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第二新卒の履歴書の自己PRの書き方例

第二新卒の履歴書の自己PRの書き方例
第二新卒FV

第二新卒履歴書の自己PRの書き方事例をご紹介します。履歴書で興味付けをしないと書類選考に通りません。企業が第二新卒に求めていることを理解して履歴書に書きましょう。退職理由は志望動機と一緒に考えるのもコツです。

第二新卒の自己PRの考え方

次に、第二新卒の自己PRの考え方という事で、「第二新卒を企業が求めている理由」と「自己PRのポイント」についてご紹介いたします。

第二新卒を企業が求めている理由を考える

まずは、企業が第二新卒を求めている理由ついてご紹介をしていきます。

企業が第二新卒に求めている理由は下記の通りです。

  • 基本的なビジネスマナーが備わっているから
  • フレッシュさと意欲があるから

それでは、早速上記2つについてご紹介していきます。

基本的なビジネスマナーが備わっているから

まず、1つ目が基本的なビジネスマナーが備わっているという事です。

第二新卒は、新卒で入社をした会社で新人研修を受けているはずなので、挨拶、電話対応、名刺の受け取りや渡し方などのスキルを身に着けていることが期待できます。

そのため、新卒に比べて教育のコストがかからないといったメリットがあるのです。

フレッシュさと意欲があるから

次に、ご紹介する企業が第二新卒を求める理由は「フレッシュさと意欲がある」という事です。

第二新卒は、社会に出てまだ2年~3年目です。若手ならではのフレッシュさと意欲は企業から高く評価されます。どのような異業種・異職種からの転職であったとしても、若く元気があるという事、社会に対して前向きであるという事。この2つがあると採用をされる確率は上がるでしょう。

自己PRのポイントを考える

次に、自己PRのポイントについてご紹介いたします。

自己PRのポイントは下記の通りです。

  • 企業の求めている人格・スキルがあるか
  • 企業に対して、自分が貢献できることをアピールできるか
  • 言いたいことが抽象的・散漫でないか
  • 前職の批判をしないか

では、早速「自己PRのポイント」についてご紹介していきます。

企業の求めている人格・スキルがあるか

まず、1つ目の自己PRのポイントは、「企業の求めている人格・スキルがあるか」という事です。

自己PRのポイントで最も大切になるポイントは、企業が何を求めているのかという事を考え自己PRを作るという事です。ここをしっかりと把握し自己PRを考えなければ、企業から評価をしてもらえません。

求人広告、企業HPをしっかりと読み、どのような人柄・スキルを持っている人材を求めているのかをしっかり考えてみましょう。

企業に対して、自分が貢献できることをアピール

次に、ご紹介する自己PRポイントは「企業に対して、自分が貢献できることをアピールできるか」という事です。

企業に対して、自分には何が出来るのかという事を端的にアピールしましょう。直接の実務経験がなくても大丈夫です。

例えば、営業職から他職種へ転職を考えているといった場合、「営業時代にはどのような工夫をして、どのような成果を出したのか」といった点も十分アピールにつながります。

言いたいことが抽象的・散漫でないか

次にご紹介をするポイントは、「言いたいことが抽象的・散漫でないか」という事です。

「企業に対して何が出来るのか」「前職でどのような経験を積んできたのか」といった事が抽象的だと、企業側は「採用をすべきかどうか」という判断を下すことが出来ないのです。

また、ついつい言いたいことを沢山詰めてしまうと、結局何が出来るほうなのかハッキリせずに散漫な印象を与えてしまうのです。

前職の批判をしないか

最後のポイントは、「前職の批判をしないか」です。

前職の批判をしてしまう事により、「他責で物事を考える人」というような悪い印象を与えてしまうので、これは絶対にNGです。

なぜ、「転職を考えているのか」という理由を述べる際は出来る限り前向きな理由を記載するように心がけましょう。

詳しくは、こちらの記事で解説をしています。是非読んでみて下さい。

自己PRと志望動機はコツを意識して書くだけ!例文やポイントをご紹介

第二新卒の自己PRの書き方

こちらでは、第二新卒の自己PRの書き方をお紹介していきます。

第二新卒の自己PRの書き方としては、2つのステップに分けて書きます。ステップについては下記の通りです。

  1. これまであった出来事を書き出す
  2. 分かりやすく調整をする

それでは、早速ご紹介していきます。

ステップ1:これまであった出来事を書き出す

まず最初のステップはこれまでの出来事を書き出していくという事です。

いきなり自己PRを書く必要はありません。まずは、これまで経験をしてきた事をとにかく書き出してみましょう。先ほどもお伝えした通り、失敗経験ですら書き方次第で自己PRとして使えるのです。「これ使える?」などは気にせずに、まずはこれまでの出来事をどんどん書きましょう。

ステップ2:分かりやすく調整をする

そして、次に分かりやすく調整するという事です。

あなたがとにかく書き出した経験を、人事担当の方に分かりやすく伝えるために情報の整理を行いましょう。

ポイントとしては、下記の2つがあります。

  • 実績、保有資格、身につけたスキルのアピール
  • アピールポイントを絞る

それでは、次の2つのポイントについてご紹介いたします。

実績、保有資格、身につけたスキルのアピール

まず、初めに「実績、保有資格、身につけたスキルのアピール」です。

「この人は採用すると、きっと活躍をしてくれるだろう」と人事担に印象づける必要があります。そのため、アピールポイントは、ここまで培ってきた実績や保有している資格、前職を通じて身につけたスキルなどのアピールをしていきましょう

アピールポイントを絞る

次に、「アピールポイントを絞る」という事です。

「できる限り多くアピールしたい」とついつい考えてしまう人が多いですが、アピールポイントは多すぎると、結構何ができる人なのか人事担当が判断できなくなっていしまいます。アピールポイントは必ず1つに絞ってください。

第二新卒の自己PRの注意点

次に、自己PRの注意点についてご紹介していきます。

自己PRの注意点は、下記の3つです。

  1. 学生時代のエピソードをメインにしない
  2. 大げさに話を盛らない
  3. 退職理由に触れるときは志望動機につなぐ

それでは早速下記の3つについてご紹介します。

注意点1:学生時代のエピソードをメインにしない

まず、1つ目の注意点は、「学生時代のエピソードをメインにしない」という事です。

アピールできる経験スキルを思いついなにかと、学生のエピソードを書きたいと思うかもしれませんが、それで終わらないよう注意しましょう。それでは新卒者と変わらず、「前職の実績は何も何のか?」というようなことを採用担当者に思われてしまう事があります。

注意点2:大げさに話を盛らない

次の注意点は、大げさに話を盛らないという事です。

大した実績・スキルがあるわけでもないのに、それを強調しすぎるという事はNGです。特に同業種への転職の場合には、大げさな話は採用担当者がすぐに見抜きます。突っ込まれてしまうでしょう。

注意点3:退職理由に触れるときは志望動機につなぐ

最後の注意点は、「退職理由に触れるときは志望動機につなぐ」という事です。

退職理由を志望動機に関連づけ説明をし、採用担当者に納得感を与えましょう。また、採用担当者は第二新卒に対して、「またすぐにやめてしまうにでは?」といった心配をしています。退職理由は前向きな表現に言い換え、自分のやりたいことと結びつけ、説得力を持たせましょう。

第二新卒の履歴書の自己PR例

最後に、こちらの記事では第二新卒の履歴書の自己PRの例について、ご紹介いたします。

また、自己PRを作成するうえで下記の下記の5つを説明できるよう心がけましょう。

  • 退職理由
  • 志望動機
  • 前職で得たスキル
  • 自己PR
  • 御社でなけれいけない理由

それでは、早速自己PRの例を見ていきましょう。

営業経験を活かした例

まず、1つ目が営業経験を活かした例についてご紹介いたします。

営業経験を活かした例

私は新卒の就職でコンサルティング営業の仕事に就きました。大学時代はコンサルティング営業の仕事について「来たお客様にコンサルティングを行う」というイメージを持っていたのですが、実際にやってみると新規開拓の営業がメインで思っていたのと違いました。
私は自分が世の中を知らなかったこと、企業調査・業界調査の甘さを深く反省しました。そこで、今回の就職活動では前回の失敗を活かして企業調査や業界調査を徹底しました。
企業調査の中で貴社の来店型ショップ事業にとても興味を持ちました。私がイメージしていたコンサルティング営業ができると思い貴社を志望します。
前職での営業経験があり、お客様とは良好な関係を構築することができました。前職でつちかったコミュニケーション能力を活かして貴社に貢献したいです。

退職理由は嘘をつかず正直に白状してしまった方が良いです。そのときは必ず反省していることを伝えると好印象です。

若者がチャレンジして失敗して反省して、そこから立ち上がろうとしている姿は美しいものです。失敗を活かして次に活かせる人であることも伝わります。

「前回の就職活動の失敗から学んだことを活かして企業分析をしたら御社を見つけて興味をもった」という言葉で退職理由と志望動機を両方伝えています。

ついでに前職で得たスキルを伝えることで自己PRもできています。

退職理由はネガティブに伝わらないように注意してください。退職理由をポジティブに伝えることで「失敗を活かして次はがんばります」というメッセージになります。

販売経験を活かした例

次に、販売経験を活かした例についてご紹介します。

販売経験を活かした例

私は新卒でアパレル企業に就職し、店頭での接客・販売の仕事をしていました。元気よく挨拶・返事をすることを心がけて仕事をしていました。
お客様の中には私の名前を覚え下さる方もいて、リピーターのお客様も多かったです。私はアパレル販売の仕事も好きでしたが「もっとお客様と深く関われる仕事をしたい」と思うようになりました。
アパレル販売だとお客様と会うのは店頭しかありませんし「服」でしかお客様との接点を持てません。もっとお客様の人生に役立てるような仕事をしたいと思い営業職に興味を持ちました。
そんなときに親戚の付き添いで住宅展示場に行くことがありました。そのとき初めて「住宅営業」という仕事を自分事として意識しました。住宅は人生で一番高い買い物と言われますし、お客様と深い関係にならなければいけない仕事だと思いました。
私自身も家を見るのは好きですし、住宅に関わる営業職をしてみたいと思うようになりました。様々なハウスメーカーの企業分析をしたところ、貴社は住宅の性能が高いことはもちろんアフターフォローに力を入れていることを知りました。
競合他社のアフターフォローも調べましたが貴社のアフターフォローがもっともしっかりしていると思いました。アフターフォローがしっかりしていれば売りっぱなしではなく、お客様の人生と深く関われる仕事ができると思ったため、御社を志望します。
前職のアパレル販売で対人能力やコミュニケーション能力は身についていますので、営業職を務められると思います。住宅に関する知識は自主的に勉強していきます。
営業職は大変だとは思いますが、アパレル販売のときもお客様がお客様を連れてきてくれることが多かったです。お客様1人1人を大切にすることで紹介をもらえることは前職で体験しました。
私のコミュニケーション能力を活かして貴社に貢献したいです。

履歴書は使いまわすのではなく、1社1社丁寧に書くのがコツです。

1社1社丁寧に履歴書を書くことで内定が出やすくなり、転職活動期間が短くなるものです。

あなたの履歴書作成の参考にしてください。

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ABOUT US
近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~