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自分に向いている職業の見つけ方は?その方法を解説!

自分に向いている職業の見つけ方は?その方法を解説!
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自分に向いている職業の見つけ方は?

自分に向いている職業の見つけ方は、自己分析と他己分析による自己理解と、職業や企業の情報を集め理解する職業理解が重要です。その自己理解と職業理解をもとに実際に就職活動の中で確かめていくことで向いている職業が見つかります。

自分に向いている職業とは、その職業に適した経験や経歴、スキルや特性を持ち、業務で成果を上げやすい仕事のことです。つまり適職といわれるものです。

注意すべき点として、自分がやりたい職業や将来の夢といったものと向いている職業は違います。向いている職業は、あくまで業務上の適性を見ているため、自分を客観的に分析することと職業を理解することが大切になるのです。

職業理解と自己理解の3ステップ

職業理解と自己理解で得られたことをリストアップし整理することで、自分に向いている職業を選ぶときの判断基準や仕事に求める条件を明確にすることができます。

職業理解と自己理解の方法を3ステップで紹介します。

職業理解【ステップ1】

職業や企業についての求職情報で業務内容、職場環境などを幅広くリサーチしましょう。職業理解を深めることで選ぶ職業や企業の選択肢を広げることができます。

職業や企業の情報を集める方法

  • 就活専門のポータルサイトを調べる
  • 企業ホームページの求人情報を調べる。
  • 会社説明会や就職イベントに参加する。
  • 就職活動に関する書籍や新聞を調べる。
  • キャリアカウンセリングや就職セミナーの活動に参加する。
  • 企業から発信されているSNSの情報を調べる。

上記の方法は、求職者がおかれている状況や求める業種によって優先度や効果が変わります。一つではなく複合的に活用することで、多くの有用な情報に触れることができ、多角的なアプローチができます。

職業の分類

職業は、業界/業種/職種に大別されており、職種は数え切れないほどたくさんあります。

業界の分類は、日本標準産業分類の大分類20種、業種は中分類100種とされています。
しかし、求人業界では業種と業界の区別をつけず、同じ意味として解釈されていることが多いので、求人情報で「◯◯業」となっているものは業種の意味として捉えておくとよいでしょう。

業種をさらに細分化したものが職種とされ、日々の業務や職務の種類がこれにあたります。多くの企業が職種によって部署分けされていて、部署の業務の種類が職種だといえます。

自分に向いている職業を選ぶときには、業務や職務への適性について判断する必要がありますので、選ぶ職種の業務内容についてよく調べて理解することが大切です。

自己分析と他己分析【ステップ2】

自己分析と他己分析によって自己理解を深めましょう。自分の職業についての志向や好み、スキルや特性などを知ることで、自己理解を促し、希望する職業を絞り込むことができます。

自己分析の方法

自己分析は、自分のことを主観的に分析し理解することです。

  • 自分の学歴、経歴、職歴から活かせる能力やスキルを理解する。
  • 自分の過去の行動傾向を振り返り、性格的な特性を理解する。
  • 自分の志向やキャリアプラン、仕事への興味や関心を理解する。

他己分析の方法

他己分析は、自分のことを客観的に分析し理解することです。

第三者からの意見やアドバイスは、自己分析では分からなかった部分を知ることができます。

  • 適性検査を受ける。
  • キャリアカウンセラーや専門知識を持つ人に相談する。
  • 自分のことをよく知る友人や知人に相談する。

消去法で職業を絞り込む【ステップ3】

職業は多様化し細分化され数えきれないほどたくさんあるので、当然その全てを選択肢に加えることはできません。

職業理解と自己理解が深まるのと共に、自分に向いている職業像がだんだんはっきりとしてくる一方で、自分の興味がまったく湧かない業界や業種、やりたくない職種なども分かってきます。

より自分に向いている職業を見つけやすくするため、あらかじめ消去法で選択肢を減らし、その中から自分が向いていると思われる職業を残し判断しましょう。

自分に向いている職業とはそもそも何?

向いている職業とは、そもそもその職業について必要なスキルや能力、性格的な特性が合っているものです。

選ぶ職業や業種に対して、やりがいや志向の一致が無くても他の人より少ない努力で質の高い成果を上げやすくなるなどキャリアによい影響をもたらすものです。

また、会社や職場環境についても自分の特性との向き不向きがあります。自分や他者の性格的な特性を理解し合える職場であればよいチームワークを発揮することができたり、会社の雰囲気や評価制度との相性の良し悪しも向いている職業を選ぶための条件となります。

自分の適職を見つけるには選びが重要

業務の習熟のスピードや業務効率は、適職かどうかに左右される大事な部分です。向いている職業を見つけるときは、業務や職務と関わる職種から判断しましょう。

自己理解で得られた情報を踏まえて職種について絞り込みましょう。
たとえば、人とのコミュニケーションに向いているのであれば対人折衝業務である営業職や販売職などに向いており、一人で黙々と作業することに向いているのであれば内勤業務である事務職や技術開発職などに向いていると捉えることができ、その職種を募集している企業や業種について企業の選択肢を絞り込んでいきましょう。

職種について自分の適性に向いているものが絞り込めたら、自分の業務適性をどの業種や企業で活かしていきたいかを考えます。

業種を選ぶときには自分のやりがいや志向に合致する「やりたい仕事」として望むものを軸に、自己分析の結果と照らし合わせて考えてみましょう。

仕事に対する志向ややりがいが一致することで、向上心やモチベーションを高めることや作業効率や業務の質によい影響をもたらし、さらに適性と合わさることで相乗的な効果を期待することできます。

まとめ

自分に向いている職業を見つけるときは、職業理解で選択肢や条件の幅を広げ、自己分析と他己分析によって得られた自己理解を基に条件を絞り込みます。そして、適性のある職種を選び、やりがいや志向に一致する業種を選択するとミスマッチが少なくなるでしょう。

そして、適性と志向が自分に最もマッチしているものがあなたにとって天職となるかもしれません。天職とは、自分の情熱ややりがいだけに依存する仕事ではなく、適性にも合致し高い評価や成果を得ることができる適職の上に成り立つものなので、向いている仕事を見つけることがあなたにとって充実したキャリアを築く第一歩となるでしょう。

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ABOUT US
古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等