就活解禁!-企業エントリー/面接/内定まで就職活動の方法と対策を解説-

就活解禁!-企業エントリー/面接/内定まで就職活動の方法と対策を解説-

就活が解禁になり焦り始めている就活生もいるかと思います。新型コロナウイルスの影響もあり企業の動きも不明瞭です。この記事では、就活生向けに、企業へのエントリー、面接、内定までの活動方法を解説します。何から始めればいいのかわからない就活生は参考にしてみてください。

就活は解禁されている?

就活は解禁されている?

就活の解禁が結局いつからなのか疑問に思っている就活生も多いのではないでしょうか。経団連が撤廃を発表していますが、企業がどのように動いてくるのかわからない就活生は以下の記事を参考にして就活を動いていきましょう。

就活解禁の時期はいつ?

まず、2020年卒業者を対象とした新卒採用までは、就活解禁が3年生の3月からと決められていました。具体的には3月から企業説明会が解禁され、6月から選考が始まるというスケジュールです。就活解禁の時期を3年生の3月と定めたのは経団連であり、これは就活ルールと呼ばれます。就活ルールは新卒学生の就職活動において、就活の解禁日や内定日などを定めたもので、経団連に所属している企業は基本的にこのルールに従う必要があります。就活ルールの歴史は古く、1950年代から類似した規定が存在しており、ルールの内容も何度か変更されています。そして「3月から企業説明会、6月から選考」というルールに決まったのは2013年からです。

大学生の就活に大きな影響を与える就活ルールですが、2021年卒業者を対象とする新卒採用からは就活解禁日についてのルールが撤廃されることになっています。つまり、就活ルール撤廃後は多くの企業がそれぞれ独自のスケジュールで採用活動をおこなう可能性があるのです。

ルール撤廃後の就活解禁の時期は?

就活ルール撤廃後の就活解禁の時期はいつになるのでしょうか。結論から言うと、ルール撤廃後もこれまでのルール(3年生3月から企業説明会、4年生6月から選考)に合わせるかたちで採用活動が進められる可能性が高いです。なぜなら、いきなり各企業が独自のタイミングで就活解禁をおこなうと、混乱が生じる恐れがあるからです。また、時間的余裕が無いという背景もあります。就活ルール撤廃という決定が下されたのは2018年10月ですが、2021年卒の大学生の就職活動はインターンシップや企業研究などの準備も含めれば2019年からスタートします。1年未満で新しい就職活動のルールを作り、施行するのは難しいでしょう。

一方で、ルール撤廃前から独自のスケジュールで採用活動をおこなっている企業も存在します。就活ルールは企業が破っても罰則はありませんし、経団連に所属していない企業はそもそも就活解禁時期のルールを守る必要がないからです。このような元々就活ルールに縛られていない企業はより早い時期からエントリーを受け付ける可能性があります。学生側も早い段階で就職したい企業の目星をつけ、就活解禁の時期を把握したほうが良いでしょう。

ルール撤廃後の就活スケジュールはどうなる?

就活ルール撤廃後の就活スケジュールはどうなるのでしょうか。既に説明したようにルール撤廃後もこれまでのルールに沿って採用活動が進められる可能性が高いため、基本的には3月頃から正式に採用情報が公表されたり、企業説明会が開催されたりします。つまり2021卒の学生の場合、2020年3月頃から採用情報の公開・エントリーシートの受付が始まり、2020年6月頃に面接や筆記試験といった選考が開始され、内々定も出始めるというスケジュールになります。推薦応募の受付は、5~7月頃におこなわれる可能性が高いです。また、採用が始まる前年(2021卒なら2019年)の7~9月に夏のインターンシップ、10月以降に秋冬のインターンシップがおこなわれます。

就活ルールに基づくスケジュールはあくまで目安であり、全ての企業が前述のスケジュールに沿って採用活動を行う訳ではありません。ルール撤廃の影響もあり、採用活動が早期化傾向にあるため、採用が始まる前年の10月頃から採用情報を公表したり、選考を開始したりする企業も出てくると予想されます。

就活解禁前に準備しておくべきこと

就活解禁前に準備しておくべきこと

就活解禁日を過ぎると説明会参加や面接・適性検査などでスケジュールが埋まり、一気に忙しくなります。企業研究や面接・適性検査対策などを行う時間を確保しづらくなるため、時間に余裕のある時期に準備をしておいたほうが安心です。例えば、就活解禁日を3年の3月と想定した場合、企業研究などの就活準備は2月までに済ませておくのがおすすめです。大学3年に進級してすぐに就活の準備を始めれば、多少の余裕を持って就活解禁日を迎えられるでしょう。ここれは就活解禁前にできる準備について紹介します。

準備1.就活サイトへの登録

就職活動を効率的に進めるためには、就活サイトへの登録も重要なアクションのひとつです。就活サイトには数多くの求人情報や企業情報が掲載されているため、効率的な情報収集が可能です。ただし、1つの就活サイトで全ての求人情報や企業情報を網羅できる訳ではないので、複数のサイトを活用したほうがより多くの求人情報に巡り合える可能性が高まります。就活サイトにはさまざまなタイプがあります。それぞれ異なる長所があるのでどのタイプの就活サイトが自分に合うのか、あらかじめチェックしておくと良いでしょう。就活サイトへの登録を早い段階で済ませておけば、就活が本格化してから焦る必要がありません。

”総合型”新卒求人サイト

業界の種類や学生の種類を選ばずない新卒求人サイトを”総合型”とよびます。「リクナビ」「マイナビ」に代表される大手人材会社が運営する総合型の新卒求人サイトには、圧倒的な量の企業/求人情報が掲載されており、最も多くの学生が登録しているサイトといえるでしょう。就活の第一歩はまずここに登録することから、という人も多いはずです。

エージェント型サイト

エージェント型は、専任のエージェントが学生の長所・適性を見極めた上で企業側とのマッチングを進めてくれるサービスです。就活エージェントと前述した「求人サイト」の一番の違いは「担当者がつくかつかないか」です。求人サイトの場合、就職活動を自分のペースで進められる反面、求人情報検索から応募まですべて自分ひとりで行わなければなりません。一方就活エージェントを使った場合ですが、面談の上、担当者が適職探し~応募~面接日程の調整~応募書類の添削など自分一人では心細いことをすべて行ってくれるという点が大きなメリットといえます。

スカウト(逆求人)型サイト

少子高齢化が進んだことや、就活が年々前倒しになっていることによって中小企業を中心に若い人材を確保することが難しくなっています。そこで企業がコンセプトに合う人材を確保するための手段として広まりつつあるのが”スカウト(逆求人)”という採用方法です。スカウト(逆求人)”型サイトではプロフィールと自己PRを登録しておくと、それを見て興味を持った企業側からスカウトが届きます。このサイトを利用して求人を行う企業の多くは広く知られていない中小企業であるため、自分が知らなかった優良求人と出会えかもしれません。可能性を広げるため登録だけでも行ってみてはいかがでしょうか。

準備2.インターンシップへの参加

就活解禁の前にやっておきたいことの1つに「インターンシップへの参加」が挙げられます。インターンシップとは、学生が就職前に企業などで就業体験をすることです。インターンシップは本格的に就活が解禁される前に実施される場合が多く、夏のインターンシップ、秋冬のインターンシップなどに分かれています。また、数日から数週間程度の短期のインターンシップもあれば、1カ月以上に及ぶ長期のインターンシップもあります。

短期のインターンシップ

短期のインターンシップは就業体験よりも学生同士でのグループワークが中心で、企業研究・業界研究の一環として利用される場合が多いです。1社だけではなく複数社の短期インターンに参加することで、様々な業界・企業の特徴や社風を知り比較することができます。短期であれば無理のない範囲で複数社のインターンに参加することも検討してみましょう。

長期のインターンシップ

長期インターンとは、有給で少なくて1か月、長くて1年もの間ビジネスの現場で就業することです。実際に現場に配属され企業で就業経験を積むことができるので、より深く企業の仕事を理解できます。半年近くも会社組織の中に社会人達と会話してきた経験により、面接では必要以上に緊張せず堂々と話話せるようになっていることに気づく人も多いようです。企業の一員として就業するため求められる水準は高く、またある程度の日数・時間が拘束されるため二の足を踏む人もいるかとおもいますが、思い切って参加すれば「はたらくこと」をリアルに知る絶好の機会となるはずです。

準備3.志望業界を絞りこむ

公表されていいくつか大手就活サイトの調査によると、新卒就活によるエントリー数(企業のマイページに登録する数)はだいたい30社となっています。何百万社とある中から、自分の適職を見極め、内定の難易度を比較し、会社の待遇を調べるてわずか30社に絞り込むには時間がかかります。時間がなく有名な企業に手当たり次第にエントリーする適当就活は途中までうまくいってもどこかで頓挫することが多いです。時間があるうちに業界や職種研究に着手し、自分が納得できる志望先リストを作っておくことを強くおすすめします!

準備4.適性検査の対策をする

就活解禁からは毎日のように説明会やセミナーの予定が入り、それに加えてエントリーシートを書いたりOB・OG訪問をしたりとどんどん忙しくなる一方です。エントリーと同じタイミングでWEB適性検査を課す企業も多いため、就活解禁後に適性検査の対策をするのではもはや遅いといってもいいかもしれません。また学力を計る意味合いの大きい適性検査の対策の中心は「勉強」です。対策に時間をかければかけるほど点数を伸ばすことができるので、面接に不安がある人はなおさら早く、適性検査の対策に取り組んでいきましょう。

準備5.就活に必要なアイテムの準備

就活では、学生生活では使用しないアイテムも必要です。見た目の印象は就活においてとても重要であるため、スーツ・シャツ、革靴などを不足なく揃えておかなければなりません。

他に証明写真の準備も忘れてはいけません。必要となるアイテムを下記にまとめたので参考にしてみてください。

身だしなみ(スーツ、小物、メイクなど)

男性・・・スーツ、シャツ、ネクタイ、靴下、ベルト、革靴、腕時計、ハンカチ・ティッシュ

女性・・・スーツ、シャツ、ストッキング、パンプス、腕時計、ハンカチ・ティッシュ、メイク

スーツは買ってから体型に合わせてお直しを行うことが多いため、手元に届くまで数日の時間を要します。そのため、採用選考などの日程を確認し、早めに購入しておきましょう。革靴は2足以上用意しておくのがオススメです。就活中は長時間歩き回ることが多いので、革靴が汗などの湿気を多く吸収して傷みやすくなります。傷んだ革靴で面接に臨むのは印象が悪くなってしまいますから、ローテーションで履くようにしましょう。また、女性の場合はノーメイクでの就活は印象が悪く不利になってしまうため、必要な化粧品もそろえ、就活に適したメイクの練習もしておきましょう。

証明写真

就活では証明写真も必要になります。証明写真はスピード写真機で気軽に撮れますが、スタジオを予約して印象のよい写真に仕上げたほうが効果的です。就活解禁直前の時期は写真スタジオが予約で埋まっている可能性が高いため、早めにスタジオを予約した方が良いでしょう。

その他就活アイテム

詳しくは割愛しますが、下記にあげたアイテムも就活において必ずといっていいほど役にたつものです。就活解禁までに自分に必要なアイテムを確認しておきましょう。

印鑑、ノート、メモ帳、書きやすいペンやボールペン、資料ファイル、履歴書用封筒、折り畳み傘、地図アプリ、乗換案内アプリ、手鏡、くし、整髪料、モバイルバッテリー、衣類スチーマー…etc

就活解禁後も継続して準備したいこと

就活解禁後も継続して準備したいこと

さあ3月、就活解禁です。大学にスーツを着て現れる仲間も増え、就活一色といった雰囲気になってきます。忙しくなり、プレッシャーも感じることと思いますがやるべきことを粛々とこなしていくだけです。ここでは就活中を通して準備・対策を続けることになることについて解説します。

準備1.2020年は特に!説明会や面接の方法を確認する

新型コロナウイルス騒動は、新卒の就活にも大きな影響を及ぼしています。リクナビ、マイナビなど就活支援サービス大手は相次いで3月の合同企業説明会の中止を発表しました。多くの企業が合同説明会や面接を中止し、Webで代替する方策を打ち出しています。例年のケースを参考にできず、とまどう就活生も多いかと思いますが、情報収集を怠らず、応募漏れなどがないようにしていきましょう。

準備2.自己分析を進める、繰り返す

適職を知るため、また自分の人となりを企業に分かりやすく魅力的に伝えるためには、いわゆる「自己分析」を行って自分を知ることが必須です。自己分析さえしっかりできていれば履歴書で書くことや面接で話す言葉がブレなくスムーズに出てくるものです。自己分析は一回でできるものではないため、書類を書く中で、面接の中で後で絶えず自分の気持ちをとらえなおしブラシュアップし続ける作業が必要となります。自分と向き合うためしんどい気持ちになることも多い作業になりますが、就活中を通して行うものだと覚悟してください。

準備3.業界研究・企業研究をする

まだ学生である就活生は日本にある業界や会社のほんのわずか一部しか知っていません。就活を進める中で就活生は今まで知らないため眼中になかった数多くの業界や職種を知ることになり、志望先を変更することも多々あるでしょう。就活前から志望していた業界や職種に就く学生は全体のうちごくわずかです。(たとえば大手マスコミに憧れる就活生は何万人といますが、全体の採用数は百人単位です)自分の知らない業界・職種に視野を広げて業界・企業研究を続けることで、最終的に満足できる就職をすることにつながります。

準備4.OB・OG訪問を行う

会社を知るには、実際に働いている社員に会って話を聞くのが一番です。会社の公式コンテンツによくある「先輩社員の声」は公式ということで、いまいちリアルさに欠け、会社を知るには不十分です。そこでおすすめなのが積極的にOB・OG訪問を行うことです。守秘義務などもあるため洗いざらいすべて話してもらえるわけではありませんが、会社の良い面だけではなく、会社に対する不満や先輩が考える会社の問題点などの一部を聞くことができれば、より具体的にイメージがわき、面接で語る言葉に説得力が増すことが多いです。

準備5.面接対策

就職活動の準備として外せないのが面接対策です。なぜなら、就職活動ではどのような企業への就職を希望する場合でもほぼ必ず面接があるからです。面接では自分のことを全く知らない面接官に、自分の長所や考え方を限られた時間で伝える必要があります。更に面接の場は独特の緊張感が漂っているので、きちんと準備して臨まないと言いたいことをうまく伝えられずに終わってしまいます。つまり、面接で話す内容をしっかり準備したり、実際に話す練習をしたりしているかどうかで本番のクオリティが大きく変化するのです。では、具体的な面接対策の方法として、どのようなものがあるのでしょうか。

模擬面接

効果的な方法として、友人や家族に面接官役になってもらい模擬面接をする。親しい間柄でも、いざ「面接」となると緊張して頭が真っ白になってしまったりするものです。いろいろな質問をぶつけてもらいましょう。また模擬面接の後はフィードバックとして忌憚のない意見をもらいましょう。

動画で自撮り

自分が話している姿をスマートフォンで撮影して自分の姿を客観的に把握するなどがあります。想像以上に姿勢が悪かったり、体が揺れすぎていたり、声が小さかったり…するものです。動画を直視し、修正をかけていきましょう。

インターンシップに参加する

インターンシップ参加の前に面接を取り入れる企業も増えているので、インターンシップを通じて面接の場数を踏んでおけば、面接本番で緊張せず質問に答えられる可能性が高まるでしょう。

早め早めの準備で差をつけよう

就活解禁についてのルールが撤廃されても、「3年生の3月に就活解禁」という既存のルールに沿った採用活動となる可能性が高いです。ただし、就活解禁ルールの撤廃を機に、早めの採用活動をおこなう企業が増える可能性は十分にあります。準備を早いうちから進めておけば、早めに就活が始まっても対応しやすく、スムーズな内定獲得にも繋がります。周りの就活生と差をつけるためにも、就活解禁に向けて早めの準備を整えましょう。

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