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ハローワークとは?【サービスや取り組みとその実績も紹介】

ハローワークとは?【サービスや取り組みとその実績も紹介】

ハローワークとは何をする場所か、何をしてくれる場所かきちんと理解できていますか?仕事をしている人、仕事を探している人すべてに関係があるのがハローワークです。よく理解し、うまく活用したいものですね。この記事では、ハローワークについてそもそものところから、細分化するサービスや取り組み、また実績まで丁寧に解説していきます。

ハローワークは求職者と企業が出会う場所

ハローワークは求職者と企業が出会う場所

ハローワークとは、一言でいうと「求職者と企業が出会う場所」のことです。「公共職業安定所」とも呼ばれ、厚生労働省が管轄する国の機関のひとつです。

なお、より具体的な定義については厚生労働省が次のように示しています。

「民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担う。また、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施」

上記の定義を見ると、ハローワークは大きく3つのサービスを提供していることが分かります。

  • 職業紹介・求職者支援
  • 雇用保険に関わる手続き
  • 雇用対策

なかでも「職業紹介・求職者支援」はハローワークのメインのサービスとも言え、多くの人が利用しています。「雇用保険に関わる手続き」も含め、具体的なサービスについては後ほど紹介しますので参考にしてみてください。

利用可能時間

ハローワークの利用可能時間は、基本的には平日の8:30~17:15です。ただし場所によっては平日の夜間、または土曜日でも利用できます。おハローワークでは、手続きや混雑状況などの関係から9:00~17:00の来所を推奨しています。

場所

ハローワークは、日本に544か所存在します(令和3年3月時点)。47都道府県すべてに置かれ、たとえば東京では新宿や渋谷、池袋など、主要駅の近くにも置かれています。

詳しくは全国ハローワークの所在案内で確認ができいます。

ハローワークの種類

ハローワークには、次のように様々な種類があります。

  • 一般的なハローワーク
  • 新卒応援ハローワーク
  • わかものハローワーク
  • マザーズハローワーク・マザーズコーナー
  • ふるさとハローワーク
  • 就職氷河期世代専門窓口

一般的なハローワーク

一般的なハローワークでは、前述のとおり「職業紹介・求職者支援」「雇用保険」「雇用対策」の3つの柱でサポートを実施しています。なかでも就職困難者や、人手不足に頭を抱える中小零細企業の支援が主な役割です。

新卒応援ハローワーク

新卒応援ハローワーク とは、高専・専修学校などの学生や大学生、卒業後就職していない若者に対し、就職の相談や面接指導などをおこなう場所です。

具体的なサポート内容は、次のとおりです。

  • 担当者を決めての個別支援(定期的な求人情報の提供、就職活動の進め方の相談、エントリーシートや履歴書などの作成相談、面接指導など)
  • 職業適性検査や求職活動に役立つ各種ガイダンス・セミナーなどの実施
  • 在職者向け相談窓口、就職後の職場定着のための支援

新卒応援ハローワークは全国にあります。サービス対象者の人は窓口が居住地の近くにあるかどうか調べてみてはいかがでしょうか。

わかものハローワーク

わかものハローワークとは、正社員就職を目指すフリーターを対象に就業サポートをおこなう場所です。全国に28か所置かれています(令和3年3月時点)。

具体的なサポート内容は、次のとおりです。

  • 初回利用時のプレ相談の実施、担当者制によるマンツーマンでの個別支援
  • 正社員就職に向けたセミナー、グループワーク等の実施
  • 就職後の定着支援の実施

わかものハローワークの所在地・連絡先はコチラ で確認ができます。

マザーズハローワーク・マザーズコーナー

マザーズハローワーク・マザーズコーナー は、子育て中の女性・男性の就業サポートをおこなう場所です。

なお、子供を連れての来所がしやすいように、おもちゃや絵本が用意されたキッズコーナー、チャイルドシートを置けるゆったりした相談スペースも確保されています。

具体的なサポート内容は、次のとおりです。

  • 担当者制による就職支援
  • 子育てと両立しやすい仕事の紹介
  • 就職に役立つセミナーの開催
  • 保育所などの子育て支援に関する情報の提供

全国のマザーズハローワーク・マザーズコーナーの所在地はコチラで確認ができます。

ふるさとハローワーク

ふるさとハローワークは、主にハローワークが置かれていない市町村の住民を対象に職業相談・職業紹介などをおこなう場所です。全国に138か所置かれています(令和3年3月時点)。

就職氷河期世代専門窓口

ハローワークとは特徴が若干異なりますが、厚生労働省では「就職氷河期世代専門窓口」と呼ばれるサポート機関も全国に設置しています。就職氷河期世代とは1993年から2005年のいわゆる就職氷河期と言われる不況時に就職活動に差し掛かった年代の通称です。

「ハローワーク」という名称はつかないものの、そのサポート内容は一般的なハローワークと大きな違いはなく、主に就職氷河期世代の求職者を次のような面でサポートしています。

  • 専門担当者で構成されるチームでの個別支援
  • 公的職業訓練の紹介
  • 生活設計やキャリアに関する相談支援
  • 応募書類の作成支援、面接指導の実施
  • 就職後の職場定着支援の実施

就職氷河期世代専門窓口の一覧はコチラで確認ができます。

ハローワークとは~提供するサービスを知ろう~

ハローワークとは~提供するサービスを知ろう~

ハローワークでは次のようなサービスを提供しています。

  • 職業紹介
  • 求職者支援
  • 職業訓練
  • 雇用保険
  • 雇用対策

ひとつひとつ見ていきましょう。

職業紹介

ハローワークを利用すると、希望する条件や勤務地、仕事内容などをもとに職業の紹介を無料で受けられます。

ハローワークは企業も無料で利用できるため、その求人には採用に資金をかけられない中小零細企業も多く並びます。地元密着型の企業の求人も多いので、地元就職を考える人は特に多くの求人に出会える可能性が高いでしょう。

一方で各ハローワークでは、全国のハローワークで受け付けた膨大な数の求人を確認することも可能です。たとえば北海道のハローワークを利用しながら沖縄の求人も見ることができるなど、親元に帰って働きたい人や、地方への移住を考えている人など、現在住んでいる地域に関わらず求人の紹介が受けられる点も特徴です。

求職者支援

ハローワークでは、求職者支援もおこなっています。具体的には、専門のスタッフが就職や転職の悩みに乗る「職業相談」、就職面接会などの「セミナー開催」をメインのサービスとして実施しています。

なお、担当者は面接の練習や履歴書の添削などもおこなってくれる心強い存在です。解雇やパワハラをはじめとする労働問題の相談にも乗ってくれるため、仕事をする上で不安なことがあればまずは相談してみると良いでしょう。

職業訓練

ハローワークでは、「ハロートレーニング」と呼ばれる職業訓練も実施しています。基本的には無料で利用でき、金属加工や自動車整備、介護職やWebクリエイターなどで求められるスキルを一から学ぶことができます。

なお、雇用保険受給の有無によって受けられるトレーニングが変わるので注意しましょう。主に、次の区分けがされています。

  • 雇用保険受給者:公共職業訓練
  • 雇用保険を受給できない人:求職者支援訓練

対象者や対象期間、受けられる訓練はそれぞれ異なります。詳しくは、お近くのハローワークで確認してみてください。

雇用保険

ハローワークは、「雇用保険」に関する窓口として次のような手続きもおこなっています。

  • 失業等給付の受給手続き
  • 育児休業給付の受給手続き
  • 雇用保険の資格変更などに関わる手続き

そのほか、介護休業などを選択した人に対する金銭支援、スキルアップを目指す会社員の金銭補助をする「職業訓練給付」など、働き続ける意思を持った人をあらゆる面でサポートしています。

雇用対策

ハローワークは、求職者だけでなく、事業主に対しても次のような助成金の受給手続きもおこなっています。

  • 雇用調整助成金
  • キャリアアップ助成金
  • 特定求職者雇用開発助成金
  • トライアル雇用助成金

また、求人への応募を集めるためのアドバイスもハローワークの役割のひとつです。さらには「人材確保対策コーナー」を全国に設置し、医療・福祉、建設、警備、運輸など、人手不足が深刻な職種を中心に、その仕事の魅力を求職者に発信するサポートも展開しています。

ハローワークとは~取り組みと実績~

ハローワークの取り組みと実績

ハローワークは、働く意思を持った多くの人をサポートしています。その取り組みは日本の雇用を根底から支えているとも言われ、事実、次のような点で多くの実績を残しています。

  • 職業紹介実績
  • 若年者への就職支援
  • 子育て女性等の就職支援
  • 高齢者の就職支援

ひとつひとつ見ていきましょう。

職業紹介実績

令和元年度時点で、ハローワークを利用して就職を決めた人の数は200万人以上にのぼります(※)。そして年間460万人近くが利用し、新規求人数は約1,000万件を数えるなど、まさに「日本の雇用を大きく支えている存在」ということが伺い知れます。

※雇用期間の定めのない人も含む

若年者への就職支援

若年者の就職支援実績も顕著です。令和元年時点での求人開拓数は約18.5万件、就職決定者数は約18.4万人に及びます。

さらにフリーターの正社員就職者数は約20.4万人と、多くの若者がハローワークを利用し、そのサポートがフリーターの就職に着実に結びついていることも見て取れます。

子育て女性等の就職支援

子育て女性等の就職支援に関しても、一定の成果を残しています。

たとえば、母子家庭の母親の就職件数は約6.2万人、マザーズハローワーク事業を利用した女性(男性)の就職件数は約6.5万人となっています(令和元年度時点)。

高齢者の就職支援

高齢者の就職支援においても、ハローワークが果たしている役割は小さくありません。その手厚い支援の結果として、60歳以上の就職件数は約24.6万人にのぼります(令和元年度時点)。

またハローワークでは、主に65歳以上の高年齢求職者の再就職支援を目的に、「生涯現役支援窓口」と呼ばれるサポート機関を全国の主要なハローワークに設置しています。こうした取り組みが実を結び、12万人以上の65歳以上の求職者が再就職を実現しています(令和元年度時点)。

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