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自然に関わる仕事TOP20!求人・年収の例も紹介

自然に関わる仕事TOP20|求人・年収の例も紹介
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自然のなかで生活するのが好きで、自然に関わる仕事がしたいと考えている人は少なくありません。日々せわしない環境で過ごしていると、時間がゆっくりと流れる環境に行きたいと思いますよね。

でも、自然に関わる仕事と言っても、何があるのか分からない人は多いのではないでしょうか。また、なんとなく自然に関わる仕事を知っていても、稼げなそうなイメージがあってなかなか踏み出せない人もいると耳にします。

そこで、今回は自然に関わる仕事を年収の高い順位紹介します。自然に関わる仕事に向いている人と向いていない人、実際に就職する方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

記事のPoint
  • 自然や生き物に関わる高収入な仕事を、計20種類にわたり解説
  • 自然に関わる仕事に向いている人は「自然が好きで守りたい気持ちがある人」
  • 自然や生き物は思い通りにならない。受け入れられない人には不向き
  • 自然に関わる仕事に就職する方法は「公務員試験」「求人サイト」「エージェント」

自然に関わる高収入な仕事TOP15【求人・年収例も】

自然に関わる高収入な仕事TOP15【求人・年収例も】

早速ですが、自然に関わる高収入な仕事を年収の高い順に紹介します。具体的な仕事内容や必要な資格にも触れるので、仕事選びの参考にしてくださいね。

仕事1.航海士

航海士は船を操縦する仕事のため、海と多く関わる仕事です。

仕事の内容

航海士は、船に乗って、操縦や指揮をとったり、荷物の管理を行うのが主な仕事です。作成した航海計画に基づいて、気象や潮流の状況を把握したうえで操縦をする必要があるため、高い能力が求められます。

航海士になるためには、航海士を育てられる所定の学校で学び、海技士試験の受験資格を得なければなりません。

また、航海士は「2ヶ月乗船したら20日休み」というように、長期勤務・長期休暇が一般的です。他の職種と比べると働き方のリズムが異なります。

航海士に向いている人

航海士は、勤務中は集団行動を行うわけですから、「チームワークを大事にできる人」やミスをすると重大事故になりかねないため「責任感の強い人」が向いています。

求人例

・仕事内容:貨物付きガット船の運航

・給与:月給40万円〜70万円(スタンバイ)

仕事2.地盤調査員

地盤調査員は、土地の調査や現場の管理、解析、報告書作成を行うのが主な仕事です。

仕事の内容

地盤の強さを調べて、建物を建てても安全かどうかを確かめる役割を担うのが、地盤調査員です。地盤の強度が弱い上にどれだけ耐震性の優れた建物を建てたとしても、家が傾いたり、地盤沈下を起こしたりと大惨事を起こしかねないので、それを未然に防ぐのが目的です。

地盤調査員として働くために必要となる資格は無く、誰でも就くことができます。もし地質調査のプロフェッショナルを目指すのであれば「地質調査技師」の資格を取得しておくと、就職や転職に有利に働きます。

地盤調査員に向いている人

地盤調査員は一人でコツコツ仕事ができるため、「マイペースな人」や「仕事に前向きな人」に加え、お客様が求めているものをしっかりと把握する必要があるため「コミュニケーションを大切にできる人」にも向いています。

求人例

・仕事内容:道路や橋梁などの土木構造物の防災・減災のための現地調査手配、現場調査、現場管理、解析及び報告書作成

・給与:年収 500万 ~ 650万円(indeed)

仕事3.森林官

森林官は、国有林・自然を守り育てることを仕事としている仕事です。

仕事の内容

森林官は国家資格を必要とする、国家公務員の一種です。

主な仕事内容は、管轄の地域を歩いて森林の育成状況を調査し、専門家の植林や収穫、樹木の間引きなどの現場監督を行うことです。その他にも、不法投棄などの不正がないかパトロールをしたり、林道の建設計画を立てたりします。

また、地域住民との交流を図るためにお祭りに参加することなどもあり、森林以外でも地域住民が生活に寄り添った仕事をします。

森林官に向いている人

森林官は一日中歩き回りますので「体力がある人」や植林や伐採の計画を立てることもありますので「事務処理が得意な人」が向いています。

求人例

・仕事内容:森林管理局又は管轄区域内の森林管理署等における、林野庁が所管する各種施策に関する行政事務

・給与:月給25万円+各種手当て (林野庁)

仕事4.樹木医

樹木医は「樹木のお医者さん」として自然に関われる仕事です。

仕事の内容

人間が体調を崩すのと同じように、樹木も排気ガスなどによる大気汚染や病害虫などにより病気になったりします。見た目ですぐに判断することは難しいですが、そのような樹木のトラブルを診断したり、治療したりするのが樹木医の仕事です。

その他にも、樹木の調査や保護育成、樹木の役割や大切さを伝えるワークショップを開催するなど、樹木の普及活動も担います。

樹木医になるためには、造園会社などに就職して業務経験を積むのが一般的です。ただし、7年という長期の経歴が必要ですのでその点は注意してください。

樹木医に向いている人

樹木には昆虫や菌類などが付着していることもありますので、「虫や菌類に抵抗がない人」が向いています。また、細かい調査が必要になるため、「細かく観察することが苦でない人」に向いています。

求人例

・仕事内容:木から観葉植物まで、多種多様な植物を育成・管理・出荷するお仕事

・給与:月給25万円〜(みどり求人ナビ)

仕事5.海上保安官

海上保安官は、海の治安や安全を守ることを主な仕事としています。

仕事の内容

巡視船や航空機を使って日本の海域を監視したり、海上のありとあらゆる犯罪に対して捜査をして解明します。また、大規模な地震や津波などの自然災害が発生した場合、海上での捜索救助や避難住民のための支援物資などの搬送なども手掛けます。

海上保安官は、海上保安庁に所属する国家公務員です。「海上保安大学校」もしくは「海上保安学校」に入学して海上保安官としての知識や技術を学びます。

海上保安官に向いている人

海上保安官の仕事はチームとして仕事行うことが多いため、「チームワークを大切にできる人」や「周囲に気を配ることができる人」に向いています。

求人例

・仕事内容:巡視船艇での勤務などの海上勤務、東京にある本庁や地方の管区本部等での陸上における勤務や海外での勤務

・給与:23万1,040円+諸手当〜(海上保安庁)

仕事6.気象予報士

気象予報士は、衛星情報などの気象観測データを基に、天気の予報を行うのが主な仕事です。

仕事の内容

気象庁が提供する気象衛星の画像や気象レーダーの情報、気象台の観測データなど、ありとあらゆる情報によって独自に予測し、その結果を個人や企業、地域に提供します。

情報を基に天気を予測するため簡単なように思いますが、気象予報士は専門的な知識も必要となるため、難易度もかなり高めです。

気象予報士になるためには「気象予報士国家試験」に合格することが必須条件です。気象予報士は気象庁や自衛隊、地方自治体のような公共の組織に加えて、メディアや民間気象会社などの一般企業と選択肢が多くあります。ただ、「気象予報士」としての求人は決して多くないのが実情です。

気象予報士に向いている人

気象予報士は、多くのデータを読み説いて解析する必要があるため、「道筋を立てて考えることができる人」が向いています。また、常に天気の移り変わりをチェックする必要があるため「集中力のある人」も向いています。

求人例

・仕事内容:天気予報・解説、防災イベント施設運営、気象情報の提供・コンサルティング、気象コンテンツの企画立案

・給与:年収250万円〜700万円(indeed)

仕事7.林業

林業は、建設に必要な木材を作ったり、木が正しく育つ環境を作ったりする仕事です。

仕事の内容

林業の仕事は伐採するだけではありません。苗木を植えるための「地ごしらえ」や植林、気に絡まったツル性植物の除去などをして木を育てたり、伐採した木を集積地などに運んだり、木材として取引を行うのも林業の仕事です。

林業の仕事は主に山の中です。朝から夕方まで一日中、山の中で過ごしているわけですから、天候の影響を受けたり、ヘビや猪などの自然動物と遭遇することもあります。さらに、携帯の電波が届かないというケースも多々あります。

林業に向いている人

林業の仕事に向いているのは「体を動かすのが好きな人」「注意力・協調性のある人」「精神的にも・肉体的にもタフな人」です。

また、個人差はありますが、林業の世界では70歳を超えてもバリバリ仕事をしている人がたくさんいるため、長く働きたいという人にもおすすめです。

求人例

・仕事内容:伐採・抜根、伐採材の運搬

・給与:月給23万円~(indeed)

仕事8.海沿い・山沿いの宿泊施設スタッフ

海沿い・山沿いの宿泊施設のスタッフも自然に関わりながら働くことができます。

仕事の内容

ホテル・旅館の仕事は、大きく「宿泊」「料飲」「宴会」「管理・営業」「調理」の5つに分けられています。

宿泊は客室販売と宿泊客の接遇を、料飲はホテル内のレストランでの接客やルームサービスをしています。宴会は宴会や結婚式などのサービスや予約の手配、調理はお客様に提供する料理を調理します。

それらを管理・営業が人事や総務、広報など裏側からサポートすることで宿泊施設は成り立っています。

宿泊施設スタッフに向いている人

宿泊施設のスタッフは人をもてなす職業ですので「思いやりのある人」「コミュニケーション能力がある人」が向いています。

求人例

・仕事内容:宿泊収入の集計や分析、今後の価格設定・販売方針

・給与:月給22万円~30万円(indeed)

仕事9.インタープリター

インタープリターは自然解説を行うのが主な仕事です。

仕事の内容

自然観察ツアー自然学校など、自然をテーマとしたイベントに参加して、自然に関する解説を行います。

必要な資格はありませんが、自然に関する知識は必要不可欠ですし、より深い説明をしたい時のために、自然の背景にある歴史やストーリーを学んでおくことも大切になります。

また、解説以外にも、キャンプでの自然体験プログラムを企画したり、自然の動植物を題材とした展示会をコーディネートしたりと、より広く自然のことを知ってもらうための活動もインタープリターの仕事内容の一部です。

インタープリターに向いている人

インタープリターに向いている人は「自然環境に関して分かりやすく説明できる人」「コミュニケーション能力のある人」「独創的なアイデアを生み出す力のある人」「自然の中を歩き回れるだけの体力がある人」です。

求人例

・仕事内容:来訪者に対する自然体験プログラムの企画・運営、展示物の企画・作成

・給与:月給22万円~26万円(求人ボックス)

仕事10.園芸師

園芸師は、園芸を通して自然と関わることができる仕事です。

仕事の内容

園芸に用いる植物の育苗や寄せ植えを行ったり、造園計画を立てたり、園芸機材の取り扱いなどを行ったりと、園芸に関する知識や技術を持つスペシャリストが園芸師です。活動の幅は、家庭のガーデニングに留まらず、地域のガーデンニング作りにも参加しています。

また、ただ単に園芸を見て楽しむだけでなく、リハビリテーションの一つとして注目している高齢者や障碍者施設も多く存在します。

資格を取れば、ガーデンプランナーや庭師、グリーンコーディネーターとしての活躍の場を広げることができます。

園芸師に向いている人

園芸師は、植物に関する仕事行うので「植物が好きな人」はもちろん、ガーデニングにおける「アイディアを生み出す力」のある人が向いています。

求人例

・仕事内容:樹木の剪定(空師)、立木の伐採、抜根、外構、エクステリア工事、現場の清掃

・給与:日給1万1,000円〜(マイベストジョブ)

仕事11.山岳救助隊

山岳救助隊は、山で遭難したり、救助したりする形で自然と関わる仕事です。

仕事の内容

山岳救助隊は、登山中に遭難した人を捜索したり、救助したりするのが主な仕事内容です。

専門的な知識と技術を活かしながら、救助活動に特化した組織として活動しますが、救助するだけでなく、負傷した要救助者の応急処置や救命救急も山岳救助隊の大切な仕事内容です。

山岳救助隊になるためには、消防士または警察官になって山岳救助の専門的な知識や訓練を数年間積んだ後、ようやく山岳救助隊として働くことができます。

山岳救助隊に向いている人

人の命を助ける仕事であり、過酷な訓練を受ける必要があります。そのため「努力を惜しまず忍耐強く確実にやり遂げられる人」や「正義感が強く行動力がある人」、さらに「相手を思いやり献身的に尽くせる人」が山岳救助隊に向いています。

求人例

・仕事内容:山岳救助を含む、警備業務

・給与:20万9,600 円〜+各種手当(埼玉県警)

※山岳救助隊としての募集はなかったため、警察官の募集要項より抜粋

仕事12.アウトドアインストラクター

アウトドアインストラクターも、自然と関わることができる仕事の1つです。

仕事の内容

アウトドアインストラクターは、ダイビングやスキー、ラフティングなどのアウトドアスポーツやレジャーを体験するお客様に対して、安全に利用してもらうためにレクチャーをしたりサポートをするのが主な仕事です。

ゴールデンウイークやお盆などの繁栄期になると多忙となり、休みを取るのが難しくはなりますが、お客様の思い出作りをサポートすると考えれば、やりがいのある仕事だと言えます。

また、ダイビングやパラグライダー、スキューバダイビングとなるとライセンスが必要となるため、講習を受ける必要がありますが、知識を得ることもできますし、仕事を幅を広げることもできます。

天候や季節に左右されやすいため決して安定している職種とは言えませんが、自然を肌で感じる楽しさがあります。

アウトドアインストラクターに向いている人

アウトドアインストラクターに向いている人は「いざというときとっさに対応できる能力のある人」「コミュニケーションを取ることが得意な人」「明るく活動的な人」「世話好きな人」です。

求人例

・仕事内容:コテージならびにパーク施設の施設の運営

・給与:月給20万円〜25万円(indeed)

仕事13.農家

農家は、土作りから始まり、種まきや定植、作物の管理作業、収穫・出荷するのが主な仕事です。

仕事の内容

作物の管理作業は、水や肥料の調節、病害虫の駆除、摘み葉などの育てる品目によって異なるため、中々の神経を使います。

地道な作業が多く、台風などの影響を受けてせっかく育てた作物が駄目になってしまう、ということもありますが、やりがいがあるということは間違いありません。

自分が育てた作物が出荷され、その出荷された作物を消費者に美味しく食べてもらえる喜びは計り知れません。

農家に向いている人

農家に向いている人は、「計画性のある人」「自分で物事を考えることが苦にならない人」「育てることが好きな人」「コミュニケーションを取るのが好きな人」です。

求人例

・仕事内容:レタス、白菜、にんじん、小豆の栽培

・給与:月給: 18万円~30万円(indeed)

仕事14.アクティブレンジャー(自然保護官)

アクティブレンジャーは自然保護官の別名で、国立公園の自然を守る仕事です。

仕事の内容

国立公園の管理や外来種対策、野生鳥獣の保護やペット動物の愛護などが主な仕事です。

アクティブレンジャーは環境庁の職員として働くため、国家公務員採用試験に合格し、「自然系技官」として環境庁に入らなければなりません。難易度が高く、採用人数もあまり多いとは言えませんが、チャレンジする価値はあります。

何より「自然環境の保護」という大きなテーマを仕事していますので、きっとやりがいを感じられるでしょう。自然保護の最前線で働けるため、仕事に対しての誇りを持つこともできるでしょう。

アクティブレンジャーに向いている人

アクティブレンジャーは「自然環境に対して強い使命感を持っている人」、試験が難しいため「忍耐力のある人」、公園内の巡回なども仕事して組み込まれているため「体力のある人」が向いています。

求人例

・仕事内容:自然環境モニタリング調査、登山道の巡視・施設の管理、外来生物対策、事務処理作業

・給与:日給約6,960円~1万300円程度(環境省)

仕事15.登山家

登山家は、山を登ることを仕事としている人のことを指します。

仕事の内容

簡単なことのように思いますが、登山には高い技術と知識が必須です。登山家はただ単に山に登っているわけではなく、山岳インストラクターとして一般登山者に指導をしたり、書籍の出版や公演等を生業としている人が多いです。

冬期は山に登ることが難しい地域も多いので、基本的には4月〜11月が主な登山活動をする時期で、それ以外の期間は啓蒙活動などを行います。

登山家に向いている人

登山家に向いているのは、基本的に「強靭な脚力と持久力のある人」や「高所の場所でも大丈夫という人」です。テント生活になった場合はある程度「忍耐力」も必要となります。

求人例

・仕事内容:山小屋業務全般(清掃、接客、受付、調理、登山道整備、歩荷等)

・給与:日給7,300円~8,500円(Yamakei Online)

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

自然と生き物に関わる高収入な仕事TOP5【求人・年収例も】

続いて、自然と生き物の両方に関わる仕事を紹介します。こちらも高収入に着目し、年収順に紹介します。

仕事1.環境コンサルタント

環境コンサルタントは、環境を保全するために調査をするのが主な仕事です。

仕事の内容

国や地方公共団体から発注される生物調査を行ったり、環境アセスメントや河川水辺の国勢調査をしたりして、環境を保全します。自然環境や生物に関する正確なデータを集め、貴重な生態系を守るなど、環境に寄り添った活動を続けています。

調査する分野も、陸上・水生植物、鳥類、爬虫類、昆虫など分かれており、それぞれ、その分野専門のスタッフが受け持ちます。

必要な資格はありませんので、未経験の人であっても就職することができます。

環境コンサルタントに向いている人

頻繁に野外で活動をしなければならないため「体力のある人」はもちろん、「昆虫や鳥類などを触ることに抵抗のない人」に向いています。

求人例

・仕事内容:自治体で行う、環境に関わる調査、計画立案などの支援業務

・給与:月給 20万4,000円〜50万円(indeed)

仕事2.漁師

漁師は、海や川で魚を捕ることを主な仕事としています。

仕事の内容

島国と呼ばれている日本近海は、豊富な業界の宝庫としても知られており、採れる魚の種類も様々です。漁師の漁法は「沿岸漁業」「沖合漁業」「遠洋漁業」の3つに分類され、日本はなかでも沿岸漁業が中心です。

沿岸漁業とは、沿岸付近の決まったポイントに網を設置して魚を捕る手法です。潮の流れや魚の習性を読んで漁を行うため、近海の魚を捕りつくしてしまう恐れがありません。

温暖化の影響によって、収穫量は変化していますが、海は世界中に広がっています。広い海だからこそ、魚がいなくなるということはないですし、将来にわたって続けることができる職種でもあります。

漁師に向いている人

漁師の仕事場は船の上のため、「船に乗ることが好きであること」や「体力があること」前提です。また、未経験から始める場合は、先輩漁師から色々なことを教わる必要があるため「コミュニケーション能力に長けている人」も向いています。

求人例

・仕事内容:老漁港を拠点として港から10〜15マイル(1マイル/1600m)の決められたエリア内の海にて漁を行う沿岸漁業

・給与:月給20万円〜35万円(indeed)

仕事3.ビオトープ管理士

ビオトープ管理士は、野生生物が生きる環境を守る専門家です。

仕事の内容

ビオトープ管理士は、地域に生息する野生の生き物たちが、生息・生育する空間を保護、再生、創出していくことを主な仕事としています。人と自然が共存しながら長期的に安定した生活を営むことができるように環境を整える活動をしています。

例えば、官公庁や地方自治体がインフラ整備などの公共事業行う場合に、当該地の自然生態系を守りながら維持するために、計画策定に携わったり、実際の施工を支援することもあります。

ビオト-プ管理士になるには、「日本生態系協会」が実施する試験に合格する必要があります。しっかりと勉強をすれば十分に合格できる難易度ですので、受けてみる価値はあると思います。

ビオトープ管理士に向いている人

ビオトープ管理士は、自然を守ることを目的とした職種ですので「自然環境や保護に興味がある人」や「生き物を守りたいという強い信念がある人」に向いています。

求人例

・仕事内容:環境影響評価、環境保全計画などに伴う動植物、生態系に関する現地調査、調査結果のデータ整理から報告書の作成

・給与:月給20万円〜23万円(求人ボックス)

仕事4.畜産農家

畜産農家は、牛や豚、羊、鶏などの家畜を飼育・肥育することが主な仕事です。

仕事の内容

製品と出荷するために、家畜の世話や餌やり、健康管理など生育環境を整える必要があります。動物たちが病気をしてしまうと、製品として味が落ちてしまったりするため、毎日のケアはとても大切です。また、気温の変化やストレスをかけさせない対処も必要です。

畜産農家として働くためには、専門の学校に入学するか、実際に就職して学ぶかのどちらかです。動物の生態に関する知識はもちろんですが、どのように製品化して販売を行うかも、ビジネスを行ううえでは、学ばないといけません。

以前は、家族で畜産農家を営むところが多く見られましたが、高齢化が進んだ現在は、畜産会社や酪農会社などが、企業や団体として畜産をしているところも多くなっています。

畜産農家に向いている人

畜産農家はある意味、動物の命と向き合っているわけですから「動物が好き」という気持ちだけでなく「最後まで投げださずに責任を持って職務を全うする気持ち」がある人が向いています。

求人例

・仕事内容:豚の飼養管理、豚の移動、出荷、堆肥、豚舎の洗浄など

・給与:月給19万6,000円~ (indeed)

仕事5.酪農家

酪農家は、乳牛を育てて、牛乳を生産したり、バターやチーズなどに加工して乳製品を作ることを主な仕事としています。

仕事の内容

良質な生乳を作るためには、乳牛にストレスを与えず健康を維持してあげる必要がありますので、牛舎の清掃や餌づくり、健康管理といった作業を毎日行っています。

また、乳牛の餌となる牧草の栽培も酪農家自らが育てる必要があり、かなりの重労働を強いられます。さらに、乳牛は1年に1回はお産をさせる必要があるため、トラブルが起きた際の対処もしなければなりません。

そのため、酪農に関する専門的な知識や技術は必要不可欠です。農業系の学校に進学して学ぶか、牧場に就職して経験をしながら学ぶか、2つの方法で酪農家を目指すことになります。

酪農家に向いている人

牛は非常に神経質な生き物のため、決まった時間に餌をやらないだけでも大きなストレスを感じてしまいます。そのため、「根気のある人」でないと務まりません。

また、相手は生き物ですので、信頼関係を築くことも大切。「生き物を大切に扱うことができる人」「重労働に耐えることができる人」は酪農家に向いています。

求人例

・仕事内容:パーラーでの搾乳の他、子牛の哺育、エサやり等

・給与:月給 17万7,000円~ (indeed)

自然に関わる仕事に向いている人

自然に関わる仕事に向いている人は、「自然が好きで守りたい気持ちがある人」です。

自然に関わる仕事はあまり大きな刺激がないものも多いですが、それでも自然と向き合い続けるためには好きで向き合いたいと考えていることが重要です。自然が好きで仕方なく、将来や次の世代まで守りたいと感じる方は、天職なのかもしれません。

ただ、自然も時折、人間に牙をむくときがあります。抗えないような自然現象に遭遇しても、落ち着いて対処できる人も自然に関わる仕事に向いていると言えます。何かあるたびにイライラしていても、自然の変化や流れを変えることはできないので、受け入れて考えたり行動したりできる人だと長く働き続けることができるでしょう。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

自然に関わる仕事に向いていない人

反対に、穏やかな自然よりも変化や刺激を求める人は、自然に関わる仕事に向いていないかもしれません。ゆったりとした自然の流れは抗うことができないので、せっかちな性格の人は仕事をしていてもどかしく感じてしまうでしょう。

また、変えられないものに対してイライラしてしまう人もあまり向いていません。自然現象は変えられないものなので、受け入れたうえで仕事が初めて成り立ちます。

思うように物事が進まなくても、それを急に変えることはなかなか難しい仕事が多いです。長期的な目線で仕事と向き合ったり、課題を解決したりするのが苦手な人は、自然に関わる仕事にあまり向いていないと言えるでしょう。

自然に関わる仕事に就職する方法

自然に関わる仕事と向いている人を紹介してきました。

ここからは、実際に自然に関わる仕事に就きたいと考えたときに、自然に関わる仕事に就くための方法を紹介します。

1.公務員試験を合格する

まずは、公務員試験に合格することです。

公務員と言ってもその種類は豊富にあります。社会のために働くことができるのが公務員の仕事の魅力の1つですが、「アクティブレンジャー(自然保護官)」のように、自然に関わることができる職種もあります。

まずは今回紹介したなかで、どの仕事につきたいのかを考えたうえで、勉強して試験を受けてみることをおすすめします。

公務員は国の機関の一つですから、安定した収入が見込めるのはもちろん、福利厚生が充実していることも多いです。休暇制度もあって働きやすいことでも知られていますので、自然と関わりつつ安定的に収入を得たい方は公務員試験の勉強をしてみてはいかがでしょうか。

2.求人サイトを利用する

求人サイトを利用するのも、自然に関わる仕事を探す際に役立つ手段です。

自然に関わる仕事は数が少ないので、もし働きたいと考えていたとしても選択肢が少ないのが現状です。発信を得意とする会社や組織も決して多くはないので、見つけづらいのが難点です。

そこで、求人サイトをチェックしてみることをおすすめします。求人サイトで検索すると、サイトによっては数万件に上ることもあり、たくさんの求人を確認することができます。求人サイトは、ほとんどサイトが無料で登録して利用できます。

全国対応の求人サイトもありますので、自分が希望する場所で自然に関わる仕事ができるかもしれません。求人サイトへ登録する場合は、1つだけではなく2,3つほど登録した方が選択肢が広がりやすくなります。

3.就職エージェントを利用する

求人サイトをチェックしても、なかなか希望する就職先へ就くことができない、ということもあります。思うように就職することができない場合、様々な問題が考えられます。

例えば、そもそも自然に関わる仕事を見つけられないケースです。希望の勤務地で、希望の条件を満たした企業を自分自身で探すのは難しいです。また、仕事は見つかっているが、面接をなかなか通過できないことも考えられます。

いずれの場合にしても、就職エージェントが力になってくれます。

就職エージェントは、キャリアアドバイスを生業とする就職支援のプロです。企業の紹介はもちろん、面接の相談から履歴書の書き方、企業情報などにも詳しく、寄り添ってアドバイスやサポートをしてくれます。自分が気づかなかった新しい自分を発見出来る可能性もあり、非常に頼りになります。

求人サイトと就職エージェントは同時に利用できますので、おおいに活用してみてください。

まとめ

以上、自然に関わる仕事と向いている人/向いていない人、就職する方法について紹介しました。

自然に関わる仕事は、地球を守る・人を守るという観点から、この先も需要がある職種の一つです。特に持続可能な社会を作るためにも、今回紹介した仕事は欠かせないものです。

資格を取得したり、数少ない求人を探したり、自然に関わる仕事に就くまで大変なことも多いとは思います。しかし、それを乗り越えられた人にとっては、非常に面白い仕事が待っていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

「自然に関わる 仕事」によくある質問

自然に関わる仕事に向いている人とは?

自然に関わる仕事に向いてい人は、自然が好きで守りたい気持ちがある人です。詳しい内容としては、「自然に関わる仕事に向いている人」で解説を行っております。気になった方は是非読んでみてください。

自然に関わる仕事に就職する方法とは?

自然に関わる仕事に就職する方法は、3つあります。公務員試験に合格する、求人サイトを利用する、就職エージェントを利用するといった3つです。詳しくは、「自然に関わる仕事に就職する方法」で解説を行っております。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等