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履歴書に書く趣味がない!6つの面が面接で好印象を与えるキッカケ

履歴書に書く趣味がない!6つの面が面接で好印象を与えるキッカケに

履歴書の趣味欄は、応募者の人となりを知る手掛かりにもなるため、採用担当が大きな関心を寄せる項目の一つです。ところが、「自分は無趣味」「あえて書くほどの趣味はない」と悩む人は意外に多く、友人同士で互いの趣味を探し合ったりする姿も良く見られます。 その時々、心理状態や志望する企業の業界などにより、履歴書に書けるような「趣味」ともなると、誰しも簡単には出てこないものです。趣味欄は、面接に於ける話題醸成に役立つので、是非、次の流れで一緒に探してみましょう。

趣味探しの前に6つの面を理解

趣味探しの前に、面接官は趣味で何を知りたがっているのかを把握しておきましょう。雰囲気が掴みやすくなるよう、生活面・印象面・性格面・意識面・能力面・技能面に分けて、「どんなことを知りたいか」=「どんなところを観ているのか」の例を併記しました。ご参考にどうぞ。

  • 生活面…適応力、自己管理能力、学習意欲
  • 印象面…内向的性格、社交的性格、分かりにくい性格など
  • 性格面…適応性、主体性、共感性、主張性など
  • 意識面…潜在意識、自己認識など
  • 能力面…集中力、継続力、瞬発力、判断力など
  • 技術面…職場活用が可能な技能、業務特性にあうスキルなど

可能な限り、多くの面で好印象を獲得できるよう、趣味の選択を行うことは必要不可欠です。面接の時間は非常に短いのです。意識を張り巡らせ、脳内でシナリオを描きながら、きちんと説明ができる範囲で検討しましょう。

各方面から自分に関係する趣味ワードを洗い出す

必ずしも上手である必要はありませんし、特にほかの人より知識が豊富でなくても全く構わないので、いくつかの手掛かりを使って、自分につながるワードを書き出してみましょう。ただし、嫌いなこと、もう二度と触れたくないことは除きます。

習いごと

小さいころ、親に言われてやっていたことでも構いません。「英会話」「バレエ」「水泳」など、学校の授業以外でやっていたことを書き出してみましょう。もちろん、今はやめていてもOKです。夏休みだけ参加した「ボーイスカウト」や「読み聞かせの会」なども含めてよいでしょう。

スポーツ

運動部所属だった人はもちろん、文化系だったり帰宅部を貫き通したあなたでも大丈夫。家族で山登りをしたことがあれば「登山」、日ごろ自転車通学・通勤しているなら「サイクリング」、健康を意識してひと駅程度なら歩くという人は「ウオーキング」と書けます。運動が苦手でも、テレビで競技を見る人なら「スポーツ観戦」も良いですね。趣味欄にスポーツ関係の項目が一つ入るのは、好印象につながるものです。

休日の過ごし方

用事がなければ一日テレビを見て過ごすというなら「テレビ」、同様に「ゲーム」「PC」でも良いでしょう。部屋を見渡してみて、何か集めているものがあれば「○○収集」と書けます。また、「カラオケ」「ドライブ」など思いつくことは全て書き出しましょう。

平日の過ごし方

朝食を自分で用意しているなら「料理」、夕食は外食が多ければ「食べ歩き」も良いですし、その写真をブログにアップしている人なら「写真」も入ります。 どうでしょう?いくつか、挙げられたでしょうか。

履歴書にふさわしい内容か吟味して表現を工夫

一般的な自己紹介シーンと違って、履歴書に書く趣味は、そこにふさわしい内容か一度吟味する必要があります。志願先がゲームソフト開発の会社であれば、趣味に「ゲーム」とあっても面接官はうなずくでしょうが、公務員試験であれば常識を疑われかねません。 「食べ歩き」も外食産業やグルメ雑誌の会社なら歓迎されるかもしれませんが、病院事務を目指すとしたらグルメ旅ととらえて「旅行」などと表現を変えた方が良さそうです。嘘を書く必要はないにしても、なにがしかの工夫を要する場合はあります。 また、あまり細分化した表現は避けた方が良いでしょう。「聖闘士星矢のフィギュア集め」や「炭鉱遺跡めぐり」は「美術作品鑑賞」、「史跡めぐり」くらいにすると一般的になります。それが含まれるジャンル、といったイメージで表現するのがコツです。 同様に「カラオケ」なら「音楽鑑賞」、「ボーイスカウト」は「アウトドア」、「読み聞かせ」は「読書」のように表記できます。

ジャンル違いで複数ピックアップする

可能なら、趣味はジャンルの離れたところから2つないし3つ書くのが理想です。1つ目が「サイクリング」なら、2つ目を「ウオーキング」にするよりは「料理」や「PC」とした方が、多様な切り口を用意でき、話題のきっかけが作りやすいですね。 ここまできてもまだ趣味が見つけられない、という人には、古典的ですが「映画鑑賞」と「読書」をおススメします。 映画館に行かなくても、テレビで何らか映画を見たという経験なら、誰しも一度はありますよね。また誰でも子どものころ、国語の教科書などで何かしらの文学には触れていることでしょう。

おわりに

最後まで読んでいただき有難うございます。パッと思い浮かばなくても、一度じっくり考えて、空欄だけは何とか避けるようにしたいところです。6つの面は、意識の中に置きながら、書類を送る先の企業が欲しいであろう「人物像」を想像しながら、現実と照らしあわせて考えましょう。(再確認:嘘はダメですからね)

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター