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公共職業訓練について解説!他の就職率の高いサービスも紹介

公共職業訓練について解説!他の就職率の高いサービスもご紹介します。

公共職業訓練(ハロートレーニング)を知っていますか?この記事では、ハローワークが行っている公共職業訓練とは何か、メリット・デメリットなどについて解説をしていきます。
そして公共職業訓練以外にも、就職率が高く、最短では2週間で内定獲得が狙える就職支援サービスもありますので、あなたに合った就職方法を検討してみましょう。

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公共職業訓練とは

公共職業訓練とは

ここでは、公共職業訓練の概要について解説していきます。

公共職業訓練とは

公共職業訓練を理解するうえで、必ず意味を押さえておきたい2つの言葉があります。

  • 公共職業訓練
  • 公共職業校

まずは、この2つの言葉の意味をそれぞれ解説します。

公共職業訓練とは

公共職業訓練とは、厚生労働省のホームページによると「雇用保険を受給している求職者を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練」と説明されています。厚生労働省が提供しているものなのでテキスト代等の一部費用を除き、無料で受講ができます。

一方で雇用保険の受給をしていない人でも「求職者支援訓練」という就職支援サービスが受けられます。こちらは民間企業やNPOなどが実施しているもので、訓練の内容が公共職業訓練と多少変わるものの、就職に役立つ知識やスキルが習得できる点は同様です。

公共職業校とは

公共職業校とは「国や都道府県から委託を受けて職業訓練を行う学校」を指します。大きく以下の4種類に分かれています。

  1. 職業能力開発校:都道府県や市区町村が主体となって運営している職業訓練
  2. 教育訓練機関:カルチャースクールや専門学校が行う職業訓練
  3. 職業能力開発大学校・短期大学校:高卒の人を対象にした職業訓練
  4. 職業能力開発促進センター:離職者・在職者向けに、短期で行う職業訓練

それぞれ対象者や入学条件が異なります。

公共職業訓練の基礎知識

公共職業訓練の基礎知識について解説します。まず対象者は「ハローワークに登録されている求職者」です。ハローワークが管轄するサービスなので、登録が必要となります。

ハローワークに登録している人の中でも、公共職業訓練を利用するには条件があり「失業保険を受給している人」です。先ほども説明した通り、雇用保険を受給していない人は求職者支援訓練の対象となります。

失業保険の受給条件は「就職しようとする意思があり、就職できる能力があるにも関わらず、職業に就けていない人」です。つまり、以下のような人は対象外となります。

  • 転職先が決まっている人
  • 就職する意思がない人
  • ケガや病気などの理由で働けていない人
  • 妊娠や出産などですぐに働けない人

実施場所は公共の職業訓練校(能力開発校など)や民間企業(民間企業が職業訓練を委託されている場合)など、様々です。職業訓練には多数のコースがあり、コースによって学べることや得られる資格・スキルが大きく変わります。あなたの就職したい業種・職種を考えて、コースを選ぶようにしましょう。

公共職業訓練の利用の流れ

公共職業訓練を利用するには必要な手続きがあり、手順は以下のとおりです。

  1. 求職申込み(ハローワークに登録)をする
  2. 職業相談をする
  3. 受講申込みをする
  4. 面接・筆記試験を受ける
  5. 選考結果通知を受け取る
  6. 受講手続きをする

公共職業訓練は希望すれば誰でも受講できるものではなく、面接や筆記試験を受けて合格する必要があります。面接や筆記試験を通過するにはコツがあるため、しっかり押さえておきましょう。具体的には、以下に当てはまる人が合格しやすいです。

  • 職業訓練コースと希望する業種や職種がマッチしている
  • 職業訓練をしっかり卒業できそう
  • 早期に就職する意思がある

公共職業訓練に参加したい場合、面接ではこれらの意思をしっかりアピールしましょう。筆記試験は基本的に簡単な読み・書き・計算能力を問われる程度の難易度です。もし対策をしておきたい場合は、SPI試験のテキストを勉強するといいでしょう。

公共職業訓練のメリット・デメリット

公共職業訓練のメリット・デメリット

ここでは、公共職業訓練のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

公共職業訓練のメリット

公共職業訓練のメリットは、大きく以下の4つです。

失業保険の優遇措置が受けられる

1つめのメリットは、公共職業訓練中、失業保険の優遇措置が受けられることです。具体的には以下の内容です。

  • 待機期間が解除される
  • 受給期間が公共職業訓練が終わるまでに延長される

このように公共職業訓練に参加すると、失業保険の受給開始日を早められたり、受給期間を延長することができます。

無料で就職に役立つ資格やスキルが習得できる

2つめのメリットは、無料で就職に役立つ資格やスキルが習得できることです。本来、資格やスキルを習得しようと思うとお金がかかります。しかし公共職業訓練では、無料どころか失業保険を受給しながら、資格やスキルを取得できるのです。しかも数か月間にわたってじっくり学ぶことができます。

キャリアコンサルタントによる就職支援が受けられる

3つめのメリットは、キャリアコンサルタントによる就職支援が受けられることです。公共職業訓練の各コースにはプロのキャリアコンサルタントが在籍しており、以下の手厚い就職支援が受けられます。

  • 求人の紹介
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策

精神的ストレスが減る

4つめのメリットは、精神的ストレスが減ることです。職業訓練は朝から夕方までカリキュラムがしっかりと詰まっていて大変と感じるかもしれませんが、実は家で何もしていない状態よりストレスは軽減できます。

  • 規則正しい生活を送れる
  • さまざまな人とつながりができる
  • 無職という不安が減る

このように職業訓練に参加すると「毎日人とのつながりを持ちながら、規則正しい生活をしている」という自信につながって、精神的ストレスは減るのです。

公共職業訓練のデメリット

メリットの多い公共職業訓練ですが、反対にデメリットも存在します。大きなデメリットは以下の3点です。

失業期間が長くなる

1つめのデメリットは、失業期間が長くなることです。職業訓練は最低でも3か月、コースによっては6か月以上の受講期間が設定されています。6か月のコースに参加すると、当然6か月以上は無職が確定します。

職業訓練に参加せず就職活動に取り掛かった場合、すぐに就職先が決まることもありえます。そのため少しでも早く就職したい人にとって、公共職業訓練を受講することはデメリットといえるでしょう。

コースを途中で変更することができない

2つめのデメリットは、途中でコースの変更ができないことです。なので最低3か月以上は、決まったカリキュラムに沿って勉強することになります。

例えば「プログラミングのコースを受講したが、勉強を始めたら難しく感じてしまい、興味がなくなってしまった…」このような人は当然講座にも力が入らず、途中で講義についていけなくなる可能性が高いです。そのため職業訓練のコースは、よく考えてから選ぶようにしましょう。

就職することが前提

3つめのデメリットは、就職することが前提なことです。職業訓練校側の目的は「受講生に就職してもらうこと」だからです。実際に公共職業訓練の面接でも、就職する意思の強い人が採用されやすくなっています。

つまり「公共職業訓練で資格やスキルを獲得した後、フリーランスとして働きたい」このように考える人は、公共職業訓練に通うと逆に遠回りとなるので注意しましょう。

公共職業訓練以外の就職方法

公共職業訓練以外の就職方法

正社員として就職をしたい場合、方法は公共職業訓練以外にもあります。具体的には以下の方法です。

  • 紹介予定派遣
  • 正社員登用制度
  • 就職エージェント

順番に詳しく解説していきます。

紹介予定派遣の利用

紹介予定派遣とは、決められた期間を派遣社員として働き、その後企業と直接雇用を結ぶ雇用形態です。実際に働いてからお互い直接雇用を結ぶかどうか決められるので、ミスマッチを防ぎやすくなっています。

ただし注意点は「前提条件は直接雇用であって、正社員ではない」ことです。直接雇用という言葉の中には、契約社員やパート・アルバイトとして雇用される場合も含みます。実際に紹介予定派遣を利用した人のうち、正社員として雇用された人は約3割で、残りの約7割は契約社員などの雇用形態で採用されています。紹介予定派遣を利用して正社員になりたい場合は、以下の2点を押さえておきましょう。

  • 6か月程度の派遣期間が必要
  • 利用する人の3割程度しか正社員になれない

正社員登用制度の利用

正社員登用制度とは、パートやアルバイトといった非正規雇用から正社員に登用する企業制度です。正社員として登用される基準は企業によって様々で、本人の意思のみで決定するところもあれば、厳しい基準が設けられているところもあります。

正社員登用制度の注意点としては「誰しもが正社員になれるわけではない」ことです。基準が厳しい場合はもちろん、企業側の都合によっても左右されます。例えば業績が良くない場合、企業は少しでも人件費をカットしたいため、正社員として登用する人数を調整します。正社員登用制度を利用して正社員を目指す場合、その時の企業都合に大きく左右されることを理解しておきましょう。

就職エージェントの利用

正社員就職を目指すなら、就職エージェントを上手く活用するのがおすすめです。

就職エージェントとは「キャリアアドバイザー」と呼ばれる就職支援のプロがマンツーマンで、求職者の就活をサポートするサービスです。

就職エージェントの利用が特におすすめなタイプは、「就職支援のプロに相談しながら就活を進めたい」と考える人です。これまでの経歴や自己PRに自信がない人は、就職エージェントに相談することで効率よく就活を進められますし、自信を持って臨めるようになるでしょう。

就職エージェントは、会社ごとにサービスの対象が変わります。

  • 第二新卒向け
  • 20代向け
  • 就職未経験に強い
  • 女性向け

就職エージェントを利用するときは「このサービスは自分の属性に合っているか」をよく考えて登録しましょう。複数の就職エージェントに登録しても構いません。気になるものがいくつかある人は一通り登録して、利用しながら比較・検討していくのがおすすめです。

エージェントによってサービス内容も異なりますが、一般的には以下のサービスが利用できます。

  • 求人の紹介
  • 求人の申し込み
  • 応募書類の添削
  • 個別面談
  • 面接対策

ちなみに、私たちジェイックも就職エージェントを運営しており、社会人経験が少ない人の就職支援を得意としています。

ジェイックの「就職カレッジ®️」では、転職活動のノウハウやビジネスの基本が学べる「就職支援講座」も行っています。
支援講座の受講者は、社会人経験が短い人であっても採用したいと考えている優良企業20社と一斉に面接ができる「集団面接会」に参加できます。書類選考なしで、1日に複数の会社と面接ができるため、最短2週間で内定の獲得も可能なシステムです。転職できるか不安な人にも、利用しやすいサービスとなっています。

また、ジェイックは、就職相談の満足度 93.50%を誇っています。まずは、就職やキャリアの悩みを相談したいという方でもご利用可能です。

転職エージェントの活用に興味のある人は、ぜひご検討ください。

※2022/3/17-2023/4/20の当社就職相談参加者のうちアンケート回答者(1.974人)中、相談に満足されている参加者の割合

まとめ

まとめ

これから就職・転職をしたいと考える場合、公共職業訓練を受けるのも選択肢の1つです。無料で就職に活かせる資格やスキルが学べるのは、大きなメリットでしょう。しかし以下の点については、事前によく考えることをおすすめします。

  • なぜ公共職業訓練受けるのか
  • 受けてどのようにキャリアを描くのか

目的や目標がない状態で参加してしまうと、かえって遠回りの道を選ぶことにもなりかねません。もしまだ今後のキャリア形成について漠然としているなら、当社ジェイックが「なぜ働くのか」といったあなたなりの価値観を明確にし、あなたの価値観を実現できる企業をご紹介させていただきます。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター