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公務員の志望動機の作り方を徹底解説!【例文付き】

公務員の志望動機の作り方を徹底解説!【例文付き】
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公務員志望動機をどうやって作ればいいか悩んでいる人は少なくはありません。

地方公務員にしろ、国家公務員にしろ、待遇や安定を求めて興味を持っているものの、それをそのまま記載してしまっては書類選考を通過することは難しいのが現実です。

この記事では、公務員の志望動機の作り方や注意点を、例文を交えながら解説します。

これから公務員を目指そうとしている人は参考にしてみてください。

公務員の志望動機は応募先によって変わってくる

公務員の志望動機は応募先によって変わってくる

公務員と一口に言っても、どこの公務員を目指すかによって志望動機の方向性は異なってきます。

ここでは、公務員を5つの種類に分け、それぞれ志望動機でどのようなものを用意すべきかについて解説します。

地元の場合

公務員の応募先として、自分が生まれたり育ったりした地元を選ぶケースは多くなっています。

もちろん特段違和感のあることではありませんので、地域のことをよく知っている人が応募をしてくれるのは役所側も嬉しいことだと思ってくれるでしょう。

ただ、地元の公務員に応募した時の志望動機に「生まれ育った地元に貢献したいと思ったから」と書いてしまうのは避けるべきです。

理由は「あまりにもありきたりすぎるから」です。

多くの人が使ってくる志望動機になりますし、地元に貢献するのであれば地場で活躍している民間企業でもいいのではないかと思われてしまい、魅力的な人材だと捉えられない可能性があります。

そのため、地元の場合は「住んでいる中でこの点を改善したいと思った」「地元の強みである○○をさらに高めていきたいと思った」など、より具体的な志望動機を伝えることが大切になります。

実際に住んだことのある人しか気づけない点を課題として捉えられる、貴重な人材としてアピールできるでしょう。

地元以外の場合

地元以外の公務員に応募する場合は、「何故その地域に興味を持ったのか」という点から志望動機を作り上げていく必要があります。

「自治体の○○という施策に興味を持っている」「地域の文化が好きで、いつかその文化を守る側になりたい」など、明確な理由付けが志望動機でできれば、地元以外だったとしても魅力的な志望動機に映るはずです。

とはいえ、実際には各地方自治体の公務員は、それぞれの地域に何らかの縁がある場合が多くを占めています。

「地元以外の人間だからできること」は何かを徹底的に考えて、客観性と主体性を上手く織り交ぜた志望動機を作っていく必要があるでしょう。

市役所の場合

市役所に応募する場合は、上記で解説したことに加え、市民にフォーカスした志望動機が好まれる傾向にあります。

「市民の生活をもっと良くしたい」「○○という不満を持つ市民の悩みを解決したい」など、応募先の今の地方自治体が直面している課題をしっかりと分析し、市民に奉仕する気持ちを伝えられるとよい志望動機になります。

また、市民への思いだけでは曖昧さが目立ってしまう場合もありますので、可能であれば「どんな方法で市民に貢献していきたいか」も触れられるとよりよい志望動機ができます。

県庁の場合

都道府県庁に応募する時は、「何故県庁を志望するのか」という点を明確にする必要があります。

地元により近い存在を目指すのであれば市役所や区役所職員が適していますし、もっとスケールしたいのであれば国家公務員が適しています。

そんな中、県庁職員でなければならない理由はなんなのかを志望動機に盛り込むようにしてください。

特に、県庁でなければならない理由を考える際は、県庁の持つ役割をしっかりと理解しておく必要があります。

県庁が国の中でどのような立ち位置に属していて、県庁職員は日々どのような業務に取り組んでいるのかなど、しっかりと調査や分析ができれば、自ずと県庁を志望しなければならない理由が明確になるはずです。

警察官や消防士などの場合

警察官や消防士といった、専門的な公務員を目指す場合は、それぞれの仕事に就きたいと思った理由に特化して志望動機を作るようにしましょう。

この記事では、これらの専門性の高い公務員について取り扱いませんので、気になる人は以下の記事を参考にしてみてください。

高卒で消防士になるには?試験難易度や年収などまるっと解説!
高卒で警察官になりたい!試験内容や大卒との主な違いを紹介します!

公務員の志望動機の作り方・書き方

ここからは、公務員が志望動機を作っていくに当たって知っておきたい作り方について解説します。

なぜ公務員に興味を持ったかを明確にする

まずは、なぜ公務員に興味を持ったかを明確にするところから始めます。

地元か地元以外か、市役所か県庁かで若干内容は変わってくるはずですが、概ね次のようなことが伝えられるかがポイントになります。

  • 住人として生活していく上で、自分がこの快適な生活を提供できる側の人になりたいと思った
  • 生まれ育った地元の市民に対し、自分の強みを活かして○○という方法で貢献していきたいと思った

また、公務員に興味を持った理由を考えると共に、民間企業ではなく公務員でなければならない理由も考えておくようにしましょう。

書類選考で問われることは無くても、面接の時に「民間企業は受けているか」などど聞かれる可能性は十分に考えられます。

なぜその自治体を志望しているかを明確にする

市役所や県庁などの地方公務員として働く場所は全国にたくさんあります。

その中でも、何故その自治体の公務員として働きたいと考えているのかは、必ず抑えておく必要があります。

もし「その自治体でなければならない理由」がうまく伝えられないと、ただ公務員という安定した仕事に就きたいだけの人として捉えられてしまうかもしれません。

今までの経験がどのように活かせるかも触れる

「自治体にどのように貢献していきたいのか」「どういった点に課題を感じていて、どのような方法で解決したいと考えているか」といった具体的な点を志望動機に組み入れるのはもちろん大切なのですが、自分自身の強みも触れることを忘れずに行いましょう。

  • ゼミで様々な地方自治体の課題を調査していた
  • ボランティア経験で、老若男女の様々な人の立場に立ってコミュニケーションを取っていた

上記のように、今までの自分の経験がどのように活かせるかにも触れられるとベストです。

ただ、志望動機はあくまでも「その応募先を選んだ理由」に特化させる項目ですので、自分の経験を長々と伝えてしまってはいけません。

この点を特にフォーカスして伝えるのは「自己PR」であることに注意しましょう。

自己PRとは?受かる書き方や例文など一挙解説!

市民や国民などへの想いを明確にする

公務員の仕事で影響を受けるのは、市民や国民であり、民間企業で言えばお客様ということになります。

つまり、公務員として働くのであれば、市民や国民への想いを明確にする必要があります。

特に「市民や国民のために尽力したい」という奉仕の心が大切になってきます。

  • 市民のために全力を尽くしたい
  • 市民がもっと生活しやすい自治体にするために、自分の力を発揮していきたい

公務員は一定の学力が求められますが、頭が良ければ誰でも公務員になれるということではありません。

このような強い想いを持っているかが、少なくとも就職活動の段階では求められるのです。

応募先の自治体の課題も触れられるとベスト

志望動機は文字通り「応募したきっかけ」ですので、その地域に興味を持ったきっかけだけを答える人も少なくありません。

志望動機としての回答の範囲内で、最大限自分の熱意をアピールするためには、応募先の自治体の課題も触れられるようにしておきたいところです。

取り上げる課題はどのようなものでもいいのですが、できるだけ具体的にピンポイントで取り上げた方が解像度が上がり、選考官もイメージしやすくなります。

また、取り上げる課題とどのようにしたら解決できると考えているかはセットで伝えるようにしてください。

「生産年齢人口が下がっている」という課題を感じているのであれば、「特に若者が成人を迎えた時に上京してしまう」などの論拠を挙げ、「若者が地元に残り続けたいと思えるように企業誘致を行う」などの解決策を、論理的に伝えられるといい志望動機になります。

将来的にどんな仕事をしたいかも伝える

公務員は基本的にリストラがなく、民間企業よりも安定している仕事であることは間違いありません。

そのため、数年後に限らず、数十年先のキャリアを見据えたやりたい仕事を伝えられるようにしましょう。

一口に市役所職員といっても、市民、防災、文化、子ども。まちづくり、環境、生活、総務、会計、教育委員会……と、非常に多くの組織体制で成り立っています。

こうした中でどのような仕事に就きたいのかを明確にすることで、「ただ公務員になりたいと考えている人」というネガティブなイメージを持たせないようにすることが可能です。

公務員の志望動機で書くべきでない内容

公務員の志望動機では、書くべきでない内容が3つあります。

ここで取り上げる項目については、余程のことがない限り志望動機として書くのはやめましょう。

「安定しているから」は避けるべき

公務員は、民間企業が抱えている経営不振によるリストラがありませんので、長期的に働ける職場という意味で安定しているのは言うまでもありません。

そのため、安定しているから公務員を目指し始めたという人も多いとは思いますが、志望動機で記載することは絶対にやめましょう。

選考官の立場としては「一緒にこの自治体の安心安全と発展に貢献してくれる人物」を求めているのであって、安定して働きたい人を採用したいとは考えていません。

つなり、安定しているから公務員を志望していることを志望動機として伝えてしまえば、非常に高い確率で見送りになってしまうことが考えられるのです。

公務員を目指すに当たって、きっかけはどんなものでも構いません。

しかし、どんな情報や思いを選考官に伝えるかは、慎重に選ぶ必要があります。

事実と異なることを記載する

少しでも自分を良く見せたいからと言って、事実と異なるような嘘を盛り込むことだけはやめてください。

選考の段階ではバレなかったとしても、入社後に嘘をついていたことが判明したら、最悪の場合左遷や解雇を言い渡される可能性もあります。

また、嘘は面接の場で明るみになってしまうケースも多いのが現実です。

例えば志望動機を全く自分の本心ではない文章で作成し、履歴書・面接の場で伝えたとしましょう。

しっかりと作り込まれた嘘であれば、質問への1次回答は乗り越えられるかもしれませんが、回答内容の詳細を突っ込むような質問をされてしまうと、スムーズに答えられずに嘘だとバレてしまいます。

当然嘘が選考においてバレてしまえば、どんなに学力が高かったとしても採用される見込みが限りなくゼロに近づくことになりますので、絶対に嘘は書かないようにしましょう。

「地元への恩返し」が逆効果の可能性もある

公務員であれば、地元への恩返しという文脈で志望動機を書くケースも多いですが、場合によっては逆効果になってしまう恐れがありますので注意してください。

何故なら、本当に地元への恩返しをしたいのであれば、公務員にならなくてもできてしまうからです。

地場で活躍する民間企業やボランティアなど、地元に貢献する行動はいくらでも取ることができます。

この観点を持っている選考官だった場合、地元に貢献したいという志望動機が、「他に志望動機が思いつかなかったんだな」と伝わってしまい、ネガティブなイメージを持たれかねません。

従って、地元への恩返しを志望動機で盛り込むのであれば、「どうして恩返しをしたいのか」「どのように恩返しをしたいのか」という2点も合わせて伝えられるようにしましょう。

やりたいことを限定しすぎないようにする

志望動機でやりたい仕事まで言及できるのは好ましいことなのですが、公務員の場合はそうとは限らない点に注意が必要です。

公務員のキャリアは、基本的に個々人の適性を見て部署が決められていきます。

加えて、基本的に一つの部署で勤め上げるようなスペシャリストではなく、様々な仕事を広くこなせるゼネラリストが求められる傾向にあることから、ジョブローテーションが頻繁に行われるのが公務員の働き方です。

つまり、志望動機で特定の部署の仕事について言及しすぎてしまうと、「ジョブローテーションをさせてしまってはすぐに辞めてしまうのではないか」というマイナスイメージへと繋がってしまう恐れがあるのです。

公務員になってどんなことをしたいのかはしっかりと伝えつつも、あまりその内容を限定しすぎないようにすることに注意してください。

公務員の志望動機を作る前にやっておくべきこと

公務員の志望動機を準備する際は、事前にやっておくべきことが3つあります。

ここで取り上げる3つの行動をしてから取り掛かることで、効率的かつ魅力的な志望動機が作れるでしょう。

志望する自治体について調べる

大前提にはなりますが、志望する自治体についてはしっかりと調べることが大切です。

自治体ごとに把握している現状の課題や、中長期的な計画についてはホームページで公表されていますので、できれば各自治体のホームページを隅々まで見ておくようにしましょう。

また、自分の地元の自治体だからといって調査をしなくていいということはありません。

市民であっても、自分の住む自治体の公務員がどんな仕事をしているか、どんな課題と向き合っているかは知らないものです。

ホームページだけでなく、ローカルニュースや地方新聞紙なども合わせて目を通しておくことで、志望動機に繋がるヒントが見つかるでしょう。

自己分析を必ず行う

志望動機を始め、就職活動では自己PRや活かせるスキルなども聞かれることになりますが、この時に大切になってくるのが自己分析です。

自己分析とは、「自分がどのような時に力を最大限発揮できるのか」「自分が適性のある仕事はどんなものか」など、自分自身のことをしっかりと理解するために必要となる行動のことを指します。

自己分析の方法は様々ありますので、どうやったら自己分析ができるか分からないという人も多いです。

そんな人におすすめなのが、私たちジェイックの就職支援サービスです。詳しい説明は後ほど解説しますが、気になる人は以下のリンクからもチェックしてみてください。

公務員の仕事について理解を深めておく

いきなり志望動機を書き出すと、公務員の仕事に関係なかったり、領域から外れていたりするものが出来上がってしまう恐れがあります。

そうなれば、「公務員としての仕事をよく理解していないまま応募してきている」と思われてしまい、見送りになりかねません。

そのため、公務員になりたいのであれば、今一度公務員の仕事内容の理解を深めておくようにしましょう。

公務員になるためには、公務員試験を受ける必要がありますので、多くの場合は試験対策の勉強に意識が向きがちです。

しかし、学力試験はあくまでも公務員としての資質を図るための一つの材料でしかありません。

公務員として働くために必要な知識は学力以外にも、仕事への理解や望まれるミッションも含まれますので、しっかりと仕事内容を調べておくようにしてください。

公務員の志望動機がない人のための例文【OK例】

ここからは、公務員の志望動機の例文について解説します。

まずはOK例を3つご紹介します。

OK例1.

「私は地元の○○市に勤める公務員として、都市開発の面を改善したいと思い志望しました。

子供の頃から○○市に住んでいて感じているのは、子どもが伸び伸びと遊べる環境が減ってきているという点です。

これは、大型商業施設の建設や、空き家問題などが原因だと考えています。

現在○○市の出生数は5年連続で減少しており、ひとえに子どもが成長する地域として選ばれていないと理解されていると思います。

○○市の中長期的な未来の発展のため、自分の分析力を発揮していきたいと思い、入庁を考えています。」

数値データと自分の思いを上手く織り交ぜられており、かつ自分の強みである分析力もアピールできている志望動機です。

OK例2.

「▲▲という取り組みから○○市のことを知り、興味を持ったのが志望のきっかけです。

大学のゼミでは都市開発に関する研究をしていたのですが、中でも○○市は地産品とイベントを上手く掛け合わせた発展を遂げていることに魅力を感じました。

他の市はゆるキャラなどを使って“バズり”を意識していますが、仮に知名度が上がったとしても、各自治体が抱える課題を根本的に解決できているとは思えません。

○○市の強みは地産品であり、ふるさと納税や外国人観光客からも大きな支持を得ています。

ゼミで得た都市開発の知見を○○市で活かし、更なる発展に挑戦していきたいと考えています。」

しっかりと志望する自治体の状況を調べられているだけでなく、他の自治体の政策を分析し、自分の意見が述べられている例文です。

OK例3.

「私は高校から○○市に住み始めているのですが、全国には知られていないような多くの魅力があると思っています。

▲▲といった教育環境や、▲▲による空き家対策、他にも観光政策など、魅力的な活動をしていることを目の当たりにした結果、貴所の職員が頑張っているからだということに気づけました。

政策を考えていく上で、予算組みのフローは欠かせません。

私が学生時代に学んだ都市計画や税法の知識を活かし、○○市の発展に必要なアクションを取っていけるような人材になりたいと思い志望しました。」

こちらの例文も、自治体の現状から志望する理由を上手く繋げられています。

具体的な政策を志望動機で挙げた場合、その後の面接の質問で深堀りされることがある点には注意しましょう。

公務員の志望動機がない人のための例文【NG例】

続いて、公務員の志望動機としてNG例文をご紹介します。

NG例1.

「生まれ育った○○市に貢献したいと思い志望しました。

私は義務教育から大学まで、全部○○市立の学校を卒業しており、その時の学費の低さで家庭が救われた経験があります。

○○市の教育環境を未来に残していくためにも、自分が入庁し、しっかり業務を引き継いでいきたいと思っています。」

公務員である必要が感じられない上に、エピソードも多くの人が言えそうものですので、採用しても活躍が見込めないと思われてしまいやすい例文です。

NG例2.

「私が就職先を選ぶ軸として、安定した基盤があるかという点を重視しています。

今後数十年社会人として働く上で、安定できる財務基盤があるということは非常に重要だと思いますし、その点○○市はここ3年連続して資金繰りを上手く運営されていると感じています。

○○市は現在私の住んでいる地域でもありますし、生涯に渡り自分の力を発揮して働ける場所だと思い志望しました。」

自分の利益しか考えていない志望動機となっていますので、敢えて採用する意味のない人だと思われかねない例文です。

NG例3.

「私は○○市に関係する全ての人を豊かにしたいと思い志望しました。

○○市は通学のためにいつも通っている街ですが、ビジネスマンだけでなく、観光客や住民など様々な人で構成されているのを感じています。

そうした多くの人にとって、行政の果たすべき役割は大きいと思います。

私は特に集中力では負けませんので、事務作業のチェックでは絶対に負けません。

○○市と○○市を利用する全ての人に奉仕する覚悟で頑張っていきたいです。」

中身が全くなく、稚拙なイメージすら与えてしまう例文です。

公務員の志望動機を作る時の注意点

ここからは、公務員の志望動機を作っていく上で注意したいポイントを解説します。

スペシャリストよりもゼネラリストを意識する

公務員のキャリアはジョブローテーションで積み上げられてきますので、スペシャリストではなくゼネラリストになるつもりで志望動機を組み立てるようにしましょう。

携わりたい業務を特定しすぎてしまうのはもちろん、自分の長所を織り交ぜるのであれば、コミュニケーション能力や責任感など、汎用的なものを選ぶことがおすすめです。

安定しているからという動機は書かない

繰り返しにはなりますが、安定しているからという志望動機は絶対にNGです。

本音はそう思っていたとしても、選考の場では相応しい志望動機を考えるようにしてください。

自己分析をすることで、自分がなぜ公務員を志望したいと思ったのかが、別の観点から見えてくるはずです。

民間企業も併願を検討する

公務員一本で就職活動を進める人もいますが、公務員の募集は少ないのであまりおすすめできません。

公務員に落ちてから民間企業への就職活動を始めると、長期間職に就いていない状況になりかねませんので、民間企業との併願を検討しておくのがおすすめです。

公務員には年齢制限こそありますが、新卒でないと就職できないというわけではありません。

もし民間企業に就職することになっても、しっかりとしたビジネススキルを身につけることで、今よりも公務員として採用されやすくなる可能性もあります。

民間企業も併願する人におすすめな就職エージェントのサービスとは?

公務員と共に民間企業も併願する人におすすめしたいのが、就職エージェントによる就職支援サービスです。

就職エージェントの利用

正社員就職を目指すなら、就職エージェントを上手く活用するのがおすすめです。

就職エージェントとは「キャリアアドバイザー」と呼ばれる就職支援のプロがマンツーマンで、求職者の就活をサポートするサービスです。

就職エージェントの利用が特におすすめなタイプは、「就職支援のプロに相談しながら就活を進めたい」と考える人です。これまでの経歴や自己PRに自信がない人は、就職エージェントに相談することで効率よく就活を進められますし、自信を持って臨めるようになるでしょう。

就職エージェントは、会社ごとにサービスの対象が変わります。

  • 第二新卒向け
  • 20代向け
  • 就職未経験に強い
  • 女性向け

就職エージェントを利用するときは「このサービスは自分の属性に合っているか」をよく考えて登録しましょう。複数の就職エージェントに登録しても構いません。気になるものがいくつかある人は一通り登録して、利用しながら比較・検討していくのがおすすめです。

エージェントによってサービス内容も異なりますが、一般的には以下のサービスが利用できます。

  • 求人の紹介
  • 求人の申し込み
  • 応募書類の添削
  • 個別面談
  • 面接対策

ちなみに、私たちジェイックも就職エージェントを運営しており、社会人経験が少ない人の就職支援を得意としています。

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まとめ

公務員の志望動機としては、注意すべきポイントがいくつかありますが、この記事の解説内容を理解して作成できれば魅力的な文章が作れるでしょう。

もし公務員と民間企業を併願して活動する場合は、就職支援サービスの利用がおすすめです。

私たちジェイックでも、無料で就職支援サービスを行っています。登録は以下のリンクから30秒程度でできますので、気になる人はチェックしてみてください。

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ABOUT US
佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)