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天職と適職の違いは何ですか?それぞれの見つけ方と長所・短所

天職と適職の違いは何ですか?それぞれの見つけ方と長所・短所
仕事選びFV

天職と適職の違いは自己効力感を感じる大きさです。
私達は仕事を探すときに、その仕事について意味ややりがい、キャリアやワークライフバランスなどさまざまなことについて判断を迫られます。
自分がどういう仕事に就きたいのかをよく理解し、天職と適職のどちらがよい人生の判断となるかについて、それぞれの違いと長所・短所、見つけ方を解説をします。

天職と適職の違いは何ですか?

天職と適職の違いは、自己効力感に大きな違いがあります。自己効力感を感じる大きさにあります。天職は自己効力感を得られますが、適職は関係なく、能力的な適性の問題となります。

具体的には、天職は、「高い目標を達成できる能力を自分が持っていると認識できる」自己効力感が高い職業です。
絶対的な嗜好ややりがいに基づく使命感と、適切な目標の達成能力があることで、大きな充足感をもたらします。

一方、適職は、自己効力感に関係なく、自分の性質と業務の適性に高い相関があることで、業務への適応力や成果に良いとされる職業です。
相対的に高い能力やスキルが、安定した目標の達成に寄与し、充実した自己肯定感をもたらします。

また、自己効力感とは、スタンフォード大学教授で心理学者のアルバート・バンデューラ博士によって提唱された概念であり、英語では「Self-efficacy」と表現されます。

天職と適職それぞれの長所と短所

天職の長所

天職の長所は、仕事が人生の喜びに直結するため、高いモチベーションや向上心を維持し続けることができ、すぐれた忍耐力と高いストレス耐性を発揮します。長期または一生モノのキャリア形成は、他の誰とも代わりがきかない唯一無二の価値となる可能性があります。

天職の短所

天職の短所は、人間の性質は年齢や生活環境とともに変わっていく可能性があります。いつしか天職となる要素として疑わなかった嗜好や情熱が移り変わり、一時的な充足感とともに目標を見失ってしまう場合があります。利己的な絶対評価に惑わされない信念が必要です。

適職の長所

適職の長所は、仕事や会社への適応力が高いことで、人より少ない努力で業務内容を理解し遂行できるなど、業務に関するストレスが軽減されます。特に適性が顕著にあらわれる業務に関しては、すぐれた目標達成と解決能力を発揮し自己肯定感と向上心を高めます。

適職の短所

適職の短所は、人間はどれだけお金や評価を得たとしても、人生の志向が現実の状況とかけ離れすぎていては健全な状態とは言えません。適職でありながら、どうやってもその仕事を好きになれない場合は、自分が没頭できる趣味や何かしらの発散方法を探すことが必要です。

天職と適職の見つけ方

天職と適職のどちらにも興味が出てきたけど見つけ方が分からないという方もいると思いますので、それぞれの見つけ方について説明します。

天職の見つけ方

天職を見つけるには、自分が何に情熱を傾けることができるかを理解するための行動が必要です。あなたが没頭できることをしているとき、どこからともなく湧き上がる「好き」とか「楽しい」という喜びの感情が、あなたの本質的な性質を現しています。

見つけ方①趣味ややることの幅を広げ色々なことに関わり、没頭できるものを探しましょう。
そのものでなくても、それに関連することや工夫を凝らす過程の性質があなたにとって心地よいと感じるものを探すために、さまざまなことに挑戦し経験を増やしましょう。

見つけ方②没頭できるものにまつわる仕事をについて調査し、実現可能なものをリストアップしましょう。
好きなことを仕事にしている自分を想像し、理想と信念を持ちましょう。そして、その職業についての市場調査や職業理解を深め、着実に就職に近づけるような活動をしましょう。

見つけ方③仕事を天職にしていく努力を続けるましょう。
成果相応の対価が金銭的な報酬だけではなく、やりがいでもあることを追求しなければなりません。天職とは自己効力感をともないますので、主観的な評価だけではなく、目に見える成果を上げ続けられるように粘り強い努力が必要です。

適職の見つけ方

適職を見つけるには、自己理解が見つけ方のポイントとなります。

適職とは、あなたに備わっているスキルと能力を活用しやすい職業であることです。特に比較的その能力が高いものについては、生まれ持った才能が他をしのいでいる状態ですので今後の伸びしろが期待できます。

見つけ方①自己分析と他己分析
自分の経歴、学歴、職歴で得られたスキルや能力を見直しましょう。これは、自分自身を分析的な視点でみる自己分析と、他者からの意見やアドバイスで自己を再確認する他己分析によって明らかになります。

見つけ方②職業理解
自分のスキルや能力が、どの職業のどの場面で活用できるのかを理解しなければ、それを活かすことができません。自分を「水を得た魚」の環境に置けるように、職業のことについて理解を深める活動が必要です。

天職と適職はどっちがいいの?

天職か適職かを選ぶ場合、あなたのそのときの状況によってよく考えて判断することをおすすめします。

特に天職を選択する場合には気をつけることがあり、状況に応じて適切な判断をする必要があります。天職とは、多くの人がその人生で望んでも得ることができない特別な職業といえますので、ハードルはどうしても高くなります。

以下、3つの場合に分けて、考えてみることをおすすめします。

①選ぶ仕事が家計の大部分を占める本業である場合
好きな仕事であることが必ずしも良い評価をもたらしたり、高い報酬を得ることができるとは限りません。賃金が不相応だと感じることや、下積みや修行期間があるケースもあります。生活が苦しい状態が続けば、その仕事へのモチベーションを維持し続けることが困難になります。

②結婚や子育て、介護などのライフステージの境目
家計の支出の予測が不安定な状況では、安定的な仕事を選ぶ方が良い場合があります。
特にやりがいが先行して仕事を選ぶ場合は、その業界の市場経済というマクロな部分に気が回らない場合があり、選ぶ仕事の市場規模や需要が先細りするときには生活に困窮する可能性があるからです。

③自分の年齢
やりたいことをする上で年齢は関係ないという意見もあります。しかし、企業が正社員に求める募集年齢には明確な上限はありませんが、一般的な目安というものは存在します。その年齢以降は正社員での天職の可能性が下がり続けてしまいますので、そのことを見越したキャリアプランの構築が必須となります。

天職というものを選ぶことについては、考えを巡らせねばならないことが多く、自己実現という絶対的な価値判断とともに、現実と照らし合わせた冷静な判断をしなくてはなりません。

しかし、天職と適職に違いはあれど、は対極の関係ではないこともおさえておきましょう。天職には、適職に必要な要素や適性も含まれるのです。「好きこそものの上手なれ」という言葉は天職に向いた言葉ではありますが、その逆のケースもあり、得意なことが好きなことに変わるケースがあります。

多くの人は褒められることに喜びを感じるものです。その喜びが、仕事や社会に対する自身の有用感を生み、適職が天職に変わっていくのです。

まとめ

天職と適職は多くの違いがありますが、それぞれに長所や短所があり、自分のライフスタイルやライフステージによって、その長所や短所が受ける影響も変わってきます。しかし、天職と適職が全く違うものだという認識もあらためなくてはなりません。

得意なことを仕事にする適職に就くことで、有意義なキャリアを築き上げ、その過程で得られる仕事に対する使命感や有用感から、適職だったものが天職に変わるというケースがあるということを憶えておきましょう。

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ABOUT US
古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等