ハローワークで求職活動をサポート!−よい求人と出会い就職や転職を成功させる方法−

転職や就職をするために求人を探すとき、失業手当の受給手続きをするときにハローワークを使う人もいるでしょう。ハローワークは公的な職業紹介所であり、無料で求職活動ができることが最大のメリットです。仕事の相談や企業への応募以外にもさまざまな支援サービスがあり、上手に利用すれば転職を成功へ導くことができます。今回は、ハローワークでの求職活動でできることや注意点、ハローワーク以外の求職活動の方法などについて紹介します。

ハローワークの求職活動とは

ハローワークの求職活動とは

ハローワークは国が管轄する職業紹介事業機関のため、誰でも無料で気軽に利用できる施設です。単に職業を紹介するだけでなく、雇用保険の各種手当などの支給もおこなっています。就職や転職に関する豊富なサービスもおこなっているため、上手に活用することで、よりよい内定を勝ち取ることができるでしょう。ハローワークの求職活動でできることやハローワークの求人傾向、ハローワークで求職活動をする際の注意点について知りましょう。

こちらの動画では、ハローワークを使った就職方法について解説しています。ハローワークのメリットやデメリットまでご紹介していますので、記事を読むのが面倒という方はこちらをご覧ください。

ハローワークの求職活動でできること

ハローワークで求職活動をする際、求人情報を探したり企業に応募したりする以外にできることとしては、以下があります。

自己分析

仕事選びや求職する上での希望条件などを考える前に、重要なのが自己分析です。自分をきちんと知らないまま仕事を選んでしまうと、せっかくの転職も失敗につながりかねません。

そこでハローワークでは、適性検査やこれまでの職務経歴の棚卸しなど、自己分析を手伝ってくれます。客観的な視点で、どんな職業や分野に向いているか、あなたの強みやアピールポイントなどを知ることができます。

模擬面接

面接では礼儀作法や答え方、どんな質問をされるかなど、不安がいっぱいですよね。いくら面接対策の本を読み込んだとしても、本番でできなければ意味がありません。そこで活用したいのが、ハローワークでの模擬面接です。入退室のマナーなど、基本的なことから改善点までしっかりと指導してくれます。

服装のおかしな点や着こなしなどもチェックしてもらうことができるため、模擬面接にしっかりと取り組んでいれば、面接当日になって慌てるようなことはないでしょう。本番前に当日さながらの練習をおこなうことで面接への不安を減らし、求職活動を成功に導くことができます。

職業訓練

「これまでとは違った分野で活躍したいけれど知識やスキルがない」という場合、職業訓練制度の利用を検討してみましょう。職業訓練制度とは、公共職業能力開発施設において、再就職に必要な技術などを習得することです。

ハローワークでは、職業訓練の受講のあっせんをおこなっています。それぞれのハローワークで異なりますが、ビジネスパソコンや介護、IT、デザイン、医療、美容などさまざまな分野の職業訓練が開講されています。

受講には本人や家族の収入、保有資産などの条件をクリアする必要はあるものの、受講すれば、経験がない分野でも知識やスキルを増やせる大きなチャンスとなります。受講資格がある場合、ハローワークの相談員とともにキャリアプランを考えながら、どんな職業訓練を受けるべきか考えるとよいでしょう。

セミナー

ハローワークでは、履歴書や職務経歴書の魅力的な書き方やビジネスマナーなどのセミナーも定期的におこなっています。ほかにも職業適性検査や話し方講座、業界セミナー、キャリアプランの立て方など、さまざまなセミナーが開催されています。興味があれば積極的に参加してみるとよいでしょう。

早く内定を勝ち取りたい気持ちはわかりますが、あせって求職活動をおこないやみくもにエントリーするよりも、不安な部分はセミナーの参加で学ぶことにより解消し、自信をつけてからの取り組むことをおすすめします。

求職活動をより効果的に進めたり、モチベーションをアップさせたりするためにも、ハローワークが実施しているセミナーに参加するとよいでしょう。

ハローワークの求人傾向

ハローワークで紹介される求人には、以下のような傾向があります。

地元の中小企業が中心

ハローワークでは、原則として求職者が就職の際に引越しをする必要のない職業を紹介します。職安法で、基本的に転居のない職業を紹介するように務めることが定められているのが理由です。

引越しを希望しない人は、ハローワークならば、地元に密着した求人の中から自分に合った職業や企業を選ぶことができます。企業によっては、地元のハローワーク以外には求人を出さない場合もあります。目当ての企業が地元にある場合は、ハローワークでこまめに求人をチェックするとよいでしょう。

求人数が豊富

企業がハローワークで求人票を出すのは無料ですが、求人誌や求人サイトに情報を出す際には費用がかかってしまうことが多くあります。採用コスト削減のために、まず求人情報を出すのはハローワーク、というケースも少なからずあります。

また、ハローワークでは、寄せられた求人は基本的にすべて受け付けることと定められています。ハローワーク自体もさらに新しい求人を求めて、さまざまな団体に働きかけをおこなっています。

そのため、ハローワークでの求人数は非常に多く、求職者は同じ職種を比較して検討することが可能です。

未経験OKの企業が多い

ハローワークで紹介される仕事には、未経験OKのものが多いことも特徴です。新しくチャレンジしたい分野がある場合には、相談してみるとよいでしょう。とくに20代であれば「自社で育てて大きな戦力として活躍させたい」と考える企業は少なくないため、未経験者でも採用される可能性が高まります。

未経験の仕事に就くために職業訓練制度を利用して、必要な知識やスキルを身につけてから企業に応募できるのも、ハローワークのメリットといえます。

ハローワークで求職活動をする際の注意点

メリットの多いハローワークでの求職活動ですが、注意したい点もあります。求職活動をハローワークでおこなおうと思う場合には、頭に入れておくとよいでしょう。

相談員の質にバラつきがある

ハローワークには多くの相談員がいますが、その質やレベルはさまざまです。親身になって相談に乗ってくれる相談員の方もいますが、中には相性が合わなかったり、自分の希望と違ったり、いまの時代とあっていないアドバイスをされたりすることもあります。担当制ではないため、どの相談員にあたるかはその時によって異なります。

どうしても合わないと感じる場合には申し出ることで変えてもらえることもありますが、残念ながら必ず対応してもらえるとは限りません。もし相性のよい相談員の人を見つけることができたら名刺をもらっておき、その相談員の出勤日に行くなどの方法を取るとよいでしょう。

求人情報と実態が異なるケースもある

ハローワークでは、労働基準法に違反している企業は紹介しないと定められています。そのため、いわゆるブラック企業に求職する可能性は低くなりますが、中には求人票に書かれた待遇や仕事内容などと、実際の労働環境に差があることもあります。ハローワークに寄せられる苦情の数も少ないものではなく、平成27年度には10,937件もの情報が寄せられています。

このようなことが起きてしまう理由として、求人数が非常に多いためすべてに細かいチェックが行き届いていないこと、採用にそこまで前向きではなくても「無料で利用できるからとりあえず求人票を出しておこう」と考える企業も中にはあるようです。

「ハローワークに出ている求人情報の通りとは限らない」という点は理解しておきましょう。

離職率が高い企業も混ざっている

ハローワークに行くたびに、毎回募集している企業も多くあります。そのような企業の多くは、人員を採用しても長く続かないことが原因であることが多いようです。慢性的に離職率が高い企業には、職務上などに何らかの問題がある場合が少なくありません。

ハローワークではすべての企業の状況を詳しくチェックするのはむずかしいため、何らかの問題を抱えた職場を求職者が選んでしまうこともあります。気になる企業を見つけたら、その企業がひんぱんに求人を出していないかなどを相談員に尋ねてみるとよいでしょう。

企業の情報量が少ない

ハローワークでは、求人数自体は多くても、その詳細を確認できる企業の情報は多くありません。給与や待遇、福利厚生労働条件などの最低限の情報のみで、企業の雰囲気や実際の業務などはわかりにくいことが多くなっています。もちろん相談員に尋ねることもできますが、そこまでは把握できていない可能性が高いでしょう。

企業に関する情報は、応募したり入社を決めたりする際の大きな判断材料です。少ない情報量だけで判断することは、よりよい転職とならない可能性もあります。一方で、せっかく優良な企業なのに、情報が少ないために見過ごしてしまうようなこともあり得ます。

ハローワークで気になる企業を見つけたら、求人票だけでなくインターネット等を使って検索した情報も合わせて、総合的に判断する方がよいでしょう。

細やかなサービスは望めない

ハローワークでは、基本的に自分でアクションを起こさないと求人の提案は得られません。もちろん、希望の条件等を伝えればそれに合わせた求人を紹介してくれますが、漠然とした条件だったり、とりあえず求人を見てみたいだけだったりするなどの場合には、むずかしいことももちろんあります。

また、よい企業の求人が出たからといって、相談員がわざわざ連絡してきてくれるなどといったこともあまりは基本的にありません。はっきりした希望やどんな職種が向いているか分からないといった場合には、まずは相談員とよく話し合うとよいでしょう。

ハローワーク以外の求職活動の支援サービスとは

ハローワーク以外の求職活動の支援サービスとは

とりあえず就職できるならどこでもいいというわけではなく、キャリアアップを目指せる環境で働きたい、自分にマッチした企業に正社員として就職したいという希望がある場合、ハローワークだけでなくほかの就職・転職支援サービスも併用するのがおすすめです。

就職・転職支援サービスを活用するメリット

ハローワークにはなく就職・転職支援サービスに見られる特徴や、活用するメリットには以下があります。

積極的にサポートしてくれる

一般的な転職支援会社就職支援サービスはハローワークと異なり、就職や転職のみに特化した民間の会社のため、より積極的に就職・転職成功のために働きかけてくれます。

単に応募を受け付けるだけでなく、面接日程の調整や配属先の交渉、入社日の調整、場合によっては給与交渉までしてくれることもあります。就職・転職支援サービスのきめ細やかなサポートは、就職や転職を成功に導いてくれる可能性が高いといえます。

役立つ情報を提供してくれる

就職・転職支援サービスをおこなう企業は、これまで数多くの就職や転職に携わってきた経験から、求職者に合わせた情報を的確に提供することができます。

とくに、業界特化型の就職支援サービスや転職エージェントは、その業界の裏事情にも通じていることが多く、求職者のニーズに合わせた求人を紹介できることも特徴のひとつです。

求人紹介やキャリアプランのアドバイスもある

就職・転職のプロである就職・転職支援サービスは、これまでの数多くの経験から、客観的な視点で求人の提案やアドバイスをしてくれます。これまでの職歴や求職者の人柄などをじっくり聞いてくれて、自分では気付づけなかったアピールポイントに気づけることもあるでしょう。

就職や転職にあたっての希望やこれまでの経歴、現状などをしっかり分析し、中長期的なキャリアに対するアドバイスなどもおこなってくれます。履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、さまざまな角度から求職者をバックアップしてくれることも特徴です。

私たちジェイックでは、キャリアのアドバイスの一環として、適職診断と就職相談をセットにした就職支援も無料で実施しています。「自分に合った企業ってどんな社風の会社なの?」「向いてる仕事って何?」といった疑問を持っている方にはピッタリのサービスですので、ぜひご相談ください。

取り扱う企業の質がよい

就職・転職支援サービスをおこなう企業は国の管轄ではなく民間企業のため、求人を掲載するためには費用が発生します。つまり、就職・転職支援サービスの企業が取り扱う求人は「採用コストをきちんとかけられる規模のある企業である」ということになります。もちろん、それだけで一概によい企業であるとはいえませんが、見極めの目安にはなるでしょう。

また、事前に求人についてきちんとチェックする体制も整っているため、採用の前後で、実際の業務や待遇等に差があるということもほとんどありません。

非公開求人もある

就職・転職支援サービスの企業には、一般には公開されていない非公開求人も少なくありません。また企業によっては誰でも閲覧できるハローワークやインターネットの求人サイトなどではなく、就職・転職支援サービスのみで求人を出し、採用活動をおこなうケースもあります。

非公開求人は、就活エージェントや転職エージェントなど、就職・転職支援サービスに登録することで見ることができます。就職・転職支援サービスの種類によっては、保有している求人の多くが非公開求人ということもあります。

求人を非公開にする企業がある理由として、たとえば大手企業や有名企業、条件のよい企業の場合は、求人を広く公開すると応募が殺到し、採用の手間が大きくかかってしまいます。そのため、自社に欲しい人材をピンポイントで採用できる、非公開求人という手段を利用することがあるのです。

企業に求職者をプッシュ・アピールしてくれる

就職・転職支援サービスは、求職者が企業の採用へ応募する際に合わせて推薦状を書き、フォローしてくれます。求職者本人だけでは伝えきれなかった部分や、持ち合わせているスキルや人柄なども、企業側に伝えてくれるのです。

実績のある就職・転職支援サービスの企業による客観的な視点からのアピールは、採用の後押しとなることも多く、就職や転職を成功へ導いてくれるでしょう。

成功する求職活動の鍵はパートナー探し!

今回は、ハローワークや就職・転職支援サービスについて解説してきました。実際に求職活動を始めようと考えている方にとっては、いったいどっちを利用したらいいのか分からないと考えるかもしれませんね。

たしかに、ハローワークはさまざまなサービスを無料で利用でき、気軽に使えるというメリットがあります。しかしハローワークだけでは、少し不安に感じてしまう方も多いのではないでしょうか?

就職・転職支援会社ならば、企業に合わせた面接対策や履歴書等の添削など、より専門的で細やかなサービスを受けることが可能です。ハローワークと上手に併用することで相乗効果が得られ、求職活動がより成功しやすくなるでしょう。

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