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就職に強い大学10選!有名企業へ就職したい人は要チェック

就職に強い大学10選!有名企業へ就職したい人は要チェック

就職に強い大学には、どのような特徴があるのでしょうか。卒業後に有名企業に採用される割合が高かったり、就職に強い学部があったりする大学へ進学することで、自分が望むキャリアに近づくことができるでしょう。この記事では就職に強い大学10選をご紹介し、その要因について分析しました。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

就職に強い大学

就職に強い大学

まずは、就職に強い大学10選をご紹介します。今回、就職に強いことの基準は「有名企業400社への就職率が高い」という条件で選びました。その理由は、新卒の就活生のなかに、やはり大企業への就職希望者が多くいるためです。実際に、就活生の大企業と中小企業の求人倍率は以下の通りで、顕著な差となっています。

  • 大企業:0.5〜1倍
  • 中小企業:約8倍

求人倍率とは、就活生1人あたり何件の求人があるかを示す数値です。こちらのデータから、就活生の間で「大企業のほうが競争が激しい」ということがわかります。

東京工業大学

東京工業大学は、日本でも最高峰レベルの工業大学です。約9割の学生が大学院まで進学するため、大学院卒業までを見越したカリキュラムが用意されています。大学院に進学してから専門となるコースを選ぶことができるため、後悔しない進路選択がしやすい環境でもあります。

研究センターが多数存在するため、より研究意欲の高い学生が集まりやすく、研究力の高さも定評となっている大学です。

一橋大学

一橋大学は、日本で最古の社会科学系大学です。商学部経済学部法学部社会学部の4学部が存在する社会科学の研究総合大学で、理系学部は存在しません。

一橋大学は1学年あたりの人数が1000人程度と、大学の規模としては小さめです。しかし少人数ならではの魅力もたくさんあります。教員1人当たりが担当する生徒数を少なくして、丁寧な教育ができるよう工夫されています。

そのため企業からも十分な学びを評価され、就活に強い大学として評判です。これらの強みから、学生からの満足度も高い大学となっています。

国際教養大学

国際教養大学は2004年に開学された、比較的新しい大学です。秋田県にある大学のため知名度は高くないかもしれませんが、教育充実度と国際性では日本トップクラスを誇っています。国際教養大学における大きな特徴は、以下の2点です。

  • 授業がすべて英語で行われる
  • 1年間の海外留学が必修

在学中のカリキュラムも厳しめで、世界で通用する人材を育てることに特化した大学となっています。

電気通信大学

電気通信大学は東京都調布市に存在する大学で、コンピューターやプログラミングなどの情報技術を学ぶため、全国から多くの学生が集まります。情報系のスキルを身につけたい方にとっては、最高の学習環境が揃った大学といえるでしょう。

学部は、以下の3つが存在します。

  • 情報系
  • 融合系
  • 理工系

在学中はたくさんの課題をこなすことになりますが、その分得られるものは非常に多く、就職に強い大学としても有名です。

名古屋工業大学

名古屋工業大学は、愛知県名古屋市にある工学部のみの単科大学です。愛知県には工学部出身者の就職先も数多く存在するため、就職にも強い大学といえます。

実験環境も充実しており、設備面に優れているだけでなく、講師や先輩と一緒に実験をすることができるため、より専門的知識やスキルが身につきやすい環境となっています。研究室で成果を残すことができれば、必然的によい就職先につながりやすいことも、評判の理由のひとつです。

東京理科大学

東京理科大学は理工系学部が8つ存在する、理工系総合大学です。在学中に多くの資格取得が可能な点が強みとなっており、多くの資格試験合格者が存在することから、就職に強い大学として定評があります。

東京理科大学の卒業生は民間企業への就職が多い一方で、国家公務員試験の合格者数も少なくありません。ただし留年率も高く、授業の難易度は高めといえます。

九州工業大学

九州工業大学は、福岡県北九州市にある国立大学です。 カリキュラムの充実さから、専門的な勉強がしたい方にはおすすめの大学といえるでしょう。とくに衛星開発プロジェクトやAIプログラムなど、他大学では学べない専門的な学びを得ることもできます。

このように、次世代の産業に着目したカリキュラムが企業からも評価され、就職率は学部卒院卒ともに高く、就職に強い大学として評判です。

豊田工業大学

豊田工業大学は愛知県名古屋市にある私立大学で、工学部のみの単科大学です。トヨタ自動車株式会社の社会貢献活動の一環で創立された大学で、就職においても強い実績を持っています。

サポートが充実しているだけでなく、体験的学習を重視している大学のため、実習科目が多めという特徴があります。そのため、学生が就職してからも役立つ知識やスキルを習得できることも強みといえるでしょう。

早稲田大学

早稲田大学は日本の私立大学の中でも歴史が長く、13もの学部を持つ総合大学です。早稲田大学の強みとしては、ほとんどの授業が学部をまたいで受けられるということです。所属している学部以外の授業にも出て、幅広い学びを得ることができます。

また、早稲田大学は多くの学生が在籍する大学のため、多様性を尊重し合える雰囲気が見られます。規模の大きさから、やろうと思ったことには取り組みやすい環境も揃っています。

大阪大学

大阪大学は国内有数の難関国立大学で、11の学部を持つ総合大学です。約23000人もの多様な学生が在籍していてサークルや部活の数も多いため、大学生活の充実さにおいても、学生からの満足度が高くなっています。

また、研究力の高さも全国トップレベルの大学です。学業に打ち込むには、とてもよい環境が揃っています。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

就職に強い大学は理工系が多い

就職に強い大学は理工系が多い

先ほどご紹介した就職に強い大学は、以下のように分類されます。

  • 理系学部:東京工業大学、電気通信大学、名古屋工業大学、東京理科大学、九州工業大学、豊田工業大学
  • 文系学部:一橋大学、国際教養大学
  • 総合大学:早稲田大学、大阪大学

こうして見ると、就職に強い大学は理工系の大学が多いことがわかります。ではなぜ、理工系の大学が就職に強い傾向が見られるのでしょうか。主な理由は、以下の3点です。

就活生の専門性がわかりやすい

工学理学農学医学などの理系学部は、出身学部によって何ができるのかがわかりやすいといえます。企業側も学生のできることや強みがはっきりと把握できるぶん、採用にも結びついていると考えられます。

もちろん文系学部も専門性はありますが、理系学部のほうが専門性が直接仕事に結びつきやすい傾向にあるため、就職において有利となることが少なくないのです。

テクノロジーの進化が注目されている

多くの企業は、年々テクノロジーを活用したITツールを使って仕事をするようになっています。たとえば現代において、仕事でパソコンを使うことは当たり前になりましたが、今後テクノロジー技術は、さらに幅広いシーンで使われていくことでしょう。

就職率が景気に左右されづらい

不景気な時に採用人数を調整されやすいのは、専門性の高い人よりも低い人である傾向が見られます。理系と文系で比較すると、やはり採用という場においては、文系のほうが専門性が低いとみなされ、採用自体を減らす企業もあるかもしれません。

好景気なときの就職率は、文系も理系も100%に近い就職率です。しかし不景気なときになると、就職率は文系で60%前後、理系で70%前後と、大きな差がみられます。以上のデータから、理工系学部は不景気のときでも比較的、就職率に影響されづらいといえるでしょう。

※. 2022/3~2023/3の当社相談参加者へのアンケートで『満足』『どちらかといえば満足』を選んだ方の割合

大学別の就職率一覧

大学別の就職率一覧

最後に、就職に強い大学別の就職率一覧をご紹介します。ここでいう就職率の定義は「有名企業400社への就職率」です。

近年、就活生にとっては売り手市場の時代であり、企業に就職すること自体はさほど困難ではない時期が続いていました。そのため、多くの学生にとって人気で競争率も高い、有名企業への就職率を基準にしています。ここでは、有名企業への就職に強い上位10大学をご紹介します。

東京工業大学

有名企業400社への就職率第1位は、東京工業大学(54.4%)です。学生の約9割が大学院に進学するため、多くの学生は大学院生1年目から就活を始めます。

東京工業大学が就職に強い理由は、OBやOGからのサポートが手厚いため、メーカーへの就職がしやすいことでしょう。OBやOGとのつながりが強く、学内説明会に参加して推薦枠をもらえることもあります。企業から見ても、それだけ学生の質が高いという信頼があるということでしょう。

一橋大学

有名企業400社への就職率第2位は、一橋大学(52.4%)です。一橋大学の就職率が高い理由としては、理念である「産業界のリーダーを育成する」に沿ったカリキュラムによって、企業の期待に応えられる能力育成に励んでいるからと考えられます。

学生数が少なく、一人ひとりの個性に合わせたサポートが受けやすいことも、就職に強い要因です。

国際教養大学

有名企業400社への就職率第3位は、国際教養大学(42.9%)です。国際教養大学のカリキュラムはとても特殊ですが、企業側が欲しい人材が育つ仕組みになっています。

  • 授業がすべて英語で行われる
  • 少人数教育
  • 1年間の海外留学が必須
  • 卒業条件が厳しい

ここまで学生期間にしっかり勉強している大学は、そうそうありません。そのため、卒業生に対する企業からの信頼も厚いのです。

電気通信大学

有名企業400社への就職率第4位は、電気通信大学(39.5%)です。電気通信大学は入学の難易度に対してとても高い就職率を誇っています。その理由としては、情報系と理工系学部に特化された大学のため、より研究に熱心な雰囲気が学内全体で出やすいことが考えられます。

ただし先ほどもご紹介した通り、理工系学部自体が就職に有利であるため、電気通信大学は就職に有利な学部のみで構成されていることも就職率が高いひとつの要因といえます。

名古屋工業大学

有名企業400社への就職率第5位は、名古屋工業大学(38.7%)です。名古屋工業大学は就職に強い大学となるよう、さまざまな工夫がなされています。たとえば、どこの企業に何名のOBやOGがいるのかを共有するなどして、学生の企業選びの参考情報を与えています。

企業とのつながりを持ち、学生が魅力を感じやすいようなPR方法を企業にアドバイスしたりもしています。こうした独自の取り組みが、就職に強い大学として評判な理由といえるでしょう。

東京理科大学

有名企業400社への就職率第6位は、東京理科大学(38.0%)です。東京理科大学の就職の強さは、カリキュラムの内容が厳しいぶん、企業からの信頼を確保できていることが要因といえます。

学生からも「将来に向けて努力できる人にとっては、とても学びのある大学」という定評があります。

九州工業大学

有名企業400社への就職率第7位は、九州工業大学(37.4%)です。九州工業大学も独自の就職サポートを行っており、以下のような特徴があります。

  • 就職担当教員がいる
  • 多数のOBOGを呼んだキャリアセミナーを実施
  • 卒業生ネットワークを大事にし、学生1人あたり推薦枠を増やしている

これらの工夫が、就職に強いことの要因といえます。

豊田工業大学

有名企業400社への就職率第8位は、豊田工業大学(37.3%)です。偏差値は58程度ですが、一流大学に負けない有名企業への就職率を誇っています。その大きな理由はトヨタ自動車によるサポートによって、就職に向けた技術を学べる環境があるからです。

実際に学生に対する企業からの評価も高く、有名企業への高い就職率を維持しています。

早稲田大学

有名企業400社への就職率第9位は、早稲田大学(34.7%)です。早稲田大学は就職に向けたサポートが手厚く、以下のようなサービスがあります。

  • 就職ガイダンス
  • 学内企業説明会
  • 早稲田大学生を対象とした求人情報
  • キャリアセンターによる個別相談

総合大学ならではの手厚い就職サポートがあることから、上記の就職率を誇っていると考えられます。

大阪大学

有名企業400社への就職率第10位は、大阪大学(34.3%)です。その理由として、同じ関西の難関大学である京都大学や神戸大学などに比べて、全体的に単位を取得するのがむずかしいことが考えられます。

そのぶん企業からは「学生時代に一生懸命勉強をした」という評価をされることが多く、その結果、高い就職率につながっているようです。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター