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中卒から大学を目指す方法を解説!正社員就職を目指すべき人の特徴も

中卒から大学を目指す方法を解説!正社員就職を目指すべき人の特徴も

「中卒から大学を目指す方法を知りたい!」と思っていませんか?

いざ大学進学を考えても、「そもそも高校も出ていないのに大丈夫かな……」と不安になる人は少なくありません。しかし、実際には中卒であっても大学への進学を果たす人はいますし、目指す方法も大きく分けて5つのルートが用意されています。

この記事では、この5つのルートについて紹介すると共に、大学進学を考えるにあたってこれだけは押さえておきたいことについてもお話します。大学を目指す人、または気持ちが固まらない人に参考となる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

中卒が大学を目指す前に考えておきたいこと

中卒が大学を目指す前に考えておきたいこと

まずは、中卒から退学進学を目指す前に考えておきたいことがあります。それは、次の3つです。

  • そもそもなぜ大学に行きたいのか?
  • 勉強に対する苦手意識は克服できそうか?
  • 大学に入ることが「ゴール」になっていないか?

では、それぞれを考えておくべき理由をお伝えします。

そもそもなぜ大学に行きたいのか?

まず考えたいのが、「そもそもなぜ大学に行きたいのか?」という理由にあたる部分です。なぜなら明確な目的もないまま大学進学を目指すと、その目指す過程で挫折してしまう可能性が高いからです。

後ほど詳しくお伝えしますが、中卒から大学進学を目指す場合には一般に2つの試験をクリアしなければなりません。1つは高卒認定試験、もう1つが大学受験ですが、これらに取り組むにはかなりの努力が必要です。そしてこのとき「なんとなく大学に行けたらなぁ」と考えていると、結局はモチベーションが湧かず、結局は大学受験までたどり着けないケースが多いのです。

勉強に対する苦手意識は克服できそうか?

勉強に対する苦手意識についても、冷静に考えておかなければいけません。「勉強は中学生以来」という人もいるかもしれませんが、大学を目指す過程では中学だけでなく、高校レベルの勉強、さらには大学受験にあたっては応用力が問われるような問題も出題されます。

さらに、大学に進学しても勉強は続きます。授業に出席して単位を取得し、場合によっては数十枚にわたるレポートや、卒論執筆に向けて自学自習をすることもあるでしょう。勉強について挙げるときりがありませんが、こうした未来はほぼ確実に訪れます。そのためもしも勉強に苦手意識があるようだと、この先で苦労する可能性が高いのです。

大学に入ることが「ゴール」になっていないか?

大学入学が「ゴール」になっていないか、ということも改めて考えてみましょう。

「大卒」という学歴は、たしかに日本では中卒よりも優遇される傾向があります。そして、その肩書を手に入れようと行動してみることは、自身の可能性を広げるという意味でも前向きな行動といえるでしょう。

一方で大学がゴールになってしまい、結局はその4年間を何となく過ごすようであれば、それは見方によっては「ムダ」な時間を過ごしてしまう、ともいえます。事実、大学3~4年生に聞いたアンケートによると、65.4%が大学1~2年のときを「後悔している」という結果も出ているように、ただただ毎日を過ごしてしまう大学生は多いのです(※)。

大学は、あくまで人生の「通過点」に過ぎません。通うことがゴールになっていないか、ここで改めてしっかりと考えてみてください。

就職ジャーナル「大学3年生~大学院2年生に聞きました。大学1~2年の過ごし方、後悔してる?」

中卒から大学を目指す方法

ここからは、中卒から大学を目指す方法を紹介します。

  • 高卒認定資格を取得する
  • 高校に入学・再入学する
  • 専修学校・高専を修了する
  • 入学資格審査に合格する
  • 通信制大学の特修生・履修生制度を使う

お伝えのとおり、大学進学は気軽に挑戦できるようなものではありません。厳しい毎日が待っているかもしれない、といったことは覚悟したうえで、それでも進学を目指す場合にはこれから紹介するルートを検討してみましょう。

高卒認定資格を取得する

1つ目は、高卒認定資格(以降、高認)の取得を目指す方法です。

高認とは、文部科学省が実施する試験のことで、正式には「高等学校卒業程度認定試験」と呼ばれます。この試験に合格すると、「高等学校卒業者と同等以上の学力がある」と認定されます。

高認を取得するメリットは、次の4つです。

  • 大学や短大、専門学校の受験資格が得られる
  • 高認の合格科目が、高校の単位として認定される場合がある
  • 一部の国家資格、または公務員試験を受験できる
  • 「高卒」の学歴が必要な民間企業に応募できる可能性がある

特に、大学の受験資格が得られるのは大きなメリットといえるでしょう。なお、高認を取得しても「高卒」の学歴は得られません。あくまで「高校卒業程度の学力があります」という証明ではありますが、一般には「高卒」と捉えられ、たとえば就職の際に高卒者として扱われるケースも多く見られます。

受験資格

高認は、次の人が受験できます。

  • 受験する年度で16歳以上になる人
  • 大学入学資格のない人

これらの条件に該当するのは、たとえば中卒者、または高校を中退した人、そして高校に在学している人などです。一方で、年齢的に条件を満たさない中学生や、高校をすでに卒業し大学入学資格を持っている人は受験できません。

試験教科

高認の試験教科は、次のとおりです。

  • 国語
  • 地理歴史
  • 公民
  • 数学
  • 理科
  • 外国語

試験自体の難易度はそこまで難しくなく、対策をしっかりすれば合格に近づくといわれますが、勉強自体が久しぶりの場合には苦労する可能性もあるでしょう。なお、高校での勉強の進み具合などによっては免除される科目もあったり、教科によっては受験科目を考える必要があったりと、試験内容は少し複雑です。高認を考える場合には次の公式サイトも参考に、受験のプランをしっかりと練っておきましょう。

高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)

高校に入学・再入学する

大学の受験資格を得るため、高校への入学を考えてみるのも一つの手といえます。具体的には、次の2つの高校への進学を考えてみましょう。

  • 通信制高校
  • 定時制高校

では、それぞれの高校の特徴について解説します。

通信制高校

通信制高校とは、自宅で学習を進めたい人のための高校です。基本的には授業はなく、レポートを提出したり、試験を受けたりすることで、卒業までに必要な単位を取得していきます。「スクーリング日」と呼ばれる登校日は多少あるものの、メインは自宅学習となるので、自分のペースで勉強を進めていきたい人に向いているルートといえるでしょう。

無事に通信制高校を卒業すると、最終学歴が中卒から「高卒」に変わり、大学の受験資格が手に入ります。

定時制高校

定時制高校とは、昼、もしくは夕方以降に授業を受けたい人のための高校です。いわゆる朝から夕方までの「全日制」と比べ、定時制の場合には1日の授業数が少ないので、仕事や子育てをしていても高校に通いやすい、といったメリットがあります。

ちなみに「全日制高校に入学して卒業する」というルートも考えられますが、あまりおすすめはできません。ほぼ1日授業で埋まるので自由度が低く、さらには16~18歳の生徒がほとんどなので、人によっては息苦しさを覚える可能性があるからです。

専修学校・高専を修了する

中卒者が大学進学を目指すルートとして、専修学校や高専を修了する、という手も考えられます。

専修学校には、入学資格によって「高等課程・専門課程・一般課程」の3つの過程がありますが、中卒者の場合には「高等課程」に進むことが一般的です。そしてこの高等過程に通い、就業年数が3年以上などの条件を満たし、かつ文部科学大臣が指定した学校・学科を修了した人に大学の受験資格が与えられます。

また、技術者の養成を目指す「高専」の修了後も大学受験資格を得ることができます。

入学資格審査に合格する

入学資格審査の合格も、大学進学を目指すルートの一つです。

入学資格審査とは、「高校や大学を卒業した人と同等の学力があるか」を判断する審査のことで、仮にこの審査に通った場合、先ほど紹介したような「高校や専修学校・高専に入るルート」を踏まずとも大学進学を果たせます。

なお、大学によって入学資格審査の内容は異なります。気になる大学がある場合には、そもそも入学資格審査は実施しているか、実施していればどういった内容の審査なのか、といったことを確認してみましょう。

通信制大学の特修生・履修生制度を使う

中卒者が大学を目指すルートとして最後に挙げられるのは、「通信制大学の特修生・履修生制度を使う」という方法です。

通信制大学とは、自宅学習をメインに単位を取得していくスタイルの大学のことで、基本的には大学配布の教材や資料を使って勉強したり、レポートを提出したりして学習を進めていきます。ちなみに先ほど「通信制高校」の話をしましたが、こちらは「通信制大学」の話なので混在しないように注意しましょう。

そして通信制大学の特修生・履修生制度とは、大学入学資格を持たない人でも入学できる制度のことで、たとえば「大学で半年以内に16単位を取得すること」などの条件が課せられるケースが一般的です。逆に言うと、こうした条件を満たせば中卒であっても通信制の大学への進学が可能ということです。

中卒から大学進学を目指すメリット

ここからは、中卒から大学進学を目指すメリットを紹介します。

  • 興味の幅を広げることができる
  • 就活を有利に進められる
  • 正社員として働ける可能性を高められる

では、それぞれのメリットについて見ていきましょう。

興味の幅を広げることができる

まずメリットとして挙げられるのが、興味の幅を広げられることです。

大学は高度な知識を学ベる場としてだけでなく、さまざまな授業を選択できたり、年齢や国籍が違う人とも交流を深められたり、といったことができる場所です。つまり新鮮な出会いに溢れている場所ともいえ、自分自身の価値観が大きく変化する、といったことも珍しくありません。

そのため人によっては、たとえば英語に興味があって学部を選択したけれど、色々な授業を受けるなかで「金融」の面白さに目覚め、「将来はお金に関わるような仕事をしたい」といった思いに至るケースもあるでしょう。このように大学は、この先の未来を左右するような出会いにも溢れているため、自分自身の興味の幅が広がる可能性を秘めた場所ともいえるのです。

就活を有利に進められる

就活を有利に進められることも、大卒の肩書を手にするメリットの一つです。日本の新卒採用は変わってきているとは言われるものの、まだまだ採用にあたって学歴を重視する傾向はなくなっていません。特に大企業の場合には応募要件に「大卒以上」とするケースが一般的のため、高卒や専門卒の場合にはそもそも応募できるチャンスすらないことになります。

一方で大学を卒業する見込みがあれば、こうした大企業にもチャレンジできます。なお「大学院卒」を採用の条件とする会社も存在しますが、数自体は少数です。そのため高度な専門職でなく、さらには大卒という学歴さえあれば、就活の段階で多くの業界や会社に挑戦できるといったメリットがあるのです。

正社員として働ける可能性を高められる

大卒であれば、就職にあたって「正社員」として働ける可能性も高められます。厚生労働省発表の「平成30年若年者雇用実態調査の概況 現在の就業状況」によると、15歳~34歳までの若年労働者における正社員の割合は次のとおりです。

  • 中卒:35.4%
  • 高卒:56.3%
  • 大卒:80.9%

これを見ても分かるように、大卒者のおよそ80%が正社員として働けているのに対し、中卒者はその半分以下、約35%しか正社員就職を実現できていません。その理由はさまざま考えられますが、やはり先ほど紹介したように「大卒のほうが就活に有利」ということはその一因として考えられるでしょう。

厚生労働省|平成30年若年者雇用実態調査の概況 現在の就業状況

中卒から大学進学を目指すデメリット

ここまで、中卒者が大学進学を目指す方法、またメリットについてお伝えしてきました。一方で冒頭に述べたように、ただ何となく目指せるほど、大学進学は甘いものではありません。メリットだけを見て、後から後悔することのないように、最低でも次の3つについては理解しておきましょう。

  • 貴重な時間を勉強に充てることになる
  • 通学費用が掛かる
  • 良い企業に就職できる確約はない

では、それぞれについて解説します。

貴重な時間を勉強に充てることになる

まずデメリットとして挙げられるのが、貴重な時間を勉強で奪われてしまう可能性があることです。

高認を受ける場合には中学で習った内容の振り返りから始め、教科ごとの対策をしていく必要があります。そしてそれで終わりではなく、多くの場合、その先には大学受験が待っています。高認は比較的簡単な試験には分類されるとはいえ、大学受験はそうとはいきません。目指す大学によっては現役の高校3年生、もしくは浪人生と戦っていかなければならないなど、相当な勉強量が求められるでしょう。

このように中卒から大学を目指す場合には、必然的に多くの時間を勉強で取られることになります。一方で仕事の中には、学歴が重視されない仕事もたくさん存在します。営業職やプログラマーがその一例ですが、大学に向けた勉強に時間を充てるのではなく、こうした仕事に早めに就いてスキルを伸ばしていくほうが、結果として「正社員として安定して働く」「高年収を達成する」といった未来を早く手にできる可能性もあるのです。

通学費用が掛かる

通学費用が掛かることも、大学進学のデメリットとして挙げられるでしょう。

日本政策金融公庫によると、平成27年度の大学入学費用の平均は102.6万円で、種別で見ると次のとおりです。

  • 国公立:81.9万円
  • 私立文系:106.7万円
  • 私立理系:106.0万円

一方で、大学の在学費用の平均は1年間で141.1万円です。これも種別で分けると次のとおりです。

  • 国公立:93.9万円
  • 私立文系:142.2万円
  • 私立理系:178.0万円

私立理系が頭一つ飛び出ていますが、国公立であっても年間100万円近いお金が掛かり、これが4年間にもなると掛かってくるお金も4倍です。その他、一人暮らしの場合には家賃や光熱費、さらには移動費や交際費などが重なってくることを考えると、最低でも500万円近くの出費を覚悟する必要があるでしょう。

このように、大学進学には多額のお金が必要になります。奨学金制度などを利用できる可能性もありますが、場合によっては将来にわたって返済し続けなければならず、大きな負担になる可能性も考慮に入れなければいけません。

こうした現実をしっかりと直視しつつ、「ここまでお金を掛けて大学に行くメリットは自分にはあるのか」といったことは、今一度冷静に考えてみても良いでしょう。

日本政策金融公庫|ニュースリリース

良い企業に就職できる確約はない

現実問題として、大学を卒業したからといって良い企業に就職できる保証はない、ということもデメリットとして考えられます。

学歴別の正社員割合を先ほど紹介しましたが、たしかに大卒者の80.9%は正社員として働いています。一方でこれは5人に1人の割合で正社員として働けていない、ということも意味し、なかには就活に苦労し、いわゆる「就職留年」をする学生も少なくありません。

もちろん、正社員として働くことが全てではありませんが、派遣や契約社員と比べ、雇用が安定しているのはたしかです。そして日本には法人だけで約200万社近い会社が存在しますが、いわゆる大手と言われる「一部上場企業」はおよそ2000社に過ぎず、その割合は全体の0.1%に過ぎません。さらには就活では同じく大卒者と内定を争っていくことになるので、「大卒だから良い会社に入社できる」という確証はないのです。

以上の理由から、「いい会社に就職できるから大学を目指す」というのは、少し厳しい言い方をすると安易な考えともいえます。むしろ早くから手に職をつけ、大卒者以上に悠々自適な生活を送れている人も珍しくないので、もしも「良い会社」だけを視野に大学進学を目指している場合には、一度検討し直してみても良いかもしれません。

なお、たとえ中卒や高卒であっても、仕事の選択によっては正社員として働ける可能生もあります。仕事探しのサポートという点では、たとえば私たちの「就職カレッジ」などの就職エージェントを使ってみるのもおすすめです。中卒や高卒からの正社員就職を多く支援してきたノウハウをもとに、企業選びから就活マナー、面接のアドバイスまで、すべて無料で就活をサポートします。

中卒は大学進学以外にも「正社員就職」を目指してみよう

大学進学のリアルな側面は理解できましたか?こうした厳しい現実も踏まえつつ、それでも大学を目指す場合には、まずは勉強を早い時期から始めるに越したことはありません。ルートもいくつかあるので、この記事の前半で伝えた方法を検討しつつ、大学進学に向けた準備を進めていきましょう。

一方で、正社員としての就職を第一に考えようと思い立った場合には、こちらも就職に向けたスタートを早めに切る必要があります。特に次のような人は、大学進学よりも就職を目指したほうが良いかもしれません。

  • 早く手に職をつけたい人
  • 早くひとり立ちをしたい人
  • 社会的信用を得たい人

では、それぞれの特徴をお伝えします。

早く手に職をつけたい人

まず、早く手に職をつけたい人は正社員就職を考えてみましょう。大学進学を目指す場合にはどうしても勉強に時間を取られてしまいますが、その勉強時間をスキル習得の時間に充てれば、早いうちから技術力をつけることができます。

そして身に付けたスキルや技能は、この先で仕事を探していくとき、または高年収の会社を目指して転職を考えるなどの際に、きっとあなたを助けてくれるはずです。

早くひとり立ちをしたい人

親元から離れ、すぐにひとり立ちしたい人もまずは正社員就職を検討してみるのがおすすめです。特にお金の面で親に苦労を掛けたくない人は、就職が優先されるでしょう。

たとえば大学を目指す過程では通塾費などが掛かるだけでなく、前述のように大学の学費も数百万円単位で発生します。このとき、両親にお金を工面してもらうこともあるかと思いますが、なかには「自分のことは自分でしたい」と考える人もいるかもしれません。

こうした自立志向がある人は、お金の面で色々な不安を抱えるより、むしろ親元を離れ、自分で仕事をしてお金を稼いでいくほうがノビノビとした生活を送れる可能性があるでしょう。

社会的信用を得たい人

社会的信用を早く得たい人も、大学進学よりも正社員就職を目指してみても良いかもしれません。一般に「信用」という観点で見ると、大学生の信用度は社会的には低めです。成人を迎えているにしても学生という点には変わりないので、たとえば住宅ローンなどを組む、といったことへのハードルはかなり高いでしょう。

一方で社会人、特に正社員の場合には毎月の固定収入が見込めるため、社会的信用度が高い傾向にあります。つまり「安定収入」があるかないか、が信用を左右するので、たとえばこうした社会的信用を得て「家を建てたい」「お金を借りて事業を起こしたい」といった人の場合には、社会に早く出てしまったほうが多くのメリットが手に入る可能性があるのです。

中卒が正社員就職を実現させる方法

では最後に、中卒から正社員就職を実現させるための方法を紹介します。

  • 未経験歓迎・学歴不問の求人を探す
  • 実力主義の仕事を探す
  • 就活に役立つ資格を取る
  • 就職エージェントを使う

たびたびの登場にはなりますが、学歴別の正社員データを見ると、中卒の35.4%、つまり3人に1人は正社員として働けている事実も見えてきます。正社員就職のチャンスはあるので、ぜひこれからお伝えする方法を試してみてください。

未経験歓迎・学歴不問の求人を探す

まず意識したいのが、未経験歓迎や学歴不問の求人を探してみることです。たとえば介護に関わる会社や、IT業界は人手不足に悩まされています。こうした業界では人材を確保するために学歴関係なく採用する傾向があるので、特にこだわりがなければこうした業界を中心に会社を探してみるのがおすすめです。

場合によっては「未経験歓迎」「学歴不問」と明記してある求人もあるので、求人票を見る際にチェックしてみてください。

実力主義の仕事を探す

中卒から正社員就職を目指す場合には、実力主義の仕事にも目を向けてみましょう。実力主義とは、年齢や学歴などに関係なく、その人が持つスキルや能力によって成果が決まることを指します。

特に次のような仕事、または会社は実力主義の世界ともいえ、中卒であっても戦っていけます。

  • 営業
  • プログラマー
  • ベンチャー

ではそれぞれの仕事・会社の特徴をお伝えします。

営業

営業とは、簡単に言うと「商品やサービスを販売する仕事」です。会社にもよりますが、たとえば保険商品を売る会社の場合には、売り上げた金額の一部がその営業社員のもとに渡る「インセンティブ」という制度を設けている場合があります。

こうした仕事に就くと実力があればそれだけ給料を上げることができ、そこに学歴は関係ありません。もちろん体力やメンタル面での強さも必要になるなど、簡単な仕事ではありませんが、学歴を逆転できるという点で中卒であっても活躍できる仕事といえるでしょう。

プログラマー

プログラマーもおすすめです。プログラマーとは、主にITシステムの設計に沿ってコードを打ち込んでいく仕事で、IT業界が人手不足ということもあり、学歴関係なく未経験でも採用している傾向にあります。

ただし、専門的な知識が必要になるので、そもそもITに興味を持てなかったり、細かい作業が苦手だったりする場合にはあまりおすすめできません。一方で早く手に職をつけたい人、コツコツとした作業が得意な人は検討してみる価値はあるでしょう。

ベンチャー

「ベンチャー企業」も実力主義の会社が多いと言われます。ベンチャーとは、一般に「新しい技術や高度な知識をもとに、革新的なビジネスを起こす会社」を指す際に使われる言葉です。

ベンチャーの場合、まずは売上を安定的に確保していくことが優先されるため、学歴というよりは、その社員の能力が評価される傾向にあります。つまり会社に貢献してくれる人であれば学歴に関係なく採用する可能性があり、その中で活躍していけば、その企業が大きくなっていく過程で中心人物となってビジネスを引っ張っていくこともできるのです。

就活に役立つ資格を取る

中卒から正社員就職を目指す場合には、就活に有利に働く資格に挑戦してみるのもおすすめです。何を取得すればいいか迷う場合には、次の資格を検討してみましょう。

  • 宅地建物取引士
  • 介護福祉士
  • 電気工事士

では、それぞれの資格について解説します。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産業界で働くときに役立つ資格です。「宅建」とも呼ばれ、宅建を取得した人にしかできない独占業務も存在するなど、取得すると不動産業界の中で一目置かれる存在になります。

また不動産の売買などを行う会社には、従業員5人に1人以上の割合で宅地建物取引士を置くことが義務づけられています。そのため宅建の取得者は不動産会社では特に手厚く迎えられるケースが多く、資格取得のメリットはかなり大きいといえるのです。

介護福祉士

介護福祉士は、介護士として働く場合に持っておきたい国家資格です。高齢化社会で介護が必要とする人が増えている中、介護福祉士の需要が高まっています。特に介護福祉士の資格を持っていると、全国どこでも「国に認められた介護士」として働くことができ、さらには介護施設の管理職として働く道も見えてきます。

電気工事士

電気工事士は、その名の通り「電気設備を工事する人」のための資格です。電気は生活になくてはならないことから、この先も長く働いていける仕事といえ、食品メーカーの工場やオフィスビルをはじめ、活躍できるフィールドが広いのも特徴です。学歴がそこまで従事されないので、手に職を付けたい人にはぴったりの仕事といえるでしょう。

就職エージェントを使う

中卒から正社員就職を目指す場合には、就職エージェントの利用も検討してみてください。就職エージェントとは、求人の紹介や選考のアドバイスをはじめ、就職活動に関わるあらゆるサポートを行ってくれるサービスのことで、無料で利用できます。

たとえば私たちジェイックの「就職カレッジ」では、18歳以上の方であれば最終学歴が中卒の方の支援もさせて頂いています。あなただけの担当者が、就職活動の進め方から履歴書の書き方、面接の対策まで一貫してサポートさせて頂きますので、少しでも不安があればまずは相談にお越しください。

まとめ

中卒から大学を目指す方法を、そのメリット・デメリットも交えつつ紹介してきました。

学歴にコンプレックスを抱えている人にとって、高卒、そしてその先の大卒という肩書を手に入れることは、今のモヤモヤとした気持ちを晴らす上で一つの有効な手立てになるでしょう。そして大学に行くことで得られる出会いや、就活に有利に働くといったメリットも手に入れることができます。

一方で、大学への進学は「通過点」の一つに過ぎません。この先の長い人生を考えたときに、人によっては進学ではなく就職を目指したほうが、自分にとってより良い人生を歩める可能性もあります。

大学進学を目指すには、それ相応の時間と労力も必要です。イメージではなくリアルな側面を踏まえ、大学に進学するかどうかを今一度慎重に検討していきましょう。

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高藤 薫
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター