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就職浪人はやめとけと言われる5つの理由!就職成功のコツも解説

就職浪人はやめとけと言われる5つの理由!就職成功のコツも解説

就職浪人はやめとけと言われる大きな理由は、新卒カードが使えなくなることです。

なぜなら、新卒一括採用を行っている企業に応募できなくなってしまうからです。とくに大企業に未経験で応募できないことは、大きなデメリットと感じる場合もあるでしょう。

就職浪人でも就職を成功させるためには、できるだけ就職活動に費やす時間を多くしたり、応募求人の数を増やしたりすることが重要です。

この記事では、就職浪人はやめとけと言われる理由とその解決策、就職浪人から内定を獲得するためのコツなどについて紹介します。

就職浪人を考えているけれど不安な方はぜひ参考にしてみてください。

就職浪人とは卒業後も就職活動を行う人のこと

就職浪人とは、卒業後も就職活動を続けている人のことを指します。在学中の就職活動で内定を得られなかったり、内定を得ても辞退したりした人などが就職浪人になる場合が多いです。

「就職浪人」という言葉は「既卒」「第二新卒」と似た意味で使われることがあります。それぞれの違いを以下の表にまとめました。

定義状況
就職浪人新卒の就活で内定が取れず、卒業後も就活を続ける人卒業後すぐに再挑戦
既卒学校卒業後、一度も正社員として就職していない人卒業から時間が経っている場合もある
第二新卒新卒で就職後、1〜3年以内に転職を目指す人社会人経験あり

第二新卒は一度就職しているのに対し、就職浪人と既卒は一度も就職していないのが大きな違いです。

就職浪人はやめとけと言われる5つの理由と解決策

就職浪人はやめとけと言われる理由は、新卒カードが使えなくなるからです。大手企業などは新卒一括採用が中心ですが、就職浪人になると未経験から大手企業に就職することが難しくなります。


また、就職活動では経験者採用の応募者と比較され、内定を得るまでのハードルが上がりやすいです。就職浪人は既卒枠や中途採用枠として応募することになるからです。

ここでは、就職浪人はやめとけと言われる理由と解決策について紹介します。

就職浪人を検討していて不安を感じている方は、次の内容を参考にしてみてください。

1.新卒カードが使えなくなる

就職浪人はやめとけと言われる大きな理由は「新卒カード」が使えなくなることです。


「新卒カード」とは、大学などを卒業する見込みの現役学生が応募できる立場を指す言葉で、実際にカードがあるわけではありません。

「新卒カード」を使えなくなると、大手企業のような新卒一括採用を行っている企業に未経験で就職できなくなってしまいます。

新卒一括採用とは、卒業する見込みの学生を対象に企業が一斉に採用活動を行う制度のことで、入社後に育成していくことを前提としており、経験やスキルが問われません。

「新卒カード」が使えないと新卒採用の制度は利用できず、中途採用枠で即戦力としての能力を求められるようになるでしょう。

新卒カードが使えない時の解決策

就職浪人になると、既卒枠や中途採用枠の求人に応募できます。既卒枠と中途採用枠の違いは以下のとおりです。

区分対象特徴
既卒枠卒業後、就職経験がない人ポテンシャルを重視
中途採用枠就業経験がある人スキル・実務経験を重視

また、リクルートワークス研究所の調査によると、以下のように新卒採用枠よりも中途採用枠を増やそうとする割合の方が多いことがわかっています。

採用予定割合
新卒採用の割合を増やす10.5%
中途採用の割合を増やす15.7%

参考:リクルートワークス研究所「中途採用実態調査」

中途採用が拡大しているのであれば、就職浪人が入社できるチャンスも増えるでしょう。

さらに、厚生労働省によると、卒業後3年以内であれば新卒枠で応募可能な企業もあります。すべての企業が新卒枠で受け入れてくれるとは限りませんが、就職浪人にとってはチャンスと言えるでしょう。

参考:厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」

2.就職活動では経験者と比較されやすい

就職浪人は就職活動で経験者と比較されやすいです。既卒枠や中途採用枠の求人に応募してくるのは、すでに社会人として働いた経験を持つ実務経験者が多いからです。

また、企業の多くは中途採用や既卒採用を行う際に「即戦力となる人材」を求めています。そのため、社会人経験がない就職浪人は、経験の差で不利になりやすいでしょう。

就職活動で経験者と競争しなければいけない時の解決策

すべての企業が即戦力人材だけを求めているわけではないため、やる気を伝えましょう。


特に20代の若手であれば、スキルよりも意欲やコミュニケーション能力が選考で評価されやすいです。

実際に、厚生労働省の調査によると、中途採用者の採用選考で重視されるポイントは以下の表のとおりとなっています。

重視するポイント割合
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神72.7%
コミュニケーション能力66.9%
業務に役立つ職業経験・訓練経験42.3%
学歴・経歴23.1%

参考:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況」

「仕事を通じて成長していきたい」といった前向きな姿勢を伝えれば、中途採用でもチャンスは十分あるでしょう。

3.就職浪人は企業からマイナスな印象を持たれやすい

就職浪人はやめとけと言われる理由として、企業からマイナスな印象を持たれやすい点が挙げられます。

新卒で内定を得られなかったことに対して、企業は「就業意欲が低いのではないか」「何か懸念点があるのではないか」と不安視する傾向にあるからです。

また、採用担当者の立場から見ると、就職浪人よりも現役の新卒や社会人経験者の方が採用リスクが低いと判断される場合もあるでしょう。


就職浪人では、こうした企業からのマイナスな印象を覆さなければなりません。

企業にマイナスな印象を与えたくない時の解決策

企業にマイナスな印象を与えたくない時は、就職浪人になった理由を具体的に説明できるようにしましょう。

否定的なことを言わず、できるだけポジティブに伝えるのがポイントです。具体的には以下のように言い換えるといいでしょう。

悪い例良い例
就活に失敗したからです。自分の強みを活かせる企業と出会うために、再度就職活動を行う決意をしました。

また、卒業してから仕事をしていないと空白期間が生まれてしまいます。空白期間が長くなると企業から「就職意欲が低いのではないか」と思われやすいでしょう。その場合は、早めに就職活動を行ったり、就職しようと思ったきっかけを話して意欲をアピールしたりするのが有効です。

一方で、別の目的があって活動できなかった場合は、その理由を具体的に説明すれば企業からの信頼度は上がりやすくなります。

4.社会人の友人と比較して劣等感を抱きやすくなる

社会人の友人と比較して劣等感を抱きやすくなることは、就職浪人はやめとけと言われる理由の一つです。


卒業して就職した友人の話を聞いたり、SNSで友人が職場の同僚と仲良くしていたりすると「自分だけが遅れている」と感じやすくなります。

特に大学時代に内定を得られなかった場合は、内定をもらった友人と比較して自己肯定感が下がってしまう場合があるでしょう。

久々に友人と会っても、仕事の話題が多ければ、会話についていけなくなることがあります。

このように、就職浪人をすると劣等感を抱きやすくなります。

社会人の友人と比較してしまう時の解決策

社会人の友人と比較してしまう時は、SNSと距離をおくことが重要です。SNSで周りの人を見ていても、自分が行動しなければ状況は変わらないからです。

スマートフォンを触らないようにしたり、スクリーンタイムを設定してアプリの利用時間を制限したりすれば、SNSと距離を置けます。

また、友人との集まりがあっても、無理に参加しないのも一つの方法です。

周りと比較して劣等感を抱いてしまうのは自然なことです。「マイナスなことを考えるのはよくない」と無理に自分を奮い立たせる必要はありません。

無理せず自分のペースで進んでいきましょう。

5.学校の就職サポートを利用できなくなる

就職浪人はやめとけと言われる理由の一つに、学校の就職サポートを利用できなくなる点があります。

大学内のキャリアセンターは、在学中の学生が利用の対象となっています。卒業してしまうと原則として利用できません。

そのため、これまで大学内の就職サポートを積極的に利用していた方からすると不安を感じやすくなります。

履歴書やエントリーシートの作成、求人検索や面接対策もすべて自分で行わなければならず、心細く感じる方も多いでしょう。

学校の就職サポートが使えない時の解決策

学校の就職サポートが使えない時は、就職エージェントやハローワークを活用するのがおすすめです。

求人サイトで応募していくのも一つの手ですが、一から就職活動を始めるよりもプロにサポートしてもらった方が効率的に就職活動を進めやすくなります。

以下に、就職エージェントとハローワークの特徴をまとめたので参考にしてみてください。

サービス特徴
就職エージェント専任のアドバイザーがサポートしてくれる
ハローワーク求人の紹介はあるが、就職活動自体は自分で進める必要がある

サポートしてほしい人は就職エージェント、自分のペースで進めたい人はハローワークが向いているでしょう。

就職浪人になるメリット3選

就職浪人になるメリットは、就職活動に時間をかけられることです。大学を卒業すると、講義や課題に使っていた時間が空いて、とことん力を入れられます。

他にも、資格取得やスキルアップを目指せるのもメリットです。やりたい仕事に関連する勉強にたっぷり時間をかけられます。

また、再挑戦に向けて、就職活動で疲れた心と体を休ませるのもいいでしょう。ゆっくりと休むことで、新たな気持ちで就職活動に挑戦できます。

それぞれのメリットについて詳しい内容を知りたい方、就職浪人したいけど不安を感じている方は、次の内容を参考にしてみてください。

1.就職活動に時間をかけられる

就職浪人になる最も大きなメリットは、就職活動に時間をかけられることです。

在学中の場合は、大学卒業までに就職を成功させようと必死になり、内定が出た企業にとりあえず入社しようという気持ちが強くなる傾向があります。内定獲得が目的で就職活動すると、入社後にミスマッチを感じる恐れがあるため、冷静な判断が必要です。

就職浪人になれば時間ができるので、とことん就職活動に力を入れられます。そのため、焦らずに企業を比較検討でき、自分に合わない職場を選ぶリスクを減らせるでしょう。

就職活動で時間をかけられること:自己・企業分析

就職活動で時間をかけられることとして、自己・企業分析があります。自己分析を深めれば、自分に向いている仕事やアピールポイントが明確になります。

その結果、応募する企業を探す時に判断基準ができたり、面接で自信を持って自己PRができたりするようになるでしょう。

また、企業分析を深めれば具体的な志望動機が作れたり、入社後のミスマッチを防げたりします。企業のホームページや求人情報サイト、会社四季報などを使って分析を深めるのがおすすめです。

いいと思った企業に入社できる確率を高めたいなら、自己・企業分析に時間をかけましょう。

就職活動で時間をかけられること:書類・面接対策

就職活動で時間をかけられることとして、書類・面接対策があります。就職浪人は一度就職活動を経験して、履歴書を書いたり、面接の経験を積み重ねたりしています。

そのため、自己PRや志望動機の伝え方をある程度理解しているはずです。

時間がある状態だからこそ、企業に合わせたアピール方法をじっくり考えられます。その結果、企業にとって魅力的だと感じてもらえれば、選考の通過率が上がりやすくなるでしょう。

2.資格取得やスキルアップを目指せる

就職浪人になるメリットの一つに、資格取得やスキルアップを目指せる点があります。やりたい仕事に資格やスキルが必要であれば、空いた時間で勉強しなければなりません。

在学中だと学業に時間を費やす必要がありますが、時間が空いているからこそ資格取得やスキルアップに力を入れられるでしょう。

たとえば、以下のような資格は幅広い企業での就職活動に役立ちます。

資格特徴どんな仕事で活かせるか
MOSWord・Excel・PowerPointなどの基本操作スキルを証明できる資格。・一般事務
・総務
TOEIC800点以上英語での読解・会話スキルを客観的に示せる指標。・外資系企業
・貿易事務
簿記2級以上経理・会計職の基礎スキル。・経理
・会計事務所

資格を取得していると、未経験でも採用される可能性が高まります。資格やスキルアップを目指す方はスクールや通信講座、職業訓練校を活用するといいでしょう。

3.心と体を休ませてから就職活動に再挑戦できる

就職浪人になると、心と体を休ませてから就職活動に再挑戦できるのがメリットの一つです。学業や就職活動に取り組むのに疲れた場合は、いったんリフレッシュできます。

特に「どこでもいいから内定が欲しい」と思ってしまうほど就職活動で焦りを感じていた方は、精神的に疲れが溜まっている可能性があります。

無理をして体調を崩してしまっては本末転倒です。疲れが溜まっている場合は、いったん休んで気持ちを落ち着かせてから、本格的に就職活動を行うといいでしょう。

就職浪人になる前に知っておいた方がいい4つのこと

就職浪人になる前に、希望ではない会社でも意外と楽しめる場合があると知っておいた方がいいでしょう。

理想とは異なると思っていても、実際に働いてみると思わぬところでやりがいを感じることがあります。

また、奨学金を借りている場合は、就職浪人でも返済しなければなりません。就職せず収入がない状態であれば、返済するのが大変になるでしょう。

ここでは就職浪人になる前に知っておいた方がいいことを4つ紹介します。「就職浪人になりたいけど不安」「後悔したくない」とお悩みの方は、次の内容を参考にしてみてください。

1.希望ではない会社でも意外と楽しめる場合がある

就職浪人を選ぶ前に、希望とは異なる会社でも、働く中で新しい発見や楽しさを感じられる場合があることを理解しておくことが大切です。

企業側も適正があると判断して採用しているので、入社してみると案外良かったと感じられる場合があります。

もし「理想とは異なるから」と内定先を蹴って就職浪人になろうとしている場合は、いったん入社してみるのも一つの手段です。

理想の企業から内定をもらっても、実際に入社してみたら自分に合わないこともあります。

どうしても内定先に行きたくないのであれば断るのも仕方ないですが、そこまで強い理由がなければいったん入社してみて、合わなければ転職を考えてもいいでしょう。

2.就職浪人でも奨学金を返済しなければならない

奨学金を返済しなければならないことは、就職浪人になる前に知っておいた方がいいことの一つです。

奨学金をもらって学校に通っていた方は、就職浪人で働いていなくても毎月奨学金を返済する必要があります。奨学金の返済に働いているかどうかは関係ないからです。

就職せず収入がない状態であれば、返済するのが大変になってしまいます。

返済が苦しい場合は、返済期限猶予の手続きを行えば、奨学金の返還を待ってもらえる方法もあります。

ただし手続きには審査があり、承認されなければ返還を続けなければいけません。手続きを忘れてあとで慌てないようすみやかに行いましょう。

参考:独立行政法人日本学生支援機構「返還を待ってもらう(返還期限猶予)」

3.卒業後の行動は面接で聞かれやすい

卒業後の行動は面接で聞かれやすい点は、就職浪人になる前に知っておいた方がいいことの一つです。

「卒業後に何をしていたか」を面接で聞く理由は、将来について考えて行動しているかどうかを知るためです。

今後について考えて真剣に取り組もうとしている人であれば、目的を果たすために行動できているはずだと企業は考えています。

「何もしていなかった」とだけ伝えると、意欲が低いと受け取られ、選考に通過するのが難しくなってしまうでしょう。

そのため、以下のように答えるのがおすすめです。

  • 今までの行動を反省したうえで「今後は一生懸命働きたい」と伝える
  • 「将来について自分と向き合っていた」とポジティブに言い換える

今までの行動を反省しつつ、今後に向けて前向きな姿勢を伝えることがポイントです。

4.就活の失敗談も伝え方次第でアピールにつながる

就職活動で失敗した経験があっても、そこから反省して学んだことを今後に活かそうとしていることを伝えれば、前向きな姿勢を評価してもらえる場合があります。

「なぜ失敗したのか」「何が足りなかったのか」と考えることは実際の仕事でも必要なことだからです。

就職活動でも改善しようと心がける姿勢が伝われば「責任感を持って仕事に取り組める人だ」と思ってもらえるでしょう。

ただし、失敗談を伝える場合は、以下の点に気をつけてください。

  • 失敗談だけ話して終わらない
  • 失敗の原因を周りのせいにしない

失敗の原因を他人のせいにせず、反省し、そこから何を学んだかを伝えるのがポイントです。

就職浪人から内定を獲得するための3つのコツ

就職浪人から内定を獲得するためには、できるだけ就職活動に費やす時間を多くするのがコツです。


なぜなら、就職浪人になって時間があるはずなのに選考対策が不足していると、企業から「就職する意欲があまりないのでは」と思われやすいからです。

また、応募先を絞りすぎるとチャンスが限られてしまうため、幅広く挑戦することで自分に合う企業を見つけやすくなります。

「なかなか内定がもらえない」と悩んでいる方は、次の3つのコツを参考にしてみてください。

1.できるだけ就職活動に費やす時間を多くする

就職浪人から内定を獲得するためには、できるだけ就職活動に費やす時間を多くするのがコツです。

就職浪人になって時間があるにもかかわらず、選考対策ができていなかったり、企業のリサーチが不足していたりすると「あまり本気で就職しようと思っていないのでは」と企業から思われやすいからです。

そう見られないためにも、履歴書は誤字脱字がないようにくまなくチェックし、面接時のマナーもしっかり理解したうえで選考に挑むようにしましょう。

2.応募求人の数を増やす

応募求人を増やすのも、就職浪人から内定を獲得するためのコツの一つです。

就職浪人を経験すると、納得できる企業を選びたい気持ちが強くなりますが、応募数を減らしすぎると選考を突破する機会が少なくなります。

就職浪人は「なぜ在学中に内定をもらえなかったのか」と企業から懸念される場合があるので、できるだけ多く応募してチャンスをつかめるようにしましょう。

また、大手企業や人気企業しか応募しないと決めている場合も通過率が上がりづらくなります。

中小企業でも自分に合った職場はあります。働くうえで何を大事にしたいかを1〜2つ決め、その条件が叶っている企業には積極的に応募するようにしましょう。

3.応募書類や面接の受け答えを第三者に見てもらう

就職浪人から内定を獲得するためには、応募書類や面接の受け答えを第三者に見てもらうのがコツです。

自分では完璧だと思っていても、第三者から見たら十分ではないと思われる可能性があるからです。

客観的なアドバイスをもらえれば選考に通過しやすくなります。

このとき、家族や信頼できる友人からアドバイスをもらうのもいいですが、就職エージェントやハローワークのような就活のプロにチェックしてもらうと的確な指示をもらいやすいでしょう。

就職浪人に関するよくある質問4選

ここでは就職浪人に関するよくある質問について紹介します。疑問を解消し、就職浪人をするかどうかの判断材料にしてみてください。

1.就職浪人の割合は?

就職浪人の割合は約7.7%です。この割合は大学卒業後に進学も就職もしなかった人の割合を示しています。

文部科学省の調査でわかった大学卒業者の進学率・就職率・どちらもしていない人の割合は以下の通りです。

年度進学率就職率どちらもしていない人
令和6年度12.6%76.5%7.7%
令和5年度12.5%75.9%8.2%
令和4年度12.4%74.5%9.4%

参考:文部科学省「令和6年度学校基本調査」

進学も就職もしていない人の割合は直近3年間では減少傾向にあることがわかります。コロナ禍も落ち着き、企業の採用活動が活発化してきたことが要因として考えられるでしょう。

2.就職浪人と就職留年の違いは?

就職浪人と就職留年の違いは、学校を卒業しているかいないかです。就職留年とは「新卒扱い」で就職活動をするために、あえて留年する方法です。

それぞれのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

メリットデメリット
就職浪人就職活動に時間をかけられる「既卒」扱いとなるため応募できる求人が限られる
就職留年「新卒扱い」で幅広い求人に応募できる学費の負担が大きくなる

学生として就職活動をできるかどうかが大きな違いと言えるでしょう。

3.就職浪人の成功率は?

就職浪人の成功率は49.3%です。この割合は2024年に実施された株式会社マイナビの調査にて、既卒者が内定を「保有している」と回答した人の割合です。

就職浪人だけの成功率は公表されていませんが、就職浪人は既卒者でもあるため、既卒者の成功率を述べています。

一方、厚生労働省の調査によると、大学卒業者の就職率は98.1%でした。就職浪人は大学卒業者と比較すると、約半分程度の成功率となることがわかります。

このように、就職浪人の成功率は低い傾向にあるため、正しい対策が必要です。具体的な方法については、以下の記事で解説しているので、合わせてチェックしてみてください。

関連記事:就職浪人の就活法!体験談から見る就職浪人に成功/失敗のポイント

参考:マイナビキャリアリサーチLab「2024年度 既卒者の就職活動に関する調査」

参考:厚生労働省「令和6年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)

4.就活浪人になるデメリットは?

就活浪人になるデメリットは「新卒扱い」で就職活動ができなくなることです。既卒になると新卒採用枠の募集対象から外れてしまう場合があり、エントリーできる求人が限られてしまいます。

また、中途採用枠での応募が中心となり、スキルや経験が豊富な社会経験者と競合するため不利になりやすいです。

さらに、企業からネガティブな印象を持たれたり、大学のキャリアセンターのサポートが利用できなくなったりする場合もあります。

このように、就活浪人になると新卒の就職活動より不利な状況になりやすい点がデメリットです。

まとめ

今回の記事では、就職浪人はやめとけと言われる理由と就職成功のコツについて紹介しました。

就職浪人は「新卒カードを失う」「経験者と比較されやすい」などのリスクがあることから、やめとけと言われやすい選択肢です。

一方で、就職活動に時間をかけられたり、資格取得やスキルアップに取り組めたりと、前向きな側面もあります。

就職に成功するためには、時間があるという就職浪人のメリットを活かし、とことん就職活動に時間をかけることが大切です。

就職浪人を考えている方は、今回紹介したリスクと対策を理解した上で、自分に合った選択をしていきましょう。

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近藤 浩充常務取締役
株式会社ジェイック 常務取締役 20~30代の既卒/フリーター層の就職支援事業、キャリア教育事業の統括責任者を歴任、マーケティング開発部門の事業部長(現任)として東証上場を果たす。IT×教育×職業紹介などテックを活用し、変化し続ける顧客のニーズを追求している。【著書】社長の右腕 ~中堅企業 現役ナンバー2の告白~