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職業訓練の筆記試験は難しい?対策や過去問について解説

職業訓練の筆記試験は難しい?対策や過去問について解説
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職業訓練の選考に筆記試験があると聞いて不安に感じている人もいるかもしれません。

しかし、地域にもよりますが一般的に職業訓練の筆記試験における難易度は中学校レベル程度といわれており、さほど難しい問題が出題されるわけではありません。

また、結果の合否には筆記試験だけでなく面接試験の出来映えも大きく関わってくるため、筆記試験の結果が悪くても面接試験で挽回できる可能性があります。

とはいえ、全く準備をしない状態で試験当日を迎えてしまうと、筆記試験の点数が原因で落ちてしまう可能性もゼロではありません。

この記事では、筆記試験の選考の種類など基本情報を押さえたうえで、具体的な対策や解き方までご紹介します。

職業訓練の選考試験の種類

職業訓練の選考試験の種類

各都道府県によって異なりますが、筆記試験と面接試験の2本立てでおこなわれるケースがほとんどです。それぞれの試験について、どのような流れや内容で実施されるのか見ていきましょう。

種類1. 筆記試験

多くの場合、はじめに筆記試験がおこなわれます。筆記試験は30分~60分程度である場合が多く、出題内容は「国語」と「数学」がメインです。

具体的には、下記のような問題が出題されます。

  • 漢字の読み書き
  • 長文読解
  • 四則演算
  • 関数
  • 図形

ただし、前述のとおり試験の出題内容は全国統一ではありません。基本的には各都道府県が個別に用意しており、一部の職業訓練校では独自の試験問題が出題されるケースもあります。

都道府県や職業訓練校ごとに出題傾向は異なるので、不安な場合や詳細なアドバイスが欲しい場合はハローワークや職業訓練校に直接問い合わせてみるとよいでしょう。

種類2. 面接試験

職業訓練の選考では、筆記試験だけでなく面接試験もおこなわれます。多くの場合、筆記試験の終了後に面接試験があり、志望動機や就職の意欲などについての確認がおこなわれます。

一般的には筆記試験よりも面接試験が重視される傾向にあるといわれていますが、これには不当な理由で職業訓練を受講しようとする人を見極める目的があります。

職業訓練の受講が決まれば失業給付が延長できるメリットがありますが、なかには就職する気がないにもかかわらず給付を目的として受講を考える人もいます。本当に就職がしたくて試験を受けている人が合格できるよう、面接では就職する意思があるかどうかを見られているケースが多いです。

対策としては、自分の経験を元に就職への前向きな意思表示ができるよう、自己分析をしておくとよいでしょう。

職業訓練の筆記試験は難しい?

「職業訓練校の筆記試験は難しいのではないか?」と、試験の難易度が気になっている人も多いかもしれません。ここでは、筆記試験の難易度について紹介します。

基本的には中学校レベルの難易度

職業訓練校の筆記試験は、基本的には中学校レベルの難易度で出題されます。各試験には合格ラインが設定されており、そのラインさえクリアできれば100点満点を目指す必要はありません。

しかし、たとえば定員を大きく上回る応募者数があったケースなどは、筆記試験が足切りラインとなり、合否に影響を与えやすくなる可能性もあります。せっかく面接対策に力を入れて本番に臨んでも、筆記試験の出来が悪く不合格になってしまうのはもったいありません。

面接の方がウェイトが高い傾向にあるからといって気を抜きすぎず、筆記試験についても事前に過去問などをチェックして最低限の試験対策をおこなうようにしておきましょう。

都道府県によって内容が異なる

筆記試験の内容は、都道府県ごとに内容が異なります。各都道府県ごとにそれぞれ問題が用意され、一部の職業訓練校ではさらに独自の出題がおこなわれるケースもあります。

そのため、基本的に中学校レベルの難易度ではありますが、実際には都道府県や職業訓練校ごとにまちまちです。

都道府県によっては過去の試験問題を一般公開していることもあるので、自分の所属するエリアや志望する職業訓練校の過去問が出ているかどうか一度チェックしてみることをおすすめします。

過去の傾向からどのような問題が出るのか予めわかっていれば、勉強の対策が立てやすくなります。

問題の傾向を掴めば対策可能

前述のとおり勉強の対策方法として、過去問のチェックをおこなうことはおすすめです。たとえば全問選択式なのか、筆記式なのかで勉強方法も変わってきます。

また、当日慌てずに済むように、試験時間に対する出題のボリュームなどもおさえておきたいところです。

以下の内容は事前に把握しておくとよいでしょう。

  • 試験の制限時間
  • 出題数
  • 出題科目や分野
  • 出題形式(全問選択式か、筆記式かなど)

過去問を公開していない都道府県や職業訓練校などで出題傾向の情報を得られない場合は、ハローワークや職業訓練校の人に過去の出題傾向やおすすめの勉強方法をきいてみるとよいでしょう。

彼らも真剣に就職を目指している人に合格してほしいと思っているので、なんらかのアドバイスをくれるはずです。

職業訓練の筆記試験の出題科目

職業訓練の筆記試験の出題科目の詳細は都道府県や職業訓練校毎に異なりますが、「国語」と「数学」がメインで出題されるケースが多いです。場合によっては、SPIに似た一般知識が出題される都道府県や職業訓練校もあります。

出題科目1. 国語

国語では漢字の読み書きや熟語関連の穴埋め、長文読解などの問題が出題されます。出題形式は前述のとおり、選択式や筆記式など都道府県や職業訓練校ごとに異なります。

ただし一般的な傾向として、時間のかからない漢字の読み書きや熟語関連の問題などは一番はじめに解いておくとよいでしょう。知識の有無を問われる問題はいくら時間をかけてもわからないので早い段階で見切りがつきます。

先に解答を仕上げることで、じっくり考えることが必要な長文読解や数学の問題に時間を充てることができます。自分が解答しやすい問題から順番に解いていきましょう。

出題科目2. 数学

数学の出題内容は四則演算などの計算問題から、関数や図形まで多岐にわたります。選択式の場合もあれば、筆記式で解答の記入まで必要な場合もあります。

四則演算は基本的に解きやすいものが多いですが、小数点以下の計算が求められるケースは意外に時間を要することもあるので注意が必要です。関数や連立方程式、因数分解などは予め公式や解き方を理解しておく必要があります。出題される可能性がある場合は中学校の数学のおさらいをしておくとよいでしょう。

数学も国語と同様、四則演算などの簡単な問題から解くことをおすすめします。早く正確に解けそうな問題から手を付けるようにするとよいでしょう。

職業訓練の筆記試験の解答形式

自分の所属する都道府県や志望する職業訓練校が、筆記試験にどのような解答形式を採用しているかもチェックするようにしましょう。形式をおさえておけば、解答にかかる時間や勉強対策も練りやすくなります。

筆記試験の解答形式には、選択式と記述式の2つがあります。

解答形式1. 選択式

選択式の解答形式では、いくつかの選択肢の中から答えを選んで解答します。選択肢を提示されていれば自分で一から答えを考えるよりも簡単なのではないかと思うかもしれません。

しかし、わからない問題をいい加減に選択してしまうと正答率を見られているケースもあるので注意が必要です。選択式だからといってまぐれの合格には期待せず、記述式と同様にしっかり準備をしておくことをおすすめします。

また、選択式といってもマークシートや記号を記入する形式、〇×で解答する形式などさまざまな方法があります。自分の受験する都道府県や職業訓練校がどのような形式なのかおさえておくとよいでしょう。

解答形式2. 記述式

記述式の解答の場合、自分で答えを導き出して解答用紙に直接記入する必要があります。そのため選択形式と比べると、より正確性の高さが求められます。

例えば漢字の読み書きひとつをとっても、漢字の詳細部分まで覚えていなければならず、ぼんやりしたイメージのままでは不正解となってしまいます。数学の計算問題などでは解き方を理解していなければ、まぐれ当たりの可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

一方、文章で解答を記入するケースなどではポイントとなる単語や一文が含まれているかどうかで採点されるケースが多いです。

いずれにしても、自分で答えを導けるよう勉強方法を意識することが大切です。

都道府県によって形式は異なる

前述のとおり、解答形式も都道府県や職業訓練校ごとに大きく異なります。すべてマークシートなどの選択式が採用されている場合もあれば、すべて記述式の場合もあります。

また、一部の職業訓練校では都道府県の統一問題を使用せずに独自の問題を出題をしているケースもあります。まずは自分の職業訓練校が独自の問題を採用しているかどうかを調べ、都道府県の問題を採用しているのであれば都道府県の過去問題などを辿って解答形式をチェックしてみると良いでしょう。

解答形式をおさえておくことで、試験本番での時間の使い方のイメージが沸きやすくなるでしょう。また、同じ科目や分野の問題であってもポイントを絞った試験対策ができるはずです。

職業訓練の筆記試験対策のポイント

筆記試験の対策をする際は、以下のポイントが重要です。

  • 過去問は3年分は解いてみる
  • 問題は国語から解く
  • 効率的に解答する方法を身につける
  • 分からない場合は答えない
  • 過去問と時間が異なる場合も

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ポイント1. 過去問は3年分は解いてみる

1つ目のポイントは過去問を解くことです。

自分の志望する職業訓練校の過去問を見つけることができたら、実際の試験と同様の制限時間を設けて現在の実力でどのくらい解けるのか試してみましょう。過去問を解くことで、都道府県や職業訓練校ごとの出題分野の傾向や問題の解き方のポイント、時間配分などのコツをつかめるようになるはずです。

過去何年分も辿れる場合は時間の許す限りたくさん解けるとよいですが、目安としては過去3年分ほどは解いてみるようにしましょう。

試験概要が把握できている状態で試験に臨むのと、何もわからない状態で臨むのでは雲泥の差が生まれてしまいます。たとえ試験が差し迫っており時間がない場合でも、最低1回は解くようにするか、問題と解答に目を通して概要を掴んでおくことをおすすめします。

ポイント2. 問題は国語から解く

2つ目のポイントは「国語の問題から先に解いていく」ことです。筆記試験では問題を解くことのできる知識はもちろん大事ですが、時間配分も同じくらい重要になります。

国語の問題は数学に比べて時間がかからないことが多いです。特に漢字の読み書きや熟語の穴埋めなどの知識を問われる問題は、もともと正解を知らない場合はいくら時間をかけても答えが出ないケースがほとんどです。

そのため国語の分野で先にわかる箇所から埋めていき、残った時間で数学の計算問題や図形の問題を解くようにしましょう。

試験が終わってから「時間をかければ解ける問題だったのに!」ということにならないように、全ての問題に手を付けられる時間配分を意識しておけるかどうかがポイントです。

ポイント3. 効率的に解答する方法を身につける

3つ目のポイントは、効率的に解答する方法を身につけることです。

たとえば国語の長文読解では、問題文から先に読むようすると効率的に解答できます。特に職業訓練の筆記試験では、突拍子もない問題やひねりのある解答を求められるケースは少ないため、問題文全体の趣旨や概要を理解した上で設問を読んだ方が効率よく解答を進めることができます。

数学の設問でも、複雑な内容の計算問題などは図に表して考えてみましょう。一見難しそうに思える問題でも、自分がわかりやすい方法で視覚化して具体的なイメージができれば時間を短縮して解答することができます。

いずれにしても、過去問やサンプルの問題を何度か解けば自然とコツが掴めるようになるはずです。

ポイント4. 分からない場合は答えない

4つ目のポイントは、どうしても分からない問題が出題された場合は無理に答えないようにすることです。

難しそうな問題だからといってはじめから諦めてしまうのは確かに良くないですが、職業訓練の筆記試験では正答率も見られているケースがあります。手も足も出ない問題にもかかわらず、明らかにまぐれ当たりを狙ったような解答をしてしまうと、正答率が下がって合否に影響してしまう可能性もゼロではありません。

そのため、まずは解ける問題から埋めていくことが重要です。自分の実力で確実に解けそうな問題から順に手を付けていき、分からない問題は最後に取っておきましょう。時間が余った場合、もどってきて解答を考えるようにすることをおすすめします。

ポイント5. 過去問と時間が異なる場合も

5つ目は、過去問と時間が異なるケースも想定しておくことです。

過去問を解いて時間配分や効率的に解答するコツをおさえておくことが重要であると説明しました。過去問を解いていると、自分の参加する試験も全く同様の流れで行われるはずだと思うかもしれませんが、自分の受験がちょうど試験内容の切り替えのタイミングと重なってしまうこともまれにあります。

その場合、過去問と解答時間が異なるケースがあります。試験がはじまってからあわててしまうことのないよう、事前に行われる試験の説明はしっかり聞いておくようにしましょう。

また、問題内容も過去問を解いているからといって油断せず、詳細事項や解答の記入方法についてもきちんと説明欄に目を通すよう注意しましょう。

職業訓練の筆記試験の過去問例

実際の問題をみるまでは、どのような出題があるのかイメージがわきづらいかもしれません。今回は実際の過去問を例に、解き方のポイントをご紹介します。よくある問題にしぼって解説しているので参考にしてみてください。

国語

国語では、漢字の読み書きや長文読解が出題されます。試験全体では時間が足りなくなってしまうケースも多いので、まずは時間のかからない国語から解いていくことをおすすめします。

国語の問題の解き方について、過去問を例にご紹介します。

国語1. 漢字の読み書き

漢字の読み書きの問題について、過去問を例にご紹介します。

過去問の例
  1. 次の___線部の漢字の読みをひらがなで書きなさい。

(1)綿棒

(2)鋼材

  1. 次の___線部のカタカナを漢字で書きなさい。

(1)見渡すかぎりの大ウナバラ

(2)旅行のミヤゲ話を聞く

都立職業能力開発センター入校選考問題より抜粋(2019.10 一般Ⅰ)

解答例
  1. (1)めんぼう(2)こうざい
  2. (1)海原(2)土産
解答のポイント

漢字の読み書きでは、単純に知識の有無が問われます。覚えていない漢字はいくら時間をかけて考えても正解にたどり着くことはできないので、すぐにわかるものを埋めたら次の問題へ移るようにしましょう。

国語2. 長文読解

長文読解の問題について、過去問を例にご紹介します。

過去問の例

2. 次の文章を読んで、各問いの答えとして正しいものをア~オの中から一つ選び、記号で答えなさい。

 ムーミン、イッタラ、マリメッコ。北欧からやって来たものが最近、幅広く人気を集めている。なぜ今、北方の国々が日本で受け入れられているのだろうか。

 北欧とは、ノルウェーやデンマーク、スウェーデン、フィンランドの4カ国を指すことが多い。そんな国々に憧れる人が増え、雑貨や家具を扱う店があちこちに現れている。

 北欧が日本人をひきつける特別な理由はあるのだろうか。デンマークで暮らしていたライターの萩原健太郎さんは①「長く使い続けられるデザインというのがまず第一の魅力です」と語る。北欧の自然環境は過酷だ。冬は長く、寒く、暗い。太陽がほとんど昇らない期間もあり、私が訪れたノルウェー北部の街、トロムソでは約2カ月間、太陽の光が一切見えないと聞いた。

 「そんな環境では、どうしても家族や友人と一緒に家の中で過ごす時間が長くなり、当然のように家の中を快適にしようと考えます」と萩原さん。北欧に住むほとんどの人がインテリアを日常の話題にし、温かい部屋作りにこだわるのは②このためだ。一方、北欧諸国は社会保障費を賄うため税金が高額で、物価が高いこともあって、家具などは頻繁に買い替えられない。「だからデザイナーや職人は機能的でシンプルで、長く愛されるものを作ろうとする」。

 食器類も同じだ。おしゃれなわりには頑丈で壊れにくく、日常使いできるのが特徴。日本人にも通じる「ものを大切にする」という意識が共感を呼ぶ。

 銀座の老舗百貨店、松屋の古屋毅彦さんを訪ねた。松屋は他の百貨店に先駆け、1955年から北欧製品を取り扱っている。「60年以上前に北欧に目をつけたのは、世界中で商品を探す中、③北欧には日本人に響くものがある、と気付いたからだと思います」。

 【 A 】、古屋さんはこう強調する。「北欧のものって和のものとすごく共存できるんですよ」。和と親和性があるのは、日本と同じ木と水に囲まれた生活があるためだと見ている。「北欧製品の多くは木との相性が良い。自然との距離の近さが日本と似ているんですね」

 ④日本と共通点が多い北欧。だからこそ親近感を覚え、少し触れるともっと知りたくなる。

(毎日新聞 2017 年 6 月 2 日東京夕刊「北欧ライフ、浸透中 シンプルで上質で、かわいくて」より抜粋・改)

府立高等職業技術専門校入校選考試験問題より抜粋(平成30年10月入校)

問1 下線部①「長く使い続けられるデザインというのがまず第一の魅力です」とあるが、日本人にと ってどのような共通点があるのか。適当なものを選びなさい。

ア 日本人は、機能的でシンプルで、長く愛されるものが好きだから。 

イ 日本人には、「ものを大切にする」という意識があるから。 

ウ 日本人は、百貨店で売っている物に価値を置くから。

エ 日本人は、木でつくられた商品を好むから。 

オ 北欧のデザインと和のデザインがとても似ているから。

解答例

問1 イ

解答のポイント

長文読解では、まず全文を読んでから設問に目を通すことで効率的に解答することが可能です。職業訓練校の筆記試験ではひねりの効いた設問は出されませんが、できるだけ短時間で解けるように過去問で練習しておくと良いでしょう。

数学

数学では、四則演算や関数、図形などの問題が出題されます。国語の問題の解答を終えたら、数学の中でも解きやすいものから順に手を付けていきましょう。

数学の問題の解き方について、過去問を例にご紹介します。

数学1. 四則演算

四則演算について、過去問を例にご紹介します。

過去問の例

次の計算をしなさい。ただし,(5),(6)は小数で,(7)は分数で求めなさい

(1) -48+123=

(2) 179-92=

(3) 12×32= 

(4) 189÷27=

(5) 11.8+25.6=

(6) 3.2×4.6=

(7) 14+27=

都立職業能力開発センター入校選考問題より抜粋(H30.7 一般)

解答例

(1) 75

(2) 87

(3) 384  

(4) 7

(5) 37.4

(6) 14.72

(7) 1528

解答のポイント

四則演算の計算問題では、いかに早く正確に解けるかが鍵になります。最初の数問は簡単な計算も多いので、凡ミスに注意しましょう。

また、小数点や分数の計算は時間をかけすぎると後の問題に響いてしまいます。すぐに解けないと判断した場合はほかの問題を解き終わってから戻ってくるようにするとよいでしょう。

数学2. 関数

関数について、過去問を例にご紹介します。

過去問の例

1 次の計算をしなさい。

(10) x 2 +14x -72=0のとき, x (x ≧0)の値を求めなさい。

都立職業能力開発センター入校選考問題より抜粋(H30.7 一般)

解答例

(10) x = 4

解答のポイント

関数の問題は比較的シンプルな出題が多く、上記のように一次関数の式で設問が設けられているケースがほとんどです。

中学で習った数学の内容をおさえておけば解けるので、内容を忘れてしまっている場合は一通りおさらいをしておくようにしましょう。

数学3. 図形

図形について、過去問を例にご紹介します。

過去問の例

都立職業能力開発センター入校選考問題より抜粋(H30.7 一般)

解答例

32π㎠

解答のポイント

図形に関する問題では、計算力のほかに解き方のパターンや方程式をおさえておく必要があります。上の問題の場合、体積を求めるための方程式が頭に入っていなければ答えにたどり着くのは難しいでしょう。

過去問を例に、出題されそうな問題については解き方を覚えて短時間で解けるようにしておきましょう。

職業訓練の筆記試験でよくある質問

最後に、職業訓練の筆記試験でよくある質問についてご紹介します。

問題形式や合否に関わるウェイトの比率など、よくある疑問点をまとめているので参考にしてみてください。

質問1. ハローワークとその他で問題が違う?

施設単位ではなく都道府県ごとの単位で統一の問題が用意されているため、ハローワークとそれ以外でも基本的に問題は同じです。

ただ、専門技術を扱う一部の職業訓練校では独自の問題を出題しているケースもあります。不安な場合はネットで情報を調べたり、直接問い合わせをしてみるとよいでしょう。

質問2. 筆記試験ができなかったら不合格?

「筆記試験ができなかったから不合格」とすぐに決まるわけではありません。

試験全体のウェイトでは、筆記試験よりも面接試験に重きがおかれているため、面接試験で挽回することも十分可能です。

問題自体が難しく、全体の正答率が低いケースもあるので、自分ができなかったから不合格と悲観的に見る必要はありません。

質問3. 筆記試験に落ちたらもう受けられない?

万が一筆記試験に落ちてしまっても、ハローワークの担当者から受講指示をもらうことができれば、次の職業訓練生募集のタイミングで再度応募をすることは可能です。

しかし、同じ職業訓練校の募集タイミングは年に数回しかチャンスがないことが多く、間が空きすぎてしまうため、あまり現実的ではありません。受給期間の長さも考えると、最大2回の応募が限度だと考えましょう。

まとめ

以上、職業訓練の筆記試験における対策や過去問についてご紹介しました。

筆記試験は都道府県や訓練校ごとに内容が異なりますが、一般的に難易度は中学校レベル程度といわれており、さほど難しい問題が出題されるわけではありません。事前に過去問などで傾向を確認することで、ポイントをしぼった対策をおこなうことが可能です。

当日は時間配分も重要になります。事前に行われる試験の説明はしっかり聞いておくようにし、問題用紙の説明欄にもしっかり目を通すようにしましょう。問題を解くときは簡単なものや自分が解けそうな問題から順に解答を埋めるようにするとよいでしょう。

また、選考全体のウェイトは面接重視の傾向にあるため、ある程度筆記試験の準備が整ったら、早々に面接の準備に取りかかりましょう。

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