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既卒やフリーターで就職成功のカギ!どう捉えられるかも解説!

既卒やフリータで就職成功させるために重要な事とは?捉えられ方も解説!
既卒FV

既卒フリーターで成功させるために重要な事とは、と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実は既卒やフリーターにも就職を成功させる方法があります。 なぜなら、既卒/フリーターで就職を成功させるために重要なことや第二新卒の場合のアピール方法が就職に需要な事だからです。

こちらの記事では、既卒とフリータの定義や就職成功の方法を解説しております。 こちらの記事を読むことで、既卒やフリーターの就職の進め方を知ることができ、既卒の就職活動を有利に進めることが出来ます。

既卒とフリーターの定義

既卒とフリーターの定義

まずは、既卒とフリーターの定義から確認していきましょう。似たような言葉ですが、厳密に見ていくと違いがあります。それぞれの意味について、理解を進めてみてください。

既卒の定義

既卒とは、学校を卒業後、一度も就職したことがない人のことを指します。大学卒業者だけでなく、高校や専門学校を卒業後、正社員として働いた経験がない人も既卒と呼ばれます。

卒業後、何年経過した人までを既卒と呼ぶかには明確な定義は存在しませんが、「卒業後1~3年」の人を指すことが一般的です。

フリーターの定義

フリーターとは「フリー+アルバイター(アルバイトをする人)」の略と言われています。「フリーランス」と混合されることがありますが、「フリーランス」と「フリーター」は全く別のものです。基本的には就職せず、アルバイトの収入のみで生計を立てている人のことを指します。

なお、厚生労働省はフリーターを以下のように定義しています。

  • 15~34歳
  • 男性は学校卒業者、女性は学校卒業者かつ未婚
  • 勤め先で「パート」または「アルバイト」の雇用形態で働いている
  • 完全失業者のうち、探している仕事の形態が「パート」または「アルバイト」
  • 非労働力人口のうち、希望する仕事の形態が「パート」または「アルバイト」で、家事や通学などをしていない

上記の定義を見る限り、いわゆる「パート」もフリーターに含まれることが分かります。ただし、結婚している女性がパートとして働く場合、フリーターとは呼ばれません。

また、実際に仕事を探している、探していないに関わらず「アルバイトやパートとして働く意思を持っている人」のこともフリーターと呼ぶと定義されています。

参考:厚生労働省|平成24年 雇用政策研究会 第1回資料(P.35)

既卒やフリーターでの捉えられ方

既卒やフリーターは、企業から見るとどのように捉えられているのでしょうか。

企業にもよりますが、一般的に見ると「新卒社員」よりも採用に慎重になるケースが少なくありません。理由のひとつとしては、教育に手間がかかるからです。

新卒の場合は数名~数百名が4月に一斉に入社するため、一斉に研修をスタートでき、仕事の基本やビジネスマナーなどを教えられます。

一方で既卒やフリーターは通年で中途採用するケースがほとんどなので、基本的には入社時期がバラバラです。企業からすると、それぞれの中途入社の社員に、毎回、新卒と同じだけの時間をかけて教育をする余裕はなかなかありません。時間や人員、お金といったコストがまばらに発生してしまう点が、企業にとってはデメリットに映るのです。

ただし、新卒者が少ない・またはいない企業、規模が小さい企業にとっては、むしろ中途採用での人員確保がメインとなるため、その点をデメリットと捉える企業はあまりないかもしれません。

ただし、既卒やフリーターを採用するメリットもあります。それは、柔軟な姿勢や考えを持っていることです。具体的には、既卒やフリーターは新卒と同様、特定の仕事や会社に染まっていません。また、アルバイト経験やその他の活動など、新卒にはない人生経験をしているという点が評価されることもあります。

既卒やフリーターでも年齢が若ければ、企業が大切にしている考え方や仕事の進め方にまだまだ溶け込みやすいため、そこを評価して採用したいと考える企業も少なくないのです。

既卒やフリーターで就職を成功させる大事なこと

既卒やフリーターが就職を成功させる上で大事なことは、主に次の2点です。

  • ポテンシャルをしっかり示す
  • 就職しなかった理由をポジティブに伝える

まず大切なのは、ポテンシャルを示すことです。既卒やフリーターの場合、仕事に必要なスキルや経験に乏しいことがほとんどですが、裏を返すとこれからの「伸びしろ」が大きい、とも言えます。企業としても、仕事経験がない人をあえて採用する目的は「自社で長期的に働いてくれる人材」を求めているからです。

そこで既卒やフリーターとしては、「入社後に成長していく」という意欲を見せることが欠かせません。具体的には将来のキャリアプランを伝えたり、入社後に身につけていきたい具体的なスキルを挙げてみたりと、その会社に入るのが“ゴール”ではなく、自分にとってはあくまで“スタート”といった姿勢を示してみてください。

また、企業によっては「新卒として就職しなかった理由」について質問されます。正直に答えるのがベストですが、資格取得を目指していたけど諦めた、勉学に集中し過ぎて就職活動まで手が回らなかったなどの理由の場合は、伝え方次第では「目標に向かってひたむきに頑張れる」というアピールにつながる可能性もあります。そもそも面接は「自分をアピールする場」のため、可能な限りポジティブな伝え方に変換してみると良いでしょう。

なお、新卒として会社に入ったものの、1~3年経たずに辞めたいと考えている人、いわゆる「第二新卒」の場合にもポジティブに伝えることが大切な意味を持ちます。第二新卒の転職でも、面接官から「なぜ転職したいのですか?」と質問されるケースが一般的ですが、このとき「人間関係が悪かったから」「給料が低いから」といったネガティブな理由を並べてしまうと、「イヤなことがあるとすぐに逃げ出してしまう人なのかな」と面接官に思われてしまうリスクがあります。

こうしたときは、「新しい環境で自分を成長させたい」「実力によって給料が変化するほうがモチベーションが上がるタイプと自覚している」など、意欲の強さを全面的に押し出すことがおすすめです。「今の環境から逃げたいから」といった伝え方ではなく、「違う環境でこれまで以上に活躍していきたいから」と伝えることで、面接官が抱く印象をポジティブなものにすることができるでしょう。

まとめ

既卒とフリーターの違い、そして就職成功のために意識したいポイントについてお伝えしてきました。就職活動は、ただ闇雲に対策をしても結果にはなかなか現れません。大切なのは、まずは自分がどう企業から評価されているのかを理解した上で、デメリットに映っていそうな部分があるのであれば、それを解消できるように努めてみることです。

特に既卒やフリーターの場合、教育に手間がかかる、スキルや仕事経験に乏しい、といったデメリットがあります。しかし、新卒でなくとも、長い目で見て活躍してくれそうな若年層を求める企業が多いことも事実です。しっかりと事前準備をして熱い気持ちをアピールすることで、既卒やフリーターであるデメリットを払拭できる可能性もあります。今回お伝えしたポイントを振り返りつつ、就職成功を目指しましょう。

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近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~