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薬学部の就職活動の特徴は?内定をもらうために何をする?

薬学部の就職活動の特徴は?内定をもらうために何をする?

薬学部の卒業生には薬剤師国家試験の受験資格があり、薬剤師としてはもちろん、専門的な知識を活かした研究職や営業職など様々な分野での活躍が可能です。この記事では薬学部生の就職活動の特徴や就職先、内定をもらうには何をすべきであるかなどについて解説します。

薬学部の就職活動の特徴

薬学部の就職活動の特徴薬学部の就職活動の特徴

薬学部の就職活動の特徴の一つに高い就職率があげられます。薬学部の就職率は非常に高く、90パーセント以上を誇ります。一般的に就職率は大学によって異なるものですが、薬科大学においてはほとんどの大学が90%以上、95%以上という高い数字を叩き出しています。薬学部の就職率が高い理由は、薬剤師の資格を取得する学生がほとんどで、資格を活かした仕事の選択肢が多いことがあげられます。

薬学部は6年制であり、就職活動は通常4年生の後半から5年生の前半にかけて行い、薬剤師の資格や薬学知識が活かせる仕事を選ぶ人が多いようです。就活を始めるベストな時期としては、4年生のOBT、OSCEが終わる頃合いが良いでしょう。

薬学部の就職先

薬学部の就職先

薬学部卒業生の主な就職先をまとめました。

薬学部の就職先1.調剤薬局

薬学部の学生の主な就職先としては、調剤薬局があります。調剤薬局では薬剤師として働き、処方箋にそって調剤する業務のほか、薬の飲み方の指導や薬歴管理なども行います。調剤薬局は規模や種類の異なる様々な薬局があるため、それぞれ忙しさや担う業務の負担も異なります。病院に近いロケーションにある調剤薬局はお客さんが多いため忙しく、小規模の調剤薬局だと薬剤師の数も少なく仕事量が多くなる傾向があります。

また、調剤薬局は求人が多く自分に合った就職先を選びやすいのが特徴です。調剤薬局の多くは土日・祝日が休みのところが多いうえ、営業時間も短いので仕事とプライベートを両立させやすい職場環境となります。調剤薬局の薬剤師の給料は、平均よりも高めです。

薬学部の就職先2.ドラッグストア

ドラッグストアも薬剤師の資格を持つ人を募集しており、薬学部の学生の主な就職先となっています。ドラッグストアは調剤薬局が併設されていない限り、調剤がメインの仕事になることはありません。お客さんが市販薬を選ぶ手伝いをしたり、飲み方を説明したりと健康相談や健康管理のサポートが主な業務となります。また、ドラッグストアは薬だけではなく多彩な商品を扱っています。お客さんの症状や体調に合わせてサプリメントや健康食品を提案したり、日用品や化粧品、雑貨などの特徴や使い方を説明したりと、幅広い商品知識が求められます。

そのほか、お店によっては在庫管理や品出し、レジ打ちなど、業務が多岐にわたります。土日・祝日も営業しているお店がほとんどで、営業時間も10時から22時頃までが一般的です。サービス業としての業務が多い職場なので、薬剤師としての業務を行いたい場合は調剤薬局を併設しているドラッグストアを選ぶのが賢明でしょう。

薬学部の就職先3.病院

病院は、薬剤師の資格を存分に活かして目の前の患者のために働ける就職先として人気があります。業務内容は薬の調合のほか、注射や点滴の調整などを行います。調合した薬が患者さんにどのように役立っているか目にすることができたり、薬の知識を手に入れられたりなど、薬剤師としてやりがいを感じられる職場です。また、薬剤師としての知識だけではなく、適切な薬を調剤するために医師や看護師とのコミュニケーション能力も求められます。仕事内容は充実しているものの、病院によっては夜勤があったり仕事量が多かったりすることもあります。病院での序列においては医師よりも下になってしまいますが、安定性が高く良好な職場環境です。

薬学部の就職先4.製薬会社

製薬会社は、薬学部の学生の多くが最も憧れる就職先です。製薬会社での職種は色々ありますが、新薬の研究をする研究職や新薬の薬効を確認する開発職に人気が集中しています。競争率が高い職種であるため、志望したからといって必ず就けるとは限らない狭き門となっています。また、MRと呼ばれる医薬品営業は、薬剤師の資格がなくても就くことができる業種です。病院を回り医師に薬の説明をするのが仕事ですが、プライベート返上で医師への接待をすることも多く、気難しい医師相手に高いコミュニケーション能力も求められます。研究職や開発職のように、薬学の知識があれば良いというわけではありません。

製薬会社が就職先として人気が高いのは、薬剤師としての知識を活かした仕事ができるだけでなく給料が高いのも一因です。福利厚生も充実しており、長期休暇を取りやすい職場環境でもあります。

薬学部の就職先5.化粧品会社

化粧品会社は、女性には欠かせない化粧品の開発など、薬剤師の資格を活かせる就職先として人気です。化粧品の効果を高めるだけでなく安定性を保つために研究・開発を重ねたり、製品の薬事申請や広告における薬事チェックなど、薬剤師が活躍できる分野がたくさんあります。お客さんの要望を叶えるトレンドを押さえた商品を作りたいなど、サービス精神や探求心あふれる人に向いている職場です。また、研究・開発職だけでなく、営業やマーケティング部門で働くことも可能です。

化粧品会社で働くメリットとしては、大企業が多く福利厚生がしっかりしていることがあげられます。女性が活躍する職場でもあるため、育児休暇が取りやすいなど結婚・出産を経ても働きやすい職場環境が整っています。土日・祝日も休みで、長期休暇が取りやすかったり、フレックスタイムを導入していたりと、仕事とプライベートを両立させやすい職場です。ただし、一般公開されている求人が少ないため競争率は高めです。

薬学部の就職先6.CRA

CRAは臨床開発モニターとも呼ばれており、治験が計画書通りにきちんと行われているかチェックする仕事です。治験の契約から手続きまでの作業や、治験中のモニタリングなど、医薬品を市場に出す前の重要な業務を担っています。企業からの臨床試験を受託するCROと呼ばれる機関が主な就職先となり、そこからさまざまな企業に派遣されてCRAとして活躍します。治験中には医師や看護師とのコミュニケーションのための医療知識が求められるほか、データ収集・管理能力も必要です。CRAになるには薬剤師の資格は必要ありませんが、薬理学や薬剤学の知識があるほうが有利です。

CRAの給料は入社して5年目ぐらいまでは一般的な薬剤師と同程度の給料ですが、ディレクター職など役職がつくと年収が大幅にアップするのが特徴です。基本的に土日・祝日は休みの職場ですが、治験は全国各地で行われるためCRAは出張が多くなります。

薬学部の就職先7.CRC

CRCとは治験コーディネーターのことで、治験の際に製薬会社と患者さんの懸け橋となる存在です。特別な資格が必要な仕事ではありませんが、薬剤師など医療系の資格を保有していると有利な職種であるため薬学部の就職先としても人気です。主な業務としては、治験内容を被験者に説明したり、被験者の精神負担を軽くするために相談にのったりするほか、治験の検査器の管理や治験後の報告書の作成などがあげられます。患者さんと直接的に接触できるうえ、担当した治験によって市場に出た薬が役立っているのを実感できるなどやりがいの大きい仕事でもあります。

CRCの給料は製薬会社よりは低くなりますが、他業種を含む平均的な給料の相場よりも高く昇給率が高いのが特徴です。土日・祝日は休みなのでプライベートとのメリハリはつけやすいですが、CRAと同様に出張が多い職種です。

薬学部生が就職活動で内定をもらうためにやるべきこと

薬学部生が就職活動で内定をもらうためにやるべきこと

薬学部生が就職活動に成功するためにやるべきことをまとめました。

やるべきこと1.業界研究

内定をもらうためには、業界研究も必要となります。業界を研究するとどのような人材が求められているのかもわかり、面接でも説得力のある受け答えができるようになります。少なくとも、先に紹介した薬学部の主な就職先は徹底的にリサーチしましょう。業務内容や職種を理解すると、自分の得意なことや興味のあることと直結させやすいので志望動機にリアリティがプラスされます。

また、はたらきやすさの検討も業界研究の大事なファクターです。理想の働き方ができる就職先は、就活へのモチベーションを高めてくれます。有給休暇の取得率が高い、残業が少ない、フレックスタイムを導入しているなど、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるかどうか調べましょう。また、福利厚生の充実度などを比較することも大切です。

やるべきこと2.インターンシップに参加する

薬学部生には実務実習があるので、インターンシップに参加する必要があるのかと考える人もいるでしょう。しかし、インターンシップは業界や会社を理解するためのチャンスでもあるため、ぜひとも参加しておきたいイベントです。

企業、学生双方にメリットがあるインターンシップ制度

インターンシップは企業側はやる気のある学生に目をつけ、良い人材を獲得するチャンスとなります。学生側にとっては自分の働きたい企業であるか見極めるチャンスであり、実際に働き始めてから理想と違う職場だったと後悔することもありません。また、インターンシップの体験に基づき、自己分析をすることもできます。他の大学からの薬学部生と交流できるので、情報を交換したりお互いに刺激し合ったりできます。

インターンシップと実務実習のスケジュールがかぶったら実務実習を優先

インターンシップは有益なイベントですが、実務実習とかぶった場合は実習を優先するのがベターです。単位を落としてしまっては意味がないので、まずは実務実習をひと段落させてからインターンシップに参加するのが最良の選択肢となるでしょう。ただし、学生生活課や企業側に相談してみるのも一つの手です。インターンシップは数多く開催されているほか、1日だけのインターンシップもあります。スケジュールを調整して参加できるものを見つけると良いでしょう。

やるべきこと3.合同企業説明会に参加する

就活中に参加しておきたいのが合同説明会です。イベントに参加している企業を多角的に比較できるので、自分の希望する企業を見つけやすいでしょう。ただし、まずは自己分析や業界研究を行い、自分の興味を明確化してから参加するのが賢明です。

合同説明会に参加するメリット

合同企業説明会に参加する一番のメリットは、実際に働いている社員の声が聞けることです。現場の声を聞くことで、どのような企業であるのかを深く理解できます。それぞれの企業の採用担当者と直接話をし、どのような人材が求められているのか、どのような社風であるのかなどの判断材料にできるでしょう。

合同企業説明会の参加方法

合同企業説明会は就活サイトなどで募集されているので、行きたいイベントを選び予約をします。主要都市のイベント会場で行われることが多く、所要時間は4時間から5時間ほどです。

やるべきこと4.店舗見学会への参加、OB・OG訪問

合同企業説明会などで興味のある企業を見つけたら、店舗見学会への参加やOB・OG訪問を通してより深い情報を得るのも良いでしょう。

店舗見学会やOB・OG訪問をする一番のメリットは、実際に自分で企業の雰囲気を確かめられることです。直接見ることで職場の雰囲気を感じられ、自分に合っている、合っていないの判断材料になるでしょう。自分が働いているイメージが持て、モチベーションの向上にもつながります。OBやOGとよりパーソナルに話すことができるので、踏み込んだ質問がしやすいのも有益です。なぜ入社したのか、入社前と入社後ではどのようなギャップを感じたかなど、本当に知りたい情報を聞き出すことができます。また、話すことで社員の人柄を知ることができ、企業選びの指標にすることができます。

薬学部の就職先の選択肢は豊富!しっかり準備して自分に合う仕事を見つけよう

薬学部の就職先の選択肢は豊富!焦らずしっかり準備して自分に合った仕事を見つけよう

薬学部の学生の就職率は高く、就職先の選択肢はたくさんあります。そのため、自分に合った就職先を選びやすい恵まれた状況下にあるといえるでしょう。自分に合った就職先を選ぶためには、しっかり自己分析をして自分のやりたいことを明確にするとともに、就活イベントにも積極的に参加し、業界への理解を深めることが大切になります。

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