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第二新卒の転職に最適な時期は?-企業の採用傾向に関しても紹介-

第二新卒の転職に最適な時期は?-企業の採用傾向に関しても紹介-
第二新卒FV

第二新卒として転職したいがその時期に迷っている」という方もいるかもしれません。第二新卒の転職には、適した時期があります。適切な時期を選ぶことで、転職活動や入社などもスムーズにいきやすくなるでしょう。転職時期以外にも、第二新卒は新卒の就職活動とは異なる点も多く、注意が必要です。この記事では、第二新卒のおすすめの転職時期や企業が第二新卒を見るポイント、第二新卒が転職を成功させ、自分に合った企業や仕事に出会うためにやるべきことについてご紹介します。

第二新卒の転職におすすめの時期とは

第二新卒の転職におすすめの時期とは

第二新卒が転職活動を行うとき、注意したいのが転職の時期です。 すでに社会人としてのキャリアを積んでいる人は別として、第二新卒にとって転職の時期は非常に重要です。もしタイミングを逃してしまうと転職先が見つからない、または、無理をして転職したとしても納得できない企業で働くことになります。

最近では、多くの企業が通年採用を行っています。しかし、転職市場が活性化する時期のほうが求人の数も多く質も高いため、転職活動を有利に進めることができます。

転職活動におすすめの時期とは

第二新卒がどの時期に転職活動を進めるべきか考えたときに、おすすめなのが7月から9月にかけての時期です。というのも、多くの企業は4月から9月、10月から3月が半期となっています。 4月と10月には、人事異動などが行われるのが通例です。そこで各部署は、その時期に合わせて新入社員を補充する計画を立てて人材募集を行います。

また、夏のボーナスを受け取ってから退職するという人もいます。そのため多くの中途採用市場は、10月から入社する社員を探すべく活況を迎えることになるのです。

一般的には、第二新卒が転職活動をするベストシーズンは、4月入社を見据えれば1月から3月というイメージを持つかもしれません。 しかし多くの企業は年度末の3月は決算のシーズンに当たるため、どの部署も非常に多忙です。さらに採用活動を行う人事も、4月から入社する新入社員を迎える準備をしなければならないため、第二新卒の腰を据えた採用活動はむずかしくなります。

それに比べて7月からの時期の採用の場合には、転職者の話をじっくり聞いた落ち着いた転職活動ができる傾向が高くなっています。また、人物本位の採用が行われる可能性も高くなり、第二新卒にとっては比較的有利といえるでしょう。

第二新卒に転職先企業が求めるポイント

第二新卒に転職先企業が求めるポイントとしては、以下が考えられます。

  • 入社意欲の高さ
  • 一緒に働きたい人材か
  • 社風に合っているか

第二新卒は社会人経験があることから、新卒よりも入社のハードルが高いと考えられがちです。しかし実は、第二新卒に特別なキャリアや能力が求められることは、あまり多くはありません。第二新卒で主に重視されるのは、本人の熱意や人間性といった点です。

一般的な転職市場で重視されるのは、過去の経験やスキルです。しかし第二新卒は、転職であってもそれらがあまり問われないという点において、チャレンジもしやすいといえるでしょう。

第二新卒が転職の時期以外で気をつけるべきこと

第二新卒が転職の時期以外で気をつけるべきこと

第二新卒が転職活動をする場合、その時期以外で気をつけておくべき点や、やっておいたほうがよいことについてご紹介します。

第二新卒の転職活動をする際の注意点

第二新卒の場合、前職での在職期間は3年未満であるのが一般的です。しかし第二新卒として転職活動を行う場合「前の会社にどれぐらいいたか」ということは、それほど重視されません。第二新卒者を募集する企業は、応募者が短い期間で前職を辞める(辞めた)ことを理解したうえで求人を出しています。そのため第二新卒を採用する場合、前職での在職期間を気にする必要はほぼないといってよいでしょう。

ただし面接では「なぜ前の会社を辞めたのか」「なぜ短い期間で離職することになったのか」という点は必ず質問されます。そこで、相手が理解できる、説得力のある返答ができれば、在職期間の長さは採用における問題にはならないでしょう。

また、人間は誰でも失敗するものです。大切なのは、その失敗からどういうことを学んだかということです。在職期間の長短やその理由に気をとられる必要はありません。そこでどういう経験を通して何を学んだかをしっかりと答えることで、短い在職期間であっても、それをプラスの材料に変換することにつながります。

第二新卒は転職活動の前に自己分析を徹底すべき

せっかく書類選考や面接を重ねて採用した社員がすぐに辞めてしまうというのは、企業のコスト面において大きなマイナスです。また採用側も、せっかく採用した社員にすぐに退職されてしまうことは、メンタル面でもダメージを受けるものです。

第二新卒の場合、どれだけ優れた人材であっても「今回もすぐに仕事を辞めてしまうのではないか」という企業側の不安はゼロではありません。そういった相手の不安を払拭するために必要なことは、まずは徹底した自己分析を行うことです。

自己分析は、新卒での就職活動のときに力を入れて取り組んだという人もいるかもしれません。しかし新卒で就職した会社を離れ、第二新卒として転職をすることになったのは、自分に合った会社や仕事を選べなかったという点で、本当の意味での自己分析はできていなかった、という考え方もできます。

そもそもなぜ自分が1社目の会社を辞めようと考えたのか、具体的にどのような点が転職を決意させたのか、転職することで何を変えたいと思ったのかなど、1社目に入社してからこれまでに自分が考えたことや感じたことを徹底して振り返ってみましょう。そうすることで転職先でのミスマッチも防ぐことができ、企業の採用担当者を納得させることにもつながります。

第二新卒の転職時期は計画的に

第二新卒はしっかりと転職時期を見極めることで、よりよい転職ができるでしょう。「いまの会社が嫌だからすぐに転職活動をする」のではなく、第二新卒の転職が活性化している時期や、企業に自分のことをじっくりと見てもらいやすい時期などを選ぶことをおすすめします。また、転職活動をする前にもう一度自分を見つめなおして転職活動に臨むことが、第二新卒としてよいスタートを切ることにつながるでしょう。

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近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~