就活はいつからはじめるべき?就活ルール撤廃後の流れを解説します!

就活はいつからはじめるべき?就活ルール撤廃後の流れを解説します!

ここでは日本経済団体連合会(経団連)の就活ルール撤廃に伴い変化する就活の開始時期について説明します。撤廃が決定した2021年卒の就活スケジュールや、今後完全撤廃された後の就活の変化予想についてもあわせて紹介していきたいと思います。この記事を読むことで、就活の開始時期がどのように変わっていっているのか、またどの時期から自分が就活をはじめるべきなのかを理解することができるでしょう。

就活ルールとは?

就活ルールとは?

就活ルールとは正式名称を「採用選考に関する指針」といい、2013年に日本経済団体連合会(経団連)が政府の要請を受けて、それまでの「採用選考に関する企業の倫理憲章」を見直す形でつくられたルールで、以下の5項目について決められています。

  • 公平・公正な採用の徹底
  • 正常な学校教育と学習環境の確保
  • 採用選考活動開始時期
  • 採用内定日の遵守
  • 多様な採用選考機会の提供

就職活動が学生の本分である学業に支障をきたさないようにするという目的で定められており、2018年版では企業説明会などの広報活動は「卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降」、面接などの選考活動は「卒業・修了年度の6月1日以降」とされています。

この就活ルールはあくまで経団連が経団連に加盟する企業の採用活動をルール化したものですから、ベンチャー企業などの経団連に非加盟の企業や外資系企業、一部のマスコミなどはこのルールに縛られず活動しています。また、加盟企業に関しても罰則などはないため形骸化しているのが実情です。さらに新卒一括採用を前提としたルールであり、現代の通年採用や中途採用の現状にそぐわないという見方もありました。そんな中、経団連は2018年10月9日、2021年度以降に入社する学生を対象とする「採用選考に関する指針」(就活ルール)を策定しないことを発表しました。

今後の就活にルールはある?

2018年10月に経団連の就活ルールの廃止が発表されましたが、学業への影響などを心配する大学や、経団連の内部からも一部の企業で反発がありました。そのため今後政府主導の新しいルールが策定されることになり、その間当面は現行の就活ルールが維持されることが政府によって決定されています。2019年10月の段階で2021年卒と2022年卒の就活生に対しての現行ルールの維持が決定されています。また、2023年卒の就活生に対しても、3月以降の会社説明会、6月以降の選考活動、10月以降の内定という現行のスケジュールが維持される方針です。

2020年卒の就活はいつからはじまっていたの?

では、経団連の就活ルールが適用されている2020年卒の就活のスケジュールはどのようになっていたのでしょうか?ここではこの点について説明していきます。2020年卒の就活の状況をみると、2018年(大学3年生)の6月から就活準備をスタートした人も多くいました。

まず、2018年6月(大学3年生)を目安に自己分析や業界研究・企業研究、インターンシップのエントリー・参加、OBOG訪問などの情報収集を開始します。2019年3月1日(大学3年生)より企業による採用に関する広報活動が解禁され、エントリーシートの提出もはじまります。2019年6月1日(大学4年生)からは面接などの採用選考が解禁となり、10月1日以降に正式な内定が行われます。

以上が就活ルールの下での2020年卒の就活スケジュールでした。ただし、経団連のルールが形骸化していることから前倒しで採用活動が行われていたとされる情報も多くあります。

また、先にも触れたように、経団連非加盟のベンチャー企業や外資系企業ではもっと早い時期から選考を行っている場合も多くあるというのが実情です。

就活は大学4年からのスタートでは間に合わない?

結論から言えば、現状では就活は大学4年生からはじめるのでは遅く、3年生からスタートする方が望ましいと言えるでしょう。ここではその理由について説明します。

就活では近年は売り手市場と言われています。しかし、人気企業や大手企業ではやはり競争率が高くなっています。そのため競争率の高い企業を目指す人ほど早くから就活をはじめている傾向があります。実際、大学3年の夏からサマーインターンシップに参加するという人も増えています。

また、企業側では当然、優秀な人材を他より先に確保したいと考えています。そんな中で、先ほど説明したように、経団連加盟の企業以外はそもそも就活ルールに縛られませんから、就活ルールのスケジュール以前にサマーインターンシップその他で採用選考し内定を出す企業も多くありますし、経団連加盟の企業の場合でも、サマーインターンシップ等で内々定という形で実質的には内定を出しているという様な場合もあります。

この様な状況ですから、大学4年から就活をはじめて自分の希望通りの企業から内定をもらえる人がいるとしても、それはほんの一握りの人だけということになります。近年では、このようにインターンシップなどの活動を通じて大学3年のうちに内定や内々定をもらう人も少なくありません。

実際に経団連スケジュールよりも早く内定を出していた企業数は?

次に、経団連の就活ルールが適用されていたこれまででも、実際に前倒しで内定を出していた企業について説明します。採用活動を行う企業への調査(2018年2月)によると2019年卒の就活生に対して採用を行っている企業の86.3%が、採用選の解禁される6月1日より前から選考開始を予定していたことがわかっています。さらに68.8%の企業では6月より前に内定や内々定を出す予定としていました。

また、就活生に行ったある調査では2019年卒の就活生のうち、全体の約8%は2018年3月(大学3年生)の時点すでに内定を獲得していました。これは前年同時期の調査結果より2%アップしていて、これらのことからも、企業による採用選考や内定の前倒しは年々加速していることがうかがえます。

2021年卒の就活はいつからはじまるの?

それでは、経団連の就活ルールが廃止されることになった2021年卒の就活スケジュールはどうなるのでしょうか?ここからは2021年卒の就活について説明していきます。

2021年卒の就活から経団連は就活ルールを策定しないことを決定しましたが、その後政府が2021年卒と2022年卒の就活は現行ルールを維持することを決定したと先ほど説明しました。ですから、2021年卒の就活スケジュールも実は2020年までのスケジュールと大きく変わる点は少ないということになります。

経団連加盟企業は、2019年(大学3年生)の6月からインターンシップを開始し、2020年3月1日に採用情報の解禁とエントリーシートの提出を開始、2020年6月1日(大学4年)より採用選考を解禁する、という従来と同様のスケジュールになります。経団連非加盟の企業などは2019年(大学3年生)の11月頃から選考活動をはじめることもあるというのも従来通りとなります。

また、すでに経団連の就活ルールは形骸化されていたことはお話ししましたが、政府主導の新ルールに関しても従来と同様に罰則はありません。そのため今後も順守される見込みが少ないと考えられています。したがって今後も就活スケジュールが前倒しされたり、解禁前に水面下で内々定が出されるなど、企業による優秀な学生の囲い込みが行なわれる可能性は大いにあるといえます。

【時期別!】2021年卒の就活生がするべきこと

ここからは21卒の学生を例に、「3年の春」「3年の夏」「3年の冬」「4年の春」のそれぞれにすべきことを紹介していきます。

もしかしたら、これを読んでいる方の中には既に終わってしまった時期もあるかもしれません。しかし、まだあまり準備が整っていないのであれば、過去にすべきだっとことをさかのぼってみて、足りていない部分を確認してみましょう。

なお、これは21卒に限らず、しばらくは適用出来る内容ですので、22卒やそれ以降の方も是非参考にしてみてください。

2021年卒の就活生が【3年の春】にするべきこと

それでは次に、2021年卒の就活生が【3年の春】にすべきことについて説明していきます。まず、自分の将来性をイメージしながらどのような職種を希望するのかどんな仕事がしたいのかといったことを考えてください。そのために自己分析を行い、これまでの自分とこれからの自分についてよく考えていく必要があります。

同時に2021年卒向けの就職ガイダンスや就活イベントも始まる時期ですから、それらに積極的に参加し情報を集めることも大切です。またインターンシップに参加するのもいいでしょう。早期にインターンシップに参加することができれば、その業界の特徴を知ることができるだけでなく、将来自分がどんな業界に進みたいか、といったことついて考えるきっかけにもなります。

2021年卒の就活生が【3年の夏】にするべきこと

続いて、2021年卒の就活性が【3年の夏】にすべきことについて説明していきます。この時期も引き続き自己分析を行い、さらに突き詰めて考えていきましょう。また、企業に自分をアピールするためには、自分で自分を理解するだけで終わらず、それを他人に説明し、理解してもらえるようにならなければいけません。ですから自己分析の結果をどう表現するかということを考えておくことも重要です。この時期には夏休みを利用したサマーインターンシップを多くの企業が開催していますので、これに参加してみましょう。インターンシップでの経験を通してその企業や業界についてより深く知ることができますし、自分に合っているかといったことを知ることもできます。また、そのような企業研究などにとどまらず、ベンチャー企業や外資系企業などではサマーインターンシップが採用選考に繋がるということも珍しくありません。

2021年卒の就活生が【3年の冬】にするべきこと

次に、2021年卒の就活生が【3年の冬】にすべきことについて説明していきます。就活生の中には、この時点でまだ希望職種が決まっていないという人もいるでしょうが、こういった場合には広く浅く様々な業界を研究するということも大切です。それまでに持っているイメージだけで決めつけて一部の業界を妄信したり、反対にある業界だけをよく知らないまま避けたりするのはもったいないことです。悔いのない就活を行うためにも、視野を広く持ち実際に調べてみることで、可能性を広げることも大切です。

そして希望の職種や企業が決まってくれば、より深く研究を行っていきます。その際に企業研究を深めていく中で、OB・OG訪問を行って先輩の話を聞くという方法もあります。さらにこれまでの自己分析を踏まえて、企業に提出するエントリーシートの準備を始めます。同時に採用選考の面接やディスカッションの対策も始めていくことになります。また、この時期には冬季インターンシップが開催されますので参加するのも選択肢の一つです。

2021年卒の就活生が【4年の春】にするべきこと

最後に2021年卒の就活生が【4年の春】にするべきことを説明します。従来の就活ルールに従えば大学3年の3月1日に各企業の広報活動が解禁されます。具体的には、企業の説明会や合同説明会などが開かれることになりますから、これに参加していくことになります。この時期は一斉に企業説明会が開催されますので、計画的にエントリーを行う可能性の高い企業説明会に参加していくことが重要となります。

そして、これまで準備してきたエントリーシートを完成させ、採用選考を受ける企業へのエントリーを行います。この時、企業によってはまず「プレエントリー」というものをさせる場合があります。この「プレエントリー」というのは就活生が興味のある企業に連絡先などの個人情報を登録することで、これによって企業説明会や、面接などの採用選考に関する情報を得ることができるようになります。これは言わば資料請求の様なもので、採用選考に申し込む「エントリー」(本エントリー)とは違いますので、「プレエントリー」をしたからと安心せず「本エントリー」を忘れないように注意してください。そしていよいよ6月1日からは採用選考が解禁され面接等が始まります。これに関しても企業によっては早くから始まっている場合もありますので注意してください。

【予想】これからの就活はどう変わる?

ここまでは従来の就活ルールの維持が決定されている2021年卒の就活についてお話してきました。ではこの先、完全に就活ルールが撤廃された後、就活はどのように変わっていくのでしょうか?ここではこの点について説明したいと思います。

この先、就活ルールが撤廃されることで、学生も企業も就活するタイミングを自由に設定できるようになっていくことが想定されます。現在でもベンチャー企業などでは大学1・2年のうちに内定を出して長期インターンシップとして学生の内から働いてもらう、というような形をとっている企業もあり、他の日系企業でも同様の手法をとるようになる可能性もあります。これまで外資系企業やベンチャー企業などで行われてきた、サマーインターンシップを通して内定を出すという方法が日経企業でも増えることが予想されます。一方外資系企業では新たに大学2年生に向けたインターンシップが増えると予想され、ベンチャー企業では通年採用がさらに増えると共に、学年不問で長期インターンシップの募集を行うようになっていくのではないかと予想されます。

就活をはじめるタイミングは早期化していくことが予想される

余裕をもって企業研究や自己分析を進めていくためにも就活は大学3年の春頃からはじめる必要があります。2022年卒の就活生までは形式的には従来の就活ルールが適用されることになっています。一方ベンチャー企業や外資系企業による通年採用や早期選考などが加速していくことが予想されます。この先、就活ルールが完全に撤廃されれば、それに伴ってますます就活をはじめるタイミングは早期化していくだろうとも予想されています。

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