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コミュ障の人に向いてる仕事15選!特徴から強みや弱みを解説

コミュ障に向いてる仕事は?コミュニケーションが苦手を強みに!

コミュ障な人に向いてる仕事はどんな仕事なのでしょうか。「コミュニケーションが苦手」だと思っている人も「一人で黙々と仕事をするのが得意」、「人の感情の機微に敏感である」などの傾向があるといえます。

この記事では、就職支援をしてきた経験を踏まえて、コミュ障の特徴や強み、弱み、コミュ障に向いてる仕事を紹介するので、自分がどのような仕事で正社員になるか考える参考にしてみてください。

記事のPoint
  • コミュ障には、会話に苦手意識がある「ダウナー系」、周囲との会話がかみ合わない「アッパー系」の2種類ある
  • コミュ障な人に向いてる仕事は、配達員、IT系、図書館司書など
  • コミュ障に向かない仕事は、接客業や営業職など
  1. 配達員
    一人で黙々とこなすことができる仕事
  2. 作業員
    マニュアルやルールが明確に決まっている仕事
  3. 警備員
    深夜帯の仕事であることが多く、人とあまりコミュニケーションを取る必要がない
  4. 研究職
    考えるのが得意な人に向いており、コミュニケーションが苦手でもスキルや知識があれば活躍できる
  5. IT系(エンジニア)
    スキルがあれば専門的に仕事をすることもでき、作業自体は一人でできる
  6. 事務職
    ルーティン的な作業がほとんどで、パソコンと向き合うことが多く、コミュニケーションに頼らない職種
  7. 清掃員
    単独で業務を指示に従って行い、ルーティン的な業務が多い
  8. 図書館司書
    コミュニケーションを最低限にして、自己肯定感を高められる機会になり得る
  9. ライター
    言葉で情報を表現し、コミュニケーションの能力に依存しないクリエイティブな仕事
  10. イラストレーター
    アートとデザインを通して情報やアイデアを伝え、他人との直接的なコミュニケーションが少ない
  11. 動画編集者
    映像素材を編集し、魅力的なコンテンツに仕上げる仕事で、細かい編集作業に集中でき、ストーリーを構築するのが好きな人に向いている
  12. 映像編集者
    映像作品の編集と仕上げを担当する専門家
  13. ドローンパイロット
    ドローンを用いて、様々な飛行操作を専門とする職業で、高い集中力を持ち、細かい操作に対応できる人に向いている
  14. 厩舎スタッフ
    競走馬の調教と飼養管理を行い、出走に向けた準備を整える仕事
  15. ブリーダー
    適切な食事と散歩、清潔なケージの維持など、日々の世話と健康管理が主な業務

コミュ障とは

コミュ障は「コミュニケーション障害」の略で、人と話すのが苦手な状態を指します。

コミュ障の人の特徴は以下の通りです。

  • 他者の反応や言葉を気にしすぎてしまう。
  • 会話中に適切な言葉を見つけられずに沈黙する。
  • 「人と話すのが怖い」

コミュ障の人の例として、学校で友達と話す際に黙り込んだり、他人の話に適切に返事できずに自己評価を下げてしまったり、新しい環境で初対面の人たちと会話する際に緊張して始められないケースがあります。

コミュ障の人はコミュニケーションへの不安から会話を避ける傾向があります。
ですが、適切なサポートやトレーニングを受けることで会話に自信を持てるようになり、コミュニケーションスキルを向上させることが可能になります。

コミュ障な人の特徴

コミュ障な人の特徴-向いてる仕事を探す前に-

コミュ障には2種類の特徴があると一般的に言われています。

  • ダウナー系のコミュ障
  • アッパー系のコミュ障

自分がどちらの特徴があるのかを一度確認してみましょう。また、自分自身ではコミュ障だと考えていたが実際には異なる場合があります。向いてる仕事を見つけるためにはまず自分を知ることから始めましょう。

ダウナー系のコミュ障とは

ダウナー系のコミュ障とは、会話に苦手意識を持っている人のことを指します。一般的には、嫌われたくないという自己防衛的な思いから発言が少なくなってしまうという傾向を持っています。

ダウナー系のコミュ障には以下のような特徴があります。

  • 人との会話に苦手意識を持っている
  • 自分に対しての自信がない
  • 人との関わりを避けてしまうことがある

上記のような特徴に当てはまる人はダウナー系のコミュ障と言えるでしょう。

アッパー系のコミュ障とは

ダウナー系のコミュ障とは、全く真逆なのがアッパー系のコミュ障と呼ばれています。アッパー系のコミュ障とは当人には全く自覚がなく、自己中心的で他人に関して関心がないため周囲との会話がかみ合わない人のことを指します。

アッパー系のコミュ障には以下のような特徴があります。

  • 自分が一方的に話すのが好き
  • 人のいうことをあまり聞かない
  • 周囲から距離を置かれることが多い

上記のような特徴に当てはまる人は、自覚がないだけでアップ―系のコミュ障の可能性があります。大切なのはまず自覚をすることです。自分が当てはまっているかどうか確認しましょう。

コミュ障だと思っている人の特徴

コミュ障には上記のようなダウナー系とアッパー系の2種類あることを紹介しました。上記のようなコミュ障以外にも自分はコミュ障だと思っている人も大勢います。コミュ障だと思っている人の特徴には以下のような特徴があります。

  • 自分から話しかけることができない
  • 人との距離感を掴むのが苦手
  • 上がり症である

上記のような特徴を持っている人がコミュ障だと思っている人の特徴として挙げられるでしょう。コミュ障は訓練や練習次第で改善することが可能です。まずは、自分にはどのような特徴があるのかどうかを自分自身で見つめなおして改善していきましょう。

コミュ障な人に向いてる仕事15選

コミュ障な人に向いてる仕事

コミュニケーションが苦手な人は「人の感情の機微を掴むのが上手い」や「人間関係のストレスを感じやすい」傾向などがあります。
ここからは、コミュニケーションが苦手だと思う人の特徴に合いやすい仕事を紹介していきます。

また、コミュニケーションが苦手だからと言って特定の仕事に就けないというわけではありません。必ずしも「コミュ障だからこそできる仕事」「コミュ障ではこの仕事はできない」というわけではないのです。

ただ、これらの仕事はコミュ障でも働きやすかったり、能力を発揮しやすかったりする可能性が高い側面があります。紹介する仕事を参考にして、どのように仕事を選べばいいのかについて理解を深めてみてください。

それぞれピックアップした理由を紹介していきます。

  1. 配達員
    一人で黙々とこなすことができる仕事
  2. 作業員
    マニュアルやルールが明確に決まっている仕事
  3. 警備員
    深夜帯の仕事であることが多く、人とあまりコミュニケーションを取る必要がない
  4. 研究職
    考えるのが得意な人に向いており、コミュニケーションが苦手でもスキルや知識があれば活躍できる
  5. IT系(エンジニア)
    スキルがあれば専門的に仕事をすることもでき、作業自体は一人でできることが多い
  6. 事務職
    ルーティン的な作業がほとんどで、パソコンと向き合うことが多い仕事
  7. 清掃員
    単独で業務を指示に従って行い、ルーティン的な業務が多い
  8. 図書館司書
    コミュニケーションを最低限にして、自己肯定感を高められる機会になり得る
  9. ライター
    言葉で情報を表現し、コミュニケーションの能力に依存しないクリエイティブな仕事
  10. イラストレーター
    アートとデザインを通して情報やアイデアを伝え、他人との直接的なコミュニケーションが少ない
  11. 動画編集者
    映像素材を編集し、魅力的なコンテンツに仕上げる仕事。細かい編集作業に集中でき、
    ストーリーを構築するのが好きな人に向いている
  12. 映像編集者
    映像作品の編集と仕上げを担当する専門家
  13. ドローンパイロット
    ドローンを用いて、様々な飛行操作を専門とする職業。高い集中力を持ち、細かい操作に対応できる人に向いている
  14. 厩舎スタッフ
    競走馬の調教と飼養管理を行い、出走に向けた準備を整える仕事
  15. ブリーダー
    適切な食事と散歩、清潔なケージの維持など、日々の世話と健康管理が主な業務

配達員[コミュ障の人に向いてる仕事1/15]

配達員などの仕事は、一人で黙々とこなすことができる仕事とみると、コミュ障でも向いてる仕事と言えるでしょう。配達員は具体的に以下のような仕事があります。

  • トラック運転手
  • ルート配達
  • 新聞配達

上記のように配達などの運送業は需要が増してきています。

2017年に日銀が発表した「企業短期経済観測(短観)調査」では、「雇用人員判断指数」という項目において、業界別で宿泊・飲食業の次に運送業の人手不足が明らかになっています。人手に大きな変動はないものの仕事量が増えてきている需要のある仕事と言えるでしょう。

平均年収384万円
必要なスキル・運転技術
・時間管理能力
・フィットネススキル
必要な資格・運転免許
(車の場合は普通自動車免許、バイクなら二輪免許が必要
向いてる人・外での活動が好きな人
・一人で作業するのが好きな人
・時間通りに動ける人
仕事に就くためには・道順の知識や運転スキルを磨く
・運送会社への直接応募

作業員[コミュ障の人に向いてる仕事2/15]

作業員の仕事もコミュニケーションが苦手な人でもマニュアルやルールが明確に決まっているため向いてる仕事の一つと言えるでしょう。作業員には以下のような種類の仕事があります。

  • 工場作業員
  • 倉庫作業員

簡易な仕事とされがちですが、事故の危険性もある仕事なので、給料面が高い傾向もあります。長期間の勤務はあまりおすすめできませんが、コミュ障な人に向いてる仕事とも言えるでしょう。

平均年収384万円
必要なスキル・基本的な作業技術
・安全意識
・フィジカルフィットネス
関連する資格・フォークリフト運転技能講習
・玉掛け技能講習
向いてる人・手先が器用な人
・体力に自信がある人
・現場で働くのが好きな人
・ルーチンワークが好きな人
仕事に就くためには・基本的な作業工具の使い方を習得しておく
・フォークリフトやクレーン、玉掛けなどを取得しておく。

警備員[コミュ障の人に向いてる仕事3/15]

コミュ障な人には警備員の仕事も向いてる仕事と言えるでしょう。深夜帯の仕事であることが多いですが、人とあまりコミュニケーションを取る必要がないのでコミュニケーションが苦手な人にはおすすめな仕事です。

平均年収334万円
必要なスキル・警備業法に関する知識
・コンプライアンス知識
・自衛および応急救護のスキル
・異常を察知する観察力
関連する資格・セキュリティプランナー
・警備員指導教育責任者
・施設警備業務検定
向いてる人・人々の安全を守る意識がある
・体力に自信がある
・危険な状況に冷静に対処できる
仕事に就くためには・警備員としての基本知識を学び、資格を取得する
・警備会社の求人応募や就職エージェントを利用

研究職[コミュ障の人に向いてる仕事4/15]

考えるのが得意な人にとっては研究職の仕事はおすすめであり、向いてる仕事になります。研究職の仕事は今後の日本の技術を支える仕事であり、重要な仕事になります。コミュニケーションが苦手でもスキルや知識があれば活躍できる仕事という側面もあります。

ただし、研究職に就くには理系でなければ難しいことや、一定の成果を出すまで試行錯誤を繰り返し続ける忍耐力が必要になります。

平均年収703万円
必要なスキル・データ分析、統計、専門知識
・クリティカルシンキング、問題解決能力
・論文執筆、学会発表などプレゼンスキル
向いてる人・探求心が強く、問題解決のプロセスを楽しめる人
・専門知識を深める意欲がある人
・データ分析や論文作成に慣れている人
仕事に就くためには・関連するスキルの開発
・論文や研究発表での実績を積み上げる
・大学や研究機関のキャリアセンターの活用

IT系(エンジニア)[コミュ障の人に向いてる仕事5/15]

IT系の仕事も近年需要が高まっている仕事になります。そして、スキルがあれば専門的に仕事をすることもできるのでコミュ障な人にも向いてる仕事と言えるでしょう。IT系のスキルは独学でも教育サービスもあるので何かのスキルを身に付けてから企業への就職をするという選択もあるでしょう。

ただし、IT関連の仕事でプロジェクトの規模が大きくなれば各分野と連携して仕事を進めていくことが多くなる側面もあります。一人で考えながら黙々と仕事ができる仕事でもある反面、とくには周囲と連携する必要性がある仕事でもあることには注意しましょう。

コミュ障の人にとって、事務職の仕事はコミュニケーションに頼らない職種の一つです。具体的には下記のような業務があります。

  • データ入力
  • 文書の整理やアーカイブ
  • データ分析
  • スケジュール管理や書類整理、電話対応などの一般事務

これらの業務は、個人で行うことがほとんどであり、他の社員とのコミュニケーションを最小限に抑えられます。また、ルーティン的な作業がほとんどで、パソコンと向き合うことが多いため、コミュ障の人におすすめです。

ただし、個々の職場や具体的な職務によってコミュニケーションの必要度は異なります。就職・転職前に求人情報や面接で仕事の詳細を確認し、自身のコミュニケーション力に合った職種を選択しましょう。

平均年収660万円
必要なスキル・プログラミング言語の知識(Python、Javaなど)
・データベースやネットワークの基礎知識
・問題解決能力
向いてる人・論理的思考が好きな人
・問題解決に興味がある人
・新しい技術を学ぶのが好きな人
仕事に就くためには・専門学校や大学で技術を学ぶ
・自己学習で最新のプログラミング言語や技術を習得する
・求人応募や就職エージェントを利用する

事務職[コミュ障の人に向いてる仕事6/15]

コミュ障の人にとって、事務職の仕事はコミュニケーションに頼らない職種の一つです。具体的には下記のような業務があります。

  • データ入力
  • 文書の整理やアーカイブ
  • データ分析
  • スケジュール管理や書類整理、電話対応などの一般事務

これらの業務は、個人で行うことがほとんどであり、他の社員とのコミュニケーションを最小限に抑えられます。また、ルーティン的な作業がほとんどで、パソコンと向き合うことが多いため、コミュ障の人におすすめです。

ただし、個々の職場や具体的な職務によってコミュニケーションの必要度は異なります。就職・転職前に求人情報や面接で仕事の詳細を確認し、自身のコミュニケーション力に合った職種を選択しましょう。

平均年収490万円
必要なスキル・パソコン基本操作(Word,Excwlなど)
・タイムマネジメントスキル
・文書作成能力
・顧客対応スキル
向いてる人・細かい作業を正確にこなすのが得意な人
・複数の業務を並行して進める能力がある人
・他の人のサポートに喜びを感じられる人
仕事に就くためには・オフィスソフトの操作に慣れ、作業方法を学ぶ。
・ハローワーク、求人サイト等を活用
・派遣会社や人材会社へ登録
性格お仕事診断
性格お仕事診断

清掃員[コミュ障の人に向いてる仕事7/15]

コミュ障の人におすすめの仕事として、建物や施設の清掃と環境維持を担当する清掃員があります。具体的な下記の仕事内容は下記のとおりです。

  • 床の清掃
  • ゴミ収集
  • トイレの清掃
  • ガラスの拭き掃除

清掃員は一般的に、単独で業務を行う仕事です。また、作業スケジュールや清掃箇所は指示に従って行います。予測可能でルーティン的な業務が多いことは、コミュ障の人にとって安心できる環境でしょう。

清掃作業は静かな環境で行われることがほとんどであるため、雑音や社交的な刺激が少なく、コミュ障の人にとってストレスを軽減できます。
忍耐力が求められる仕事ですが、コツコツ作業が得意なコミュ障の人にとっておすすめです。掃除をして環境をきれいにすることは、ストレスを抱えやすいコミュ障の人にとってリフレッシュにもなり得ます。

平均年収314万円
必要なスキル・効率的な清掃技術
・適切な清掃用品の選び方
・安全に対する基本的な知識
向いてる人・細部に注意を払える人
・几帳面に仕事をするのが好きな人
・身体を動かすことが好きで体力がある人
・一人でコツコツと作業するのが得意な人
仕事に就くためには・清掃用品や機材の使い方を学ぶ
・効率的な清掃方法や基本技術を身につける。
・清掃業者への直接応募

図書館司書[コミュ障の人に向いてる仕事8/15]

図書館司書の仕事は、図書館の運営と読者へのサポートを担当することです。主な業務内容は下記のような内容があります。

  • 図書館の書物の整理・管理及び更新
  • 貸出業務
  • 読者のニーズへの対応
  • 情報提供と参考資料の検索支援

図書館は一般的に静かな場所で、コミュ障の人にとって心地よい環境です。とはいえ、知識の提供と情報へのサクセスを支え、コミュニティに貢献する重要な役割を果たします。コミュ障の方にとって、コミュニケーションを最低限にして、自己肯定感を高められる機会となるでしょう。
また、多くの情報にアクセスでき、調査と研究の機会が得られます。専門知識を磨く機会があり、自己成長も可能です。

平均年収579万円
必要なスキル・図書館情報学や情報管理の知識
・資料検索と分類スキル
・カスタマーサービス能力
・イベント企画能力
・プロジェクト管理スキル
向いてる人・本や知識に興味があり、読書が好きな人
・相談対応や人への指導が得意な人
・資料の整理や分類が好きな人
仕事に就くためには・図書館業務の基礎知識を習得し、ITリテラシーも身につける
・大学や専門学校で司書資格を取得
(公立図書館や公立大学の司書になる際に資格が必要)
・求人応募や就職エージェントを利用

ライター[コミュ障の人に向いてる仕事9/15]

ライターの仕事は、文章を執筆し、情報やストーリーを表現する重要な役割です。具体的には下記の仕事内容があります。

  • 記事、ブログ投稿
  • レポート、広告コピー、小説、脚本、などの文書の創作
  • 文書の編集、構成

ライターは言葉で情報を表現し、コミュニケーションの能力に依存しないクリエイティブな仕事です。文章を通して自己表現し、他人との直接的なコミュニケーションを最小限に抑えられます。自己主導的な作業も多いため、自分のペースで仕事を進められます。

執筆プロセス中は基本的に他の人とのコミュニケーションが不要であり、コミュ障の人にとって安心して集中できる環境です。

平均年収697万円
必要なスキル・ターゲット市場のリサーチ力
・キャッチコピーや広告文の文章力
・コンテンツ作成能力
向いてる人・創造的なアイデアを言葉で表現するのが得意な人
・商品やサービスの強みを的確に理解し伝えられる人
・締め切りを守り責任感をもって行動できる人
仕事に就くためには・執筆の技術を磨く
・幅広い分野に興味を持ち、リサーチや読書を重ねる
・広告代理店やマーケティング会社への直接応募
・フリーランスとしての直接クライアント開拓

イラストレーター[コミュ障の人に向いてる仕事10/15]

イラストレーターの仕事は、図や画像を制作し、視覚的なコンテンツを提供する役割です。具体的には、本や雑誌の挿絵や、広告デザイン、キャラクターデザイン、ウェブコンテンツのイラスト制作などを行います。

言葉に頼らず、アートとデザインを通して情報やアイデアを伝えるため、他人との直接的なコミュニケーションが少ない環境で仕事を行うことが多いです。自己表現とアイデアの視覚的な表現が重要で、コミュ障の人に創造的な自己表現の場を提供します。
また、ライター同様在宅勤務をとる企業がほとんどです。独自のスケジュールとクリエイティブプロセスを持ち、自分のペースで仕事を進められます。

平均年収466万円
必要なスキル・デジタルとアナログの両方で描画する技術
・デジタルアートツールの操作
・アイデアを具現化する創造力
・プロジェクト管理と顧客対応能力
向いてる人・絵を描くことが好きな人
・創造的な表現が好きな人
・顧客の意図やコンセプトを理解し、視覚的に伝えられる人
・フィードバックに柔軟に対応できる人
仕事に就くためには・応募用のポートフォリオの作成する
・アート関連の専門知識の習得
・デザイン会社や広告代理店
・出版社への直接応募
・フリーランスとして顧客を獲得する

動画編集者[コミュ障の人に向いてる仕事11/15]

動画編集者は、映画、テレビ番組、広告、オンライン動画などの映像素材を編集し、魅力的なコンテンツに仕上げる仕事です。
また、ディレクターやプロデューサーの意向に従い、シーンの並び替えやトリミング、特殊効果の追加、音楽の挿入などを行います。

動画編集者はソフトウェア操作の技術や物語構築の知識、視聴者の心理を理解しながら作品全体を導いていきます。

平均年収579万円
必要なスキル・動画編集ソフト
(Premiere Pro、Final Cut Proなど)の操作
・基本的な映像撮影技術
・色調整、音声編集、グラフィック制作の知識
向いてる人・細かい編集作業に集中できる
・ストーリーを構築するのが好き
・クリエイティブな表現に興味がある
仕事に就くためには・編集ポートフォリオの作成
・関連ソフトウェアの操作スキルを磨く
・映像制作会社や広告代理店に直接応募
・フリーランスとしての直接クライアント開拓

映像編集者[コミュ障の人に向いてる仕事12/15]

映像編集者は、映画、テレビ番組、広告など、さまざまな映像作品の編集と仕上げを担当する専門家です。

大量の映像素材を整理し、効果的なシーン構成を作成し、視聴者に伝えたいメッセージやストーリーを表現します。

音声編集や効果音、BGMの追加、特殊効果や色調補正も担当し、全体のクオリティを向上させます。
また、ディレクターやクライアントと連携しプロジェクトのビジョンを統合する能力が重要です。

映像編集者は、細部への注意力と創造力で、視覚的な物語を通じて感動や興奮を与える役割を果たします。

平均年収579万円
必要なスキル・映像編集ソフトの操作スキル(ノンリニア編集を含む)
・収録映像を使って適切な構成を作る技術
・映像素材の色調を統一するカラーグレーディングの知識
・適切な編集を行う判断力と感性
向いてる人・映像作品の制作に情熱がある人
・クリエイティブな発想力を持っている人
・細部に注意を払える人
・最新の技術やトレンドに興味がある人
仕事に就くためには・映像編集の専門学校、または大学での勉強
・テレビ局やデザイン制作会社への直接応募

ドローンパイロット[コミュ障の人に向いてる仕事13/15]

ドローンパイロットは、ドローンを用いて、様々な飛行操作を専門とする仕事です。

  • 空撮
  • 測量
  • 農業利用
  • 災害監視
  • 物流

これらの作業を通じて、データ収集や状況分析を行い、最終的にはクライアントが求める具体的な成果や情報を提供します。そのため、精密な操縦技術だけでなく、飛行計画の立案や安全管理、関連法規の遵守に関する深い知識が求められます。

平均年収453万円
必要なスキル・ドローンの安全な操作と飛行技術
・法規制と安全規則への詳細な理解
・データ収集と解析能力
向いてる人・高い集中力を持ち、細かい操作に対応できる人
・技術への興味と継続的な学習意欲を持つ人
・法規制を遵守し、責任感を持って業務を行える人
仕事に就くためには・ドローンを使用する各業界の知識を学ぶ
・ドローン操作の実技コンテストに参加して、実力をアピール
・ドローンを活用する企業に直接応募

厩舎スタッフ[コミュ障の人に向いてる仕事14/15]

厩舎スタッフ「持乗調教助手」は、競走馬の調教と飼養管理を行い、出走に向けた準備を整えます。

仕事内容は、朝に馬房で馬の健康状態を確認し、清掃や装鞍、準備運動を担当します。
また、調教師の指示で調教を行い、クーリングダウン後に水やエサを与えて手入れを担当します。午後はケガ防止作業や馬房清掃などを行い、健康状態を調教師に報告します。

厩舎スタッフは、他に「攻馬専業調教助手」や「厩務員職」もあります。

平均年収360万円
必要なスキル・馬の行動や健康状態に関する知識
・馬の手入れやトレーニングの技術
向いてる人・馬や動物全般に興味がある人
・屋外での作業が苦にならない人
・忍耐力があり体力がある人
仕事に就くためには・厩舎管理や馬術の専門学校で学ぶ
・中央競馬の厩舎スタッフになるには、
日本中央競馬会競馬学校で課程修了後、
日本調教師会の試験合格が必要。
・地方競馬は欠員のタイミングで応募可

ブリーダー[コミュ障の人に向いてる仕事15/15]

ペット用の犬のブリーダーは、犬の繁殖、飼育、販売を行います。健康状態を確認し、適切な食事と散歩、清潔なケージの維持など、日々の世話と健康管理が主な業務です。

交配や出産のサポート、緊急時の病院の準備も含まれます。

顧客には、健康管理や食事、散歩などの日常ケアのアドバイスを提供し、イベント準備や販売先との連絡にも対応する仕事です。

犬の繁殖を通じ、良質な犬の育成を目指します。

平均年収360万円
必要なスキル・犬の繁殖と健康管理に関する知識
・ケア技術と応急処置の知識
・顧客対応スキル
向いてる人・動物への深い愛情と興味がある人
・忍耐力と細部への配慮がある人
・顧客やスタッフと協力できる人
仕事に就くためには・通信講座やブリーダー養成校で学ぶケースが多い。
・ペットショップや動物病院への直接応募
・個人でブリーダーになることも可。

*各職種の年収情報につきましては、厚生労働省「職業情報提供サイトjobtag」より引用しております。

コミュ障な人の強み

コミュ障な人の強みについて紹介します。コミュ障と言うと、ネガティブな印象があるかもしれませんが、ポジティブな強みの部分を理解し、自分の仕事探しの参考にしてみましょう。

強み1.内省が強い

コミュ障な人の強みとしては内省が強いという点が挙げられます。内省とは、自分の考え方や行動を自ら省みることを意味します。内省が強い人は自分の行動を改善する力に長けているので、失敗することが行動を重ねるごとに少なくなるという強みがあります。

強み2.人の感情を読み取る力が強い

コミュ障な人には人の感情を読み取る力に長けている人が多いです。なぜなら、コミュニケーションが苦手なために人の顔を伺う癖がついている傾向があるためです。弱みだと認識している人も多いですが、人間関係を構築する上で必要であり重要な強みをコミュ障な人は持っていると言えるでしょう。

強み3.周囲の空気を察する力が強い

人の感情を読み取ることに長けているため、周囲の空気・雰囲気を敏感に察する力にも長けているでしょう。コミュニケーションと取るうえで、周囲の意見を尊重することができるのは強みの一つになります。コミュ障だと思っている人は自分の強みとして認識をしておきましょう。

コミュ障な人の弱み

次にコミュ障な人の弱みについても同様に解説します。弱みも理解した上で仕事をどうするのか、もしくは弱みを克服していくのか考えましょう。

弱み1.自分に自信がない

コミュ障な人の一番の弱みと言えるのが、自分に自信がないことでしょう。自分に自信がないと行動をすることに何かと躊躇しがちになります。行動をすることで失敗することは当たり前ですが、自信がないことで次の行動ができなくなりがちです。

弱み2.人間関係のストレスを溜め込みやすい

ストレスを溜め込みやすいという弱みを持っています。自分に自信がないことで、自分の意見を発信することも躊躇ってしまいます。そのため、周囲の意見に流されがちなのでストレスを溜め込みやすいという弱みにもなってしまいます。

弱み3.相談があまりできない

コミュニケーションが苦手なので周囲への相談が苦手な傾向があります。相談ができないと行動する時の自信もつかないので行動をしなくなりがちです。そして、行動をしないことで自信がつかないという負のスパイラル状態になる人も大勢います。

コミュ力を上げたい人におすすめの仕事2選

コミュ障の人にとって、コミュニケーションの少ない環境でストレスを最小限にすることは大切です。とはいえ、中にはコミュ力を上げてコミュ障を解消したい人もいるでしょう。

そこで、コミュ力を上げたい人におすすめの仕事を紹介します。

1. ルート営業

ルート営業は決まった営業先のみを回る仕事です。顧客と直接対話し、商品やサービスを説明し、契約を獲得するために交渉を行います。

顧客もすでに親交が深いことがほとんどであるため、飛び込み中心の新規営業に比べハードルが低く、コミュ障の人にとっても営業として仕事を経験する良い機会です。すでに顧客を理解していることで、接しやすい顧客から段階的に仕事を与えられることも多いでしょう。

挑戦的ながらも、営業を繰り返すことでコミュ力を鍛えられます。中でも、丁寧な研修やサポートを受けられる企業を選ぶことで、自分のペースでスキルを向上させることが可能です。

しかし、ルート営業でもいきなり1人で営業することになったり、研修がなかったりする場合もあります。就職・転職前に研修制度をしっかり確認しましょう。

2. コールセンター

コールセンターは、電話やメッセージを通して顧客と連絡を取り、情報提供やサポート、販売、問題解決などを行うカスタマーサービスです。一般的にマニュアルに従って電話やメッセージでのコミュニケーションを行います。そのため、対話の構造が整理されており、コミュ障の人にとって予測可能で安定したコミュニケーションを行えます。マニュアル通りとはいえ、顧客対応を通してコミュ力を鍛えることが可能です。

「コールセンター」と聞くと、「クレーム対応がしんどい」というイメージを持つ方も多いですが、多くのコールセンターではコミュニケーションやストレス管理に関するサポート体制を提供しています。

「目を見て話せない」という人にとってはピッタリの仕事です。

コミュ障に向かない仕事2選

逆に、コミュ障の人に向かない仕事も確認しておきましょう。コミュ障の人は共通して他人とのコミュニケーションが多い仕事には適していません。コミュニケーションを避けられない仕事は避けることがおすすめです。

1. 接客業

接客業では顧客との円滑なコミュニケーションが必要であり、自分の意見を適切に伝える必要があります。また、顧客からの要求や苦情に対処する必要があるため、常にストレスやプレッシャーが存在します。コミュ障の人にとって、これらの状況に対処するのは困難でしょう。

特に飲食やアパレルの接客などは長時間の立ち仕事が必要で、仕事も多忙なことがほとんどです。肉体的にも精神的にも負担がかかることがあり、ストレス状態が悪化する可能性が高いでしょう。さらに週末や年末年始の長期休暇に働くことも多くなるため、友人との交流時間も少なくなります。そのため、ストレス解消や心体を休ませる時間が減り、よりストレスを増やすことになる可能性も多いです。

2. 営業職

営業職は製品やサービスの販売、新規顧客の獲得、既存顧客との関係構築を担当する職種です。前章で紹介したルート営業は、営業職の中でも既存顧客との関係構築に特化したものであるため、コミュ障の人にとっては比較的負担を軽減できます。一方、新規顧客の獲得を目指す場合、飛び込み中心の新規営業になるため、コミュ障の人にとって負担は大きなものになります。

また、新規営業では、拒絶や断られることが頻繁に発生します。「1ヶ月新規◯◯件受注」といったように数値目標が決められることも多くあります。これらの状況に対処し、自己評価を守ることは簡単なことではありません。

先述したように、営業職に挑戦したいとお考えの人は、ルート営業から始めることがおすすめです。

性格お仕事診断
性格お仕事診断

「コミュ障に向いてる仕事」に関するよくある質問

コミュ障に向いてる仕事ってどんな仕事?

コミュ障に向いてる仕事は、基本的には一人で黙々とできる仕事が多くはなってしまいます。近年、在宅ワークできる仕事も多くなっているので、自分に合った仕事へ就職できるように仕事探ししてみましょう。

コミュ障でも就職することは可能なのか?

もちろん、可能です。コミュ障を弱みとして見るのか、強みとして見るのかで面接や履歴書でアピールする内容も変わってくるでしょう。ジェイックでは、就職で必要な履歴書・面接対策や仕事探しの方法を研修で無料で実施しています。一人で就職活動が不安な人は一度相談してみてください。

コミュ障が向いてる仕事を見つける方法は?

まずは、自分の強みや弱み、特徴を知ることから始めてみましょう。ジェイックの「就職相談」では、自分の振り返りをしながら、どのような仕事や働き方が自分に合っているのか考えながら仕事探しをすることができます。就職/転職を検討している人は一度相談してみてください。

コミュ障の特徴とは?

コミュ障には、「ダウナー系」と「アッパー系」の2つの傾向があると言われています。どちらが自分の特徴に当てはまっているのか一度考えてみて、自分に合っている仕事がどのような仕事なのか検討してみましょう。

コミュ障な人が向いてる仕事を見つけるためには

コミュ障だと思っている人向けに向いてる仕事を紹介してきました。コミュ障にも強みと弱みがあり、特徴を理解すれば改善することも可能です。詳しく特徴を理解するために、自己分析が必要になってくるので以下の記事も参考にして考えてみましょう。

あなたに向いてる仕事とは?見つけ方とタイプ別に向いてる仕事を紹介

ジェイックでは、自己分析をして自分にどのような特徴があるのかを見つめなおす研修などを無料で提供しています。自己分析をして、自分のことを理解してから向いてる仕事へ就職/転職したい人は一度ジェイックのキャリアカウンセリングからご相談ください。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。同大学経済学部附属経済研究所「こどもの機会均等研究センター」協力研究者。元・三菱経済研究所研究員。経済産業大臣登録 中小企業診断士。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」