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高卒で稼げる仕事とは?‐高収入を目指せる業界・業種をご紹介‐

高卒で稼げる仕事とは?‐高収入を目指せる業界・業種をご紹介‐

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

高卒稼げる仕事は存在します。「高卒だから稼げない」と最初からあきらめてしまっていないでしょうか。たしかに大卒の人に比べると高卒の人の就職先は限られたり、大卒よりも賃金が低い傾向があるというのは事実です。

しかし、高卒でも稼げる仕事もなかにはあります。今回は高卒でも活躍できる職種や、取得しておくと役立つ資格などについてご紹介します。高卒という学歴をネガティブに捉えず、稼ぐことを目指してみましょう。

高卒は稼げる仕事に就けるのか

高卒は稼げる仕事に就けるのか

高卒は稼げる仕事に就けるのか、大卒と高卒の給料の違いと、高卒で働くことのお金のメリットについてご紹介します。

高卒と大卒で収入に差があることは事実

まず、高卒と大卒とでは年収の格差があります。この差は男女によっても異なりますので、以下の厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」から出ているデータを確認していきましょう。

平均年収の差(全年齢)男性女性
高卒288万1,000円226万4,000円
大卒・大学院卒399万7,000円288万7,000円

男性の場合は、高卒と大卒の違いで平均年収は110万円ほど差があることがわかります。女性でも高卒と大卒で約80万円ほどの差が出ているので、平均しても年収換算で約100万円、月給換算すると毎月約8万円ほど、大卒の方が給料を多く貰えていることになります。

次に、就職してはじめてもらう初任給について比較をしてみたいと思います。

初任給の差 
高卒16万円
大卒・大学院卒21万~23万円

上記は、一般社団法人労務行政研究所「2017年度新入社員の初任給調査」によるデータです。こちらによると、高卒と大卒とで、初任給の時点ですでに5万~7万円もの差が生まれてしまっていることがわかります。

高卒で働くお金のメリット

高校卒業後すぐに働くことによるお金のメリットは、以下があります。

10代のうちからお金を稼げる

10代のうちから、自分の力でお金を稼ぐことは大きなメリットであるといえます。アルバイトでも同じではないかと思われるかもしれませんが、正社員とアルバイトとでは給与はもちろん、ボーナスや手当、昇給額なども異なります。

ほかの人よりも早く収入を得られることで早い段階で貯金ができたり、自分で稼いだお金を好きなことに使う喜びを感じたりできます。

大学の費用がかからない

当たり前ですが、大学に行かず高卒で就職すれば、大学費用を負担する必要はありません。大学に通うためには、学費や教材費などを合わせると4年間で数百万円程度かかります。自分で払わない場合でも、家庭が経済的に豊かではない場合などは、親に負担をかけてしまうと心苦しく感じる方もいるでしょう。

奨学金を借りる方も少なくありませんが、そうなると、返済のためにその先何年間も給与から差し引かれることになります。「大学に行きたい、学びたい」という気持ちがあればがんばってお金を工面すべきですが、大学に行くのはお金の無駄だと考えている人にとっては、高卒で就職するほうが、その人にとってよいケースもあるかもしれません。

高卒で稼げる仕事はある?

高卒で稼げる仕事はある?

高卒という学歴で稼げる仕事はあるのかや、高卒で稼げる仕事をするために大切なポイントについて知りましょう。

高卒でも稼げる仕事は存在する

企業求人の応募条件を見てみると「大卒以上」と決められているものもたびたび見受けられます。大学卒業者の方が応募できる求人数が多く、職種も幅広いというのは事実です。しかし、高校卒業者の方が全ての職種に応募できないわけではありません。

選択肢という点は少し狭まるかもしれませんが「学歴不問」「高卒可」「未経験歓迎」など、高卒であっても応募できる求人も、探してみると意外と出ています。

仕事の能力は、仕事に取り組むうちに経験を積み、実力を積んで成長していくものです。そのため、初めは賃金が高くない求人であっても、自分の努力次第で能力を上げ、稼げるようになる職種もあります。

高卒者が稼げる仕事をするためのポイント

高卒者が稼ぐために大切なことは、自分の強みが活かせて、学歴が重視されない仕事を選ぶことです。学歴だけが仕事の能力を示すものではありませんが、選考の段階では学歴である程度判断する企業があることも事実です。

学歴が問われず、努力次第で給与を上げることができる仕事を選ぶことが、高卒が稼ぐためのポイントといえるでしょう。

高卒で稼いでいくためには、自分に合った仕事や実力・成果主義の職を選択するだけでなく、自分のことを適切に評価してくれる企業に就職することです。学歴をハンデとしてはじめからあきらめるのではなく、稼げる企業に就職できるよう、情報収集をしていきましょう。

高卒で稼げる仕事4選

高卒で稼げる仕事4選

高卒で稼げる仕事を4つご紹介します。これらがすべてではありませんが、参考にしてみてください。

公務員

高卒で稼げる仕事のなかで、もっとも安定しているのが公務員です。よっぽどのことがない限り、職を失う心配がないこともメリットです。高卒程度試験に合格すれば、高卒でも公務員になることが可能です。

給与水準は思っているよりも高くないこともありますが、手当や退職金制度などが充実しているため、公務員でいる限りは生活に困ることはまずありません。ただしインセンティブなどはないため、実力次第でどんどん稼ぎたいという人には不向きです。

公務員試験には年齢制限があるうえに難易度も高いため、受験を考える人は早めに検討してみたほうがよいでしょう。

高卒で公務員になるには?職種や条件、公務員の意外な事実など

高卒で公務員を目指す方は、上記の記事も参考にしてみてください。

販売職

販売系の仕事は学歴を問わない求人が比較的多く、実力主義なので高卒の人が稼げるチャンスがある職種です。大手チェーンの店舗のなかには、大卒の社員割合が比較的少ない企業もあります。

そのため、学歴が重視される業界よりも、高卒の人にも出世チャンスが比較的多く巡ってきます。人事評価でも、学歴より仕事の実績や勤務態度などが重視される傾向にあります。

飲食

飲食業界も、学歴を問われないケースが多いといえます。実力主義の企業が多いため、役職につける機会があります。現場で優秀な成績を出せば、いち社員から店長やエリアマネージャーなどに出世できる可能性も高く、努力しがいのある仕事です。

優秀な人材に対しては独立開業を支援してくれるような企業もあります。簡単なことではないものの、将来的に店を出して人気になれば、普通のサラリーマンよりも稼げる可能性は多いにあります。

営業職

営業は自分の努力次第で稼げる職種のため、学歴関係なく活躍することが可能です。営業職は企業にとって欠かせない存在であり、常に需要が高い職種です。自分が契約を取ることで、会社にダイレクトに利益がもたらされるため、刺激がありやりがいを感じることもできるでしょう。

営業は、成績を上げるほど、人事評価もしてもらいやすい仕事です。会社の制度にはよるものの、比較的自分のがんばりが給料などに反映されやすいといえます。

フットワークの軽さやマメさ、コミュニケーション能力など、学歴とは関係ない部分が仕事に役立つことも少なくないため、高卒で稼げる仕事のひとつといえるでしょう。

高卒の仕事については、以下の記事でもくわしくご紹介しています。

高卒の仕事を【おすすめ/高収入/女性向け/将来性】で紹介!-高卒の平均年収も解説-

高卒におすすめの仕事を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

高卒で稼げる仕事に就くために取得したい資格

高卒で稼げる仕事に就くために取得したい資格

資格を取得すると、手当がついたり就職に有利となる場合があります。高卒におすすめの資格について、ご紹介します。

高卒が取得しやすい資格とは

高卒が比較的簡単に取得できるのは、日商簿記やマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)です。

日商簿記は、経理の他にも営業やマーケティングにも役立つ簿記を学べる資格です。会計の基本を理解していることの証明にもなるため、ビジネス感覚がある人材ですとアピールすることができるでしょう。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、世界でも通用する資格で、ビジネスには欠かせないパソコンスキルが身についていることを証明するのに役立ちます。試験は筆記でなく、パソコンを使って行われるのが特徴です。

これらの資格は学歴問わず受験が可能で、勉強期間も短くてすむため、挑戦しやすいのではないでしょうか。年に何度か試験が行われるのも魅力で、思い立ったときに勉強をはじめることができます。

事務職や営業職、経理職など幅広い職種に対応可能で、任せてもらえる仕事も広がります。「履歴書に書ける資格が何もない」という人は、受けてみると就職の幅が広がるかもしれません。

国家資格もおすすめ

調理師や宅地建物取引士など、専門性のある国家資格もおすすめです。仕事に直結する資格であり、持っていることで即戦力として、高い給与で雇ってもらえる可能性が高まります。

調理師は専門学校に通うという選択肢もありますが、高卒でも実務経験が二年あれば受験が可能です。飲食業界やホテル業界での就職に有利な他、資格手当が付く場合もあります。

宅地建物取引士は、受験資格に学歴の定めはありません。何歳でも受けられるため、気長にチャレンジすることも可能です。住宅メーカーなど不動産関連への就職を目指す人にはおすすめの資格です。

高校生のうちに資格を取る方法も

現在専門性の高い高校に通っている人は、学校で取れる専門資格にもチャレンジしてみましょう。例えば工業高校に在学している方であれば、機械や電気、工事などに関する資格を取れる学校もあります。資格を取れば就職で有利になるうえ、将来的に稼げる可能性も高くなります。

「高卒の稼げる仕事」に関するよくある質問

高卒でも稼げる仕事へ就職できるのかどうか知りたい

高卒と大卒の初任給は、最大で約7万円ほど差があります。しかし、大卒の場合は進学費用が数百万円かかっています。高卒は早ければ10代から就職して仕事ができるため、稼ぐことは可能です。

稼げる仕事へ就職できるか不安な場合の対処法を知りたい

稼げる仕事に就きたいが就職できるか不安という方は、ジェイックの「就職相談」へお申込みください。あなたに合ったキャリアプランや職業などについて、専任アドバイザーがアドバイスさせていただくことも可能です。

高卒でも稼げる仕事を知りたい

高卒で稼げる仕事の例としては、安定していて手当なども充実している公務員や、インセンティブなど成果に応じた収入アップを目指すこともできる営業職などがあります。

高卒で稼げる仕事に就くために

高卒で稼げる仕事に就きたい方は、学歴主義ではなく実力主義の職種を選ぶことが大切です。まずは、学歴が問われない仕事のなかから自分に合いそうなものを検討してみてください。学歴不問の求人を探してみると、意外と高卒でも応募できるものがたくさん存在します。世の中には、しっかりと仕事で稼いでいる高卒の人はいます。「自分は高卒だから」とマイナスに捉えてしまうのではなく、間向きに就職活動をしましょう。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター