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無職でもなんとかなる人の特徴って?【最低限の生活を送る方法も】

無職でもなんとかなる人の特徴って?【最低限の生活を送る方法も】

無職になることが決まった段階で、多くの人の頭によぎるのが「お金」の心配です。「生活を送っていけるだろうか……」といった不安で、再就職に向けた行動が手に付かない人も多いかもしれません。ただし、実は無職であっても「なんとかなる」ケースは珍しくなく、国からの保障などを確実に使っていけば、お金の心配も減らしていけるのです。

では、そもそもどんな人が「なんとかなる」のか、またどのような保障が用意されているのか、についてはこの記事のなかで紹介していきます。お金の不安を少しでも解消したい人は、ぜひ読み進めてみてください。

無職でもなんとかなる理由

無職でもなんとかなる理由

無職であったとしても、心持ちと行動次第によってはなんとかなることもあります。特に次の理由もあり、実は無職であったとしても慌てずに過ごせている人も多いのです。

  • その気になれば就職は可能
  • 国には生活を保障する手当がある

その気になれば就職は可能

まず「その気になれば就職できる」といったことが理由として挙げられます。

日本にはハローワークや、就職エージェントなどをはじめ、求人を無料で紹介してもらえるチャンスがあちこちに眠っています。さらに中小企業を含め、多くの企業は人手不足に悩んでいることもあり、たとえ無職であったとしても採用に意欲的な企業も少なくありません。

つまり無職だからといって就職の道が閉ざされているわけではなく、むしろ就職に向けて確実に歩みを進め、情報をゲットしている人に対しては、就職への道は開かれているのです。

国には生活を保障する手当がある

無職でもなんとかなる理由としては、「国から保障を受けられる」という点も挙げられるでしょう。

たとえば傷病手当金や障害年金などの手当をもらえれば、貯金と合わせ、無職であったとしても最低限の生活は送ることができます。また仮に就職が決まらず、貯金も尽きてきた……といった場合であっても、緊急小口資金や総合支援資金といった制度も用意されています。

こうした制度は誰でも受けられるわけではありませんが、条件に当てはまっているのであれば使わない手はありません。「お金がない」と不安になってしまいそうなときは、「これらの保障を使えないか」と考えるようにしてみてください。

無職でもなんとかなる人の特徴

無職でもなんとかなる人の特徴

無職でもなんとかなる人の特徴を紹介します。これらの特徴に当てはまる人は、まずは安心といえるかもしれません。

  • 生活に必要なお金がある人
  • 失業保険を受給できる人
  • 生活保護を受けることができる人
  • 実家に住んでいる人
  • 定期的な収入がある人

生活に必要なお金がある人

貯金や副業の収入など、ある程度のお金が溜まっている人は無職であっても生活を送っていけるでしょう。一般に転職活動の期間は「3ヶ月」と言われるため、最低でも3ヶ月、余裕を見て6ヶ月~12ヶ月ほどの生活費が手元に確保できている場合には、お金の悩みにそこまで悩まされずに済みそうです。

失業保険を受給できる人

失業保険を受給できる場合には、無職であったとしてもなんとかなるケースが少なくありません。

そもそも失業保険とは、次のような条件に当てはまる人がもらえるお金のことです。

1、再就職の意思があり、就職できる状況であるにも関わらず失業状態であること

2、離職日以前の2年間で被保険者期間が通算で12ヶ月以上あること

正式には「基本手当」と呼ばれ、現在の年齢や、雇用保険の被保険者だった期間によって受給額や給付日数は異なります。自分が条件に該当するか、またいくらもらえるか、といったことが気になる場合には、お近くのハローワークなどで確認してみてください。

参考:

「基本手当について」ハローワーク インターネットサービス

生活保護を受けることができる人

無職の場合には、生活保護を受けることも視野に入ってくるかもしれません。

生活保護とは、収入を得る手段がほぼなく、さらにはお金を借りることすらできない、といった人を保障する制度です。受給条件は高く設定されているため、誰でも受給できるわけではありません。ただし、もしもの時に使えれば無職の時期をなんとかやりくりできる可能性があるため、ピンチなときは受給条件に該当するかをまずは確かめてみましょう。

具体的には、次の4つの条件を満たすこと、さらには「世帯収入が最低生活費よりも少ない」といった条件をクリアすることで受給資格を得られます。

  • 家や車、財産といった利用可能な資産を保持していないこと
  • なんらかの理由で働けない環境であること
  • 国からの公的融資や公的制度を利用していないこと
  • 親や兄弟など、家族から援助を受けられない状況であること

参考:

生活保護制度|厚生労働省

実家に住んでいる人

実家に住んでいる人も、無職期間中のお金の心配を減らせるでしょう。

たとえば一人暮らしの場合には、どんなに食費を節約したり、移動を控えたりしても、家賃や光熱費といった固定費の支払いは毎月かかってきます。これは無職期間中にはかなり痛い出費となりますが、実家の場合、親などが固定費を支払ってくれれば貯金を減らさずに済むのは大きなメリットです。

また、仮にお金を借りるような場面になったとしても、親族であれば無利子で貸してくれることもあるかもしれません。もちろん仕事に早く就くことに越したことはありませんが、やむを得ず借金をする場合であっても、家族からの借り入れは消費者金融などからお金を借りるよりかは安心できるはずです。

定期的な収入がある人

定期的な収入がある人も、無職の期間をなんとかできる可能性が高いです。

たとえば、会社員時代に「副業」である程度のお金を稼いでいた人の場合には、無職期間中もそのスキルを活かし、収入を得られるかもしれません。特に次のような副業はこの先も市場として成長が期待されていたり、就職活動中の忙しいなかでもできたりする仕事のため、無職期間中の支えとなってくれることでしょう。

  • 広告ビジネス(アフィリエイター、ユーチューバーなど)
  • ライター
  • 動画編集
  • ハンドメイド(アクセサリー制作など)

なお、仮に失業保険を受給している場合には、副業であっても「働いている」とみなされ、需給が停止されてしまう可能性もあるので注意が必要です。「副業をしているから一律に支給停止」というわけではなく、副業に取り組んでいる時間などによっても変わってきますが、気になる場合には副業と失業保険との関係についてハローワークに問い合わせてみてください。

無職でもなんとかなるための方法

無職でもなんとかなるための方法

ここまで、「無職でもなんとかなる人の特徴」をお伝えしてきましたが、なかにはこれらの特徴に当てはまらない人もいるかもしれません。こうした人は、まずは次の3つの方法に取り組んでみてください。

  • 支出を抑える(節約する)
  • 自分で稼ぐ力を身に付ける
  • 誰かに支えてもらう

支出を抑える(節約する)

無職の時期を切り抜けるために真っ先に考えたいのが、節約です。特に「大きな支出を削れないか」を先に考えてみてください。

節約と聞くと、多くの人は「少しでも安い野菜を買う」「電気はこまめに消す」といったことを考えますが、これらが家計に与える影響は微々たるものです。一方で、たとえば次のような節約は家計に与えるプラスの効果が大きく、1日あれば完結できる方法もあるので、まずは優先して取り組んでみましょう。

  • スマホを格安SIMに乗り換える
  • 保険を見直す
  • 引っ越しを考える

自分で稼ぐ力を身に付ける

自分で稼ぐ力を身に付けることも、無職の期間を安心して過ごすために意識したいポイントの一つです。たとえば「動画編集」の場合には、スキルアップのための多くの情報が無料で公開されています。初心者向けの情報も多いので、時間がある無職期間中にこうしたスキルを身につけ、仕事を請け負える状態にしておくと心の安定にもつながります。

また、ハローワークの「職業訓練」を受けることも検討してみましょう。受講する場所によって異なりますが、たとえば「電気設備管理」「介護サービス」といった仕事の基礎スキルを実質無料で身に付けられるため、転職先を探すうえでもプラスに働くはずです。

参考:

職業訓練のご案内|東京ハローワーク

誰かに支えてもらう

無職期間中は、誰かに支えてもらうことも考えたいところです。お伝えのとおり、実家で暮らせれば貯金を大きく減らさずに過ごせるでしょうし、場合によっては結婚をして専業主婦(夫)になる手も考えられます。

人によっては、誰かのサポートを受けることに心苦しさを感じてしまうかもしれませんが、一方で貯金が減っていく現実を前にして、そうも言っていられないことも多いはずです。困窮している姿を見るほうが周りとしては心配になるかもしれないので、「困った時はお互い様」とある意味開き直り、誰かの支えを受けることも視野に入れてみると良いでしょう。

無職の悲惨な行く末

無職の悲惨な行く末

ここまでお伝えしてきた方法は、無職期間中の「急場」をしのぐためには有効な方法です。ただし、無職期間が長引けば長引くほど“なんとかならない”状況が訪れます。

場合によっては次のような悲惨な行く末が待っていることも考えられるので、現状はなんとかなっている人も、ここで甘えず、就職に向けた行動をぜひ続けていきましょう。

  • 就職ができなくなる
  • 好きなことができなくなる
  • ホームレスになる
  • 孤独死する

就職ができなくなる

この記事の冒頭で「その気になれば就職できる」とお伝えしましたが、これは基本的には20代までの人の話です。30代を超えてくると就職成功率は大きく減少するため、無職をズルズルと続けると働くチャンスがどんどん減っていってしまいます。

好きなことができなくなる

無職が長引くと、好きなこともできなくなります。たとえば趣味にはある程度のお金がかかるものですが、お金がなくなれば、当然のようにそうした趣味にお金を掛けられなくなります。「お金がない」といった不安だけでなく、楽しみも奪われてしまう毎日によって、心に不調をきたしてしまう人も多いのです。

ホームレスになる

無職の末路として、ホームレスという道も待っています。一見すると現実味はないかもしれませんが、家賃が払えなかったり、引っ越しをするお金もなく、実家にも住むことができなかったりする場合には、暮らしていく場所が絶たれてしまうかもしれません。もちろん、国としても「住居確保給付金」などといった制度のもと、家賃補助をおこなっていますが、補助にも限度があります。

つまり、なんの情報も手に入れようとせず、「なんとかなるだろ」と思いつつ無職の生活を送ってしまうと、住む場所すら失ってしまう可能性もあるのです。

孤独死する

「孤独死」といった未来も、無職には待っています。極端な未来ではありますが、事実、日本では年間3万人が孤独死をしているといわれ、30代や40代などのいわゆる「働き盛り」の世代の孤独死も少なくありません。

仕事がなくなり、そのまま何をする意欲も起きずに病に倒れていく――、といった現実は、誰の身にも起きる可能性があることです。特に無職の場合にはメンタル面での不調をきたしやすいこともあり、孤独死という末路は決して他人事ではないのです。

参考:東洋経済

まとめ

まとめ

「無職でもなんとかなる」という理由、そして方法をお伝えしてきました。無職になってしまうと、どうしてもお金の不安などが頭に浮かんでしまいますが、その不安にだけ引きずられ、肝心の「再就職」に対する意欲がそがれてしまうようでは本末転倒です。

一方でいったん冷静になり、周りを見渡してみると、実は手に入るサポートなどに気づくはずです。もちろんサポートに頼り切ってしまうと、それはそれで再就職へのモチベーションが下がってしまう可能性はありますが、ある程度「なんとかなる」と割り切り、使えるものは使っていく、と考えたほうが心の安定を図れることは多いものです。

お伝えした内容を踏まえ、無職の期間をなんとか乗り越えていきましょう。

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池本 駿
株式会社ジェイックマーケティング開発部。2016年慶応義塾大学経済学部卒業。2018年慶應義塾大学大学院経済学研究科修了(修士課程)。2019年慶應義塾大学大学院理工学研究科修了(修士課程)。元・三菱経済研究所研究員。著書「教育経済学の実証分析: 小中学校の不登校・高校における中途退学の要因分析」