相談満足度93.5%の『就職カレッジ®』はこちら ▷

看護師から他職種へ転職するメリットは?成功のコツも解説

看護師から他職種に転職するメリットは?【転職成功のコツも解説】
社会人FV

看護師他職種転職したい方も中にはいらっしゃると思います。この記事では、看護師が他職種に転職するメリットとデメリット、そしておすすめの仕事や、転職を成功させるコツも解説します。記事を参考に、転職成功に向けた1歩を踏み出しましょう。

看護師が他職種に転職したい理由

看護師が他職種に転職したい理由

看護師が他職種に転職したい理由として多いのが、以下の3つです。

  • 人間関係に疲れた
  • 夜勤が続き体力の限界
  • プレッシャーに耐えられない

それぞれ解説しますね。

人間関係に疲れた

看護師が働く職場は、閉じられた空間です。

そのため苦手な先輩や医師がいても距離を置けず、ストレスが溜まっていきます。さらに病院は、チームプレーが求められる場所です。

仕事とはいえ、相性が合わない人と常に一緒に仕事をするのはつらいですよね。

このような狭い人間関係に嫌気が差し、転職を考える看護師は少なくありません。

夜勤が続き体力の限界

看護師は、勤務形態が不規則になりがちな仕事です。

特に大病院などは入院施設があり、場合によっては夜勤続きの日々を送ることもあります。生活のバランスが崩れると、心身ともに不調を感じやすくなります。

事実として、体力に不安を覚えつつ働く看護師は少なくありません。

この先の結婚、出産を考え、定時で帰れる会社を目指して転職する人もいます。

プレッシャーに耐えられない

看護師は、人の命を預かる仕事です。

ミスが許されないので、仕事中は気が休まりません。

責任感が大切な仕事ですが、責任を感じすぎて自分自身を責めてしまうこともあります。

日々のプレッシャーからメンタルを病み、看護師を辞めてしまう人もいます。

看護師が他職種に転職するメリットとデメリット

看護師を辞めて、新しい仕事に挑戦したい人もいますよね。

たしかに、他職種への転職はメリットがあります。しかし一方で、デメリットもあるのです。

勢いで転職してしまい、後から後悔してしまう人は少なくありません。

メリットとデメリットをしっかり踏まえ、転職について冷静に考えましょう。

看護師が他職種に転職するメリット

看護師が他職種に転職するメリットは、下記のとおりです。

  • 健康的な生活が送れるようになる
  • 命を預かる責任から解放される
  • 看護師で培ったスキルが他職種で活かせる

それぞれ解説しますね。

健康的な生活が送れるようになる

夜勤や不規則な生活を離れることで、健康的な日々を実感できます。

看護師は、給料水準が比較的高い仕事です。しかし、そのぶん責任が大きく、体力的につらい仕事を任されることもあります。

高い給料は魅力的ですが、体調やメンタルを崩してしまっては元も子もありません。

仕事は、自分自身の健康があってこそ続けられます。そのため転職して健康的な生活が送れるようになるのは、大きなメリットといえるでしょう。

命を預かる責任から解放される

看護師から離れることで大きな責任から解放されることも、メリットのひとつです。

看護師以外の仕事であっても、責任感はもちろん必要です。しかし看護師は、患者さんの命に関わる仕事です。

ミスができないプレッシャーもあり、気苦労も多い仕事です。そこで医療とは異なる仕事に転職できれば、命を預かる責任からは解き放たれます。

リラックスして仕事に臨めることで、これまで以上に仕事に精力的に取り組める人もいるでしょう。

看護師で培ったスキルが他職種で活かせる

他職種に転職することで、看護師で培ったスキルを活かすこともできます。

たとえば、コミュニケーション力。患者さんや医師と接するなかで、相手を傷つけない話し方を意識している人は多いですよね。

日々多くの人と接するなかで磨かれたコミュニケーション力は、他の職種でも十分生かせるスキルです。

相手の気持ちを理解できることも、看護師ならではのスキルといえます。患者さんの言葉や表情から、気持ちを読み取れる人も多いでしょう。

たとえば営業職では、相手のニーズをくみ取る力は欠かせません。そのため相手が考えていることを理解できる力も、他職種で活かせるスキルといえるのです。

看護師が他職種に転職するデメリット

看護師が他職種に転職するデメリットは、下記のとおりです。

  • 給料が減少する可能性が高い
  • ビジネスの知識が不足している

それぞれ説明しますね。

給料が減少する可能性が高い

看護師から他職種に転職すると、給料が大幅にダウンする可能性が高いです。

前述したとおり、看護師の給料は比較的恵まれています。

一方で看護師から転職する人の多い事務職などでは、看護師ほどの給料は期待できません。

他職種に転職する場合は、給料が減ることを覚悟し、生活費を見直すといった対策が必要です。

ビジネスの知識が不足している

看護師は専門職です。そのため、特殊な医療用語について熟知している人は多いです。しかし裏を返すと、ビジネスの場で必要な知識が不足していることは否めません。

たとえば事務職では、簿記の知識や、表計算でグラフを作成するといったスキルが必須となることもあっります。

こうした知識やスキルを持っていることを応募の条件とする求人も多くあります。そのため他職種への転職の場合は、ビジネスで一般的に使われる知識やスキルを学んでおくことが大切です。

看護師資格を活かさずに転職活動

看護師から転職を考える人のなかには、他職種への転職に不安を覚える人もいるでしょう。

せっかく手にした看護師免許を手放すことに、ためらいを覚えることもありますよね。しかし世の中には、看護師以外にも仕事はたくさんあります。

自分にぴったりな仕事が、看護師以外の仕事である可能性もあるのです。

看護師資格を活かさない仕事に挑戦することで、新たな自分の強みに気づけることもあるでしょう。

そうは言っても、新しい環境に飛び込むことは怖いですよね。ただ挑戦しないと、自分の置かれた環境はなかなか変わりません。

もちろん仕事にもよりますが、今の看護師としての働き方が転職によって改善することは大いにあります。

あとで後悔しないために、自分の気持ちに素直に行動することも大切です。

今は、誰でも新しいことに挑戦できる環境が整っています。

看護師資格を活かさない仕事であっても、興味があればぜひ挑戦してみましょう。

看護師から他職種へのおすすめの転職先

看護師から他職種に転職するときの、おすすめの転職先を紹介します。

具体的には、下記の3つです。

  1. 事務職
  2. 営業職
  3. アパレル販売員

いずれも、看護師で培ったスキルが活かせる仕事です。

では、それぞれの仕事について説明します。

オススメその1.事務職

看護師から他職種に転職したい場合は、事務職がおすすめです。

事務職の印象として、「1人で仕事を進める」といった印象を持つ人は少なくありません。しかし実は、さまざまな部署の社員と接する仕事という一面があります。そのため、看護師として培ってきたコミュニケーションスキルが活かせるのです。

事務職は事務処理能力が求められる仕事のため、基礎的なパソコン操作などは習得しておく必要があります。

一方で、コミュニケーション力を持っていることは大きなアドバンテージです。

「事務職のスキルがないから」と諦めず、まずは挑戦してみることをおすすめします。

オススメその2.営業職

営業職も、おすすめの仕事のひとつです。

営業として大切なのは、「相手が何を求めているのか」といったニーズを掴むことです。

商品をただ売るのでなく、お客様の課題を解決することが営業には求められるからです。そのため相手の気持ちを理解する力は欠かせませんが、この力は看護師であれば日々培っているものです。

もちろん商品知識など、営業として働くうえで学ぶことは多くあります。

最初は大変かもしれませんが、慣れてくればある程度自由に働ける営業の楽しさを感じられることもあるでしょう。

オススメその3.アパレル販売員

看護師から他職種に転職する人のなかには、アパレル販売員として働く人も少なくありません。

アパレル販売員は、看護師として培ってきたコミュニケーション力を存分に生かせます。なぜなら、来店されたお客様に不快感を与えない接客が第一に求められる仕事だからです。

ちなみに、看護師を離れても「人と接する仕事をしたい」という人は多いですよね。その点でいうと、アパレル販売員は常にお客様と接する仕事のため、やりがいも感じられるでしょう。

看護師が他職種への転職を成功させるコツ

看護師が他職種への転職を成功させるコツを紹介します。

以下の3点です。

  • 転職で実現したいことを明確にする
  • 時間を効率的に使う
  • マナーを改めて見直す

特にはじめて転職する場合は、これからお伝えする内容を参考にしてください。

では、それぞれのコツについて解説します。

転職で実現したいことを明確にする

看護師から他職種に転職する場合は、転職で実現したいことを明確にしましょう。

具体的には、下記について考えてみてください。

  • 転職先に一番に求めるものは何か
  • 5年後どのような仕事をしていたいか
  • 10年後はどのような仕事をしていたいか
  • 身につけたいスキルは何か

転職で実現したいことを考えると、仕事選びで迷わなくなります。なぜなら、余計な情報が入ってこなくなるからです。

転職活動をすると、どの求人も魅力的に見えることがあります。しかし求人票のなかには、良いことしか書いていないものもあるのです。

何となく良さそうに見える会社に入社して、後悔する人も少なくありません。

そこで大切になるのが、転職の軸です。つまり、転職で実現したいことですね。

実現したいことが明確であればあるほど、いろいろな情報に惑わされず転職活動を進められます。

入社して後悔する可能性も下げられるので、実現したいことは明確にしておきましょう。

時間を効率的に使う

時間を効率的に使うことも、看護師から他職種に転職するうえでは大切です。看護師として忙しく働いていると、まとまった時間がなかなか取れません。

そこで、時間の使い方が転職成功のカギを握ります。

おすすめは、転職エージェントを利用することです。転職エージェントの担当者は、自分に合った求人を紹介してくれます。そのため自分で求人を探す時間を減らせるのです。

また、企業ごとに面接のポイントを教えてくれることもあります。面接する企業について調べるのは、時間も労力もかかることです。

その点、転職エージェントは応募先の会社に詳しいため、有益な情報を教えてくれます。

会社について調べる手間を省けるのは、忙しい看護師にとっては嬉しいですよね。

マナーを改めて見直す

他職種への転職を成功させるには、マナーを見直しておくことも必要です。なぜなら、面接ではマナーも重視されるからです。

面接マナーに関しては、以下の点に気をつけてください。

  • 服装や髪型が主張し過ぎていないか
  • ドアの開け締めなどの作法を守れているか
  • 「貴社」「御社」などの言葉の使い分けができているか

他職種への転職は、すでにその仕事を経験している人と比べると「経験」という点でハンデがあります。

そこで意識したいのが、マナーで減点されないことです。

気をつけていれば防げるミスをするのはもったいないので、転職のマナーは抜かりなく対策しておきましょう。

就職カレッジのココがすごい!


こんな人におすすめ!

  • 自分に合った仕事や場所を見つけたい
  • ワークライフバランスを重視したい
  • 会社に属する安定ではなく、能力/スキルの獲得による安定を手にしたい

CTAボタン

ABOUT US
古庄 拓取締役
株式会社ジェイック取締役。IT業界・コンサルティング業界等への転職支援からキャリアを開始。大学キャリアセンターとの就職支援プロジェクト(2021年2月末:102大学と連携)、新卒の就職支援事業、リーダー研修事業など、複数サービスや事業の立上げを担当し、現在に至る。新卒の就職、中途の転職、また企業側の採用・育成事情に詳しい。 7つの習慣R認定担当インストラクター、原田メソッド認定パートナー、EQPI認定アナリスト等