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中卒の平均年収と初任給を紹介【中卒で高収入を得る方法も解説】

中卒の平均年収と初任給を紹介【中卒で高収入を得る方法も解説】
中卒FV

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)

中卒年収を知りたいと思っていませんか?

この記事では、中卒の平均年収と初任給、高卒や大卒との違い、中卒で高収入を得る方法を解説しています。記事を参考に、どうやって稼ぐか作戦を立てましょう!

中卒の平均年収と初任給

中卒の平均年収と初任給

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を元に、学歴別で20代の平均年収と初任給を出してみました。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」を元に、学歴別で20代の平均年収と初任給を出してみました。

※1:賃金構造基本統計調査の初任給データは高卒以上しかないため、中卒の正確な平均初任給は不明です。

結論、20代のうちは大きな差はないことがわかります。

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査

20代のうちは危機感が少ない

正直、20代のうちは中卒・高卒・大卒に大きな差がないので、あまり気になりません。むしろ、早く社会に出ている中卒の方が、優越感を覚えることもあるでしょう。

大きな差がない理由は、業務内容が似ているからです。20代のうちは簡単な仕事から始めるので、年収に大きな差がありません。

しかし、30代以降になると年収が開いてきます。

次に、30代以降の年収の違いを見ていきましょう。

高卒や大卒との違い(学歴別の違い)

中卒と、高卒・大卒の年収の差が大きくなるのは30代以降です。

賃金構造基本統計調査を元に、30代・40代・50代の学歴別の平均年収を計算すると下記のようになります。

高卒や大卒との違い(学歴別の違い)

30代以降は、年収の差が開いていくのがわかりますね。

大卒の年収が上がる理由

結論、大卒は年齢と共に、規模の大きい仕事を任せられるからです。

例えば、企業の商品開発などですね。大卒が商品開発をして、中卒の人が工場で商品を造るという関係性になります。

「収入=経済効果」なので、商品開発をした大卒の方が大きな経済効果を生んでますよね。

そのため、大卒の方が年収が高くなります。

中卒の人が大企業に就職できない理由

厳しい言い方ですが、信用がないからです。

大卒は「勉強で成果を出してきた」という信用があります。「勉強で成果を出してきた=仕事でも成果を出せそう」という信用があるので、有利なんです。

中卒でも仕事ができる人はいますが、企業の採用担当者と知り合いでもない限り、能力はわかりません。

大企業は応募者が殺到するので、採用担当者の負担を減らすために学歴で足切りしています。

中卒で高収入を得る方法

中卒で高収入を得る方法は、下記の2つです。

  • 高卒資格を取る
  • 起業する

中卒のまま大企業に転職して、年収を上げるのは難しいです。別の方法で高収入を目指しましょう。

詳しく解説していきます。

高卒資格を取る

高卒資格を取得すると、高卒以上を募集している起業に就職できます。

学歴だけが問題なら、学歴を上げればいいのです。

高卒資格と高卒認定の違い

高卒資格と似たもので「高卒認定」がありますが、意味が違います。

  • 高卒資格:高校を卒業した人の資格
  • 高卒認定:高卒と同等の学力がある証明

つまり、高卒認定をとっても、最終学歴は「中卒のまま」です。

応募する企業の募集条件が「高卒以上」となっていれば、高卒認定があっても応募できません。

違いをわからず高卒認定を取ると、就職・転職に無意味なことがあるので注意してください。

高卒認定は進学に使う資格

高卒認定の主な目的は、進学です。

高卒でなくても、高卒認定を取っていれば、「専門学校」「短大」「大学」に進学することができます。

つまり、高卒認定とは就職用の資格ではなく、あくまでも進学するための資格であることを覚えておきましょう。

高卒資格を取るには定時制高校か通信制高校

仕事をしながら高卒資格を取得するには、以下のような方法があります。

  • 定時制高校
  • 通信制高校

定時制高校は通学しないといけませんが、通信制高校の通学は限定的です。

仕事と掛け持ちするなら、通信制高校の方が良いでしょう。

無意味に高卒資格を取るのは時間とお金の無駄

特に意味もなく高卒資格を取る必要はありません。仕事自体は中卒でもできるからです。

どうしても入社したい会社や、やってみたい仕事があって、そのために高卒資格が必要なら取得しましょう。

「とりあえず高卒資格もとっておくか」だと、モチベーションが続かない人もいます。

起業する

起業は学歴が一切関係ないので、中卒でも稼げます。

ただし、起業にはリスクがあるので注意しましょう。

起業するべきタイミングや条件

一般的に、起業には資金が必要です。

例えば、以下のような起業パターンにおいては、お金が必要になります。

  • お店を開く
  • 会社を立ち上げる
  • 商品を作る

なので、起業するタイミングは「お金が貯まったら」が一般的です。

起業するビジネスの内容にもよりますが、最低でも300万円くらいはないと危険です。

不安な場合は一度就職して社会人経験を積む

起業が不安なら、まずは就職して社会人経験を積みましょう。

社会人経験を積むことには以下のようなメリットがあります。

  • ビジネスの基礎が身につく
  • 起業資金を貯められる

就職する仕事によっては、起業に活かせる人脈を作れることもあります。

例えば、営業職は人にたくさん会う仕事なので、人脈が広がります。

起業に関係する仕事に就職する

起業するつもりなら、起業内容に関係する仕事に就職しましょう。

例えば、下記のようなイメージです。

  • IT系で起業したい⇒IT企業に就職
  • 営業代行で起業したい⇒営業に就職
  • 飲食店を開きたい⇒飲食に就職

起業内容と関係ない仕事に就職すると、スキルが身につかないので不効率です。

サラリーマンをしながら副業で始めるのが無難

さらに起業のリスクを下げるなら、サラリーマンをしながら副業でビジネスを開始しましょう。

サラリーマンの給料があるので、副業に失敗しても生活できるからです。

副業の収入がサラリーマンの給料を超えたら、本格的に起業するのでも遅くありません。

リスクを最大限に下げるなら、副業から始めましょう。

副業から始められるビジネス=リスクが低い証拠

副業でできるビジネスは、本業にしてもリスクが低いです。お金も時間も、あまりかからないからです。

例えば、飲食店をやろうとしたら副業では難しいですよね。銀行からお金も借りて、人も雇って、けっこうリスクが高いです。

反対に、プログラミングで副業をする場合、必要なのはパソコンだけ。すでにパソコンを持っていればお金もかかりませんし、家で仕事ができます。

元手がかからないので、リスクはゼロですよね。

副業で始めやすいビジネスは、リスクが低いのでおすすめです。

結論、中卒の人も稼げます

結論、中卒の人でも稼ぐことはできます。終身雇用が崩壊し、スキルが重視される時代になったからです。

一昔前のように、勤める企業によって人生が決まる時代は終わりました。大卒の人でも、クビになる時代です。

頼れるのは、スキルしかありません。

学ぶべきは稼げるスキル

スキルを身につけるといっても、稼げるスキルじゃないと無意味です。

ダメな例は、資格をとりまくること。資格をとっても、稼げるとか限らないからです。

時代の流れに合わせて、稼げるスキルを身につけるのが、中卒でも稼ぐコツです。

稼げるスキルは営業かIT

結論、稼げるスキルは、下記の2種類です。

  • 営業
  • IT

営業は売ったら売った分だけ収入になるから、ITは今後も伸びていく業界だからです。

営業やITはスキル重視の業界なので、会社によっては学歴不問です。

稼げるスキルを身につければ、大卒より稼げますよ。

営業とITは中卒でも就職しやすい

前述のとおり、営業とITはスキル重視なので、中卒でも就職できる会社があります。

稼ぎたいなら、学歴不問の営業かITの会社に応募しましょう。

そして、スキルを身につけましょう。終身雇用崩壊で人生が狂う大卒の人がいる中、あなたはコツコツと準備すればOKです。

ウサギと亀のような現象が起きるかもしれませんよ。

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ABOUT US
高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター