ロスジェネ世代とはどんな意味?ゆとり世代などとの違いも解説!

ゆとり世代、団塊世代など、その当時の政府の政策や社会的背景などによってあらわれた世代の特徴には名前がつけられています。「ロスジェネ世代」という言葉をご存知でしょうか?直訳すると「失われた世代」です。今回はロスジェネ世代の意味や特徴について解説していきます。

 

なぜそう呼ばれるのか、そもそもロスジェネ世代とは?

「ロスジェネ」は「ロスト・ジェネレーション」の略です。つまり失われた世代という意味になります。

この「ロスジェネ世代」にあてはまるのはバブル崩壊後から約10年間の期間に就職活動をした人たちのことです。つまり、1970年~1982年頃に生まれた世代がそう呼ばれているのです。

バブル景気とは

「バブル景気」と呼ばれた好景気の急激な後退が起こったのが1980年代後半になります。それまで高騰し続けていた株価や地価が下落に転じたのです。

バブル景気の原因

そもそもバブルが崩壊する前に日本がバブル景気に入ったのには円安を武器に輸出産業で大幅な黒字をあげるのに対し、自国の製品が売れず大幅な貿易赤字に陥っていた米国が円高に誘導するべくプラザ合意を締結したことにありました。

プラザ合意によって1ドルが約250円から1年後には約150円まで円高が進んだのです。輸出産業にとって大きな打撃となり一時的な不況に日本はみまわれました。

バブル景気への対処

この状況を打破するために当時、日銀が行ったのが金融緩和政策で、企業にお金を貸し出す時の金利を下げたのです。企業はこぞってお金を借り、株や土地に投資するようになりました。当時は「土地を買えば必ず儲かる」といういわゆる土地神話が信じられており、不動産をみんなが欲しがりました。結果、不動産価格は上昇し続けたのです。

また、金利が安いうちに買っておこうという考えから株価も高騰します。消費が活発なこの状態がバブル景気です。

バブル景気の崩壊

そんなバブル景気も実体経済と乖離していることを懸念した日銀の金融引き締めにより終焉します。金利が上がったことでお金が借りづらくなり不動産は買い手がつかなくなり、その価格は大きく下がっていきました。

多額の資金を借り入れていた企業が続々倒産し、不良債権の山となり銀行の経営すら危うくなります。一般社会にもボーナス減少、リストラなどの影響を及ぼし急激に景気は後退します。これが「バブル崩壊」です。

それ以降日本は「失われた20年」と呼ばれる長い経済停滞の時代に突入します。中でも、バブル崩壊から10年間は特に景気が悪く、企業における新入社員の採用意欲も下がりました。

この就職氷河期という厳しいタイミングで就職活動をすることとなった人たちが「ロスジェネ世代」なのです。

ロスジェネ世代の人たちの特徴とは?

バブル崩壊後の不景気の最中に就職活動をしたロスジェネ世代には他の世代にはない特徴があるとされています。

仕事への姿勢

まずは、仕事に対する姿勢についてです。当時の社会的な背景から厳しい戦いになることを分かった上で就職活動に臨んだ彼らはより専門的な知識であるとかスキルといった自分の強みになるものを身に着けることに対して一生懸命である傾向があります。

仕事にありつけることの難しさを知っているからか、仕事に対してとても前向きな人が多いのです。指示に対しても忠実な世代であると言われています。

もちろん個人差はありますが、考え方にも特徴があります。バブル世代という浮ついた雰囲気が一変する瞬間を目の当たりにしてきたロスジェネ世代には将来を悲観的に考えてしまう傾向が強いようです。

貯金が活発で結婚に消極的

将来への不安から収入を貯蓄に多く回す人が多いのもその考え方によるものであると言えるでしょう。結婚に消極的な人が増えたのもロスジェネ世代以降です。

考え方についてはネガティブな印象が強いようですが、一方でロスジェネ世代は優秀な人材が多い世代でもあります。非正規雇用で働き続けなければならなくなった人も少なくないタイミングで正規採用を勝ち抜いたという事実はその実力の高さを証明していると言うことも可能です。

就職活動も慎重だった

また、希望する企業よりもワンランク落として就職活動をした人が多いのも優秀な人材が多いと感じさせる要因の1つと言えます。

これらの事からロスジェネ世代は、考え方はやや慎重すぎることがあるが、仕事に熱く、スキルも確かな人が多い世代と考えられます。

 

ロスジェネ世代以外の、「団塊」、「バブル」、「ゆとり」、「さとり」、それぞれの意味

世代に通称がつけられているのはロスジェネ世代だけではありません。ここで、ロスジェネ世代以外の世代について簡単に解説します。

団塊世代

戦後の第一次ベビーブーム期(1947~1949)に生まれた世代を「団塊世代」と呼びます。このわずか3年の間に800万人もの子が生まれています。同年代の人口が非常に多く、学生時代は激しい競争をしてきた世代です。上下関係など礼儀に厳しい人が多く、会社への忠誠心が高い傾向があります。

バブル世代

また、バブル景気と呼ばれる好景気の時期に新入社員となった世代を「バブル世代」と呼びます。楽観的な社会全体の空気の中で受験や就活に臨んだことが個人の考え方にも影響を及ぼしたのか、プラス思考な人が多い世代です。

学生時代、まだインターネットが普及していなかったバブル世代はコミュニケーション能力に優れているのも大きな特徴の一つです。

ゆとり教育

一般的に1987年~2004年に生まれた人たちのことを「ゆとり世代」と呼びます。2002年から施行された学習指導要領、いわゆる「ゆとり教育」を受けた世代のことを指します。

自分から動かず、指示を待つ人が多いなど世代の異なる上司から良くない印象を抱かれがちです。仕事を大事にしつつもプライベートも重要だと考える人が多いという特徴があります。他人に対して思いやりの心が強いという良い面もあります。

ゆとり世代とほぼ同時期に生まれ、その中である一定の特徴を持った人たちが「さとり世代」と呼ばれています。仕事に対して上昇志向が薄く、結婚にも興味がないという特徴があります。現実を悟ったような気質からその名がつけられています。

 

ロスジェネ世代は転職に強い!

転職活動は知識やスキルがあると有利です。これまで勤めていた職場で身に着けたものを上手くアピールすることができれば転職でキャリアアップすることも可能です。仕事に対して意欲的で、努力家の人が多いロスジェネ世代は転職に強い世代でもあります。

特定の世代に悪い印象を持つ面接官もいる

中途採用を行っている企業は、もちろん面接時は個人の人となりや実績などを考慮して採用、否採用を決定します。しかし、人事担当者も人間なので、特定の世代に対し良くないイメージを持っているということも考えられます。

これまでも多くの転職希望者を見てきた採用担当者であれば、世代ごとの特徴をしっかりと掴んでいます。その観点から考えるとロスジェネ世代は有利な世代です。

就職氷河期を乗り越えた世代は印象が良い

就職氷河期の最中、どのようにして就職活動をしたのか、どのようなスキルを身に着け、採用を勝ち取ったのかなど自分をアピールする上で当時の厳しい時勢はかえって後押しとなります。

苦労を乗り越えた人は採用担当者から好印象を抱かれやすいです。自分もまた、その時代を経験した社会人の一人なので共感しやすいと言えます。就職難の中、勝ち取った就職先をあえて辞め転職することにも高い上昇志向、仕事への情熱を感じ取ることができます。

スキルアップへの意欲をうまくアピール

実際、ロスジェネ世代の転職希望者にはさらなるスキルアップを目指して環境を変えたいという意欲のある人が少なくありません。その意欲を面接時にうまくアピールすることができれば良い条件で転職することが可能です。

新たなことへの挑戦には大きな壁がつきものです。ですが、ロスジェネ世代には逆境に打ち勝った実績があります。その経験と自信は転職活動において、大きなアドバンテージなのです。

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