

※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)
仕事のやる気が出ないと悩んではいませんか?やる気が出ないせいで仕事が手に付かない、仕事に行くのが嫌だ。そんな状態で仕事を続けなければならないのは辛いですよね。今回は考えられる5つの原因と、その対処法について具体例を挙げながら詳しく解説します。
記事の最後にはよくある質問も扱っていますので、是非最後までお役立てください。
この記事の目次
仕事のやる気がでない人は多い

BisHits「【30代 仕事のやる気がでないときランキング&やる気を出す方法】500人アンケート調査」によると、「仕事のやる気が出ないときがある」と回答したのは94.4%と、ほぼ全員が仕事へのやる気が出ない経験をしています。
実際にSNS上でも、以下のような声が見られます。
常に100%、仕事へのやる気を持ち続けるのはむずかしいといえます。たとえ自分の仕事が順調だとしても、あるいは仕事上の悩みを抱えているとしても「やる気がでない日もある」のは、人として自然なことといえます。
仕事のやる気がでない気持ち自体はおかしなことではないため、そう感じた自分の気持ちを、まずは受け入れてあげましょう。
仕事のやる気が出ない原因
仕事へのやる気が出ない原因として考えられるものを、5つご紹介します。
原因1.上司に原因がある
職場の上司が、自分のやる気のなさにつながっているケースは一定数あります。主に、以下のような理由からです。
- そもそも、部下のやる気を引き出すのは上司の役割
- 上司が尊敬できない
本来、上司は部下をマネジメントする責任があり、それも大事な仕事のひとつです。しかし、部下に対して適切な指導ができていなかったり、目をかけず放置または叱責ばかりしてしまう上司も、なかには存在します。上司が本来の役割を果たしていないことが、結果として部下のモチベーションを下げてしまっていることはあり得ます。
また、率直に「いまの上司が嫌い、苦手」と感じている人もいるでしょう。自分なりに努力しても、どうしても相性が合わないことはあり得ます。尊敬できないと感じる人が上司でいる限り、仕事へのやる気を削ぐ要因が続いてしまうことがあるのです。
嫌いな上司について、以下の記事でもくわしくご紹介しています。
嫌いな上司と付き合うためのコツなどについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
原因2.心身ともに疲れている
心身が疲れていることが原因で、仕事にやる気を持てないケースも多くあります。毎日残業ばかりしている、休日出勤が多くなかなか休む時間がないなどの理由で、心身共に消耗している方もいるのではないでしょうか。
しっかり睡眠がとれていないと、身体も心も疲れてしまいやる気が出なくなってしまうことがあるので注意してください。最適な睡眠時間は人によって変わりますが、一般的には7時間から9時間程度の睡眠が必要とされています。
自分に合った睡眠時間を見つけて、なるべく毎日同じ時間に眠れるような習慣をつけることが大切です。とくに自分の体調を顧みず頑張りすぎてしまう人は、休息時間を削ってしまいがちなので注意してください。
原因3.仕事に興味がない
いまの仕事に興味がないことが、結果としてやる気の低さにつながっていることも珍しくありません。
たとえば以下のような理由から、仕事に興味が持てない人もいるかもしれません。
- 自社の製品・サービスに魅力を感じられない
- とりあえず決まったところに就職した
- 社風や組織風土が合わないと感じる
たとえ同じ企業に勤めていたとしても、仕事へのモチベーションは人それぞれ異なっていて一定ではないのが実際のところです。
このほかにも、仕事に興味がない理由は複数考えられます。以下の記事でも、くわしくご紹介しています。
いまの仕事に興味を持つための方法なども解説していますので、ぜひご覧ください。
原因4.プライベートが上手くいっていない
仕事とプライベートは、無関係のように見えて深く関係しています。実際に仕事で安定してパフォーマンスを出す人の多くは、プライベートも平穏であることが多いものです。
一方で、誰にでもプライベートで問題を抱えることはあります。たとえば、以下のようなことで悩む経験は、ほとんどの人にあるでしょう。
- 家族のこと(子ども、親、配偶者など)
- 健康・病気のこと(自分や家族)
- 人間関係のこと(恋愛、友人など)
- その他のトラブル
プライベートで悩みがあると、仕事中もついそのことが頭をよぎってしまい、業務に集中できなくなることは誰にでもあるでしょう。もともと仕事へのモチベーションが高い人であっても、業務に支障が出てしまうこともあります。
原因5.給与が低い
給与が低いと感じながら働いていると、以下の理由から、仕事のやる気がなくなってしまう人も少なくないでしょう。
- 職場で正当な評価を受けていないと感じる
- 仕事量や難易度に見合っていないと感じる
- 出した成果が反映されていないと感じる
仕事をする目的のひとつは、労働の対価として金銭を得ることです。そのためある程度、自分の給与額に適性な評価を反映してほしいと感じている人も多いはずです。納得がいかない給与額のままだと、やがて仕事へのモチベーションが下がってしまう要因になり得ます。
仕事のやる気が出ないときの対処方法
仕事のやる気が出ない原因を自分なりに探ることはできましたでしょうか。ここからはやる気を出すための具体的な行動例を紹介しますので、自分に合ったものを試してみましょう
方法1.プライベートの時間を確保する
仕事のオンオフをきっちりと分けることで、気持ちを切り替えて仕事に集中できるようになることがあります。
たとえば、以下のような方法を試してみてもよいでしょう。
- プライベートでは、仕事の悩みを極力忘れる
- 仕事とは無関係の趣味や活動の時間を持つ
- 休日は、社内で使用するツールなどの通知をオフにする
意識的にプライベートと仕事を分けたほうが、かえって仕事へのやる気が出やすくなることも少なくありません。頭もクリアになり、プライベートの経験が、結果として仕事に役立つアイデアやヒントにつながることもあるかもしれません。
方法2.運動をする
仕事へのやる気が出ないときは、頭だけで考えてモヤモヤしたり、悩み続けたりしていることも多いかもしれません。
そんなときは、以下のような簡単な方法で運動を取り入れることで、気分がサッパリすることがあります。
- 近所を少しだけランニングする
- 縄跳びやフラフープなど気軽に買えるグッズを使う
- 室内でできるダンス・エクササイズなどをやる
- 公園や施設などで運動する
特にデスクワークメインの場合、運動不足になっていることも少なくありません。ごく短時間でも思いっきり身体を動かして血行をよくする時間を取り入れることで、気分が上向くことはよくあります。
方法3.仕事を休んでみる
どうしてもやる気が出ないときは、思い切って仕事を休むのも選択肢です。
もちろん、病気や家庭の事情以外での突然の欠勤はなるべく避けるべきですが、どうしてもモチベーションが低く無気力になっているときなどは、休んでしまったほうが結果としてよいこともあります。意外と、一日仕事を休んで自分のやりたいように過ごせば、それだけで気分も晴れたりすることがあるでしょう。
仕事を休みたいと感じたときは、以下の記事も参考にしてみてください。
仕事を休みたいときに使える理由や休むときのマナーなどを解説していますので、ぜひご覧ください。
方法4.給与交渉をする
給与面に不満がある人は、会社に給与交渉をするのもひとつの手です。給与交渉に応じてもらえるかどうかは会社の判断次第ですが、交渉して給与を上げてもらったという事例も、実際にはあります。
少しでも給与がアップすればモチベーションは上がり、仕事へのやる気を取り戻せる可能性は高いといえます。「給与が低いから」という理由だけで転職を検討している人は、まずはいまいる会社で給与を上げてもらうことはできないか、交渉する選択肢を取ってみてもよいでしょう。
方法5.異動を申し出てみる
いまいる部署での業務が合わないと感じていたり、人間関係に大きな悩みがあって解決が難しそうだったりする場合、部署異動を申し出てみるという選択はひとつあります。
部署異動をすることで仕事内容やメンバーのみならず、業務の進め方、部署の雰囲気、自分の評価などが、これまでよりよい方向に変わることもあり得ます。
部署が変われば、以前の部署の人たちとの関わりがほぼなくなるケースもあるため「人」で悩んでいた人にとっては、解決になることもあるでしょう。必ず異動が叶う保証はないものの、転職せずにいまの職場環境を変える方法としては有効です。
やる気が出ないことを理由に仕事を辞めたい…転職しても大丈夫?
やる気やモチベーションが全くない状態に陥ると、仕事を続けることが難しくなることもあるでしょう。「仕事のやる気が出ないから…」というのは、転職に理由になるのでしょうか。
やる気が出ない理由によっては転職もアリ
上記の方法などを試してみても、仕事へのやる気が出ないこともあるでしょう。やる気が出ない理由によっては、転職という選択肢もアリです。
職場環境などが自分では改善できなそうなレベルであったり、心身に不調が出つつあったりするなどの場合は、無理をして続けるよりも転職するほうが、意欲的に仕事に取り組めるようになることもあります。
仕事を辞めたいときの対処法などは、以下の記事でくわしくご紹介しています。
いまの仕事を辞めてもいいケースの判断ポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
やる気が出ないことを理由に転職するときの注意点
仕事へのやる気が出ないことを理由に転職する場合、以下の2点に注意しましょう。
やる気が出ない原因を明確にしてから転職する
仕事へのやる気が出ないのはなぜなのかを明確にし、それは本当にいまの職場では改善できそうにないのかどうかを考えてから、転職を検討しましょう。
「やる気が出ない」という理由だけで転職をしてしまうと、以下のようなことが起きる可能性があります。
- 転職先のほうが職場環境が悪く、さらにやる気を失う
- 前職と同じ問題にぶつかり、また辞めたくなる
どんな仕事や職場でも、不満やモチベーションが下がるようなできごと、辞めたいと感じる経験は何かしらあるものです。「転職したものの、以前よりもやる気をなくしてしまった」などということがないようにしましょう。
無計画で転職をしない
いまの仕事を辞めて転職すると決めたら、転職活動はもちろん、スムーズに辞めて転職するための計画を立てましょう。突発的な転職はいまの職場にも迷惑をかけてしまいますし、自分としても気持ちを整理できないままになってしまいます。
具体的な退職の流れについては、別記事「『仕事を辞める!』と決めた人へ-退職までの流れを解説」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
仕事のやる気がでないと感じることに罪悪感を持つ必要はありません。気分の波や体調、そのときの仕事の状況や職場環境などの要因から、ときにそう感じることがあっても不思議ではないからです。
問題は、やる気がでない状態が日常的にあり、投げやり・ネガティブな気持ちで仕事に取り組み続けてしまうことです。ミスやトラブルの要因になりかねないだけでなく、職場の人たちに不快感を与えることにもなります。今回ご紹介した方法なども参考に、自分なりに仕事へのモチベーションをコントロールしてみましょう。
よくある質問
やる気を出す方法は、やる気が出ない原因によって変わってきます。まずは「仕事のやる気が出ない原因」から、記事を読み進めてみてください。記事を読み終える頃には、やる気を出すための行動が明確になっているでしょう。
仕事のやる気(モチベーション)は些細なことで上下します。プライベートの時間をつくったり、少し運動をしてみたりするだけで、やる気が出てくることもよくあります。やる気が出ないことに悩みすぎず、まずは「仕事のやる気が出ないときの対処方法」を試してみましょう。
仕事へのやる気が出ないことや辞めたいと感じること自体は悪いことではなく、ほとんどの人が一度は経験しています。しかし、日常的に仕事を辞めたいと感じている場合は問題です。ジェイックの「就職相談」にお申込みいただければ、プロのアドバイザーがやる気が出ない要因を分析し、アドバイスさせていただきます。
状況にもよりますが、基本的にはオススメしません。ただし、身体や生活に影響が出始めるくらいにモチベーションの低下がみられるようであれば、まずは仕事を休んでみて、その後に転職も視野に入れるとよいでしょう。ジェイックでは転職の相談(オンラインも可)も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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※1. 2018/2/1~2018/7/31の当社研修参加者の内、当社が把握している就職決定者の割合
※2. 2005/5/1~2020/4/30の弊社主催の面接会参加人数
※3. 調査期間:2021年9月17日~9月19日(日本コンシューマーリサーチ)