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就職ができない人は死ぬしかない?死ぬしかないと思う原因を解説

就職ができない人は死ぬしかない?死ぬしかないと思う原因を解説

就職できない人は死ぬしかないのか、とまで考えてしまっている人もいるのではないでしょうか。

当然ですが、就職ができないからといって、死ぬしかないなどと思い詰める必要はありません。なぜならば、これから適切な就職活動をすれ就職することは可能ですし、いま就職できていないとしても、自分次第で将来は明るくなるからです。

こちらの記事では、就職ができずに死ぬしかないと考えてしまう原因と、やるべき行動について解説しています。
就職できずに死ぬしかないと考え落ち込んでいた人でも、就職成功のヒントがわかる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

記事のPoint
  • 就職ができなくても死ぬ必要はない!飛躍して考えてしまいがちな人は要注意
  • 就職ができずに死ぬしかないと考える3つの原因を冷静に見つめよう
  • 「就職できないから死ぬしかないと考える人」の取るべき行動5選にチャレンジしよう

就職できない状態でも死ぬ必要はない3つの理由

就職できない状態でも死ぬ必要はない3つの理由は、以下のとおりです。

  1. 就職できないと悩む人はあなただけではないから
  2. 就職できない状況が続くとは限らないから
  3. 就職だけが人生のすべてではないから

今の状況はずっと続くわけではありません。無理をせず、追い込みすぎないようにしましょう。

1. 就職できないと悩む人はあなただけではないから

就職できない状態でも死ぬ必要がないのは、就職できないと悩む人はあなただけではないからです。
実際、就業を希望しながらも求職活動を行っていない人は多くいます。

以下の表は、就業希望のある非求職無業者が求職活動をしない理由と割合をまとめたものです。

性別(年齢)探したが見つからなかった希望する仕事がありそうにない知識・能力に自信がない病気・ケガのため
男性(15~34歳計)7.1%6.3%12.9%25.9%
女性(15~34歳計)4.1%4.3%12.2%36.6%

参考:(独立行政法人)労働政策研究・研修機構「若年無業者の就業支援に関する研究会報告書

このように、不安や迷いから動けない人は多くいます。今の気持ちを抱えているのは、決してあなただけではありません。

2. 就職できない状況が続くとは限らないから

就職できない状態でも死ぬ必要がないのは、就職できない状況が続くとは限らないからです。
たとえ現在、就職活動がうまくいかなくても、将来的に状況が好転する可能性は十分にあります。

以下の表は、働いていない期間(ニート歴)があっても就職できた人の割合を示したものです。

ニート歴就職できた人の割合
1年以下44.2%
1年~3年以下45.1%
3年~5年以下50.7%
5年~42.3%

参考:(財)社会経済生産性本部「ニートの状態にある若年者の実態及び 支援策に関する調査研究 報告書

このように、ニート期間が長くても就職に成功した人はいます。
状況が変わる可能性は常にあるので、焦らず、自分のペースで前向きに取り組んでいきましょう。

3. 就職だけが人生のすべてではないから

就職できない状態でも死ぬ必要がないのは、就職だけが人生のすべてではないからです。
たとえ就職活動がうまくいかなくても、それで未来が閉ざされるわけではありません。

実際に、就職に失敗した経験を持ちながらも、その後別の道で活躍している人は数多くいます。ひとつの結果だけで人生を否定する必要はありません。今はうまくいかなくても、思いがけず道が開けることは十分にあり得ます。

つらいと感じるときは「今は休むときかもしれない」と立ち止まってみましょう。心と体を整えれば、また自然と動き出せる日が訪れます。

就職できないから死ぬしかないと考える5つの原因

就職できないから死ぬしかないと考える5つの原因は、以下のとおりです。

  • 原因1.将来のビジョンが見えない
  • 原因2.自分の価値がわからなくなる
  • 原因3.周りからの視線や扱いが怖くなる
  • 原因4.努力しても選考に落ちる
  • 原因5.誰にも頼れないと思っている

原因を理解するだけでも、気持ちが軽くなる場合があります。
思い詰めず、できる範囲から見直してみましょう。

原因1. 将来のビジョンが見えない

就職できないと、「将来、自分はどうなってしまうんだろう」という不安に苛まれてしまうことがあります。特に「就職活動に失敗すると、とろくな仕事に就けない」「正社員になれない」などの刷り込み・思い込みがあると、希望を抱けなくなってしまうことがあるかもしれません。

ちょっとした思い込みから、どんどん負のスパイラルに入ってしまい、次第に行動することが怖くなってしまうこともあります。

特に若いうちは、正解を求めたり、「白か黒か」などのはっきりした思考になってしまいがちなところがあります。なかには「就職できたかどうか」が自分のものさしになってしまう人もいるかもしれません。人生経験も少なく、出会ってきた人も限られているため「就活に失敗した=人生詰んだ」などの極端で間違った思考に走ってしまうことがあるのです。

将来に対して不安を感じるのは、ごく自然なことです。一人で抱え込まず、信頼できる人に気持ちを話してみるだけでも、考えが整理されて安心につながるでしょう。

仕事や生活に関する将来への不安を感じている場合には、厚生労働省が運営するメンタルヘルス支援サイト「こころの耳」の利用をおすすめします。働く人や求職者向けに電話・SNS・メールでの相談窓口が用意されており、悩みを専門の相談員に打ち明けられます。

原因2. 自分の価値がわからなくなる

就職の採用選考に落ちた理由として考えられるのは、たとえば採用基準を満たしていなかった、自社にマッチする人材ではないと判断された、ほかの応募者でより良い人がいた、僅差で落ちた、準備が不十分・アピールが適切でなかった、などが考えられます。いずれも、本人の価値とは無関係な理由です。

落ちた理由を分析し、改善策を考えて次に活かすのは良いことですが、落ちたこと自体を過剰に気にする必要はありません。それにもかかわらず、「採用選考に落ちた=自分を否定された」ととらえてしまう人もいます。特に、応募したが不採用になった企業の数が多ければ多いほど、そう感じてしまうかもしれません。

そもそも、自分がどの企業に応募するかが自由であるのと同じように、誰を採用するかも企業側の自由です。しかし、冷静にそうとは考えられなくなってしまい、自信をなくしてしまうケースも少なくないのです。

選考に落ちると、自分を否定されたように感じるのも無理はありません。しかし、令和3年6月時点で国内の企業数は368万社にものぼります(参考:総務省統計局「我が国の事業所・企業の経済活動の状況」)。選考に落ちたのは、そのなかのほんの一部にすぎません。

落ちた理由をすべて自分の価値と結びつけてしまうと、応募そのものが怖くなってしまいます。だからこそ「今回は合わなかっただけ」「いずれ相性の良い企業に出会える」と受け止めながら、無理のないペースで準備を進めていく姿勢が大切です。

原因3. 周りからの視線や扱いが怖くなる

就活に失敗して就職できない場合、「周囲からどう思われるのだろうか」と、自分の想いよりも人からの見られ方を過度に気にしてしまう人もいます。また、親から「努力が足りない」「真面目に就職活動をしなかったのでは」と誤解されることもあるかもしれません。

良い企業に就職して働いている兄や姉、年齢の近い親戚などがいる場合、比較されてしまうこともあり得ます。親からそういった言葉や扱いを受けてしまうと、よりショックやダメージを受けてしまいやすいといえます。

また、就職できずに無職になることで、世間からは「若いのに働いていないなんて」と見られたりすることはあり得ます。ただし、働いていない人を厳しい目で見る人はいますが、基本的には、人は他人にそれほど興味はありません。にもかかわらず「就活に失敗したことをバカにされているのでは」と、過度に敏感になってしまう人もいるでしょう。

周囲の目が気になって就職活動が手につかなくなるときは、働いていない人を対象とした就職支援サービスを活用するのも一つの手段です。

ジョブカフェや若者サポートステーションなどでは、仕事に対して不安がある方や、再スタートを考えている方向けのサポートが用意されています。ひとりで悩みを抱えるよりも、専門家と一緒に考えながら、無理のないペースで進められるはずです。

原因4. 努力しても選考に落ちる

就職できないから死ぬしかないと考える原因のひとつが、努力しても選考に落ちてしまうことです。何社も応募して履歴書や面接の準備を重ねても、結果につながらない日々が続けば「どれだけ頑張っても報われないのでは」と感じてしまう場合があります。

真剣に取り組んでいるのに評価されず、成果が見えない日々が続くと「自分には価値がない」と感じてしまう人も少なくありません。

ただ、選考に通らない理由は、能力の不足ではなく、伝え方や準備の方向が少しずれているだけの場合もあります。コツをつかめば、今まで苦戦していた選考でも突破できる可能性は十分あるでしょう。

そのため、ひとりで抱え込まず、どのように準備を進めれば選考を通過しやすくなるのか、就職支援サービスで相談してみるのがおすすめです。

原因5. 誰にも頼れないと思っている

就職できないから死ぬしかないと考える原因は、誰にも頼れないと思っているからです。

家族や友人に相談すれば責められるのではと不安になり、本音を言えずに抱え込んでしまう人もいます。まわりの人がうまくいっているように見えるほど、自分だけが取り残されていると感じやすくなり、孤独感が深まってしまうでしょう。

こうした状態に陥ったときは、以下のような公的な相談窓口の活用も検討してみてください。

  • 若者サポートステーション
  • 自立相談支援窓口
  • ハローワークの職業相談窓口

「どこにも相談できない」と感じていても、外に目を向ければつながれる場所はきっとあります。
ひとりで抱え込まず、少しだけでも話せる相手が見つかれば、少しずつ気持ちが落ち着いてくるでしょう。

就職ができなくて死ぬしかないと考える人のやるべき行動

就職ができなくて死ぬしかないと考える人のやるべき行動は、以下のとおりです。

  • 行動1.公的な相談窓口を利用する
  • 行動2.場合によっては病院へ行く
  • 行動3.頑張りを自分で褒める
  • 行動4.1日1個できたことを記録する
  • 行動5.リフレッシュ(気分転換)をする
  • 行動6.経験やスキルを身につける

全部を一度にやる必要はありません。自分に合いそうなものから、できる範囲で始めてみてください。

行動1. 公的な相談窓口を利用する

就職ができなくて死ぬしかないと考える人は、公的な相談窓口の利用を検討してみましょう。
心の負担を軽減し、前向きな一歩を踏み出すための大きな助けとなるはずです。

公的な相談窓口を利用するメリットは、以下をご覧ください。

  • 悩みに寄り添った専門的な支援を受けられる
  • 無料で利用できるサービスもあるため、費用を気にせず利用できる
  • プライバシーに配慮した体制が整っており、安心して悩みを話せる

以下は相談窓口の一例です。

サービス名対応内容相談方法電話番号
#いのちSOS生きることに疲れた時の相談電話0120-061-338
国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター自殺を考えている人々や深い苦しみを抱える人々の相談電話03-5286-9090
よりそいホットライン悩みを聞いてほしい時の相談電話0120-279-3380120-279-226(岩手・宮城・福島はこちら)
こころの健康相談統一ダイヤル心の健康に対する相談電話0570-064-556
東京メンタルヘルス・スクエア こころのほっとチャットSNS相談の専門カウンセラーにチャット形式で相談LINE、Facebook、WEBチャット

SNSに対応している窓口もあるため、話すのが苦手な方や、対面での相談に抵抗がある方でも利用しやすくなっています。

行動2. 場合によっては病院へ行く

就職ができなくて死ぬしかないと考えている場合は、病院へ行くのも一つの手段です。
「死ぬしかない」という考えが頭から離れず、心や体に明らかな不調があらわれている場合は、医療機関での診察を受けた方がよいケースもあります。

以下のような症状がある場合は、一度病院を受診してみましょう。

  • 食欲がなくなり、何日も食事をとれていない
  • 人に会ったり外出したりするのが怖いと感じる
  • 夜眠れない、あるいは寝ても何度も目が覚めてしまう
  • 何をしても気分が晴れず、涙が出たり不安が強くなったりする

こうした症状は、心が疲れ切っているサインです。
就職活動をしなくてはいけないという焦りがあっても、まずは自分の体と心を回復させましょう。

行動3. 頑張りを自分で褒める

就職ができなくて死ぬしかないと考える人のやるべき行動は、頑張りを自分で褒めることです。

「死ぬしかない」と思うほど追い詰められている背景には、それだけ真剣に悩み、精一杯向き合ってきた過程があります。
積み重ねてきた努力や気力は、他人に見えなくても、決して小さなものではないでしょう。

無理に前向きになる必要はありません。「よくやっている」と、自分に小さく声をかけてみてください。それだけでも、心が少しやわらぎ、次の一歩につながるはずです。

行動4. 1日1個できたことを記録する

就職ができなくて死ぬしかないと考える人は、1日1個できたことを記録しましょう。

心が沈んでいると、失敗や不足ばかりが気になってしまいます。そんなときこそ、どんな小さな一歩でも「できたこと」に注目してみましょう。
これは、自己否定しがちな人ほどやるべき行動です。

例えば、以下のような日常の動きに目を向けてみてください。

  • 朝起きられた
  • 求人サイトを開いてみた
  • コンビニまで出かけた
  • 誰かとあいさつした
  • 深呼吸して気持ちを落ち着けた

こうした行動は、すべて「今日を過ごした証」です。
少しずつ積み重ねていけば、やがて自信や安心につながっていきます。

行動5. リフレッシュ(気分転換)をする

一旦、就職に関することからすべて離れてみるのも良い方法です。たとえば、以下のようなことをしてみるのもおすすめです。

  • ひとりで、または親しい友人と旅行をする
  • ひとりでホテルなどに滞在してみる
  • 就職・就活に関する情報を見ない日をつくる
  • 一日、ネットやパソコンから離れて過ごしてみる
  • 趣味・好きなことに徹底して没頭する

ポイントは、「就職のことを考えずに過ごす時間をつくる」ことです。就職できないと落ち込んでいる状態では、なかなか気分を切り変えることはできないため、強制的に、就活について考えなくて良い環境に身を置くのもひとつの方法です。

もちろん、ずっと就職のことから逃げ続けるのは好ましくありません。しかし、本格的に思いつめてしまう前に楽しめることをしたり、疲れた心をケアしたりすることも、自分を大切にすることにつながります。まずはリフレッシュして気持ちが落ち着かせ、自分のメンタルを回復させてから就職活動をしても遅くはありません。

以下のような状態が続いている人は、リフレッシュする時間を意識的にとってみましょう。

  • 何をしても気分が晴れず、疲れが抜けない
  • 就職が頭から離れず、常に焦ってしまう
  • 少しの失敗でも自分を強く責めてしまう
  • 眠れない、食欲がないなど体調に影響が出ている
  • 情報を見ても前向きな気持ちになれない

不安や焦りが積もりすぎると、自分の状態に気づけなくなり、さらに疲れがたまってしまうものです。焦りすぎず、心と体のバランスを整える時間を意識して確保してみてください。

行動6. 経験やスキルを身につける

就職ができない人がやるべき行動は、行動やスキルを身につけることです。
新しい知識や技術が身につけば自信がつき、選べる道も広がっていきます。

ただし、この行動は、気持ちがある程度落ち着いてきた段階で取り組むのがおすすめです。

心がまだ疲れている状態で無理に動こうとしても、思うように進めず、かえってつらくなってしまうからです。

就職ができない場合、たとえば以下のような方法で、経験やスキルを積むことができます。

  • ハローワークの職業訓練を受ける
  • オンライン講座などで学ぶ/スクールに通う
  • 書籍や動画などから独学で学ぶ
  • 在宅ワークや短期バイトなどをやってみる
  • その他(アフィリエイト、動画やブログの発信など)

職業訓練は条件を満たしていれば受講でき、興味のある分野の技術・知識を無料で身につけることができます。現在はオンラインなどをはじめとした講座・スクールも比較的安く利用できるため、評判のよいものに参加してみるのもひとつの方法です。人によっては、独学で学んでみるのも良いでしょう。

また、就職でなくとも実際に仕事をしてみるのも良い経験になります。
身につけられるスキルなどは限定的ではあるものの、働いた経験を積むことで得られるものがあったり、仕事をしてお金を稼ぐことが自信を取り戻すきっかけになることもあるでしょう。
また、自主的にネットを使った活動をしてみるのも、思わぬ収穫を得られるかもしれません。

就職できない人におすすめの6つの就職支援サービス

就職できない人におすすめの就職支援サービスは、以下の6つです。

  1. 若者サポートステーション
  2. 自立相談支援窓口
  3. ハローワーク
  4. ジョブカフェ
  5. 就職/転職サイト
  6. 就職/転職エージェントを利用する

ひとりで抱え込まず、使える支援は積極的に活用してみてください。

1. 若者サポートステーション

就職できない人におすすめの就職支援サービスは、若者サポートステーションです。働きたいと思いつつも働くことに悩む15〜49歳の方を対象に、就職から職場への定着までを丁寧に支援してくれます。

若者サポートステーションで受けられるサポートは、以下のとおりです。

就活セミナー(面接・履歴書指導等)履歴書の書き方や面接練習など、実践的な就職活動を支援する
ジョブトレ(就労体験)実際の職場での就労体験を通して、働く感覚や自信を身につける
コミュニケーション講座対人関係に不安がある人向けに、あいさつ・会話練習・ビジネスマナーを段階的に学べる
集中訓練プログラムグループワークや職場体験などを通して、社会参加へのステップアップを目指す

参考:厚生労働省「地域若者サポートステーション

若者サポートステーションは「働く自信が持てない」「対人関係に不安がある」といった方に向いています。

2. 自立相談支援窓口

就職できない人におすすめの就職支援サービスは、自立相談支援窓口です。生活に困窮している人が、自分らしい生活を取り戻すためのサポートを受けられます。

主なサポート内容は以下のとおりです。

就労準備支援就労が困難な方に向けて社会性を整える段階的なサポートを提供
一時生活支援住居のない方への衣食住支援(宿泊場所の提供・生活必需品の提供など)
住居確保給付金失業などで住まいを失った方、またはそのおそれがある方に、一定期間家賃相当分を支給

参考:厚生労働省「生活困窮者のための就労訓練事業を考えてみませんか?

自立相談支援窓口は、以下のような方におすすめです。

  • 収入が不安定で、生活そのものが成り立たない
  • 就職以前に、まず生活リズムや住まいの安定が必要
  • 家族や身近な人に頼れず、孤立している

このように、働く準備以前の悩みを抱えている方にとって、自立相談支援窓口は心強い支えとなるでしょう。

3. ハローワークを利用する

ハローワークは求職者であれば誰でも利用できることや、厚生労働省が運営を委託している施設ということもあり、就職活動のための第一歩として利用しやすい点がメリットです。ハローワークを利用したからといって、ハローワークの求人に応募しなければいけないという決まりもないため、気軽に通ってみても良いでしょう。

主に、求人の閲覧や応募、相談、職業訓練の申し込み、セミナーやイベントの参加などがあります。若者や既卒者、フリーター・ニートなどに特化したハローワークがあったり、就職活動に役立つセミナーなどの情報も得られたりと、使い方によっては良い情報収集の場にもなります。

特に、地元での就職を希望する人どんな求人があるのか見てみたい人には、ハローワークの利用はおすすめです。

4. ジョブカフェ

就職できない人におすすめの就職支援サービスは、ジョブカフェです。都道府県が設置・運営する若者向けの就職支援拠点で、就職に関する幅広いサポートを無料で受けられます。

主なサポート内容は以下のとおりです。

キャリアカウンセリング専門のキャリアカウンセラーに、就職や仕事に関する相談が可能
面接練習わかりやすく伝える方法を学んだり、面接の雰囲気に慣れたりすることが可能
職業適性診断自分の興味や性格、価値観などから「どんな仕事に向いているか」を客観的に把握
就職セミナーやイベント就職に役立つ無料セミナーや企業とのイベントなどを開催

ジョブカフェは、若者が相談しやすく就職に向けた準備をじっくり進められる場所です。ジョブカフェはハローワークとよく比較されますが、ハローワークは幅広い年代を対象に求人紹介を中心とした支援を行っています。

「アルバイト経験もなく何から始めていいかわからない」「公的な支援を無料で受けたい」といった方におすすめです。

5. 就職/転職サイト

就職/転職サイトは、自宅にいながら就職活動ができたり、スキマ時間や自分のペースに合わせて調べたり応募したりできる点が大きなメリットです。
運営会社が主催するイベントへの参加ができたり、企業からの「オファー」「スカウト」をきっかけに、応募したい企業が見つかることもあり得ます。

就職サイトは、基本的には新卒の学生を対象としたサイトで、大学などの在学中に利用するサイトです。一方で転職サイトは、社会人経験がある人や第二新卒、ニートやフリーターなども登録・利用できます。(※ただし、転職サイトのことを就職サイトと呼ぶこともある)

求人の応募のみならず、企業との連絡等もサイト内で完結できる点もひとつのメリットといえます。直接ではなくサイトを介したやりとりが基本になるため、複数の企業に応募している場合でも管理がしやすく、安心感があると感じる人もいるでしょう。

ある程度就職活動の基礎を理解できている人、ほかのサービスと併用している人は、就職/転職サイトを利用するメリットがあるでしょう。

6. 就職/転職エージェントを利用する

就職/転職エージェントは、自分に合ったアドバイスや非公開求人を紹介してもらえたり、書類・面接対策をはじめとした就職活動の対策を万全にしてから臨める点がメリットです。また、面接や入社日の調整といった企業との交渉をしてもらえるため、就職活動そのものに集中できる点は、エージェントを利用するからこそといえるでしょう。

就職エージェントと転職エージェントの大きな違いは、主に就職エージェントは「はじめて就職する人」や「社会人経験がない・または浅い人」向けで、転職エージェントは「ある程度社会人経験やキャリアがある人」向けである点です。そのため、一度も就職したことがない人が転職エージェントに登録しても、希望するサービスは受けにくいため注意が必要です。

就職/転職エージェントは、自力ではなくプロのサポートを受けながら納得のいく就職や転職がしたい人、正しい方法で効率的に就職/転職活動をしたい人におすすめです。

弊社ジェイックも、就職/転職エージェントとして、特に「未経験者の就職に強い」という特徴を持っています。扱う求人は正社員求人のみのため、安心してご利用いただけます。既卒・フリーター・第二新卒などに特化したサポートを実施しています。就職が決まらない、就活に失敗した方も対象としていますので、ぜひ参加をご検討ください。

まとめ

繰り返しになりますが、就職できないから死ぬしかないなどと思いつめるのは絶対にやめましょう。就活に失敗したからといって自分を卑下する必要はありませんし、就職で人生が決まるわけでもありません。

いま就職できない状態にあっても、あきらめなければ、自分に合った仕事や企業は必ず見つかります。弊社ジェイックにご相談いただければ、プロのキャリアアドバイザーがアドバイスをさせていただくことが可能です。まずは以下のフォームから、お気軽にお問い合わせください。

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高藤 薫キャリアアドバイザー
株式会社ジェイック:キャリアコンサルタント|就活情報、お役立ち面白情報を発信|就活YouTube「ジェイック就職カレッジ®」配信中|資格:キャリアコンサルタント・ポジティブ心理カウンセラー・7つの習慣®︎ファシリテーター