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ハローワークの職業相談の基礎知識!利用者の声やポイントも紹介!

ハローワークの職業相談の基礎知識!利用者の声やポイントも紹介!

ハローワークで、職業相談ができることをご存じの方も多いことでしょう。けれど、「何が相談できるか」「どのように相談できるか」まで詳しく知っている方は、少ないのではないでしょうか?また「失業保険の申請のために、職業相談を利用したい」という方もいるでしょう。

この記事では、ハローワークでできる職業相談の基礎知識や、失業保険の求職活動実績にするためのポイントを解説しています。

これから職業相談の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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記事のPoint
  • ハローワークの職業相談とは「求職者の相談受付や対応をする」場
  • ハローワークでの職業相談は「求職活動をした実績」になる
  • 職業相談以外にも、就職エージェントなど民間企業の講習・セミナー参加も「求職活動をした実績」になる
  • ハローワークに職業相談をする際のポイントや注意点もチェックしよう

ハローワークの職業相談とは

ハローワークの職業相談とは

ハローワークへ職業相談に行く前に、まずはハローワークの職業相談とはどのようなものなのかについて知りましょう。

ハローワークの職業相談とは

ハローワークでは、求職者を対象とした職業相談を実施しています。職業相談とは「仕事を探している人・就職を希望する人の相談受付や対応をする」場です。 ハローワークで職業相談をすることは「求職活動をした実績」となります。

職業相談を受けるためには直接ハローワークの窓口へ行き、職業相談をしたいと申し出る必要があります。職業相談に関しては電話での事前予約などはできないため、注意しましょう。タイミングによっては待ち時間が長くなることもあるため、時間に余裕のある日に、午前中など早めに出向くのがおすすめです。

職業相談でできること

ハローワークの職業相談でできることの例としては、主に以下があります。

  • 気になる求人に関する質問
  • セミナーや説明会などの案内
  • 求職活動の方法に関する質問・指導
  • 仕事探しに関する相談
  • 応募書類や面接の添削・指導
  • 紹介状の発行

注意点としては「職業相談という場が、仕事探しのすべてを網羅しているわけではない」という点です。場合によっては質問に対して求めている回答を得られないこともあるかもしれませんが「こんなことを聞いてもいいのかな」と遠慮する必要はありません。目的に応じて、上手に活用しましょう。

ハローワークの職業相談で実績作りをしたい!

「求職活動の実績」とは、失業保険を受け取るために必要な「就職活動を行った証明」のことです。失業保険を受け取るには「失業認定日までに求職活動をした実績を2件作る」必要があります。この実績は、ハローワークが認める求職活動を行った際、「雇用保険受給資格者証」という書類に押してもらうハンコで証明されます。

そもそも、失業保険は、下記を目的とした雇用保険の給付制度です。

  • 失業者の再就職を支援する
  • 失業中の生活を一定期間補償する

失業保険は「労働の意思、またはその能力を有しているのにもかかわらず就業できない状態にある人」を対象としています。そのため、「求職活動を行ったという実績」を示さなければ受給できないしくみになっているのです。

失業手当の受給期間は原則として1年間で、4週間ごとに認定日があります。毎月の認定日までに、求職活動をしている証明のハンコが2つ必要です。つまり、指定された求職活動の条件をクリアしなければ、失業手当を受けることができなくなります。

職業相談は失業保険の実績になる?

「ハローワークで職業相談をする」ことは実績にカウントされます。

職業相談とは、求職活動における相談の受付や対応のことです。求職活動実績に認められる職業相談の内容には、以下のような内容があります。

  • 1.求職活動全般に関する相談
  • 2.応募書類の添削や面接の指導
  • 3.就職に関するセミナーや講習会の案内
  • 4.職業訓練の相談
  • 5.紹介状の発行

上記の他にも、新着の求人の中で自分が希望する職種の求人を探してもらったり、応募を希望する企業の福利厚生などについて尋ねたりすることも職業相談に含まれます。職業相談が終了したら、その場で担当者が「雇用保険受給資格者証」にハンコを押します。

「ハローワークでの職業相談」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。

ハローワークの求職活動でハンコをもらう方法。求職活動実績は職業相談のみでOK

実績作りのために職業相談をすると怒られる?

「正直、失業給付金を受け取りたいから、実績作りのためだけに職業相談を利用している。それだと、相談員から怒られるのかな?」と不安に感じる人もいるようです。

結論から言えば、それだけをもって怒られるといったことはないでしょう。ただ、ハローワークの職員から見れば、その人が真剣に求職活動をしているかどうかは一目瞭然で分かります。そのため、実際に求人へ応募するなどの活動をなかなか行っていない場合は、厳しいことを言われる可能性もあります。

ハローワークの職業相談以外に実績作りになること

求職活動の実績としてカウントされるのは、以下の7つの活動です。

  • 1.雇用保険受給説明会(初回説明会)に参加する
  • 2.ハローワークで職業相談をする
  • 3.ハローワークのセミナーや講習会に参加する
  • 4.民間企業や公的機関が行う講習やセミナーに参加する
  • 5.民間企業や公的機関が行う転職フェアや合同説明会に参加する
  • 6.再就職に必要な国家試験や検定を受験する
  • 7.求人に応募する

「1.雇用保険説明会」はハローワークに求職の申し込みを行ってから第1回の失業認定日までの期間に開催されます。通常、求職の申し込みから2~3週間後に設定され、出席すると1回分の求職活動実績として認められます。雇用保険説明会に出席しなければ失業保険を受け取ることができませんので、ほとんどの人が雇用保険説明会で1回分の求職活動実績を作ることになります。

また、「3.ハローワークのセミナーや講習会に参加する」以外に、「4.民間企業や公的機関が行う講習やセミナーに参加する」や「5.民間企業や公的機関が行う転職フェアや合同説明会に参加する」ことも実績として認められます。

もちろん、私たちジェイックが開催するセミナーも求職活動の実績になりますので、ぜひご活用ください。

「求職活動の実績」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。

ハローワークでの実績作りとは?実績作りを簡単に行う裏ワザも紹介

ハローワークの職業相談の基礎知識

ハローワークの職業相談の基礎知識

ハローワークの職業相談が「仕事探しをしていること」の証明となり、失業保険をもらうための方法のひとつでもあるということが理解できたでしょうか。

ハローワークへ職業相談をしたことがない場合、どうすればよいのか不安な方もいるでしょう。ここでは、ハローワークへ職業相談に行く際の事前準備や当日の流れ、質問内容などについてご紹介します。

ハローワークの職業相談の流れ

ハローワークに職業相談へ行く際の流れについて、知っておきましょう。

職業相談の流れ1:所轄のハローワークへ行く

まず確認しておかなければいけないのは、自分の住んでいる自治体の所轄のハローワークの所在地です。職業相談のみであれば所轄以外のハローワークでも対応してもらえますが、雇用保険の受給手続きや職業訓練は、所轄のハローワークでなければ手続きができません。職業相談だけという場合でも所轄のハローワークを利用した方が、スムーズに対応してもらいやすいでしょう。

自分の住んでいる地域のハローワークは所在地をもとに検索できますし、ハローワークのインターネットサイトを利用すれば、誰でも簡単に登録されている求人票を確認することが可能となっています。事前にインターネットサイトで気になる求人票を確認・印刷などしてから所轄のハローワークに足を運ぶと、よりスムーズに職業相談が利用できます。

職業相談の流れ2:職業相談をする

はじめてハローワークを利用する人は受付で登録を行い、求職申込書に記入します。その後、ハローワークカードと呼ばれる個別に発行されるカードを受け取ります。ハローワークカードは全国のハローワークで利用することができるものです。その後は受付で番号札を受け取り、自分の順番が来るまで待機します。

順番が来たら相談窓口に向かい、担当職員とマンツーマンで職業相談を行います。終わったら職業相談を受けた実績として、必要書類に捺印をもらって終了です。

職業相談の流れ3:求人票を見る

待ち時間の間や職業相談を終えた後に、ハローワークにあるパソコンで求職票を閲覧することもできます。ハローワーク内のパソコンで自由に閲覧できるだけではなく、求人票を印刷して持ち帰ることも可能です。

職業相談の前の待ち時間に気になる求人票を見つけたのであれば、印刷して持参し、相談するのも有効です。ただし気になる求人票がなければ、無理に持っていこうとする必要はありません。

ハローワークに職業相談をする際に必要な持ち物や準備

ハローワークに職業相談をする際の持ち物事前にしておくべき準備について、それぞれご紹介します。

職業相談の持ち物

職業相談の際に持参する持ち物としては、以下があります。不安な場合、職業相談へ行く前にハローワークへ問い合わせておくことをおすすめします。

  • 雇用保険受給資格者証(必ず)
  • ハローワークの求人票(気になる求人があれば)
  • 自分の経歴や職歴を示す資料(あれば)

絶対に必要になるのが、雇用保険受給資格者証です。これがないと職業相談(求職活動)をしてもそのことを書類に残すことができないため、忘れずに用意しましょう。

ハローワークで気になる求人があるのであれば、求人票を印刷しておき、質問することもできます。詳細な相談をしたい場合は、履歴書や職務経歴書など、相談員にあなたの経歴や職歴がわかるような書類があるとスムーズです。

職業相談の準備

準備としてやっておくとよいのが、自分の経歴をまとめておくことです。経歴をまとめる場合に最適な書類として履歴書や職務経歴書などがありますが、用意する際には自分がどのような仕事内容を経験してきたのか具体的に書き出してまとめます。

自分がどのような仕事を希望しているのか、性格や強み・弱みについても、ある程度自分で振り返ってまとめておくとよいでしょう。

具体的に、自分の経歴や今後希望する内容をまとめることで自分の中でも整理ができ、希望の仕事や条件を伝えやすくなります。自分に向いている職業や希望の仕事に対して何が足りないのかなど、相談した内容に適したアドバイスを期待しやすくなるでしょう。

ハローワークへ行く前に基本的な知識を知りたいという方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

ハローワークへ初めて行く人!服装/持ち物/利用の流れを徹底解説

ハローワークの職業相談が不安?利用者の声

ハローワークで職業相談をすることを不安に感じる、という人はいませんか?この章では、実際に職業相談を利用した人の感想をご紹介します。

職業相談が不安?怖い?

職業相談をすることに不安を感じたり、「怖い」とまで思ってしまう人もいるようです。具体的には、下記のようなことを不安に感じるようです。

求職活動の実績のためだけに相談していると思われるのでは?

実際に多くの人が「実績目当て」で職業相談をしていることを相談員の方たちもわかっています。これについては、過度に気にする必要はないようです。

職業相談のなかで怒られることもある?

ハローワークの職業相談で、いきなり怒られるようなことはありません。

ただ、あなたが答えにくいと感じる質問や、耳の痛い助言をされる可能性はあります。例えば、フリーターやニートの人には「なぜ正社員就職しなかったのか?」「学校を卒業後してから何をしていたのか?」というような質問がされることはあるでしょう。人によっては、こういう質問を怖いと感じるかもしれません。

けれど、職員は正社員でなかった期間を責めているのではなく、あなたのことをよく理解して就職をサポートするためにヒアリングを行っているのです。また、正社員でない期間に行ったことは、会社の面接でも聞かれる可能性のある質問です。応募先の面接ではじめて聞かれて答えに詰まるよりも、まずは相談員にありのままを伝えて、「企業面接で、どのように伝えたら良いか」をアドバイスしてもらいましょう。

また、相談員に履歴書などの応募書類をチェックしてもらうと、「この部分がわかりにくい」「もっと丁寧に書いて」と言われることもあります。これも怒られているのではなく、書類選考の通過に必要なアドバイスをしてくれているのです。むしろチャンスととらえて、具体的な修正方法や、書類作成のポイントなどをさらに聞いてみるのがおすすめです。

職業相談で、何を聞いたらいいのか分かりません

職業相談では、求職に関することなら何でも相談できます。「何を聞いたらいいのかも分からない」という人は、自分の適性や強みが分からないことが多いようです。それをそのまま相談員に伝えて、「自分にはどんな仕事に向いているか」を相談してみると良いでしょう。

どんな仕事が紹介されるの?自分に合わない会社だったらどうしよう…

ハローワークの職業相談で、どんな仕事を紹介されるのかを不安視する人もいます。

ハローワークに集まる求人は、どちらかというと地域密着型の求人です。求人掲載が無料であるため、地元の中小企業が多く求人を出す傾向があります。地元や自宅近くで働きたい人にとっては、希望通りの求人に出会える可能性が高いと言えるでしょう。

「職業相談がためになった」という声

「職業相談が役に立った」という声もあります。いくつかご紹介しましょう。

職業相談では、私の考えを自分の言葉で話せるようになるまでゆっくりと話を聞き、私のことを深く理解してくださったので、とても心強くあきらめずに最後まで頑張ることができました。自分の中でも曖昧だった就職活動の軸を、私の言葉を引き出して言語化できるように話を聞いてまとめてくださったおかげで、自分の中で明確な目標とやり遂げるための芯を持つことができました。

ハローワークを利用して自己PRやガクチカを全て添削してもらい、一緒に考え、直していただきました。また、面接対策もしていただき、私が今何が出来ていないのか明確にすることができました。

私は面接に苦手意識を持っていましたが、何度も練習することで自信を持って本番に臨むことができました!また、相談のときにはどんな話でも親身になって聞いてくださり、不安の多い時期の心の支えになっていました。

引用:厚生労働省/ハローワーク ご利用者の声

厚生労働省/【完成版】ハローワーク利用者の声をお届けします

職業相談へのマイナスの声

職業相談については、マイナス評価をする口コミもあります。相談員によっては、求職者への対応に差があるようです。

ハローワークの職業相談で書類の書き方アドバイスを受けたのですが、私の文章が変だった事と、相談担当者の要求している質問がよく理解できなかった事でイラついたようで、ひどい事を言われました。

引用:Yahho!JAPAN知恵袋

職業相談に頼りすぎないようにしよう

ここまで、ハローワークの職業相談を受けた人たちの声をご紹介してきましたが、賛否それぞれの意見があるようです。

ハローワークのサービス内容自体はどの管轄でも大差は無いかも知れませんが、相談員はひとりひとり異なる人格の持ち主であり、相談対応の質にも個人差はあるでしょう。もちろん、一定の必要知識を習得した上で相談業務にあたっているはずですが、人と人とのコミュニケーションにおいては「相性の善し悪し」も少なからず影響します。

とはいえ、ハローワークの職業相談は無料で受けられるサービスです。失業給付金の受給に必要な実績にもなりますので、有効に活用すると良いでしょう。ただし、相談員さんの対応の質や相性に疑問を感じたら、次回は他の相談員に対応してもらう等の工夫をしてみましょう。

また、就職エージェントなど民間企業による支援サービスも同時並行することをおすすめします。どちらも利用することで応募先の幅を拡げたり、複数の相談員やコンサルタントからのアドバイスを受けられるからです。いくつかの相談先を持つ、公共と民間のサービスどちらも活用する。そうすることで、メリットの最大化を図るのが得策と言えます。

ハローワークの職業相談のポイント

ハローワークの職業相談のポイント

ハローワークの職業相談の流れや疑問点は解消できたでしょうか。次に、ハローワークに職業相談をする際のポイントをご紹介します。

時間帯やタイミングに注意する

職業相談は予約制ですが、時間帯や曜日によっては混雑していることも少なくありません。

受付が開始される時間帯や昼頃であれば比較的混雑が少ないとされているので、できる限り時間に余裕を持っておくだけではなく人の少ない時間帯を選ぶことも大切です。

雇用保険の認定日やハローワークのイベントがある日などは混雑しやすいため、職業相談だけを利用したい場合はそのようなタイミングを避けたほうがスムーズです。

勧められた求人に応募しなくてもOK

職業相談で担当職員に勧められた求人に、必ず応じなければいけないという決まりはありません。担当職員が勧める求人の中には、自分が希望していない職種や労働条件のものも少なくありません。そのような場合に断ったとしても責められることはもちろんないですし、そもそもハローワークに相談したからといって、ハローワークを使って求人に応募しなければならない決まりはありません。

その場で断りにくい場合には「検討する」と伝えても問題ないので、無理のない対応をしましょう。

相談窓口ではわからない情報もある

ハローワークで取り扱う求人であっても、企業それぞれの詳細は、ハローワークの相談窓口だけではわからないことがほとんどです。

そのため基本的には、質問をしてもハローワークでわかることには限度があったり、ハローワークから企業に問い合わせをして返答までに時間を要したり、自分で調べる必要が出てきたりする点を認識しておくことも大切です。

ハローワークでの職業相談のコツ

ハローワークでの職業相談のコツ

ハローワークで職業相談をする際のポイントや注意点をご紹介しました。職業相談をより実りある時間にするために、職業相談を利用して聞いてみるとよい点について、3つの観点からご紹介します。

コツ1:求人(業界・職業)について

たとえば同じような仕事に何度も転職して失敗している場合など、業界選択や職業選択を考え直してみたいとき、そもそも前職やいまの仕事が自分に合っているかわからないときは、遠慮せずに相談してみるのもよいでしょう。

アドバイスを受けることによって、今まで見てこなかった業界や職種に興味を持つきっかけになるかもしれません。具体的な業界ややりたい仕事が見つかっている場合は、くわしい企業情報を聞くこともできます。

なかなか思うような求人が見つからないときに相談を持ち掛けてみるのも、ハローワークを賢く利用するコツです。

コツ2:自己分析について

自分のことというのは十分に知っているようでも、実際には客観的に見えていないこともあります。

自己分析の相談のほか、たとえば自分の強みになる部分、就職でアピールできる部分はどこかを聞いてみるのもよいでしょう。第三者のアドバイスを聞くと、自分でアピールできると思っていた部分よりも、むしろほかの部分をアピールした方がよいことに気づくこともあります。

ハローワークの相談員の年代や経歴はさまざまです。そのため、相談することでかえって自分のことを知る機会になるかもしれません。

コツ3:応募書類について

履歴書や職務経歴書といった応募書類は、就活本などに書かれているお手本に沿って書いてみるのもよいですが、重視したい部分やアピールポイントは、応募する業界や職業によって違うはずです。

また、履歴書はフォーマットがあるので書きやすいですが、職務経歴書は「これが絶対」という書き方がないため、履歴書よりも書き方に工夫が必要です。

ハローワークでは、初心者~転職者といった経験に限らず、応募書類の指導をしてもらうことが可能です。どこが間違っているか、情報が不足しているか分かるので、応募前の確認として活用するのもおすすめです。

ハローワークの職業相談をすぐ終わらせるには?

「ハローワークで職業相談をして求職活動実績にはしたいけれど、正直に言って早めに切り上げたい」という場合もあるのではないでしょうか?

実績を目当てにしている人に限らず、「必要以上には時間を掛けたくない」「職業相談を効率よくスムーズに進めたい」という人は多いと思います。

ここでは、そのためのポイントを3つ、ご紹介します。

事前に相談内容をまとめておく

あらかじめ、相談する内容や質問事項をメモなどで簡単にまとめておきましょう。

何の準備もしないままに相談の場に行くと、どんな風に相談したら良いか分からずに時間を要してしまったり、その場の雰囲気に流されて本来は望んでいない求人への応募手続きが進んでしまうようなケースも想定されます。

あなたが相談する内容や話の進め方のイニシアチブを取れるよう、事前に準備をしておきましょう。

質問を具体的にする

相談の場では「質問は、具体的にする」ことを心掛けてください。具体的なことを質問すれば、それに対する回答が明確に返ってきます。

たとえば、以下の項目に関する質問が効果的です。

  • 求人票に記載されている内容について
  • 特定の求人への応募者数(倍率)や、離職率などのデータ
  • 自分の適性について
  • 就職活動の方法
  • 面接対策

上記のなかでも、もっとも早く相談を終わらせることができるのは「求人への応募者数について質問すること」だと言われています。求人への応募者数を尋ねると、相談員はデータベースにアクセスして現在の応募者数を教えてくれます。応募者数はその求人の倍率(受かりやすさ)を知るためのデータですので、質問事項として不自然なものではありません。それを尋ねた上で「求人票を家に持ち帰って、応募を検討してみます」と相談を切り上げることも可能です。ただ、その質問だけでは気が引けるかも知れないので、次の章にある「質問内容の具体例」も参考にしてみてください。

自分で調べておく

調べれば誰でもわかる情報(会社概要や沿革など)は自分で調べることで、職業相談にかかる時間を短縮できます。自分で調べればわかることまで相談員に質問し、その場で調べてもらっていては時間が掛かってしまいます。早めに職業相談を済ませたい人は心掛けておくと良いでしょう。

相談内容の具体例

相談内容の具体例

ハローワークでの職業相談で「実際に何を相談すればよいのかわからない」という場合は、以下を参考にしてみましょう。

基本給や手当について

ハローワークにある多くの求人票には、書かれている賃金の範囲が広すぎたり、賞与の表示が明確でないものが多い傾向があります。そのため基本給や手当の計算の方法について質問をすることで、具体的な賃金の計算や賞与に関する計算をすることが可能です。

労働環境について

残業や休日出勤などの労働環境について知りたい場合も、質問してみましょう。窓口ではわからないケースもありますが、企業に問い合わせるなどの対応をしてもらえることもあります。ただし、応募する気のない求人について細かく聞くのは控えましょう。

履歴書や職務経歴書の書き方について

履歴書や職務経歴書のような、書類の書き方に関する質問やアドバイスをもらうこともできます。職業相談のなかで教えてもらう以外にも、ハローワークが実施している書類添削のセミナーやサービスなどを紹介してもらえる可能性もあるでしょう。

まとめ

ハローワークの職業相談は、失業保険をもらうための方法として利用する人もいれば、仕事探しの選択肢として利用する人もいます。

ハローワークで就職(転職)活動をすることが悪いというわけではありませんが、自分に合った仕事や、採用や人材育成に力を入れている企業を見つけたいのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。自己分析や書類・面接対策、入社後のサポートまで支援が手厚いため、満足いく仕事探しがしやすくなります。

ジェイックでは、求職者の方の就職/転職支援を実施しています。20代のフリーターやニートなど社会人経験が浅い方、大学中退者の方などの支援にも力を入れているため、ぜひご相談ください。

「ハローワークの職業相談」によくある質問

ハローワークの職業相談で実績作りは可能?

職業相談のみで、失業保険を受給するための実績作りは可能になります。

ハローワークで職業相談をするのは不安な場合

ハローワーク以外でも職業相談をすることが可能なので他に相談をするのも選択の一つとしてあります。私たちジェイックでは、オンラインで「就職相談」をしているので、家でも職業相談が可能になっています。一度、相談をしてみたいと思われた人は就職相談を予約してみましょう。

ハローワーク以外で仕事を探す方法とは?

ハローワーク以外にも就職/転職エージェントを活用することもできます。私たちジェイックでは、正社員経験がない人、もしくは経験が浅い人向けに、就職するために必要な履歴書・面接対策や自己分析を無料で行うことができる研修を設けています。一人で就職活動が不安な人は一度相談をしてみてください。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター