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履歴書や面接で聞かれる特技とは?企業に効果的に伝える方法も解説

特技とは?就活の履歴書や面接で企業に伝える特技を決めて自分をアピールしよう!

特技とは何なのだろう」と考えている就活生もいるのではないでしょうか。企業にエントリーする際の履歴書や面接の場で特技を伝えることになった場合、就活における特技についてひととおり理解しておいたほうが、安心して対策できます。この記事では、就活で特技を伝える意味や、企業が求めているもの、特技を見つける方法などを解説します。

こちらの記事では履歴書における趣味・特技の書き方を詳しくご紹介しています。趣味や特技の探し方から書き方、注意点まで8分ほどで解説していますので記事を読むのが面倒な方はご覧になってください。

【特技・趣味?適当でいい?!】履歴書の趣味特技欄を自己PRに変える方法【通過率が変わるコツ】

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

就活における特技とは

就活における特技とは

特技の意味は「特別に身につけている・得意で自信を持っている技能」のことです。就活の場で特技を通じて企業にアピールできること、就活生が特技選びに悩みがちな理由、企業が特技を聞く5つの理由について解説します。

就活で企業にアピールできること

就活では、特技を通じて企業へ以下のことをアピールできます。

自分の強み

特技そのもので自分をアピールする事はむずかしいかもしれませんが、たとえば「長期間継続している→持続力がある」「段を取得している→物事を極める事ができる」など、付随するエピソードから自分の強みを示すことができます。

人柄や個性

特技を通じて、企業の採用担当者に自分の人柄を知ってもらう事ができます。面接において、特技は会話の糸口となるケースが多く、特技について深く掘り下げて話を盛り上げることができれば、より一層自分の人柄をアピールする事が可能です。

特技は一人ひとり異なるため個性を主張しやすく、具体的なエピソードで特技を掘り下げることで、ほかの応募者との差別化が図れます。

就活生が特技で悩む理由

就活生が、面接の特技について悩みがちな理由には、以下が考えられます。

特技がない

「特技がない」は、ほとんどの就活生に共通する悩みです。とはいえ、むしろあなたに特技を尋ねる企業の面接官も、特殊な特技などは持っていないことがほとんどです。そのため、特技がすぐに浮かばないからといって落ち込む必要はまったくありません。

特技とみなしてよいのか迷う

自分の特技らしきものが思い浮かんだとしても、それが面接官ウケするものなのかどうか、特技とまで言ってよいのかどうか、仕事と無関係すぎるのではないかなどと考え、ri履歴書に書いてよいのか、面接の場で伝えてよいのかと悩む就活生もいるでしょう。

特技の伝え方がわからない

特技そのものの内容で企業からマイナス評価を受けることはまれですが、伝え方のせいで、自分のアピールにつながらないことはありえます。特技は見つかったが、企業にどう伝えれば好印象を与えることができるのかわからないという就活生もいます。

特技について企業が聞く5つの理由

特技について面接官が質問するのには、おもに5つの理由があります。質問の意図を知り、求められているものを理解しましょう。

理由1.就活生をリラックスさせるため/雑談

企業の面接は緊張するものですが、就活生が終始ガチガチで上手に話せないような状態になってしまっていては、企業側も構えてしまいます。

特技のような話題をふって就活生にリラックスしてもらうことで、普段の雰囲気を知りたいと考えているのです。

また、面接官自身も緊張していてその場を和ませたいと考えている、必要なことは聞き終えたため雑談のひとつとして聞いている、というケースもあります。

理由2.就活生の人となりを知るため

面接官と就活生は初対面のうえ、面接時間は限られています。面接の場だけで就活生の人となりを判断するのは、なかなかむずかしいものです。

しかし、特技などのプライベートなことについて語るときは、その人の性格やふだんの様子が、言葉や表情に自然と表れることが多くあります。

面接官にとって、就活生の人となりを知るのに特に有効な質問のひとつが、特技に関する質問といえます。

理由3.話をまとめる能力を見るため

特技という個人的な内容を、限られた時間の中で初対面の面接官に分かりやすく魅力的に伝えるには、一定の要約力とプレゼン力が必要です。

これはすべての質問に共通することですが、特技の質問を通して、面接官は就活生が質問にたいして順序だててわかりやすく話せるかどうかもチェックしています。

そのため、特技という一見採用選考とは関係なさそうな質問をあえて振ることで、わかりやすく伝える能力があるか見ていることがあるのです。

理由4.社風とマッチするか確認するため

特技に関する質問は、志望動機などのように主要なものではなく、どちらかといえば枝葉要素の強い質問です。

主要な質問で一定の基準を満たした応募者が自社の社風に合っているかを確認し、また見逃している魅力や強みがないかを確認するのが、特技に関する質問といえます。

たとえば、体育会系の企業であればスポーツ系の特技、IT系であればパソコンに関する特技など、社風に合いそうな特技を持っていた場合は、社風や業種とマッチしている可能性が高い、と見ることがあるでしょう。

理由5.資質を見極めるため

特技はその人にとって強みとも言えますから、応募者が採用後にどのような業務に相性が良いのかを判断する材料にもなりえます。

語学能力やビジネス資格などのわかりやすいものはもちろん、一見仕事と直接関係なさそうな特技が、採用後の配属を決定する際に影響する可能性も考えられます。

特技だけで決まるわけではもちろんありませんが、たとえばカラオケが特技と伝えていた場合、「特技はカラオケと言っていたし、社交的なイメージだから、多くの顧客と接する外回りの営業が合うのではないか」など、特技と関連づけることもあるかもしれません。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

特技を選ぶ4つの基準と効果的にするためのポイント

特技を選ぶ4つの基準と効果的にするためのポイント

就活における特技を選ぶ4つの基準と、自分の特技を就活で効果的なものにするためのポイントについて解説します。

就活の場で伝えてよい特技の4つの基準

就活で伝えても問題がない特技の4つの基準について、ひととおり知っておきましょう。すべてに当てはまる必要はなく、どれかひとつの基準に該当していればOKです。

基準1.自信を持って話せるもの

わざわざ面接官ウケのよさそうな「特技」をでっちあげる必要はありません。自分の言葉で語れる本当の特技を回答することが、就活における特技の大前提です。

就活用に取りつくろって面接官ウケしそうな特技を語ったところで、面接官につっこまれて答えられなければ逆効果です。「自分の言葉で語れる本当の特技」を探してみてください。

基準2.実績や資格を持っているもの

「全国大会で●位になった経験がある」「○○の資格を持っている」などのように、誰から見てもすばらしい実績や資格をもっている就活生は「特技は何か」と悩まなくていいぶんラッキーといえます。

その実績や資格を手に入れるためにどのような苦労がありどのような努力をしたのか、その実績や資格を手に入れてどんないいことがあったのかなども、面接で話せるように準備しておきましょう。

基準3.仕事に関連づけられそうなもの

仕事に活かせる特技や、仕事に関連づけられそうな特技も、自分をアピールするのにふさわしい特技といえるでしょう。面接で聞かれた場合には「これを〇〇の仕事で~のように活かしたい」というような文脈でまとめると効果的です。

たとえばシフト制の仕事の企業にエントリーする場合「早起きが特技で、早朝のアルバイトを数年続けていた」と伝えることで「早起きという特技を活かし、早番にも積極的に入れる」というアピールにつなげられます。

広報の職種にエントリーする場合であれば「インスタグラムが特技で、投稿時には毎回1000以上のいいね!を獲得している」と伝えることで「SNSの知見を広報の実務に活かせる」というアピールができるでしょう。

基準4.具体的なエピソードを語れるもの

特技を伝える場合には、エピソードも具体的に語れることが重要です。実際に、面接官との会話をシュミレーションしておくとよいでしょう。

たとえば特技がボウリングだとすれば、「ボウリングをはじめたきっかけ」「練習の頻度」「誰とどのように練習しているのか」「スコアの伸び」などの要素から具体的に語れるものをいくつか抜き出しておき、その場の話の流れに合ったものを選ぶのがおすすめです。

就活の特技をより効果的なものにするためのポイント

就活における特技を効果的なものにしたい場合、以下のことを意識してみましょう。特技の内容で内定をもらえるわけではないものの、少しでもプラスの印象を与えるための方法としてとらえることをおすすめします。

「自己PRの延長にもなる」と意識して考える

特技は、自己PRの延長としても活用できます。自己PRで伝えきれない部分を、特技を通じて伝えられるというふうにとらえてもよいでしょう。

特技はただ単にその技能を伝えるということ以外に、そこから関連して見えてくる魅力もあります。面接は自分をアピールする場ですから、合否に直接関連する項目ではないものの、上手に活用しましょう。

あえてマイナーな特技を選ぶ

一般的に取り組む人が少ないものを特技として伝えれば、面接官にインパクトを与えられます。たとえば競技人口が少ないマイナースポーツや、めずらしい言語が話せるなどの特技をあえて選択するのもひとつの方法です。

就活のために無理やり特技をつくる必要はありませんが、自分が関心のあるものでマイナーなものがあれば、そこを深掘りして特技にするのもよいでしょう。

入社後もできる特技を選ぶ

企業によっては、社員同士で休日や業務後などの時間を利用し、部活やサークル活動をしている企業もあります。

もし、応募する企業に部活動やサークルがあり、自分の特技を活かせそうな団体があるのであれば、その自分の特技を履歴書の特技に記載することで、話題づくりにもなります。

実際に入社して部活動やサークルに入るかは別としても「うちの会社にも○○の部活があるから、もし入社したら続けられるね」など、好意的に見てもらえる可能性もあります。

レベルが高い特技でなくてもOK

就活における特技は、技能のレベルにはさほどこだわる必要はありません。もちろん自慢できる実績のある特技は伝えるべきですが、そのような特技がない就活生も、もっと気楽に考えてみましょう。毎日の生活の中で「ほかのことよりもちょっと得意」というものは誰にでもあるはずです。そのような要素を見つけ、特技として上手に伝えられるよう準備しましょう。

特技に関する記事は、以下でもご紹介しています。

就活の特技はどうする?履歴書や面接にも役立つ特技の記事を紹介!

就活における特技の対策をしたい就活生は、こちらから自分の知りたい内容をチェックしてみてください。

※2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

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佐藤 裕康
株式会社ジェイック 採用メディア「Future Finder」事業部長|ジェイックに新卒入社後、マーケティング業務に従事。その後、新規事業であるダイレクトリクルーティング事業の立ち上げを経験、事業責任者へ|資格:CFW(「7つの習慣」社内インストラクター資格)