには、コーディングのスキルも求められます。コーディングとは、コンピューターが理解できる「言語」をもとに、プログラムを設計していく作業のことです。

仕事によってはシステムエンジニアやプログラマーと協力することもありますが、Webデザイナーひとりでおこなう仕事も多いため、コーディング力も欠かせないのです。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーは、ポスターやチラシ、雑誌といった「紙媒体」を中心にデザインを請け負う仕事です。基本的には「Photoshop」や「Illustrator」といったグラフィックソフトを使い、デザインをつくっていきます。

グラフィックデザイナーは宣伝物の制作がメインの仕事となるため、広告代理店がもつデザイン会社や、広告制作会社に勤める人が少なくありません。

そして宣伝の仕事はひとりで進めることがほぼないため、クライアントやカメラマン、コピーライターなど、多くの人と関わりつつ仕事を進めていく必要があります。

そのため「ひとりでコツコツとできる」といったイメージをクリエイティブな仕事に持っている人にとっては、想像以上に気苦労が多い仕事に感じられることもあるでしょう。

一方で、チームで仕事をするのが好きな人にとっては、デザインもでき多くの人とコミュニケーションを取れる環境でも働けるため、天職に近い仕事となるかもしれません。

コピーライター

コピーライターとは、消費者の目に留まるような「言葉」を書く仕事のことです。たとえば、商品のパッケージやポスターに書くキャッチコピー、新しいサービスの名称を考えることもコピーライターの仕事です。

会社ホームページ内の企業紹介文や、商品の説明書など、「長文かつわかりやすく」メッセージを届ける場面でも、多くのコピーライターが活躍しています。

文字を扱うだけの簡単な仕事に思われがちですが、その仕事はむしろ難しい場面の連続です。なぜなら、クライアントや企業が伝えたいメッセージを短い表現のなかに盛り込むのは、かなり難しい作業だからです。さらに、消費者にインパクトを残す言葉のチョイスも欠かせません。

このように、さまざまな面を考慮しつつ仕事を進めていく必要があることから、言葉が好きなことはもちろん「バランス感覚」もコピーライターに欠かせない要素といえるでしょう。

ゲームプランナー

ゲームプランナーとは、新しいゲームをつくるときに、その中心となって仕事を進めていく人のことです。

具体的には、ゲームのコンセプトやストーリーの企画立案、プロジェクトの進行管理などをおこないます。そして、ゲームプランナーにとって特に大切な仕事のひとつが「仕様書」の作成です。

仕様書とはゲームの設計図のことで、これがないと現場の制作スタッフが作業を進めることができません。

そして、仕様書のクオリティ次第でゲームの質が決まってくるため、緻密な戦略のもと、何回も会議を重ね、仕様書の完成度を高めていく責任があるのです。

また、ゲームが完成したあとも気持ちが休まることはなく、ユーザーの反応をもとにした改善、次回作の立案、攻略本のチェックなど、その業務に終わりはありません。

このように忙しい仕事ではありますが、ゲームの制作にはじめから最後まで携われるのは、ゲームプランナーだからこそです。

「ゲームがとにかく好き」「忙しくてもゲームのためなら頑張れる」といった人であれば、大きなやりがいを感じられる仕事となることでしょう。

編集者

編集者とは、小説、一般書、漫画、雑誌、Webメディアなどの制作を中心となって進める人のことです。たとえば漫画の編集者の場合には、漫画家の先生と話し合い、読者に響くような表現を一緒に考えることもあります。その本や記事をどうしたら多くの人に読んでもらえるか、つまり「プロモーション」も、編集者にとって大切な仕事のひとつです。

Webメディアの編集者の場合には「どんな記事が読者に必要か」「サイト内の特集ページをどうするか」といった企画がメインの業務になります。

ときには自分で原稿を書いたり、外部のライターに仕事を発注したり、デザイナーやカメラマンに依頼したりと、その仕事は多岐にわたります。

本やコンテンツを世の中に広めるというダイナミックな仕事ができるのは、編集者ならではの魅力といえるでしょう。

放送作家

放送作家とは、テレビやラジオの台本作成、また番組内の企画を考える仕事のことです。近年では、ネット配信や動画などの場で活躍する放送作家もいます。

テレビには、短ければ5分、長ければ何日にもわたって放映される番組もありますが、これらには基本的に台本があります。

もちろん、出演者が自由に発言をする場面もありますが、自由過ぎても番組制作は進んでいかないため、基本的には放送作家が書いた台本に沿って制作が進められるのです。

斬新な企画を考える「発想力」、目を引くテロップを生み出す「文章力」をはじめ、放送作家に求められるスキルはさまざまですが、何より大切なのは「視聴者が喜ぶものは何か」をとことん考えられる能力です。

一方で、番組づくりは深夜にまで及ぶ場合もあり、肉体的にもハードという一面もあります。それでも、自分が手がけた番組をたくさんの人が見てくれるなど、放送作家だからこそ得られる感動は何物にも代えがたいといえるでしょう。

一級建築士

一級建築士とは、ビルや住宅、商業施設などの設計、また工事の監理をおこなう職業です。「どのような外観の建物にするか」「設備は何を入れるか」など、建物のすべてに関わるのが一級建築士の仕事です。

建物をデザインするといった華やかなイメージの仕事である一方で、完成後のイメージを詳細かつ明確に持つ「細やかさ」も、一級建築士に欠かせない能力のひとつです。

ちなみに、二級建築士は戸建て住宅などの小規模な建物を扱いますが、一級建築士になるとビルの大規模開発、学校や病院の建築など、より大きな仕事に携われるようになります。

一級建築士への道のりは簡単なものではありませんが「社会にとって必要な仕事がしたい」「ずっと残るモノをつくりたい」といった想いを強く持つ人であれば、挑戦する意義のある仕事といえるでしょう。

クリエイティブな仕事に向いている人の特徴

クリエイティブな仕事に向いている人の特徴

クリエイティブな仕事に向いている人には、以下のような3つの特徴があります。

  • アンテナが広い
  • 受け手の視点を考えられる
  • コミュニケーション能力が高い

それぞれの特徴について解説します。

アンテナが広い

アンテナが広いことは、クリエイティブな仕事をする人にとって欠かせない特徴です。なぜならばクリエイティブな仕事は、流行を読み、今の人々に刺さるモノを生み出すことが特に大切とされる仕事だからです。

たとえば放送作家として情報番組を考える場合、今の流行りを押さえておかなければ視聴者に有益な情報を提供することはできません。

Webデザイナーであっても、日ごろから多くのWebサイトをチェックし、人が集まるサイトにはどのような特徴があるか、といったことを学んでおく必要があります。

また、CMやポスターといったクリエイティブな仕事の多くは、消費者からすると一瞬で忘れ去られてしまうものがほとんどです。そのなかで少しでも記憶に残してもらうためには日常的にさまざまな情報に触れ、時代をつかんで人々の心に刺さる表現を探求していくことが求められるのです。

受け手の視点を考えられる

仕事である以上、消費者や視聴者の気持ちを動かし、その商品などの売上につなげることが欠かせません。しかしクリエイティブな仕事に就きたい人の多くは、表現することだけに目が行きがちです。

たとえばデザイナー志望の人の場合には、そのデザインを受け取る人の立場になり「どんなデザインだと手に取りたくなるか」といったことを考える視点が抜けている人が少なくないのです。

繰り返しになりますが、クリエイティブな仕事といっても、その最終的な目的は利益を生み出すことに変わりはありません。そのため、自分がいいと思うデザインではなく、それを受け取る人にとっていいデザインを考える必要があるのです。

コミュニケーション能力が高い

クリエイティブな仕事の多くは、チームで仕事をする機会が多くなります。たとえばゲームプランナーの場合、資金などの管理をメインにおこなうプロデューサー、制作現場に近い場所で働くディレクターといった人たちとの連携が欠かせません。

コピーライターも、デザイナーやクライアントの担当者など、多くの人と情報交換をしつつ仕事を進めていきます。

そのためスキルや技術があることはもちろん、コミュニケーション能力の高さも、クリエイティブな仕事を手掛ける人にとって外すことのできない特徴のひとつなのです。

クリエイティブな仕事で持っていた方がよい資格

クリエイティブな仕事で持っていた方が良い資格

クリエイティブな仕事をするうえで、有利に働く可能性がある資格は以下の3つです。

  • 色彩士検定
  • Webデザイナー検定
  • アドビ認定アソシエイト(ACA)

それぞれの資格についてご説明します。

色彩士検定

色彩士検定とは、「色」についての基礎的な知識を問う検定のことです。色の表示方法や心理効果など、クリエイティブな仕事に欠かせない「色の知識」をゼロから学べるため、クリエイターをこれから目指す人に特におすすめです。

1級から3級まであり、1級まで取得すると、色彩設計をもとにした高度なプレゼンテーション技術まで身につきます。色彩士検定を取ることで、職種によってはクリエイターとしての仕事の幅が広がる可能性もあるでしょう。

Webデザイナー検定

Webデザイナー検定とは、Web制作に関する知識をはかる資格試験です。Webサイトのコンセプトをつくる段階から、ページのデザイン、評価や運用まで、Webデザインに必要な知識をひと通り学べるため、Web関係の仕事を目指す人はぜひ取得したい資格です。

検定は、2種類あります。専門知識が出題される「エキスパート」は初心者には難易度が高いため、まずは基本的な知識が出題される「ベーシック」から取り組むのがおすすめです。

アドビ認定アソシエイト(ACA)

アドビ認定アソシエイト(ACA)とは、「Photoshop」や「Illustrator」といったグラフィックソフトの熟練度をはかる資格です。

グラフィックソフトは、デザインを仕事にする人には必須のツールです。そのため、それらのスキルを高めることは欠かせず、今の自分のスキルを試すうえでアドビ認定アソシエイトに挑戦するデザイナーも多くいます。

ソフトの操作方法を一から学べる資格でもあるため、これからデザイナーとして活躍していきたい人にもおすすめです。

クリエイティブな仕事で活躍しよう

クリエイティブな仕事は向き不向きが大きいほか、働き方によっては不安定になることもあります。しかし、自分で考えて何かをつくりあげていくという醍醐味や、成果物によって対価をもらえるという充実感は、ほかの仕事ではなかなか得られないものです。クリエイティブな仕事を目指す方は、基礎知識やスキルはもちろん、トレンドなどにも敏感になりましょう。

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