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住み込みの仕事のメリットを解説【住み込みの仕事が多い業界も】

住み込みの仕事のメリットを解説【住み込みの仕事が多い業界も】

「住み込みの仕事ってどんな感じなんだろう」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。住み込みで働いてくれる人を必要として求人募集をしている企業は、確実にあります。この記事では、住み込みの仕事についてそのメリット・デメリットをご紹介するとともに、住み込みの仕事が多い業界についてもお伝えします。

住み込みの仕事とは

住み込みの仕事とは

「住み込み」とは、職場内や会社が指定する寮、マンションなどの社宅から職場に通う勤務形態のことです。求人票では「寮付き」「社宅完備」といった表記で書かれることが一般的です。

住み込みの仕事を通年で募集している会社もありますが、繁忙期のみ人員を募集しているという会社も存在します。たとえば夏になると避暑地のホテルで住み込みの募集が多くなり、冬になるとスキー場での募集が増えます。工場の稼働がピークの時期には、工場内の作業員を短期の住み込みとして募集する会社が増える傾向もあります。

マンション管理の住み込みの場合には、そのマンションの一室に住みながら仕事をおこなうケースも珍しくありません。警備や、アミューズメント施設の社員など深夜勤務が発生する仕事の場合も、職場近くの寮などに住むことがあるので、住み込みとして働く人が多い傾向にあります。このように、一口に住み込みの仕事といっても、さまざまな仕事があることが分かるでしょう。

住み込みの仕事のメリット

住み込みの仕事の概要を理解できたら、次はそのメリットについて知りましょう。住み込みの仕事のメリットは、次の3点です。

  • 家賃が浮く可能性が高い
  • 通勤時間が減る
  • 家探しの手間が省ける

それぞれについて、ご紹介します。

家賃が浮く可能性が高い

住み込みの仕事の場合、家賃を実質無料にしている会社も少なくありません。負担するとしても家賃の2~3割程度、といったケースも珍しくありません。

たとえば都心で一人暮らしをすると、月々7~8万円が家賃として消えていくことが一般的です。このお金が丸々浮くと考えると、住み込みのメリットの大きさがわかるでしょう。なかには光熱費も肩代わりしてくれたり、食事やその補助が出たりする会社もあるなど、生活費に関して、まさに至れり尽くせりの環境のなかで暮らせる可能性も高いのです。

家賃が浮くということは「自由に使えるお金が一気に増える」ということも意味します。そのため、給料を貯金に多く回せるようになったり、趣味にお金を費やせるようになったりする可能性もあり、生活の面で豊かさを感じられる機会が増えるでしょう。

通勤時間が減る

住み込みで実際に住むことになる寮や社宅は、職場から徒歩や自転車で数分、電車に乗ってもひと駅などの近距離が少なくありません。リゾート施設での仕事や、マンション管理などではまさにその勤務地に住むケースも多いため、この場合の通勤時間は実質0分です。

通勤時間が減ると、自由に使える時間が増えます。通勤で往復2時間かかっている人と、住み込みで往復30分の人では、実に1時間30分の差が生まれます。月に20日間働くとすると約30時間、年間に直すと約360時間もの大きな差となるのです。

浮いた時間を使って、たとえば副業など、新しいチャレンジをおこなうのもひとつの手といえます。資格取得に挑戦するなど、この先のキャリアにつながる自己投資の時間に充てることもできるでしょう。

家探しの手間が省ける

住み込みで働くと、基本的には会社が指定する寮などの建物に入居することになるため、面倒な家探しに時間を費やす必要がありません。なかには定められた範囲内で自分で物件を探し、それを社宅扱いとするところもありますが、最初からある程度エリアや間取りが定められているなかで決めるため、自分でゼロから決めるよりも比較的楽です。

また、自分で家を探して住むとなると、敷金や礼金、2年後の更新料など、家賃以外の出費に悩まされるケースも多いものです。一方で住み込みでは、こうした負担がほとんどありません。必要設備が整った部屋を提供してくれる会社も多く、場合によっては自分で部屋を探すよりも恵まれた環境で暮らせる可能性も高いのです。

住み込みの仕事のデメリット

次に、住み込みのデメリットをお伝えします。住み込みとしていざ働き始めたあとに「こんなはずではなかった」とならないように、デメリットについてもしっかりと押さえておきましょう。では、下記3つについて解説します。

  • プライベートの確保がむずかしい場合がある
  • 家を選べないことも多い
  • 独自ルールがあるケースも

それぞれについて、見ていきましょう。

プライベートの確保がむずかしい場合がある

たとえば社員寮で暮らすと、どうしても同じ職場の人とプライベートで会う機会が増えます。場合によっては相部屋で暮らすこともあるなど、私生活と仕事の境界線を引けないケースが多いのです。とくに仕事とプライベートを分けて考えたい人にとっては、私生活のなかに仕事の人間関係が入り込む環境はかなりストレスに感じることでしょう。

また、工場の住み込みは地方での勤務も多く、寮の周りに遊ぶ場所がない、といったケースもめずらしくありません。この場合、その地域に「缶詰め状態」になるため、閉じられた環境のなかで息が詰まってしまう人も多いのです。

家を選べないことも多い

自分で家を探さなくて良いのは、たしかにメリットといえます。一方で、間取りや部屋の位置を自由に選べないケースも多く、もちろん住むエリアも自由に決められません。一人で部屋を探すときは、たとえば「近くにコンビニがある」「2階以上」など好みや条件を重視して決められますが、その自由さがないのです。

自分で決められなかった結果、生活の不便さを感じてしまう可能性も高いでしょう。

独自ルールがあるケースも

住み込みでは「独自のルール」を設けている場所も多く、嫌気が差してしまう可能性もあります。

社員寮のなかには門限を設けている場所もあり、共同キッチンや共同の風呂場がある場合には、特有のルールが設定されていることも多いものです。この場合、その環境にうまく溶け込めないと人間関係で苦労するケースも少なくありません。

そもそも、電話の取り方や報告のフォーマットなど、職場のなかでも独自のルールは多く設定されているものです。それに加え、本来プライベートな空間である住む場所にまで細かくルールが決められているとなると、余計に息が詰まる思いをする人も少なくないでしょう。

住み込みの仕事の給料

住み込みの仕事の給料

住み込みの仕事の給料は、目安ですが月収20~35万円がおおよその相場です。ただし、仕事内容や年齢、勤務期間などによって月収は大きく変わってきます。なお、月収50万円以上といった高収入の仕事は少なめです。

月20~35万円と聞くと「そこまでもらえないんだな」と感じる人もいるかもしれません。しかし、家賃を全額負担してくれる会社や、食堂が完備されている寮で暮らせる場合もあるなど、生活費を低く抑えられることも多いのです。

たとえば月8万円のマンションを社宅扱いとして月2万5000円で住める場合、月に5万5千円、年間で66万円が浮きます。額面の給料以上に、豊かに暮らせる可能性が高いのです。

以上の理由から、住み込みの仕事を探すときは月収の額面だけでなく「家賃負担の割合」「食事や光熱費の補助の有無」といった点に注目するのがおすすめです。給料は低く見えても、生活費が大きく落とせれば、いま以上に快適な暮らしを送れることもあるでしょう。

住み込みの仕事でよくある業界

住み込みの仕事でよくある業界

住み込みの仕事を見つけやすい業界をいくつか紹介します。どの業界も社員寮や社宅を完備している会社が多く、実際に住み込みとして働く人も少なくありません。

以下6つの業界について、住み込みの仕事内容も合わせてお伝えします。

  • 観光
  • 製造
  • 介護
  • 不動産
  • 運送
  • 農業

それぞれについて、見ていきましょう。

観光

観光業界は、旅館やホテル、リゾート施設をはじめ、住み込みの仕事が多く存在します。通年での採用もありますが、繁忙期のみ募集をかける場所も少なくありません。

仕事内容は接客や清掃がメインで、調理場の募集もあります。普段なら泊まれない旅館やホテルで過ごしつつ働けるのはメリットといえますが、一方で勤務時間が不規則になる可能性も高く、肉体労働の一面もあります。

2020年からは新型コロナの影響で旅行を控えなければいけない期間も多くあったものの、状況が落ち着いてきてまた普通に旅行へ行けるようになり需要が戻ってくれば、ふたたび求人も出てくるでしょう。

製造

製造も、住み込みの仕事が多い業界です。工場勤務が多くを占め、期間工として大手メーカーの工場に派遣され、製品の組み立てや検品に携わることが一般的です。

工場の住み込みの仕事は、年齢やスキル問わず、幅広い層を受け入れている点が特徴です。そのため、これまでの経験に自信がない人であっても採用される可能性が高い仕事といえるでしょう。ちなみに、深夜勤務が入る工場もあります。

深夜手当が上乗せされて給料が上がる可能性もありますが、不規則な働き方を避けたい人は、勤務時間については応募前に念入りに確認しておきましょう。

介護

介護業界の住み込みの仕事は、老人ホームのスタッフの募集が多い傾向にあります。特に地方の老人ホームの人手不足は深刻なため、手厚い待遇を用意している施設も少なくありません。

入浴や食事のサポート、レクリエーションの企画などが主な仕事ですが、施設によっては介護系の資格が求められる場合もあります。

ご老人の自宅に訪ねる「訪問介護」が業務に組み込まれている可能性もあるため、資格の有無だけでなく、仕事内容についても応募前に欠かさずチェックするようにしましょう。

不動産

不動産業界の住み込みの仕事として多いのは、管理人です。社員寮や、社宅の管理人として働くことが一般的ですが、会社が管理するマンションなどに常駐するケースもあります。

管理人のメリットは、家賃はもちろん、光熱費の負担が小さく済むことです。収入の多くを貯蓄に回せる可能性もあり、給料の面で恵まれた仕事ともいえるでしょう。

ただし、マンションや寮内でトラブルがあった場合には対応に追われるなど、気が休まらない場面も少なくありません。寮で料理を担当する場合には調理師免許が必要なケースもあるため、応募条件の確認も忘れずにおこなうようにしましょう。

運送

運送に関わる住み込みの仕事としては、タクシードライバーがその多くを占めます。ドライバーは慢性的な人手不足に襲われているため、特に地方のタクシー会社では、都心で働く人を好待遇で募集している会社も少なくありません。

未経験からでも働きやすい仕事のため、運転免許を持っている人であれば挑戦してみる価値の高い仕事といえるでしょう。

ちなみに、同じ運送の仕事として「新聞配達スタッフ」を住み込みとして雇う会社も存在します。特に大型の販売店の場合、その拠点近くに寮を設けていることが一般的です。早朝から働く必要がある仕事ですが、実働時間は長くないため、自分の時間を多く持ちたい人にはおすすめできる仕事といえるでしょう。

農業

農業の住み込みの仕事として多いのは、地方の農家の手伝いとして働くことです。野菜や果物、酪農など、種類はさまざまですが、4~10月の繁忙期に半年間募集されるケースが多い傾向にあります。

種まきや除草といった仕事から、作物の収穫や運搬まで、その仕事はさまざまです。夏場の暑い時期の募集も多いため、体力に自信がない人には厳しい仕事ともいえます。一方で、アクティブに働く仕事に楽しさを見出せる人であれば、やりがいを感じつつ仕事に邁進できる可能性もあるでしょう。

将来は都会を離れ、地方で暮らしたい人にも農業の住み込みの仕事はおすすめです。地方でいきなり暮らすと、イメージとのギャップに苦しむことがあります。一方で、半年間だけでも農家の手伝いをおこない、地方で暮らすということを肌で実感できると、移住後のギャップに困惑してしまうリスクを減らせるのです。

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