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浪人に失敗して就職するのはあり?可能な理由や有利に進めるコツを解説

浪人に失敗して就職するのはあり?可能な理由や有利に進めるコツを解説

浪人に失敗した後、進学せずに就職することは十分に可能です。

高校を卒業していれば高卒求人に応募できるだけでなく、2025年現在の就職市場は売り手市場のため、若手人材を求める企業が非常に多い状況だからです。

また、近年では学歴よりも意欲やチャレンジ精神を重視する企業が増えており、浪人経験を「努力を続けた証」として評価されるケースがあります。

本記事では、浪人に失敗した後でも就職できる6つの理由や、不利になる点とその克服方法、浪人に失敗した後に就職する以外の方法について解説しています。

あなたのこれまでの努力を新たなステージで活かすため、ぜひ最後までお読みください。

浪人に失敗した後に就職するのは可能?理由を解説

浪人に失敗した後に就職することは十分に可能です。高校を卒業していれば高卒以上の求人に応募できるうえ、卒業後3年以内なら新卒枠でエントリーできる場合があるからです。

さらに、2025年時点では売り手市場が続いており、求職者に有利な状況といえます。採用の現場では、意欲やチャレンジ精神を重視するケースが多く、浪人の経験を努力や粘り強さとして評価される場合があります。

したがって、浪人の失敗はハンデではなく、就職活動を成功させるポイントにもなり得るのです。

本章では浪人に失敗した後に就職できる主な理由6点について解説していきます。

  • 浪人歴があっても高卒扱いで就職できるから
  • 卒業後3年以内なら新卒枠で応募できる場合があるから
  • 2025年時点は売り手市場のため求職者に有利だから
  • 若手を求める企業が多くチャンスが広がっているから
  • 意欲やチャレンジ精神を重視する企業が多いから
  • 浪人の経験を強みに変えられるから

浪人歴があっても高卒扱いで就職できるから

高校を卒業していれば高卒以上の求人枠に応募できるため、浪人歴があっても問題なく就職活動を進められます。

多くの企業では「最終学歴:高校卒業以上」などの条件を設けていますが、浪人の経歴を応募要件で排除しているわけではないからです。

さらに、浪人期間に学力や知識を身につけると、その経験を「目標に向けて努力した期間」として面接時に語るのも可能です。

就職活動では学歴以上にやる気や仕事への姿勢が評価される場面が増えており、履歴書や職務経歴書で浪人歴を隠す必要はありません。

浪人期間を経たからこそ得た視点や忍耐力は、社会に出てからも大きな力になります。焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。

卒業後3年以内なら新卒枠で応募できる場合があるから

高校卒業後3年以内の浪人生は、厚生労働省の方針によって新卒枠での応募が認められるケースがあります。

厚生労働省が「青少年の雇用機会の確保等に関して事業主が適切に対処するための指針」を2010年に改正し、卒業後3年以内の既卒者も新卒として応募できるよう、企業へ配慮を求めたためです。

この改正は、就職活動が思うように進まなかった人や、一度就職せずに進路を考え直した人にも再挑戦のチャンスを与える目的があります。

そのため、浪人に失敗した既卒者も、条件に合えば新卒枠での採用選考に参加できる可能性があります。

ただし、この指針はあくまで努力義務であり、すべての企業が既卒者を新卒として受け入れているわけではありません。

応募する際は、企業の採用ページや募集要項で「卒業後〇年以内の応募可」などの表記があるかを必ず確認しましょう。

参考:厚生労働省 3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!

2025年時点は売り手市場のため求職者に有利だから

2025年時点では求人が求職者を上回る売り手市場のため、浪人経験者も含めた就職希望者にとって有利な状況にあります。

2025年8月の有効求人倍率は1.20倍で、求職者100人に対して求人120件という計算になり、

企業が人材を確保したいと考えている状況を表しています。

したがって、浪人から就職に切り替えたい方も、多くの求人の中から自分に合った職種を選びやすい環境があるのです。

また、売り手市場の場合では、学歴よりも行動力や意欲、ポテンシャルがより重視されるため、採用されるチャンスが増えています。

地域や業界、職種によって状況は変わりますが、全体としては浪人に失敗して就職を考えている方も自分に合った仕事を見つけやすい時代になっています。

参考:厚生労働省 一般職業紹介状況(令和7年8月分)について

若手を求める企業が多くチャンスが広がっているから

近年では、若手の採用に積極的な企業が多くあり、特に15歳〜34歳の若年層をターゲットとした就職のチャンスが広がっています。

厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、2023年(令和5年)10月1日現在で、若年労働者(15歳〜34歳)が就業している事業所の割合は73.6%と報告されています。

これは70%以上の事業所に15歳〜34歳の若手が勤務しており、若手人材を受け入れる土壌が広がっていることを示しているのです。

また「若手=これから育てる人材」として期待されるため、学歴や経験よりも、意欲やポテンシャルが重視される傾向があります。

就職活動では、若手ならではの吸収力や柔軟性、成長意欲をアピールすると、企業から高く評価されます。

そのため、浪人に失敗して就職を選んだ場合でも、年齢を活かして若手枠に応募する戦略が有効です。

参考:厚生労働省 令和5年若年者雇用実態調査の概況

意欲やチャレンジ精神を重視する企業が多いから

現在の採用選考では、学歴や経歴よりも意欲やチャレンジ精神を重視する企業が増えています。

厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、新卒の若手正社員を採用する際に「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」を重視した企業は79.3%と、もっとも高い割合を示しました。

続いて「コミュニケーション能力」が74.8%、「マナー・社会常識」が58.6%と続き、学歴や経歴を重視した企業は22.4%にとどまっています。

この結果からも、前向きな姿勢や挑戦する気持ちを持つ人材が評価されやすい傾向が明らかになっており、浪人から就職を目指す人にとっても大きなチャンスが広がっています。

未経験でも「新しい仕事に積極的に取り組みたい」という意欲を面接で伝えられれば、学歴に関係なく高い評価を得られる可能性があるのです。

参考:厚生労働省 令和5年若年者雇用実態調査の概況

浪人の経験を強みに変えられるから

浪人の経験は、工夫しながら努力を重ねた証として就職活動で大きな強みになります。

受験勉強を通して自分を律し、長期間にわたって目標へ挑戦し続けた姿勢は、継続力や忍耐力として評価されます。

また「挫折を経験しても再び立ち上がった」というエピソードは、前向きに挑戦できる人柄を伝えられる強みとなるのです。

企業は困難を乗り越えようとする姿勢や、努力を積み重ねられる人を高く評価する傾向があります。

浪人期間をネガティブに捉えるのではなく「挑戦を通じて自分を成長させた時間」として語れるように準備すると、面接でも印象を大きく変えられます。

自分の経験をポジティブに言語化できれば、就職活動をより有利に進められるでしょう。

浪人に失敗して就職する際に不利になる訳を解説

浪人に失敗して就職する場合、学歴や就職活動、就職サポートなどの点で不利になります。

大学に入学せずに就職すると、学歴が高卒になるため、大卒以上を条件とする求人に応募できないからです。

また、面接では「なぜ浪人を諦めて就職を選んだのか」と問われる可能性があり、継続力に課題がある人だと思われるかもしれません。

さらに、学校の職業支援に頼れないため、自分で情報を集めて就職活動をする必要があります。

浪人期間中は勉強に専念するため、社会人としての経験やスキルが身につきにくく、面接でアピールできるものが少ないのもデメリットです。

本章では、浪人に失敗して就職する際に不利になる主な理由を5つ、それぞれ解説します。

  • 高卒の扱いになり大卒条件の求人に応募できないから
  • 浪人を諦めた理由を面接で聞かれる可能性があるから
  • 物事を途中で諦める人だと思われる恐れがあるから
  • 学校の就職サポートを受けられないから
  • 就活でアピールできるものが乏しい可能性があるから

高卒の扱いになり大卒条件の求人に応募できないから

浪人に失敗して就職する場合は「高卒扱い」となるため、大卒を条件とする求人に応募できない点が大きなデメリットです。

多くの企業は新卒採用で「大卒・短大卒・専門卒」など、学歴を条件に求人を出す場合があります。

浪人中は最終学歴が高卒のままとなり、応募資格を満たさないため書類選考の段階で不採用になるケースもあるのです。

ただし、近年では学歴よりも人柄や意欲を重視する企業が増えており、製造や物流、販売、介護、ITなど、高卒からキャリアを積める業界もあります。

浪人を辞めて就職を目指す場合は、高卒も応募できる業界を幅広く調べ、自分の強みを活かせる仕事を探しましょう。

浪人を諦めた理由を面接で聞かれる可能性があるから

浪人を諦めて就職を選んだ場合、理由を面接で問われる可能性が高いため、説得力のある説明が求められます。

採用担当者は浪人を辞めて就職することを決めた背景や将来のビジョンに注目する場合が多く「大学に受からなかったから」という理由だけではマイナス評価を受けるケースがあるからです。

そのため「自分の強みを活かしたい職業が見つかった」「進学より実務経験を優先したいと思って切り替えた」など、ポジティブな理由を語ると印象が良くなります。

逆に、動機が曖昧だったり、志望職種との関連性が薄かったりすると「考えが浅い」と判断されるかもしれません。

自分の決断理由をまとめておき、自信を持って語れるように準備しておきましょう。

物事を途中で諦める人だと思われる恐れがあるから

浪人から就職に切り替えると「物事を途中で投げ出す人なのでは」と採用担当者に誤解されるリスクがあります。

企業は継続力や計画性を重視しているため、浪人中に大学進学を目指していたにもかかわらず、途中で就職に変更した経緯をネガティブに捉える場合があるからです。

そのため、面接では「進学を途中で諦めた」と思われないよう、進路変更の理由を前向きに伝えましょう。

例えば「目標を見直し、より自分に合う道を選んだ」と説明できれば、計画性や柔軟な判断力を評価してもらえる場合があります。

自分の決断を肯定的に語ると、信念を持って前に進む人として評価されます。

学校の就職サポートを受けられないから

浪人に失敗して就職する場合、高校や大学の就職支援を受けられないため、情報収集や面接対策をすべて自力で行う必要があります。

浪人中は高校や大学に在籍しておらず、学校や先生のサポートを受けられないため、求人情報の収集や履歴書の書き方、面接の方法などを自分で学ばなければなりません。

このようなときは、ハローワークや民間の就職エージェントなど「第二新卒・既卒向け支援サービス」を活用しましょう。

専門のキャリアアドバイザーに相談すると、適職診断や求人の紹介、応募書類の添削、面接対策などのサポートが無料で受けられます。

学校の支援を受けられなくても、外部の支援機関を利用すれば、情報やサポート面での不利を補うことが可能です。

就活でアピールできるものが乏しい可能性があるから

浪人から就職を目指すと実績や社会経験が乏しいケースが多いため、自己PRに使えるスキルが少ない場合があります。

浪人期間中は勉強に集中していたため、アルバイトや資格の取得などの経験を積んでいないことが多くあるからです。

その結果、履歴書や面接で自分の強みをアピールしづらくなり、他の求職者と比べて見劣りする恐れがあります。

このような状況を回避するためには、浪人期間を振り返ってどのような努力をしてきたかを言語化し、積極的にアピールしましょう。

「目標に向かってコツコツ努力できる」「その結果、どのような変化や成果があったか」を伝えると高く評価されます。

浪人の失敗を乗り越えて就職を有利に進めるコツ

浪人の失敗をマイナスイメージで終わらせるのではなく、就職を目指す理由や就職後に成し遂げたいことなどを前向きかつ明確に語ると、就職活動において強みとして活かせます。

近年では、浪人経験が必ずしも不利になるわけではなく、むしろ「成長できる人材」として評価されるケースもあるのです。

また、学歴不問・未経験歓迎の企業を選びつつ、就職支援サービスを活用すると浪人からの就職が円滑に進みます。

本章では、浪人の失敗を乗り越えて就職を有利に進めるコツについて解説します。

  • 進学を辞めて就職を選んだ理由を前向きに説明する
  • 就職後の目標を明確に伝える
  • 公的な就職支援サービスを活用する
  • 学歴不問・未経験歓迎の企業を選ぶ
  • 面接の練習を重ねて落ち着いて答えられるようにする

進学を辞めて就職を選んだ理由を前向きに説明する

進学を辞めて就職を選んだ理由を聞かれた際は、目的意識や成長意欲を前向きに伝えましょう。

例えば「大学ではなく、早く社会で経験を積みたいと考えた」「自分の適性を見つけたため、進路を変更した」などと説明すると、主体性を感じさせられます。

浪人の期間に何を考え、どのような選択をして今に至るのかを正直かつ向上心を持って話すと面接官の印象も良くなります。

そのため「何となく進学を諦めた」ではなく「将来を見据えたうえで進路変更を決断した」と語れるように準備しましょう。

近年では、学歴よりも人物や将来性を見る傾向が強まっているため、あなたの価値観や行動力を明確に言語化すると、内定の獲得につながります。

就職後の目標を明確に伝える

就職後の目標を明確に伝えると、将来に対する意欲やビジョンが評価されやすくなります。

企業は「入社後はどのように成長し、どのような形で貢献してくれるか」を重視しており、目的意識を持った応募者に期待を寄せるためです。

例えば「営業職で成果を上げ、将来的には新規事業にも挑戦したい」「資格を取得して専門性を高めたい」など、成長の方向性を具体的に示しましょう。目標を明確に語れる人は、計画的に努力を重ねられる印象を与えます。

浪人の経験で得た忍耐力や自己管理力を原動力に変え、未来への意欲をまっすぐに伝えましょう。

公的な就職支援サービスを活用する

公的な就職支援サービスを活用すると、浪人後の就職活動を効率的かつ有利に進められます。

ハローワークや新卒応援ハローワークなどでは、求人情報の紹介や応募書類の添削、相談支援を行なっており、無料で手厚いサポートを受けられるのが特徴です。

公的な就職支援サービスでは、学歴や経歴に不安のある人でも積極的に受け入れているため、安心して相談できます。

本章では、公的な職業支援サービスを5点、それぞれ解説します。

  • ハローワーク
  • 新卒応援ハローワーク
  • 地域若者サポートステーション(通称:サポステ)
  • ジョブカフェ
  • 求職者支援制度

ハローワーク

ハローワークは、全国約500カ所に設置されている公的な就職支援機関です。職業相談や求人紹介、応募書類の添削、面接対策などを無料で受けられます。

学歴や職歴に関係なく利用できるため、浪人に失敗して就職を目指す人にも非常に心強い存在です。

担当職員が希望や適性をもとに求人を紹介してくれるため、自分の強みを活かした就職活動を進められます。

また、職業訓練の案内や求職者支援制度の申請サポートも行っており、スキルを磨きながら就職を目指せる環境が整っているのが特徴です。

ハローワークを活用すれば、1人では得られない最新の求人情報や、地元企業との出会いの場を得られます。そのため、浪人生活を経て就職に挑戦する人にとって適した支援窓口といえます。

参考:厚生労働省 ハローワーク

新卒応援ハローワーク

新卒応援ハローワークは、卒業後おおむね3年以内の人を対象とした就職支援窓口です。浪人中に大学進学を断念した人や、進路を見直した人も利用できます。

専任の担当者がキャリアカウンセリングを行い、企業の選び方や履歴書・職務経歴書の添削、面接練習などを丁寧にサポートしてくれます。

企業説明会や企業担当者との面談も開催されており、採用意欲が高い企業の求人に出会えるチャンスがあるのです。

就職活動の流れを1から学べるため、初めて就職活動する人やブランクがある人でも安心です。浪人を経て新たな道を探す人にとって、社会へ踏み出すきっかけとなるサービスといえます。

参考:厚生労働省 新卒応援ハローワーク

地域若者サポートステーション(通称:サポステ)

地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、15歳〜49歳を対象に就職支援を行う厚生労働省委託の機関です。

キャリアカウンセリングやコミュニケーション講座、職場体験などを通じて、働くための自信と実践力を育てます。

浪人を経て就職を目指す人の中には、面接に不安を感じたり、社会との関わり方に悩む人がいるかもしれません。

サポステでは、専門のカウンセラーが一人ひとりの状況に寄り添い、社会に踏み出せるようサポートします。また、無料で利用でき、各地域に拠点があるため通いやすいのも魅力です。

自分のペースで準備を進めたい人や、コミュニケーションに苦手意識がある人にも適した支援機関です。

参考:厚生労働省 地域若者サポートステーション

ジョブカフェ

ジョブカフェは、都道府県が運営する若年層向けの就職支援センターです。キャリアカウンセリングや就職セミナーなどを通して、地域に根ざした就職活動をサポートしています。

浪人に失敗して地元で働きたいと考えている人にとって、非常に利用しやすいサービスです。

地域企業とのネットワークが強く、求人票には出ていない「非公開求人」に出会える場合があるかもしれません。

また、職業体験の紹介もあるため、実際の現場で仕事を体験しながら自分に合う職種を見極めるのも可能です。

ジョブカフェは学歴にとらわれず、地元でキャリアを築きたい人におすすめの公的支援です。

参考:厚生労働省 ジョブカフェにおける支援

求職者支援制度

求職者支援制度は、仕事を探している人が無料で職業訓練を受けられる制度です。訓練期間中は、一定の条件を満たせば月10万円の生活支援給付金を受け取れる場合があります。

浪人を経て社会経験がない人でも、基礎からスキルを学び、安定した職を目指せるのが大きな魅力です。

訓練内容は事務やIT、介護、販売など幅広く、就職に直結する実践的なカリキュラムが整っており、ハローワークで相談すれば、自分に合った訓練コースを紹介してもらえます。

学歴に関係なくスキルアップを目指せる制度のため「手に職をつけたい」「未経験から正社員を目指したい」と考える人にぴったりです。浪人の経験を成長の土台に変えるチャンスとして、求職者支援制度を活用しましょう。

参考:厚生労働省 求職者支援制度のご案内

学歴不問・未経験歓迎の企業を選ぶ

学歴不問・未経験歓迎の企業を選ぶと、浪人の経歴に関係なく意欲で勝負できます。ITや物流、建設、営業、サービス業界などは、人柄やポテンシャルを重視する傾向が強く、経歴にとらわれずチャレンジしやすい業界です。

また、入社後の研修制度が整っている企業であれば、未経験でも安心してスキルを身につけられます。

就職活動では大企業や有名企業にこだわらず、長期的なキャリア形成が可能な環境を見極めるのがポイントです。

自分の適性や好みにマッチする企業を見つけると、継続的に働ける職場に出会える可能性も高まります。知名度や条件面だけでなく、自分に合った風土や成長できる環境を重視しましょう。

面接の練習を重ねて落ち着いて答えられるようにする

面接で落ち着いて話すためには、事前に繰り返し練習をして想定質問に慣れておくと効果的です。

浪人に失敗して就職を決めた経緯を質問される可能性が高いため、納得感のある説明を準備しておきましょう。

「なぜ浪人を辞めて就職しようと思ったのか」「浪人生活で何を得たのか」「就職後はどのように働きたいのか」を整理して面接で前向きに話せるようにします。

面接の練習をする際は、できれば家族や友人、あるいはハローワークなどの就職支援機関を利用して、第三者のフィードバックを受けるとより効果的です。

また、表情や姿勢、声のトーンなどにも注意を払い、印象アップを図りましょう。準備と練習を重ねると、本番でも自信を持って臨めるようになります。

浪人に失敗した後に就職する以外の方法

浪人に失敗しても、就職以外に将来へつながる選択肢は複数あります。

例えば、もう1年浪人して志望校に再挑戦する道、通信制大学で自分のペースで学びながら大卒の資格を取得する方法、専門学校で実践的なスキルを身につける方法、そして海外留学によって語学力やグローバルな視点を身につける道などです。

「今の状況をどのように乗り越えたいか」「将来どのような人生を描きたいか」によって選び方が異なります。

本章では、就職に失敗した後に就職する以外の主な方法4点をそれぞれ解説します。

  • もう1年浪人する
  • 通信制大学を活用する
  • 専門学校に進学する
  • 海外留学をする

もう1年浪人する

志望校に再挑戦したい強い意志と具体的な戦略がある場合は、もう1年留年するのがおすすめです。自分の将来に必要な大学だと確信できるなら、さらに1年努力する価値は十分にあるからです。

ただし、同じ勉強法を繰り返すだけでは成果は得られないかもしれません。自分の弱点を分析したうえで、予備校や参考書の選び直し、学習計画の見直しが必要です。また、経済的な支援の継続も重要です。

もう一度浪人するなら「何を変えて、どのように結果を出すか」を明確にしたうえで行動しましょう。

通信制大学を活用する

通信制大学は試験や面接がなく、書類選考のみで入学できるケースが多いうえ、オンラインで学びながら自分のペースで大学卒業の資格を取得できるのが魅力です。

さらに、通学制の大学に比べて学費が比較的安価に抑えられており、経済的な不安がある人にも適しています。

ただし、自由に学べる反面、自己管理能力が求められるため、計画的に勉強する意識を持つことが大切です。

自分の努力次第で成果を積み重ねられるのが通信制大学の強みです。着実に学び続けると自信になり、将来の選択肢を広げられます。

専門学校に進学する

専門学校への進学は、就職に直結する実践的なスキルを短期間で身につけられるという点で、非常に有効です。

浪人が決まって大学への進学が難しくなっても、自分の得意分野が明確であれば、その分野に特化した専門教育を受けると、社会で早く活躍するチャンスが得られます。

特にITやデザイン、調理、美容などの職業は、専門学校で資格の取得や実技演習が重視されている場合があり、企業も実務能力のある人材を歓迎する可能性があります。

一方で、専門学校では学ぶ分野を絞り込むため「学びたい内容が途中で変わった場合の転換が難しい」「大卒と比較すると評価は低め」などの点はデメリットです。

そのため、進学前には体験入学や学校説明会に参加し、自分に合うかどうかを確認しましょう。確かな意志を持って進めば、浪人失敗を逆転のきっかけにできます。

海外留学をする

浪人を経て視野を広げたい人にとって、海外留学は語学力と国際感覚を養える魅力的な進路です。

語学学校への入学や交換留学など、ルートはさまざまです。語学力を伸ばすだけでなく、異なる文化の理解や、自分で考えて行動する力が身につく環境での経験は、将来の仕事に大きく役立ちます。

ただし、留学には時間やコストがかかり、ビザや生活費、学費、語学試験の対策など多くのハードルがあります。

また「海外で何を学びたいのか」「帰国後に留学経験をどのように活かすか」を明確にしていなければ、単なる逃避と思われるかもしれません。

浪人で失敗した後に「世界で学ぶ機会」に変えられるかは、本人の計画性と行動力次第です。

浪人に失敗して就職する際のよくある質問

浪人を経験した後に就職を考える際、求人の探し方や履歴書の書き方、面接対策など、さまざまな不安や疑問が出てきます。

中には「浪人していたことをマイナスに見られないか」「浪人に失敗して就職するとき、面接でどのように説明すればいいのか」と不安を感じる人も多くいるでしょう。

本章では、浪人に失敗して就職する際のよくある質問に回答します。自分に合った働き方や進路を見つけるため、ぜひご覧ください。

  • 浪人に失敗して公務員を目指すのは可能?
  • 履歴書に浪人期間を書くべき?
  • 浪人に失敗して就職した後、学び直すことはできる?

浪人に失敗して公務員を目指すのは可能?

浪人を経験してから公務員を目指すことは可能ではあるものの、注意すべき点がいくつかあります。

自治体や職種によっては受験できる年齢が設定されており、浪人期間が長引くとその枠から外れてしまう可能性があるからです。

公務員試験には高卒程度、大卒程度など複数の条件があります。自分の最終学歴や年齢に合った区分を選び、出題範囲や難易度を確認して学習を進めましょう。

公務員試験は独学でも合格は可能ですが、通信教育や専門学校を活用すれば効率的に学べます。

履歴書に浪人期間を書くべき?

履歴書の学歴欄に浪人期間を記載する必要はありません。ハローワークの資料では、予備校等については履歴書に記載しないのが一般的と記載されています。

ただし、浪人期間が長く空白期間が目立つケースや、面接官にアピールしたい内容がある場合には記入してもかまいません。

面接では浪人を辞めて就職する理由を聞かれる可能性があるため、履歴書には記載していなくても、説明できる準備はしておきましょう。

参考:ハローワーク札幌北 履歴書の書き方

浪人に失敗して就職した後、学び直すことはできる?

浪人経験を経て就職した後、通信制大学や夜間大学、通信教育などで学び直すことは十分に可能です。

近年は「生涯学習」「リスキリング」などの言葉が浸透しており、就職後に学び直すことはむしろプラスとして捉えられています。

学び直しをする際は、目的を明確にしましょう。「なぜ今、学び直すのか」「それをどのように仕事へ活かすのか」を明らかにすると、キャリアの説得力が増します。

また、時間や費用、仕事との両立を考慮し、日々の生活や仕事に影響が出ないように注意します。前向きな姿勢で取り組めば、経験と知識の両面から自信を築けるでしょう。

参考:

文部科学省 生涯学習の推進

経済産業省 リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業

まとめ

浪人に失敗した後に就職する点について、可能な理由や不利になるポイント、成功のコツや就職以外の方法について解説しました。

高卒で応募できる求人があるうえ、2025年現在は売り手市場のため、浪人に失敗して就職を目指してもハンデになりにくい状況です。

努力や意欲を評価する企業も増えており、面接で前向きな姿勢を伝えればチャンスを広げられます。

一方で、大卒条件の求人に応募できない、学校の就職支援を受けられないなどの不利な面もあるため、戦略的な準備が必要です。

通信制大学や専門学校への進学、再度の浪人、留学など、就職以外の進路もあるため、自分の目標に合った方法を選びましょう。

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ABOUT US
近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~