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就活セミナーを3倍活用する4つのポイント|ただの参加は無意味

ただの参加は無意味!就活セミナーを3倍活用する4つのポイント

就活セミナーは、ただ出席しても無意味です。何の成果もないまま、時間を浪費するだけになりかねません。そこでここでは、成功につなげるための就活セミナーを3倍活用する4つのポイントを具体的に紹介します。

雰囲気でそろそろ就活セミナー!? 意味ないっす。

就活セミナーは、ほぼ年間を通して開催されています。学内、電車内など、告知ポスターをあまりに見慣れていることもあって、現役の学生の場合、「就活セミナーなんていつでも参加できる」と軽く考えてしまいがち。そして、周りが慌ただしくなってから、「そろそろ参加しようか」という感じでしょうか。

はっきり言っておきましょう。就活セミナーは、ただ出席しても無意味です。何の成果もないまま、時間を浪費するだけになりかねません。

そこで、就活セミナーを3倍活用する4つのポイントを具体的に紹介します。

[1] 開催目的を把握して就活スケジュールに落とし込む

単に「就活セミナー」と称することが一般的ですが、そもそも主催者、開催目的など多種多様です。開催目的で分類しても、下記のようなものがあります。

業界研究セミナー

業界の動向や仕事内容のほか、求められる人材像などの情報を提供するセミナーであり、7月~12月頃に開催されるものです。

採用広報セミナー

企業が人材の採用を目的とするもので、新倫理憲章の賛同企業(一部上場企業)の場合、3月以降に開催されます。

就活スキルセミナー

面接、SPI、エントリーシートなど、就活に不可欠なスキル対策のためのセミナーです。 いずれにしても、まずは、就活セミナーの目的をしっかり把握しておくことが大切です。そのうえで効率よく活用していきましょう。自分自身の就活スケジュールを立てて、その中に各就活セミナーを落とし込んでいくようにしてください。

[2] 業界研究セミナーでも気を抜かない

企業にとって、新卒採用は死活問題なんです。人材を「人財」と表記する企業は少なくありません。同業他社よりも優秀な人材をいかに採用するか。そのために、企業は緻密な採用計画を立て、1年以上の時間と費用、労力をかけて採用に臨みます。 特に担当部署である人事部は、結果に対して責任を問われます。優秀な新卒が採用できなければ、配属後、社内からは大ブーイングです。その意味で、本来、採用活動の一環ではない業界研究セミナーも企業側もただの情報提供の場と認識していないと考えることが必要です。本音は、優秀な学生と知り合いたいのです。

採用活動が解禁される3月以降、エントリーシートの記入が始まりますが、その際、エントリーした学生がすでに業界研究セミナーに参加していた場合、その際に得られたデーターを活用することは容易に想像できます。そこで、業界研究セミナーに参加する場合、特に企業単位でブースが設けられているときには自分を印象づけておくことが重要になります。積極的に質問をし、参加後は担当者に礼状を出すことを励行しましょう。

[3] 採用広報セミナーは実質、面接のつもりで

解禁後の採用広報セミナーは、まさに人材の採用活動にほかなりません。エントリーシートの提出と相まって、すでに優秀な学生の絞り込みが始まっています。合同セミナーにしても、個別にブースが設けられている場合は、実質的には集団面接に近いというべきでしょう。必ず質問をしてください。 ただし、この時点でエントリーシートおよび面接対策で必要な自己PR、志望動機などは十分に作り込んでおくことが求められます。業界研究セミナーに参加した企業の場合、前回の質問はデーターとして保存されていると考えるべきで、さらに進化した質問を用意しておきましょう。

また、質問がしっかりした志望動機に裏打ちされていることがベストです。企業サイトでは企業情報が掲載されていますし、上場企業であれば、投資家向けにIR情報(その期の経営戦略、人事制度などの詳細情報)が公開されています。直近のものについては目を通しておくことをお勧めします。これらを踏まえて質問するのも効果的でしょう。

[4] 就活スキルセミナーで情報交換

就活スキルセミナーについては、参加に否定的な意見もあるようです。できない人だけ参加すればいいと。できる人にとって貴重な時間の浪費にすぎないというわけです。でもそうでしょうか。私は、費やす時間を上回る効果があれば参加すべきだと考えています。就活生を見ていると、同じ学校の同級生との情報交換が活発に行われていることは少ないように思います。志望する業界や企業が違うこともあり、むしろ孤独に就活していることが多いのではないでしょうか? 就活スキルセミナーに参加している学生も志望する業界や企業がバッティングすることは少ないないでしょう。

しかし、就活に対して同じ問題意識を持っているといえます。その意味では、活発に就活をしていない大学の友人よりも情報交換する価値はあります。高額な就活塾に共通していえるのは、塾生のモチベーションが非常に高いということです。なぜかというと、就活に対する問題意識を共有しているから。無料の就活スキルセミナーでも、こうした仲間と出会うことは可能です。孤独な就活ではなく、お互い積極的に情報交換して進めることが高いモチベーションにつながります。

「あなたは就活でなにを得ましたか?」こんな質問にも胸を張って回答することができるようになるでしょう。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ゼロフリ」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター