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心理学部卒の就職の現状は?主な就職先や就活のポイントを解説

心理学部卒の就職の現状は?主な就職先や就活のポイントを解説

心理学部の卒業生にはどのような就職先があるでしょうか。心理学は、人の心の動きを科学的に考察し、実社会に貢献することを目指す学問であり、文系学部・学科の中でとても人気がありますが、資格職以外の進路を具体的にイメージできる人は多くないかもしれません。この記事では心理学部の主な就職先や就活時のポイントなどを紹介していきます。

心理学部は就職に有利?不利?

心理学部は就職に有利?不利?

心理学部は就職において有利だとか不利だとか様々な意見があります。この章では有利とされる理由と不利だとされる理由をそれぞれ紹介します。

心理学部が就職に有利とされる理由

心理学は人間の心の動きについて理解を深める学問です。心理学の強みはその「普遍性」にもあると言えます。世の中には様々な職種がありますが、そこに従事するのは結局のところ人間であり、人間の心の理解なくして仕事は成り立たないのです。心理学の知識を備えた人材は、業種・職種を問わず様々な企業で活躍できる可能性があります。例えば商品のマーケティングやコーチングといった仕事には開発に関わる知識とともに、他者の心の動き・集団心理・消費者行動といった心理学の知識が大いに役立ちます。

心理学部が就職に不利とされる理由

心理学で学ぶ人間への理解や普遍性は就活において大きなアドバンテージとなりますが、一方で心理学には就活で不利に働くポイントもあるようです

専攻分野が専門的故の苦労

心理学は法学部・経済学部・経営学部といった実学系の文系学部に比べるとビジネス知識に触れる機会が少なくなりがちです。グループディス カッ ションや面接といった場面ではビジネスやお 金の動きに関するテーマが多いため、心理学部の学生は意識してニュースや新聞、書籍などでビジネスについての知識を仕入れておく必要があります。

心理学部は潰しが利かない?

心理学部は文系学部の中で大学院への進学率が高い事で知られています。しかし現代のビジネスシーンにおいては文系の大学院出身者は企業からの需要がそこまで高くないというのも事実です。学業を優先して大学院に進学した場合、人によってはその後の就職活動で苦戦を強いられるケースが多いので、「なんとなく」の大学院進学はおすすめできません。

心理学部に人気の業界・職種

心理学部に人気の業界・職種

心理学部の卒業生に人気の業界や職種を紹介します。

心理系専門職

心理学を専攻した学生であれば、やはり心理学を活かした専門職に就職したいという人は多いでしょう。ひとくちに心理系専門職と言っても「臨床 心理 士」「 精神 科医」「 産業カウンセラー」「スクール カウ ンセラー」「精神保健福祉士」などその種類は多 岐に及 びます。すべてがそうではありませんが、心理系専門職には高度な知識が要求されるため資格を取得したり大学院への進学が必要となるケースも多いです。#様々な心理系専門職への道のり例えば心理系で人気職のひとつである臨床 心理 士になるためには、協会が 指定 した大学院に進学して 博士課程を修了 する必要があります。企業や行政の従業 員が抱える 悩みを解 決する 産業カウ ンセラーになるためには、心理カウ ンセリ ングの知識と併せて労働基準法や雇用に関する知識も覚える事が求められるのです。また、産業カウ ンセラーは 日本産業カウンセラー 協会が 認定 している資格 を取得する必要もあるので覚えておきましょう。精神科医は医学部で6年間学んだ後に医師免許を取得して 初めて仕事に就く事が可能 となり、精神保健福祉士は国家試験を取得する必要があります。

教育業界

心理学部の就職先として人気がある業界としては、まず教育 業界が挙げられます。心理学には 教育 心理という分野があり、この分野を専攻しておくと「学習においてどのような工夫をすれば勉強しやすいか」といったノウハウを身につけられるのです。心理学の視点から他者にアドバイスを行える仕事として教育 業界は人気が高く、企業に対して心理学を専攻した人材としての価値を提供する事が出来ます。具体的な職種としては小学校・中学 校・学 習塾 といった教育 機関や、幼稚園 ・保育園 といった 幼児教育に関わる施設 などが心理学の知識を実務に活かせるとして人気です。また、心理学の知識は障がいを持った人の就労移行支援 やメンタルカウ ンセリ ングにも大いに役立ちます。心理学を通じ て困っている人の力になりたいという学生にとっても、教育 業界は活躍の場であると言って良いでしょう。

人材業界

他者の気持ちを積極 的に学 び応用したいというスタンスの学生にとっては人材業界への就職がおすすめです。「相手がどのような心理で行動しどのような願望を 抱いているのか」を理解するスキルを心理学で培っておくと、人材紹介会社のキ ャリ アカウ ンセラーとして必要な能力 が身につきます。人材紹介会社のエージ ェントは就職・転職希望者に対してヒアリングを行いますが、この時に心理学で学んだ知識が役に立つのです。心理学における人間観察の手法を応用する事で、利用者に適した企業の仮説を立てやすくなります。

心理学を活かせる人材業界の仕事としてはもうひとつ、人事コンサルタントという職種が挙げられます。人事コンサルタントは企業が抱える人事の問題について解決策 を提 案する事が主な仕事ですが、人間同士 の問 題解決には心理学からの知見が有用に働くケースが多いのです。

営業職

心理学の知識は企業の業績を大きく左右 する営業職においても強い武器になります。心理学の知識によって相手の気持ちが理解出来るようになると、それに対して自分がどのように振舞 えばよいのかが分かるようになります。顧客 の深 層心理を 読み取りながら商 談を進めていけば、ニーズに合った商品を提案しやすくなるのです。ヒアリングやクロ ージングといった営業職にとって重要なスキルも、心理学で得た知識で補強する事が出来ます。営業職は一見すると心理学とは遠い位置 にあるように思われがちですが、このように知識やスキルを存分に発揮出来る職種です。また、営業職は一般的な商社にとって重要な役割を担うため、多くの企業で設置 されている定番 の部 署と言えます。万が一心理学を専門的に扱う職種に就職出来なかったとしても、企業の選択肢 が多い営業職という就職先を視野に入れれば可能性を広げる事が出来るのです。

人事職

人事職は企業の将来を 担う従業 員の採用試験 や、在 籍している従業員の研修 ・異動・ 管理などの業務を担うポジションです。例えば採用活動の際には自社が必要とする人材を構築してそれにマッチした 応募 者を 採用する事になりますが、この理想の人材像の構築には心理学で得た知識が大いに役立ちます。研修 内容を練り上げる場面では、対象となる 各従業 員の年代 ・職種・性 格などを考慮して適切な企画立案を行う事が求められるでしょう。ここでも心理学による心理考察が強みとして活きてくるのです。企業における労務トラブルは「上司 と部 下」「 同僚同士」など様々な人間関係のもつれが原因 となっている場合が多いです。人間同士 の気持ちがぶつかって起きる問 題となれば、心理学の知識が活きてくるのは自明と言えるでしょう。こうした労務トラブルの解決は人事が担当 するケースも多く、企業の健全 な労働 環境保全において重要な役割を担っているのです。

マーケティング職

ビジネスシーンでは市場の動向を正確 に掴む事が 売り上げを大きく左右すると言われています。この市場の動 向を察知した上で自 社の商品・サービス開発にフィードバック を行い、製品が 売れるための仕組みを 整えていくのがマーケティング職です。実はこのマーケティングと心理学は消費者心理という観点から 密接 な関係があるため、心理学の知識を持った人材がマーケティング職として重宝されるケースは珍しくありません。マーケティングでは膨大な データを用いた客観 的な 判断 に加えて、消費者の心理をどのように動かすかが重要なポイントになります。商品に対する興味 関心のスイッチを データから見出して、心理学の観点から実際の購買 行動に繋げるためのプロセ スを考 案するのです。実際の現場ではパッ ケージや広告 のデザ イン、キャッ チコ ピーや商品説明 の文 章を考える際に心理学の知識が役立てられる事が多いでしょう。

心理学部の学生が就職活動を有利に進めるためにできること

心理学部の学生が就職活動を有利に進めるためにできること

心理学部の学生が就職活動を有利に進めるためにできることはいくつもあります。時間のある大学1,2年の内から準備できるとよりgoodです。

資格に挑戦する

心理学部の強みを活かした就職先は多岐にわたるためあれこれ迷っている間に就活の準備が 遅れてしまうかもしれません。こうした事態を回避 するためには就活が始まる前に「自分はどんな仕事がしたいのか」というキャリ アプランを明確 にしておき、それに向けて必要となる資格の学習を進めておく事が大切です。早めに動き出す事がポイントであり、一般企業への就職を視野に入れる場 合は日商簿記 や宅建 などのビジネス系資格 を取得しておくと見識を広げられます。こうした自発的で視野の広い学生は企業からの好感度も高いため、どのような考え方で資格取得に踏み切ったのか、自分は何が得意なのかをしっかり話せるようにしておくと内定に一歩近づけるでしょう。

インターンシップに参加する

大学でビジネス知識に触れる機会が少ない心理学部の学生が効率 的に就活準備を 進めるには、インターンシップがおすすめです。例えばコールセンターのスタッフ や飛び込み営業など、一般的なビジネス職のインターンを利用すると現場で必要となるビジネスマナーやスキルを学ぶ事が出来ます。インターンシップを体 験すると自分が社会人として働くイメージがわくため、志望動機が具体的になります。インターンシップでは「何に取り組むか」が就活戦略 的に重要なポイントとなるので、独断 でインターン先を決めずに専門家や経 験者の意見を仰ぐ のが良いでしょう。また、興味のある職種や企業のインターン募集を見逃さないためには、日ごろから企業のホームページなどをこまめにチェックすることも大切です。

強みを明確化する

企業は単純 にスキルの高い人材ではなく「自分の知識やスキルがどのように企業に貢献出来るか」を理解している人材を求めています。実際の現場では自分の 力や強みの活かし方を理解している人材が活躍するものなのです。企業から興味 を持ってもらうためには、心理学を学ぶ中なかで得た知識や経験、物事のとらえ方をどのようにして仕事に活かすつもりであるのかを ア ピール出来るように整理しておきましょう。

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