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ドライな人に向いている仕事10選!特徴や仕事の探し方も解説

ドライな人に向いている仕事とは?仕事ができると言われる理由とは

ドライな人向いてる仕事とは、と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実は、ドライな人ほど仕事ができると言われているのです。なぜなら、仕事に対する集中力があり、いうべきことをはっきり言うことが出来るからです。

こちらの記事では、ドライな人がどのような仕事が向いてるのか、どのような特徴があるのかを解説しています。気になった方は是非読んでみてください。

ドライな人とは

ドライな人とは「感情や人情に左右されず、合理的に物事を考える人」を指します。他の表現をすると、サバサバしている人や、割り切って物事を考えられる人もドライな人といえるでしょう。ドライな人と対照的なのは「ウェット」と呼ばれる性格の人で、義理人情に厚く、感情面を重んじるタイプを指します。

ドライな人は淡々としているため、周囲からは「近寄りがたい」「冷たい」とネガティブな印象を持たれることもあります。そのため、他人と打ち解けるのに時間がかかることもあるでしょう。しかし、ドライな人には「冷静な判断ができる」「物事を効率的に進めることができる」などの長所もあります。特に仕事の場面においては、ドライな性格はプラスに作用することが多いでしょう。

ドライな人が向いてる仕事10選

1. 研究職

ドライな人は分析力があるため、研究職に向いています。研究職は、ある分野・学問について研究する仕事です。集めたデータを元に、仮説を立て実験・検証していきます。

研究する分野によって内容が異なり、具体的には以下のような研究職があります。

  • 医学研究者
  • 薬学研究者
  • 土木建築工学研究者
  • バイオテクノロジー研究者

勤務時間は週休2日、9時〜17時までの勤務が標準です。研究内容によっては残業することもあるでしょう。裁量労働制やフレックスタイム制を採用していることが多いです。

海外の論文を読む機会もあるので、語学力があると有利です。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「医学研究者」
参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「薬学研究者」
参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「土木・建築工学研究者」
参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「バイオテクノロジー研究者」

2. 開発者

ドライな人は、ひとつのことをつきつめて考えられるため開発者に向いています。

開発者は、企業の新たな製品を作成・開発する仕事です。近年では、Webサイトでのサービス提供が広がっており、ソフトウェア開発の需要が高まっています。たとえば、企業や団体のホームページなどのWebサイトを開発します。

在宅ワークが可能で、フレックスタイム制を採用している企業が多いです。業務には繁忙期と閑散期の差が大きく、繁忙期には残業・休日出勤をすることもあります。

新たな製品を開発するため、既存の概念にとらわれないクリエイティブな発想力がある人が向いているでしょう。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「システムエンジニア」
参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「システムエンジニア(組み込み・IoT)」

3. 学者

ドライな人は、分析力が高く物事を合理的に考えられるため、学者に向いているでしょう。

学者は、自らの専門分野・学問について研究する仕事です。調査・実験・データの分析等を行い、その研究成果を論文にまとめ学会や研究会で発表します。

勤務形態は、完全週休2日制が一般的です。フレックスタイム制や裁量労働制をとる職場も多い傾向にあります。

専門分野の高度な知識はもちろん、学問に対する知的好奇心・探究心と分析力が必要な仕事です。情熱を持ちつつも、感情に左右されない合理的な思考を持っている人が向いているでしょう。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「エコノミスト」

4. コンサルタント

ドライな人は分析力に長けており、クライアントの課題を解決できるため、コンサルタントに向いているでしょう。

コンサルタントは、クライアントの課題を解決するために、戦略の立案・業務改善・実行までを導く仕事です。企業の課題を分析し、相談役として解決までサポートしていきます。

クライアントに合わせて勤務時間が変わるので、フレックスタイム制を採用している会社が多いです。

課題を正確に把握するために、相手の話を引き出すコミュニケーション力が必要になります。分析力だけでなく、傾聴力がある人が向いているでしょう。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「経営コンサルタント」

5. 税理士

感情に左右されず、コツコツと決まったことをやれるため、ドライな人は税理士に向いているでしょう。

税理士は、個人や企業などの納税者の相談相手になり、代わりに税額の計算や申告書の作成などをする仕事です。個人の方の確定申告書や企業の決算書を作成しながら、税金に関する相談役となります。

独立開業する場合が多く、決まった時間帯に仕事をすることは少ないです。顧客の都合に合わせて、夜間や休日に打ち合わせをしたり、出張が多くなったりするでしょう。

業務を正確に行うための計算能力や事務処理能力が必要であり、効率的に物事を進められる人が向いています。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「税理士」

6. 会計士

ドライな人は感情に左右されず、合理的に物事を考えられるため、会計士に向いています。

会計士の仕事は、企業が毎年決算で作成した「財務諸表」が正しいかどうか監査し、証明するのが仕事です。

顧客の企業に出向いて仕事をするのが一般的で、出張が多くなる傾向があります。決算期や年度末は多忙になり、残業や休日出勤もあるでしょう。

会計士は医師や弁護士と並ぶ三大国家資格の1つであり、試験の難易度も非常に高いです。仕事内容も、高度な知識を求められる上に、間違いが許されません。

効率的に仕事を進めつつ、正義感・責任感をもって取り組める人が向いているでしょう。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「公認会計士」

7. ITエンジニア

ドライな人は、感情に左右されず効率的に仕事を進められるため、ITエンジニアに向いているでしょう。

ITエンジニアはコンピューターを動かすためのシステムを設計する仕事です。職種によって仕事内容は異なりますが、システムを設計したり、プログラミングをしたりします。

一般的に、顧客先へ出向いて仕事をすることが多いです。案件によりますが、納期が近くなったときやテスト工程などでは残業が多くなるでしょう。

顧客先で仕事をするので、初対面の人ともスムーズにやり取りできるコミュニケーション能力がある人が望ましいです。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「システムエンジニア」

8. Webライター

ドライな人は、論理的思考力があるため、Webライターに向いているでしょう。

Webライターは、Webサイト上に掲載される文章を作成する仕事です。コラム記事・求人情報・メディアサイトなどさまざまな案件があり、クライアントによって作成する文章の種類が異なります。

パソコンとネット環境があれば仕事ができるので、時間と場所を選ばず働けるのが特徴です。正社員でも、リモートワーク可能な職場が多いです。

一方で、働き方の自由度が高いが故に、時間管理が重要になります。納期を守るために、計画的に仕事を進めていく自己管理能力が高い人が向いているでしょう。

参考:厚生労働省「自営型テレワークに関する総合支援サイト」

9. 自営業

ドライな人は、周りに左右されず淡々と仕事を進めていけるため、自営業に向いています。

自営業とは、会社や組織に雇用されず、自ら事業を営む仕事です。さまざまな事業があり、個人商店として店舗を持って営業する方もいれば、フリーランスとしてオンライン上で全てを完結する方もいます。

雇用されていないので、働き方はすべて自分で決められるのが特徴です。

自営業は、働き方や休みまで自由に決められる反面、すべてを自分で決定する必要があります。自立心や行動力、決断力などを持っている方が向いていると言えるでしょう。

参考:国税庁「標本調査結果

10. トラック運転手

ドライな人は、淡々と1人で仕事ができるため、トラック運転手に向いています。

トラック運転手は、トラックやトレーラーなどの貨物自動車を運転して貨物を輸送する仕事です。

週休2日制の勤務が標準的ですが、深夜運行の場合もあります。配送距離が500キロを超える長距離の場合、運転時間・拘束時間が長くなるでしょう。場合によっては、パーキングエリアなどで車中泊することもあります。

長時間運転するため、忍耐力と体力が必要です。また、高速道路を利用するため、渋滞に巻き込まれることもあるでしょう。そんなときでもイライラせず、いつでも安全運転ができる人が向いています。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイトjobtag「トラック運転手」

ドライな人に向いてない仕事

ドライな人は他者への関心が薄い傾向があり、密なコミュニケーションや気配りが重要な仕事には向いていないことが多いようです。具体的には以下のような職種が挙げられます。

  • 営業職
  • 介護士
  • 保育士
  • 宿泊施設のスタッフ
  • 客室乗務員

上記の職種では、合理性や効率を求めるだけでなく、ときには相手に合わせてコミュニケーションをとる必要があります。相手の求めているものを察して、臨機応変に対応していかなければなりません。

他人に関心が薄いドライな人は、感情に左右されず合理的に物事を考えるので、向いていないことが多いでしょう。

ただし、ドライな人がこれらの仕事に就職できないかというと、そうではありません。ドライな人と対照にあるウェットな人の長所を真似てみることで、できる仕事の幅が広がります。

もしあなたが「ドライな人」と言われることが多く、なおかつ人とのコミュニケーションや気配りが必要な仕事に憧れているとしても、ドライな性格を理由に諦める必要はありません。

ドライな人の特徴

ドライな人の特徴は、具体的に以下の10個です。
当てはまる項目が多いほど、ドライな性格である可能性が高いです。以下、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。もしあなたが「自分はドライなのか分からない」というのであれば、ぜひ参考にしてください。

  • ひとりでいることが好き
  • なかなか仲良くなれない
  • 他者への興味を持っていない
  • 感情表現が少ない
  • 平等である
  • あまり本音を話してくれない
  • 連絡の頻度が低い
  • マイペースである
  • 合理的考えを持っている
  • 何を考えているのか分かりにくい

1. ひとりでいることが好き

ドライな人は、自分ひとりで過ごす時間を大切にする傾向があります。「周囲の人とは適度な距離感を保ちたい」と考えており、必要以上に濃密な人間関係や集団行動を好みません。一人旅や一人焼き肉なども、周囲の目を気にせず楽しめるタイプでしょう。

また、ドライな人は自分なりの基準や考えをもとに行動することが多いため、他人と意見が合わないこともあります。そんなときは周囲を説得したり合わせたりすることもなく、単独行動を選びがちです。

2. なかなか仲良くなれない

ドライな人は、自ら積極的に話しかけたり、人脈を広げようとはしません。そのため、周囲と打ち解けるのに時間がかかり、なかなか他人と仲良くなれない特徴を持っています。自分のことをあまり話さないため、周囲から「心を開いてくれない」「嫌われているかも」と思われることもあるでしょう。

しかし、ドライな人でも一度打ち解ければ親しくなることもあります。仲良くなれないというよりは「仲良くなるまでに時間がかかる」タイプともいえるでしょう。ドライな人はお互いに適度な距離感で、長く付き合える友人関係を築くことが多いようです。

3. 他者への興味を持っていない

他人への興味・関心が薄いことも、ドライな人の特徴です。「他人は他人、自分は自分」と考えており、周囲の出来事にほとんど左右されません。去る者は追わずの姿勢で人と付き合うため、友人とけんかしたり恋人と別れても引きずることは少ないです。

また、自分がどう思われているかもあまり気にしません。その分、他人の悪口を言うことも少ないでしょう。他人に関心がなく冷たいと思われることもありますが、その一貫した態度から「芯のある人」とも言えます。

この関心の低さは、物に対しても同様な場合があります。執着心がなく、物欲が低い傾向にあります。さらに物を捨てるときは、その物に対する思い入れを抜きにして「今の自分に必要であるか」という観点で考え、必要ないと判断すれば迷わず処分します。

他人に興味がない人に向いてる仕事を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

4. 感情表現が少ない

ドライな人は感情を表に出さないことが多いです。これは感情の振れ幅が小さかったり、感情を表現することが苦手だったりするからです。どちらの理由にせよ、表情にあまり変化がなく、周囲から「捉えどころのない人」と思われることがあります。

しかし、裏を返せば、人に気に入られようとして媚びることがないとも言えます。常に自然体で過ごす姿は、尊敬や憧れの対象になることもあるでしょう。また、感情表現が豊かな人に対しては羨ましいと思う反面、理解できない部分もあり、苦手に感じる場面もあるようです。

5. 平等である

特徴3で「ドライな人は他者への興味が薄い」と話しましたが、これは「他人に対して、あまり好き嫌いがない」とも言い換えられます。そのためドライな人は、誰かに深入りしたり、目上の人に媚び過ぎることもなく、誰にでも平等に接します。

特にグループや組織内で問題が発生したとき、ドライな人の公平さは頼りにされることが多いでしょう。人によっては「あの人の言うことは正しい」「この人の言うことは嫌だ」と先入観を持って話を聞いてしまいますが、ドライな人にはそうしたことはありません。当事者の意見と状況を客観的に見て、冷静な判断をします。会社などの組織において、「信頼できて頼れる存在」となるでしょう。

6. あまり本音を話してくれない

ドライな人は自分についてあまり話すことがなく、感情表現も苦手なため、他人に本音を話すことがほとんどありません。「親しくもない人に、本音を話す必要がない」と思っていることも多いです。

また、ドライな人は、自分の中で論理的判断と感情が食い違ったとき、論理的判断の方を優先する傾向にあります。そのため、相手に伝える際に「自分がどう感じるかを話す必要はない」と考え、論理的判断のみを伝えることもあるでしょう。

しかし、ドライな人も感情を隠しているわけではありません。相手に伝えるべきと判断した内容は、はっきりと伝えます。つまりドライな人は時と場合に応じて、自分の感情を伝えるべきか否かを判断しているのです。

7. 連絡の頻度が低い

ドライな人は、連絡の頻度が低くなりがちです。必要以上に濃密な人間関係は不要と考えるため、雑談や世間話のような連絡に対しては特に返信が遅くなります。

また、自分の時間を大切にすることから、人への連絡を後回しにしてしまうこともあるでしょう。時には周囲から「ノリが悪い」と思われることもあります。

しかし、仕事の場面であれば話は別です。ドライな人は気持ちの切り替えが上手なため、連絡が苦手でも仕事となるときっちり返信をします。

8. マイペースである

基本的に自分のペースで行動するのもドライな人の特徴です。自分のリズムを大切にし、周囲の意見や空気には流されません。自分のしたいことやすべきことを優先し、周囲と意見が食い違ったら単独行動をすることもあります。「集団行動が苦手」という人も珍しくありません。

しかし、ドライな人は感覚的にマイペースな行動を選んでいるのではなく、合理的判断に基づいて選択しています。一般的に「マイペース」と聞くと「のんびり」「ルーズ」などの印象を抱きやすいのですが、ドライな人の場合は必ずしもそうとは限りません。信念を持って行動することが多く、一般的なマイペースのイメージとは真逆の印象を抱くでしょう。

9. 合理的考えを持っている

ドライな人は感情に流されず、常に合理的な判断をします。何事も「どうしたら最も効率的であるか」「何をしたら最も大きな利益を得られるか」を考えて行動するため、頭の回転が速い人や視野が広いタイプが多いです。

また、無駄なく行動するので仕事が早い傾向があります。さらに合理的な人は、プレッシャーがかかる場面でも適切な判断を下せるため、会社などの組織では非常に重宝されるでしょう。

ただ、人によっては「自身の判断が最も正しい」と考え、他人の意見にまったく耳を貸さないこともあります。加えて人間味のない判断を下すケースもあるため、周囲に冷酷な人という印象を与えることもあります。

10. 何を考えてるのか分かりにくい

特徴4でお話したとおり、ドライな人は感情を表現することが少ないため「何を考えているのか分からない」と思われがちです。積極的に話さないことや単独行動が多いことも相まって、周囲は理解に苦しむかもしれません。

「何を考えているかわからない」という印象は、「怖い」「無愛想」などのネガティブなイメージに繋がりやすいものです。このような印象を改善したいのであれば、いつもより自分の気持ちを伝えるようにしたり、少し長めに会話することをおすすめします。人とコミュニケーションを取る時間や量を意識して増やすことで、ネガティブな印象を改善できるでしょう。

性格お仕事診断
性格お仕事診断

ドライな人ほど仕事ができる3つの理由

ドライな人は、前章でお話した特徴のポジティブな面を活かせば、「仕事ができる」と評価される可能性が高いです。なぜなら、以下3つの理由があるからです。

では、それぞれの理由を詳しく解説していきます。

  • やるべき仕事に集中して取り組むことが出来る
  • ストレスをためない
  • はっきりと言うべき事を言える

1. やるべき仕事に集中して取り組むことが出来る

ドライな人は気分や感情に左右されないため、「目の前の仕事に集中できる」という長所があります。仕事でミスをしたり、上司から叱責されると、人は落ち込んだり不安になります。時には不安が連鎖し、過去の失敗までも思い起こして自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。そんなとき、集中力が下がってしまう人も少なくありません。

しかし、ドライな人は、自分の感情をうまく切り離して仕事に集中します。多少のトラブルがあっても動じず、常に同じレベルのパフォーマンスを維持できるのです。

また、ドライな人が感情に左右されずに仕事できるのは、「自分が人からどう思われているかを気にしない性格」が大きく影響しています。仕事で落ち込んだり不安になる時は、多少なりとも他人からの評価を気にしているケースがほとんどです。ドライな人は「他人からの評価はたやすく変動するもの」と捉え、自分でコントロールできる訳ではない=気にしても仕方がないと考えています。その結果、余計な不安や心配事を抱えることなく、仕事に集中できるのです。

2. ストレスをためない

先ほど、ドライな人は「常に合理的に考える」とお伝えしました。この合理的な思考力は「ストレスをためづらい考え方」ともいえるでしょう。

例えば、業務の中で1つのミスを見つけたときに、ドライな人は「ミスがあったから、この業務は失敗だ」とは考えません。「このミス以外は全て成功していた」「全体の8割は成功したから上出来だ」というように考えます。合理主義は完璧主義ではなく、あくまで客観的に物事を判断する考え方です。これにより、些細なことで悩んだり気持ちが沈むことなく仕事に打ち込めます。

また、大きな失敗をして叱責されても「これは期待されている証拠だ」「次の課題が見つかった」と考えます。相手の評価や自分の感情にばかり焦点を当てるのではなく、起こった出来事に対する客観的な事実や、今後への活かし方を考えるのです。このように、ドライな人はストレスを抱えづらい合理的思考が身についています。

3. はっきりと言うべき事を言える

ドライな人は他人の顔色を窺わず、言うべきことを伝えます。人によっては「冷たい」「空気を読めない」と感じるかもしれませんが、仕事の停滞を防いだり、業務の方向性を定められるなど、プラスに作用する場合もあります。むしろ、裏表なく自らの意見を発するので、ビジネスの場では「公正で信頼のおける人」と評価されるでしょう。

また、ドライな人は、自分にできない業務には「できない」と明確にします。一見わがままのように思えるかもしれませんが、ドライな人は自身の力量やスケジュールを考慮した上で難しい場合は「できない」と伝えます。仕事に対する責任感があるからこそ、はっきりと断るのです。

ドライな人の仕事の探し方

さて、仕事を探すには、大きく3つの方法があります。
それぞれについて以下に解説します。

  • ハローワークの利用
  • 就職サイトの利用
  • 就職エージェントの利用

1. ハローワークの利用

ハローワークとは、厚生労働省が全国に設置している「公共職業安定所」です。ハローワークは全国に500か所以上存在し、就職および転職活動をしている人のサポートを行っています。ハローワークは年齢に関わらず誰でも利用可能で、すべてのサービスを無料で提供しています。利用できるサービスは、具体的に以下の通りです。

  • 求人情報の収集
  • 求人の申し込み
  • 職業相談
  • 応募書類の添削
  • 面接指導
  • 雇用保険の手続き

ハローワークの特徴の1つに、設置されている地域の求人が多く集まりやすいことが挙げられます。そのため、求人を探す場合は働きたい地域のハローワークへ足を運ぶと良いでしょう。また、雇用保険の手続きは居住地を管轄するハローワークでしか行えないため、注意が必要です。就職支援を受けたい場合は、どこのハローワークを利用しても問題ありません。

ハローワークの営業は、基本的に平日のみです。利用時間が限られていることから混雑しやすいので、時間に余裕を持って活用しましょう。また、多くの利用者がいるため、職員が利用者1人1人に対して丁寧にフォローするのは難しいのが現状です。そのため、ハローワークを賢く使うなら、自ら相談窓口へ行ってサービスを求めたり、積極的に意思を伝える姿勢が重要です。

2. 就職サイトの利用

就職サイトとは、就職および転職活動を行う人に対して、求人を紹介するサイトです。ハローワークと同様、就職サイトも無料で利用できます。利用できるサービス内容はサイトによって異なりますが、基本的には以下の項目が挙げられます。

  • 求人情報の収集
  • 求人の申し込み
  • 応募書類の添削
  • 就職および転職活動に関するコラムの閲覧
  • インターンシップ情報の閲覧
  • 適性診断や自己分析の利用

ハローワークを利用する場合は、設置されている場所まで足を運んで求職登録をする必要がありますが、就職サイトはネット環境さえあれば、時間や場所を問わず利用できます。特に、就職を希望する地域が居住地と離れている場合は、就職サイトの利用が有効です。自分のスケジュールに合わせて活用できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、就職サイトには「20代・転職者向け」「医学業界限定」など、利用者の属性に特化しているものもあります。自身のキャリアや年齢、志望業界などに合ったサイト選びをしないと、希望の求人を見つけるのに苦労するかもしれないので注意しましょう。

3. 就職エージェントの利用

就職エージェントとは「求職者に対して、マンツーマンで就職支援を行うサービス」を指します。就職および転職したい人は、基本的に無料で支援サービスを受けられます。エージェントによって利用できるサービス内容は異なりますが、例として以下のものが挙げられます。

  • 求人の紹介
  • 求人の申し込み
  • 応募書類の添削
  • 個別面談
  • 面接対策

就職エージェントは「就職支援のプロに個別で相談できる」ことが大きな特徴といえるでしょう。応募書類の添削はもちろん、模擬面接で個別のアドバイスも受けられます。

また、就職エージェントは非公開の求人情報を持っていることも多く、自分1人では見つけられない優良企業と出会うチャンスもあります。

さらに、面接日程の交渉や内定辞退の連絡など、企業とのやりとりも代行しています。つまり、求職者は就職エージェントとやりとりをするだけで、内定まで辿り着けるのです。

ただし、ハローワークや就職サイトと比較すると、求人情報の件数が限られている場合もあります。ピンとくる求人が少ない場合は、就職サイトなど他サービスを併用するのも良いでしょう。また、エージェントも就職支援のプロとはいえど1人の人間であるため、担当者と相性やウマが合わない可能性もあります。遠慮せずに担当者の変更を希望したり、別の就職エージェントの利用を検討してみましょう。

私たちJAIC(ジェイック)では、フリーターや既卒の方を中心に、個別の就職支援を行っています。JAICの1番の特徴は、就活の基本が学べる「無料就職講座」を実施していることです。ビジネスマナーや履歴書の書き方など、社会人の基礎知識をしっかり学んだ上で就活ができるため、これまでの経歴に関わらず正社員での内定を獲得しやすい環境を用意しています。また就職後も個別サポートを受けられるので、新しい職場で悩みや不安があっても相談が可能です。

正社員としての就職や転職を希望している方は、ぜひJAICへの相談も検討してみてください。

就職エージェントと求人サイトの違い
就職エージェントと求人サイトの違い

まとめ

ドライな人には、一時の感情や思い込みに左右されず、合理的に物事を考えられる特徴があります。単独行動を好み、マイペースなことから「近寄りがたい」「冷たい」と思われてしまうこともあるかもしれません。

しかし、ドライな性格は、仕事ではプラスに作用する場面が多いです。特に、感情や気分によってブレることなく目の前の仕事に集中して取り組める点や、誰に対しても公平にはっきり意見を言える点は、ビジネスにおいて高く評価されるでしょう。

ドライな人は、その特性から研修者や開発者など、1つの物事を突き詰める仕事に向いています。他にも、コンサルタントや税理士など、顧客の課題を解決に導く職種にも適性があるでしょう。

一方で、営業職や接客業など、密なコミュニケーションや気配りが重要になる仕事には、あまり向いていないかも知れません。このような仕事に就きたい場合は、ドライな性格ゆえの短所を改善してみると良いでしょう。

JAICではフリーターや既卒の方などを中心に、個別の就職支援を行っています。正社員への就職や転職を希望している方は、ぜひ情報収集にご活用ください。

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ABOUT US
池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」